JPH05282898A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH05282898A
JPH05282898A JP4106117A JP10611792A JPH05282898A JP H05282898 A JPH05282898 A JP H05282898A JP 4106117 A JP4106117 A JP 4106117A JP 10611792 A JP10611792 A JP 10611792A JP H05282898 A JPH05282898 A JP H05282898A
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JP
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word line
circuit
local word
mosfets
test
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JP4106117A
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Satoshi Oguchi
聡 小口
Kazumasa Yanagisawa
一正 柳沢
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により、ワード線と電源間の絶縁
不良等による軽微な短絡も精度よく検出できるテスト機
能を備えた半導体記憶装置を提供する。 【構成】 メモリアレイにおける複数からなるワード線
にそれぞれゲートが接続された複数からなるMOSFE
Tと、これら複数からなるMOSFETのソースとドレ
インとの間に流れる電流の有無を検出するテスト用端子
とを含むテスト回路を設ける。 【効果】 テスト端子での電流測定により、ワード線が
電源と短絡してMOSFETのしきい値電圧以上の中間
電位であれば、それに対応してMOSFETに電流が流
れるから短絡の有無を正確に検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置に関
し、例えば大記憶容量化したスタティック型RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)におけるテスト技術に利用
して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スタティック型RAMにおけるテスト
は、メモリテスターを用いて書き込み/読み出し動作に
より行われている。このようなメモリのテスト手法に関
しては、例えば、1991年3月(株)日立製作所発行
『 Data Book Hitachi IC MemoryNo.1(日立ICメモリ
データブックNo.1)』頁97がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半導体技術の進展によ
り、配線の多層化が進められている。このような配線の
多層化に伴い、ワード線と電源線との間の絶縁不良等に
より比較的大きな抵抗値を持って短絡されてしまうこと
が予測される。このような絶縁不良は、前記のようなテ
スト手法ではなかなか検出が難しく、製品が市場に出て
システムに組み込まれた時点でマージン不良等として検
出されてしまうという問題が生じる。
【0004】この発明の目的は、簡単な構成により、ワ
ード線と電源間の絶縁不良等による軽微な短絡も精度よ
く検出できるテスト機能を備えた半導体記憶装置を提供
することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目
的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から
明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、メモリアレイにおける複数
からなるワード線にそれぞれゲートが接続された複数か
らなるMOSFETと、これら複数からなるMOSFE
Tのソースとドレインとの間に流れる電流の有無を検出
するテスト用端子とを含むテスト回路を設ける。
【0006】
【作用】上記した手段によれば、テスト端子での電流測
定により、ワード線が電源と短絡してMOSFETのし
きい値電圧以上の中間電位であれば、それに対応してM
OSFETに電流が流れるから短絡の有無を正確に検出
することができる。
【0007】
【実施例】この発明が適用されるスタティック型RAM
の全体の構成について説明する。図7には、1つのメモ
リマット(メモリブロック)のレイアウト図が示されて
いる。特に制限されないが、ワード線はWL0〜WL5
11の512本から構成される。1つのユニットに対応
したメモリアレイは、8×512の記憶容量を持つよう
にされる。同図のように1つのメモリマットは、8個の
ユニットから構成される。1つのメモリマットは、8×
8×512(約32Kビット)のような記憶容量を持
つ。カラムスイッチとメモリセルアレイとの間には、デ
ータ線負荷として作用するDL(データ線)プルアップ
回路が設けられ、カラムスイッチの下側にはカラムデコ
ーダが設けられる。
【0008】特に制限されないが、メモリマットの51
2本のワード線は、サブワードドライバ(ローカルドラ
イバ)により選択動作が行われる。すなわち、サブワー
ドドライバは、主ワード線からの選択信号とこのメモリ
マットに対応したカラム系の選択信号を受けて、512
本のワード線の中から1つのワード線を選択状態にす
る。それ故、メモリセルが結合されるワード線は、主ワ
ード線と区別するためにローカルワード線と呼ぶことが
できる。
【0009】上記の構成では、ユニット単位でのカラム
選択動作が行われる。これにより、RAMは基本的に8
ビットの単位でのメモリアクセスが行われる。なお、カ
ラムスイッチを介して設けられる共通データ線(入出力
線)に対して選択回路を設けて、8対の共通データ線の
うち半分を選択できるようにすれば、RAMの外部から
は4ビット単位でのアクセスが可能となり、1対の共通
データ線のみを選択するようにすれば、外部から1ビッ
ト単位でのアクセスが可能となる。このようなメモリア
クセスの切り換えを、記憶手段として用いられるボンデ
ィングパッドへの電源電圧又は回路の接地電位等の選択
的な電位供給により切り換え可能にするものであっても
よい。
【0010】図8は、メインワードドライバと、メモリ
マットの関係を示すレイアウト図である。メインワード
ドライバを中心にして、左右に8個ずつのメモリマット
が配置される。これにより、1つのメインワードドライ
バは、32K×16(約512Kビット)に対応したワ
ード線の選択を受け持つ。図9には、チップ全体のレセ
イアウト図が示されている。同図に示すように上記のメ
インワードドライバが全部で8個設けられるから、チッ
プ全体では約4Mビットのような記憶容量を持つように
される。
【0011】チップは、全体として長方形とされその長
手方向の中央部に間接周辺の各回路や端子が設けられ
る。すなわち、チップのボンディングパッドとの接続は
公知のLOC技術により行われる。この発明に直接関係
がないので図示しないが、例えば上記中央部に沿って延
長される一対からなるリードを設け、複数からなる電源
用パッドと接地電位用のパッドが設けられる。このよう
にリードフレームのような低抵抗値からなる配線材料に
より、チップに対して複数箇所から回路の接地電位(V
CC=0V)や電源電圧VEEが与えられるから、その
電位が与えられる回路の電源インピーダンスを小さく抑
えることができる。これにより、回路の動作電流による
電源線や接地線には発生するノイズを小さく抑えること
ができ、内部の回路の動作マージンや外部からの入力信
号のレベルマージンを大きくすることができる。
【0012】アドレス入力用のボンディングパッドや制
御入力用のボンディングパッドも上記のようにチップの
中央部に配置し、それに対応してアドレスバッファやプ
リデコーダ回路及びコントロール回路のような周辺回路
が近接して設けられる。この構成では、チップの中央部
から約放射状に信号線が延びるような構成にできるか
ら、実質的な信号伝播距離をチップの大きさの約1/2
に短くすることができる。信号線の配線抵抗値は、配線
長に比例して大きくなり、配線容量も配線長に比例して
大きくなる。それ故、信号伝播遅延時間は、原理的には
信号伝播距離の二乗に比例して遅くなる。したがって、
上記のような信号伝播距離を実質的に1/2のように短
くすることにより、信号伝播遅延時間を1/4に減らす
ことができる。
【0013】図1には、この発明に係るスタティック型
RAMの一実施例の要図回路図が示されている。同図の
メモリセルアレイは、一対の相補データ線DLT,DL
Bとローカルワード線WL1〜WL5とこれらの交点に
設けられるメモリセルが代表として例示的に示されてい
る。
【0014】例示的に示されている相補データ線DL
T,DLBとローカルワード線WL1〜WL5の交点に
は、スタティック型メモリセルMC1〜MC5が設けら
れる。スタティック型メモリセルは、メモリセルMC1
に具体的回路が示されているように、Pチャンネル型M
OSFETQ1,Q3とNチャンネル型MOSFETQ
2,Q4からそれぞれ構成されるCMOSインバータ回
路の入力と出力とを交差接続してラッチ形態にした記憶
部と、上記入出力端子と相補データ線DLT,DLBと
の間に設けられるNチャンネル型の伝送ゲートMOSF
ETQ5,Q6から構成さされる。上記伝送ゲートMO
SFETQ5,Q6のゲートは、ローカルワード線WL
1に接続される。
【0015】特に制限されないが、上記Pチャンネル型
MOSFETQ1とQ2は、通常のCMOS回路におけ
るPチャンネル型MOSFETとは大きく異なる。記憶
部を構成するPチャンネル型MOSFETQ1とQ3
は、Nチャンネル型MOSFETQ2とQ4のゲート容
量に蓄えられる保持情報が、MOSFETのドレインリ
ーク電流等によって失われない程度の微小な電流供給能
力を持てばよい。それ故、Pチャンネル型MOSFET
Q1とQ3は、ポリシリコン層を利用してソースとドレ
インとが構成される。このようなポリシリコン層にPチ
ャンネル型MOSFETを形成する構成では、半導体基
板上にPチャンネル型MOSFETを形成する場合のよ
うに、素子分離のためにNチャンネル型MOSFETQ
2,Q4に対してPチャンネル型MOSFETQ1とQ
3を離して形成する必要がないから、セルサイズの小型
化が可能になる。言い換えるならばら、前記約4Mビッ
トのような大記憶容量化が実現できる。
【0016】メモリセルは、Pチャンネル型MOSFE
TQ1,Q3に代えてポリシリコン高抵抗を用いるもの
であってもよい。しかし、ポリシリコン高抵抗を用いた
場合には、ポリシリコン高抵抗とオン状態の記憶MOS
FETとの間で定常的に直流電流が流れる。上記ポリシ
リコン高抵抗は、MOSFETのドレインリーク電流を
補うような微小電流しか流さないが、この実施例のよう
に約4Mビットもの大記憶容量化を図ったRAMでは、
上記のようなリーク電流も無視できなくなるから、低消
費電力化の観点からもCMOS構成の方が有利である。
【0017】この実施例のスタティック型RAMは、4
層ポリシリコン配線技術により回路が構成される。例え
ば、1層目のポリシリコン層は記憶MOSFETとして
のNチャンネル型MOSFETQ2,Q4のゲート電極
に、2層目ポリシリコン層は伝送ゲートMOSFETと
してのNチャンネル型MOSFETQ5,Q6のゲート
電極に、3層目ポリシリコン層は、Pチャンネル型MO
SFETQ1とNチャンネル型MOSFETQ2のゲー
ト電極に、4層目ポリシリコン層はPチャンネル型MO
SFETQ1とNチャンネル型MOSFETQ2のソー
ス,ドレインとチンャネルに用いられる。また、特に制
限されないが、2層目ポリシリコン層は、後述するテス
ト回路に用いられるMOSFETQ11〜Q15のゲー
ト電極を構成する。
【0018】相補データ線DLTとDLBには、データ
線負荷として、あるいはデータプルアップ回路として、
Pチャンネル型MOSFETQ7とQ8が設けられる。
これらMOSFETQ7とQ8は、書き込み信号WEと
カラム選択信号YSとにより書き込みモードのときに相
補データ線が選択されると、Pチャンネル型MOSFE
TQ7とQ8がオフ状態になるようにされる。
【0019】上記のような負荷MOSFETQ7,Q8
等を図7のようにカラムスイッチに近接して配置すると
いう構成を採ることにより、負荷MOSFETQ7,Q
8等をカラムスイッチに供給される選択信号を形成する
デコーダの出力信号を利用して簡単に制御できる。すな
わち、カラムデコーダ回路に書き込み動作を指示するラ
イトイネーブ信号WE等を供給して上記カラム選択信号
とを組み合わせることにより、実際に書き込みが行われ
る相補データ線DLT,DLBに対応した負荷MOSF
ETQ7,Q8をオフ状態にできる。
【0020】これにより、相補データ線DLT,DLB
のそれぞれに1つの負荷MOSFETQ7,Q8を用
い、そのコンダクタンスを読み出しのみを考慮して比較
的大きく設定して読み出し時の信号振幅を制限して読み
出し動作時の高速化を図りつつ、書き込み動作のときに
負荷MOSFETQ7,Q8をオフ状態にして高速書き
込みが可能になる。また、上記のように負荷MOSFE
TQ7,Q8のコンダクタンスを比較的大きく設定でき
ることにより、格別なライトリカバリ回路を設けること
なく、書き込み後の読み出し動作も高速にできる。
【0021】ローカルワードドライバWD1〜WD5
は、ローカルワード線WL1〜WL5の選択信号を形成
する。ローカルワードドライバWD1〜WD5は、主ワ
ード線から伝えられる選択信号とそのメモリマットに対
応した選択信号とを受ける論理ゲート回路により形成さ
れた選択信号を受けて、ローカルワード線WL1〜WL
5を駆動する。このような論理ゲート部と駆動部とは一
体的に構成するものであってもよい。
【0022】この実施例では、上記のようなローカルワ
ード線WL1と電源電圧VCC(接地電位)との間で絶
縁不良等により抵抗RSを介したショート不良の有無を
検出するために、次のようなテスト回路が設けられる。
この実施例のRAMは、特に制限されないが、その入出
力インターフェイスがECLレベルとの互換性を持つよ
うにされる。それ故、電源電圧VEEは、−4.5V程
度の負電圧とされ、電源電圧VCCは回路の接地電位に
される。
【0023】ローカルワード線WL1〜WL5は、Nチ
ャンネル型MOSFETQ11〜Q15のゲートにそれ
ぞれ接続される。これらのMOSFETQ11〜Q15
のソースは上記電源電圧VEEが共通に与えら、ドレイ
ンは共通接続されてテスト用パッドPADに接続され
る。上記Nチャンネル型MOSFETQ11〜Q15
は、特に制限されないが、メモリセルにおける伝送ゲー
トMOSFETと同じ構成のMOSFETが用いられ
る。すなわち、メモリセルの伝送ゲートMOSFETQ
5,Q6は、そのゲートがワード線に接続されるもので
あるから、前記実施例のように伝送ゲートMOSFET
Q5,Q6のゲートが第2層目ポリシリコン層SGによ
り構成される場合、それに対応したMOSFETQ11
のゲートも第2層目ポリシリコン層SGにより構成され
る。そして、第3層目ポリシリコン層TGからなるロー
カルワード線WL1に対して同様に接続される。
【0024】この実施例のテスト回路による上記ショー
ト不良は、次のようにして検出される。RAMが半導体
ウェハ上に完成されたプロービング工程において、テス
ト用パッドPADにプローブが当てられ、MOSFET
Q11〜Q15に電流が流れるか否かのテストが行われ
る。非選択のメモリマットではローカルワード線が全て
非選択のロウレベルにされる。しかし、前記のようなシ
ョート不良が存在すると、ローカルワードドライバWD
1の出力インピーダンスと上記のようなショート抵抗R
Sとの抵抗分圧により、ローカルワード線WL1の電位
が中間レベルになる。このようなローカルワード線WL
1の中間レベルがMOSFETQ11のしきい値電圧以
上にあると、その電圧レベルに対応した電流がMOSF
ETQ11に流れる。この電流は、上記テスト用パッド
PADに当てられてプローブを介して接続される電流計
により検出できる。あるいは、プローブにより固定抵抗
を介して所定の電圧を供給すると、固定抵抗とMOSF
ETQ11のオン抵抗値に応じた電圧信号が得られる。
この電圧信号は、MOSFETQ11の導通の度合いに
応じて変化するから、間接的にローカルワード線WL1
のショート抵抗RSの度合を検出することができる。
【0025】図2には、この発明に係るスタティック型
RAMの他の一実施例の要図回路図が示されている。こ
の実施例では、テスト用パッドをPAD1とPAD2に
分けて、ローカルワード線WL1とWL2、WL3とW
L4のように互いに隣接するローカルワード線に対応し
たMOSFETQ11とQ12、Q13とQ14とが同
一のワイヤードオアを構成しないようにされる。言い換
えるならば、ローカルワード線WL1〜WL5は、奇数
番目に配置されるものと偶数番目に配置されるものとに
分けられ、それぞれに対応してMOSFETQ11〜Q
15が並列形態に接続される。すなわち、奇数番目のM
OSFETQ11とQ13、Q15がワイヤードオア構
成にされてテスト用パッドPAD1に対応され、偶数番
目のMOSFETQ12、Q14がワイヤードオア構成
にされてテスト用パッドPAD2に対応される。
【0026】この構成では、ローカルワード線が前記の
ように電源電圧VCC側とショート不良した場合の他、
ローカルワード線WL1とWL2のように隣接するもの
間でのショート不良も検出できる。すなわち、例えば、
テスト用パッドPAD1に電流又は電圧検出回路を接続
しておいて、偶数番目のローカルワード線WL2、WL
4を順次選択状態にする。これにより、ローカルワード
線WL2とWL1との間でショート不良があると、ロー
カルワード線WL2の選択動作のときに、ショート不良
によって非選択であるべきローカルワード線WL1も前
記のように中間レベルとなり、MOSFETQ11に電
流が流れる。これをテスト用パッドPAD1に接続され
た電流又は電圧回路により検出することができる。
【0027】ローカルワード線WL1〜WL5と電源電
圧VCCとの間のショート不良は、2つのテスト用パッ
ドPAD1とPAD2を用いて前記のような電流又は電
圧検出を行うことにより検出することができる。このよ
うな検出動作により、ショート不良が奇数又は偶数のい
ずれかに発生しているかを識別できる。このような不良
情報は、ローカルワード線等のレイアウト設計等に起因
する不良解析等に利用できる。
【0028】この実施例においては、相補データ線DL
TとDLBに設けられる負荷回路は、2つのPチャンネ
ル型MOSFETQ7,Q9及びQ8とQ10から構成
される。MOSFETQ9とQ10は、そのゲートが電
源電圧VEEが供給されることにより定常的にオン状態
にされる。これらのMOSFETQ9とQ10は、書き
込み動作に対応して比較的大きな抵抗値を持つようにさ
れる。これに対してMOSFETQ7とQ8は、並列接
続されるMOSFETQ9とQ10との合成抵抗値が読
み出し動作に対応して比較的小さな抵抗値を持つように
される。これらのMOSFETQ7,Q8のゲートに
は、書き込み制御信号WEが供給されて、書き込み動作
のときにオフ状態にされる。この構成では、負荷MOS
FETQ7〜Q10は、前記のようにカラムスイッチ側
に設ける必要がなく、カラムスイッチに対して遠端側等
のように相補データ線DLT,DLB等の任意の位置に
配置することができる。
【0029】図3には、この発明に係るスタティック型
RAMに設けられるテスト回路の他の一実施例の回路図
が示されている。この実施例のテスト回路は、前記のよ
うなショート不良か発生しているローカルワード線を特
定できるような機能を持つようにされる。
【0030】ローカルワード線WL1とWL2にゲート
が接続され、ソースに電源電圧VEEが供給され、ドレ
インが共通化されてテスト用パッドPAD1が設けられ
るMOSFETQ11,Q12等は、前記ショート不良
の有無を検出するために設けられる。
【0031】上記のようなワイヤードオア構成のMOS
FETQ11、Q12等によりショート不良が検出され
た場合、いずれのローカルワード線においてショート不
良が存在するか否かを識別するために、次の回路が設け
られる。例示的に示されている隣接する2本のローカル
ワード線WL1とWL2を1組としてそれぞれのワード
線WL1とWL2にゲートが接続されて直列形態にされ
たNチャンネル型MOSFETQ20とQ21及びQ2
2とQ23からなる2対からなるMOSFETを設け、
MOSFETQ20とQ22のソースを電源電圧VEE
に接続し、MOSFETQ21とQ23のドレインを共
通化してテスト用パッドPAD2に接続する。他のロー
カルワード線においても同様なMOSFETが設けられ
て、上記テスト用パッドPAD2に共通に接続される。
【0032】テスト時間の短縮化のために、前記ワイヤ
ードオア構成のMOSFETQ11,Q12等とテスト
用パッドPAD1を用いて、メモリマット内にショート
不良が存在すると判定されたなら、次のような動作によ
って、ショート不良が存在するローカルワード線を見つ
け出す。
【0033】メモリマット内のローカルワード線を順次
に選択状態にさせる。このとき、上記のようにペアにさ
れたローカルワード線WL1とWL2が正常のときに
は、ローカルワード線WL1とWL2のうちいずれかが
選択状態にされるとき、直列形態にされたMOSFET
Q20とQ21及びQ22とQ23の両方が共にオン状
態にされることはない。これにより、テスト用パッドP
AD2にプローブを介して接続される電流又は電圧検出
回路では電流又電圧の変化が検出されない。
【0034】上記のペアにされたローカルワード線WL
1にショート不良が発生している場合には、ローカルワ
ード線WL2を選択状態にしたとき、この選択状態にさ
れるローカルワード線WL2にゲートが接続されたMO
SFETQ21とQ22がオン状態となり、非選択のロ
ウレベルであるべきローカルワード線WL1がショート
不良によって中間レベルにされるのを受けてMOSFE
TQ20及びQ23も中間レベルに対応してオン状態に
される。それ故、ローカルワード線WL1のショート状
態に応じて、言い換えるならば、ローカルワード線WL
1のショート不良による中間レベルに対応した電流が、
MOSFETQ20とQ21及びQ22とQ23の直列
回路に流れる。これにより、テスト用パッドPAD2に
おいて電流又は電圧の変化によるショート不良を識別で
きる。こときには、ローカルワード線WL2の選択状態
にすることによって、上記テスト用パッドPAD2に電
流又は電圧の変化が生じたものであることから、ローカ
ルワード線WL2とペアにされたローカルワード線WL
1においてショート不良が発生していることが判る。
【0035】上記ワイヤードオア構成のMOSFETQ
11,Q12等は省略できる。ただし、ローカルワード
線にショート不良が無い場合でも、メモリマットにおい
て1本ずつローカルワード線を選択状態にしないと、シ
ョート不良が存在しないことが判らない。このため、全
RAMにおいて逐一ローカルワード線を1本ずつ選択状
態にしなければ、ショート不良の有無が判定できないか
ら、テスト時間が長くなる。これに対して、前記のよう
なワイヤードオア構成のMOSFETを設けておけば、
ショート不良の存在の有無が極く短時間で判定でき、シ
ョート不良とされたRAMについてのみ、上記のような
ショート箇所を検出するためのワード線選択動作を行え
ばよいから、テスト時間の短縮化が可能になる。
【0036】図4には、この発明に係るスタティック型
RAMに設けられるテスト回路の更に他の一実施例の回
路図が示されている。この実施例のテスト回路では、前
記のようなショート不良か発生しているローカルワード
線を特定できるような機能を持つととともに、テスト用
パッドの数が1つに減らされる。すなわち、この実施例
では、1つのテスト用パッドPADによって、メモリマ
ット内の複数からなるローカルワード線のショート不良
の有無を一括して検出できるとともに、ショート不良が
発生しているローカルワード線を特定できるようにされ
【0037】前記のように隣接する2本のローカルワー
ド線WL1とWL2を1組としてそれぞれのワード線W
L1とWL2にゲートが接続されて直列形態にされたN
チャンネル型MOSFETQ20とQ21及びQ22と
Q23からなる2対からなるMOSFETにおける直列
MOSFETの相互接続点間にMOSFETQ24が設
けられる。このMOSFETQ24のゲートは、他のペ
アとされるローカルワード線に設けられるテスト回路の
同様なMOSFETのゲートと共通化されてテスト用制
御信号TSTが供給される。
【0038】この実施例では、メモリマット内の複数か
らなるローカルワード線のいずれかにショート不良が存
在するか否かを試験するときには、テスト制御信号TS
Tがハイレベルにされる。これにより、MOSFETQ
24がオン状態にされる。この状態において、メモリマ
ット内のローカルワード線を全非選択状態にする。もし
も、例示的に示されているローカルワード線WL1にシ
ョート不良が存在し、そのレベルが中間レベルにされる
と、MOSFETQ20とQ23がオン状態にされる。
したがって、テスト用パッドPADと電源電圧VEEと
の間でMOSFETQ23−Q24−Q20の直流電流
パスが形成される。このような電流の有無をテスト用パ
ッドPADに設けらた電流又は電圧検出回路により検出
して、ショート不良の存在を認識することができる。
【0039】上記のようなショート不良が検出される
と、テスト制御信号TSTをロウレベルにし、上記MO
SFETQ24等をオフ状態にする。これにより、前記
図3の実施例と同様な回路にされるから、ローカルワー
ド線を順次に1本ずつ選択状態にしながら、上記のよう
な直列MOSFETでの電流の有無をテスト用パッドP
ADに設けられた電流又は電圧検出回路により判定し
て、そのときのアドレス情報からショート不良の存在す
るローカルワード線を判別するものである。
【0040】特に制限されないが、上記のようなテスト
回路は、メモリマット内に1列分だけメモリセル1個分
に対応した素子を作り込むことにより形成できる。すな
わち、メモリセルは、前記のようにPチャンネル型MO
SFETをポリシリコン層に形成したときには、スイッ
チMOSFETとしては不適当なものとなるから、1セ
ル当たり4個のNチャンネル型MOSFETを活用でき
る。それ故、前記のようなショート不良が存在するロー
カルワード線を特定するためのテスト回路にあっても、
図3の実施例においても1本のローカルワード線当た
り、3個のMOSFETしか使用しないから、上記1つ
のメモリセル分の回路を付加するだけで、前記のような
テスト回路を形成できる。図4の実施例では、1つのペ
アのローカルワード線において、全部で5個のMOSF
ETによりテスト回路が構成できるものである。
【0041】上記のようなショート不良の存在するロー
カルワード線の特定は、欠陥ワード線の救済回路と密接
に関連する。上記のようなショート不良が存在するロー
カルワード線を特定することにより、そのローカルワー
ド線に対するメモリアクセスを検出すると、それに代わ
って予備のローカルワード線の選択動作に切り換えるよ
うにすることができる。単に、ローカルワード線のショ
ート不良の有無を検出しただけでは、ショート不良が存
在するRAMを不良品として廃棄するか、もしくはショ
ート不良が存在するメモリマット全体をアクセスしない
ようにして、小さな記憶容量のRAMとして用いるしか
できない。これに対して、ショート不良を特定すること
ができる機能を付加した場合には、予備のローカルワー
ド線を設けておいて、例えば不良ワード線へのアクセス
を検出すると予備のローカルワード線の選択に切りえる
ようにすることによって救済することができる。
【0042】図5には、冗長回路に設けられるデコーダ
回路の一実施例の回路図が示されている。同図の回路素
子に付された回路記号は、前記図1等の回路記号と一部
重複するが、それぞれは別個の回路機能を持つのもであ
ると理解されたい。冗長回路は、ヒューズ手段Fの切断
により回路が活性化される。ヒューズ手段Fに対してP
チャンネル型MOSFETQ1が直列形成に接続され
る。このMOSFETQ1のゲートには、電源電圧VE
Eが定常的に供給されることにより定常的にオン状態に
されて抵抗素子として作用する。ヒューズ手段Fが切断
されないときに、ヒューズ手段FとMOSFETQ1を
通して流れる直流電流を小さくすること、及びヒューズ
手段Fが切断されないときの信号レベルをハイレベルに
するため、MOSFETQ1のオン状態での抵抗値はヒ
ューズ手段Fの抵抗値に比べて十分大きな抵抗値にされ
る。
【0043】ヒューズFが切断されると、ロウレベルの
出力信号が形成される。このロウレベルの信号は、イン
バータ回路N1とその入力に設けられるMOSFETQ
2からなるラッチ回路に保持される。すなわち、いった
んロウレベルの信号が供給されると、インバータ回路N
1の出力信号のハイレベルされてMOSFETQ2をオ
ン状態にし、このMOSFETQ2のオン状態によりイ
ンバータ回路N1の入力信号がロウレベルに固定され
る。上記インバータ回路N1の出力信号は、インバータ
回路N2とN3を介して出力され、冗長回路を活性化さ
せるイネーブル信号ENとされる。
【0044】不良ローカルワード線のアドレスに対応し
たプリデコード出力信号が供給されるナンドゲート回路
G1〜G3には、3つ分割されてなるプリデコード回路
PDCR1〜PDCR3の出力信号が、スイッチとヒュ
ーズ手段を介して供給される。上記各プリデコード回路
PDCR1〜PDCR3の出力信号に対応した4個ずつ
のヒューズ手段のうち、不良ローカルワード線に対応し
た1つを残して3つずつが切断される。このようなヒュ
ーズが切断により、そのアドレス記憶が行われる。
【0045】上記不良アドレス記憶を行うヒューズ手段
が切断されない状態において、前記プリデコード出力の
競合を防止するため、その入力側にスイッチが設けられ
る。このスイッチは、特に制限されないが、相補データ
線の選択回路としてのカラムスイッチと同様にNチャン
ネル型MOSFETとPチャンネル型MOSFETとを
並列接続したCMOSスイッチ回路から構成される。こ
のCMOSスイッチは上記制御信号ENによりスイッチ
制御される。上記ヒューズ手段Fを切断しない状態で
は、制御信号ENがロウレベルとなって上記スイッチを
全てオフ状態にする。これにより、それぞれのプリデコ
ード出力が不良アドレス記憶用のヒューズ手段を介して
競合してしまうこうとがない。
【0046】冗長回路を欠陥救済に用いる場合には、上
記ヒューズ手段Fが切断されて制御信号ENがハイレベ
ルにされる。これにより、上記スイッチはオン状態にさ
れる。このときには、それぞれのプリデコード出力に対
して1つのヒューズ手段を残して、他のヒューズ手段が
切断されてアドレス記憶とともにその不良アドレスへの
アクセスが検出される。上記スイッチはヒューズ手段の
出力側(共通接続点側)に設ける構成としてもよい。
【0047】この実施例では、プリデコード出力は、4
通りずつ3つに分けれている。それ故、4×4×4=6
4通りのデコード出力に対応することになる。前記実施
例のメモリマットのように512本からなるローカルワ
ード線が存在する場合には、プリデコーダ回路を4分割
して、例えば8×4×4×4=512にすればよい。こ
の構成では、20本のヒューズ手段と小数の論理ゲート
とにより不良アドレスの記憶とアドレス比較機能が実現
できる。この構成に代えて、1/512の選択動作を行
う9ビットからなるアドレスに対応して9個のヒューズ
手段により不良アドレスを記憶させ、その記憶アドレス
と入力されたアドレスとを一致/不一致回路により比較
する構成としてもよい。この構成では、ヒューズ手段の
数は約半分にできるが、記憶回路やアドレス比較回路に
多数の素子を必要とするとともに、比較結果が得られる
まで多数の論理ゲートを通すことになるので、動作速度
が遅くなる。
【0048】上記ヒューズ手段を通した信号は、アンド
ゲート回路G1〜G5によりアドレス比較動作が行われ
る。この実施例では、アンドゲート回路G5には、マッ
ト選択信号MATiが供給される。これにより、そのメ
モリマットが選択されて、かつプリデコード出力の組み
合わせが全て論理1のときに、不良ローカルワード線に
対するメモリアクセスを検出し、インバータ回路N4と
ローカルワードドライバとして作用するインバータ回路
N5を通して予備のローカルワード線RWLが選択され
る。また、上記インバータ回路N4の出力信号とインバ
ータ回路N6の出力信号は、オアゲート回路G6に供給
されてリセット信号RTが形成される。このリセット信
号RTは、次に説明するような回路によって不良ローカ
ルワード線を強制的にロウレベルにするために用いられ
る。
【0049】図6には、上記のような欠陥救済に対応し
たメモリアレイ部の一実施例の回路図が示されている。
前記のようなローカルワード線に対して、同様に予備の
ローカルワード線RWLが設けられる。この予備のロー
カルワード線RWLにも他のローカルワード線と同様に
メモリセルMCが接続される。また、この予備のローカ
ルワード線RWLにおいてショート不良が存在しないこ
とを検出するためにワイヤードオア構成のMOSFET
Q16が設けられる。また、図示しないが、予備のロー
カルワード線も1対ペアとして設けて、テスト信号によ
り1つを選択するようにすればよい。
【0050】各ローカルワード線WL1〜WL3と電源
電圧VEEとの間には、スイッチMOSFETQ20〜
Q22が設けられる。これらのMOSFETQ20〜Q
22のゲートには、前記リセット信号RTが供給され
る。これにより、ショート不良が存在するローカルワー
ド線WL1は、予備のローカルワード線RWLが選択さ
れるときに強制的にロウレベルにされて、予備のメモリ
セルRMCへの書き込み/読み出し動作に影響を及ぼさ
ない。また、他のローカルワード線WL2等が選択され
るときも、インバータ回路N4のハイレベルに応じて強
制的にロウレベルにされて、他のローカルワード線WL
2等のメモリセルへの書き込み/読み出し動作に影響を
及ぼさない。言い換えるならば、同じメモリマットに対
するメモリアクセスが行われるときには、ショート不良
が存在するローカルワード線が強制的にロウレベルにさ
れるから、ショート不良が存在するローカルワード線に
おいてメモリセルが半選択状態にされて、選択されたメ
モリセルへの書き込み/読み出し動作を遅くするよう作
用しないようにされる。
【0051】図10には、この発明に係る半導体記憶装
置に用いられるローカルワード線選択回路の一実施例の
具体的回路図が示されている。この実施例では、回路の
簡素化のために4つのローカルワード線WL1〜WL4
に対応して1つの主ワード線GWLが設けられる。主ワ
ード線GWLは、Pチャンネル型MOSFETQ1〜Q
4のゲートに供給される。これらPチャンネル型MOS
FETQ1〜Q4には、ローカルワード線選択信号WS
1〜WS4を受けるNチャンネル型MOSFETQ5〜
Q8がそれぞれ直列形態に接続される。これらのNチャ
ンネル型MOSFETQ5〜Q8のソース側は共通化さ
れて、上記主ワード線GWLがゲートに接続されたNチ
ャンネル型MOSFETQ9が設けられる。
【0052】この構成では、主ワード線GWLがハイレ
ベルの選択状態にされると、Pチャンネル型MOSFE
TQ1〜Q4がオフ状態になり、上記Nチャンネル型M
OSFETQ9がオン状態になる。そして、ローカルワ
ード線選択信号WS1〜WS4のうちのいずれかの選択
信号がハイレベルにされ、ローカルワードライバWD1
〜WD4のいずれか1つの入力信号をロウレベルに引き
抜く。この結果、4つの中の1つのローカルワード線が
ハイレベルの選択状態にされる。
【0053】ローカルワード線WL1〜WL4と電源電
圧VEEとの間には、Nチャンネル型MOSFETQ1
1〜Q14が設けられる。これらのMOSFETQ11
〜Q14のゲートには、次に説明する主ワード線のヒュ
ーズ手段の切断信号φ2が供給される。また、これらM
OSFETQ11〜Q14のゲートと回路の接地電位V
CCとの間には、Pチャンネル型MOSFETQ10が
設けられる。このMOSFETQ10は、そのゲートが
定常的に電源電圧VEEに接続されることによって、プ
ルアップ用の抵抗素子として作用する。
【0054】図11には、この発明に係る半導体記憶装
置に用いられる主(グローバル)ワード線選択回路の一
実施例の具体的回路図が示されている。主ワード線選択
信号GWS1とGWS2は、Pチャンネル型MOSFE
TとNチャンネル型MOSFETからなるCMOSナン
ドゲート回路に供給される。このナンドゲート回路に
は、ヒューズ手段を介して電源電圧VEEが供給され
る。ナンドゲート回路の出力信号は、ワードドライバG
WDに入力され、このワードドライバGWDにより主ワ
ード線GWLの選択信号が形成される。上記ヒューズ手
段とナンドゲート回路を構成するNチャンネル型MOS
FETとの接続点から、上記ヒューズ手段の切断信号φ
2が形成される。
【0055】例えば、前記のようなテスト回路によっ
て、図10のローカルワード線LWL1にショート不良
が発生したとき、それに対応した図11に示したような
主ワード線選択回路のヒューズ手段が切断される。これ
により、主ワード線選択信号を形成するナンドゲート回
路に電源電圧VEEが供給されないから、そこでの無駄
な電流消費を抑えるとともに、メモリアクセスの毎に発
生される主ワード線選択信号GWS1又はGWS2のロ
ウレベルに応じて、ワードドライバGWDの入力信号が
ハイレベルにチャージアップされるから、主ワード線G
WLは実質的に非選択のロウレベルに固定される。この
ようにして、不良ローカルワード線に対応した主ワード
線の実質的な切離しが行われる。
【0056】図10に示すように、ショート不良のロー
カルワード線LWL1を含むローカルワード線選択回路
側では、主ワード線GWLがロウレベルに固定されるこ
とに応じてローカルワードドライバWD1〜WD4の入
力は全てハイレベルにされてローカルワード線WL1〜
WL4をロウレベルにさせる。しかし、ショート不良が
発生しているローカルワード線WL1ではWD1の出力
インピーダンスとショート抵抗RSに応じて中間レベル
になろうとする。この実施例では、ヒューズ手段の切断
信号がハイレベルにされるので、スイッチMOSFET
Q11〜Q14がオン状態になり、ショート不良が発生
しているローカルワード線WL1においても強制的に回
路の接地電位のようなロウレベルに設定できる。
【0057】上記のようなショート不良により回路的に
切り離された主ワード線及びそれに関連するローカルワ
ード線は予備回路に切り換えられる。すなわち、予備の
主ワード線と各メモリマットに対応したローカルワード
線が設けられており、上記不良によって切り離された主
ワード線のアドレス情報を記憶し、そのアドレスへのメ
モリアクセスを検出したとき、予備の主ワード線を選択
させるようにすればよい。このようなアドレス記憶とア
ドレス比較動作のために、前記図5に示したようなヒュ
ーズ回路を用いることができる。
【0058】図12には、ローカルワードドライバの一
実施例の概略レイアウト図が示され、図13にはそのa
−a’断面図が示されている。この実施例では、前記の
うなスイッチMOSFETQ11〜Q14によって、シ
ョート不良が発生したローカルワード線を強制的にロウ
レベルにする構成に代えて、FiB技術によってショー
ト不良が発生したローカルワード線LWLに、回路のロ
ウレベルである電源電圧VEEを直接供給する。
【0059】すなわち、図12及び図13において、M
1は1層目のメタル層であり、ローカルワード線LWL
を構成するのに用いられる。このローカルワード線LW
Lは、素子分離領域LOCOSに囲まれた素子形成領域
に形成されたワードドライバを構成するNチャンネル型
MOSFETのドレイン等にコンタクトCONTを通し
て接続される。同図においては、ワードトライバを構成
する素子構造そのものは発明に直接関係がないので省略
されいるが、このコンタクトCONT部分には、ワード
トライバを構成するMOSFET等が形成されるもので
あると理解されたい。
【0060】同図において斜線を付したメタル層M2
は、2層目のメタル層であり、右側のメタル層M2には
電源電圧VEEが供給される電源配線である。上記ロー
カルワード線WLは、コンタクトホールTH(TCはそ
れに対応したコンタクト部分)を介して同図の左側部分
に形成された2層目のメタルM2を介して図外のPチャ
ンネル型MOSFETのドレインに接続される。この2
つのメタル層M2間を、FiB技術により接続すること
によって不良が発生したローカルワード線WLに直接V
EEを供給する。図12のレイアウトでは、パターンが
複雑になるのでこのFiB技術による配線は図示されて
いないが、斜線を付したメタル層M2の最短距離の部分
に形成される。
【0061】上記FiB技術は、従来は開発中の半導体
集積回路装置において試験的に回路を接続するために用
いられるものであるが、この実施例ではこれを欠陥救済
技術に応用しようとするものである。すなわち、上記の
ようなショート不良が発生した回路を実質的に分離する
ために利用される。このFiB技術では、半導体ウェハ
上に回路が完成された後に、選択的に層間絶縁膜をエッ
チング除去して配線層を形成するものである。この構成
では、ショート不良が発生しているローカルワード線の
電位を強制的にロウレベルに固定するスイッチMOSF
ETを省略することができるものである。
【0062】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) メモリアレイにおける複数からなるワード線に
それぞれゲートが接続された複数からなるMOSFET
と、これら複数からなるMOSFETのソースとドレイ
ンとの間に流れる電流の有無を検出するテスト用端子と
を含むテスト回路を設けることにより、ワード線が電源
と短絡してMOSFETのしきい値電圧以上の中間電位
であれば、それに対応してMOSFETに電流が流れる
からテスト用パッドPADでの電流又は電圧測定により
短絡の有無を正確に検出することができるという効果が
得られる。
【0063】(2) 上記テスト回路を構成する複数か
らなるMOSFETを隣接するワード線が異なるよう2
ブロックに分けてそれぞれのブロックに対応して電流の
有無を検出するテスト用端子を設けることにより、電源
ショートの他に隣接ワード線間のショートも検出できる
という効果が得られる。
【0064】(3) 複数からなるワード線と複数から
なるデータ線との交点にそれぞれメモリセルが接続され
てなるメモリアレイと、上記メモリアレイにおける複数
からなるワード線のうち、隣接する2本のワード線を1
組としてそれぞれのワード線にゲートが接続されて直列
形態に接続された2対からなるMOSFETと、これら
直列MOSFETに流れる電流の有無を検出するテスト
用パッドを設けることにより、ショート不良が発生して
いるワード線を特定することができるという効果が得ら
れる。
【0065】(4) 上記のようなショート不良を特定
できるテスト用回路に、前記(1)のようなワイヤード
オア構成のMOSFETを設けて一括してショート不良
を検出できるテスト回路とを設け、先に一括ショート不
良が存在するものにたいしてのみショート不良を特定す
ることによりテスト時間の短縮化が可能になるという効
果が得られる。
【0066】(5) 上記(4)における2対からなる
直列MOSFETの相互接続点間には、テスト用制御信
号が供給されるスイッチMOSFETが設けて選択的に
オン状態にさせることにより、1つのテスト用パッドに
よって一括ショート不良の検出と、ショート不良箇所の
特定とを行うことができるという効果が得られる。
【0067】(6) 複数に分割されてなるメモリアレ
イに設けられ、メインワード線を通して伝えられる選択
信号とメモリアレイ選択信号とにより選択されるるロー
カルワード線にテスト用回路を設けることにより、マッ
ト選択動作により全ローカルワード線を非選択状態にで
きるから、前記一括してのショート不良の検出が簡単に
行えるという効果が得られる。
【0068】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、
ワード線は、主ワード線とローカルワード線に分けて構
成するもの他、デコーダ回路よりワード線を直接に選択
するような構成にしてもよい。テスト用パッドは、外部
端子として設ける構成であってもよい。この場合には、
RAMが完成された後でもショート不良のワード線を探
し出すことができる。不良アドレスを記憶する等に用い
られるヒューズ手段は、ポリシリコン層や細いアルミニ
ュウム配線を用い、それをレーザー光線等のようなエネ
ルギービームにより切断するもの他、ポリシリコン層に
比較的大きな電流を流して溶断させるもの、あるいはポ
リシリコン層にレーザーアルニールを施してその抵抗値
を変化させることにより等価的に切断と同様な電気的特
性の変化を生じしめるようにするもの等種々の実施例形
態を採ることができる。
【0069】スタティック型RAMの半導体チップ上の
レイアウトは前記実施例の他、メモリマット群をチップ
の中央部に配置し、周辺回路をチップの周辺に配置する
等種々の実施形態を採ることができる。
【0070】スタティック型RAMの周辺回路は、CM
OS回路とバイポーラ型トランジスタを組み合わせたB
i−CMOS回路から構成されてもよい。入出力インタ
ーフェイスは、ECLインターフェイスの他、CMOS
インターフェイスあるいはTTLインターフェイスを採
るものであってもよい。このようなCMOSインターフ
ェイス又はTTLインターフェイスを採る場合には、動
作電圧としては約5Vあるいは低電圧動作のもので3V
程度の正電圧VCCが用いられる。
【0071】低消費電力化と高速化のために内部回路の
動作電圧は3V程度に低く設定するものであってもよ
い。この場合、5V系のスタティック型RAMとの互換
性を持たせるために、外部からは5V系の電源電圧を供
給し、それを内部降圧回路で降圧して上記約3V程度の
電圧にするものであってもよい。この場合には、入力バ
ッファや出力バッファには、5V系の信号に変換するめ
たのレベル変換機能が付加される。この発明は、スタテ
ィック型RAMの他、ROMあるいはプログラマブルR
OM等のような半導体記憶装置に広く利用できる。
【0072】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、メモリアレイにおける複数
からなるワード線にそれぞれゲートが接続された複数か
らなるMOSFETと、これら複数からなるMOSFE
Tのソースとドレインとの間に流れる電流の有無を検出
するテスト用端子とを含むテスト回路を設けることによ
り、ワード線が電源と短絡してMOSFETのしきい値
電圧以上の中間電位であれば、それに対応してMOSF
ETに電流が流れるからテスト用パッドPADでの電流
又は電圧測定により短絡の有無を正確に検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスタティック型RAMの一実施
例を示す要図回路図である。
【図2】この発明に係るスタティック型RAMの他の一
実施例を示す要図回路図である。
【図3】この発明に係るスタティック型RAMに設けら
れるテスト回路の他の一実施例を示す回路図である。
【図4】この発明に係るスタティック型RAMに設けら
れるテスト回路の更に他の一実施例を示す回路図であ
る。
【図5】この発明に係る冗長回路に設けられるデコーダ
回路の一実施例を示す回路図である。
【図6】欠陥救済に対応したメモリアレイ部の一実施例
を示す回路図である。
【図7】この発明に係るスタティック型RAMにおける
1つのメモリマット(メモリブロック)のレイアウト図
である。
【図8】この発明に係るスタティック型RAMにおける
メインワードドライバを中心にしたメモリマットの一実
施例を示すレイアウト図である。
【図9】この発明に係るスタティック型RAMの一実施
例を示すチップレイアウト図である。
【図10】この発明に係る半導体記憶装置に用いられる
ローカルワード線選択回路の一実施例を示す具体的回路
図である。
【図11】この発明に係る半導体記憶装置に用いられる
主ワード線選択回路の一実施例を示す具体的回路図であ
る。
【図12】この発明に係るローカルワードドライバの一
実施例を示す概略レイアウト図である。
【図13】図12のレイアウト図におけるa−a’断面
図である。
【符号の説明】
MC1〜MC5…メモリセル、WD1〜WD5…ローカ
ルワードドライバ、PAD,PAD1,PAD2…テス
ト用パッド、WL1〜WL5…ローカルワード線、RW
L…予備ローカルワード線、DLT,DLB…相補デー
タ線。G1〜G6…ゲート回路、N1〜N6…インバー
タ回路、F…ヒューズ手段。GWD…ワードドライバ。
GWL…主ワード線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 11/413 H01L 21/66 F 8406−4M S 8406−4M 6741−5L G11C 11/34 341 D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数からなるワード線と複数からなるデ
    ータ線との交点にそれぞれメモリセルが接続されてなる
    メモリアレイと、上記メモリアレイにおける複数からな
    るワード線にそれぞれゲートが接続された複数からなる
    MOSFETと、これら複数からなるMOSFETのソ
    ースとドレインとの間に流れる電流の有無を検出するテ
    スト用端子とを含むテスト回路とを備えてなることを特
    徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記テスト回路を構成する複数からなる
    MOSFETは、隣接するワード線が異なるよう複数ブ
    ロックに分けられ、それぞれの複数ブロックに対応して
    電流の有無を検出するテスト用端子が設けられるもので
    あることを特徴とする請求項1の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数からなるワード線と複数からなるデ
    ータ線との交点にそれぞれメモリセルが接続されてなる
    メモリアレイと、上記メモリアレイにおける複数からな
    るワード線のうち、隣接する2本のワード線を1組とし
    てそれぞれのワード線にゲートが接続されて直列形態に
    接続された2対からなるMOSFETと、これら直列M
    OSFETに流れる電流の有無を検出するテスト用端子
    とを含むテスト回路とを備えてなることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記メモリアレイにおける複数からなる
    ワード線にそれぞれゲートが接続された複数からなるM
    OSFETと、これら複数からなるMOSFETのソー
    スとドレインとの間に流れる電流の有無を検出するテス
    ト用端子が設けられるものであることを特徴とする請求
    項3の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 上記2対からなる直列MOSFETの相
    互接続点間には、テスト用制御信号が供給されるスイッ
    チMOSFETが設けられるものであることを特徴とす
    る請求項3の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 上記テスト用端子は半導体基板上に形成
    された電極からなるものであることを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の半導
    体記憶装置。
  7. 【請求項7】 上記ワード線は複数に分割されてなるメ
    モリアレイに設けられ、主ワード線を通して伝えられる
    選択信号とローカルワード線選択信号とにより選択され
    るローカルワード線であることを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6
    の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 上記主ワード線の駆動回路には、一対一
    に対応してヒューズ手段が設けられ、このヒューズ手段
    の切断により主ワード線の駆動回路は定常的に非選択レ
    ベルの出力信号を形成し、上記ヒューズ手段の切断信号
    によりメモリセルが結合されたローカルワード線を強制
    的にロウレベルにさせるスイッチMOSFETをオン状
    態にすることを特徴とする請求項7の半導体記憶装置。
JP4106117A 1992-03-30 1992-03-30 半導体記憶装置 Pending JPH05282898A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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