JP3019281U - 無挿抜力コネクタ - Google Patents

無挿抜力コネクタ

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JP3019281U JP1995005735U JP573595U JP3019281U JP 3019281 U JP3019281 U JP 3019281U JP 1995005735 U JP1995005735 U JP 1995005735U JP 573595 U JP573595 U JP 573595U JP 3019281 U JP3019281 U JP 3019281U
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flat flexible
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藤倉光夫
瀬戸正史
実 福島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平型柔軟ケーブルを絶縁ハウジング内に挿入
し易くした無挿抜力コネクタを提供すること、および、
平型柔軟ケーブルを絶縁ハウジング内へ挿入若しくは抜
き出しをする際の、アクチュエータの操作をし易くした
無挿抜力コネクタを提供することを目的としている。 【構成】 内部に複数の導電ターミナル3を装着した絶
縁ハウジング2と、絶縁ハウジング2に回動可能に装着
されたアクチュエータ5を備えている。アクチュエータ
5は、後縁部両側の側板18と前縁部両即納で片19を
有している。アクチュエータ5が平型柔軟ケーブルの挿
入を可能とする開放位置で、側板18の突片23と絶縁
ハウジング2の段部が当接し、かつ、腕片19の先端部
19bと絶縁ハウジング2に設けた突部26が係合し、
アクチュエータ5の開放状態が仮保持されて維持され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フレキシブル・フラット・ケーブルあるいはフレキシブル・プリン ト・サーキットボードなどの平型柔軟ケーブルをゼロ挿入力で挿入、接続できる ようにした無挿抜力コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、無挿抜力コネクタには種々の形態のものが知られている。これらは、フ レキシブル・フラット・ケーブルあるいはフレキシブル・プリント・サーキット ボードなどの平型柔軟ケーブルを絶縁ハウジング内の導電ターミナルのコンタク ト部へ押し付けるアクチュエータを絶縁ハウジングに対して挿入、引き出しする 形式であったので、平型柔軟ケーブルの挿入力をゼロにできないと共に、コネク タ全体の高さが高くなるなどの問題点が指摘されていた。
【0003】 そこで、平型柔軟ケーブルの接続時の挿入力および断続時の抜き出し力をゼロ にすると共に、コネクタ全体の高さも低くできる無挿抜力コネクタが提案される に至っている。例えば、基部、一対の側壁部および上壁部が一体にモールドされ た絶縁ハウジングと、上記基部に並置固定された複数個のばねコンタクト(導電 ターミナル)と、上記上壁部の下面、上記基部の上面および上記側壁部の内面と で構成される空間部に挿入されたフレキシブル・プリント基板上の導体を上記ば ねコンタクトの接触部(コンタクト部)に押え付けるための押え板部(アクチュ エータ)と、上記上壁部の下面前端部と上記押え板部の上面後端部とで構成する 係合部と、上記押え板部と上記絶縁ハウジングとを一体的にロックするロック手 段とからなる無挿抜力コネクタがある(特公平3−51257号)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記のような無挿抜力コネクタにおいては、平型柔軟ケーブルの挿抜力がゼ ロにできることが、その機能上最優先すべき事項であるが、更には、高さが低 く構成でき全体として小型化が図れること、平型柔軟ケーブルの挿抜作業、特 に挿入の際の作業がやり易いことなどの条件を満足することが必要である。
【0005】 これまでに提案されている無挿抜力コネクタは、上記、の条件を満足する ことができていたが、上記の条件を満足するものが提案されていないのが実情 である。平型柔軟ケーブルを挿入する際には、前記アクチュエータを回動させて 平型柔軟ケーブルの挿入部を開放状態とする必要があるが、この時の作業性が悪 いと、平型柔軟ケーブルの挿入がしにくく、正しい挿入、接続の妨げとなる問題 点がある。
【0006】 本考案は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、平型柔軟ケーブルを絶縁ハウ ジング内へ挿入し易くした無挿抜力コネクタを提供することを目的としている。
【0007】 また、上記に加えて平型柔軟ケーブルを絶縁ハウジング内へ挿入若しくは抜き 出しをする際の、アクチュエータの操作をし易くした無挿抜力コネクタを提供す ることも目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的のもとになされた本考案は、平型柔軟ケーブルが挿入可能のように 、アクチュエータを回動させて挿入部を開放した時に、アクチュエータがその位 置で仮保持状態に固定できるようにしたものである。
【0009】 即ち本考案は、絶縁ハウジングと、絶縁ハウジング内に並列して装着された複 数の導電ターミナルと、絶縁ハウジング内に挿入された平型柔軟ケーブルを導電 ターミナルのコンタクト部へ押圧するために、絶縁ハウジングに回動可能に装着 されたアクチュエータとを備えた無挿抜力コネクタにおいて、前記アクチュエー タは、後縁部両側からハウジングの側面外側に垂下した側板と、前縁部両側から ハウジングの側面外側に垂下したL字状の腕片を有しており、前記側板がハウジ ングの対向側面に形成した突部にアクチュエータの回動を許容するように係合し ていると共に、アクチュエータが平型柔軟ケーブルの挿入を可能とする回動角度 の開放位置で、側板内側に形成した突片と前記対向側面に形成した段部が当接し 、かつ、前記腕片と前記対向側面に形成した突部が係合する構成としたことを特 徴とする無挿抜力コネクタ
【0010】 また、アクチュエータの操作性も向上させた本考案の無挿抜力コネクタは、上 記の構成において、絶縁ハウジングの両側面下部に、外上向きの斜面を前後の方 向に沿って形成し、アクチュエータの腕片の下縁と対向させ、アクチュエータが 非回動の閉鎖位置で腕片の下縁が外上向きの斜面に当接して上向きの力を受ける ようにした構成を備えたものである。
【0011】 上記の如くの本考案の無挿抜力コネクタでは、アクチュエータのL字状の腕片 と係合する絶縁ハウジングの側面の突部は、L字状の突部とし、このL字状の突 部の下部横方向部分の下面が、アクチュエータの非回動の閉鎖位置で前記L字状 の腕片の下部横方向部分の上面と互いに係合可能とし、閉鎖位置のアクチュエー タのロックを確実にすることができる。
【0012】
【作用】
本考案によれば、アクチュエータが平型柔軟ケーブルの挿入を可能とする回動 角度の開放位置で、側板内側に形成した突片と前記対向側面に形成した段部が当 接し、かつ、前記腕片と前記対向側面に形成した突部が係合する構成としたので 、開放位置のアクチュエータがその状態を維持するように仮保持される。従って 、平型柔軟ケーブルをアクチュエータに邪魔されることなく容易に挿入すること ができる。アクチュエータが仮保持されていない場合には、平型柔軟ケーブルの 挿入に際し、片方の手でアクチュエータを開放位置に支える必要上、平型柔軟ケ ーブルは片手で挿入する必要があり、導電ターミナルの極数が多くなるに従って 、平型柔軟ケーブルの幅が大きくなり、このような挿入のしにくさが問題となる が、本考案ではこの問題が解決される。
【0013】 また、アクチュエータが非回動の閉鎖位置の時に、腕片の下縁が絶縁ハウジン グ側の外上向きの斜面に当接して上向きの力を受けるように構成した本考案にお いては、アクチュエータと絶縁ハウジングのロックを外した時、アクチュエータ が前記外上向きの斜面から受ける上向きの力で開放方向に少し回動させるように できる。この結果、アクチュエータを開放する場合の操作をし易くできる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図を参照して説明する。図1乃至図5が実施例の無挿 抜力コネクタ1を表したものである。図6乃至図11は実施例の無挿抜力コネク タ1の操作を説明する図である。
【0015】 実施例の無挿抜力コネクタ1は、絶縁ハウジング2と、絶縁ハウジング2内に 並列して装着された導電ターミナル3と、絶縁ハウジング2内に挿入された平型 柔軟ケーブルを導電ターミナル3のコンタクト部4へ押圧するためのアクチュエ ータ5を備えている。絶縁ハウジング2は、基部6の上面に前後方向で複数のタ ーミナル装着溝7が平行に形成され、後部上側には上面と平行にアクチュエータ 押え板8が架設された構造で、全体がプラスティックの一体成形品でなっている 。
【0016】 導電ターミナル3は、薄金属板を図6または図9に示されているような形状に 打ち抜いたもので、コンタクト片9と装着片10が二又状に設けられ、装着片1 0から外側にテール11が突出させてある。この導電ターミナル3を前記絶縁ハ ウジング2の各ターミナル装着溝7に、前後から交互に装着し、それぞれ装着片 10で絶縁ハウジング2に掛止させると共に、コンタクト片9のコンタクト部4 が前記基部6の上面からやや浮いた状態で配置してある。また、テール11を絶 縁ハウジング2の下面13から少し出た状態で外側に突出させている。
【0017】 アクチュエータ5は、断面をU字状としたプラスティックの一体成形品または 金属板を加工しその表面に絶縁コーティングを施してなるもので、前記絶縁ハウ ジング2の基部6上面の、前記アクチュエータ押え板8で覆われていない部分を カバーできる大きさの板体を基本的な形状としている。絶縁ハウジング2に対し てはこれを横にして使用され、下側板14が絶縁ハウジング2の基部6上面に並 んでいるコンタクト部4と対向する。上側板15は下側板14より短くなってお り、下側板14が平型柔軟ケーブルをコンタクト部4側へ押圧する際には、下側 板14の後端部がアクチュエータ押え板8の下側に入り込む一方、上側板15は その後端面がアクチュエータ押え板8の前端面と対向するようにしてある。そし て、上側板15の後端中央には、切欠き16を形成し、アクチュエータ押え板8 と対向した部分で指などが挿入できる間隙を形成できるようにしてある。
【0018】 アクチュエータ5の両側部には、絶縁ハウジング2の側面17の外側に垂下す る側板18とL字状の腕片19が設けてある。側板18は前記上側板15の後端 側部から連続して垂下させたもので、J字状の形状の板体としてある。この側板 18は、側縁を絶縁ハウジング2の対向する側面17に突出させて設けた係合突 部20と係合させてあり、アクチュエータ5が係合突部20の回りで回動するこ とが許容されている。一方、L字状の腕片19は、前記側板18の前側縁から前 方に片持状に連設した横支持板21の前端に下方に向けて連設したもので、腕片 19の縦方向部分19aの長さは、絶縁ハウジング2の下部に十分届く長さとし てある。
【0019】 絶縁ハウジング2の、前記側板18が対向する側面17は、下部外側に段部2 2が形成され、アクチュエータ5が回動する時、J字状とした側板18が段部2 2と係合突部20の間を通過するようにしてある。また、側板18の先端部内側 には図4および図5に示したように突片23が直角に形成され、この突片23の 上面と対向するように、前記アクチュエータ押え8の外方にひさし24が連設し てあり、アクチュエータ5の閉鎖方向の回動のストッパー機構としてある。そし て更に、前記側面17の、前記ひさし24および係合突部20より下方に、図4 および図5に示したように、突片23の下面と対向するように段部25が形成し てあり、アクチュエータ5が開放方向に回動する時、突片23が段部25に当接 して開放方向の回動が停止されるストッパー機構としてある。このアクチュエー タ5の開放方向の回動が停止される角度は、接続しようとする平型柔軟ケーブル の挿入に支障の無い角度とするもので、例えば約30度の角度とされる。
【0020】 更に、絶縁ハウジング2の側面17の前部に、L字状の突部26が形成してあ る。この突部26は前記L字状の腕片19の内側に収まる大きさとしたもので、 アクチュエータ5を回動させる時、腕片19の先端19bがL字状の突部26の 外側面を摺動するようにしてある。そして、突片23が段部25に当接してアク チュエータ5の回動が停止された時には、腕片19の先端19bがL字状の突部 26の上端に係合し、この状態でアクチュエータ5が回動することなく、その位 置で仮保持されるようになっている。
【0021】 前記L字状の突部26を形成した絶縁ハウジング2の側面17には、更に、L 字状の腕片19の横方向部分19cが届く位置、即ち側面17の下部に、外上向 きの斜面27が前後の方向に沿って形成してある。この斜面27は腕片19の横 方向部分19cの下縁と上下で対向するようにしてあり、アクチュエータ5が図 1に示す閉鎖位置では、横方向部分19cが斜面27に当接して腕片19を外方 に変形させるようにしてある。従って、この変形状態では、腕片19が弾力で復 帰しようとする結果、復帰の弾力と斜面27の作用によって、腕片19に上向き の力が作用し、アクチュエータ5を開放方向に回動させる力が生じることになる 。
【0022】 尚、図中28は、アクチュエータ5の下側板14の前端部側縁に突出させた係 合片で、アクチュエータ5を閉鎖位置にした時に、絶縁ハウジング2の前端側縁 部に、内向きに設けたひさし29の下面と係合してロックできるようにしたもの である。また、30は、前記側板18の内面を半球状に突出させて形成したリン プルで、このリンプル30が絶縁ハウジング2の側面17に接するようにして、 アクチュエータ5の回動が軽快にできるようにしたものである。
【0023】 次に、図6乃至図11を参照して上記実施例の無挿抜力コネクタ1の操作を説 明する。図6は、平型柔軟ケーブルをまだ挿入する前の状態で、アクチュエータ 5は閉鎖位置にあり、下側板14の前端部がアクチュエータ押え板8の下側に係 合していると共に、下側板14の前端部側縁の係合片28が絶縁ハウジング2側 のひさし29と係合してロック状態にある。この状態の無挿抜力コネクタ1に平 型柔軟ケーブルを接続しようとする場合、先ず、矢示31のように、アクチュエ ータ5を前方にスライドさせて、係合片28とひさし29のロックを外す。
【0024】 アクチュエータ5は、閉鎖位置において腕片19を介して絶縁ハウジング2側 の斜面27から開放方向に回動する力を受けているので、係合片28とひさし2 9のロックが外れると、アクチュエータ5は図7に示したように前端側が上方に 跳ね上げられる。従って、この跳ね上げられたアクチュエータ5の前端側を更に 上方に引き上げるようにしてアクチュエータ5を図8の矢示32のように回動さ せることで、平型柔軟ケーブルを挿入できるように開放する操作が容易にできる 。
【0025】 図8のように、アクチュエータ5の開放方向の回動は、側板18に設けた突片 23が絶縁ハウジング2側の段部25に当接したところで止まり、かつ、L字状 の腕片19の先端19bが絶縁ハウジング2側のL字状の突部26の上端に係合 して仮保持される。従って、アクチュエータ5から手を離してもアクチュエータ 5は開放位置に維持される。この結果、平型柔軟ケーブルの挿入の際に、アクチ ュエータ5が動いてケーブルの挿入の妨げとなるようなことが無く、また、平型 柔軟ケーブルを両手で支持して挿入することができることから、ゼロ挿入力と相 俟って挿入作業が極めて容易にできる。
【0026】 図9が平型柔軟ケーブル33を挿入した時の状態を表したものである。平型柔 軟ケーブル33の接続端34を絶縁ハウジング2の基部6上面とアクチュエータ 5の下側板14の間に、各導電ターミナル3のコンタクト部4と平型柔軟ケーブ ル33の導電部分が対向するようにして挿入する。前記のように、アクチュエー タ5を開放位置で仮保持状態に維持して、平型柔軟ケーブル33の挿入作業をし 易くしたので、コンタクト部4とケーブル33側の導電部分を適正に対向させる ことができる。
【0027】 上記のようにして、平型柔軟ケーブル33の接続端34の挿入が完了したら、 図10に示したように、アクチュエータ5を、矢示35のように閉鎖方向に回動 する。次いで、図11に示したように、アクチュエータ5を矢示36のように横 方向にスライドさせて、アクチュエータ5の下側板14の係合片28と絶縁ハウ ジング2側のひさし29を係合させて、閉鎖状態にロックする。この状態で、下 側板13の後端部はアクチュエータ押え板8の下側に進入するので、アクチュエ ータ5が下側板14を介して平型柔軟ケーブル33を導電ターミナル3のコンタ クト部4側に押圧し、両者が電気的に接続される。閉鎖状態状態は、L字状とし た突部26の下部横方向部分の下面が、腕片19の下部横方向部分19cの上面 とも係合するので、ロックが確実にできる。
【0028】 平型柔軟ケーブル33の接続を解除する場合は、上記と逆の操作をする。アク チュエータ5を矢示36と反対の方向へスライドさせて、係合片28とひさし2 9の係合を外すと、アクチュエータ5の前端側が、斜面27から腕片19を介し て受ける力で上方に跳ね上げられるので、この場合も、開放方向への回動操作を 容易にすることができる。また、開放状態のアクチュエータ5は仮保持状態で維 持できるので、平型柔軟ケーブル33を抜き出す際にその接続端34がアクチュ エータ5に引っかかるようなことが無く、抜き出しの作業も容易にできる。
【0029】 以上に説明の通り、アクチュエータを回動して開放状態にした時、アクチュエ ータを開放位置で仮保持状態に維持できるようにしたので、平型柔軟ケーブルの 挿入、抜き出し作業をし易くできる。また、アクチュエータの絶縁ハウジングと のロックを外した時には、アクチュエータが開放方向に跳ね上げられるようにし たので、アクチュエータの開放操作をし易くできる。
【0030】
【考案の効果】
本考案によれば、平型柔軟ケーブルを絶縁ハウジング内へ挿入し易くした無挿 抜力コネクタを提供できる効果がある。 また、上記に加えて平型柔軟ケーブルを絶縁ハウジング内へ挿入若しくは抜き 出しをする際の、アクチュエータの操作をし易くした無挿抜力コネクタを提供で きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例の側面図である。
【図2】 同じく実施例の正面図である。
【図3】 同じく実施例の平面図である。
【図4】 同じく実施例のアクチュエータの突片と絶
縁ハウジングのひさしの関係を説明する図である。
【図5】 同じく実施例のアクチュエータの突片と絶
縁ハウジングの段部の関係を説明する図である。
【図6】 同じく実施例の、アクチュエータがロック
状態の時の断面図である。
【図7】 同じく実施例の、アクチュエータのロック
を外した時の側面図である。
【図8】 同じく実施例の、アクチュエータを開放状
態に仮保持した状態の側面図である。
【図9】 同じく実施例の、平型柔軟ケーブルを挿入
した時の断面図である。
【図10】 同じく実施例の、アクチュエータを閉鎖方
向に回動する時の側面図である。
【図11】 同じく実施例の、アクチュエータを閉鎖し
てロックする時の側面図である。
【符号の説明】
1 無挿抜力コネクタ 2 絶縁ハウジング 3 導電ターミナル 4 コンタクト部 5 アクチュエータ 6 基部 7 ターミナル装着溝 8 アクチュエータ押え板 9 コンタクト片 10 装着片 11 テール 13 下面 14 下側板 15 上側板 16 切欠き 17 側面 18 側板 19 腕片 19a 縦方向部分 19b 先端 19c 横方向部分 20 係合突部 21 横支持板 22 段部 23 突片 24 ひさし 25 段部 26 突部 27 斜面 28 係合片 29 ひさし 30 リンプル 33 平型柔軟ケーブル 34 接続端

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ハウジングと、絶縁ハウジング内
    に並列して装着された複数の導電ターミナルと、絶縁ハ
    ウジング内に挿入された平型柔軟ケーブルを導電ターミ
    ナルのコンタクト部へ押圧するために、絶縁ハウジング
    に回動可能に装着されたアクチュエータとを備えた無挿
    抜力コネクタにおいて、前記アクチュエータは、後縁部
    両側からハウジングの側面外側に垂下した側板と、前縁
    部両側からハウジングの側面外側に垂下したL字状の腕
    片を有しており、前記側板がハウジングの対向側面に形
    成した突部にアクチュエータの回動を許容するように係
    合していると共に、アクチュエータが平型柔軟ケーブル
    の挿入を可能とする回動角度の開放位置で、側板内側に
    形成した突片と前記対向側面に形成した段部が当接し、
    かつ、前記腕片と前記対向側面に形成した突部が係合す
    る構成としたことを特徴とする無挿抜力コネクタ。
  2. 【請求項2】 絶縁ハウジングの両側面下部に、外上
    向きの斜面を前後の方向に沿って形成し、アクチュエー
    タの腕片の下縁と対向させ、アクチュエータが非回動の
    閉鎖位置で腕片の下縁が外上向きの斜面に当接して上向
    きの力を受けるようにした請求項1記載の無挿抜力コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 アクチュエータのL字状の腕片と係合
    する絶縁ハウジングの側面の突部は、L字状の突部とし
    てあり、このL字状の突部の下部横方向部分の下面が、
    アクチュエータの非回動の閉鎖位置で前記L字状の腕片
    の下部横方向部分の上面と互いに係合可能としてある請
    求項1または2記載の無挿抜力コネクタ。
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