JP3314173B2 - コンクリートミキサ車のシュート旋回装置 - Google Patents

コンクリートミキサ車のシュート旋回装置

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JP3314173B2 JP36075692A JP36075692A JP3314173B2 JP 3314173 B2 JP3314173 B2 JP 3314173B2 JP 36075692 A JP36075692 A JP 36075692A JP 36075692 A JP36075692 A JP 36075692A JP 3314173 B2 JP3314173 B2 JP 3314173B2
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラムから排出された
生コンクリートをコンクリート打設現場の所定位置に導
くコンクリートミキサ車のシュートの旋回装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンクリートミキサ車はドラム内で生コ
ンクリートを生成し、この生コンクリートをシュートを
介してドラムから建築、土木工事現場のコンクリート打
設位置に排出している。
【0003】シュートはコンクリートミキサ車が走行し
ている時は一定の格納位置に保持され、生コンクリート
を排出する時は旋回してコンクリート打設位置に均一に
生コンクリートを導くようにしている。
【0004】シュートを旋回するのは手動でも行なう
が、生コンクリートを排出中や、狭い工事現場では危険
である為に遠隔的に旋回操作する機械的方法が採用され
ている。
【0005】この機械的装置はシュートに回転自在なシ
ュートサポートを取付け、このシュートサポートに結合
された軸に板状の旋回用リンクを介して旋回シリンダを
取り付けたもので、旋回シリンダの伸縮により旋回用リ
ンクを介して直線運動を旋回運動に変換して軸とシュー
トサポートとシュートとを旋回させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】シュートはその旋回角
度を180度くらいに設定しておくのが工事現場に対応
して好ましいのであるが、上記従来の装置では板状の旋
回用リンクを介在して旋回駆動されている為に、旋回シ
リンダが伸長した時旋回用リンクの回転中心をなす支持
軸と干渉し、180度旋回できない不具合がある。
【0007】又、旋回シリンダは旋回用リンクを回転駆
動する際に、旋回用リンクを直線方向に押す位置と回転
方向に押す位置とがあり、旋回用リンクとシュートの旋
回速度は直線的に押された位置の速度と回転方向に押さ
れた位置の速度とが異なり、コンクリート打設現場での
生コンクリートの排出が均一にならない不具合がある。
【0008】そこで、本発明の目的はシュートをほぼ1
80度の範囲で旋回でき、どの位置でもシュートの回転
速度を均一にできるコンクリートミキサ車のシュート旋
回装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の構成はシャーシ側フレームから突出するブ
ラケットにシュート支持用の軸が回転自在に支持され、
この軸の上部はシュートサポートを介してシュートの上
部に結合され、軸の下部は角度調整シリンダを介してシ
ュートの下部に結合され、シュートサポートを旋回シリ
ンダで回転方向に駆動してシュートを一方向に旋回させ
るコンクリートミキサ車のシュート旋回装置において、
前記ブラケットに支点用中心軸を回転自在に取付け、こ
の中心軸に弯曲したアームの基端を枢着させ、当該アー
ムの他端を旋回シリンダの一端に枢着させると共に補助
リンクを介して前記シュートサポートに枢着させたこと
を特徴とするものである。
【0010】
【作用】旋回シリンダを伸縮すると中心軸を中心にして
弯曲したアームが回転し、このアームに連動して補助リ
ンクとシュートサポートを介してシュートが回動する。
【0011】この際アームは湾曲しているからシュート
サポートに結合している軸とは干渉することなく180
度回転し、シュートを180度旋回する。
【0012】同じくアームは弯曲していて常に回転方向
の力を旋回シリンダから受けているからどの位置でも回
転速度が同じとなり、従ってシュートの旋回速度はどの
位置でも一定となる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1および図3にも
とづいて説明する。
【0014】コンクリートミキサ車のドラム出口に近接
したシャーシーフレーム1に前側に向けてブラケット2
を突出させ、このブラケット2の先端筒体3にシュート
支持用の回転軸4が回転自在に挿入されている。
【0015】回転軸4の上端には円板状のフランジ5が
固定され、このフランジ5の上部にはシュートサポート
6が斜め方向に向けて連設され、シュートサポート6の
上端はブラケット7と軸8を介してシュート9の背部に
枢着されている。
【0016】前記シュート支持用の回転軸4の下端には
角度調整シリンダ10のシリンダ11が回動自在に枢着
され、ピストンロッド12はブラケット13と軸14を
介してシュート9の下方背部に枢着されている。
【0017】前記ブラケット2の側部にはブラケット1
5を介して軸受16,17が結合され、この軸受16,
17には支点用の中心軸18が回転自在に挿入されてい
る。
【0018】中心軸18の上下端には二つの平行な弓状
に弯曲したアーム19,20の基端が結合され、このア
ーム19,20は中心軸18を支点にしてシュート支持
用の軸4のまわりを旋回するようになっている。
【0019】各アーム19,20の他端部は連結軸21
を介して結合され、この連結軸21の上端にはアイを介
して旋回シリンダ22のピストンロッド24が回転自在
に枢着されている。
【0020】旋回シリンダ22のシリンダ23の基端は
ブラケット25と軸26を介してフレーム1側に枢着さ
れている。
【0021】前記フランジ5にはブラケット(図2)が
突出しており、このブラケット27と前記アーム側の軸
21とにはアイ28,29を介して補助リンク30が架
設され、補助リンク30は軸21に枢着されると共に軸
31を介してブラケット27に枢着されている。
【0022】次に作動について述べる。
【0023】旋回シリンダ22が最圧縮している時、図
2において、シュート9はラインA上に位置して格納さ
れ、コンクリートミキサ車の走行中、前方に張出さない
ようになっている。
【0024】この状態で、生コンクリートを工事現場に
排出する場合には旋回シリンダ22を伸長し、ラインA
位置からラインBの位置までシュート9を180度旋回
させる。
【0025】シュート9の傾斜角度は角度調整シリンダ
10を伸縮させて設定され、軸8を支点にして傾斜させ
ることにより角度調整シリンダ10のストロークで調整
する。
【0026】ラインAの位置から、旋回シリンダ22を
伸長すると、アーム19,20が押され、中心軸18を
支点にして図2において時計方向に旋回する。
【0027】この際アーム19,20は弯曲している為
に旋回時にシュート支持用の軸3と干渉することなくこ
の軸3の外側を旋回し、旋回シリンダ22の最伸長時に
は点線で示すように、ブラケット27と軸31とフラン
ジ5を180度変位させ、この時シュート9はラインB
まで旋回する。
【0028】従ってラインAからラインBの180度の
範囲で生コンクリートを工事現場で排出できる。
【0029】更にアーム19,20が弯曲していること
によって旋回シリンダ22の直線運動が旋回運動に変換
され、常にアーム19,20は回転方向に押されている
為にどの位置でも旋回速度が等しく、従って旋回中にシ
ュート9から生コンクリートを排出する場合にはどの位
置でも均一に同じ量の生コンクリートを排出できる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。
【0031】1)弯曲したアームがシュート支持用の軸
と異なる中心軸で支持され、しかもこのアームを介して
旋回シリンダがシュートサポートを旋回させるから、ア
ームがシュートとシュートサポートを支持するシュート
支持用の軸に干渉せず、旋回シリンダの最伸長時にはシ
ュートを180度旋回させ、180度の範囲で生コンク
リートを排出できる。
【0032】2)旋回シリンダの直線運動が弯曲したア
ームを介して旋回運動に変換され、アームは軸方向のど
の位置でも同一速度であるからシュートもどの位置でも
同一速度で旋回し、生コンクリートをどの位置でも均一
に排出できる。
【0033】3)シリンダ推力に対してのシュート旋回
力の比率が大きくでき、シリンダを小型にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシュート旋回装置の斜
視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の拡大正面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 ブラケット 4 シュート支持用の軸 6 シュートサポート 9 シュート 10 角度調整シリンダ 18 中心軸 19,20 アーム 22 旋回シリンダ 30 補助リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 3/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシ側フレームから突出するブラケ
    ットにシュート支持用の軸が回転自在に支持され、この
    軸の上部はシュートサポートを介してシュートの上部に
    結合され、軸の下部は角度調整シリンダを介してシュー
    トの下部に結合され、シュートサポートを旋回シリンダ
    で回転方向に駆動してシュートを一方向に旋回させるコ
    ンクリートミキサ車のシュート旋回装置において、前記
    ブラケットに支点用中心軸を回転自在に取付け、この中
    心軸に弯曲したアームの基端を枢着させ、当該アームの
    他端を旋回シリンダの一端に枢着させると共に補助リン
    クを介して前記シュートサポートに枢着させたことを特
    徴とするコンクリートミキサ車のシュート旋回装置。
JP36075692A 1992-12-28 1992-12-28 コンクリートミキサ車のシュート旋回装置 Expired - Fee Related JP3314173B2 (ja)

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