JPH0319185Y2 - - Google Patents

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JPH0319185Y2
JPH0319185Y2 JP1984194850U JP19485084U JPH0319185Y2 JP H0319185 Y2 JPH0319185 Y2 JP H0319185Y2 JP 1984194850 U JP1984194850 U JP 1984194850U JP 19485084 U JP19485084 U JP 19485084U JP H0319185 Y2 JPH0319185 Y2 JP H0319185Y2
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JP
Japan
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printed circuit
flexible printed
circuit board
connector
opening
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JP1984194850U
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JPS61109083U (ja
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はコネクタに係り、特に簡単な操作でし
かも確実にフレキシブルプリント基板を挿着及び
離脱することができるコネクタに関する。
(ロ) 従来技術及びその問題点 従来、この種コネクタは、例えばフレキシブル
プリント基板の挿入側端部をフレキシブルプリン
ト基板そのままか薄板にて裏打ち補強したものを
用い、該挿入側端部をコネクタ本体の挿着部に圧
入して、フレキシブルプリント基板のコネクタ端
子とコネクタ本体内に配設されたリードの接片部
とを電気的に接続しているが、特に夏期及び冬期
を通しての気温の著しい変化によるフレキシブル
基板等の膨張或いは収縮によつて、挿着部に緩み
が生じて該フレキシブルプリント基板が離脱し易
くなつたり、あるいは食い込んで逆に離脱し難く
なるという欠点があつた。
また、コネクタ本体にフレキシブルプリント基
板を挿入した状態において、別途用意した挿着固
定部材を挿入してフレキシブルプリント基板をコ
ネクタ本体に挿着する構造のもの、さらには、該
構造に係止手段を加えたものもあるが、挿着操作
に2工程必要であり、手間がかかると共に構造が
複雑になるという欠点があつた。
(ハ) 目的 本考案はこのような欠点を解消し、簡単な操作
でしかも確実にフレキシブルプリント基板を装着
及び離脱することができるコネクタを提供するこ
とを目的とする。
(ニ) 問題点を経決する為の手段及び作用 そこで、本願考案のコネクタは、フレキシブル
プリント基板の両端縁部を湾曲させた状態で挿入
可能なように幅方向両端部が拡大した形状を有す
る開口部と、該開口部に連通する空洞部と、該空
洞部の幅方向両端部底壁に設けられ、且つフレキ
シブルプリント基板の挿入側の両側縁部に形成さ
れた切欠部が係脱可能に係止する突起部を有する
コネクタ本体と、 前記空洞部内に挿入されたフレキシブルプリン
ト基板を押圧してフレキシブルプリント基板のコ
ネクタ端子と電気的に接続する弾性を有する接片
部と、該接片部に一体的に連結されたリードとを
有する端子とを具備したコネクタであつて、 且つ前記空洞部の幅方向両端部の上壁は開口部
から奥部に向かつて下傾しり傾斜面を有するとと
もに、前記突起部の前面には前方下傾の傾斜面が
形成されており、両傾斜面でもつて挿入されるフ
レキシブルプリント基板を当接案内するようにし
たことを特徴としている。
(ホ) 実施例 以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説す
る。
第1図において、1はコネクタ、2はフレキシ
ブルプリント基板(以下、FPC基板という)で
あり、図例のように両側縁部を湾曲変形させた状
態で矢印のようにFPC基板2がコネクタ1に挿
着される。
コネクタ1は第2図乃至第5図に示すように、
直方体のコネクタ本体3と、該コネクタ本体3に
幅方向に所定間隔をもつて配設された複数本の端
子4とから形成される。
具体的には、コネクタ本体3は前面に開口部5
が開設され、該開口部5に連通して空洞部6が形
成されている。該開口部5は、第1図のように
FPC基板2を湾曲変形した状態で挿入可能なよ
うに、幅方向両端部が拡大した形状に開設されて
いる。
また、前記空洞部6には、幅方向両端部を除く
上壁に複数の突条部7が所定間隔をもつて垂設さ
れ、該突条部7間に前記端子4が配設されてい
る。前記端子4は、略U字状に折り曲げられた弾
性を有する接片部8と、該接片部8に一体的に連
結されたリード9とから形成され、該接片部8を
前記突条部7間に圧入して嵌着すると共に、リー
ド9をコネクタ本体3の下方に突出している。し
かして、前記開口部5より挿入されたFPC基板
2を接片部8にて押圧して、FPC基板2のコネ
クタ端子1例と該接片部8とが電気的に接続され
る。
さらに、前記空洞部6の幅方向両端部の上壁に
は、それぞれ前記開口部5から奥部に向かつて下
傾する傾斜面11が構成されると共に、該両端部
の底壁には係止用突起部12が突設されている。
この突起部12の前面には、前方下傾の傾斜面1
2aが形成されている。なお、前記空洞部6の両
端部の最8部は、FPC基板2の厚みより僅かに
大きな寸法に設定されている。しかして、突起部
12にFPC基板2を挿入した状態において、挿
入側の両端縁部に形成された切欠部13(第1図
参照)が係脱可能に係止される。
第6図は他の実施例を示し、前記突起部12を
コネクタ本体3と別体となし、コネクタ本体3に
嵌着したものである。他の構成は前記実施例と同
一であるのでその説明は省略する。
次にコネクタ1へのFPC基板2の押着操作を
説明する。
まず、FPC基板2を片手で持つて第1図のよ
うに両側縁部を湾曲変形させる。この状態で矢印
のようにFPC基板2をコネクタ1の開口部5に
挿入し、さらに押し込むと、FPC基板2の両側
縁部が空洞部6の幅方向両端部の上壁(傾斜面1
1)に沿つて奥部に向かつて移動する。最奥部ま
で押し込んだ後、FPC基板2を持つた手の力を
抜くと、弾性回復力によつてFPC基板2が偏平
状に復帰し、切欠部13が突起部12に係止す
る。この状態でFPC基板2の挿入側は端子4の
接片部8によつて押圧されている。このようにし
てFPC基板2がコネクタ1に挿着される。
次に、この状態からFPC基板2を離脱するに
は、まず、FPC基板2を片手で持ち、両側縁部
を湾曲変形させて切欠部13への突起部12の係
止状態を解除し、FPC基板2を引張操作するこ
とで行われる。
本考案の実施例の効果によれば、突起部12の
前面に前方下傾の傾斜面12aを形成して、
FPC基板2の挿入操作をスムーズに行うことが
できる。また、突起部12をコネクタ本体3と別
体に構成することによつて下側開口部を閉塞する
こともできる。
なお、本考案は図示の実施例に限定されず、例
えば端子4の形状及び配設状態等の変更や、コネ
クタ本体3の開口部5上壁3aを省略する等その
要旨を変更しない範囲で設計変更可能である。
(ヘ) 効果 本考案は、以上詳述した構成にて所期の目的を
有効に達成した。特にコネクタ本体の幅方向両端
部の上壁を、開口部から奥部に向かつて下傾する
傾斜面となし、該両端部の底壁にFPC基板の切
欠部が係脱可能に係止する係止用突起部を形成し
たから、FPC基板の両側縁部を片手で湾曲変形
させるのみで、コネクタへの該FPC基板の挿抜
操作をワンタツチでしかも確実に行うことができ
る。また、従来品のように別途挿着固定部材を用
いる必要がなく、簡素な構造で小型化を図ること
ができ且つ安価なコネクタを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコネクタへのフレキシブルプ
リント基板の挿着操作を示す斜視図、第2図はコ
ネクタの正面図、第3図は第2図のA−A断面
図、第4図は第2図のB−B断面図、第5図は第
4図のC−C断面図、第6図は他の実施例を示す
断面側面図である。 2……フレキシブルプリント基板(FPC基
板)、3……コネクタ本体、4……端子、5……
開口部、6……空洞部、8……接片部、9……リ
ード、10……コネクタ端子、11……傾斜面、
12……突起部、13……切欠部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フレキシブルプリント基板の両端縁部を湾曲さ
    せた状態で挿入可能なように幅方向両端部が拡大
    した形状を有する開口部と、該開口部に連通する
    空洞部と、該空洞部の幅方向両端部底壁に設けら
    れ、且つフレキシブルプリント基板の挿入側の両
    側縁部に形成された切欠部が係脱可能に係止する
    突起部を有するコネクタ本体と、 前記空洞部内に挿入されたフレキシブルプリン
    ト基板を押圧してフレキシブルプリント基板のコ
    ネクタ端子と電気的に接続する弾性を有する接片
    部と、該接片部に一体的に連結されたリードとを
    有する端子とを具備したコネクタであつて、 且つ前記空洞部の幅方向両端部の上壁は開口部
    から奥部に向かつて下傾する傾斜面を有するとと
    もに、前記突起部の前面には前方下傾の傾斜面が
    形成されており、両傾斜面でもつて挿入されるフ
    レキシブルプリント基板を当接案内するようにし
    たことを特徴とするコネクタ。
JP1984194850U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPH0319185Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984194850U JPH0319185Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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JPS61109083U JPS61109083U (ja) 1986-07-10
JPH0319185Y2 true JPH0319185Y2 (ja) 1991-04-23

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ID=30752319

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JPS61109083U (ja) 1986-07-10

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