JP3866546B2 - 転動体装填装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ころがり軸受の転動体を保持する保持器に当該転動体を装填する装置に関し、更に詳しくは、環状に形成された基部と、該基部上にその周方向に沿って並設され、転動体を回転可能に保持する複数の保持爪とを備えて成る保持器の、前記保持爪間に転動体を装填する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述した保持器の一例を図9乃至図11に示す。尚、図9は、当該保持器を示した平面図であり、図10は、図9における矢視IV−IV方向の断面図であり、図11は、当該保持器の一部分を示した部分斜視図である。これら図9乃至図11に示すように、この保持器100は、環状に形成された基部101と、この基部101上にその周方向に沿って並設された複数の保持爪102とを備えて構成される。そして、各保持爪102間には、転動体105が回転自在となるように挿入,保持されるポケット部103が形成されている。
【0003】
尚、保持爪102によって転動体105を保持するように構成された保持器100としては、この他に、図12に示したものなど各種のものが在る。
【0004】
かかる保持器100への転動体105の装填は、その構造から通常、保持器100の外側から前記ポケット部103に転動体105を押し入れる態様が採られており、これを自動的に行う装置として、従来、図13に示すような装填装置が提案されている。
【0005】
同図13に示すように、この装填装置110は、基台111と、この基台111に回転可能に支持され、その上面が基台111の上面と同一平面上に位置するように配設された回転テーブル112と、同じく前記基台111に支持されて前記回転テーブル112と共に回転するコレットチャック113と、このコレットチャック113の側方に配設されたガイドプレート115と、ガイドプレート115とコレットチャック113との間に転動体105を供給するシュート124と、前記コレットチャック113を開閉駆動するチャック駆動装置(図示せず)や、回転テーブル112及びコレットチャック113を回転駆動する回転駆動装置(図示せず)などを備えてなる。
【0006】
前記コレットチャック113は、前記チャック駆動装置(図示せず)の作動によってその外径が拡縮するようになっており、保持器100の内周部に挿通された状態で、外径が拡径せしめられることにより、保持器100を把持する。
【0007】
また、ガイドプレート115は、前記コレットチャック113と対向する側面が図示する如き形状の案内面116となっており、基台111上に固設されたブラケット120によって支持され、このブラケット120に植設されたピン117を中心として、矢示A−B方向に揺動自在となっている。また、ガイドプレート115には制止穴118が設けられる一方、ブラケット120には制止穴118に挿通された状態で制止ピン119が植設されており、これら制止穴118と制止ピン119との係合関係によってガイドプレート115の前記揺動が規制される。更に、ガイドプレート115は、一端が前記ブラケット120に係止され、他端が当該ガイドプレート115に係止された引張コイルバネ121によって矢示A方向に付勢されている。
【0008】
また、前記シュート124は、転動体105が転送される搬送路125を有しており、前記基台111の上面に対し適宜角度で傾斜した状態で配設され、その排出端が前記ガイドプレート115の案内面116とコレットチャック113との間に臨んでいる。また、回転テーブル112の上面には、下りテーパとなった内テーパ面112aが形成されており、前記シュート124によって供給された転動体105が、この内テーパ面112a及び前記ガイドプレート115の案内面116の作用によってコレットチャック113側に導かれるようになっている。
【0009】
尚、図中の符号122はエアシリンダ、123はこのエアシリンダ122のピストンロッドに連結された制止ロッドであり、エアシリンダ122の作動によって制止ロッド123の先端部が、シュート124の搬送路125に対して進退し、当該搬送路125上を転送される転動体105を制止するようになっている。
【0010】
斯くして、この装填装置110によれば、コレットチャック113によって保持器100が把持され、当該保持器100,コレットチャック113及び回転テーブル112が矢示C方向に回転せしめられた状態で、シュート124の排出端から所定個数(図示例では11個)の転動体105が順次供給されると、供給された転動体105は、その先頭のものが回転テーブル112の内テーパ面112aの傾斜によって保持器100側に導かれ、その一部が保持器100のポケット部103内に進入した状態となる。
【0011】
この状態で、保持器100等が更に矢示C方向に回転すると、転動体105はガイドプレート115の案内面116に摺接し、この案内面116によって保持器100側に押圧され、前記ポケット部103内に挿入される。以後、同様にして、順次転動体105が保持器100のポケット部103内に挿入される。そして、全てのポケット部103内に転動体105が挿入されると、保持器100がコレットチャック113から取り外され、次の保持器100がコレットチャック113に装填され、以後同様にして、順次保持器100に転動体105が装填される。
【0012】
尚、シュート124から供給された転動体105が、保持器100の保持爪102とガイドプレート115との間に挟み込まれて、設定されたポケット部103に挿入されなかった場合には、保持器100等の矢示C方向への回転に伴って、ガイドプレート115が矢示B方向に揺動し、これによって、転動体105が保持爪102とガイドプレート115との間に噛み込まれるのが防止される。この場合、転動体105は、ガイドプレート115の揺動動作によって、回転方向後ろ側のポケット部103に挿入される。また、この場合には、保持器100が1回転する間に全てのポケット部103に対して転動体105を挿入することができないため、全てのポケット部103に転動体105が挿入されるまで、回転テーブル112等が回転駆動される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した装填装置110には、転動体105を自動的に保持器100に装填することができるという利点が有る反面、以下に説明するような問題があった。
【0014】
即ち、まず、上述した装填装置100は、転動体105を自動装填する構成となっているので、上記チャック駆動装置(図示せず)や回転駆動装置(図示せず)などの駆動装置を要し、装置が大掛かりとなって、その製造コストが高くなり、また、大きな設置スペースを要するという問題がある。
【0015】
また、転動体105を1個づつ保持器100に装填するように構成されているので、全ての転動体105を保持器100に装填するまでに長時間を要するという問題もある。特に、上述した如く、保持爪102とガイドプレート115との間に転動体105が挟み込まれた場合には、更に多くの時間を要することとなる。
【0016】
本発明は、如上の実情に鑑みなされたものであって、保持器に転動体を装填するに当たり、これを安価且つ短時間のうちに行い得る転動体の装填装置の提供を目的とする
【0017】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記課題を解決するための本発明の請求項1に記載した発明は、環状に形成された基部と、該基部上にその周方向に沿って並設され、転動体を回転可能に保持する複数の可撓性を有する保持爪とを備えて成る保持器の、前記保持爪間に形成されたポケット部に転動体を装填する装置であって、
前記保持器の基部内周部に嵌挿される嵌合部、及び該嵌合部より径の大きい大径部を有する段付状の部材からなり、前記嵌合部に嵌挿された前記保持器を支持する支持部材と、前記支持部材の大径部が嵌挿される嵌合穴を備えたガイド部材と、前記支持部材を上下動可能に保持する保持手段と、前記ガイド部材及び保持手段が固着される基台と、前記支持部材とガイド部材との間の周方向の位置関係を位置決めする位置決め手段と前記支持部材を上方に付勢する付勢手段と、前記支持部材に支持された保持器の上面に当接可能に設けられ、該上面に当接した状態で上下動可能となった押え部材とを備えてなり、
前記支持部材の大径部には、前記保持器のポケット部中心位置と同一角度ピッチで保持穴が形成され、該保持穴は、その中心軸が前記支持部材の中心軸と並行に形成されるとともに、前記大径部の上端面及び外周面に開口するように形成されて、前記転動体が前記大径部の外側から穴内部に進退可能と成っており、
前記ガイド部材には、その上端面から前記嵌合穴に向けて下りテーパとなった内テーパが形成されるとともに、前記保持穴と対応する位置の少なくとも一箇所に、前記上端面及び嵌合穴内周面に開口する干渉回避穴が形成され、該干渉回避穴は、その中心軸が前記嵌合穴の中心軸と並行に形成されて、前記転動体が前記上端面及び内周面側から穴内部に進退可能と成っており、
更に、前記位置決め手段が、前記保持穴と前記干渉回避穴とが相互に対向するように、前記支持部材とガイド部材とを位置決めするように構成されてなることを特徴とする転動体装填装置に係る。
【0018】
この転動体装填装置によれば、以下のようにして、転動体が保持器に装填される。尚、最初の状態では、前記支持部材は、その大径部がガイド部材の嵌合穴に下方から嵌挿されて、その嵌合部が少なくとも前記嵌合穴より上方に突出した状態となっており、更に、前記保持穴がガイド部材の内テーパ面と対向した状態となっている。
【0019】
まず、ガイド部材の嵌合穴に嵌挿された支持部材の各保持穴に、転動体を適宜装填する。このとき、転動体は、ガイド部材の内テーパ面に当接した状態となる。ついで、支持部材の嵌合部に保持器を装着し、保持器の把持爪間(ポケット部)と前記保持穴及びこれに装填された転動体との位置合わせを行う。
【0020】
次に、押え部材を、その下面が保持器上面と当接するように当該保持器上に載置した後、当該押え部材を下方に押し下げる。これにより、保持器及びこれを支持する支持部材は、付勢手段の付勢力に抗して下方に移動する。その際、ガイド部材に形成の干渉回避穴と非対向の保持穴に挿入された転動体は、前記内テーパ面に案内されて保持器のポケット部に進入し、更なる保持器及び支持部材の下方移動に伴って、ポケット部の内上面によって上方への移動が規制されつつ、前記内テーパ面に案内されて、前記ポケット部に押し込まれ、同部に装填される。
【0021】
一方、前記干渉回避穴と対向する保持穴に挿入された転動体は、支持部材の下方移動によって前記干渉回避穴内に進入し、更に、支持部材が下方に移動すると、干渉回避穴底部に至り、かかる穴底縁部の作用によりこれに案内されてポケット部に進入し、更なる保持器及び支持部材の下方移動に伴って、ポケット部の内上面により上方への移動が規制されつつ、前記穴底縁部によって前記ポケット部に押し込まれ、同部に装填される。
【0022】
前記保持爪間、即ち、前記ポケット部に転動体を挿入する際、保持爪は転動体の押し込み力により弾性変形して保持爪間の間隔が拡がり、これによって転動体を前記ポケット部に挿入することができるようになる。しかるに、一度に全ての転動体を挿入しようした場合、1つの保持爪にその隣接方向両側から転動体の均等な押し込み力が作用して、保持爪に上記のような弾性変形を起こさせることができない。このため、無理なく転動体を挿入することができない。
【0023】
そこで、この転動体装填装置では、まず、ガイド部材に形成の干渉回避穴と非対向の保持穴に挿入された転動体保持器に装填、しかる後、前記干渉回避穴と対向する保持穴に挿入された転動体保持器に装填するようにしている
【0024】
転動体の挿入されない保持爪間(ポケット部)を設定することで、かかる保持爪が干渉回避の役割を成し、この結果、他の保持爪に作用する隣接方向両側からの転動体の押し込み力が不均一となって保持爪に弾性変形を生起させることが可能となり、これにより、干渉回避穴と非対向の保持穴に挿入された複数の転動体を無理なくポケット部に挿入することが可能となる。一方、干渉回避穴と対向する保持穴に挿入された転動体については、保持爪と転動体との間に設定された隙間によって保持爪が弾性変形可能であり、かかる弾性変形によって無理なく保持爪間に挿入される。
【0025】
そして、以上のようにして保持器に転動体が装填された後、押え部材による負荷を解除する。これにより、支持部材が付勢手段の付勢力によって上昇して、原位置に復帰する。この後、転動体の装填された保持器を支持部材から取り外す。
【0026】
このように、本発明に係る転動体装填装置によれば、一度に複数の転動体を保持器に装填することができるので、上述した従来の装填装置に比べて、より短い時間で転動体を装填することができる。また、従来の装填装置におけるようなチャック駆動装置や回転駆動装置などの駆動装置が不要であることから、装置の大きさがコンパクトであり、そのため設置スペースが小さくて足り、また、製造コストが安価であるという利点がある。
【0027】
尚、前記押え部材は、請求項2に記載した発明のように、これを駆動手段によって上下動させるようにすると良い。このようにすれば、転動体装填作業の一部自動化が図られ、当該作業の効率化を図ることができる。
【0028】
また、上述したように、転動体は、支持部材及び保持器とガイド部材との相対移動によって保持器に装填される。したがって、請求項3に記載した発明のように、支持部材及び保持器を固定し、ガイド部材をこれに対して上下動させるようにしても、請求項1に記載した発明と同様の効果が奏される。
【0029】
即ち、請求項3に記載した発明は、環状に形成された基部と、該基部上にその周方向に沿って並設され、転動体を回転可能に保持する複数の可撓性を有する保持爪とを備えて成る保持器の、前記保持爪間に形成されたポケット部に転動体を装填する装置であって、
前記保持器の基部内周部に嵌挿される嵌合部、及び該嵌合部より径の大きい大径部を有する段付状の部材からなり、前記嵌合部に嵌挿された前記保持器を支持する支持部材と、前記支持部材の大径部が嵌挿される嵌合穴を備え、且つ前記支持部材に対して上下動可能に設けられたガイド部材と、前記支持部材が固着される基台と、前記支持部材とガイド部材との間の周方向の位置関係を位置決めする位置決め手段と、前記支持部材に支持された保持器の上面に当接可能に設けられた押え部材と、前記保持器上面に当接した押え部材と支持部材との位置関係を保持する保持手段とを備えてなり、
前記支持部材の大径部には、前記保持器のポケット部中心位置と同一角度ピッチで保持穴が形成され、該保持穴は、その中心軸が前記支持部材の中心軸と並行に形成されるとともに、前記大径部の上端面及び外周面に開口するように形成されて、前記転動体が前記大径部の外側から穴内部に進退可能と成っており、
前記ガイド部材には、その上端面から前記嵌合穴に向けて下りテーパとなった内テーパが形成されるとともに、前記保持穴と対応する位置の少なくとも一箇所に、前記上端面及び嵌合穴内周面に開口する干渉回避穴が形成され、該干渉回避穴は、その中心軸が前記嵌合穴の中心軸と並行に形成されて、前記転動体が前記上端面及び内周面側から穴内部に進退可能と成っており、
更に、前記位置決め手段が、前記保持穴と前記干渉回避穴とが相互に対向するように、前記支持部材とガイド部材とを位置決めするように構成されてなることを特徴とする転動体装填装置に係る。
【0030】
そして、この請求項3に記載した発明においても同様に、請求項4に記載した発明の如く、前記ガイド部材を駆動手段によって上下動させるようにすると良い。このようにすれば、転動体装填作業の一部自動化が図られ、当該作業の効率化を図ることができる。
【0031】
また、本発明の請求項5に記載した発明は、上記請求項1乃至4記載のいずれかの転動体装填装置において、前記保持器と当接する前記押え部材当接面の、当接時に前記支持部材の保持穴と対応する位置に、前記転動体との接触を回避する凹溝を放射状且つ前記押え部材の外周面に開口するように形成したことを特徴とする転動体装填装置に係る。
【0032】
転動体が保持器に装填されたときに、転動体の上面が保持爪の上端より上方に突出するように構成されたものである場合には、押し下げ部材により保持器を押し下げて、当該転動体をポケット部に装填させる際に、転動体が押し下げ部材の下面と干渉する。そこで、請求項5記載の発明のように、前記押え部材当接面の、当接時に前記支持部材の保持穴と対応する位置に凹溝を形成すれば、転動体がポケット部に進入する際の、当該転動体上面と押え部材下面との干渉が、前記凹溝によって解消される。
【0033】
また、本発明の請求項6に記載した発明は、上記請求項5記載の転動体装填装置において、前記押え部材を前記保持器に当接させた際、前記押え部材の当接面に形成された凹溝と、前記支持部材の保持穴とが相互に対向するように、前記押え部材と前記支持部材と間の位置関係を位置決めする第2の位置決め手段を設けたことを特徴とする転動体装填装置に係る。
【0034】
この発明によれば、押え部材当接面を保持器上面に当接させる際に、押え部材当接面に形成された凹溝と、支持部材の保持穴とを、容易に位置合わせすることができる。
【0035】
尚、本発明における保持器は金属製や樹脂製からなるもの含み、可撓性を有する保持爪とは、保持爪が、そのポケット部に外側から転動体を押し入れる際、転動体を挿入可能な程度の撓み性を有していることを意味する。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について添付図面に基づき説明する。尚、図1は、本実施形態に係る転動体装填装置を一部断面で示した正面図であり、図2は、図1における矢視I方向の側面図であり、図3は、図2の平面図である。また、本例では、図9乃至図11に示した保持器100に転動体105を装填する例を例示する。
【0037】
図1乃至図3に示すように、本例の転動体装填装置1は、架台2、この架台2上に配設された基台10、基台10に固設されたガイド部材20、ガイド部材20に係合する支持部材30、支持部材30に係合可能に設けられた押え部材40などを備えてなる。
【0038】
図1及び図2に示すように、前記基台10は、前記架台2上に固設される下プレート11と、この下プレート11上に適宜間隔で立設された一対の脚部材13,14と、この脚部材13,14上に固設された上プレート12からなる。前記上プレート12には、嵌合穴12aが形成されており、前記ガイド部材20の下端部がこの嵌合穴12aに嵌合された状態で、当該上プレート12上に固定されている。また、下プレート11にも嵌合穴11aが形成されており、軸受58がこの嵌合穴11aに下方から嵌挿された状態で当該下プレート11に固定されている。
【0039】
図1及び図4に示すように、前記ガイド部材20は、嵌合穴23を備えた円筒状の部材であり、この嵌合穴23に前記支持部材30が嵌挿される。また、ガイド部材20の上面には、前記嵌合穴23に向けて下りテーパとなった第1のテーパ面21が形成され、更に、この第1のテーパ面21の内側に、これより急傾斜となった第2のテーパ面22が形成されている。また、図3にも示すように、この第2のテーパ面22には、その周方向3箇所に、横断面略半円状の干渉回避穴24が嵌合穴23の中心軸に沿って穿設されている。この干渉回避穴24は、前記第2のテーパ面22及び嵌合穴23の内周面に開口しており、前記転動体105が、第2のテーパ面22及び嵌合穴23の内周面側から当該干渉回避穴24内に進退可能となっている。
【0040】
前記支持部材30は、前記ガイド部材20の嵌合穴23に嵌挿される大径部31、及び前記保持器100の内周部が嵌合,装着される小径部(嵌合部)32を備えた段付円筒状の部材からなり、その下端部には、前記ガイド部材20下面に当接して、その前記嵌合穴23に嵌挿された当該支持部材30の上方への移動を制止するフランジ状の係止部34が形成されている。
【0041】
また、前記大径部31は、前記係止部34が前記ガイド部材20下面に当接した状態で、その上端部が前記ガイド部材20に形成された前記第2のテーパ面22の上端よりも上方に位置するようになっており、その肩部には、図9乃至図11に示した保持器100のポケット部103の配置角度ピッチと同じ角度ピッチで、横断面略半円状の保持穴33が当該大径部31の中心軸に沿って穿設されている。この保持穴33は、大径部31の上端面及び外周面に開口しており、前記転動体105が、大径部31の上端面及び外周面側から当該保持穴33内に進退可能となっている。
【0042】
また、支持部材30の上端面には前記押え部材40と係合する係合ロッド37が突設され、更にその近傍には位置決めピン38が突設される一方、下面中心位置には軸継手50の上端部51が嵌挿される嵌合穴35が穿設され、また、当該下面に開口する位置決め溝36が形成されている。
【0043】
前記軸継手50は、その上端部51が小径となった段付円筒状の部材からなり、下面中心位置にはスプライン軸55の先端部56が嵌挿される嵌合穴52が穿設されている。また、大径部の上端面には、前記支持部材30の下面に形成された位置決め溝36に挿入される位置決めピン53が突設されている。
【0044】
前記スプライン軸55は、前記下プレート11に固設された軸受58のスプライン穴に挿通され、更に、その下端部が、前記軸受58の下方に配設された円筒状のホルダ59内に挿入され、このホルダ59内に配設された圧縮コイルバネ60によって、上方に付勢された状態で、しかも上下動可能に、これら軸受58及びホルダ59により保持されている。また、このスプライン軸55と前記軸継手50とは、スプライン軸55の先端部61に植設されたキー57及び軸継手50に螺着されたネジ54によって、相互にその回転方向の位置関係が位置決めされている。
【0045】
斯くして、支持部材30は、軸継手50,スプライン軸55,ホルダ59及び圧縮コイルバネ60によって支持され、位置決め溝36と位置決めピン53との係合関係、キー57とネジ54との係合関係、及びスプライン軸55と軸受58との係合関係によって、その保持穴33がガイド部材20に形成された干渉回避穴24と対向するように、ガイド部材20に対して位置決めされる。
【0046】
図1及び図4に示すように、前記押え部材40は、下面中心位置に嵌合穴41が穿設された段付円筒状の部材からなり、この嵌合穴41にはスリーブ44が圧入されている。スリーブ44の下面には位置決め溝46が形成されており、更に、その中心穴45に前記係合ロッド37が嵌挿されるようになっている。また、押え部材40の下面43は、前記支持部材30に装着された前記保持器100の上面に当接する当接面になっており、更に、当該下面(当接面)43には、図5及び図6に示すように、凹溝42が、当該押え部材40の外周面に開口するように放射状に形成されている。
【0047】
斯くして、押え部材40は、スリーブ44の中心穴45に前記係合ロッド37を嵌挿せることで、支持部材30に対して係合し、前記位置決めピン38が位置決め溝46に挿入されるように、支持部材30に対する回転位置を調整することで、その前記凹溝42が支持部材30の保持穴33と対向するようになっている。尚、前記凹溝42の深さは、転動体105が装填された保持器100に前記当接面43が当接したときに、当該転動体105と干渉しない深さとなっている。
【0048】
次に、以上の構成を備えた本例の転動体装填装置1により、前記保持器100に転動体105を装填する手順について、図7を用いて説明する。
【0049】
まず、前記支持部材30の各保持穴33に、転動体105(105a,105b)を装填する。このとき、転動体105(105a,105b)は、ガイド部材20に形成された第1のテーパ面21によって案内され、スムーズに各保持穴内に装填される。そして、転動体105(105a,105b)は、ガイド部材20の第2のテーパ面22に当接した状態となる。
【0050】
次に、支持部材30の小径部(嵌合部)32に保持器100を装着して、保持器100のポケット部103と前記保持穴33及びこれに装填された転動体105(105a,105b)との位置合わせを行った後、押え部材40を、そのスリーブ44に係合ロッド37が嵌挿されるように、支持部材30に係合せしめ、ついで、前記位置決めピン38が位置決め溝46に挿入されるように、支持部材30に対する回転位置を調整した後、その下面43が保持器100の上面と当接するように当該保持器100上に載置する。これにより、押え部材40の凹溝42が支持部材30の保持穴33と対向した状態となる。
【0051】
このようにして、転動体105(105a,105b)を保持穴33に装填し、保持器100を支持部材30に装着した後、当該支持部材30に押え部材40を係合せしめた状態を図7(a)に示す。
【0052】
次に、押え部材40を下方に押し下げる。これにより、保持器100及びこれを支持する支持部材30が、圧縮コイルバネ60の付勢力に抗して下方に移動する。その際、ガイド部材20に形成の干渉回避穴24と非対向の保持穴33に挿入された転動体105aは、第2のテーパ面22に案内されて保持器100のポケット部103に進入し、更なる保持器100及び支持部材30の下方移動に伴って、ポケット部103の内上面によって上方への移動が規制されつつ、前記第2のテーパ面22に案内されて、前記ポケット部103に押し込まれ、同部に装填される。
【0053】
一方、前記干渉回避穴24と対向する保持穴33に挿入された転動体105bは、支持部材30の下方移動によって前記干渉回避穴24内に進入した後、干渉回避穴24底部に至り、かかる穴底縁部に案内されてポケット部に進入した状態となる。尚、この状態では、干渉回避穴24と対向する保持穴33に挿入された転動体105bは、完全には前記ポケット部103内に装填されていない。この状態を図7(b)に示す。
【0054】
そして、保持器100及び支持部材30が更に下方に移動すると、干渉回避穴24と対向する保持穴33に挿入された転動体105bは、ポケット部103の内上面によって上方への移動が規制されつつ、前記穴底縁部によって前記ポケット部103に押し込まれ、同部に装填される。この状態を図7(c)に示す。
【0055】
次に、以上のようにして、全ての転動体105が保持器100に装填された後、押え部材40による負荷を解除する。これにより、支持部材30が圧縮コイルバネ60の付勢力によって上昇して、原位置に復帰する。この後、転動体105の装填された保持器100を支持部材30から取り外す。
【0056】
このように、この転動体装填装置1によれば、まず、ガイド部材20に形成の干渉回避穴24と非対向の保持穴33に挿入された転動体105aが保持器100に装填され、しかる後、前記干渉回避穴24と対向する保持穴33に挿入された転動体105bが保持器100に装填される。
【0057】
一度に全ての転動体105を保持器100に装填しようとすると、保持爪102にその隣接方向両側から均等な力が作用して、無理なく転動体105を挿入することが困難であるが、転動体105の挿入されないポケット部103を設定することで、同部の保持爪102が干渉回避の役割を成し、この結果、他の保持爪102に作用する隣接方向両側から作用する力が不均一となって保持爪102に弾性変形を生起させることが可能となり、これにより、干渉回避穴24と非対向の保持穴33に挿入された複数の転動体105aを無理なくポケット部103に挿入することが可能となる。一方、干渉回避穴24と対向する保持穴33に挿入された転動体105bについては、既に装填された転動体105aと保持爪102との間に隙間が設定されているので、当該保持爪102はかかる隙間によって弾性変形可能であり、かかる弾性変形によって無理なくポケット部103に挿入される。
【0058】
以上詳述したように、本例の転動体装填装置1によれば、一度に複数の転動体105を保持器100に装填することができるので、上述した従来の装填装置110に比べて、より短い時間で転動体105を装填することができる。また、従来の装填装置110におけるようなチャック駆動装置や回転駆動装置などの駆動装置が不要であることから、装置の大きさがコンパクトであり、そのため設置スペースが小さくて足り、また、製造コストが安価であるという利点がある。
【0059】
また、押え部材40の下面43に、放射状の凹溝42を形成しているので、転動体105が保持器100に装填されたときに、転動体105の上面が保持爪102の上端より上方に突出するように構成されたものであっても、当該転動体105をポケット部103に装填させる際の、当該転動体105上面と押え部材40の下面43との干渉を、前記凹溝42によって解消することができる。
【0060】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明が採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。例えば、上述の例では、干渉回避穴24を3箇所に設けたが、これは少なくとも1箇所に形成されていれば足り、その数は何ら限定されるものではない。
【0061】
また、前記押え部材40を上下動させる駆動手段を設け、この駆動手段によって、前記押え部材40を上下動させるようにしても良い。このようにすれば、転動体105の装填作業を一部自動化することができ、当該作業の効率化を図ることができる。
【0062】
また、上記説明から容易に理解されるように、転動体105は、支持部材30及び保持器100とガイド部材20との相対移動によって保持器100に装填される。したがって、支持部材30及び保持器100を固定し、ガイド部材20をこれに対して上下動させるようにしても、上記と同様にして保持器100に転動体105を装填することができる。かかる装置の概略構成を図8に示す。
【0063】
同図8に示すように、この転動体装填装置70は、上記支持部材30が基台10の上プレート12上に固設され、上記ガイド部材20が支持部材30に対して上下動可能に外嵌せしめられるとともに、上記押え部材40が駆動シリンダ71によって上下駆動されるように構成されてなる。尚、ガイド部材20と支持部材30とは、例えば、キーとキー溝との係合関係などにより、上記保持穴33と干渉回避穴24とが相互に対向するように、位置決めされている。また、駆動シリンダ71は、適宜構造体に支持されている。
【0064】
斯くして、この転動体装填装置70によれば、まず、前記支持部材30の各保持穴33に転動体105を装填した後、前記駆動シリンダ71を駆動して、押え部材40を下方に移動させ、その下面43を保持器100の上面に当接せしめる。これにより、支持部材30及び保持器100が固定されるとともに、押え部材40と支持部材30とは、その位置関係が保持された状態となる。しかる後、ガイド部材20を上方に移動させると、上記と同様にして、転動体105が保持器100に装填される。
【0065】
尚、この転動体装填装置70においても、前記ガイド部材20を上下動させる駆動手段を設け、この駆動手段によって、前記ガイド部材20を上下動させるようにしても良い。このようにすれば、転動体105の装填作業を一部自動化することができ、当該作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る転動体装填装置を一部断面で示した正面図である。
【図2】 図1における矢視I方向の側面図である。
【図3】 図2の平面図である。
【図4】 図1に示した転動体装填装置の一部を拡大して示した拡大図である。
【図5】 図1における矢視II−II方向の底面図である。
【図6】 図1における矢視III方向の側面図である。
【図7】 本実施形態の転動体装填装置による転動体装填手順を示した説明図である。
【図8】 本発明の他の形態に係る転動体装填装置を一部断面で示した正面図である。
【図9】 一例に係る保持器を示した平面図である。
【図10】 図9における矢視IV−IV方向の断面図である。
【図11】 図9に示した保持器の部分斜視図である。
【図12】 他の例に係る保持器を示した斜視図である。
【図13】 従来例に係る転動体装填装置を示した平面図である。
【符号の説明】
1 転動体装填装置
2 架台
10 基台
20 ガイド部材
22 第2のテーパ面
23 嵌合穴
24 干渉回避穴
30 支持部材
31 大径部
32 小径部(嵌合部)
33 保持穴
36 位置決め溝
38 位置決めピン
40 押え部材
42 凹溝
43 下面(当接面)
46 位置決め溝
53 位置決めピン
54 ネジ
55 スプライン軸
57 キー
58 軸受
60 圧縮コイルバネ

Claims (6)

  1. 環状に形成された基部と、該基部上にその周方向に沿って並設され、転動体を回転可能に保持する複数の可撓性を有する保持爪とを備えて成る保持器の、前記保持爪間に形成されたポケット部に転動体を装填する装置であって、
    前記保持器の基部内周部に嵌挿される嵌合部、及び該嵌合部より径の大きい大径部を有する段付状の部材からなり、前記嵌合部に嵌挿された前記保持器を支持する支持部材と、
    前記支持部材の大径部が嵌挿される嵌合穴を備えたガイド部材と、
    前記支持部材を上下動可能に保持する保持手段と、
    前記ガイド部材及び保持手段が固着される基台と、
    前記支持部材とガイド部材との間の周方向の位置関係を位置決めする位置決め手段と、
    前記支持部材を上方に付勢する付勢手段と、
    前記支持部材に支持された保持器の上面に当接可能に設けられ、該上面に当接した状態で上下動可能となった押え部材とを備えてなり、
    前記支持部材の大径部には、前記保持器のポケット部中心位置と同一角度ピッチで保持穴が形成され、該保持穴は、その中心軸が前記支持部材の中心軸と並行に形成されるとともに、前記大径部の上端面及び外周面に開口するように形成されて、前記転動体が前記大径部の外側から穴内部に進退可能と成っており、
    前記ガイド部材には、その上端面から前記嵌合穴に向けて下りテーパとなった内テーパが形成されるとともに、前記保持穴と対応する位置の少なくとも一箇所に、前記上端面及び嵌合穴内周面に開口する干渉回避穴が形成され、該干渉回避穴は、その中心軸が前記嵌合穴の中心軸と並行に形成されて、前記転動体が前記上端面及び内周面側から穴内部に進退可能と成っており、
    更に、前記位置決め手段が、前記保持穴と前記干渉回避穴とが相互に対向するように、前記支持部材とガイド部材とを位置決めするように構成されてなることを特徴とする転動体装填装置。
  2. 前記押え部材を上下動せしめる駆動手段を更に備えてなる請求項1記載の転動体装填装置。
  3. 環状に形成された基部と、該基部上にその周方向に沿って並設され、転動体を回転可能に保持する複数の可撓性を有する保持爪とを備えて成る保持器の、前記保持爪間に形成されたポケット部に転動体を装填する装置であって、
    前記保持器の基部内周部に嵌挿される嵌合部、及び該嵌合部より径の大きい大径部を有する段付状の部材からなり、前記嵌合部に嵌挿された前記保持器を支持する支持部材と、
    前記支持部材の大径部が嵌挿される嵌合穴を備え、且つ前記支持部材に対して上下動可能に設けられたガイド部材と、
    前記支持部材が固着される基台と、
    前記支持部材とガイド部材との間の周方向の位置関係を位置決めする位置決め手段と、
    前記支持部材に支持された保持器の上面に当接可能に設けられた押え部材と、
    前記保持器上面に当接した押え部材と支持部材との位置関係を保持する保持手段とを備えてなり、
    前記支持部材の大径部には、前記保持器のポケット部中心位置と同一角度ピッチで保持穴が形成され、該保持穴は、その中心軸が前記支持部材の中心軸と並行に形成されるとともに、前記大径部の上端面及び外周面に開口するように形成されて、前記転動体が前記大径部の外側から穴内部に進退可能と成っており、
    前記ガイド部材には、その上端面から前記嵌合穴に向けて下りテーパとなった内テーパが形成されるとともに、前記保持穴と対応する位置の少なくとも一箇所に、前記上端面及び嵌合穴内周面に開口する干渉回避穴が形成され、該干渉回避穴は、その中心軸が前記嵌合穴の中心軸と並行に形成されて、前記転動体が前記上端面及び内周面側から穴内部に進退可能と成っており、
    更に、前記位置決め手段が、前記保持穴と前記干渉回避穴とが相互に対向するように、前記支持部材とガイド部材とを位置決めするように構成されてなることを特徴とする転動体装填装置。
  4. 前記ガイド部材を上下動せしめる駆動手段を更に備えてなる請求項3記載の転動体装填装置。
  5. 前記保持器と当接する前記押え部材当接面の、当接時に前記支持部材の保持穴と対応する位置に、前記転動体との接触を回避する凹溝を放射状且つ前記押え部材の外周面に開口するように形成したことを特徴とする請求項1乃至4記載のいずれかの転動体装填装置。
  6. 前記押え部材を前記保持器に当接させた際、前記押え部材の当接面に形成された凹溝と、前記支持部材の保持穴とが相互に対向するように、前記押え部材と前記支持部材と間の位置関係を位置決めする第2の位置決め手段を設けたことを特徴とする請求項5記載の転動体装填装置。
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