JPH055670Y2 - - Google Patents

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JPH055670Y2
JPH055670Y2 JP1988052926U JP5292688U JPH055670Y2 JP H055670 Y2 JPH055670 Y2 JP H055670Y2 JP 1988052926 U JP1988052926 U JP 1988052926U JP 5292688 U JP5292688 U JP 5292688U JP H055670 Y2 JPH055670 Y2 JP H055670Y2
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contact
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locking
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operation plate
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、FFC(Flexible Flat Cable)やFPC
(Flexible Printed Circut)のような肉薄なZIF
(Zero Insersion Force)形コンタクトと、プリ
ント基盤のエツジを雄コンタクトとするような肉
厚なNON ZIF(Non Zero Insersion Force)形
コンタクトとの両者に適用可能なコネクタに関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種のZIF形コンタクトと、NONZIF
形コンタクトとの両者に兼用できるコネクタとし
て、実開昭62−131376号公報に開示された第7図
乃至第9図に示す考案がある。
すなわち、1はハウジング本体で、その上面に
配置する押えカバー2に、その両側部よりハウジ
ング本体1の両側壁3に沿つてそれぞれ垂下する
側片4を設け、この両側片4には弾性を有して先
端部に第1係止爪5が配された第1係止片6と、
先端部に第2係止爪7が配された第2係止片8と
を備えており、ハウジング本体1の両側壁3には
押えカバー2がハウジング本体1の上面と密接し
た状態で第1係止爪5が係合する第1係止段部9
と、押えカバー2がハウジング本体1の上面と所
定の間隔をおいた状態で、第2係止爪7が係合す
る第2係止段部10とを設けたのものである。
而して、第2係止爪7が第2係止段部10に係
合しているときには、第8図に示すように、押え
カバー2はハウジング本体1の上面と所定の間隔
をおいた状態にあり、このとき、ハウジング本体
1内の接触子11の上にFPC12を挿入する。
そして、第9図に示すように、押えカバー2が
ハウジング本体1の上面と密接するよう押えカバ
ー2を押付けると、第1係止爪5は第1係止段部
9に係合して、該押えカバー2によりFPC12
の端子12aは接触端子11と接続される。
次に、ハウジング本体1からFPC12を抜き
出すには、第1係止爪5と第1係止段部9との係
合を解除した後、押えカバー2を引き上げて第2
係止段部10に第2係止爪7を係合させ、ハウジ
ング本体1の上面と所定の間隔をおいた状態にし
てからFPC12を抜き出すものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかし、上記従来例においては、押えカバー2
には、その両側片11に第1係止爪5を有する第
1係止片6と、第2係止爪7を有する第2係止片
8とを備えていること、ハウジング本体1の両側
壁3には、第1係止爪5が係合する第1係止段部
9と、第2係止爪7が係合する第2係止段部10
とを設けた構成であるので、その形状が複雑で、
加工工程が増加し、金型形状も複雑となつて製作
費が高くなる。
また、ハウジング本体1内にFPC12を挿入
するときには,押えカバー2を押圧してハウジン
グ本体1の上面に密接させ、一方、FPC12を
抜き出すときには、第1係止爪5と第1係止段部
9との係合を解除した後、押えカバー2を引き上
げてハウジング本体1の上面と所定の間隔をおく
ようにしなければならないので、FPC12の挿
入、抜き出し操作を簡単、迅速に行うことができ
ないとゝもに、自力で挿入、抜出可能なNON
ZIF形コネクタの場合でも、ZIF形コンタクトの
場合と同様に、押えカバー2の押圧、引き上げ操
作をする必要とするので、操作が煩わしく面倒で
あるといつた諸問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記のような従来の問題点を欠点を
解決するために成されたもので、簡単な構造の部
品の着脱により、NON ZIF形コンタクト用と、
ZIF形コンタクト用とに自在に変更することが可
能であると共に、ZIF形コンタクトの挿入、抜出
しを、押す、離すという簡単な操作で、迅速に行
うことができるコネクタを提供するのが目的であ
り、その要旨は、雌型接触子を収納したハウジン
グ本体と、該ハウジング本体の上面に着脱可能で
且つ前端を裏面側に折り返して形成した前記雌型
接触子の上部アーム部の先端部下縁と当接する係
止部を備えた操作板とから成り、該操作板の前記
ハウジング本体の境界部又は突条部を支点とする
揺動操作により前記雌型接触子の接点部を接離す
るように構成したことを特徴とするコネクタにあ
る。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第4図に示す実施例
により詳細に説明する。なお、第1図は本考案に
係るコネクタの斜視図で、第2図は同コネクタの
NON ZIF形コンタクトに対応した時の縦断面
図、第3図及び第4図は同コネクタのZIF形コン
タクトに対応した時の動作状態を示す縦断面図で
ある。
図において、1はフオーク或いは音叉形状の雌
型接触子で、基部2から前方向に下部アーム部3
と上部アーム4とを平行に延出し、後方向には接
続アーム5が延出されている。
上記両アーム部3,4の対向面の中央には,互
いに接点部6,7が突設され、該両接点部6,7
は両アーム部3,4の弾性力により常体では当接
している。なお、図面では上部アーム部4の先端
部4aはクランク状に形成されているが、このよ
うに形成する必要はとくになく、ストレートであ
つてもよい。
8は上記の雌型接触子1を収納するハウジング
本体で、その前面9は開口部10に形成されてお
り、底面部11には前面9の少し後位置から雌型
接触子1の下部アーム部3を挿入する長溝12が
幅方向に並列状態で形成されている。また、各長
溝12の後部には,雌型接触子1の接続アーム5
の引出穴13が形成されている。
14はハウジング本体8の天井部で、その上面
には、その前面9から所定の幅をとつて該前面9
に平行な境界部15が設けられ、この境界部15
から前方は平面16aに、後方は下降する傾斜面
16bにそれぞれ形成されていて、境界部15を
鈍角となしている。
17はハウジング本体8の左右の側面部で、上
記境界部15と略同一位置に係止穴18が形成さ
れている。なお、ハウジング本体8の天井部14
の裏面は、長溝12に雌型接触子1が挿入された
とき、その上部アーム部4の先端部4aの上縁と
の間に所定の間隙dが形成されるように設定され
おり、この間隙dは上部アーム部4の上方移動量
を規制している。
19は上記ハウジング本体8の下面から突出す
るボスで、該ボス19によりプリント基盤20に
固定され、接続アーム5はプリント基盤20の銅
箔(図示せず)に半田付けされている。
21は上記ハウジング本体8の上面に付設可能
な操作板で、ハウジング本体8の平面積と略同一
の大きさであり、その前端には垂直壁22を介し
て上記上部アーム部4の先端部4aの下縁に当接
する係止部23が後方向に屈曲して形成されてい
る。また、操作板21の左右には、上記ハウジン
グ本体8の側面部17に形成した係止穴18に係
脱自在なフツク24が形成されている。
〔作用〕
先ず、肉厚なNON ZIF形コンタクト用のコネ
クタとして使用する場合には、第2図に示すよう
に、ハウジング本体8のみが用いられる。
そして、汎用のコネクタと同様に、ハウジング
本体8の開口部10からNON ZIF形コンタクト
25を挿入すると、該NON ZIF形コンタクト2
5は雌型接触子1の上下の接点部6,7に挟着さ
れて電気的に接続される。
次に、肉薄なZIF形コンタクト用のコネクタと
して使用する場合には、第3図に示すように、ハ
ウジング本体8の上面に操作板21を載せるとゝ
もに、ハウジング本体8の開口部10を操作板2
1の垂直壁22で閉塞するよう、操作板21を押
し込んでハウジング本体8の側面部17に形成し
た係止穴18に操作板21のフツク24を係合さ
せる。この結果、操作板21の裏面の前部はハウ
ジング本体8の平面16aに密着し、その裏面の
後部は傾斜面16bから離反すると共に、操作板
21の係止部23は上部アーム4の先端部4の下
縁に当接する。なお、この状態では、雌型接触子
1の上下の接点部6,7は接触している。
そこで、第4図に示すように、操作板21の後
部を押圧すると、該操作板21の係止部23はハ
ウジング本体8の境界部15を支点にして上方向
に移動するので、該係止部23と係合する上部ア
ーム部4の先端部4aは上方向に持ち上げられ、
上下の接点部6,7は離反するので、この接点部
6,7間にZIF形コンタクト26を差し込んだ
後、操作板21の後部に加えられていた押圧力を
解除すると、上部アーム部4は復元するので、
ZIF形コンタクト26は上下の接点部6,7に挟
着されて電気的に接続される。
また、上記の状態からZIF形コンタクト26を
抜き出す場合には、再び操作板21の後部を押圧
して係止部23により上部アーム部4の先端部4
aを持ち上げ、上下の接点部6,7を離反させれ
ば、両接点部6,7間からZIF形コンタクト26
を容易に抜き出すことができる。
上記のように、ZIF形コンタクト26の場合
は、挿入力及び抜出力が零の状態で上下の接点部
6,7に対して接続、解除させることができる。
〔他の実施例〕
上記の実施例では、ハウジング本体8の上面で
操作板21を揺動動作させるため、鈍角な境界部
15を支点としているが、第5図に示すように、
境界部15に沿つて所定高さの突条部27を形成
して支点とし、この突条部27に操作板21の裏
面に形成した凹部を係合させて操作板21を揺動
動作させるように構成してもよい。
また、上部アーム部4の先端部4aの上方向の
移動量を拡大するため、第6図に示すように、上
部アーム部4の先端部4aに対応するハウジング
本体8の天井部14に、該先端部4aが出入でき
るように溝部28が形成してもよい。この場合に
は、ハウジング本体8の天井部14の裏面と雌型
接触子1の上部アーム部4の先端部4aの上縁と
の間の間隙dを設ける必要はなく、それだけハウ
ジング本体8の厚さを薄くすることができる利点
がある。
〔考案の効果〕
本考案に係るコネクタは、上記のように、雌型
接触子を収納したハウジング本体と、該ハウジン
グ本体の上面に着脱可能で且つ前端を裏面側に折
り返して形成した前記雌型接触子の上部アーム部
の先端部下縁と当接する係止部を備えた操作板と
から成り、該操作板の前記ハウジング本体の境界
部又は突条部を支点とする揺動操作により前記雌
型接触子の接点部を接離するように構成したもの
であるから、ハウジング本体に対する操作板の着
脱操作により、ZIF形コンタクトとNON ZIF形
コンタクトとの両コネクタに、簡単且つ短時間の
うちに変更でき、兼用させることができる。
また、ZIF形コンタクトのコネクタとして使用
する場合には、操作板を押す、離すという簡単な
操作により、雌接触子に対するZIF形コンタクト
の挿入、抜出がワンタツチで、迅速に行うことが
できるとゝもに、ハウジング本体及び操作板の形
状が単純なので金型形状が簡単となり、コストの
低減や開発納期を短縮することができるといつた
諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコネクタの一実施例を示
す斜視図、第2図は同コネクタ構造をNON ZIF
形コンタクトに対応したときの縦断面図、第3図
及び第4図は同コネクタをZIF形コンタクトに対
応したときの動作状態を示す縦断面図、第5図は
同コネクタの他の実施例を示す縦断面図、第6図
は同コネクタの更に他の実施例を示す要部斜視
図、第7図は従来のコネクタの分解斜視図、第8
図及び第9図は同コネクタの異なる動作状態を示
す縦断側面図である。 1……雌接触子、4……上部アーム部、4a…
…同先端部、6,7……接点部、8……ハウジン
グ本体、21……操作板、23……係止部、2
5,26……コンタクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雌型接触子を収納したハウジング本体と、該ハ
    ウジング本体の上面に着脱可能で且つ前端を裏面
    側に折り返して形成した前記雌型接触子の上部ア
    ーム部の先端部下縁と当接する係止部を備えた操
    作板とから成り、該操作板の前記ハウジング本体
    の境界部又は突条部を支点とする揺動操作により
    前記雌型接触子の接点部を接離するように構成し
    たことを特徴とするコネクタ。
JP1988052926U 1988-04-20 1988-04-20 Expired - Lifetime JPH055670Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988052926U JPH055670Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20

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JP1988052926U JPH055670Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20

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Publication Number Publication Date
JPH01155680U JPH01155680U (ja) 1989-10-25
JPH055670Y2 true JPH055670Y2 (ja) 1993-02-15

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ID=31278921

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JPH01155680U (ja) 1989-10-25

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