JPH0560657A - 複列玉軸受の外輪軌道のピツチを測定する装置 - Google Patents

複列玉軸受の外輪軌道のピツチを測定する装置

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JPH0560657A
JPH0560657A JP24642291A JP24642291A JPH0560657A JP H0560657 A JPH0560657 A JP H0560657A JP 24642291 A JP24642291 A JP 24642291A JP 24642291 A JP24642291 A JP 24642291A JP H0560657 A JPH0560657 A JP H0560657A
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JP
Japan
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outer ring
holder
pressing rod
holder cylinder
peripheral surface
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Pending
Application number
JP24642291A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Nakazono
繁昭 中園
Takashi Morizaki
隆 森崎
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外輪16の内周面に形成された複列の外輪軌道
17、17のピッチPを、簡単且つ正確に求める。 【構成】外輪16に形成した複列の外輪軌道17、17
の一方に第一玉26、26を、他方に第二玉52、52
を、それぞれ第一、第二押し付けロッド27、47によ
って押し付ける。両押し付けロッド27、47の距離を
コンパレータ62により測定し、この測定値から上記ピ
ッチPを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る複列玉軸受の外輪
軌道のピッチを測定する装置は、単一の外輪の内周面
に、互いに間隔をあけて形成された、1対の外輪軌道の
ピッチを測定する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ等の各種電気機械
器具、測定機械器具、或は各種一般機械器具に於いて、
ハウジングの内側に回転軸を支承する為、或は支持軸の
外側に回転体を支承する為に、図6(A)(B)に示す
様な複列玉軸受1が、従来から広く使用されている。こ
の複列玉軸受1は何れも、内周面に複列の外輪軌道2、
2を有する外輪3と、それぞれの外周面に単列の内輪軌
道4を有する内輪5、5と、上記外輪軌道2、2と内輪
軌道4、4との間にそれぞれ複数個ずつ、転動自在に設
けられた玉6、6とから構成されている。
【0003】図6(A)(B)に示した2種類の複列玉
軸受1は何れも、上記複数の玉6、6が上記外輪軌道
2、2に当接する部分(接触楕円)の中心と、同じく上
記複数の玉6、6が内輪軌道4、4に当接する部分の中
心とを結ぶ直線a、aを、外輪3及び内輪5の直径方向
に対し傾斜させる事で、接触角θを持たせている。この
結果、上記複列玉軸受1は何れも、外輪3と内輪5との
間に加わるラジアル荷重の他、両部材3、5の間に加わ
るスラスト荷重も支持する。
【0004】尚、図6に示した2種類の複列玉軸受1の
内、同図(A)に示したものは、1対の内輪5、5を、
肩部7、7(外径の大きくなった部分)を互いに反対側
に向ける事により、上記直線a、a同士の間隔が、外側
に向かう程狭くなる様にしたもの、同図(B)に示した
ものは、上記1対の内輪5、5を、肩部7、7同士を突
き合わせた状態で組み合わせる事により、上記直線a、
a同士の間隔が、内側に向かう程狭くなる様にしたもの
である。
【0005】ところで、上述の様に構成される複列玉軸
受1に、所望の性能を発揮させる為には、外輪軌道2、
2同士のピッチ(前記複数の玉6、6が、上記外輪軌道
2、2に当接する部分(前記接触楕円)の中心同士の距
離)、並びに、内輪軌道4、4同士のピッチ(前記複数
の玉6、6が、上記内輪軌道4、4に当接する部分の中
心同士の距離)を正確に求め、これらピッチが所望値と
異なった場合には、その誤差を複列玉軸受の製造ライン
にフィードバックする事で、上記ピッチを所望値にする
事が必要である。
【0006】上記ピッチを測定する方法や装置に就いて
は、従来から種々の方法及び装置が提案され、一部使用
されているが、外輪軌道2、2同士のピッチを測定する
装置として、例えば特開昭58−122442号公報に
は、図7に示す様な測定装置が記載されている。
【0007】この測定装置は、直径方向に亙る若干の変
位を自在として、1対の環状の保持器8、8にそれぞれ
複数個ずつ保持された玉9、9と、それぞれの端部外周
面に内輪軌道の如き傾斜面10、10を形成し、互いに
遠近動自在な1対の押し付け部材11、11と、一方
(図7の上方)の押し付け部材11の中心部に設けたロ
ッド12を介して、上記1対の押し付け部材11、11
同士の間隔を測定する、コンパレータ13とから構成さ
れる。
【0008】上述の様な構成を有する測定装置により、
外輪軌道2、2のピッチPを求める場合、上記各押し付
け部材11、11の傾斜面10、10と外輪軌道2、2
との間で、それぞれ保持器8により保持された複数の玉
9、9を挟持した状態で、コンパレータ13により上記
ロッド12を介して、上記1対の押し付け部材11、1
1の間隔を測定する事により、1対の押し付け部材1
1、11同士の間隔を求め、この間隔から、上記外輪軌
道2、2のピッチPを求める。実際の場合には、ピッチ
Pが予め解った外輪(標準品)を図7に示した装置にセ
ットし、上記コンパレータ13の指示値を記録してお
く。そして、この記録した値と、上記ピッチPを求める
べき外輪3(被測定品)を図7に示した装置にセットし
た場合に於ける、上記コンパレータ13の指示値とを比
較する(加減する)事で、上記被測定品のピッチPを求
める。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
して複列玉軸受1の外輪軌道2、2同士のピッチPを求
める場合、図6(A)に示す様に、外輪3の内径が、各
外輪軌道2、2よりも開口端寄り部分で大きくなってい
る構造の場合には良いが、同図(B)、或は次述する図
8(A)(B)に示す様に、外輪3の内径が、各外輪軌
道2、2よりも開口端寄り部分で小さくなっている構造
の場合には、前記保持器8に保持された複数の玉9、9
を、外輪軌道2、2に当接させる事が出来ず、上記ピッ
チPを測定出来ない。
【0010】即ち、近年図8(A)(B)に示す様に、
単一の内輪相当部材である軸14の外周面に、それぞれ
が深溝型の複列の内輪軌道15、15を、円筒状の外輪
16の内周面に、やはり深溝型の外輪軌道17、17
を、それぞれ形成した複列玉軸受18が、一部で使用さ
れる様になっている。図8(A)(B)に示した2種類
の複列玉軸受18の内、同図(A)に示したものは、接
触角の方向を前記図6(A)に示した複列玉軸受1と同
様にしたもの、同図(B)に示したものは、接触角の方
向を前記図6(B)と同様にしたものである。
【0011】この様に、外輪16の内周面に形成され
た、深溝型の外輪軌道17、17のピッチP1 、P2
測定する場合、前記図7に示した様に、保持器8により
保持された複数の玉9、9を、各外輪軌道17、17に
突き合わせる事が出来ない。前記図6(B)に示した形
状の外輪の場合も同様である。
【0012】本発明の複列玉軸受の外輪軌道のピッチを
測定する装置は、上述の様な外輪の内周面に形成された
複列の外輪軌道のピッチを求められる様にする事で、上
述の様な不都合を解消するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の複列玉軸受の外
輪軌道のピッチを測定する装置は、外輪相当部材の内周
面に形成された複列の外輪軌道と、内輪相当部材の外周
面に形成された複列の内輪軌道との間に、それぞれ複数
個の玉を転動自在に装着して成る複列玉軸受を構成する
複数の玉が、上記外輪軌道に当接する部分の中心同士の
距離を測定するものである。
【0014】この様な本発明の複列玉軸受の外輪軌道の
ピッチを測定する装置は、上記外輪相当部材の片半部の
内側に挿入自在な第一ホルダ筒と、この第一ホルダ筒の
一部で、上記外輪相当部材の内周面に形成された複列の
外輪軌道の内、一方の外輪軌道と対向し得る部分の円周
方向3箇所以上に形成された第一ホルダ孔と、上記第一
ホルダ筒の直径方向に亙る変位を自在として、各第一ホ
ルダ孔の内側に保持された複数の第一玉と、外周面を軸
方向に亙って外径が変化する第一傾斜面とし、上記第一
ホルダ筒の内側に、軸方向に亙る変位を自在として設け
られた第一押し付けロッドと、この第一押し付けロッド
を軸方向に亙って変位させる為の変位機構と、上記第一
ホルダ筒と同軸上に設けられ、上記外輪相当部材の他半
部の内側に挿入自在な第二ホルダ筒と、この第二ホルダ
筒の一部で、上記外輪相当部材の内周面に形成された複
列の外輪軌道の内、他方の外輪軌道と対向し得る部分の
円周方向3箇所以上に形成された第二ホルダ孔と、上記
第二ホルダ筒の直径方向に亙る変位を自在として、各第
二ホルダ孔の内側に保持された複数の第二玉と、外周面
を軸方向に亙って外径が変化する第二傾斜面とし、上記
第二ホルダ筒の内側に、軸方向に亙る変位を自在として
設けられた第二押し付けロッドと、上記第二ホルダ筒及
び第二押し付けロッドを、上記第一ホルダ筒及び第一押
し付けロッドに対して遠近動させる為の駆動機構と、上
記第一押し付けロッドと第二押し付けロッドとの距離を
測定する為の測距手段とから構成される。
【0015】
【作用】上述の様に構成される、本発明の複列玉軸受の
外輪軌道のピッチを測定する装置により、外輪相当部材
の外周面に形成された複列の外輪軌道のピッチを測定す
る場合、次の様にして行なう。
【0016】先ず、第一押し付けロッドを軸方向一端側
に変位させ、第一ホルダ筒の複数の第一ホルダ孔の内側
に保持された第一玉を、この第一ホルダ孔の内側で、上
記第一ホルダ筒の直径方向内側に変位させた状態で、上
記第一ホルダ筒を上記外輪相当部材の片半部に挿入す
る。そして、この外輪相当部材の内周面に形成された複
列の外輪軌道の内、上記片半部に形成された一方の外輪
軌道を、上記複数の第一ホルダ孔に整合させる。この
際、駆動機構により第二ホルダ筒を、第一ホルダ筒から
遠ざけて、この第二ホルダ筒が外輪相当部材の内側に第
一ホルダ筒を挿入する作業の妨げとならない様にしてお
く。
【0017】次いで、上記第一押し付けロッドを軸方向
他端側に変位させて、この第一押し付けロッド外周面の
第一傾斜面により、上記複数の第一玉を各第一ホルダ孔
の内側で、上記第一ホルダ筒の直径方向外側に変位さ
せ、各第一玉を、上記一方の外輪軌道に押し付ける。
【0018】これと共に、この第一ホルダ筒から遠ざけ
られていた第二ホルダ筒を、上記駆動機構によって第一
ホルダ筒に近付ける。この際、第二押し付けロッドを、
上記第二ホルダ筒に対し軸方向他端側に変位させて、上
記第二ホルダ筒の複数の第二ホルダ孔の内側に保持され
た第二玉を、この第二ホルダ孔の内側で、上記第二ホル
ダ筒の直径方向内側に変位させておく。この状態で上記
第二ホルダ筒を上記第一ホルダ筒に近付ける事により、
この第二ホルダ筒が上記外輪相当部材の他半部に挿入さ
れる。そこで、この外輪相当部材の内周面に形成された
複列の外輪軌道の内、上記他半部に形成された他方の外
輪軌道を、上記複数の第二ホルダ孔に整合させる。
【0019】次いで、上記第二押し付けロッドを、上記
第二ホルダ筒に対し、軸方向一端側に変位させて、この
第二押し付けロッド外周面の第二傾斜面により、上記複
数の第二玉を各第二ホルダ孔の内側で、第二ホルダ筒の
直径方向外側に変位させ、各第二玉を、上記他方の外輪
軌道に押し付ける。
【0020】この様にして、複数の第一玉を一方の外輪
軌道に、複数の第二玉を他方の外輪軌道に、それぞれ押
し付けた状態で、上記駆動機構により、第一押し付けロ
ッドと第二押し付けロッドとを軸方向に亙り相対的に移
動させて、上記第一玉と第二玉とを、それぞれ外輪軌道
に押し付ける。上記第一玉を一方の外輪軌道に押し付け
ている第一傾斜面と、上記第二玉を他方の外輪軌道に押
し付けている第二傾斜面とは、それぞれ複列玉軸受を構
成する内輪外周面の内輪軌道と同様に傾斜している為、
上記第一玉と第二玉とは、それぞれの外輪軌道に対して
所定の接触角で接触する。
【0021】そこで、測距手段により、上記第一押し付
けロッドと第二押し付けロッドとの距離を測定する。こ
の様な距離測定作業は、予め複列の外輪軌道のピッチが
解った外輪相当部材(標準品)で行なって、上記測距手
段の指示値を記録しておく。そして、この記録した値
と、上記ピッチを求めるべき外輪相当部材(被測定品)
を本発明装置にセットした場合に於ける、上記測距手段
の指示値とを比較する(加減する)事で、上記被測定品
のピッチを求める。
【0022】
【実施例】図1〜4は本発明の第一実施例を示してい
る。鉛直壁19の下部前面に、駆動機構である第一エア
シリンダ28の働きにより昇降自在に設けられた、下部
ホルダ20の上面には、円筒状の第一ホルダ筒保持器2
1を固定している。そして、この第一ホルダ筒保持器2
1の上端部内周縁に形成した係止溝22内に、第一ホル
ダ筒23の下端部に形成した係止鍔部24を係合させて
いる。この第一ホルダ筒23は、その内周面に複列の外
輪軌道17、17を形成した、外輪16の下半部に挿入
自在な外径を有する。
【0023】上記第一ホルダ筒23の上部で、上記外輪
16の内周面に形成された複列の外輪軌道17、17の
内、下方の外輪軌道17と対向し得る部分の円周方向3
箇所以上(例えば6個所)には第一ホルダ孔25、25
を、互いに等間隔に形成している。それぞれが円形の第
一ホルダ孔25、25は、直径方向内方に向かう程下方
に向かう方向に傾斜させている。そして、この様な各第
一ホルダ孔25、25内に第一玉26、26を、それぞ
れ1個ずつ保持している。
【0024】各第一玉26、26は、前記図8の複列玉
軸受18に組み込まれた玉6、6と同じものを使用し、
上記各第一ホルダ孔25、25内に、上記第一ホルダ筒
23の直径方向に亙る変位を自在として保持されてい
る。但し、上述の様に上記各第一ホルダ孔25、25
は、上記第一ホルダ筒23の直径方向内方に向かう程下
方に向かう方向に傾斜している為、外力(具体的には、
後述する第一押し付けロッド27による押圧力)が働か
ない限り、図2に示す様に内方に変位して、第一ホルダ
筒23の外周面から突出する事はない。
【0025】又、前記下部ホルダ20には、変位機構で
ある第二エアシリンダ29を設け、この第二エアシリン
ダ29の出力ロッドの上端部に、ホルダ30を固定して
いる。一方、前記第一押し付けロッド27の中心部に設
け、この第一押し付けロッド27の下面に開口した有底
の円孔31には支持棒32を挿入し、この支持棒32の
上端部を上記円孔31の奥面に突き当てる事で、上記支
持棒32に対して上記第一押し付けロッド27を、若干
の揺動自在に支持している。
【0026】又、上記支持棒32の下端部に設けた鍔部
33の下面と、上記ホルダ30の内側上面との間には圧
縮ばね34を設けて、上記支持棒32を介して第一押し
付けロッド27に、上方に向かう弾力を付与している。
但し、ホルダ30の上端開口部内周縁に形成した庇部3
5と、第一押し付けロッド27の下端部に形成した鍔部
36との係合により、この第一押し付けロッド27がホ
ルダ30から抜け出るのを防止している。尚、上記圧縮
ばね34は、図8に示した複列玉軸受18に於いて、各
玉6、6に付与される予圧に見合う弾力を有する。
【0027】上記第一押し付けロッド27の上端部外周
面は、軸方向、即ち上下方向に亙って外径が変化し、上
方に向かう程外径が小さくなる第一傾斜面37としてい
る。この第一傾斜面37の下端部には、前記図8の複列
玉軸受18に組み込まれた軸14外周面の内輪軌道15
と同様の、第一基準押圧面38を形成している。
【0028】一方、前記第一ホルダ筒保持器21の上部
には下部外輪受39を、昇降自在に外嵌している。この
下部外輪受39の内周面中間部には内向フランジ部45
を形成し、この内向フランジ部45の上面に、被測定品
である外輪16を、載置自在としている。
【0029】そして、この下部外輪受39の下面と上記
第一ホルダ筒保持器21外周面の段部40との間に圧縮
ばね41を設け、上記下部外輪受39に、上方に向かう
弾力を付与している。又、前記下部ホルダ20の先端部
上面には第三エアシリンダ42を設け、この第三エアシ
リンダ42の出力ロッドの上端部に固定した抑え駒43
の先端部を、上記下部外輪受39の下端部外周縁に形成
した鍔部44の上縁に当接自在としている。従って、上
記下部外輪受39は、上記第三エアシリンダ42の作動
に基づき、上記圧縮ばね41の弾力に抗して下降自在で
ある。
【0030】一方、前記鉛直壁19の上部には、上部ホ
ルダ46を固定している。そして、この上部ホルダ46
の先端部に第二押し付けロッド47を、前記第一押し付
けロッド27と同心に、支持固定している。
【0031】上記第二押し付けロッド47に設けられた
大径の基端部48には、円筒状の第二ホルダ筒保持器4
9の上端部を、外嵌固定している。そしてこの第二ホル
ダ筒保持器49の内側に、第二ホルダ筒50を、昇降自
在に保持している。即ち、この第二ホルダ筒50の上端
部外周縁に形成した鍔部66を、上記第二ホルダ筒保持
器49の内側に、昇降自在に係合させている。
【0032】そして、上記第二ホルダ筒保持器49の下
端縁から突出した、上記第二ホルダ筒50の下端部分
で、前記外輪16の内周面に形成された複列の外輪軌道
17、17の内、上方の外輪軌道17と対向し得る部分
の円周方向3箇所以上(例えば6個所)に、第二ホルダ
孔51、51を、互いに等間隔に形成している。それぞ
れが円形の第二ホルダ孔51、51は、前記第一ホルダ
孔25、25と同様に、直径方向内方に向かう程下方に
向かう方向に傾斜させている。そして、この様な各第二
ホルダ孔51、51内に第二玉52、52を、それぞれ
1個ずつ保持している。
【0033】各第二玉52、52は、やはり前記第一玉
26、26と同様に、前記図8の複列玉軸受18に組み
込まれた玉6、6と同じものを使用し、上記各第二ホル
ダ孔51、51内に、上記第二ホルダ筒50の内外方向
に亙る変位を自在として保持されている。但し、上述の
様に上記各第二ホルダ孔51、51は、第二ホルダ筒5
0の直径方向内方に向かう程下方に向かう方向に傾斜し
ている為、外力(具体的には、前記第二押し付けロッド
47による押圧力)が働かない限り、図2に示す様に、
各第二ホルダ孔51、51の内側で、第二ホルダ筒50
の直径方向内方に変位して、第二ホルダ筒50の外周面
から突出する事はない。
【0034】又、前記第二ホルダ筒保持器49の内周面
と、上記第二ホルダ筒50の外周面との間には、上部外
輪受53を、昇降自在に設けている。この上部外輪受5
3は、上端部に形成した鍔部54と上記第二ホルダ筒保
持器49下端部内周縁の係止部55との係合により、こ
の第二ホルダ筒保持器49からの抜け止めを図ってい
る。又、この上部外輪受53の下端部には、外向フラン
ジ状の抑え部56を設け、この抑え部56によって、被
測定品である外輪16の上縁を抑え付けられる様にして
いる。又、この上部外輪受53は、図示しない電動モー
タにより、回転駆動自在としている。
【0035】上述の様に、周囲に第二ホルダ筒50と上
部外輪受53とを設けた、第二押し付けロッド47の下
端部外周面は、軸方向、即ち上下方向に亙って外径が変
化し、下方に向かう程外径が小さくなる第二傾斜面57
としている。この第二傾斜面57の上端部には、前記図
8の複列玉軸受18に組み込まれた軸14外周面の内輪
軌道15と同様の第二基準押圧面58を形成している。
【0036】又、上記第二押し付けロッド47の中心部
に、上下方向に亙って形成した貫通孔59に、測定ピン
60を挿通し、圧縮ばね61により、この測定ピン60
に下方に向く弾力を付与している。そして、この測定ピ
ン60の下端部を、上記第二押し付けロッド47の下端
面から突出させて、前記第一押し付けロッド27の上端
面に突き当て自在としている。
【0037】更に、前記上部ホルダ46に支持されたコ
ンパレータ62の測定端子を、上記測定ピン60の上端
面に突き当てて、前記第一押し付けロッド27と第二押
し付けロッド47との距離を測定する為の測距手段を構
成している。尚、上記測定ピン60を押圧する為の圧縮
ばね61の弾力は、前記第一押し付けロッド27を上方
に押圧する為の圧縮ばね34の弾力よりも十分に小さく
している。これは、測定時に所定の予圧を付与する為の
圧縮ばね34の弾力が、上記圧縮ばね61の弾力により
弱められる事のない様にする為である。
【0038】上述の様に構成される、本発明の複列玉軸
受の外輪軌道のピッチを測定する装置により、外輪16
の内周面に形成された複列の外輪軌道17、17のピッ
チPを測定する場合、次の様にして行なう。
【0039】測定装置の待機状態に於いては、図2に示
す様に、第一エアシリンダ28により下部ホルダ20を
下降させた状態で、第二エアシリンダ29によって第一
押し付けロッド27を下降させる事により、第一ホルダ
筒23の複数の第一ホルダ孔25、25の内側に保持さ
れた第一玉26、26を、上記第一ホルダ筒23の内側
に変位させておく。又、第三エアシリンダ42を非作動
状態として、圧縮ばね41の弾力により下部外輪受39
を上昇させておく。
【0040】測定作業を行なう場合、図2に示した待機
状態のまま、上記第一ホルダ筒23の上端部に、被測定
品である外輪16の下端部を被せ、この外輪16の下縁
を上記下部外輪受39の内向フランジ部45の上面に載
置する。次いで、第三エアシリンダ42により下部外輪
受39を下降させる事により、上記外輪16を下降さ
せ、この外輪16の内周面に形成された複列の外輪軌道
17、17の内、下半部に形成された一方の外輪軌道1
7を、上記複数の第一ホルダ孔25、25に整合させ
る。
【0041】次いで、第二エアシリンダ29により、そ
れ迄下降していた第一押し付けロッド27を上昇させ
て、この第一押し付けロッド27外周面の第一傾斜面3
7により、上記複数の第一玉26、26を各第一ホルダ
孔25、25の外側に変位させ、各第一玉26、26
を、上記一方の外輪軌道17に押し付ける。
【0042】次いで、図2〜3に示す様に、第一エアシ
リンダ28によって下降していた下部ホルダ20を、図
4に示す様に上昇させ、上記第一ホルダ筒23と第二ホ
ルダ筒50とを、互いに近付ける。下部ホルダ20の上
昇に伴なって、先ず図4に示す様に、外輪16の上端縁
が上部外輪受53の抑え部56に突き当たる。第二ホル
ダ筒50の下端部に保持された第二玉52、52と、上
記外輪16の内周面に形成された複列の外輪軌道17、
17の内、上半部に形成された他方の外輪軌道17と
は、この状態で整合する。
【0043】この状態から、更に下部ホルダ20を上昇
させると、外輪16を介して先ず図4に示す様に、上部
外輪受53が上昇し、次いで図1に示す様に、第二ホル
ダ筒50が押し上げられる。但し、第二押し付けロッド
47は上昇する事なく、そのままの位置に保持される
為、この第二押し付けロッド47の下端部が第二玉5
2、52の内側に進入し、この複数の第二玉52、52
を各第二ホルダ孔51、51の内側で、第二ホルダ筒5
0の直径方向外側に変位させ、各第二玉52、52を、
上記外輪軌道17に押し付ける。
【0044】この様にして、複数の第一玉26、26を
下側の外輪軌道17に、複数の第二玉52、52を上側
の外輪軌道17に、それぞれ押し付けた状態で、上記複
数の第一玉26、26を下側の外輪軌道17に押し付け
る第一傾斜面37下端部の第一基準押圧面38と、上記
複数の第二玉52、52を上側の外輪軌道17に押し付
けている第二傾斜面57上端部の第二基準押圧面58と
は、それぞれ複列玉軸受を構成する軸14外周面の内輪
軌道15、15(図8参照)と同様に傾斜している為、
上記第一玉26、26と第二玉52、52とは、それぞ
れの外輪軌道17、17に対して所定の接触角θで接触
する。
【0045】そこで、測距手段を構成するコンパレータ
62により、上記第一押し付けロッド27と第二押し付
けロッド47との距離を測定する。この様な距離測定作
業は、予め複列の外輪軌道17、17のピッチPが解っ
た外輪16(標準品)で行なって、上記コンパレータ6
2の指示値を、マイクロコンピュータ等に記録してお
く。そして、この記録した指示値と、上記ピッチPを求
めるべき外輪16(被測定品)を本発明装置にセットし
た場合に於ける、上記コンパレータ62の指示値とを比
較する(加減する)事で、上記被測定品のピッチPを求
める。
【0046】尚、上記コンパレータ62による測定作業
を行なう際には、上部外輪受53を介して外輪16を回
転させ、各外輪軌道17、17と第一玉26、26及び
第二玉52、52とを馴染ませ、複列玉軸受の使用状態
に即した状態で、前記ピッチPを測定する。
【0047】測定作業を終了したならば、上記と逆の手
順で、本発明の測定装置から外輪16を取り出し、別の
外輪16(被測定品)を測定装置にセットする事で、測
定作業を行なう。尚、測定作業の終了に伴なって、第
一、第二両ホルダ筒23、50を離隔させるべく、第一
エアシリンダ28により下部ホルダ20を下降させる際
には、先ず、第二ホルダ筒50上端部の鍔部66が、第
二ホルダ筒保持器49内周面の段部64に衝合して、第
二ホルダ筒50の下降を制限する。
【0048】上部外輪受53は、その後しばらく下降し
続ける為、上記第二ホルダ筒50の第二ホルダ孔51、
51の周囲はこの上部外輪受53により塞がれる。従っ
て、各第二ホルダ孔51、51内に保持された第二玉5
2、52が、各第二ホルダ孔51、51から不用意に脱
落する事はない。尚、この際、第二ホルダ筒50と上部
外輪受53との下降が確実に行なわれる様に、吸気口6
5を通じて上記鍔部66の上側に、圧縮空気を送り込む
事も出来る。
【0049】次に、図5は本発明の第二実施例を示して
いる。上述の第一実施例が、接触角θの方向が図8
(A)に示す様に、内側に向かう程広がる方向の場合に
於けるピッチPを測定する構造であるのに対して、この
第二実施例は、接触角θの方向が、同図(B)に示す様
に、外側に向かう程広がる方向の場合に於けるピッチP
を測定する構造となっている。
【0050】この様な接触角θの方向の相違に合わせて
本実施例の場合、上述の第一実施例の場合とは逆に、測
定時に第一押し付けロッド27が下降し、第二押し付け
ロッド47が上昇する様にしている。又、第一、第二各
押し付けロッド27、47の端部に形成した第一、第二
両傾斜面37、57は、それぞれ第一、第二各押し付け
ロッド27、47の先端部に向かう程径が大きくなる様
に傾斜している。
【0051】又、第二押し付けロッド47の周囲に第二
ホルダ筒保持器49を、昇降自在に支持し、この第二ホ
ルダ筒保持器49の内周面と上記第二押し付けロッド4
7の外周面との間に設けたエアシリンダ63への圧縮空
気の給排により、上記第二ホルダ筒保持器49が第二押
し付けロッド47に対し、若干昇降する様にしている。
又、上記第二ホルダ筒保持器49の上昇時には、先ず第
二ホルダ筒50が引き上げられ、第二玉52、52の脱
落防止を図る様にしている。
【0052】ピッチPを測定する際には、第一、第二両
押し付けロッド27、47を引き離す傾向とし、圧縮ば
ね34を圧縮した状態で、コンパレータ62の指示値を
求める。その他、基本的な構成及び作用は、上述の第一
実施例とほぼ同様である為、重複する説明を省略する。
【0053】尚、本発明の装置によりピッチを測定され
る外輪と共に複列玉軸受を構成する内輪相当部材は、図
示の実施例の様な軸14に限定されず、円筒形の内輪で
も良い事は勿論である。
【0054】
【発明の効果】本発明の複列玉軸受の外輪軌道のピッチ
を測定する装置は、以上に述べた通り構成され作用する
為、外輪の内周面に形成された複列の外輪軌道のピッチ
を、正確に求める事が出来る。この結果、この外輪を含
んで構成される複列玉軸受の製造誤差の縮小を図る事が
出来、耐久性、信頼性を含む性能の優れた複列玉軸受
を、安定して提供する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の全体構成を、ピッチ測定
時の状態で示す縦断側面図。
【図2】同じく、準備作業の第一段階の状態で示す縦断
側面図。
【図3】同じく、準備作業の第二段階の状態で示す縦断
側面図。
【図4】同じく、準備作業の第三段階の状態で示す縦断
側面図。
【図5】本発明の第二実施例の全体構成を、ピッチ測定
時の状態で示す縦断側面図。
【図6】内輪分割型の複列玉軸受の2例を示す断面図。
【図7】従来のピッチ測定方法の1例を示す縦断面図。
【図8】単一の軸に複列の内輪軌道を形成した複列玉軸
受の2例を示す断面図。
【符号の説明】
1 複列玉軸受 2 外輪軌道 3 外輪 4 内輪軌道 5 内輪 6 玉 7 肩部 8 保持器 9 玉 10 傾斜面 11 押し付け部材 12 ロッド 13 コンパレータ 14 軸 15 内輪軌道 16 外輪 17 外輪軌道 18 複列玉軸受 19 鉛直壁 20 下部ホルダ 21 第一ホルダ筒保持器 22 係止溝 23 第一ホルダ筒 24 係止鍔部 25 第一ホルダ孔 26 第一玉 27 第一押し付けロッド 28 第一エアシリンダ 29 第二エアシリンダ 30 ホルダ 31 円孔 32 支持棒 33 鍔部 34 圧縮ばね 35 庇部 36 鍔部 37 第一傾斜面 38 第二基準押圧面 39 下部外輪受 40 段部 41 圧縮ばね 42 第三エアシリンダ 43 抑え駒 44 鍔部 45 内向フランジ部 46 上部ホルダ 47 第二押し付けロッド 48 基端部 49 第二ホルダ筒保持器 50 第二ホルダ筒 51 第二ホルダ孔 52 第二玉 53 上部外輪受 54 鍔部 55 係止部 56 抑え部 57 第二傾斜面 58 第二基準押圧面 59 貫通孔 60 測定ピン 61 圧縮ばね 62 コンパレータ 63 エアシリンダ 64 段部 65 給気口 66 鍔部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外輪相当部材の内周面に形成された複列
    の外輪軌道と、内輪相当部材の外周面に形成された複列
    の内輪軌道との間に、それぞれ複数個の玉を転動自在に
    装着して成る複列玉軸受を構成する複数の玉が、上記外
    輪軌道に当接する部分の中心同士の距離を測定する、複
    列玉軸受の外輪軌道のピッチを測定する装置であって、
    上記外輪相当部材の片半部の内側に挿入自在な第一ホル
    ダ筒と、この第一ホルダ筒の一部で、上記外輪相当部材
    の内周面に形成された複列の外輪軌道の内、一方の外輪
    軌道と対向し得る部分の円周方向3箇所以上に形成され
    た第一ホルダ孔と、上記第一ホルダ筒の内外方向に亙る
    変位を自在として、各第一ホルダ孔の内側に保持された
    複数の第一玉と、外周面を軸方向に亙って外径が変化す
    る第一傾斜面とし、上記第一ホルダ筒の内側に、軸方向
    に亙る変位を自在として設けられた第一押し付けロッド
    と、この第一押し付けロッドを軸方向に亙って変位させ
    る為の変位機構と、上記第一ホルダ筒と同軸上に設けら
    れ、上記外輪相当部材の他半部の内側に挿入自在な第二
    ホルダ筒と、この第二ホルダ筒の一部で、上記外輪相当
    部材の内周面に形成された複列の外輪軌道の内、他方の
    外輪軌道と対向し得る部分の円周方向3箇所以上に形成
    された第二ホルダ孔と、上記第二ホルダ筒の内外方向に
    亙る変位を自在として、各第二ホルダ孔の内側に保持さ
    れた複数の第二玉と、外周面を軸方向に亙って外径が変
    化する第二傾斜面とし、上記第二ホルダ筒の内側に、軸
    方向に亙る変位を自在として設けられた第二押し付けロ
    ッドと、上記第二ホルダ筒及び第二押し付けロッドを、
    上記第一ホルダ筒及び第一押し付けロッドに対して遠近
    動させる為の駆動機構と、上記第一押し付けロッドと第
    二押し付けロッドとの距離を測定する為の測距手段とか
    ら成る複列玉軸受の外輪軌道のピッチを測定する装置。
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