JP4184881B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、例えばFPC(フレキシブル・プリッテッド・サーキット)等の平形で薄手の接続部材を接続するために用いる電気コネクタに関する。
【0002】
【背景技術】
従来、開口部を有する合成樹脂製のハウジングと、このハウジングの開口部に臨むように配列されるコンクタトと、上記ハウジングの開口部を回動により開閉する合成樹脂製のカバーと、カバーを閉じ姿勢にロックするロック手段とを備えるものがある。
この種のコネクタにおいて、ハウジングの前半部に設けたカバーを開放した状態でハウジングの前方から接続部材を無挿入力(ZIF:Zero Insert Force)で挿入した後、カバーを閉じて接続部材を固定する電気コネクタがある。
【0003】
一方、ハウジングの挿入口からハウジング内に挿入される接続部材の厚み以下の距離で、コンクタトの相対向する固定片部と弾性片部の接触部を対向させ、ハウジングの後部に設けられる操作レバーの外部操作により、弾性片部の接触部を「てこ」の原理で持ち上げて接触部間の距離を拡げ、無挿入力で接続部材を挿入するようにした電気コネクタが提供されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−154556号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前者のカバー開閉方式の電気コネクタは、製造ラインにおいて、ロボットハンドの保持部に空気吸引により吸着されて回路基板上に搬送され、自動実装される場合がある。この場合、搬送に空気吸引を用いるために、カバーを閉じ姿勢にロックしておく必要がある。
通例、基板への自動実装が完了した電気コネクタにFPCを接続する作業は、手動で行われている。爪でカバーの先端部を持ち上げてロックを解除し、カバーを開放させた後、指先に保持したFPCを挿入し、次いでカバーを閉じて閉じ姿勢にロックする。
【0006】
ところが、一旦、開放させたカバーがFPCの挿入前に閉じ方向へ回動し、半閉じ状態(ロックはされていない状態)になってしまう場合があり、その場合、再び、カバーを開放する作業が必要となり、作業が煩雑になっていた。
一方、特許文献1の操作レバーの外部操作でコンタクトの固定片部と弾性片部との間の間隔を拡げる方式では、下記の不具合がある。すなわち、コンタクトに「てこ」のための延設ビームを設けることからコンタクトの構造が複雑となり、しかも、別途に外部操作用のレバーを設ける必要もあり、全体としての構造が複雑になり、大型化する。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、小型で接続部材を接続するときの作業性の良い電気コネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は複数のコンタクトを保持する絶縁性のハウジングと、このハウジングに支軸を介して回動自在に支持されるカバーと、このカバーに設けられ、所定の挿入方向に沿ってハウジング内の所定の挿入位置に挿入される接続部材をコンタクトの接触部に加圧するための加圧部と、カバーを閉じ姿勢にロックするためのロック手段と、このロック手段によるロックが解除された半閉じ姿勢のカバーをハウジング内に挿入される接続部材の挿入動作に連動して開放させるための連動手段とを備え、上記連動手段はカバーの基端部に設けられる駆動部を含み、この駆動部は、カバーが半閉じ姿勢にある状態で接続部材の挿入側端により押されることにより、半閉じ姿勢のカバーを直立姿勢に開放させるように機能する、カバーの端面を含み、上記カバーが直立姿勢に開放されたときに、上記カバーの上記端面が上記接続部材の挿入方向と平行になることにより、上記カバーの上記端面と上記コンタクトの上記接触部との間に、接続部材が無挿入力で挿入されるようにしてあることを特徴とするものである。
本発明では、仮にカバーが半閉じ姿勢になっていたとしても、接続部材を挿入すると、自動的にカバーを起立させて開放させることができる。したがって、接続部材を所定の挿入位置までスムーズに挿入でき、その後は、カバーを閉じてロックを達成すれば良い。したがって、カバーの開放作業において、全数が厳密に開放されていなくても良くなり、作業を格段に簡素化することができる。しかも、接続部材の挿入動作にカバーの開放動作を連動させるので、外部に操作レバーを設けるような場合と比較して、構造を格段に簡素化することができる。
【0009】
また、上記連動手段はカバーの基端部に設けられる駆動部を含み、この駆動部は、カバーが半閉じ姿勢にある状態で接続部材の挿入側端により押されることにより、半閉じ姿勢のカバーを開放させるので、カバーの基端部の形状変更のみで良く、構造が非常に簡単である。
また、上記駆動部は半閉じ姿勢のカバーの端面に設けられるので、カバーを安定して開放させることができ、また、接続部材にかかる負担も少なくすることができる。
【0010】
本発明は、好ましくは、上記ハウジングの前部に接続部材を挿入するための挿入口を区画する四角環状の枠が設けられると共に、ハウジングの後部に上記カバーが設けられ、上記枠の内面は接続部材の挿入を案内する傾斜面を含む。この場合、いわゆるバックロックタイプの電気コネタクに好適に適用することができる。特に、接続部材を挿入口内にスムーズに挿入することができ、しかも、カバーの駆動部を押すことで反力を受ける挿入口内の接続部材を枠によりしっかりと保持することができ、その結果、確実に半閉じ姿勢のカバーを開放させることができる。
【0011】
本発明は、好ましくは、上記コンタクトは、ハウジングの対応する固定孔に圧入される主体部と、主体部から延び上下に相対向する固定片部および弾性片部とを含み、この弾性片部に上記接続部材に接触するための接触部が設けられ、上記加圧部は閉じ姿勢のカバーの下面に設けられ、カバーの閉じ姿勢でコンタクトの固定片部と交互の横並びに配置される。この場合、加圧部をコンタクトの固定片部の下方に配置する場合と比較して、電気コネクタの高さを格段に低くすることができる。
【0012】
本発明は、好ましくは、上記カバーは相隣接する加圧部間をこれら加圧部間のコンタクトの固定片部の下方で接続する軸部を含み、カバーの閉じ姿勢で軸部と対応するコンタクトの弾性片部の接触部との間に接続部材の厚み以上の隙間が設けられる。この場合、万一、カバーが不用意な力を受けたときに、これをコンタクトの固定片部で受けることができ、カバーのハウジングへの連結強度を高くすることができる。
【0013】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態の電気コネクタにおいてカバーが開放された状態を後方からみた概略斜視図であり、図2はカバーを完全に閉じた状態の電気コネクタを斜め後方から見た概略斜視図であり、図3は電気コネクタを斜め前方から見た概略斜視図である。図4は電気コネクタの平面図であり、図5は電気コネクタの正面図である。
【0014】
図1を参照して、本電気コネクタ1は、複数のコンタクト2を横並びに保持する絶縁性のハウジング3と、このハウジング3に断面丸形の支軸4を介して回動自在に支持される絶縁性のカバー5とを備える。図1および以下の図において、矢符Xはハウジング3の前方を表す。
図3、図4および図5を参照して、ハウジング3の前部には四角環状の枠6が形成され、枠6はFPC等の接続部材7(図10A参照)を挿入するための挿入口8を区画する。図5および図7に示すように、枠6の内面は接続部材7の挿入方向に向かって挿入口8の幅が狭くなるように傾斜面6bに形成され、接続部材7の挿入を案内できるようになっている。図1に示すように、ハウジング3は枠6よりも後方に開口部9を設けており、この開口部9が図1および図2に示すようにカバー5の回動に伴って開閉される。
【0015】
ハウジング3は枠6の図3に示す下枠6aに連なる底壁10(図1および図7参照)を有し、図1に示すように、この底壁10および後述する区画板25には、ハウジング3の後方から挿入される複数のコンタクト2が横並びに保持されている。また、ハウジング3は底壁10を挟んだ両側に一対の側壁12,13を備えており、これら一対の側壁12,13は開口部9の側部を区画する。各側壁12,13に前方に開放するように設けられた固定孔14(図3参照)に、それぞれ金属製の補強板15の一部が圧入され固定されている。
【0016】
図6を参照して、補強板15は、ハウジング3の前方に突出する主体部16と、主体部16から延び上記の固定孔14に圧入される挿入部17とを備える。主体部16の下部には、基板表面に半田付けにより固定される固定部18と、カバー5の支軸4を側壁12,13(図6では側壁13のみを示す)の前端部と共同して回動自在に支持するための支持部19とが設けられている。
図7を参照して、コンタクト2は、ハウジング3の固定孔20に圧入され固定される係止突起(図示せず)付きの固定部21と、この固定部21の前方に延設される弾性片部22と、固定部21の後端から鉤型に屈曲して前方へ延びる固定片部23と、固定部21の後端下部から後方へ延設されるリード部24とを備える。
【0017】
固定片部23は、ハウジング3の固定孔20の上部を区画する区画板25によって受けられている。ハウジング3の開口部9は、接続部材7が挿入口8を通してコンタクト2の固定片部23と弾性片部22との間に挿入されることを許容するように形成されている。
弾性片部22は、ハウジング3の底壁10の上面に形成された収容溝27に大部分が収容され、後端部を基端として弾性的に撓むことができるようになっている。弾性片部22の前端には、上向きの山形突起からなる接触部28が形成され、収容溝27から突出している。
【0018】
図8Aを参照して、カバー5は略矩形の板状をしており、相対向する第1および第2の端縁29,30を有している。カバー5の第1の端縁29の相対向する左右の側部からは上記した一対の丸形の支軸4がそれぞれ突出している。
また、カバー5の第2の端縁30の相対向する左右の側部からは一対の突部31がそれぞれ突出している。図1および図2を参照しして、各突部31には、ハウジング3の対応する側壁12,13の後端に形成される例えば溝からなるロック部32に係合可能な例えば突起からなる係合部33がそれぞれ形成されている。図2に示すように、係合部33がロック部32に係合することで、カバー5はその表面5aが水平となる閉じ姿勢にロックされる。
【0019】
図7および図8Aを参照して、カバー5の第1の端縁29には、各固定片部23の前端34をそれぞれ挿通させる透孔35が形成されている。各透孔35の第1の端縁29側にはそれぞれ軸部36が形成されている。各軸部36は断面D型をなすように、その周面の一部に平坦面36aを設けている。
図1、図7および図8Bを参照して、カバー5の裏面5bには、カバー5の閉じ状態で対応するコンタクト2の固定片部22を収容するための固定片部収容溝37が形成されている。また、図1、図8Bおよび図8Cを参照して、カバー5の裏面5bは、第1の端縁29側の両側部に抜け止め用突起42をそれぞれ設けている。カバー5の閉じ姿勢で、抜け止め用突起42が接続部材7の両側縁に形成される凹溝(図示せず)に係合して接続部材7の抜脱を防止する。
【0020】
また、図1、図7および図8Cを参照して、カバー5の裏面5bには、固定片部収容溝37を挟んだ両側において第1の端縁29から所定距離までの部分に加圧部38が形成されている。加圧部38はカバー5の閉じ姿勢において、コンタクト2の固定片部23と交互の横並びに配置される。
上記の軸部36は相隣接する加圧部38,38間をコンタクト2の固定片部23の下方で接続する。各軸部36は対応するコンタクト2の弾性片部22の接触部28上に位置するが、カバー5の閉じ姿勢で各軸部36と対応するコンタクト2の弾性片部22の接触部28との間に接続部材7の厚み以上の隙間が設けられるようになっている。
【0021】
各コンタクト2を挟んだ両側に位置する加圧部38がカバー5の閉じ姿勢において、接続部部材7をコンタクト2の弾性片部22側へ押圧し、接圧(接触圧力)を確保するようにしている。
カバー5の第1の端縁29の端面39は、表面5aに対して垂直な面で構成されており、この端面39は、その一部として、上記の軸部36の平坦面36aを含んでいる。また、端面39は、閉じ姿勢ないし半閉じ姿勢のカバー5において、軸部36よりも接触部28側に接近する駆動部40を設けている。駆動部40は、接続部材7の挿入動作に半閉じ姿勢のカバー5を開放させる動作を連動させる連動手段として機能する。
【0022】
カバー5の表面5aと上記端面39との間には、面取り部41が形成されている。図9に示すように、カバー5が完全に開放された状態、すなわち、起立姿勢を超えて、反対側に少し傾く姿勢では、面取り部41が挿入口8側に向かって開くように傾斜し、接続部材7を当該面取り部41と弾性片部22の接触部28との間にスムーズに案内して挿入できるようになっている。
次いで、上記駆動部40の働きについて、説明する。図10Aを参照して、カバー5がロックされていない半閉じ姿勢にある。このときに、図10Bに示すように、挿入口8を通して、接続部材7が挿入された場合、接続部材7の挿入側端7aがカバー5の基端側の端面39の駆動部40を押すことで、カバー5を開放させる方向にモーメントを働かせ、図10Cに示すように、カバー5を起立状態に開放させることができる。
【0023】
図10Cのようにカバー5が起立することで、上記駆動部40を含むカバー5の端面39が接続部材7の挿入方向(すなわちハウジング3の前後方向)に平行になり、端面39とコンタクト2の弾性片部22の接触部28との間に接続部材7を無挿入力でスムーズに挿入することができる。
図11Aに示すように、接続部材7の挿入側端7aが区画板25の端面に当接する正規の挿入位置まで接続部材7を挿入した後、図11Bに示すように、カバー5を閉じ方向に回動させ、図11Cに示すように、カバー5を完全に閉じて閉じ姿勢にロックする。これにより、加圧部38が接続部材7をコンタクトの弾性片部22の接触部28に加圧し、確実な接圧が得られる。
【0024】
以上のように、本実施の形態によれば、仮に、図10Aに示すようにカバー5が半閉じ姿勢になっていたとしても、接続部材7を挿入すると、自動的にカバー5を起立させて開放させることができる。したがって、接続部材7を所定の挿入位置までスムーズに挿入でき、その後は、カバー5を閉じてロックを達成すれば良い。
したがって、製造ラインにおいて、基板への自動実装が完了した電気コネクタ1に対して接続部材7を装着するべく、爪でカバー5の第2の端縁30を持ち上げてロックを外しつつ、多数の電気コネクタ1のカバー5を開放する作業を実施するときに、カバー5の全数が厳密に開放されていなくても良くなり、作業を格段に簡素化することができる。しかも、接続部材7の挿入動作にカバー5の開放動作を連動させるので、コンタクトに延設ビームを設け且つ外部に操作レバーを設ける従来の場合と比較して、構造を格段に簡素化することができる。
【0025】
特に、接続部材7の挿入動作に半閉じ姿勢のカバー5を開放させる動作を連動させる連動手段として、カバー5に駆動部40を設けるのみで良く、構造が非常に簡単である。
また、駆動部40はカバー5の端面39に設けられるので、カバー5を安定して開放させることができ、また、接続部材7にかかる負担も少なくすることができる。
【0026】
また、ハウジング3の前部に挿入口8を区画する四角環状の枠6を設け、ハウジング3の後部にカバー5を設けるので、いわゆるバックロックタイプの電気コネタク1に好適に適用することができる。
特に、枠6の内面が接続部材7の挿入を案内する傾斜面6bを含むので、接続部材7を挿入口8内にスムーズに挿入することができるという利点がある。しかも、図10Bに示すように、カバー5の駆動部40を押すことで反力を受ける接続部材7を枠6によりしっかりと保持することができ、その結果、確実に半閉じ姿勢のカバー5を開放させることができる。
【0027】
また、加圧部38がカバー5の閉じ姿勢でコンタクト2の固定片部23と交互の横並びに配置されるので、加圧部をコンタクトの固定片部の下方に配置する場合と比較して、電気コネクタ1の高さを格段に低くすることができる。
また、相隣接する加圧部38間をコンタクト2の固定片部23の下方で接続する軸部36を設けてあるので、万一、カバー5が不用意な力を受けたときに、これをコンタクト2の固定片部23で受けることができ、カバー5のハウジング3への連結強度を高くすることができる。
【0028】
また、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、四角環状の枠6の上枠を廃止して、溝形状の枠を構成するようにしても良い。
また、FPCに代えてFFCやPCB等の接続部材を接続する場合にも適用することができる。
また、上記の実施の形態では、カバー5を閉じ姿勢にロックする構造としての係合部33およびロック部32を、カバー5およびハウジング3にそれぞれ設けたが、これに代えて、或いはこれに付加して、係合部33およびロック部32をカバー5およびコンタクト2にそれぞれ設けることができる。また、係合部33およびロック部32をカバー5および金属製の補強板15にそれぞれ設けることもできる。また、係合部33およびロック部32については、何れか一方を溝とし他方を突起とすれば良い。
【0029】
その他、本発明を接続部材を横方向からでなく上方から挿入するような縦型の電気コネクタに適用すること等、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電気コネクタを斜め後方から見た概略斜視図であり、カバーが開放された状態を示している。
【図2】カバーを閉じた状態の電気コネクタを斜め後方から見た概略斜視図である。
【図3】カバーを閉じた状態の電気コネクタを斜め前方から見た概略斜視図である。
【図4】カバーを閉じた状態の電気コネクタの平面図である。
【図5】カバーを閉じた状態の電気コネクタの正面図である。
【図6】カバーを閉じた状態の電気コネクタの側面図である。
【図7】図5のVII −VII 線に沿う断面図である。
【図8】図8Aはカバーの平面図であり、図8Bは図8Aの8B−8B線に沿う断面図であり、図8Cは図8Aの8C−8C線に沿う断面図である。
【図9】図9はカバーを完全に開いた状態の電気コネクタの断面図である。
【図10】図10A、図10Bおよび図10Cは、カバーが半閉じ姿勢にある電気コネクタに対して接続部材を装着する場合の工程を順次に示す概略断面図である。
【図11】図11A、図11Bおよび図11Cは、図10Cに示すように自動的に起立開放されたカバーを閉じる工程を順次に示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 電気コネクタ
2 コンタクト
3 ハウジング
4 支軸
5 カバー
5a 表面
5b 裏面
6 枠
6a 下枠
6b 傾斜面
7 接続部材
7a 挿入側端
8 挿入口
9 開口部
10 底壁
12,13 側壁
14 固定孔
15 補強板
19 支持部
20 固定孔
21 固定部
22 弾性片部
23 固定片部
24 リード部
25 区画板
27 収容溝
28 接触部
29 第1の端縁
30 第2の端縁
31 突部
32 ロック部
33 係合部
34 前端
35 透孔
36 軸部
36a 平坦面
37 固定片部収容溝
38 加圧部
39 端面
40 駆動部
41 面取り部

Claims (4)

  1. 複数のコンタクトを保持する絶縁性のハウジングと、
    このハウジングに支軸を介して回動自在に支持されるカバーと、
    このカバーに設けられ、所定の挿入方向に沿ってハウジング内の所定の挿入位置に挿入される接続部材をコンタクトの接触部に加圧するための加圧部と、
    カバーを閉じ姿勢にロックするためのロック手段と、
    このロック手段によるロックが解除された半閉じ姿勢のカバーをハウジング内に挿入される接続部材の挿入動作に連動して開放させるための連動手段とを備え
    上記連動手段はカバーの基端部に設けられる駆動部を含み、この駆動部は、カバーが半閉じ姿勢にある状態で接続部材の挿入側端により押されることにより、半閉じ姿勢のカバーを直立姿勢に開放させるように機能する、カバーの端面を含み、
    上記カバーが直立姿勢に開放されたときに、上記カバーの上記端面が上記接続部材の挿入方向と平行になることにより、上記カバーの上記端面と上記コンタクトの上記接触部との間に、接続部材が無挿入力で挿入されるようにしてあることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 請求項1において、上記ハウジングの前部に接続部材を挿入するための挿入口を区画する四角環状の枠が設けられると共に、ハウジングの後部に上記カバーが設けられ、上記枠の内面は接続部材の挿入を案内する傾斜面を含むことを特徴とする電気コネクタ。
  3. 請求項1又は2において、上記コンタクトは、ハウジングの対応する固定孔に圧入される主体部と、主体部から延び上下に相対向する固定片部および弾性片部とを含み、この弾性片部に上記接続部材に接触するための接触部が設けられ、
    上記加圧部は閉じ姿勢のカバーの下面に設けられ、カバーの閉じ姿勢でコンタクトの固定片部と交互の横並びに配置されることを特徴とする電気コネクタ。
  4. 請求項において、上記カバーは相隣接する加圧部間をこれら加圧部間のコンタクトの固定片部の下方で接続する軸部を含み、カバーの閉じ姿勢で軸部と対応するコンタクトの弾性片部の接触部との間に接続部材の厚み以上の隙間が設けられることを特徴とする電気コネクタ。
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