JPH0573281U - スクイズ式コンクリートポンプのスクイズローラ支持装置 - Google Patents

スクイズ式コンクリートポンプのスクイズローラ支持装置

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Publication number
JPH0573281U
JPH0573281U JP1993492U JP1993492U JPH0573281U JP H0573281 U JPH0573281 U JP H0573281U JP 1993492 U JP1993492 U JP 1993492U JP 1993492 U JP1993492 U JP 1993492U JP H0573281 U JPH0573281 U JP H0573281U
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JP
Japan
Prior art keywords
squeeze roller
squeeze
lever
eccentric shaft
concrete pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP1993492U
Other languages
English (en)
Inventor
高慶 大村
Original Assignee
石川島建機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 石川島建機株式会社 filed Critical 石川島建機株式会社
Priority to JP1993492U priority Critical patent/JPH0573281U/ja
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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一軸端部側の操作のみでスクイズローラの位
置調整を可能とする。 【構成】 スクイズローラ2を、偏心軸2aを用いてロ
ータ3に取り付ける。偏心軸2aの一端部にレバー13
を張り出させる。レバー13に位置調整具を接続する。
レバー13の近傍に目盛り15を設ける。レバー13の
回動で偏心軸2aを変位させ、スクイズローラ2の位置
を調整する。スクイズローラ2の調整量を、レバー13
が指す目盛り15で読み取る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はポンピングチューブにスクイズローラで絞り作用を与えるようにした スクイズ式コンクリートポンプのスクイズローラ支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スクイズ式コンクリートポンプは、図3に一例を示す如く、円筒状に形成した ポンプケーシング1内に、2枚のアーム3aを平行に組み合わせてなるロータ3 を回転自在に組み込み、且つ上記アーム3aの180°対向位置となる両端にス クイズローラ2を回転自在に取り付け、油圧モータ4の駆動で上記ロータ3を軸 心Oを中心として回転させることにより、スクイズローラ2を公転させるように してあり、又、上記ポンプケーシング1内には、周壁面に沿わせてクッション用 パッド5を設け、更に、上記ポンプケーシング1内に挿入したポンピングチュー ブ6の中間部6aを上記パッド5に沿わせて配置すると共に、上記ポンピングチ ューブ6の両端を上記ポンプケーシング1より外部に突出させて、一端を吸入口 7とすると共に他端を吐出口8とし、上記ロータ3を回転させることにより、ス クイズローラ2とパッド5との間でポンピングチューブ6の中間部6aを円形か ら扁平状に連続的に絞って吸入口7から吸い込んだコンクリートを吐出口8側へ 運んで吐出口8から吐出させるようにしてある。
【0003】 上記スクイズ式コンクリートポンプでは、長時間の運転により、ポンピングチ ューブ6あるいはパッド5に摩耗が発生すると、スクイズローラ2によるポンピ ングチューブ6の絞り力が不足してくるので、絞り力を一定に保持するような調 整が必要となる。
【0004】 そのため、従来では、スクイズローラ2の軸2aを、アーム3aに外側へ向け て設けた長溝9に対して摺動可能に支持させ、上記軸2aに、長溝9方向に配し たねじ軸10の一端を係合させ、且つ該ねじ軸10の中間部をアーム3a上の固 定片11に挿通支持させると共に、固定片11の両端にナット12を螺着し、ナ ット12の締付け調整でねじ軸10を移動させることにより、軸2aを長溝9に 沿い摺動させてスクイズローラ2の位置を調整できるようにしてある(特公昭5 8−21116号)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来方式では、スクイズローラ2による絞り力を一定に保持す べくスクイズローラ2を移動させる場合、スクイズローラ2が傾斜しないように 、軸2aの両端部を同量宛移動させるような調整を行わなければならず、調整が 非常に面倒であった。
【0006】 そこで、本考案は、軸の一端側の操作でスクイズローラを傾斜させることなく 位置調整することができるようなスクイズ式コンクリートポンプのスクイズロー ラ支持装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、筒状のポンプケーシング内に回転自在 に組み込んだロータに、偏心軸上に回転自在に組み付けたスクイズローラを、上 記偏心軸を介して支持させ、且つ上記偏心軸の一端部にレバーを張り出させ、該 レバーに位置調整具を接続した構成とする。
【0008】
【作用】
位置調整具の操作でレバーを回動させると、偏心軸が偏心させられるため、ス クイズローラの位置が調整される。この場合、スクイズローラは上記偏心軸の偏 心量に基づいて変位させられることから、一端側の操作で傾きなく行われ、且つ その調整量は、レバーの位置により確認可能であり、更に、レバーの近傍位置に 、上記偏心量を指標する目盛りを設ければ簡単に確認することができる。
【0009】
【実施例】 以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
【0010】 図1及び図2は本考案の一実施例を示すもので、図3に示すものと同様に、筒 状のポンプケーシング1内に、ポンピングチューブ6に絞り作用を与えるための スクイズローラ2を備えたロータ3を回転自在に組み込んであるスクイズ式コン クリートポンプにおいて、上記スクイズローラ2の軸を偏心軸2bとして、該偏 心軸2bの両端部をロータ3のアーム3a間に支持させると共に、スクイズロー ラ2が偏心軸2b上を回転自在となるようにし、且つ上記偏心軸2bの一端部に 、上記アーム3aと平行になるようにレバー13を張り出させ、該レバー13を 回動操作することにより上記偏心軸2bを変位させてスクイズローラ2の位置を 調整できるようにし、更に、上記レバー13の先端部とアーム3aとの間に、位 置調整具としてターンバックル14を介装し、該ターンバックル14の操作で上 記レバー13が回動させられるようにすると共に位置決めされるようにし、又、 上記アーム3a上のレバー13の先端が回動する軌跡位置に、上記偏心軸2aの 偏心量を指標するための目盛り15を設け、該目盛り15をレバー13の先端に て読み取れるようにする。なお、図1において、図3と同一部分には同一符号が 付してある。
【0011】 スクイズローラ2の位置を調整する必要が生じた場合には、ターンバックル1 4の操作にて行うようにする。すなわち、ターンバックル14を操作すると、レ バー14が回動させられることによりこれと一体に偏心軸2bが回転させられる ため、偏心軸2bの偏心量に基づいてスクイズローラ2の位置が調整される。こ の際、スクイズローラ2の調整量は、レバー13の先端が指標する目盛り15を 読むことで把握することができる。したがって、調整作業を簡単に行うことがで きる。
【0012】 上記において、スクイズローラ2の位置調整は偏心軸2bの回転変位に基づく ため、一端側の操作により行うことができ、しかも、この際に、スクイズローラ 2が傾斜する心配もない。
【0013】 なお、本考案は上記実施例のみに限定されるものではなく、本考案の要旨を逸 脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0014】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案のスクイズ式コンクリートポンプのスクイズローラ支 持装置によれば、スクイズローラの軸として偏心軸を用い、該偏心軸の一端部に 、位置調整具を接続したレバーを張り出させたので、位置調整具によりレバーを 回転させて偏心軸を変位させることにより、スクイズローラを一端側の操作で傾 斜させることなく位置調整することができ、又、レバーの位置を目盛りで読み取 ることにより調整量を把握することができるので、調整作業を簡単に行うことが できる、等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスクイズローラ支持装置の一実施例を
示すスクイズ式コンクリートポンプの概要図である。
【図2】図1のII−II方向拡大矢視図である。
【図3】スクイズ式コンクリートポンプの一例を示す概
要図である。
【符号の説明】
1 ポンプケーシング 2 ロータ 2b 偏心軸 13 レバー 14 ターンバックル(位置調整具) 15 目盛り

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のポンプケーシング内に回転自在に
    組み込んだロータに、偏心軸上に回転自在に組み付けた
    スクイズローラを、上記偏心軸を介して支持させ、且つ
    上記偏心軸の一端部にレバーを張り出させ、該レバーに
    位置調整具を接続した構成を有することを特徴とするス
    クイズ式コンクリートポンプのスクイズローラ支持装
    置。
JP1993492U 1992-03-04 1992-03-04 スクイズ式コンクリートポンプのスクイズローラ支持装置 Pending JPH0573281U (ja)

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JP1993492U JPH0573281U (ja) 1992-03-04 1992-03-04 スクイズ式コンクリートポンプのスクイズローラ支持装置

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JP1993492U JPH0573281U (ja) 1992-03-04 1992-03-04 スクイズ式コンクリートポンプのスクイズローラ支持装置

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JPH0573281U true JPH0573281U (ja) 1993-10-08

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ID=12013047

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JP1993492U Pending JPH0573281U (ja) 1992-03-04 1992-03-04 スクイズ式コンクリートポンプのスクイズローラ支持装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016159277A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 ミネベア株式会社 ロータ及びポンプ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016159277A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 ミネベア株式会社 ロータ及びポンプ装置
JP2016191371A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 ミネベア株式会社 ロータ及びポンプ装置
US10359037B2 (en) 2015-03-31 2019-07-23 Minebea Mitsumi Inc. Peristaltic pump having adjustable roller guiding parts

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