JPH0578661U - タンクキャップ - Google Patents

タンクキャップ

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Publication number
JPH0578661U
JPH0578661U JP2828492U JP2828492U JPH0578661U JP H0578661 U JPH0578661 U JP H0578661U JP 2828492 U JP2828492 U JP 2828492U JP 2828492 U JP2828492 U JP 2828492U JP H0578661 U JPH0578661 U JP H0578661U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
cap
cap body
diaphragm
opening
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2828492U
Other languages
English (en)
Inventor
亮 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2828492U priority Critical patent/JPH0578661U/ja
Publication of JPH0578661U publication Critical patent/JPH0578661U/ja
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンクキャップが小型の場合であっても、大
容量の液面変化にも充分に追従するタンクキャップを得
る。 【構成】 タンク1の開口11をキャップ2にて閉じ
るタンクキャップは、タンク開口11上部に係止して該
開口11を閉じタンク1内と外部と連通する連通孔35
を有するキャップ本体3と、前記キャプ本体3とタンク
開口11をシールする外周部41を有するタンク内の液
面変動に追従するダイヤフラム4とからなり、ダイヤフ
ラム4にはキャップ本体3とダイヤフラム4との間の空
間とタンク1内とをつなぐ穴45、46を有しまた前記
キャップ本体3に設けられた連通孔35を液の急激な変
化時閉塞する環状のシール部47を設けたことを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば車両制動装置のリザバータンクのタンクキャップの構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のリザバータンクのタンクキャップとして、実開昭54−428 81号公報に示されているものが知られている。
【0003】 この種のキャップは、キャップ本体とタンク開口部を閉じ、タンク内をキャッ プ側とタンク内側とに隔てるダイヤフラムが設けられていた。そして、このダイ ヤフラムは、液面の変動に追従してタンク内の液を外部に漏らさないように働い ていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のタンクキャップの構造では、急激な液面変化時など一定圧以上 にタンク内圧が上昇した時、バルブが開口するため、タンク内の液がタンク外に 漏れるおそれがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、上記課題を解決するために本考案は、タンクの開口部をキャップ にて閉じるキャップ本体と、該キャップ本体と間隙を有して配置されたダイヤフ ラムからなるタンクキャップにおいて、前記キャップ本体は、タンク開口部の周 縁部に係止して該開口部を閉じ、タンク内とタンク外を連通する連通孔を有し、 前記ダイヤフラムは、前記キャップ本体と前記タンク開口部をシールする外周部 と、前記キャップ本体の前記連通孔を閉塞可能なシール部を有する中央突出部と 、前記外周部と前記中央突出部とをつなぎタンク内と前記間隙を連通する穴を有 する環状の湾曲部とを有する構成とした。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について説明する。 図はブレーキオイルを貯留するリザーバタンク1の一部を示す断面図であり、 タンク1のタンク開口11には、タンクキャップ2が装着されている。
【0007】 上記開口11上部には、タンクキャップ2と係合する径外方向に突出した突部 13が設けられている。
【0008】 一方、タンクキャップ2は、樹脂製のキャップ本体3とゴム製のダイヤフラム 4とカバー5からなる。そしてキャップ本体2は、天板部31と筒状の側壁32 からなり側壁32にはタンク開口11に設けられた突部13に係止する係止部3 3が下端に設けられている。そして、天板部31の中央にはタンク外方向に突出 した筒状突出部34が設けられ、この筒状突出部34の中央にはタンク1内と外 部を連通する連通孔35が設けられている。また、筒状突出部34には連通孔3 5へのゴミの侵入を防止するカバー5が係止している。そして、連通孔35がタ ンク1内と外部との連通を保つために筒状突出部34の一部に切り欠き36が設 けられている。一方、タンク1側には、ダイヤフラム4が設けられている。この ダイヤフラム4は、外周にタンク開口11の上端面12とタンクキャップ2との 間をシールする突起42を有する外周部41とタンク1内の液面の変動に追従す るように柔軟な薄膜からなる環状の湾曲部43とダイヤフラム4のほぼ中央に設 けられた中央突出部44からなる。そして、中央突出部44は、湾曲部43の膜 厚より厚く形成されている。湾曲部43は、深さが異なるように傾斜が設けられ ており、一番深い場所と浅い場所に穴45、46が設けられている。また中央突 出部44には、キャップ本体3に設けられた連通孔35の周囲の天板部31の下 面をシールする環状のシール突起47が設けられている。
【0009】 次に、このタンクキャップ2の動作を説明する。 通常は、図に示す様な状態となっており、外気がキャップ本体3に設けられた 連通孔35、切り欠き36及びダイヤフラム4に設けられた穴45、46を通じ てタンク1内に自由に出入り可能な構造となっている。
【0010】 一方、タンク1に振動が加わりタンク1内のオイルが激しく揺れ、ダイヤフラ ム4に設けられた中央突出部44にオイルが当たった時、中央突出部44が上昇 し環状のシール突起47がキャップ本体3の天板部31の下面の連通孔35の周 囲をシールするため、ダイヤフラム4に設けられた穴45、46からもれたオイ ルを連通孔35、切り欠き36を通じて外部に漏れるのを防止する。
【0011】 また、中央突出部44を厚肉に形成してあるため、タンク1が振動で下降した 場合も中央突出部44が振り子の作用を起こし、中央突出部44がキャップ本体 3に対し相対的に上昇し環状のシール突起47がキャップ本体3の天板部31の 下面の連通孔35の周囲をシールし、液漏れを防止する。
【0012】 そして、キャップ本体3とダイヤフラム4間の空間に穴45、46から溢れた オイルは、ダイヤフラム4の傾斜した湾曲部43の穴45からタンク1内にもど り、タンク1外に漏れることはない。
【0013】
【考案の効果】
上記構成にしたため、本考案のタンクキャップは、タンク内とタンク外を連通 する穴及び連通孔がダイヤフラムの中央突出部に有するシール部の両側にあるた め、急激な液面変化時、中央突出部のシール部がタンク内とタンク外をシールす るためタンク外への液漏れを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のタンクキャップの断面図。
【符号の説明】
1 タンク 2 タンクキャップ 3 キャップ本体 35 連通孔 4 ダイヤフラム 43 湾曲部 44 中央突出部 45、46 穴 5 カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクの開口部をキャップにて閉じるキ
    ャップ本体と、該キャップ本体と間隙を有して配置され
    たダイヤフラムからなるタンクキャップにおいて、 前記キャップ本体は、タンク開口部の周縁部に係止して
    該開口部を閉じ、タンク内とタンク外を連通する連通孔
    を有し、 前記ダイヤフラムは、前記キャップ本体と前記タンク開
    口部をシールする外周部と、前記キャップ本体の前記連
    通孔を閉塞可能なシール部を有する中央突出部と、前記
    外周部と前記中央突出部とをつなぎタンク内と前記間隙
    を連通する穴を有する環状の湾曲部とを有することを特
    徴とするタンクキャップ。
JP2828492U 1992-04-02 1992-04-02 タンクキャップ Withdrawn JPH0578661U (ja)

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JP2828492U JPH0578661U (ja) 1992-04-02 1992-04-02 タンクキャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2828492U JPH0578661U (ja) 1992-04-02 1992-04-02 タンクキャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0578661U true JPH0578661U (ja) 1993-10-26

Family

ID=12244308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2828492U Withdrawn JPH0578661U (ja) 1992-04-02 1992-04-02 タンクキャップ

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JP (1) JPH0578661U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010285030A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Nissin Kogyo Co Ltd 車両用液圧マスタシリンダのリザーバ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010285030A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Nissin Kogyo Co Ltd 車両用液圧マスタシリンダのリザーバ

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19960801