JPH0566453A - 防振カメラ用補正光学機構 - Google Patents

防振カメラ用補正光学機構

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JPH0566453A
JPH0566453A JP25716291A JP25716291A JPH0566453A JP H0566453 A JPH0566453 A JP H0566453A JP 25716291 A JP25716291 A JP 25716291A JP 25716291 A JP25716291 A JP 25716291A JP H0566453 A JPH0566453 A JP H0566453A
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JP
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lens
correction
fluid
correction lens
optical axis
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JP25716291A
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English (en)
Inventor
Koichi Washisu
晃一 鷲巣
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池消耗を大幅に少なくすると共に、補正レ
ンズ駆動部の発熱による周辺部材への影響を防ぐことが
でき、更に、流体の白濁、気泡の混入による光学性能の
劣化を防ぎ、且つ流体漏れに対する信頼性を高めること
が可能となる。 【構成】 レンズ群の光軸を偏心させる補正レンズ54
5とレンズ鏡筒の間に、流体12が封入された弾性被膜
11を設け、補正レンズをレンズ群の光軸と一致させて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ群の光軸を偏心
させる防振カメラ用補正光学機構の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】本発明の対象となる従来技術を以下に説
明する。
【0003】現代のカメラでは、露出決定やピント合せ
等の撮影にとって重要な作業はすべて自動化されている
ため、カメラ操作に未熟な人でも撮影の失敗を起す可能
性は非常に少なくなっているが、カメラ振れによる撮影
の失敗だけは自動的に防ぐことが困難とされていた。
【0004】そこで、近年このカメラ振れに起因する撮
影失敗をも防止することを可能とするカメラが意欲的に
研究されており、特に、撮影者の手振れによる撮影失敗
を防止することのできるカメラについての開発、研究が
進められている。
【0005】撮影時のカメラの上記手振れは周波数とし
て通常1Hz乃至12Hzの振動であるが、シャッタの
レリ−ズ時点においてこのような手振れを起していても
像振れのない写真を撮影可能とするための基本的な考え
として、上記手振れによるカメラの振動を検出し、その
検出値に応じて補正レンズを変位させてやらなければな
らない。従って、上記目的(即ち、カメラの振れが生じ
ても像振れを生じない写真を撮影できること)を達成す
るためには、第1にカメラの振動を正確に検出し、第2
に手振れによる光軸変化を補正することが必要となる。
【0006】この振動(カメラ振れ)の検出は、原理的
にいえば、角加速度、角速度、角変位等を検出する振動
センサと該センサの出力信号を電気的或は機械的に積分
して角変位を出力するカメラ振れ検出手段をカメラに搭
載することによって行うことができる。そして、この検
出情報に基づき撮影光軸を偏心させる補正光学機構を駆
動させて像振れ抑制が行われる。
【0007】ここで、角変位検出装置を用いた像振れ抑
制システム(防振システム)について、図5を用いてそ
の概要を説明する。
【0008】図5の例は、図示矢印61方向のカメラ縦
振れ61p及びカメラ横振れ61yに由来する像振れを
抑制するシステムの図である。
【0009】同図中、62はレンズ鏡筒、63p,63
yは各々カメラ縦振れ角変位、カメラ横振れ角変位を検
出する角変位検出装置で、それぞれの角変位検出方向を
64p,64yで示してある。65p,65yは演算回
路であり、角変位検出装置63p,63yからの信号を
演算して補正光学系駆動信号に変換する。そしてこの信
号により補正光学機構66(67p,67yは各々その
駆動部、68p,68yは補正光学位置検出センサ)を
駆動させて像面69での安定を確保する。
【0010】図6乃至図10は前記振動センサとしての
角変位検出装置の構成例を示すものであり、以下これら
の図を用いて説明する。
【0011】図6乃至図9において、51は装置を構成
する各部品を取付ける地板、52は内部に後述の浮体5
3及び液体54を封入した室をもつ外筒である。53は
軸53a回りに回転自在に後述の浮体保持体55により
保持された浮体で、突起53bにはスリット状の反射面
が形成されており、永久磁石から成る材料にて構成され
て上記軸53a方向に着磁されている。又、この浮体5
3は軸53a回りの回転バランス及び浮力バランスがそ
れぞれとられたものとして構成されている。
【0012】55は後述のピボット軸受56を介して浮
体53を保持した状態で外筒52に固定されている浮体
保持体である。57は地板51に取付けられたコの字形
状のヨ−クで、浮体53と共に閉磁路を形成している。
514は巻線コイルで、浮体53とヨ−ク57の間に配
置されて外筒52と固定関係に設けられている。58は
通電により光を発生する発光素子(iRED)であり、地板5
1に取付けられている。59は受ける光の位置によって
出力の変化する受光素子(PSD)であり、地板51に
取付けられている。そして、これら発光素子58及び受
光素子59が上記浮体53の突起(反射面)53bを介
して光を伝送する方式の光学的な角変位検出の手段を構
成している。
【0013】510は発光素子58の前面に配置された
マスクで、光を透過するスリット穴510aを有してい
る。511は外筒52に取付けられたストッパ部材で、
定められた範囲以上浮体53が回転しないように回転規
制をしている。
【0014】尚上記した浮体53の回転自在の保持は次
のようにして行われている。即ち浮体53の中心には図
7(図6のA−A断面)で示すように、上下に先端が尖
鋭なピボット512が圧入されている。一方、前記の浮
体保持体55のコ字形の上下腕の先端には互いに内向き
に対向してピボット軸受56が設けられ、上記ピボット
512の尖鋭な先端がこのピボット軸受56に嵌合する
ことで浮体の保持がされる。
【0015】513は外筒52の上蓋であり、シリコン
接着剤等を用いた公知の技術により該外筒52内に液体
54を封入すべくシ−ル接着されている。
【0016】以上の構成において、浮体53はいずれの
姿勢においても重力の影響による回転モ−メントが発生
することなく、またピボット軸に実質的に負荷が作用し
ないように、回転軸53a回りに対し対称形状をしてい
るうえに、液体54と同比重の材料にて構成されてい
る。現実には、アンバランス成分ゼロというのは不可能
ではあるが、形状誤差分は比重差分だけしかアンバラン
スとして作用しないので実質的には十分小さく、慣性に
対する摩擦のSN比が極めて良好であることは容易に理
解できよう。
【0017】かかる構成においては、外筒52が回転軸
53a回りに回転しても内部の液体54は慣性により絶
対空間に対し静止するので、浮遊状態にある浮体53は
回転せず、従って外筒52と浮体53は回転軸53a回
りに相対的に回転することになる。これらの相対的な角
変位は、上記発光素子58,受光素子59を用いた光学
的検知手段で検出できる。
【0018】さて、以上の構成を有する装置において、
角変位の検出は次のように行われる。
【0019】まず、発光素子58から発せられた光はマ
スク510のスリット穴510aを通過し浮体53に照
射され、ここで突起53bのスリット状反射面により反
射されて受光素子59に至る。上記光の伝送の際にはこ
の光はスリット穴510aとスリット状反射面とにより
略平行光となり、受光素子59の上にはボケのない像が
形成されることになる。
【0020】そして外筒52,発光素子58,受光素子
59はいずれも地板51に固定されているものであって
一体に運動するので、外筒52と浮体53の間で相対的
な角変位運動が生じると、該変位に応じた量だけ受光素
子59上のスリット像は移動することになる。従って、
受光した光の位置によって出力の変化する光電変換素子
である該受光素子59の出力は、該スリット像の位置変
位に比例した出力となり、該出力を情報として外筒52
の角変位を検出することができる。
【0021】ところで、前述したように浮体53は液体
54と同比重をもつ永久磁石材料にて構成されている
が、それは例えば次の様にして成すものである。
【0022】液体54としてフッ素系の不活性液体を用
いた場合、プラスチック材をベ−スにフィラ−として永
久磁石材料(例えばフェライト等)の微粉を含有させて
その含有率を調整すれば、体積含有率8%前後にて液体
の比重 「1.8」 と同程度の比重にすることは容易であ
る。かかる材料にて浮体3を成形した後、又は同時に前
記軸53a方向に着磁すれば、浮体53は永久磁石とし
ての性質を持つこととなる。
【0023】図9は浮体53とヨ−ク57と巻線コイル
514の関係を表した、図6のB−B断面である。
【0024】該図の如く浮体53は軸53a方向に着磁
されており、この図では上側がN極、下側がS極に着磁
されている。N極から出た磁力線はコの字型のヨ−ク5
7を通り、S極に入るという閉磁路を構成しており、こ
の磁路内に配置された巻線コイル514に図の様に紙面
裏側から表側へ電流を流せば、フレミングの左手の法則
に従って該巻線コイル514は矢印f方向に力を受け
る。ところが、該巻線コイル7は前述したように外筒5
2に対し固定されていることから動くことができず、よ
ってその反作用である矢印F方向に力が働き、該力によ
って浮体53が駆動されることになる。この力は巻線コ
イル514に流す電流に比例し、力の方向も電流を上記
とは逆に流せば逆方向に働くことは言うまでもないこと
である。即ち以上の構成に於ては、浮体53を自在に駆
動することが可能である。
【0025】この駆動力により浮体53に及ぼされるバ
ネ力は、原理的には浮体53を外筒52に対して一定の
姿勢に維持させる(つまり一体に移動させる)力である
から、そのバネ力が強いと外筒52と浮体53は一体と
なって運動してしまい、目的とする角変位の為の相対角
変位は生じないと云う問題を招くが、駆動力(バネ力)
が浮体53の慣性に対し十分に小さければ、比較的低い
周波数の角変位にも応答し得る様に構成できる。
【0026】図10は以上の様な角変位検出装置の電気
回路を示す図である。
【0027】電流−電圧変換アンプ515a,515b
(及び抵抗R33〜R36)は発光素子58の反射光5
16により受光素子59に生じる光電流517a,51
7bを電圧に変化し、差動アンプ518(及び抵抗R3
7〜40)は前記電流−電圧変換アンプ515a,51
5bの出力差、つまり角変位(外筒52と浮体53の間
の相対的な角変位運動)を求める。この出力を抵抗51
9a,519bで分割して極めて小さい出力にし、巻線
コイル514に電流を流す駆動アンプ520(及び抵抗
R41,トランジスタTR11,TR12)に入力し
て、負帰還(差動アンプ518が出力すると、浮体53
が中心に戻る様に巻線コイル514の配線及び浮体53
の着磁方向を設定する)を行うと、前述の様に液体54
の慣性に対し十分に小さいバネ力(駆動力)が生じる。
【0028】加算アンプ521(及び抵抗R42〜4
5)は前記アンプ515a,515bの和(受光素子の
発光素子58からの反射光516の受光量総和)を求め
ており、その出力を発光素子58を発光させる駆動アン
プ522(及び抵抗R47〜R48,トランジスタTR
13,コンデンサC11)に入力している。
【0029】発光素子58は温度差に極めて不安定にそ
の発光量を変化させてしまうが、上記の様に受光量総和
により発光素子58を駆動させれば、受光素子59の出
力する光電流総和は常に一定となり、差動アンプ518
の角変位検出感度は極めて安定なもとなる。
【0030】図11は他の振動センサとしてのサ−ボ角
加速度センサの構造図を示すものである。
【0031】図11において、523は外枠底部であ
り、この外枠底部523と一体的に固着される支持部5
24及びボ−ルベアリング等摩擦の少ない軸受525
a,525bによりシャフト526の両端が支持されて
いて、該シャフト526によってコイル527a,52
7bを取付けられたシ−ソ528が揺動可能に支持され
ている。
【0032】上記コイル527a,527b及びシ−ソ
528の上下には、これらと離隔されて蓋部としての磁
気回路板530a,530bと永久磁石531a,53
1b,532a,532bが対向して配置されていて、
磁気回路板530a,530bは上述の如く外枠の蓋部
も兼ねている。永久磁石531a,531b,532
a,532bは各々外枠523の底部に固定される磁気
回路背板533a,533b上に取付けられている。
【0033】また、上記シ−ソ528のコイル527a
の上部には厚み方向に貫通したスリット534aを形成
するスリット板534が設けられており、このスリット
534aの上方の外枠の蓋部を兼ねる磁気回路板530
aにはSPC(Separate Photo Diode)等の光電式の変
位測定器535が配置され、スリット534aの下方の
磁気回路背板533a上には赤外発光ダイオ−ド等の発
光素子536が配置されている。
【0034】以上の構成において、いま角加速度aが図
11の外枠に対して矢印537で示すように働いたとす
ると、シ−ソ528は相対的に角加速度aと反対の方向
に傾き、この振れ角はスリット534aを介する発光素
子536からのビ−ムの変位測定器535上の位置によ
り検出できる。
【0035】ところで、上記永久磁石531a,531
bからの磁束は、各々永久磁石531a,531b→コ
イル527a,527b→磁気回路板530a,530
b→コイル527a,527b→永久磁石532a,5
32bに、他方永久磁石532a,532bからの磁束
は、各々永久磁石532a,532b→磁気回路背板5
33a,533b→永久磁石532a,532bを通
り、全体として閉磁気回路を形成しており、コイル52
7a,527bに対し垂直な方向の磁束を形成するよう
になっている。そしてコイル527a,527bに制御
電流を流すことにより、フレミングの法則によって、シ
−ソ528を上記角加速度aの振れ方向に沿って両側に
動かすことが出来るように設けられている。
【0036】図12は上記構成のサ−ボ角加速度センサ
に用いられる角加速度検出回路の構成の一例を示したも
のである。
【0037】この回路は、上記変位検出器535からの
出力を増幅する変位検出増幅器538と、このフィ−ド
バック回路を安定な回路系とするための補償回路539
と、上記変位検出増幅器538からの増幅された出力を
更に電流増幅してコイル527a,527bに通電する
駆動回路540と、コイル527a,527bとが直列
的に接続されて成っている。
【0038】そして本例においては、上記コイル527
a,527bに通電がなされた場合は、外部角加速度a
によるシ−ソ528の振れ方向とは反対方向に力が発生
するよう該コイル527a,527bの巻線方向及び永
久磁石531a,531b,532a,532bの極性
が設定されている。
【0039】以上の構成のサ−ボ角加速度センサの作動
原理を説明すると、いま上記構成の角加速度センサに外
部から図12に示す様に角加速度aが加わったとする
と、シ−ソ528は慣性力によって外枠に対して相対的
に反対回転方向に振れ、従ってシ−ソ528に設けられ
ているスリット534aがL方向に移動する。このため
に発光素子536から変位検出器535に入射する光束
の中心が変位し、変位検出器535から、その変位量に
比例した出力が発生する。
【0040】その出力は上述の如く変位検出増幅器53
8で増幅され、更に補償回路を介して駆動回路540に
より電流増幅され、コイル527a,527bに通電さ
れる。
【0041】以上のようにコイル527a,527bに
制御電流の通電があると、シ−ソ528には外部角加速
度aのL方向とは逆の方向であるR方向への力が発生
し、変位検出器535に入射する光束が上記外部角加速
度aの加わらない時の初期位置に戻るように制御電流が
調整して発生される。
【0042】尚、この際コイル527a,527bを流
れる制御電流の値はシ−ソ528に加わる回転力に比例
しており、更にシ−ソ528に加わる回転力は該シ−ソ
528を原点に戻す力、つまり外部角加速度aの大きさ
に比例しているから、抵抗541を通して電流を電圧V
として読取ることにより、例えばカメラの像振れ抑制シ
ステム等に必要な制御情報としての角加速度aの大きさ
を求めることができる。
【0043】図13は前記図12の角加速度検出回路を
より具体的に示した図である。
【0044】図13において、増幅アンプ538a,抵
抗538b,538cは図12の変位検出増幅器538
に相当し、変位測定器535からの光電流を電圧変換増
幅して位置検出を行う。コンデンサ539a及び抵抗5
39b,539cは補償回路539に相当し、駆動アン
プ540a,トランジスタ540b,540c,抵抗5
40d,540e,540fはコイル527a,527
bの駆動を行う駆動回路540に相当する。
【0045】以上の様にして得られた角加速度を公知の
積分回路で2階積分して角変位情報にし、角変位検出装
置の場合と同様にそれを基に補正光学機構を駆動して防
振を行うことができる。
【0046】図14はかかるシステムに好適に用いられ
る補正光学機構の構成を示す図であり、補正レンズ54
5は光軸と直交する互いに直角な2方向〔ピッチ方向5
46pとヨ−方向546y(61p,61yに対応す
る)〕に自在に駆動可能である。以下にその構成を示
す。
【0047】図14において、補正レンズ545を保持
する固定枠547は、ポリアセタ−ル樹脂(以下POM
と記す)等のすべり軸受548pを介してピッチスライ
ド軸549p上を摺動出来る様になっている。又、固定
枠547はピッチスライド軸549pと同軸のピッチコ
イルバネ551pに挟まれており、中立位置付近に保持
される。ピッチスライド軸549pは第1の保持枠55
0に取り付けられている。
【0048】固定枠547に取付けられたピッチコイル
552pはピッチマグネット553pとピッチヨ−ク5
54pで構成される磁気回路中に置かれており、電流を
流すことで前記固定枠547がピッチ方向546pに駆
動されることになる。又、ピッチコイル552pにはピ
ッチスリット555pが設けられており、発光素子55
6p(赤外発光ダイオ−ドiRED)と受光素子557p
(半導***置検出素子PSD)の関連により、固定枠5
47のピッチ方向546pの位置検出を行う。
【0049】第1の保持枠550にはPOM等のすべり
軸受548yが嵌合されており、ヨ−スライド軸549
yが取付けられたハウジング558上を摺動出来る。そ
してハウジング558は不図示のレンズ鏡筒に取付けら
れる為、第1の保持枠550はレンズ鏡筒に対しヨ−方
向546yに移動可能となる。又、ヨ−スライド軸54
9yと同軸にヨ−コイルバネ551yが設けられてお
り、固定枠547と同様中立位置付近に保持される。
【0050】又、上記固定枠547にはヨ−コイル55
2yが設けられており、ヨ−コイル552yを挟むヨ−
マグネット553yとヨ−ヨ−ク554yの関連で固定
枠547はヨ−方向546yにも駆動される。上記ヨ−
コイル552yにはヨ−スリット555yが設けられて
おり、ピッチ方向と同様固定枠547のヨ−方向546
yの位置検出を行う。
【0051】図14において、受光素子557p,55
7yの出力を増幅器559p,559yで増幅して図示
の様な各回路(後述)を介してコイル(ピッチコイル5
52p,ヨ−コイル552y)に入力すると、固定枠5
47が駆動されて受光素子557p,557yの出力が
変化する。ここでコイル552p,552yの駆動方向
(極性)を受光素子557p,557y出力が小さくな
る方向にすると、閉じた系(閉ル−プ)が形成され、受
光素子557p,557yの出力がほぼゼロになる点で
安定する。
【0052】なお、補償回路560p,560yは図1
4の系をより安定化させる回路であり、加算回路563
p,563yは増幅器559p,559yと入力される
指令信号562p,562yを加算する回路であり、駆
動回路561p,561yはコイル552p,552y
の印加電流を補う回路である。
【0053】上記の様な系に外部から指令信号562
p,562yを与えると、補正レンズ545はピッチ方
向546pとヨ−方向546yに該指令信号562p,
562yに極めて忠実に駆動される。
【0054】図15は補正光学機構を駆動する駆動手段
をより詳細に示した図であり、ここではピッチ方向54
6pについてのみ説明する。
【0055】電流−電圧変換アンプ563a,563b
は発光素子556pにより受光素子557p(抵抗R
1,R2より成る)に生じる光電流を電圧に変換し、差
動アンプ565は各電流−電圧変換アンプ563a,5
63bの差を求めるものであり、この差信号が補正レン
ズ545のピッチ方向546pの位置を表す。以上、電
流−電圧変換アンプ563a,563b,差動アンプ5
65及び抵抗R3〜R10にて図14の増幅器559p
を構成している。
【0056】アンプ566は指令信号562pを、前記
差動アンプ565の差信号に加算するもので、抵抗R1
1〜R14とで図14の加算回路563pを構成してい
る。抵抗R15,R16及びコンデンサC1は公知の位
相進み回路であり、これが図14の補償回路560pに
相当し、系を安定化させている。
【0057】前記加算回路563pの出力は補償回路5
60pを介して駆動アンプ567へ入力し、ここでコイ
ル552pの駆動信号が生成され、補正レンズ545が
変位する。該駆動アンプ567、抵抗R17及びトラン
ジスタTR1,TR2にて図14の駆動回路561pを
構成している。
【0058】加算アンプ568は電流−電圧変換アンプ
563a,563bの出力の和(受光素子557pの受
光量総和)を求め、この信号を受ける駆動アンプ569
はこれにしたがって発光素子556pを駆動する。以
上、加算アンプ568,駆動アンプ569、抵抗R18
〜R22及びコンデンサC2により発光素子556pの
駆動回路を構成している(図14では不図示)。
【0059】上記の発光素子556pは温度等に極めて
不安定にその投光量が変化し、それに伴い差動アンプ5
65の位置感度が変化するが、上記の様に受光量総和一
定となる様に前述の駆動回路によって発光素子556p
を制御すれば、位置感度が変化する事は無い。
【0060】
【発明が解決しようとする課題】前述した補正光学機構
はピッチコイルバネ551p,ヨ−コイルバネ551y
によりレンズ鏡筒の中心付近に保持されているが、実際
には補正レンズ545の自重とピッチコイルバネ551
p,ヨ−コイルバネ551yの釣合った点までズレて保
持され、レンズ鏡筒の光軸中心に一致しているわけでは
無い。そこで、補正光学機構の駆動回路561p,56
1yにより、補正レンズ545が受光素子557p,5
57yの出力がほぼ「0」になる点で保持される様にピ
ッチコイルバネ551p,ヨ−コイルバネ551yに電
流が流される。
【0061】ここで、補正レンズ545が光軸中心に来
る点で受光素子557p,557yの出力がほぼ「0」
になる様に該受光素子557p,557yの位置は調整
されており、上述した様に駆動回路561p,561y
は、補正レンズ545がその自重によりレンズ鏡筒の光
軸と一致していない場合、補正レンズ545を光軸と一
致させ、そしてそこを中心に振動センサの出力に応じて
駆動させるだけの力(補正レンズ545を重力に逆らっ
て保持し続ける力と手ブレに対応して動かす力)を常に
発生しなくてはならない。上記手ブレに対応して動かす
力は小さくて済むものの、重力に逆らって保持するため
にコイルに流し続ける電流は、電池の消耗ばかりではな
く、コイルに発生する熱が補正レンズ545やその周辺
の部材に熱膨張等の誤差を生みだし、像劣化につながっ
てしまっていた。
【0062】そこで、これらの問題を解決する為に、以
下の方法が提案されている。
【0063】図16乃至図18は補正光学機構の構造を
示す断面図である。
【0064】2bはシフトレンズの鏡筒で、内部にCリ
ングW,W’によって仮定されたレンズG1〜Gを持
ち、両端に平行平面ガラスG0,G0’が接着によって
気密に固着されている。2aは懸架筒で、両端には平行
平面ガラスG,G’がパッキン材P,P’を介してリン
グ2C,2C’によって固定され、側面には、ゴム等の
可とう性材料で底に軸2Rを持つ漏斗状に一体成形され
たレンズ駆動部材R,R”が押え部材2d,2d”によ
って圧着され、気密構造となっている。レンズ駆動部材
と押え部材は光軸対称にもう一対配置され、結局4ケ配
置されている。これらのレンズ駆動補助部材は、軸部R
2の一端においてプランジャ3に連結され、軸部の先端
R3において、鏡筒2bに係合連結される。なお、レン
ズ駆動部材R,R”はその膜部が補正光学機構の位置を
大略維持する作用も果たしている。
【0065】そして、その剛性は駆動方向に対しては大
きく、それと直角方向に極めて小さく、例えば駆動部材
Rは駆動部材R”を介してのレンズの駆動力に対して殆
ど抵抗とならない。気密な鏡筒部と気密な懸架筒の間に
は無色透明、均質な液体、例えばシリコン・オイルが満
たされた、鏡筒部に働く重力の影響を軽減又は除去し、
且つ潤滑材として作用する。その際、レンズ鏡筒の設計
により、レンズ部の比重を液体の比重と略一致させるよ
うにする。平行平面ガラスGとG0、G’とG0’の端
面はレンズ鏡筒が駆動された時、流体の動圧効果によっ
てG,G’表面から浮上し易い様に浅い角度の面取りが
行われている。
【0066】なお、上記構成で平行平面ガラスの一平面
はレンズの片側の面でも良い。
【0067】従って、補正光学機構2が駆動力を受けて
懸架筒に対し、瞬間的に移動した時、平行平面ガラスG
0,G0’と平行平面ガラスG,G’の間ではそれぞれ
動圧が発生し、前後の間隔で同じ状態となるから、自動
調心が行われると共に平行移動が実現される。
【0068】上記の様な方法により、補正レンズを光軸
に保持し続ける必要が無くなり、上述した欠点は回避さ
れるが、液体を用いることにより、以下の様な問題点が
あった。
【0069】つまり、レンズ駆動部材R,R”は押え部
材2d,2d”により懸架筒2aに圧着されているが、
極めて微少であるが隙間が生じており、そこを通して外
気と通気を行う。そして、液体の温度膨張,収縮の繰返
しにより液体内に気泡が生じて来る。そして、その様な
気泡が図18に示す平面ガラスGとG0の極めて狭い間
隔にひとたび入り込むとなかなかその隙間から抜けなく
なる。この様に平面ガラスG,G0の間に気泡が入ると
光学性能を著しく劣化させてしまう。
【0070】又、低温等になると液体が自濁してしまう
事があり、平面ガラズGとG0間が白濁した液体で満た
されてしまい、ファインダからレンズを通して被写体が
見えにくくなり、もちろん撮影は出来なくなってしまう
問題点があった。
【0071】更に、懸架筒2a,レンズ駆動部材R,
R’,リング2c等様々な部材で液体を密閉している
為、それらの結合部より液体が漏れる恐れがあった。
【0072】本発明の目的は、電池消耗を大幅に少なく
すると共に、補正レンズ駆動部の発熱による周辺部材へ
の影響を防ぐことができ、更に、流体の白濁、気泡の混
入による光学性能の劣化を防ぎ、且つ流体漏れに対する
信頼性の高い防振カメラ用補正光学機構を提供すること
である。
【0073】
【課題を解決するための手段】本発明は、レンズ群の光
軸を偏心させる補正レンズとレンズ鏡筒の間に、流体、
或は、磁性流体が封入された弾性被膜を設け、補正レン
ズをレンズ群の光軸と一致させている。
【0074】
【実施例】図1〜図3は本発明の第1実施例を示す図で
あり、図14と同一の機能を持つ部分は同一符合を付し
てある。
【0075】これらの図において、補正レンズ545は
光軸方向後方に伸びている口の字形の固定枠547(図
2参照)に支持され、この固定枠547はピッチスライ
ド軸549pによりピッチ方向546pに移動可能に保
持されている。又、このピッチスライド軸549pは第
1の保持枠550に取付けられ、同じ第1の保持枠55
0に取付けられたヨ−スライド軸549y(図1(a)
参照)によりハウジング558上をヨ−方向546yに
移動可能に保持されている為、補正レンズ545は光軸
と直角な2方向に移動可能である。
【0076】又、第1の保持枠550にはピッチ,ヨ−
のコイル552p,552y が取付けられている為、補正レンズ
はこの2方向に駆動される。
【0077】以上の構成は図14の例と同じであり、不
図示の位置検出手段により図14と同等に駆動制御され
る。
【0078】ここで、図14と異なるのは、ピッチ,ヨ
−スライド軸549p,549yに同軸のピッチ,ヨ−
コイルバネが省かれており、内筒14(補正レンズ54
5に接触)と外筒13(レンズ鏡筒内壁に接触)に貼付
けられたポリエチレン製のフィルム(弾性被膜)11が
補正レンズ545と図示せぬレンズ鏡筒との間に設けら
れており、該フィルム11内にはフロリナ−ト等の比重
の大きい流体12が密閉封入されている。
【0079】ポリエチレン製の上記フィルム11は内筒
14に接着される内側フィルム11dと外筒13に接着
される外側フィルム11cの2枚構成であり、各々の端
部11aにて溶着されている。又、端部11aの1ヶ所
には注入孔11bが設けられており、端部11aの溶着
後、注入孔11bより流体を注入し、その後更に注入孔
11bを溶着密閉する。
【0080】弾性被膜であるフィルム11で構成された
リング状部分のみ図示すると、図1(b)の様に、内筒
14,外筒13に囲まれ、浮き輪の様になっているが、
浮き輪の様に弾性被膜の張力いっぱいまで流体12を注
入しているわけではないので、図3(a),(b)で示
す様に重力が加わると流体12は下部に集り、内筒14
は相対的に上部に押上げられる。この時、重力方向に対
し上方向の弾性被膜は図1(a)の様に潰れ、下方向の
弾性被膜は膨らむ。
【0081】そして、補正レンズ545を内筒14に嵌
合させると、補正レンズ545の自重により図3(c)
に示す様に流体12は上部に押上げられて内筒14の中
心(補正レンズ545の中心)が光軸と一致する点で安
定する。
【0082】実際には、補正レンズ545の重さ,流体
12の比重により、補正レンズ545の安定点が光軸と
ズレて来るが、この様な時には前記補正レンズ545の
重さ,液体12の比重を調整して、該補正レンズ545
が光軸中心で安定する様にしている。
【0083】この様にフィルム(内部流体も含む)によ
り補正レンズ保持をした場合の特徴は、単に補正レンズ
重力分のキャンセルばかりでなく、その重力方向がいず
れの場合でも常に補正レンズが光軸中心で安定する点に
ある。
【0084】更に詳述すると、図14で示したピッチ,
ヨ−コイルバネ551p,551yによる補正レンズ5
45の保持の場合でも、例えばピッチ方向546pに重
力が加わる時に1対のピッチコイルバネ551pの1つ
を強くして、補正レンズ545が自重により重力方向に
下がった時に、強い方のピッチコイルバネ551pと釣
合い、光軸と一致させる事が出来るが、縦位置撮影,空
の撮影,下方向の撮影者でカメラの姿勢を変化させる
と、該補正レンズ545に加わる重力方向が変化する為
にこの補正レンズ545は光軸中心で安定しなくなり、
好ましくない。
【0085】ところが、本実施例の場合においては、重
力方向が変化した場合、それにつれて流体12が常にそ
の重力方向である下方向に集る為、補正レンズ545は
常に光軸中心で安定される。したがって、どの様なカメ
ラの姿勢においても、補正レンズ545を光軸中心に保
持し続ける事ができると共に、補正レンズ545を光軸
中心に保持し続ける為にコイルへ大電流を流し続ける必
要がなくなり、電池の消耗が格段に少なくなるばかりで
なく、該コイルに発生する熱により他の機能に影響を及
ぼす事がなくなる。
【0086】また、補正レンズ545の前後の面は流体
12で満たされていない為、流体に気泡が混じる事、温
度により流体12が白濁する事により、光学性能の劣化
は生じない。又、流体12は全て強性被膜に封入されて
いる為、該流体12が漏れる心配もなくなった。
【0087】以上の例において、流体12により補正レ
ンズ545は光軸中心で安定している為、図14で示し
た位置制御を構成せず、単に振動検出手段の出力でピッ
チ,ヨ−コイル552p,552yを駆動し、その駆動
力を調整する事(補正レンズ545が流体12を押しの
けて動く力とコイルの駆動力の調整)で補正レンズ54
5の駆動量を制御しても良く、この場合、上記の様に補
正レンズ545の位置検出手段を省くことが出来る。
【0088】図4は本発明の第2の実施例の補正光学機
構を備えた防振システムを示す図である。
【0089】上記第1の実施例例と異なるのは、流体1
2が磁性流体42になっている事、及び、外筒13の周
囲に電磁石41p1 ,41p2、42y1 ,42y2
設けられている点であり、ピッチコイル,ヨ−コイル5
52p,552yは省かれている。
【0090】図4において、電磁石41p1 ,41p
2 、42y1 ,42y2 はともに駆動回路561p,5
61yに半導体43p1 ,43p2 、43y1 ,43y
2 を介して接続されている。そのため、例えば駆動回路
561pにより電磁石41p1,41p2 に正電位を与
えた場合、電磁石41p1 は励磁され、磁性流体42は
電磁石41p1 付近に集り、補正レンズ545は磁性流
体42に押出されてピッチ方向下方に移動する。又、逆
に負電位を与えた場合は、電磁石41p2 が励磁される
為、補正レンズ545はピッチ方向上方に移動出来る。
ヨ−方向に関して度同様である。
【0091】又、駆動回路561pは補正レンズ位置検
出手段(投光素子556p,受光素子557p)により
制御されて精度良い駆動を行わせるのは図14の駆動制
御と同じである。
【0092】以上のような構成にすることにより、磁性
流体42そのものを補正レンズ545を光軸中心に安定
させる為だけではなく、手ブレに応じた駆動にも用いる
事が出来ており、ピッチコイル,ヨ−コイル,及び各々
のマグネット,ヨ−クを省き、構成を簡単にする事がで
き、更に第1の実施例に比べて軽量化も達成可能とな
る。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レンズ群の光軸を偏心させる補正レンズとレンズ鏡筒の
間に、流体、或は、磁性流体が封入された弾性被膜を設
け、補正レンズをレンズ群の光軸と一致させている。よ
って、電池消耗を大幅に少なくすると共に、補正レンズ
駆動部の発熱による周辺部材への影響を防ぐことがで
き、更に、流体の白濁、気泡の混入による光学性能の劣
化を防ぎ、且つ流体漏れに対する信頼性を高めることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の示す斜視図である。
【図2】図1のフィルム(弾性被膜)を示す斜視図であ
る。
【図3】図1のフィルム(弾性被膜)に補正レンズを取
付ける前と後の状態を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を備えた防振システムの
概略構成を示す図である。
【図5】従来の防振システムの概略構成を示す斜視図で
ある。
【図6】従来の振動検出手段の一つである角変位検出装
置を示す平面図である。
【図7】図6のA−A断面図である。
【図8】図6に示した角変位検出装置の斜視図である。
【図9】図6のB−B断面図である。
【図10】図6に示した角変位検出装置の電気的構成を
示す回路図である。
【図11】従来の振動検出手段の一つであるサ−ボ角加
速度計の構成を示す分解斜視図である。
【図12】図11のサ−ボ角加速度計の電気的構成を示
すブロック図である。
【図13】図12の電気的構成を具体的に示す回路図で
ある。
【図14】図5の防振システムにおける補正光学機構の
機械的及び電気的構成を示す図である。
【図15】図14に示した電気的構成を具体的に示した
回路図である。
【図16】従来の補正光学機構を備えたブレ補正レンズ
を示す断面図である。
【図17】図16の補正光学機構の構成を示す一部断面
図である。
【図18】図17の補正光学機構における問題点を説明
するための断面図である。
【符合の説明】
11 フィルム(弾性被膜) 12 流体 13 外筒 14 内筒 41p1 ,41p2 、42y1 ,42y2 磁性流体 42 磁性流体 545 補正レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ群を保持するレンズ鏡筒内に配置
    され、前記レンズ群の光軸を偏心させる補正レンズと、
    流体が封入され、補正レンズと前記レンズ鏡筒の間に配
    置される弾性被膜とを備えた防振カメラ用補正光学機
    構。
  2. 【請求項2】 レンズ群を保持するレンズ鏡筒内に配置
    され、前記レンズ群の光軸を偏心させる補正レンズと、
    磁性流体が封入され、補正レンズと前記レンズ鏡筒の間
    に配置される弾性被膜と、該弾性被膜内の磁性流体を吸
    引する電磁手段を備えた防振カメラ用補正光学機構。
JP25716291A 1991-09-10 1991-09-10 防振カメラ用補正光学機構 Pending JPH0566453A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008225158A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Hoya Corp ステージ装置、及びステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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