JPH057956Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH057956Y2 JPH057956Y2 JP18049587U JP18049587U JPH057956Y2 JP H057956 Y2 JPH057956 Y2 JP H057956Y2 JP 18049587 U JP18049587 U JP 18049587U JP 18049587 U JP18049587 U JP 18049587U JP H057956 Y2 JPH057956 Y2 JP H057956Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- vertical
- bracket
- pipe
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/68—Seat frames
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はシート用フレーム構造に関する。
[従来の技術]
シート用フレーム構造、特にシートバツクに使
用されるシート用フレーム構造の中には、ほぼ額
縁状に形成したパイプフレームをシートクツシヨ
ンのフレームに連結するために、パイプフレーム
の垂直枠両側面の中央より下部方向に渡つて平板
状のブラケツトを取り付けたものがある。具体的
には平板状のブラケツトを垂直枠の両側面外側よ
り重合し、その重合部分における上下方向中間部
を複数のリベツトで結合する一方、がたつき防止
のためにブラケツトの上部をパイプフレームに溶
接してある。
用されるシート用フレーム構造の中には、ほぼ額
縁状に形成したパイプフレームをシートクツシヨ
ンのフレームに連結するために、パイプフレーム
の垂直枠両側面の中央より下部方向に渡つて平板
状のブラケツトを取り付けたものがある。具体的
には平板状のブラケツトを垂直枠の両側面外側よ
り重合し、その重合部分における上下方向中間部
を複数のリベツトで結合する一方、がたつき防止
のためにブラケツトの上部をパイプフレームに溶
接してある。
[考案が解決しようとする問題点]
ブラケツト上部が垂直枠を構成するパイプ材の
周方向に沿つてブラケツト上部の前部から後部に
かけて溶接してあるので、溶接時の熱影響によつ
て、垂直枠の上下方向中間部の曲げ強度が低下す
る。このため、垂直枠の上部に前後方向の荷重が
加えられたときに、パイプフレームが上記溶接部
分を中心として前方あるいは後方に折曲がつてし
まう恐れがある。
周方向に沿つてブラケツト上部の前部から後部に
かけて溶接してあるので、溶接時の熱影響によつ
て、垂直枠の上下方向中間部の曲げ強度が低下す
る。このため、垂直枠の上部に前後方向の荷重が
加えられたときに、パイプフレームが上記溶接部
分を中心として前方あるいは後方に折曲がつてし
まう恐れがある。
[問題点を解決するための手段]
ほぼ枠状に形成したパイプフレームにおける垂
直枠両側面の中央より下部方向に渡つて平板状の
ブラケツトを取り付けて成るシート用フレーム構
造において、ブラケツトに上下方向に延長する切
欠部を形成し、この切欠部側を垂直枠に溶接した
構成にしてある。
直枠両側面の中央より下部方向に渡つて平板状の
ブラケツトを取り付けて成るシート用フレーム構
造において、ブラケツトに上下方向に延長する切
欠部を形成し、この切欠部側を垂直枠に溶接した
構成にしてある。
[実施例]
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明
する。
する。
第1図〜第3図において、1はパイプフレーム
であつて、これはほぼ枠状に形成してある。この
パイプフレーム1の垂直枠1a,1b両側面の中
央より下部方向に渡つて平板状のブラケツト2
A,2Bを取り付けてある。各ブラケツト2A,
2Bには上下方向に延長する切欠部3を形成して
あり、この切欠部3側を垂直枠1a,1bに溶接
5してある。具体的には、ブラケツト2A,2B
には取り付け面部4を形成してある。この取り付
け面部4は垂直枠1a,1bのパイプ材の外半部
を覆う平面視半円形の弧面に形成されており、こ
の取り付け面部4の上部における周方向中央部分
に切欠部3を形成してあるので取り付け面部4を
垂直枠1a,1bの外半部に重合したまま、切欠
部3側を垂直枠1a,1bに溶接5してある。な
お、垂直枠1a,1bとブラケツト2A,2Bと
の重合部分における上下方向中間部は複数のリベ
ツトのような固着部材6によつて結合してある。
であつて、これはほぼ枠状に形成してある。この
パイプフレーム1の垂直枠1a,1b両側面の中
央より下部方向に渡つて平板状のブラケツト2
A,2Bを取り付けてある。各ブラケツト2A,
2Bには上下方向に延長する切欠部3を形成して
あり、この切欠部3側を垂直枠1a,1bに溶接
5してある。具体的には、ブラケツト2A,2B
には取り付け面部4を形成してある。この取り付
け面部4は垂直枠1a,1bのパイプ材の外半部
を覆う平面視半円形の弧面に形成されており、こ
の取り付け面部4の上部における周方向中央部分
に切欠部3を形成してあるので取り付け面部4を
垂直枠1a,1bの外半部に重合したまま、切欠
部3側を垂直枠1a,1bに溶接5してある。な
お、垂直枠1a,1bとブラケツト2A,2Bと
の重合部分における上下方向中間部は複数のリベ
ツトのような固着部材6によつて結合してある。
この実施例によれば、垂直枠1a,1bを構成
するパイプ材に対する溶接5部分の割合が少ない
のでパイプ材が受ける溶接時の熱影響を少なくす
ることができ、特に垂直枠1a,1bとブラケツ
ト2A,2Bとの重合部分における垂直枠1a,
1bの前部と後部とが熱影響をほとんど受けるこ
とのないパイプ材そのままの素材性状に保てるの
で垂直枠1a,1bの上下方向中間部分の曲げ強
度を十分に確保できる。したがつて、垂直枠1
a,1bの上部に矢印Xで示す前後方向の荷重が
加えられた場合において、垂直枠1a,1bの溶
接5部分を中心として前方あるいは後方に折れ曲
がるような不都合を解消できる。
するパイプ材に対する溶接5部分の割合が少ない
のでパイプ材が受ける溶接時の熱影響を少なくす
ることができ、特に垂直枠1a,1bとブラケツ
ト2A,2Bとの重合部分における垂直枠1a,
1bの前部と後部とが熱影響をほとんど受けるこ
とのないパイプ材そのままの素材性状に保てるの
で垂直枠1a,1bの上下方向中間部分の曲げ強
度を十分に確保できる。したがつて、垂直枠1
a,1bの上部に矢印Xで示す前後方向の荷重が
加えられた場合において、垂直枠1a,1bの溶
接5部分を中心として前方あるいは後方に折れ曲
がるような不都合を解消できる。
[考案の効果]
以上説明したように本考案によれば、溶接時の
熱影響を少なくして垂直枠の上下方向中間部分の
曲げ強度を十分に確保することができる。この結
果垂直枠の上部に前後方向の荷重が加えられた場
合でも、垂直枠が折れ曲がつてしまうということ
を阻止でき、もつて車両用シートバツクのフレー
ムとして使用した場合でも安全性を向上できると
いう等の効果がある。
熱影響を少なくして垂直枠の上下方向中間部分の
曲げ強度を十分に確保することができる。この結
果垂直枠の上部に前後方向の荷重が加えられた場
合でも、垂直枠が折れ曲がつてしまうということ
を阻止でき、もつて車両用シートバツクのフレー
ムとして使用した場合でも安全性を向上できると
いう等の効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図に示す矢印部分の拡大図、第3図は
第2図に示す−線断面図である。 1……パイプフレーム、1a,1b……垂直
枠、2A,2B……ブラケツト、3……切欠部、
5……溶接。
図は第1図に示す矢印部分の拡大図、第3図は
第2図に示す−線断面図である。 1……パイプフレーム、1a,1b……垂直
枠、2A,2B……ブラケツト、3……切欠部、
5……溶接。
Claims (1)
- ほぼ枠状に形成したパイプフレームにおける垂
直枠両側面の中央より下部方向に渡つて平板状の
ブラケツトを取り付けて成るシート用フレーム構
造において、ブラケツトに上下方向に延長する切
欠部を形成し、この切欠部側を垂直枠に溶接した
ことを特徴とするシート用フレーム構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18049587U JPH057956Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | |
GB8822676A GB2212718B (en) | 1987-11-27 | 1988-11-08 | Frame structure of seat |
DE19883839886 DE3839886A1 (de) | 1987-11-27 | 1988-11-25 | Rahmenkonstruktion eines sitzes |
FR8815459A FR2623702B1 (fr) | 1987-11-27 | 1988-11-25 | Structure d'ossature de siege |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18049587U JPH057956Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0184239U JPH0184239U (ja) | 1989-06-05 |
JPH057956Y2 true JPH057956Y2 (ja) | 1993-03-01 |
Family
ID=16084241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18049587U Expired - Lifetime JPH057956Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057956Y2 (ja) |
DE (1) | DE3839886A1 (ja) |
FR (1) | FR2623702B1 (ja) |
GB (1) | GB2212718B (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721153Y2 (ja) * | 1988-09-21 | 1995-05-17 | 池田物産株式会社 | 車両用シート |
JPH0546688Y2 (ja) * | 1988-09-24 | 1993-12-07 | ||
JPH0753556Y2 (ja) * | 1990-11-26 | 1995-12-13 | 池田物産株式会社 | バックフレーム |
EP2591946A4 (en) * | 2010-07-09 | 2016-04-27 | Ts Tech Co Ltd | VEHICLE SEAT |
EP2599662A4 (en) * | 2010-07-09 | 2016-04-27 | Ts Tech Co Ltd | VEHICLE SEAT |
CN103003098A (zh) * | 2010-07-09 | 2013-03-27 | 提爱思科技股份有限公司 | 车辆座椅 |
EP2591950A4 (en) * | 2010-07-09 | 2016-04-27 | Ts Tech Co Ltd | VEHICLE SEAT |
JP5653155B2 (ja) * | 2010-09-29 | 2015-01-14 | テイ・エス テック株式会社 | シートバックフレーム |
JP6189099B2 (ja) | 2013-06-20 | 2017-08-30 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
JP6351998B2 (ja) * | 2014-02-28 | 2018-07-04 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3544164A (en) * | 1967-07-24 | 1970-12-01 | Toyota Motor Co Ltd | Seat frame construction |
GB2175526B (en) * | 1985-05-08 | 1989-01-05 | Alto Systems Ltd | Welding scaffold component |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP18049587U patent/JPH057956Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-11-08 GB GB8822676A patent/GB2212718B/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-11-25 DE DE19883839886 patent/DE3839886A1/de active Granted
- 1988-11-25 FR FR8815459A patent/FR2623702B1/fr not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2623702A1 (fr) | 1989-06-02 |
GB2212718A (en) | 1989-08-02 |
FR2623702B1 (fr) | 1991-05-24 |
GB8822676D0 (en) | 1988-11-08 |
DE3839886A1 (de) | 1989-06-08 |
DE3839886C2 (ja) | 1993-07-01 |
JPH0184239U (ja) | 1989-06-05 |
GB2212718B (en) | 1991-01-30 |
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