JPH0566452A - 防振機能付カメラ - Google Patents

防振機能付カメラ

Info

Publication number
JPH0566452A
JPH0566452A JP3257158A JP25715891A JPH0566452A JP H0566452 A JPH0566452 A JP H0566452A JP 3257158 A JP3257158 A JP 3257158A JP 25715891 A JP25715891 A JP 25715891A JP H0566452 A JPH0566452 A JP H0566452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
camera
shutter speed
output
focal length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3257158A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Washisu
晃一 鷲巣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3257158A priority Critical patent/JPH0566452A/ja
Publication of JPH0566452A publication Critical patent/JPH0566452A/ja
Priority to US08/357,155 priority patent/US5940630A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/64Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B5/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2205/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • G03B2205/0007Movement of one or more optical elements for control of motion blur
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2205/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • G03B2205/0053Driving means for the movement of one or more optical element
    • G03B2205/0069Driving means for the movement of one or more optical element using electromagnetic actuators, e.g. voice coils
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/005Blur detection

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 防振システム自体の省電力化を図るととも
に、防振システムによる防振システム以外の機能への影
響を無くすことが可能となる。 【構成】 カメラの防振システム以外の機能状態によっ
て防振システム63p,63y,66,67p,67
y,68p,68yの機能を変更させる制御手段13,
14,16,18p,18y,19,110を設け、防
振システム以外の機能状態、例えばカメラの電池電圧が
一定値以上消耗しているか否かの情報により、防振シス
テムを非作動とするか否かを決定するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ群の光軸を偏心
させる補正光学手段、レンズ鏡筒に加わる振動を検出す
る振動検出手段、該振動検出手段よりの防振出力に基づ
いて補正光学手段を前記レンズ鏡筒に対し相対的に変位
させる駆動手段を有する防振システムを備えた防振機能
付カメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の対象となる従来技術を以下に説
明する。
【0003】現代のカメラでは、露出決定やピント合せ
等の撮影にとって重要な作業はすべて自動化されている
ため、カメラ操作に未熟な人でも撮影の失敗を起す可能
性は非常に少なくなっているが、カメラ振れによる撮影
の失敗だけは自動的に防ぐことが困難とされていた。
【0004】そこで、近年このカメラ振れに起因する撮
影失敗をも防止することを可能とするカメラが意欲的に
研究されており、特に、撮影者の手振れによる撮影失敗
を防止することのできるカメラについての開発、研究が
進められている。
【0005】撮影時のカメラの上記手振れは周波数とし
て通常1Hz乃至12Hzの振動であるが、シャッタの
レリ−ズ時点においてこのような手振れを起していても
像振れのない写真を撮影可能とするための基本的な考え
として、上記手振れによるカメラの振動を検出し、その
検出値に応じて補正レンズを変位させてやらなければな
らない。従って、上記目的(即ち、カメラの振れが生じ
ても像振れを生じない写真を撮影できること)を達成す
るためには、第1にカメラの振動を正確に検出し、第2
に手振れによる光軸変化を補正することが必要となる。
【0006】この振動(カメラ振れ)の検出は、原理的
にいえば、角加速度、角速度、角変位等を検出する振動
センサと該センサの出力信号を電気的或は機械的に積分
して角変位を出力するカメラ振れ検出手段をカメラに搭
載することによって行うことができる。そして、この検
出情報に基づき撮影光軸を偏心させる補正光学機構を駆
動させて像振れ抑制が行われる。
【0007】ここで、角変位検出装置を用いた像振れ抑
制システム(防振システム)について、図5を用いてそ
の概要を説明する。
【0008】図5の例は、図示矢印61方向のカメラ縦
振れ61p及びカメラ横振れ61yに由来する像振れを
抑制するシステムの図である。
【0009】同図中、62はレンズ鏡筒、63p,63
yは各々カメラ縦振れ角変位、カメラ横振れ角変位を検
出する角変位検出装置で、それぞれの角変位検出方向を
64p,64yで示してある。65p,65yは演算回
路であり、角変位検出装置63p,63yからの信号を
演算して補正光学系駆動信号に変換する。そしてこの信
号により補正光学機構66(67p,67yは各々その
駆動部、68p,68yは補正光学位置検出センサ)を
駆動させて像面69での安定を確保する。
【0010】図6乃至図10は前記振動センサとしての
角変位検出装置の構成例を示すものであり、以下これら
の図を用いて説明する。
【0011】図6乃至図9において、51は装置を構成
する各部品を取付ける地板、52は内部に後述の浮体5
3及び液体54を封入した室をもつ外筒である。53は
軸53a回りに回転自在に後述の浮体保持体55により
保持された浮体で、突起53bにはスリット状の反射面
が形成されており、永久磁石から成る材料にて構成され
て上記軸53a方向に着磁されている。又、この浮体5
3は軸53a回りの回転バランス及び浮力バランスがそ
れぞれとられたものとして構成されている。
【0012】55は後述のピボット軸受56を介して浮
体53を保持した状態で外筒52に固定されている浮体
保持体である。57は地板51に取付けられたコの字形
状のヨ−クで、浮体53と共に閉磁路を形成している。
514は巻線コイルで、浮体53とヨ−ク57の間に配
置されて外筒52と固定関係に設けられている。58は
通電により光を発生する発光素子(iRED)であり、地板5
1に取付けられている。59は受ける光の位置によって
出力の変化する受光素子(PSD)であり、地板51に
取付けられている。そして、これら発光素子58及び受
光素子59が上記浮体53の突起(反射面)53bを介
して光を伝送する方式の光学的な角変位検出の手段を構
成している。
【0013】510は発光素子58の前面に配置された
マスクで、光を透過するスリット穴510aを有してい
る。511は外筒52に取付けられたストッパ部材で、
定められた範囲以上浮体53が回転しないように回転規
制をしている。
【0014】尚上記した浮体53の回転自在の保持は次
のようにして行われている。即ち浮体53の中心には図
7(図6のA−A断面)で示すように、上下に先端が尖
鋭なピボット512が圧入されている。一方、前記の浮
体保持体55のコ字形の上下腕の先端には互いに内向き
に対向してピボット軸受56が設けられ、上記ピボット
512の尖鋭な先端がこのピボット軸受56に嵌合する
ことで浮体の保持がされる。
【0015】513は外筒52の上蓋であり、シリコン
接着剤等を用いた公知の技術により該外筒52内に液体
54を封入すべくシ−ル接着されている。
【0016】以上の構成において、浮体53はいずれの
姿勢においても重力の影響による回転モ−メントが発生
することなく、またピボット軸に実質的に負荷が作用し
ないように、回転軸53a回りに対し対称形状をしてい
るうえに、液体54と同比重の材料にて構成されてい
る。現実には、アンバランス成分ゼロというのは不可能
ではあるが、形状誤差分は比重差分だけしかアンバラン
スとして作用しないので実質的には十分小さく、慣性に
対する摩擦のSN比が極めて良好であることは容易に理
解できよう。
【0017】かかる構成においては、外筒52が回転軸
53a回りに回転しても内部の液体54は慣性により絶
対空間に対し静止するので、浮遊状態にある浮体53は
回転せず、従って外筒52と浮体53は回転軸53a回
りに相対的に回転することになる。これらの相対的な角
変位は、上記発光素子58,受光素子59を用いた光学
的検知手段で検出できる。
【0018】さて、以上の構成を有する装置において、
角変位の検出は次のように行われる。
【0019】まず、発光素子58から発せられた光はマ
スク510のスリット穴510aを通過し浮体53に照
射され、ここで突起53bのスリット状反射面により反
射されて受光素子59に至る。上記光の伝送の際にはこ
の光はスリット穴510aとスリット状反射面とにより
略平行光となり、受光素子59の上にはボケのない像が
形成されることになる。
【0020】そして外筒52,発光素子58,受光素子
59はいずれも地板51に固定されているものであって
一体に運動するので、外筒52と浮体53の間で相対的
な角変位運動が生じると、該変位に応じた量だけ受光素
子59上のスリット像は移動することになる。従って、
受光した光の位置によって出力の変化する光電変換素子
である該受光素子59の出力は、該スリット像の位置変
位に比例した出力となり、該出力を情報として外筒52
の角変位を検出することができる。
【0021】ところで、前述したように浮体53は液体
54と同比重をもつ永久磁石材料にて構成されている
が、それは例えば次の様にして成すものである。
【0022】液体54としてフッ素系の不活性液体を用
いた場合、プラスチック材をベ−スにフィラ−として永
久磁石材料(例えばフェライト等)の微粉を含有させて
その含有率を調整すれば、体積含有率8%前後にて液体
の比重 「1.8」 と同程度の比重にすることは容易であ
る。かかる材料にて浮体3を成形した後、又は同時に前
記軸53a方向に着磁すれば、浮体53は永久磁石とし
ての性質を持つこととなる。
【0023】図9は浮体53とヨ−ク57と巻線コイル
514の関係を表した、図6のB−B断面である。
【0024】該図の如く浮体53は軸53a方向に着磁
されており、この図では上側がN極、下側がS極に着磁
されている。N極から出た磁力線はコの字型のヨ−ク5
7を通り、S極に入るという閉磁路を構成しており、こ
の磁路内に配置された巻線コイル514に図の様に紙面
裏側から表側へ電流を流せば、フレミングの左手の法則
に従って該巻線コイル514は矢印f方向に力を受け
る。ところが、該巻線コイル7は前述したように外筒5
2に対し固定されていることから動くことができず、よ
ってその反作用である矢印F方向に力が働き、該力によ
って浮体53が駆動されることになる。この力は巻線コ
イル514に流す電流に比例し、力の方向も電流を上記
とは逆に流せば逆方向に働くことは言うまでもないこと
である。即ち以上の構成に於ては、浮体53を自在に駆
動することが可能である。
【0025】この駆動力により浮体53に及ぼされるバ
ネ力は、原理的には浮体53を外筒52に対して一定の
姿勢に維持させる(つまり一体に移動させる)力である
から、そのバネ力が強いと外筒52と浮体53は一体と
なって運動してしまい、目的とする角変位の為の相対角
変位は生じないと云う問題を招くが、駆動力(バネ力)
が浮体53の慣性に対し十分に小さければ、比較的低い
周波数の角変位にも応答し得る様に構成できる。
【0026】図10は以上の様な角変位検出装置の電気
回路を示す図である。
【0027】電流−電圧変換アンプ515a,515b
(及び抵抗R33〜R36)は発光素子58の反射光5
16により受光素子59に生じる光電流517a,51
7bを電圧に変化し、差動アンプ518(及び抵抗R3
7〜40)は前記電流−電圧変換アンプ515a,51
5bの出力差、つまり角変位(外筒52と浮体53の間
の相対的な角変位運動)を求める。この出力を抵抗51
9a,519bで分割して極めて小さい出力にし、巻線
コイル514に電流を流す駆動アンプ520(及び抵抗
R41,トランジスタTR11,TR12)に入力し
て、負帰還(差動アンプ518が出力すると、浮体53
が中心に戻る様に巻線コイル514の配線及び浮体53
の着磁方向を設定する)を行うと、前述の様に液体54
の慣性に対し十分に小さいバネ力(駆動力)が生じる。
【0028】加算アンプ521(及び抵抗R42〜4
5)は前記アンプ515a,515bの和(受光素子の
発光素子58からの反射光516の受光量総和)を求め
ており、その出力を発光素子58を発光させる駆動アン
プ522(及び抵抗R47〜R48,トランジスタTR
13,コンデンサC11)に入力している。
【0029】発光素子58は温度差に極めて不安定にそ
の発光量を変化させてしまうが、上記の様に受光量総和
により発光素子58を駆動させれば、受光素子59の出
力する光電流総和は常に一定となり、差動アンプ518
の角変位検出感度は極めて安定なもとなる。
【0030】図11は他の振動センサとしてのサ−ボ角
加速度センサの構造図を示すものである。
【0031】図11において、523は外枠底部であ
り、この外枠底部523と一体的に固着される支持部5
24及びボ−ルベアリング等摩擦の少ない軸受525
a,525bによりシャフト526の両端が支持されて
いて、該シャフト526によってコイル527a,52
7bを取付けられたシ−ソ528が揺動可能に支持され
ている。
【0032】上記コイル527a,527b及びシ−ソ
528の上下には、これらと離隔されて蓋部としての磁
気回路板530a,530bと永久磁石531a,53
1b,532a,532bが対向して配置されていて、
磁気回路板530a,530bは上述の如く外枠の蓋部
も兼ねている。永久磁石531a,531b,532
a,532bは各々外枠523の底部に固定される磁気
回路背板533a,533b上に取付けられている。
【0033】また、上記シ−ソ528のコイル527a
の上部には厚み方向に貫通したスリット534aを形成
するスリット板534が設けられており、このスリット
534aの上方の外枠の蓋部を兼ねる磁気回路板530
aにはSPC(Separate Photo Diode)等の光電式の変
位測定器535が配置され、スリット534aの下方の
磁気回路背板533a上には赤外発光ダイオ−ド等の発
光素子536が配置されている。
【0034】以上の構成において、いま角加速度aが図
11の外枠に対して矢印537で示すように働いたとす
ると、シ−ソ528は相対的に角加速度aと反対の方向
に傾き、この振れ角はスリット534aを介する発光素
子536からのビ−ムの変位測定器535上の位置によ
り検出できる。
【0035】ところで、上記永久磁石531a,531
bからの磁束は、各々永久磁石531a,531b→コ
イル527a,527b→磁気回路板530a,530
b→コイル527a,527b→永久磁石532a,5
32bに、他方永久磁石532a,532bからの磁束
は、各々永久磁石532a,532b→磁気回路背板5
33a,533b→永久磁石532a,532bを通
り、全体として閉磁気回路を形成しており、コイル52
7a,527bに対し垂直な方向の磁束を形成するよう
になっている。そしてコイル527a,527bに制御
電流を流すことにより、フレミングの法則によって、シ
−ソ528を上記角加速度aの振れ方向に沿って両側に
動かすことが出来るように設けられている。
【0036】図12は上記構成のサ−ボ角加速度センサ
に用いられる角加速度検出回路の構成の一例を示したも
のである。
【0037】この回路は、上記変位検出器535からの
出力を増幅する変位検出増幅器538と、このフィ−ド
バック回路を安定な回路系とするための補償回路539
と、上記変位検出増幅器538からの増幅された出力を
更に電流増幅してコイル527a,527bに通電する
駆動回路540と、コイル527a,527bとが直列
的に接続されて成っている。
【0038】そして本例においては、上記コイル527
a,527bに通電がなされた場合は、外部角加速度a
によるシ−ソ528の振れ方向とは反対方向に力が発生
するよう該コイル527a,527bの巻線方向及び永
久磁石531a,531b,532a,532bの極性
が設定されている。
【0039】以上の構成のサ−ボ角加速度センサの作動
原理を説明すると、いま上記構成の角加速度センサに外
部から図12に示す様に角加速度aが加わったとする
と、シ−ソ528は慣性力によって外枠に対して相対的
に反対回転方向に振れ、従ってシ−ソ528に設けられ
ているスリット534aがL方向に移動する。このため
に発光素子536から変位検出器535に入射する光束
の中心が変位し、変位検出器535から、その変位量に
比例した出力が発生する。
【0040】その出力は上述の如く変位検出増幅器53
8で増幅され、更に補償回路を介して駆動回路540に
より電流増幅され、コイル527a,527bに通電さ
れる。
【0041】以上のようにコイル527a,527bに
制御電流の通電があると、シ−ソ528には外部角加速
度aのL方向とは逆の方向であるR方向への力が発生
し、変位検出器535に入射する光束が上記外部角加速
度aの加わらない時の初期位置に戻るように制御電流が
調整して発生される。
【0042】尚、この際コイル527a,527bを流
れる制御電流の値はシ−ソ528に加わる回転力に比例
しており、更にシ−ソ528に加わる回転力は該シ−ソ
528を原点に戻す力、つまり外部角加速度aの大きさ
に比例しているから、抵抗541を通して電流を電圧V
として読取ることにより、例えばカメラの像振れ抑制シ
ステム等に必要な制御情報としての角加速度aの大きさ
を求めることができる。
【0043】図13は前記図12の角加速度検出回路を
より具体的に示した図である。
【0044】図13において、増幅アンプ538a,抵
抗538b,538cは図12の変位検出増幅器538
に相当し、変位測定器535からの光電流を電圧変換増
幅して位置検出を行う。コンデンサ539a及び抵抗5
39b,539cは補償回路539に相当し、駆動アン
プ540a,トランジスタ540b,540c,抵抗5
40d,540e,540fはコイル527a,527
bの駆動を行う駆動回路540に相当する。
【0045】以上の様にして得られた角加速度を公知の
積分回路で2階積分して角変位情報にし、角変位検出装
置の場合と同様にそれを基に補正光学機構を駆動して防
振を行うことができる。
【0046】図14はかかるシステムに好適に用いられ
る補正光学機構の構成を示す図であり、補正レンズ54
5は光軸と直交する互いに直角な2方向〔ピッチ方向5
46pとヨ−方向546y(61p,61yに対応す
る)〕に自在に駆動可能である。以下にその構成を示
す。
【0047】図14において、補正レンズ545を保持
する固定枠547は、ポリアセタ−ル樹脂(以下POM
と記す)等のすべり軸受548pを介してピッチスライ
ド軸549p上を摺動出来る様になっている。又、固定
枠547はピッチスライド軸549pと同軸のピッチコ
イルバネ551pに挟まれており、中立位置付近に保持
される。ピッチスライド軸549pは第1の保持枠55
0に取り付けられている。
【0048】固定枠547に取付けられたピッチコイル
552pはピッチマグネット553pとピッチヨ−ク5
54pで構成される磁気回路中に置かれており、電流を
流すことで前記固定枠547がピッチ方向546pに駆
動されることになる。又、ピッチコイル552pにはピ
ッチスリット555pが設けられており、発光素子55
6p(赤外発光ダイオ−ドiRED)と受光素子557p
(半導***置検出素子PSD)の関連により、固定枠5
47のピッチ方向546pの位置検出を行う。
【0049】第1の保持枠550にはPOM等のすべり
軸受548yが嵌合されており、ヨ−スライド軸549
yが取付けられたハウジング558上を摺動出来る。そ
してハウジング558は不図示のレンズ鏡筒に取付けら
れる為、第1の保持枠550はレンズ鏡筒に対しヨ−方
向546yに移動可能となる。又、ヨ−スライド軸54
9yと同軸にヨ−コイルバネ551yが設けられてお
り、固定枠547と同様中立位置付近に保持される。
【0050】又、上記固定枠547にはヨ−コイル55
2yが設けられており、ヨ−コイル552yを挟むヨ−
マグネット553yとヨ−ヨ−ク554yの関連で固定
枠547はヨ−方向546yにも駆動される。上記ヨ−
コイル552yにはヨ−スリット555yが設けられて
おり、ピッチ方向と同様固定枠547のヨ−方向546
yの位置検出を行う。
【0051】図14において、受光素子557p,55
7yの出力を増幅器559p,559yで増幅して図示
の様な各回路(後述)を介してコイル(ピッチコイル5
52p,ヨ−コイル552y)に入力すると、固定枠5
47が駆動されて受光素子557p,557yの出力が
変化する。ここでコイル552p,552yの駆動方向
(極性)を受光素子557p,557y出力が小さくな
る方向にすると、閉じた系(閉ル−プ)が形成され、受
光素子557p,557yの出力がほぼゼロになる点で
安定する。
【0052】なお、補償回路560p,560yは図1
4の系をより安定化させる回路であり、加算回路563
p,563yは増幅器559p,559yと入力される
指令信号562p,562yを加算する回路であり、駆
動回路561p,561yはコイル552p,552y
の印加電流を補う回路である。
【0053】上記の様な系に外部から指令信号562
p,562yを与えると、補正レンズ545はピッチ方
向546pとヨ−方向546yに該指令信号562p,
562yに極めて忠実に駆動される。
【0054】図15は補正光学機構を駆動する駆動手段
をより詳細に示した図であり、ここではピッチ方向54
6pについてのみ説明する。
【0055】電流−電圧変換アンプ563a,563b
は発光素子556pにより受光素子557p(抵抗R
1,R2より成る)に生じる光電流を電圧に変換し、差
動アンプ565は各電流−電圧変換アンプ563a,5
63bの差を求めるものであり、この差信号が補正レン
ズ545のピッチ方向546pの位置を表す。以上、電
流−電圧変換アンプ563a,563b,差動アンプ5
65及び抵抗R3〜R10にて図14の増幅器559p
を構成している。
【0056】アンプ566は指令信号562pを、前記
差動アンプ565の差信号に加算するもので、抵抗R1
1〜R14とで図14の加算回路563pを構成してい
る。抵抗R15,R16及びコンデンサC1は公知の位
相進み回路であり、これが図14の補償回路560pに
相当し、系を安定化させている。
【0057】前記加算回路563pの出力は補償回路5
60pを介して駆動アンプ567へ入力し、ここでコイ
ル552pの駆動信号が生成され、補正レンズ545が
変位する。該駆動アンプ567、抵抗R17及びトラン
ジスタTR1,TR2にて図14の駆動回路561pを
構成している。
【0058】加算アンプ568は電流−電圧変換アンプ
563a,563bの出力の和(受光素子557pの受
光量総和)を求め、この信号を受ける駆動アンプ569
はこれにしたがって発光素子556pを駆動する。以
上、加算アンプ568,駆動アンプ569、抵抗R18
〜R22及びコンデンサC2により発光素子556pの
駆動回路を構成している(図14では不図示)。
【0059】上記の発光素子556pは温度等に極めて
不安定にその投光量が変化し、それに伴い差動アンプ5
65の位置感度が変化するが、上記の様に受光量総和一
定となる様に前述の駆動回路によって発光素子556p
を制御すれば、位置感度が変化する事は無い。
【0060】図16は可変頂角プリズムを用いた前記補
正光学機構の構造を示す図である。
【0061】図16において、570は屈折率の高い、
例えばシリコン系の液体であり、2枚の平面ガラス57
1p,571yとポリエチレンフィルム572により気
泡なく封じられている。平面ガラス571pはピッチ保
持枠573pで保持され、又、このピッチ保持枠573
pはピッチ軸574p回りに回転可能に軸止されてい
る。平面ガラス571yはヨ−保持枠573yで保持さ
れ、ヨ−保持枠573yはヨ−軸574y回りに軸止さ
れている。
【0062】ピッチ,ヨ−保持枠573p,573yに
は各々ピッチコイル575p,ヨ−コイル575yが設
けられており、これらコイルは固定されたピッチ,ヨ−
マグネット576p,576y、ピッチ,ヨ−ヨ−ク5
77p,577yで形成される閉磁路中に置かれる為、
ピッチ,ヨ−コイル575p,575yに各々電流を流
す事で、ピッチ,ヨ−保持枠573p,573yは各々
ピッチ,ヨ−軸回りに回転駆動される。
【0063】又、ピッチ,ヨ−保持枠573p,573
yの腕578p,578yには各々変位検出受光素子5
79p,579yが取付けられており、これらは固定さ
れた赤外発光素子580p,580yから孔581p,
581yを通して照射される絞られた光線により、各々
ピッチ軸574p、ヨ−軸574y回りの回転検出を行
う。この変位検出受光素子579p,579yとピッ
チ,ヨ−コイル575p,575yの間にも公知の位置
制御が行われており、これについてはスライド式の補正
光学機構で述べた為、説明は省く。
【0064】以上の様な構成において、ピッチ保持枠5
73pがピッチ軸回りに回転し、平面ガラス571pが
ピッチ軸574p回りに傾くと、屈折率の高い液体57
0内を通る光線は矢印546pの方向に偏心させられ、
又、ヨ−保持枠573yがヨ−軸回りに回転し、平面ガ
ラス571yがヨ−軸574y回りに傾くと、光線は矢
印546yの方向に偏心させられる。
【0065】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した防振シス
テムでは、縦ブレ、横ブレ検出用振動センサ(角変位検
出装置、サ−ボ角加速度計)各々にコイル1つ以上,投
光器1つ、補正光学機構にコイル2つ,投光器2つの合
計コイル4つ以上、投光器4つを設けており、合計の消
費電流は少なくない。
【0066】そしてカメラバッテリにより防振システム
を駆動させる場合、バッテリの電圧が降下していると該
防振システムにより更に急激にバッテリの電圧が降下
し、カメラの他の機能(シャッタ開閉,自動露出,自動
焦点機構)迄にも影響が及び、撮影そのものが出来なく
なってしまう問題があった(防振システムが働かなくな
る程度では、“カメラをしっかり構える、不動点に固定
する”等の行為により撮影は出来るが、他の機能まで働
かなくなると撮影自体が不可能になる)。
【0067】本発明の目的は、防振システム自体の省電
力化を図るとともに、防振システムによる防振システム
以外の機能への影響を無くすことのできる防振機能付カ
メラを提供することである。
【0068】
【課題を解決するための手段】本発明は、該カメラの防
振システム以外の機能状態によって防振システムの機能
を変更させる制御手段を設け、また、振動検出手段の出
力に応じて手ブレの警告を行うブレ警告手段を具備し、
制御手段内に、カメラの電池電圧が一定値以上消耗して
いるか否かを判別し、一定値以上消耗している場合は、
防振システムを非作動とすると共に前記ブレ警告手段を
駆動させる判別手段を具備し、また、制御手段内に、シ
ャッタスピ−ドが基準のシャッタスピ−ドより速いか遅
いかを判別し、速い場合は防振システムを非作動とする
判別手段を具備し、また、制御手段内に、レンズ焦点距
離情報が基準の焦点距離情報より短いか長いかを判別
し、短い場合は防振システムを非作動とする判別手段を
具備している。
【0069】
【作用】防振システム以外の機能状態、つまりカメラの
電池電圧が一定値以上消耗しているか否か、シャッタス
ピ−ドが基準のシャッタスピ−ドより速いか遅いか、レ
ンズ焦点距離情報が基準の焦点距離情報より短いか長い
か、或は、シャッタスピ−ドが基準のシャッタスピ−ド
より速いか遅いかの情報とレンズ焦点距離情報が基準の
焦点距離情報より短いか長いかの情報により、防振シス
テムを非作動とするか否かを決定するようにしている。
【0070】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例における防振機
能付カメラの概略構成を示す図であり、図5と同じ部分
は同一符合を付してある。
【0071】図1において、11は防振スイッチ、18
p,18y及び19はアナログスイッチ等の切換手段、
13は比較手段、14は基準手段(この実施例では基準
電圧V1を発生する手段)、15は防振システム非作動
の表示を行う表示手段、16はバッテリ電圧の情報を出
力する電源電圧手段、110はブレ警告手段、111は
レリ−ズボタンの押圧操作に応じた情報を出力するレリ
−ズボタン情報出力手段、112,113はアンドゲ−
トである。
【0072】上記構成において、防振システムは、切換
手段18p,18yが閉じている状態において、防振ス
ッチ11が入力し、レリ−ズボタン情報出力手段111
よりレリ−ズボタン半押し情報が入力すると作動(アン
ドゲ−ト112による)する構成になる。
【0073】今、防振システムが作動している状態にあ
って、カメラのバッテリ電圧Vが降下して基準手段14
より出力される基準電圧V1よりも低くなると、比較手
段13より信号が出力され、この信号により切換手段1
8p18yが開放され、最も消費電流の大きい補正光学
機構66が非作動になる。
【0074】なお、上記基準電圧V1は、カメラのバッ
テリ電圧が該基準電圧V1以下の時に防振システムを作
動させると、急激にバッテリ電圧が降下して防振システ
ム以外の機能も働かなくなる電圧である。
【0075】また、比較手段13からの信号はアンドゲ
−ト113を介して表示手段15に入力され、同じくア
ンドゲ−ト113を介してレリ−ズボタン情報出力手段
111よりレリ−ズボタン半押し情報が入力することに
より、表示手段15が駆動して防振システムが非作動に
なった事を表示する。
【0076】更に、比較手段13からの信号は切換手段
19に入力され、これにより該切換手段19が閉じて振
動検出手段63p,63yの出力が演算回路65p,6
5yを介してブレ警告手段110に送られる。このブレ
警告手段110は振動検出手段63p,63yの出力が
大きくなる、つまりブレ大となると手ブレ警告を行う。
【0077】上記の様な構成にすることにより、バッテ
リ電圧が基準電圧V1以下になると補正光学機構が非作
動になる為、防振システムによる急激な電圧降下は生じ
ず、バッテリ消耗で他の機能、つまりシャッタ開閉,自
動露出,自動焦点機構等が働かなくなるといった事が無
くなる。
【0078】又、この際には防振システム非作動の表示
が表示手段15にて行われ、ブレ警告手段110による
精密な手ブレ警告が行なわれる為、撮影者はそれに従い
カメラをしっかり構え直すか、或は、木や手摺等の不動
体に押し付けて撮影することで手ブレを防ぐ事が出来
る。
【0079】図2は本発明の第2の実施例における防振
機能付カメラの概略構成を示す図であり、図1と同じ部
分は同一符合を付してある。
【0080】第1の実施例と異なるのは、Tv,Av演
算回路21からのシャッタスピ−ド情報と基準手段14
からの基準シャッタスピ−ドを比較し、基準シャッタス
ピ−ドよりも現在のシャッタスピ−ドが速い場合は、比
較手段13から信号を出力し、防振システム自体(図2
以降の防振システム非作動は、補正光学機構66ばかり
でなく、振動検出手段63p,63yも非作動にさせる
様にしている)を非作動にさせる様にしているところで
ある。
【0081】防振システムは、防振スイッチ11が入力
され、レリ−ズボタンの半押しがなされると作動する
が、防振システム作動前のレリ−ズボタン半押しで図示
せぬ測光手段が働き、シャッタスピ−ドが決定される
為、この時点におけるシャッタスピ−ドが基準シャッタ
スピ−ドよりも速い場合には防振システムは作動しなく
なる。
【0082】また、シャッタダイヤル等の外部操作でシ
ャッタスピ−ドが決定された場合においても同様に、こ
の時点におけるシャッタスピ−ドが基準シャッタスピ−
ドよりも速い場合にはレリ−ズボタンを半押しにしても
防振システムは働かなくなる。
【0083】以上の様に構成することにより、シャッタ
スピ−ドが速く、手ブレの心配が無い時にまでも防振シ
ステムを働かせてバッテリを消耗させてしまうといった
不都合がなくなる。
【0084】図3は本発明の第3の実施例における防振
機能付カメラの概略構成を示す図であり、図1及び図2
と同じ部分は同一符合を付してある。
【0085】この実施例では、防振システム作動、非作
動の判断をシャッタスピ−ドではなくズ−ムレンズの焦
点距離情報で行うようにしている。つまり、焦点距離情
報出力手段31からの焦点情報が基準手段14からの基
準焦点距離より短い場合は、比較手段13から信号が出
力され、切換手段12が開かれ、防振システムが非作動
となるようにしている。
【0086】この様に構成することにより、手ブレの影
響が少ない焦点距離の短い場合は、防振動作は行われ
ず、焦点距離が長い場合のみ行われることになる為、無
駄にバッテリを消耗してしまうといったことがなくな
る。
【0087】図4は本発明の第4の実施例における防振
機能付カメラの概略構成を示す図であり、図1乃至図3
と同じ部分は同一符合を付してある。
【0088】この実施例では、シャッタスピ−ドの情報
(Tv,Av演算回路21の出力)と焦点距離情報(焦
点距離情報出力手段31の出力)の演算結果(シャッタ
スピ−ド,焦点距離演算回路41)を基準手段14から
の出力と比較し、防振作動,非作動の判断を行うように
している。
【0089】これは、焦点距離が長い場合でもシャッタ
スピ−ドが短ければ手ブレの影響が少なく、反対にシャ
ッタスピ−ドが遅くても焦点距離が短ければ手ブレの影
響が少ない為であり、演算例として、レンズの焦点距離
fとシャッタスピ−ドTvの積を求め、その値が一定以
下ならば防振システムを作動させない様にすればよく、
例えば焦点距離「300mm」,シャッタスピ−ド「1
/300」の場合、積は「1」で、防振システムは演算
結果が「1」以下の場合は防振を行わない構成にすれば
良い。
【0090】通常の撮影の場合、焦点距離はさほど長く
なく、又、シャッタスピ−ドも速い為、防振システムは
作動させる必要は少ないが、従来ではこの様な時にも防
振システムを作動させてバッテリを消耗させてしまう不
都合があったが、このような事を防ぐことが可能とな
る。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
該カメラの防振システム以外の機能状態によって防振シ
ステムの機能を変更させる制御手段を設け、また、振動
検出手段の出力に応じて手ブレの警告を行うブレ警告手
段を具備し、制御手段内に、カメラの電池電圧が一定値
以上消耗しているか否かを判別し、一定値以上消耗して
いる場合は、防振システムを非作動とすると共に前記ブ
レ警告手段を駆動させる判別手段を具備し、また、制御
手段内に、シャッタスピ−ドが基準のシャッタスピ−ド
より速いか遅いかを判別し、速い場合は防振システムを
非作動とする判別手段を具備し、また、制御手段内に、
レンズ焦点距離情報が基準の焦点距離情報より短いか長
いかを判別し、短い場合は防振システムを非作動とする
判別手段を具備し、防振システム以外の機能状態、つま
りカメラの電池電圧が一定値以上消耗しているか否か、
シャッタスピ−ドが基準のシャッタスピ−ドより速いか
遅いか、レンズ焦点距離情報が基準の焦点距離情報より
短いか長いか、或は、シャッタスピ−ドが基準のシャッ
タスピ−ドより速いか遅いかの情報とレンズ焦点距離情
報が基準の焦点距離情報より短いか長いかの情報によ
り、防振システムを非作動とするか否かを決定するよう
にしている。
【0092】よって、防振システム自体の省電力化を図
るとともに、防振システムによる防振システム以外の機
能への影響を無くすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における防振機能付カメ
ラの構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例における防振機能付カメ
ラの構成を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例における防振機能付カメ
ラの構成を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施例における防振機能付カメ
ラの構成を示す図である。
【図5】従来の防振システムの概略構成を示す斜視図で
ある。
【図6】従来の振動検出手段の一つである角変位検出装
置を示す平面図である。
【図7】図6のA−A断面図である。
【図8】図6に示した角変位検出装置の斜視図である。
【図9】図6のB−B断面図である。
【図10】図6に示した角変位検出装置の電気的構成を
示す回路図である。
【図11】従来の振動検出手段の一つであるサ−ボ角加
速度計の構成を示す分解斜視図である。
【図12】図11のサ−ボ角加速度計の電気的構成を示
すブロック図である。
【図13】図12の電気的構成を具体的に示す回路図で
ある。
【図14】図5の防振システムにおける補正光学機構の
機械的及び電気的構成を示す図である。
【図15】図14に示した電気的構成を具体的に示した
回路図である。
【図16】図5の防振システムにおける補正光学機構の
他の例を示す斜視図である。
【符合の説明】
12 切換手段 13 比較手段 14 基準手段 16 電源電圧手段 18p,18y,19 切換手段 21 Tv,Av演算回路 31 焦点距離情報出力手段 41 シャッタスピ−ド,焦点距離演算回路 63p,63y 角変位検出装置 66 補正光学機構 67p,67y 駆動部 68p,68y 補正光学位置検出センサ 110 ブレ警告手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ群を保持するレンズ鏡筒内に配置
    され、前記レンズ群の光軸を偏心させる補正光学手段、
    前記レンズ鏡筒に加わる振動を検出する振動検出手段、
    該振動検出手段よりの防振出力に基づいて前記補正光学
    手段を前記レンズ鏡筒に対し相対的に変位させる駆動手
    段を有する防振システムを備えた防振機能付カメラにお
    いて、該カメラの前記防振システム以外の機能状態によ
    って防振システムの機能を変更させる制御手段を設けた
    ことを特徴とする防振機能付カメラ。
  2. 【請求項2】 振動検出手段の出力に応じて手ブレの警
    告を行うブレ警告手段を具備し、制御手段内に、カメラ
    の電池電圧が一定値以上消耗しているか否かを判別し、
    一定値以上消耗している場合は、防振システムを非作動
    とすると共に前記ブレ警告手段を駆動させる判別手段を
    具備したことを特徴とする請求項1記載の防振機能付カ
    メラ。
  3. 【請求項3】 制御手段内に、シャッタスピ−ドが基準
    のシャッタスピ−ドより速いか遅いかを判別し、速い場
    合は防振システムを非作動とする判別手段を具備したこ
    とを特徴とする請求項1記載の防振機能付カメラ。
  4. 【請求項4】 制御手段内に、レンズ焦点距離情報が基
    準の焦点距離情報より短いか長いかを判別し、短い場合
    は防振システムを非作動とする判別手段を具備したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項3記載の防振機能付カ
    メラ。
JP3257158A 1991-09-10 1991-09-10 防振機能付カメラ Pending JPH0566452A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3257158A JPH0566452A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 防振機能付カメラ
US08/357,155 US5940630A (en) 1991-09-10 1994-12-15 System having antivibration faculty

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3257158A JPH0566452A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 防振機能付カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0566452A true JPH0566452A (ja) 1993-03-19

Family

ID=17302513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3257158A Pending JPH0566452A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 防振機能付カメラ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5940630A (ja)
JP (1) JPH0566452A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5748995A (en) * 1995-09-14 1998-05-05 Nikon Corporation Vibration reducing apparatus and vibration reducing camera
JP2006293218A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Canon Inc 撮影システム

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10257374A (ja) * 1997-03-14 1998-09-25 Canon Inc カメラ制御システムおよびその制御方法および記憶媒体
JP3054603B2 (ja) * 1997-05-15 2000-06-19 三洋電機株式会社 自動焦点装置
US6263161B1 (en) 1998-08-31 2001-07-17 Canon Kabushiki Kaisha Image blur prevention apparatus
US6272289B1 (en) 1998-09-14 2001-08-07 Canon Kabushiki Kaisha Camera
US6393215B1 (en) 1998-12-24 2002-05-21 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus for image blur correction
DE10306440A1 (de) * 2003-02-15 2004-08-26 Leica Microsystems (Schweiz) Ag Mikroskop mit Stativ
JP2004357202A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Canon Inc 撮影装置
US20050280892A1 (en) * 2004-05-28 2005-12-22 Nobuyuki Nagasawa Examination method and examination apparatus
US7114810B2 (en) * 2004-06-25 2006-10-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Multimedia display device
US7415199B2 (en) * 2005-05-24 2008-08-19 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Image capture apparatus, methods and computer program products using auto-focus-generated distance estimates to control flash and image stabilization
JP4789614B2 (ja) * 2005-12-26 2011-10-12 キヤノン株式会社 防振制御装置およびその制御方法
JP2007199182A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Pentax Corp 防振機能付きカメラ
JP2007225763A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Sony Corp 撮像装置および撮像方法、並びにプログラム
TW201011450A (en) * 2008-09-12 2010-03-16 Asia Optical Co Inc Compensating shaking control system and control method thereof
WO2013108076A1 (en) * 2012-01-17 2013-07-25 Nokia Corporation Power management for optical image stabilizers
JP6097936B2 (ja) * 2013-03-22 2017-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 ブレ補正装置、交換レンズ、カメラシステム
EP4300940A1 (en) 2021-03-25 2024-01-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device including camera and control method therefor

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5455429A (en) * 1977-10-12 1979-05-02 Canon Inc Automatic exposure control device for camera with blur detecting circuit
JPS5979208A (ja) * 1982-10-29 1984-05-08 Canon Inc ぶれ検知装置
US4673276A (en) * 1984-02-24 1987-06-16 Canon Kabushiki Kaisha Blur detecting device for a camera
US4788596A (en) * 1985-04-26 1988-11-29 Canon Kabushiki Kaisha Image stabilizing device
US5066971A (en) * 1986-10-09 1991-11-19 Canon Kabushiki Kaisha Camera
JPS63149569A (ja) * 1986-12-12 1988-06-22 Canon Inc 加速度計
US4970540A (en) * 1987-10-19 1990-11-13 Canon Kabushiki Kaisha Image stabilization apparatus
JP2752073B2 (ja) * 1988-01-20 1998-05-18 キヤノン株式会社 像ぶれ補正装置
US5020369A (en) * 1988-05-13 1991-06-04 Canon Kabushiki Kaisha Image stabilizing optical device
JP2685249B2 (ja) * 1988-10-27 1997-12-03 キヤノン株式会社 撮影条件決定装置
JPH02126251A (ja) * 1988-11-07 1990-05-15 Canon Inc カメラ用手振れ表示装置
JP2863188B2 (ja) * 1989-03-22 1999-03-03 松下電器産業株式会社 撮像装置
US5220375A (en) * 1989-06-21 1993-06-15 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Camera having blurring correction apparatus
JP2961761B2 (ja) * 1989-09-14 1999-10-12 ミノルタ株式会社 光学装置
US5218442A (en) * 1989-12-21 1993-06-08 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Camera with camera-shake detection apparatus
JP3103572B2 (ja) * 1990-01-16 2000-10-30 オリンパス光学工業株式会社 カメラ装置
US5146263A (en) * 1990-01-31 1992-09-08 Canon Kabushiki Kaisha Camera provided with image-shake preventing function
JP3192414B2 (ja) * 1990-05-31 2001-07-30 キヤノン株式会社 像振れ防止装置及びカメラ
US5231445A (en) * 1990-07-09 1993-07-27 Canon Kabushiki Kaisha Image stabilizing device for camera
JP3023150B2 (ja) * 1990-08-14 2000-03-21 キヤノン株式会社 カメラ
JPH04110835A (ja) * 1990-08-31 1992-04-13 Canon Inc 像振れ補正機能付きカメラ
FR2667158B1 (fr) * 1990-09-21 1993-01-22 Thomson Csf Dispositif de traitement d'un signal provenant d'un capteur ayant une reponse du type derivatif.
JP2558174B2 (ja) * 1990-10-11 1996-11-27 富士写真光機株式会社 カメラの手振れ検知装置
JP2600504B2 (ja) * 1991-01-25 1997-04-16 日本ビクター株式会社 動きベクトル検出回路
US5323204A (en) * 1992-11-03 1994-06-21 Eastman Kodak Company Automatic optimization of photographic exposure parameters for non-standard display sizes and/or different focal length photographing modes through determination and utilization of extra system speed

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5748995A (en) * 1995-09-14 1998-05-05 Nikon Corporation Vibration reducing apparatus and vibration reducing camera
JP2006293218A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Canon Inc 撮影システム
US7899314B2 (en) 2005-04-14 2011-03-01 Canon Kabushiki Kaisha Photographing system
JP4689328B2 (ja) * 2005-04-14 2011-05-25 キヤノン株式会社 撮影システム

Also Published As

Publication number Publication date
US5940630A (en) 1999-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0566452A (ja) 防振機能付カメラ
US4996545A (en) Apparatus for correcting blurred image of camera using angular acceleration sensor and angular acceleration sensor
US5095198A (en) Image shake compensating device
JPH05297443A (ja) 防振機能付カメラ
JP3192462B2 (ja) 防振機能付カメラ
US6163651A (en) Control apparatus for image blur prevention
JPH0667255A (ja) 防振カメラ
JP3170522B2 (ja) 像ぶれ補正装置
JPH0667246A (ja) 防振カメラ用補正光学機構
JP3215708B2 (ja) カメラ
JPH0618954A (ja) カメラ用防振装置
JPH0566444A (ja) 防振機能付カメラ
JP3225055B2 (ja) 像ぶれ補正装置
JPH04301822A (ja) 防振機能付カメラ
JPH06242485A (ja) 像振れ補正装置
JPH0566446A (ja) 防振機能付カメラ
JPH05150283A (ja) 防振機能付カメラ
JPH0566453A (ja) 防振カメラ用補正光学機構
JPH02137813A (ja) 像ぶれ補正装置
JPH0566451A (ja) カメラの防振装置
JPH04349431A (ja) 防振機能付カメラ
JP2682715B2 (ja) カメラの像ブレ抑制装置
JPH06332040A (ja) ファインダー光量制御手段を備えたカメラ
JPH04301823A (ja) 防振機能付カメラ
JPH06230447A (ja) カメラ用防振装置