JPS6030200Y2 - 燃料タンクキヤツプ - Google Patents
燃料タンクキヤツプInfo
- Publication number
- JPS6030200Y2 JPS6030200Y2 JP15450682U JP15450682U JPS6030200Y2 JP S6030200 Y2 JPS6030200 Y2 JP S6030200Y2 JP 15450682 U JP15450682 U JP 15450682U JP 15450682 U JP15450682 U JP 15450682U JP S6030200 Y2 JPS6030200 Y2 JP S6030200Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- breather chamber
- valve
- fuel tank
- groove
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用燃料タンクの注入口に装着されるタンク
キャップに関する。
キャップに関する。
この種キャップには、タンク内の内圧の変化に対応し得
るようにブリーザ弁を設けているが、車両の急停止や衝
突又はオートバイのように転倒したときタンク内のガソ
リンが、該ブリーザ弁のブリーザ孔を介して漏洩する不
都合を有する。
るようにブリーザ弁を設けているが、車両の急停止や衝
突又はオートバイのように転倒したときタンク内のガソ
リンが、該ブリーザ弁のブリーザ孔を介して漏洩する不
都合を有する。
本考案はか）る不都合を改良することを目的としたもの
で、燃料タンク１の注入口２０縁を遮うフランジ部３と
、該フランジ部３から内方に突出されて注入口２内に嵌
挿されるシリンダ錠内装のボデ一部４とからなる燃料タ
ンクキャップにおいて、前記ボデ一部４に、前記フラン
ジ部３の外周に開口する大気孔５に連る軸方向の第１溝
６と、前記フランジ部３の内周に開口するブリジ一孔７
に連る軸方向の第２溝８とを形成すると共に、該第１溝
６に連る第１ブリザー室９と該第２溝８に連る第２ブリ
ザー室１０とを弁座１１を介して上下に形成せしめ、該
第１ブリザー室９に前記弁座１１に開口した弁孔１２を
開閉すべく該弁座１１にばね１３を介して弾着される弁
体１４を設け、該弁体１４に前記第２ブリザー室１０内
の高圧で閉じる第１逆止弁１５を設けると共に前記第２
ブ、リザー室１０にタンク１内の高圧で閉じる第２逆止
弁１６を設けたことを特徴とする。
で、燃料タンク１の注入口２０縁を遮うフランジ部３と
、該フランジ部３から内方に突出されて注入口２内に嵌
挿されるシリンダ錠内装のボデ一部４とからなる燃料タ
ンクキャップにおいて、前記ボデ一部４に、前記フラン
ジ部３の外周に開口する大気孔５に連る軸方向の第１溝
６と、前記フランジ部３の内周に開口するブリジ一孔７
に連る軸方向の第２溝８とを形成すると共に、該第１溝
６に連る第１ブリザー室９と該第２溝８に連る第２ブリ
ザー室１０とを弁座１１を介して上下に形成せしめ、該
第１ブリザー室９に前記弁座１１に開口した弁孔１２を
開閉すべく該弁座１１にばね１３を介して弾着される弁
体１４を設け、該弁体１４に前記第２ブリザー室１０内
の高圧で閉じる第１逆止弁１５を設けると共に前記第２
ブ、リザー室１０にタンク１内の高圧で閉じる第２逆止
弁１６を設けたことを特徴とする。
図面でボデ一部４は注入口２内に嵌挿されて図示シない
シリンダ錠のロックバーがタンクの装着部の端縁に係合
すると該ボデ一部４の外周に遊嵌されるガイド１７がば
ね１８の附勢により前記フランジ部３の内面に取付けた
環状のシールラバー１９を注入口２の口縁に圧接して締
付状態に施錠されるようになっており、タンク内の内圧
は該シールラバー１９の上面に形成した通路とガイド１
７のボデ一部４との遊隙とを介してブリジ一孔７に到達
するようにした。
シリンダ錠のロックバーがタンクの装着部の端縁に係合
すると該ボデ一部４の外周に遊嵌されるガイド１７がば
ね１８の附勢により前記フランジ部３の内面に取付けた
環状のシールラバー１９を注入口２の口縁に圧接して締
付状態に施錠されるようになっており、タンク内の内圧
は該シールラバー１９の上面に形成した通路とガイド１
７のボデ一部４との遊隙とを介してブリジ一孔７に到達
するようにした。
図中２０は第２溝８に設けたフィルタを示す。
次にその作動を説明すると、外気温度の上昇により気化
ガスがタンク１内の内圧を高めるとき、常時は気孔を開
放している第１逆止弁１５と第２逆止弁１６とは閉じ、
更に、その内圧の上昇による気化ガスは、シールラバー
１９に設けた通路とガイド１７の遊隙とを介してブリチ
一孔７より第２溝８を通過して、第２ブリザー室１０に
至り、該室１０の内圧が、弁体１４を附勢するばね１３
の弾発力にまさるとき弁体１４は弁座１１より上昇して
弁孔１２を第１ブリザー室９に連通ずるため、第１溝６
と大気孔５とを介して大気に連る第１ブリザー室９はタ
ンク内の内圧を大気圧と等しく低下させ、かくて開放さ
れる第２逆止弁１６を介して気化ガスと共に第２ブリザ
ー室１０に貯溜される燃料はタンク１内に戻され、又エ
ンジンが可動してその振動と燃料の消費によってタンク
内の負圧が高まった時は、各逆止弁１５，１６は開く方
に作用されて、大気の導入が円滑に行われてタンク内を
常圧に保持するものである。
ガスがタンク１内の内圧を高めるとき、常時は気孔を開
放している第１逆止弁１５と第２逆止弁１６とは閉じ、
更に、その内圧の上昇による気化ガスは、シールラバー
１９に設けた通路とガイド１７の遊隙とを介してブリチ
一孔７より第２溝８を通過して、第２ブリザー室１０に
至り、該室１０の内圧が、弁体１４を附勢するばね１３
の弾発力にまさるとき弁体１４は弁座１１より上昇して
弁孔１２を第１ブリザー室９に連通ずるため、第１溝６
と大気孔５とを介して大気に連る第１ブリザー室９はタ
ンク内の内圧を大気圧と等しく低下させ、かくて開放さ
れる第２逆止弁１６を介して気化ガスと共に第２ブリザ
ー室１０に貯溜される燃料はタンク１内に戻され、又エ
ンジンが可動してその振動と燃料の消費によってタンク
内の負圧が高まった時は、各逆止弁１５，１６は開く方
に作用されて、大気の導入が円滑に行われてタンク内を
常圧に保持するものである。
このように本考案によるときは、フランジ部３の内周に
ブリチ一孔７を開口させたから、該ブリチ一孔７は油面
より最も離間されて、走行時のタンク内の波動によるも
燃料が該ブリチ一孔７に達することができないので走行
時の燃料の流出を有効に防止でき而も該ブリチ一孔７に
連る弁座は大気側に通じる第１ブリザー室９とタンク側
に通じる第２ブリザー室１０とに形成され、その第１ブ
リザー室９に設けた弁体１４とその第２ブリザー室１０
とにそれぞれ第１逆止弁１５と第２逆止弁１６とを設け
たものであるからタンク１内の内圧が異常に上昇した時
または車が転倒した時に第２ブリザー室１０に侵入した
気化ガスが第１ブリザー室９へ侵入することがなく安全
であると共に、その弁体１４の開放時には各逆止弁１５
．１６直ちに開放されて第２ブリザー室１０に貯溜され
る燃料の復帰が円滑に行われる等の効果を有する。
ブリチ一孔７を開口させたから、該ブリチ一孔７は油面
より最も離間されて、走行時のタンク内の波動によるも
燃料が該ブリチ一孔７に達することができないので走行
時の燃料の流出を有効に防止でき而も該ブリチ一孔７に
連る弁座は大気側に通じる第１ブリザー室９とタンク側
に通じる第２ブリザー室１０とに形成され、その第１ブ
リザー室９に設けた弁体１４とその第２ブリザー室１０
とにそれぞれ第１逆止弁１５と第２逆止弁１６とを設け
たものであるからタンク１内の内圧が異常に上昇した時
または車が転倒した時に第２ブリザー室１０に侵入した
気化ガスが第１ブリザー室９へ侵入することがなく安全
であると共に、その弁体１４の開放時には各逆止弁１５
．１６直ちに開放されて第２ブリザー室１０に貯溜され
る燃料の復帰が円滑に行われる等の効果を有する。
図面は本考案の一実施例を示すもので第１図は縦断面図
、第２図は第１図■−■線断面図、第３図は第２図■−
■線縦断面図である。 １・・・・・・燃料タンク、２・・・・・・注入口、３
・・・・・・フランジ部、４・・・・・・ボデ一部、５
・・・・・・大気口、６・・・・・・第１溝、７・・・
・・・ブリチ一孔、訃・・・・・第２溝、９・・・・・
・第１ブリザー室、１０・・間第２ブリザー室、１１・
・・・・・弁座、１２・・・・・・弁孔、１３・・・・
・・ばね、１４・・・・・・弁体、１５・・・・・・第
１逆止弁、１６・・・・・・第２逆止弁。
、第２図は第１図■−■線断面図、第３図は第２図■−
■線縦断面図である。 １・・・・・・燃料タンク、２・・・・・・注入口、３
・・・・・・フランジ部、４・・・・・・ボデ一部、５
・・・・・・大気口、６・・・・・・第１溝、７・・・
・・・ブリチ一孔、訃・・・・・第２溝、９・・・・・
・第１ブリザー室、１０・・間第２ブリザー室、１１・
・・・・・弁座、１２・・・・・・弁孔、１３・・・・
・・ばね、１４・・・・・・弁体、１５・・・・・・第
１逆止弁、１６・・・・・・第２逆止弁。
Claims (1)
- 燃料タンク１の注入口２０縁を遮うフランジ部３と、該
フランジ部３から内方に突出されて注入口２内に嵌挿さ
れるシリンダ錠内装のボデ一部４とからなる燃料タンク
キャップにおいて、前記ボデ一部４に、前記フランジ部
３の外周に開口する大気孔５に連る軸方向の第１溝６と
、前記フランジ部３の内周に開口するブリジ一孔７に連
る軸方向の第２溝８とを形成すると共に、該第１溝６に
連る第１ブリザー室９と該第２溝８に連る第２ブリザー
室１０とを弁座１１を介して上下に形成せしめ、該第１
ブリザー室９に前記弁座１１に開口した弁孔１２を開閉
すべく該弁座１１にばね１３を介して弾着される弁体１
４を設け、該弁体゛１４に前記第２ブリザー室１０内の
高圧で閉じる第１逆止弁１５を設けると共に前記第２ブ
リザー室１０にタンク１内の高圧で閉じる第２逆止弁１
６を設けたことを特徴とする燃料タンクキャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15450682U JPS6030200Y2 (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 燃料タンクキヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15450682U JPS6030200Y2 (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 燃料タンクキヤツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5960155U JPS5960155U (ja) | 1984-04-19 |
| JPS6030200Y2 true JPS6030200Y2 (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=30341518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15450682U Expired JPS6030200Y2 (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 燃料タンクキヤツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030200Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-10-14 JP JP15450682U patent/JPS6030200Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5960155U (ja) | 1984-04-19 |
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