JP6115123B2 - アンギュラ玉軸受の組立装置、及びアンギュラ玉軸受の組立方法 - Google Patents

アンギュラ玉軸受の組立装置、及びアンギュラ玉軸受の組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、アンギュラ玉軸受の組立装置、及びアンギュラ玉軸受の組立方法に関する。
アンギュラ玉軸受は、転動体である玉と、玉を保持する内輪及び外輪と、が所定の接触角を持つように構成された軸受であり、ラジアル荷重とアキシャル荷重との双方を負荷することが可能とされている。
このようなアンギュラ玉軸受は、組み合わせて使用し、アキシャル方向(スラスト方向)に予圧を負荷することで所定の剛性を得る。その際、内輪及び外輪の軸方向幅の差(差幅)が、予圧等級に相応した許容範囲内にない場合、耐荷重や振動特性等の軸受性能が損なわれるため、差幅を基準値から許容範囲内に揃える差幅研削を行う必要がある。
(従来の差幅研削方法1)
差幅研削の方法としては、図5に示すように、アンギュラ玉軸受を組立状態のまま、差幅測定及び差幅研削を行う方法がよく知られている。より具体的には、先ず、内輪110の外周面に形成された内輪軌道面112に、複数の玉130を保持器140によって周方向に所定の間隔で配置する(図5(a)参照)。次に、これら内輪110、複数の玉130、保持器140を、外輪120に対して、焼き嵌めを用いて圧入固定することによって、アンギュラ玉軸受100を組立状態とする(図5(b)参照)。
そして、図5(c)に示すように、内輪110は、軸方向一端面114が回転治具150によって回転駆動可能に保持されると共に、軸方向他端面116が差幅検出センサ170に当接される。また、外輪120は、軸方向他端面126が治具160によって回転可能に保持されると共に、軸方向一端面124が他の差幅検出センサ180によって当接される。ここで、回転治具150によって内輪110を回転駆動すると、複数の玉130が周方向変位(公転)することによって外輪120も一体に回転する。この状態において、差幅検出センサ170、180は、アンギュラ玉軸受100の一回転毎における内輪110及び外輪120の軸方向幅の平均値を算出し、当該平均値に基づいて研削すべき量を算出する。
次に、算出された研削すべき量に基づいて、砥石190によって、内輪110及び外輪120を研削し、これらの軸方向幅を調整する。ここで、例えば、図5(d)に示すように、砥石190がアンギュラ玉軸受100の軸方向他端側に配置される場合、砥石190によって内輪110の軸方向他端面116を研削した後、図5(e)に示すように、アンギュラ玉軸受100を軸方向に垂直な平面で対称となるよう反転させ、砥石190によって外輪120の軸方向一端面124を研削する。以上の工程により、内輪110及び外輪120の差幅が所定の基準値からの許容範囲内に収められる。
(従来の差幅研削方法2)
他の差幅研削の方法としては、アンギュラ玉軸受を仮組みした状態で差幅を測定した後、一旦分解して差幅を研削する方法が知られている。この方法では、図6(a)に示すように、先ず、内輪110の内輪軌道面112と、外輪120の外輪軌道面122と、の間に複数の玉130が装入される。ここで、複数の玉130の数は、完成品としてのアンギュラ玉軸受100に装入される複数の玉130の数よりも少なく設定される。次に、仮保持器140Aが内輪110と外輪120との間隙に挿入されることによって、玉130は、仮保持器140Aのポケット142に保持され、周方向に所定の間隔で配置される。
このように、仮組みされたアンギュラ玉軸受100は、図6(b)に示すように、上述した方法(図5(c)参照)と同様の方法によって、研削すべき量を算出する。その後、図6(c)に示すように、仮保持器140A及び複数の玉130を回収する。続いて、図6(d)に示すように、算出された研削すべき量に基づき、砥石190によって内輪110の軸方向一端面114及び外輪120の軸方向一端面124を研削し、これら内輪110及び外輪120の軸方向幅を調整する。
上記方法1のように、アンギュラ玉軸受を組立状態のまま差幅研削する方法においては、生産性は良好であるが、研削時に脱落した砥粒が軸受内部に残留することで清浄度が悪化すると共に軌道面及び玉に損傷が生じるので、製品歩留まりが低下する。
そこで、製品歩留まりを向上させるため、清浄度が高い上記方法2を用いることが考えられる。しかしながら、上記方法2では、アンギュラ玉軸受の仮組立(玉装入)及び分解(玉回収)に手間がかかるためサイクルタイムが長大化し、生産性が悪化する虞がある。したがって、アンギュラ玉軸受の仮組立(玉装入)及び分解(玉回収)を、完全自動化によって迅速に行うことが求められていた。
特許文献1〜3には、複列玉軸受の複列の溝に規定数の玉を装入して組立を行う組立装置が記載されている。これらの組立装置では、複列玉軸受の上側玉列と下側玉列との間の内外輪間位置に旋回および上下動作する1体または一対の上側玉支持治具を挿入し、上側玉の規定数装入後、軸受内外輪の芯合せ状態で上側玉支持治具を上側玉の非占有部分から抜き取るようにしている。
したがって、特許文献1〜3の技術を、上記方法2に適用することによって、アンギュラ玉軸受の仮組立、すなわち、複数の玉の装入を自動化することが考えられる。
特公平7−96176号公報 特開2002−219623号公報 特公平1−16616号公報
しかしながら、特許文献1〜3にはアンギュラ玉軸受の分解方法、すなわち、複数の玉の回収方法については記載がなく、玉回収に時間がかかるため、生産性向上の余地があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、アンギュラ玉軸受の玉装入及び玉回収を迅速に行うことが可能なアンギュラ玉軸受の組立装置、及びアンギュラ玉軸受の組立方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 内輪と、外輪と、複数の玉と、を有するアンギュラ玉軸受において、前記内輪と前記外輪との間隙に複数の玉を装入可能であると共に、前記間隙から前記複数の玉を回収可能な、アンギュラ玉軸受の組立装置であって、
前記内輪及び前記外輪を、相対回転可能な回転機構と、
前記内輪及び前記外輪を、軸方向に垂直な平面に沿って互いに相対変位可能な変位機構と、
軸方向一端面で前記複数の玉を支持し、且つ周方向旋回及び軸方向変位可能な玉支持部材と、
前記複数の玉が前記間隙に装入された状態において、前記複数の玉の非占有部分に配置可能であり、前記複数の玉の周方向変位を防止可能な玉変位防止部材と、
を備えることを特徴とするアンギュラ玉軸受の組立装置。
(2) 軸方向他端面で前記複数の玉を押え、前記玉支持部材の前記軸方向一端面と共に前記複数の玉を挟み込んで支持可能な玉押え部材をさらに備える
ことを特徴とする(1)に記載のアンギュラ玉軸受の組立装置。
(3) 前記玉支持部材が前記複数の玉を支持しながら軸方向変位するとき、前記複数の玉を径方向内側及び径方向外側から保持するガイド部材をさらに備える
ことを特徴とする(1)又は(2)に記載のアンギュラ玉軸受の組立装置。
(4) 内輪と、外輪と、複数の玉と、を有するアンギュラ玉軸受において、前記内輪と前記外輪との間隙に複数の玉を装入可能であると共に、前記間隙から前記複数の玉を回収可能な、アンギュラ玉軸受の組立方法であって、
前記内輪及び前記外輪を、相対回転可能な回転機構と、
前記内輪及び前記外輪を、軸方向に垂直な平面に沿って互いに相対変位可能な変位機構と、
軸方向一端面で前記複数の玉を支持し、且つ周方向旋回及び軸方向変位可能な玉支持部材と、
前記複数の玉が前記間隙に装入された状態において、前記複数の玉の非占有部分に配置可能であり、前記複数の玉の周方向変位を防止可能な玉変位防止部材と、
を備え、
下記(A)により、前記間隙に前記複数の玉を装入し、
下記(B)により、前記間隙から前記複数の玉を回収する
ことを特徴とするアンギュラ玉軸受の組立方法。
(A) 前記変位機構によって前記内輪及び前記外輪の中心を偏心させた状態において、
前記複数の玉と共に前記玉支持部材を軸方向変位させて、前記間隙に挿入し、
前記変位機構によって前記内輪及び前記外輪の中心を一致させて、前記複数の玉を前記内輪及び前記外輪に保持させ、
前記玉支持部材を、前記間隙における前記複数の玉の非占有部分に周方向旋回させた後、軸方向変位させることによって、前記アンギュラ玉軸受の外部に離脱させる。
(B) 前記玉変位防止部材を、前記間隙における前記複数の玉の非占有部分に配置し、
前記回転機構が前記内輪及び前記外輪を相対回転させることによって、前記複数の玉を周方向変位させて前記玉変位防止部材側に集めた後、前記玉変位防止部材を前記アンギュラ玉軸受の外部に離脱させ、
前記玉支持部材を、前記間隙における前記複数の玉の非占有部分に軸方向変位させて挿入した後、前記間隙における前記複数の玉の占有部分に周方向旋回させて、前記複数の玉を支持させ、
前記変位機構によって前記内輪及び前記外輪の中心を偏心させた後、前記玉支持部材を軸方向変位させることによって、前記複数の玉と共に前記アンギュラ玉軸受の外部に離脱させる。
(5) 軸方向他端面で前記複数の玉を押え、前記玉支持部材の前記軸方向一端面と共に前記複数の玉を挟み込んで支持可能な玉押え部材をさらに備え、
前記玉支持部材が前記複数の玉を支持しながら軸方向変位するとき、前記玉押え部材は、前記複数の玉を押えながら軸方向変位する
ことを特徴とする(4)に記載のアンギュラ玉軸受の組立方法。
(6) 前記玉支持部材が前記複数の玉を支持しながら軸方向変位するとき、前記複数の玉を径方向内側及び径方向外側から保持するガイド部材をさらに備える
ことを特徴とする(4)又は(5)に記載のアンギュラ玉軸受の組立方法。
本発明のアンギュラ玉軸受の組立装置、及びアンギュラ玉軸受の組立方法によれば、アンギュラ玉軸受の玉装入及び玉回収を自動化することが可能であるので、生産性を向上させることが可能である。
実施形態に係る組立装置の斜視図である。 玉装入工程を説明するための図であり、(a)〜(e)は平面図であり、(a´)〜(e´)は断面図である。 玉回収工程を説明するための図であり、(a)〜(h)は平面図であり、(a´)〜(h´)は断面図である。 (a)は、ガイド部材によって玉が挟持される様子を示す断面図であり、(b)は、玉が内輪及び外輪の間隙に挿入された様子を示す断面図である。 従来の差幅研削方法を説明するための断面図である。 従来の他の差幅研削方法を説明するための断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るアンギュラ玉軸受の組立装置、及びアンギュラ玉軸受の組立方法について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の組立装置50は、アンギュラ玉軸受1(図2参照)の内輪10及び外輪20を支持する台座60と、アンギュラ玉軸受の玉30を搬送する玉搬送機構70と、を備える。
台座60には、略中央に外輪20を支持する外輪治具(不図示)が設けられており、不図示の駆動装置によって、軸方向(上下方向)に垂直な平面(以後、軸方向垂直平面とも呼ぶ。)に沿って、すなわち台座60の上面62と平行に、外輪20と一体に変位可能とされている。なお、図1には、外輪20が外輪治具によって軸方向垂直平面に沿って変位された結果、内輪10及び外輪20の中心が偏心している状態が示されている。
また、図3も参照し、台座60には、外輪20(外輪治具)の径方向内側に、内輪10を下側から支持する内輪治具64が設けられている。内輪治具64は、軸部64aと、軸部64aの上端部に設けられ、その外径が内輪10の外径と略等しい円盤部64bと、円盤部64bの上部に設けられ、内輪10の内周面に嵌合する凸部64cと、を有する。そして、内輪治具64は、不図示の駆動装置によって、内輪10と一体に周方向に回転可能とされている。
このように、台座60は、内輪10及び外輪20を軸方向垂直平面に沿って互いに相対変位可能な変位機構としての外輪治具と、内輪10及び外輪20を相対回転可能な回転機構としての内輪治具64と、を備える。
また、台座60は、内輪治具64と同心となるように配置され、軸方向(上下方向)に移動可能な円筒板66と、円筒板66の上面に固定され、軸方向に延びる玉集めピン68と、を有する。ここで、円筒板66の内径は、内輪治具64の円盤部64bの外径よりも僅かに大きくなるように形成されており、円筒板66が上方に移動した場合であっても、円盤部64bとの干渉が防止される。また、玉集めピン68は、後述するように、複数の玉30が内輪10と外輪20との間隙Sに装入された状態において、隣接する玉30の間の隙間、すなわち複数の玉30の非占有部分に配置可能であり、複数の玉30の周方向変位を防止可能な玉変位防止部材を構成する。
玉搬送機構70は、軸方向(上下方向)に延びる支持ポール72と、支持ポール72の上部側面に支持され、台座60の上面62と略平行に延びる支持板74と、支持板74の先端側の下面に固定されたホルダ76と、ホルダ76から下方に延び複数の玉30を下方から支持する湾曲アーム78(玉支持部材)と、ホルダ76から下方に延び複数の玉30を上方から押える玉押え部材79と、を有する。
支持板74は、支持ポール72の側面にリニアガイド(不図示)を介して支持されており、この支持板74を軸方向(図1中、矢印A方向)に変位させることによって、ホルダ76、湾曲アーム78、玉押え部材79、及び複数の玉30を一体に軸方向に変位させることが可能である。
ホルダ76は、支持板74に回転可能に固定されており、このホルダ76を周方向(図1中、矢印B方向)に回転駆動することによって、湾曲アーム78、玉押え部材79、及び複数の玉30を一体に周方向旋回させることが可能である。
湾曲アーム78は、下方に延びる柱部78aと、柱部78aの下端部から周方向に延びて上面78c(軸方向一端面)で複数の玉30を支持するアーム部78bと、を有する。アーム部78bは、その中心角が180°以下の断面三日月状に形成されていると共に、その曲率が内輪10及び外輪20の曲率と略等しく、内径が内輪10の外径よりも大きく、外径が外輪20の内径よりも小さく設定されている。また、アーム部78bの上面78cには、複数の玉30を保持するための凹溝(不図示)が設けられている。
玉押え部材79は、下方に延びる基部79aと、基部79aの下端部から周方向に延びて下面79c(軸方向他端面)で複数の玉30を押える押え部79bと、を有する。押え部79bは、湾曲アーム78のアーム部78bと略同一の断面三日月状に形成されており、押え部79bの下面79cとアーム部78bの上面78cとによって複数の玉30を挟み込んで支持可能とされている。また、押え部79bの下面79cには、複数の玉30を保持するための凹溝(不図示)が設けられている。また、押え部79bは、周方向端部がアーム部78bよりも周方向に延びるように形成されており、この周方向端部には下方に延びて玉30の周方向への脱落を防止する突起部79dが設けられている。
また、玉押え部材79は、不図示の駆動機構によって、ホルダ76に対して軸方向(図1中、矢印C方向)に変位可能に構成されており、押え部79bの下面79cとアーム部78bの上面78cとの間に位置する複数の玉30に対する規制及び解放が可能とされている。
ここで、湾曲アーム78及び玉押さえ部材79によって搬送される複数の玉30は、その個数が、完成品のアンギュラ玉軸受に組み込まれる玉の個数よりも少なく設定されている。より具体的には、湾曲アーム78のアーム部78bの中心角が180°以下の断面三日月状に形成されることによって、複数の玉30を周方向に隙間なく整列させた状態での周方向長さが、軸受ピッチ円の周方向長さの半分以下になるように、複数の玉30の個数が設定されている。したがって、複数の玉30を内輪10と外輪20との間隙Sに組み込む際に焼き嵌めが不要となると共に、間隙Sからの回収が容易となる。
このように構成された組立装置50は、下記(A)の工程により、内輪10と外輪20との間隙Sに複数の玉30を装入可能であり、下記(B)の工程により、間隙Sから複数の玉30を回収可能である。
<(A):玉装入工程>
先ず、図2(a)、(a´)に示すように、アンギュラ玉軸受1の内輪10及び外輪20は、互いに中心が一致している状態で配置される。
次に、図2(b)、(b´)に示すように、外輪治具を軸方向垂直平面に沿って(図2中、右方向に)変位させることにより、外輪治具に固定された外輪20を変位させ、外輪20の反カウンタボア側(軸方向他端側、図2(b´)中の下方)の内周面21を内輪10のカウンタボア側(軸方向他端側、図2(b´)中の下方)の外周面11に当接させる。これにより、内輪10及び外輪20の中心が偏心し、内輪10と外輪20との間隙Sは、断面三日月状となってその最大径方向幅が拡大し、複数の玉30が挿入可能となる。
そして、図2(c)、(c´)に示すように、複数の玉30を挟み込んで保持する湾曲アーム78及び玉押え部材79を、内輪10及び外輪20の上方に配置した後、支持板74(図1参照)を下方に変位させることによって、湾曲アーム78及び玉押え部材79と共に複数の玉30を断面三日月状の間隙Sに挿入する。このように、湾曲アーム78が複数の玉30を支持しながら軸方向変位するとき、玉押え部材79は複数の玉30を押えながら軸方向変位する。この結果、複数の玉30は、内輪10の内輪軌道面12及び外輪20の外輪軌道面22と軸方向にオーバーラップするように配置される。
続いて、図2(d)、(d´)に示すように、外輪治具を軸方向垂直平面に沿って(図2中、左方向に)変位させることにより、外輪治具に固定された外輪20を変位させ、内輪10及び外輪20の中心を一致させ、複数の玉30を内輪軌道面12及び外輪軌道面22に保持させる。その後、玉押え部材79を上方に変位させることによって、複数の玉30を解放する。
そして、図2(e)、(e´)に示すように、ホルダ76(図1参照)を回転駆動することによって、湾曲アーム78を、内輪10と外輪20との間隙Sにおける複数の玉30の非占有部分に周方向旋回させた後、支持板74(図1参照)を上方に変位させることによって、湾曲アーム78を、アンギュラ玉軸受1の外部に離脱させる。なお、上述したように、湾曲アーム78のアーム部78bは、曲率が内輪10及び外輪20の曲率と略等しく、内径が内輪10の外径よりも大きく、外径が外輪20の内径よりも小さく設定されているので、内輪10及び外輪20と干渉することが防止され、スムーズにアンギュラ玉軸受1の外部に離脱させることが可能である。
以上の工程により、内輪10と外輪20との間隙Sに複数の玉30が全自動で装入された後、上述した従来の差幅研削方法2と同様の方法(図6(a)〜(b)参照)によって、仮保持器を装着して仮組みし、内輪10及び外輪30の軸方向幅(差幅)を測定し、研削すべき量を算出する。そして、仮保持器を回収した後、後述する玉回収工程によって複数の玉30が回収される。
<(B):玉回収工程>
次に、内輪10及び外輪20の間隙Sから、複数の玉30を回収する工程について、図3を参照して説明する。
先ず、図3(a)、(a´)に示すように、玉集めピン68と玉30とが周方向にオーバーラップしている場合、玉集めピン68を上方に変位させて間隙Sに挿入することができないので、内輪治具64を低速で回転駆動することによって内輪10を低速回転させ、玉集めピン68と玉30とが周方向にオフセットするように複数の玉30を周方向変位(公転)させる。
次に、図3(b)、(b´)に示すように、円筒板66を上方に変位させることによって、玉集めピン68を間隙Sにおける隣接する玉30の間の隙間、すなわち複数の玉30の非占有部分に挿入する。
その後、図3(c)、(c´)に示すように、内輪治具64を回転駆動して内輪10を回転させることによって、複数の玉30を周方向変位させ、玉集めピン68側に集める。
続いて、図3(d)、(d´)に示すように、湾曲アーム78を、内輪10及び外輪20の上方に配置した後、支持板74(図1参照)を下方に変位させることによって、間隙Sにおける複数の玉30の非専有部分に挿入する。
そして、図3(e)、(e´)に示すように、円筒板66を下方に変位させることによって、玉集めピン68をアンギュラ玉軸受1の外部に離脱させた後、ホルダ76(図1参照)を回転駆動することによって、湾曲アーム78を、間隙Sにおける複数の玉30の占有部分に周方向旋回させ、複数の玉30を支持させる。
次に、図3(f)、(f´)に示すように、外輪治具を軸方向垂直平面に沿って(図3中、右方向に)変位させることにより、外輪20を変位させ、外輪20の反カウンタボア側(軸方向他端側、図3(f´)中の下方)の内周面21を内輪10のカウンタボア側(軸方向他端側、図3(f´)中の下方)の外周面11に当接させる。これにより、内輪10及び外輪20の中心が偏心し、間隙Sは断面三日月状となってその最大径方向幅が拡大し、複数の玉30がアンギュラ玉軸受1から離脱可能となる。さらに、玉押え部材79を、内輪10及び外輪20の上方に配置した後、下方に変位させることによって、湾曲アーム78及び玉押え部材79の間に複数の玉30を挟み込む。
そして、図3(g)、(g´)に示すように、複数の玉30を挟み込んで保持する湾曲アーム78及び玉押え部材79を、支持板74(図1参照)を上方に変位させることによって、湾曲アーム78及び玉押え部材79と共に複数の玉30をアンギュラ玉軸受1の外部に離脱させ、複数の玉30の回収を完了する。
続いて、図3(h)、(h´)に示すように、外輪治具を軸方向垂直平面に沿って(図3中、左方向に)変位させることにより、外輪治具に固定された外輪20を変位させ、内輪10及び外輪20の中心を一致させた後、上述した従来の差幅研削方法2と同様の方法(図6(d)参照)によって、内輪10及び外輪20を研削し、これらの軸方向幅を調整する。
なお、回収された複数の玉30は、上記(A)工程により、他のアンギュラ玉軸受の内輪及び外輪の間隙に装入され、これら内輪及び外輪の差幅が測定された後、上記(B)工程により、内輪及び外輪の間隙から再び回収される。このように、複数の玉30を、複数の内輪及び外輪の差幅を測定する際に繰り返し用いることが可能であるので、異なる玉を用いることによって差幅の測定結果がばらつくことを抑制でき、より正確な差幅測定が実現できる。仮に、差幅測定の度に異なる玉を用いた場合、通常、玉にはそれぞれ直径に数μmの誤差が存在するので、差幅測定に誤差が発生してしまう。これに対し、本実施形態の組立装置50では、特定の玉30をセットで使い回すことが可能であるので、測定誤差の発生が防止可能である。さらに、組立装置50は、複数の玉30を供給する機構及び排出する機構が不要であるので、構造を簡略化することが可能である。
以上、説明したように、本実施形態のアンギュラ玉軸受の組立装置50によれば、上記(A)及び(B)工程により、アンギュラ玉軸受1への複数の玉30の装入及び回収を自動化することが可能であるので、生産性を向上させることが可能である。
また、アンギュラ玉軸受の組立装置50は、下面79cで複数の玉30を押え、湾曲アーム78の上面78cと共に複数の玉30を挟み込んで支持可能な玉押え部材79を備え、湾曲アーム78が複数の玉30を支持しながら軸方向変位するとき、玉押え部材79は、複数の玉30を押えながら軸方向変位するので、玉30の固定が確実となり、湾曲アーム78からの脱落を防止できる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、図4(a)に示すように、アンギュラ玉軸受の組立装置50は、湾曲アーム78が複数の玉30を支持しながら軸方向変位するとき、複数の玉30を径方向内側及び径方向外側から保持するガイド部材80を有しても構わない。ガイド部材80は、ホルダ76に固定された断面略L字形状の第1及び第2ガイド壁81、82から構成されており、第1ガイド壁81の外周面と第2ガイド壁82の内周面との間に複数の玉30を挟持する。
このように構成した場合、複数の玉30を間隙Sに挿入する際、ガイド部材80は、湾曲アーム78及び玉押え部材79と共に下方に変位する。ここで、図4(b)に示すように、ガイド部材80は、内輪10及び外輪20の上面と接触することによって逃げるように構成されているので、ガイド部材80と内輪10及び外輪20の上面とが接触した後は、湾曲アーム78及び玉押え部材79のみが下方に変位し、複数の玉30の挿入が行われる。
以上のように、ガイド部材80を設けることによって、複数の玉30が湾曲アーム78から脱落することをより効果的に防止できる。
なお、複数の玉30を間隙Sから回収する際にも、ガイド部材80を、湾曲アーム78及び玉押え部材79と共に上方に変位させることによって、複数の玉30の湾曲アーム78からの脱落を防止するように構成しても構わない。
また、上述の実施形態においては、外輪治具が外輪20を軸方向垂直平面に沿って変位可能とし、内輪治具64が内輪10を回転可能とする構成であったが、組立装置50が、内輪10及び外輪20を軸方向垂直平面に沿って互いに相対変位可能な変位機構と、内輪10及び外輪20を相対回転可能な回転機構と、を備える限り、その構成は限定されない。例えば、外輪治具が外輪20を回転可能であり、内輪治具64が内輪10を軸方向垂直平面に沿って変位可能である構成や、外輪治具又は内輪治具64が内輪10又は外輪20を軸方向垂直平面に沿って変位可能且つ回転可能である構成であっても構わない。
1 アンギュラ玉軸受
10 内輪
11 外周面
12 内輪軌道面
20 外輪
21 内周面
22 外輪軌道面
30 玉
50 組立装置
60 台座
62 上面
64 内輪治具(回転機構)
64a 軸部
64b 円盤部
64c 凸部
66 円筒板
68 玉集めピン(玉変位防止部材)
70 玉搬送機構
72 支持ポール
74 支持板
76 ホルダ
78 湾曲アーム(玉支持部材)
78a 柱部
78b アーム部
78c 上面(軸方向一端面)
79 玉押え部材
79a 基部
79b 押え部
79c 下面(軸方向他端面)
79d 突起部
80 ガイド部材
81 第1ガイド壁
82 第2ガイド壁

Claims (6)

  1. 内輪と、外輪と、複数の玉と、を有するアンギュラ玉軸受において、前記内輪と前記外輪との間隙に複数の玉を装入可能であると共に、前記間隙から前記複数の玉を回収可能な、アンギュラ玉軸受の組立装置であって、
    前記内輪及び前記外輪を、相対回転可能な回転機構と、
    前記内輪及び前記外輪を、軸方向に垂直な平面に沿って互いに相対変位可能な変位機構と、
    軸方向一端面で前記複数の玉を支持し、且つ周方向旋回及び軸方向変位可能な玉支持部材と、
    前記複数の玉が前記間隙に装入された状態において、前記複数の玉の非占有部分に配置可能であり、前記複数の玉の周方向変位を防止可能な玉変位防止部材と、
    を備えることを特徴とするアンギュラ玉軸受の組立装置。
  2. 軸方向他端面で前記複数の玉を押え、前記玉支持部材の前記軸方向一端面と共に前記複数の玉を挟み込んで支持可能な玉押え部材をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンギュラ玉軸受の組立装置。
  3. 前記玉支持部材が前記複数の玉を支持しながら軸方向変位するとき、前記複数の玉を径方向内側及び径方向外側から保持するガイド部材をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンギュラ玉軸受の組立装置。
  4. 内輪と、外輪と、複数の玉と、を有するアンギュラ玉軸受において、前記内輪と前記外輪との間隙に複数の玉を装入可能であると共に、前記間隙から前記複数の玉を回収可能な、アンギュラ玉軸受の組立方法であって、
    前記内輪及び前記外輪を、相対回転可能な回転機構と、
    前記内輪及び前記外輪を、軸方向に垂直な平面に沿って互いに相対変位可能な変位機構と、
    軸方向一端面で前記複数の玉を支持し、且つ周方向旋回及び軸方向変位可能な玉支持部材と、
    前記複数の玉が前記間隙に装入された状態において、前記複数の玉の非占有部分に配置可能であり、前記複数の玉の周方向変位を防止可能な玉変位防止部材と、
    を備え、
    下記(A)により、前記間隙に前記複数の玉を装入し、
    下記(B)により、前記間隙から前記複数の玉を回収する
    ことを特徴とするアンギュラ玉軸受の組立方法。
    (A) 前記変位機構によって前記内輪及び前記外輪の中心を偏心させた状態において、
    前記複数の玉と共に前記玉支持部材を軸方向変位させて、前記間隙に挿入し、
    前記変位機構によって前記内輪及び前記外輪の中心を一致させて、前記複数の玉を前記内輪及び前記外輪に保持させ、
    前記玉支持部材を、前記間隙における前記複数の玉の非占有部分に周方向旋回させた後、軸方向変位させることによって、前記アンギュラ玉軸受の外部に離脱させる。
    (B) 前記玉変位防止部材を、前記間隙における前記複数の玉の非占有部分に配置し、
    前記回転機構が前記内輪及び前記外輪を相対回転させることによって、前記複数の玉を周方向変位させて前記玉変位防止部材側に集めた後、前記玉変位防止部材を前記アンギュラ玉軸受の外部に離脱させ、
    前記玉支持部材を、前記間隙における前記複数の玉の非占有部分に軸方向変位させて挿入した後、前記間隙における前記複数の玉の占有部分に周方向旋回させて、前記複数の玉を支持させ、
    前記変位機構によって前記内輪及び前記外輪の中心を偏心させた後、前記玉支持部材を軸方向変位させることによって、前記複数の玉と共に前記アンギュラ玉軸受の外部に離脱させる。
  5. 軸方向他端面で前記複数の玉を押え、前記玉支持部材の前記軸方向一端面と共に前記複数の玉を挟み込んで支持可能な押え部材をさらに備え、
    前記玉支持部材が前記複数の玉を支持しながら軸方向変位するとき、前記玉押え部材は、前記複数の玉を押えながら軸方向変位する
    ことを特徴とする請求項4に記載のアンギュラ玉軸受の組立方法。
  6. 前記玉支持部材が前記複数の玉を支持しながら軸方向変位するとき、前記複数の玉を径方向内側及び径方向外側から保持するガイド部材をさらに備える
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のアンギュラ玉軸受の組立方法。
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