JPH05193092A - ウェブ輪転印刷機用の駆動装置 - Google Patents
ウェブ輪転印刷機用の駆動装置Info
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- JPH05193092A JPH05193092A JP4216984A JP21698492A JPH05193092A JP H05193092 A JPH05193092 A JP H05193092A JP 4216984 A JP4216984 A JP 4216984A JP 21698492 A JP21698492 A JP 21698492A JP H05193092 A JPH05193092 A JP H05193092A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
- B41F13/0008—Driving devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウェブ輪転印刷機の複数基の印刷ユニット
を、列型構造の場合も階層型構造の場合も個々に駆動で
き、それにも拘らず駆動歯車数を減少させ、ひいては歯
遊びを減少させうるようにウェブ輪転印刷機用の駆動装
置を改良する。 【構成】 各印刷ユニット１〜６の１本の印刷胴２０に
は夫々、１基の独自の駆動モータ８〜１３と１基の動力
取出しユニット１４〜１９が直接配設されており、しか
も各動力取出しユニット１４〜１９が、列型構造のウェ
ブ輪転印刷機の水平軸５７に連結可能かつ印刷ユニット
複合体を同期化するための水平軸２１及び垂直軸２２，
２３，２４に連結可能であり、かつ、前記印刷ユニット
複合体には無関係に印刷ユニットを調整するために連結
解除可能である。
を、列型構造の場合も階層型構造の場合も個々に駆動で
き、それにも拘らず駆動歯車数を減少させ、ひいては歯
遊びを減少させうるようにウェブ輪転印刷機用の駆動装
置を改良する。 【構成】 各印刷ユニット１〜６の１本の印刷胴２０に
は夫々、１基の独自の駆動モータ８〜１３と１基の動力
取出しユニット１４〜１９が直接配設されており、しか
も各動力取出しユニット１４〜１９が、列型構造のウェ
ブ輪転印刷機の水平軸５７に連結可能かつ印刷ユニット
複合体を同期化するための水平軸２１及び垂直軸２２，
２３，２４に連結可能であり、かつ、前記印刷ユニット
複合体には無関係に印刷ユニットを調整するために連結
解除可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、各印刷ユニットが所属
の駆動モータ、動力取出しユニット及び軸によって個々
に駆動可能でありかつ協調印刷作業のために前記印刷ユ
ニットが互いに連結されて１つの印刷ユニット複合体を
形成することができる形式の列型構造又は階層型構造の
ウェブ輪転印刷機用の駆動装置に関するものである。
の駆動モータ、動力取出しユニット及び軸によって個々
に駆動可能でありかつ協調印刷作業のために前記印刷ユ
ニットが互いに連結されて１つの印刷ユニット複合体を
形成することができる形式の列型構造又は階層型構造の
ウェブ輪転印刷機用の駆動装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】前記形式のウェブ輪転印刷機では従来、
すべての印刷ユニット及び付属機器には１本の共通な主
駆動水平軸が配設されていた。該主駆動水平軸は軸受内
に軸支されておりかつ各印刷ユニットに対する複数の動
力伝達部位を有している。各動力伝達部位には夫々１基
の独自の駆動モータが配設されている。１つの切換え位
置を有する複数のクラッチによって、主駆動水平軸に対
する個々の印刷ユニットの選択的な断ち接ぎが可能にな
るので、個々の印刷ユニットは互いに無関係に駆動可能
であり、従って遮断された印刷ユニットでは保守作業と
調整作業を実施することが可能になる。通常は主駆動水
平軸に対する駆動モータの動力伝達は歯車、歯付きチェ
ーン又はベルトによって行なわれ、かつ、そこから動力
は傘歯車によって垂直軸及び別の水平軸を介して印刷ユ
ニットへ伝達される。主駆動水平軸は、連結された印刷
ユニットの同期化軸として同時に作用する。
すべての印刷ユニット及び付属機器には１本の共通な主
駆動水平軸が配設されていた。該主駆動水平軸は軸受内
に軸支されておりかつ各印刷ユニットに対する複数の動
力伝達部位を有している。各動力伝達部位には夫々１基
の独自の駆動モータが配設されている。１つの切換え位
置を有する複数のクラッチによって、主駆動水平軸に対
する個々の印刷ユニットの選択的な断ち接ぎが可能にな
るので、個々の印刷ユニットは互いに無関係に駆動可能
であり、従って遮断された印刷ユニットでは保守作業と
調整作業を実施することが可能になる。通常は主駆動水
平軸に対する駆動モータの動力伝達は歯車、歯付きチェ
ーン又はベルトによって行なわれ、かつ、そこから動力
は傘歯車によって垂直軸及び別の水平軸を介して印刷ユ
ニットへ伝達される。主駆動水平軸は、連結された印刷
ユニットの同期化軸として同時に作用する。
【０００３】例えばドイツ連邦共和国特許第９７５１４
５号明細書には、列型のウェブ輪転印刷機が開示されて
おり、この場合印刷ユニットは、複数本の主駆動軸に配
置された独自の電動モータによって、所属の各主駆動軸
に連結可能な垂直軸を介して駆動される。この公知の装
置は、印刷機構をすべての補助装置を含めて選択的に停
止させることができるようにする一方、インキ装置の回
転を続行させるために考慮されている。しかしながらこ
の公知の装置は階層型構造の印刷機で適用するためには
経費が嵩みすぎる。
５号明細書には、列型のウェブ輪転印刷機が開示されて
おり、この場合印刷ユニットは、複数本の主駆動軸に配
置された独自の電動モータによって、所属の各主駆動軸
に連結可能な垂直軸を介して駆動される。この公知の装
置は、印刷機構をすべての補助装置を含めて選択的に停
止させることができるようにする一方、インキ装置の回
転を続行させるために考慮されている。しかしながらこ
の公知の装置は階層型構造の印刷機で適用するためには
経費が嵩みすぎる。
【０００４】またクラッチを介して主駆動水平軸に連結
可能な独自の駆動モータを各印刷ユニットに配設した形
式の、列型構造のウェブ輪転印刷機の駆動装置もドイツ
連邦共和国特許第２７５８９００号明細書に基づいてや
はり公知になっている。
可能な独自の駆動モータを各印刷ユニットに配設した形
式の、列型構造のウェブ輪転印刷機の駆動装置もドイツ
連邦共和国特許第２７５８９００号明細書に基づいてや
はり公知になっている。
【０００５】しかしながら、水平軸及び垂直軸を有する
前記のような軸駆動装置では、特に階層型構造のウェブ
輪転印刷機の場合、著しく多数の駆動歯車及び傘歯車の
形の中間歯車が必要になり、その結果全体として大きな
歯遊びが生じるので、発生する見当合せ誤差に基づいて
輪転印刷機全体の内部におけるレジスターの正確な維持
を保証することは著しく困難になる。
前記のような軸駆動装置では、特に階層型構造のウェブ
輪転印刷機の場合、著しく多数の駆動歯車及び傘歯車の
形の中間歯車が必要になり、その結果全体として大きな
歯遊びが生じるので、発生する見当合せ誤差に基づいて
輪転印刷機全体の内部におけるレジスターの正確な維持
を保証することは著しく困難になる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の前記欠点を
排除することを出発点とする本発明の課題は、ウェブ輪
転印刷機の複数基の印刷ユニットを、列型構造の場合も
階層型構造の場合も個々に駆動でき、個々の駆動にも拘
らず駆動歯車数を減少させ、ひいては歯遊びを減少させ
うるようにウェブ輪転印刷機用の駆動装置を改良するこ
とである。
排除することを出発点とする本発明の課題は、ウェブ輪
転印刷機の複数基の印刷ユニットを、列型構造の場合も
階層型構造の場合も個々に駆動でき、個々の駆動にも拘
らず駆動歯車数を減少させ、ひいては歯遊びを減少させ
うるようにウェブ輪転印刷機用の駆動装置を改良するこ
とである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の構成手段は、各印刷ユニットの１本の印刷胴には夫
々、１基の独自の駆動モータと１基の動力取出しユニッ
トが直接配設されており、しかも各動力取出しユニット
が、列型構造のウェブ輪転印刷機の水平軸に連結可能か
つ印刷ユニット複合体を同期化するための水平軸及び垂
直軸に連結可能であり、かつ、前記印刷ユニット複合体
には無関係に印刷ユニットを調整するために連結解除可
能である点にある。
明の構成手段は、各印刷ユニットの１本の印刷胴には夫
々、１基の独自の駆動モータと１基の動力取出しユニッ
トが直接配設されており、しかも各動力取出しユニット
が、列型構造のウェブ輪転印刷機の水平軸に連結可能か
つ印刷ユニット複合体を同期化するための水平軸及び垂
直軸に連結可能であり、かつ、前記印刷ユニット複合体
には無関係に印刷ユニットを調整するために連結解除可
能である点にある。
【０００８】
【作用】個々の印刷ユニットを任意のグループに連結す
ることができるので、多種多様の生産可能性が得られ
る。従って独自の駆動モータと動力取出しユニットを装
備した印刷ユニットは、水平軸及び／又は垂直軸によっ
て同期化可能なモジュール系の構成ブロックを形成す
る。階層型構造の印刷ユニット及び、これに組込まれた
垂直軸を独自の駆動モータに直接配設したことによっ
て、印刷ユニットの外部に従来位置していた傘歯車伝動
装置並びにそのための取付け支台の必要は全くなくな
る。
ることができるので、多種多様の生産可能性が得られ
る。従って独自の駆動モータと動力取出しユニットを装
備した印刷ユニットは、水平軸及び／又は垂直軸によっ
て同期化可能なモジュール系の構成ブロックを形成す
る。階層型構造の印刷ユニット及び、これに組込まれた
垂直軸を独自の駆動モータに直接配設したことによっ
て、印刷ユニットの外部に従来位置していた傘歯車伝動
装置並びにそのための取付け支台の必要は全くなくな
る。
【０００９】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
る。
【００１０】図１には６基の印刷ユニット１，２，３，
４，５，６と１基の折り機７を備えた完全なウェブ輪転
印刷機が示されており、この場合それぞれ２基の印刷ユ
ニット１と４、２と５、３と６が２階層式に互いに上下
に配置されている。各印刷ユニット１〜６は独自の駆動
モータ８，９，１０，１１，１２，１３と動力取出しユ
ニット１４，１５，１６，１７，１８，１９を有してい
る。
４，５，６と１基の折り機７を備えた完全なウェブ輪転
印刷機が示されており、この場合それぞれ２基の印刷ユ
ニット１と４、２と５、３と６が２階層式に互いに上下
に配置されている。各印刷ユニット１〜６は独自の駆動
モータ８，９，１０，１１，１２，１３と動力取出しユ
ニット１４，１５，１６，１７，１８，１９を有してい
る。
【００１１】第１階層の印刷ユニット１，２，３に沿っ
て１本の水平軸２１が配置されている。互いに上下に配
置された印刷ユニット１と４、２と５、３と６はそれぞ
れ１本の垂直軸２２，２３，２４によって連結可能であ
る。印刷ユニット１〜６の駆動すべき印刷胴２０のため
の各駆動歯車２５，２６，２７，２８，２９，３０は所
属の各動力取出しユニット１４〜１９内に位置し、かつ
駆動ベルト３１，３２，３３，３４，３５，３６を介し
て各駆動モータ８〜１３と協働する。各駆動歯車２５〜
３０は所属の動力取出しユニット１４〜１９の内部で公
知の形式で、例えば機械構造で慣用されるような複数の
軸方向連行爪を有する噛合いクラッチによって水平軸２
１及び／又は垂直軸２２，２３，２４に連結可能であ
る。印刷ユニット１〜６の夫々１本の印刷胴２０は、該
印刷胴２０に公知のように連結可能な動力取出しユニッ
ト１４〜１９を介して夫々１基の駆動モータ８〜１３に
よって駆動可能である。
て１本の水平軸２１が配置されている。互いに上下に配
置された印刷ユニット１と４、２と５、３と６はそれぞ
れ１本の垂直軸２２，２３，２４によって連結可能であ
る。印刷ユニット１〜６の駆動すべき印刷胴２０のため
の各駆動歯車２５，２６，２７，２８，２９，３０は所
属の各動力取出しユニット１４〜１９内に位置し、かつ
駆動ベルト３１，３２，３３，３４，３５，３６を介し
て各駆動モータ８〜１３と協働する。各駆動歯車２５〜
３０は所属の動力取出しユニット１４〜１９の内部で公
知の形式で、例えば機械構造で慣用されるような複数の
軸方向連行爪を有する噛合いクラッチによって水平軸２
１及び／又は垂直軸２２，２３，２４に連結可能であ
る。印刷ユニット１〜６の夫々１本の印刷胴２０は、該
印刷胴２０に公知のように連結可能な動力取出しユニッ
ト１４〜１９を介して夫々１基の駆動モータ８〜１３に
よって駆動可能である。
【００１２】個々の印刷ユニット１〜６は、インキ装置
や湿し装置のような多数の慣用の付属装置を有している
が、これらの付属装置の運転は公知であるので、その説
明はここでは省く。該付属装置の駆動並びにその他の印
刷胴の駆動は公知のように、主駆動される印刷胴２０か
ら駆動力を取出す歯車列によって行なわれる。
や湿し装置のような多数の慣用の付属装置を有している
が、これらの付属装置の運転は公知であるので、その説
明はここでは省く。該付属装置の駆動並びにその他の印
刷胴の駆動は公知のように、主駆動される印刷胴２０か
ら駆動力を取出す歯車列によって行なわれる。
【００１３】水平軸２１及び垂直軸２２，２３，２４は
同期軸の機能を有している。水平軸２１及び垂直軸２
２，２３，２４はすべて図示のように、空圧式又は電気
機械式に作動可能なクラッチ６１，６２，６３，６４，
６５によって個々の印刷ユニット１〜６間で分割可能つ
まり断ち接ぎ可能である。
同期軸の機能を有している。水平軸２１及び垂直軸２
２，２３，２４はすべて図示のように、空圧式又は電気
機械式に作動可能なクラッチ６１，６２，６３，６４，
６５によって個々の印刷ユニット１〜６間で分割可能つ
まり断ち接ぎ可能である。
【００１４】同期化可能の駆動装置をこのように構成し
たことによって、その他の機械連結部には無関係に、し
かも例えば折り機７に対する同期連結を断つことなし
に、任意の印刷ユニット１〜６の調整及び見当合せの正
しい位置決めが可能になる。
たことによって、その他の機械連結部には無関係に、し
かも例えば折り機７に対する同期連結を断つことなし
に、任意の印刷ユニット１〜６の調整及び見当合せの正
しい位置決めが可能になる。
【００１５】図２には、図１の実施例の変化態様が示さ
れている。該ウェブ輪転印刷機は付加的な折り機３７
と、第２階層の印刷ユニット４，５，６のための水平同
期軸３８を装備している。前記水平同期軸３８は、それ
ぞれ１基の印刷ユニット４，５，６を隣の印刷ユニット
と連結する部分軸３９，４０，４１に分割されている。
該部分軸３９，４０，４１は、傘歯車伝動装置として構
成された動力取出しユニット１７，１８，１９において
公知のように互いに連結可能である。水平同期軸３８も
やはり印刷ユニット４，５，６の間で空圧式又は電気機
械式に作動可能なクラッチ６６，６７によって断ち接ぎ
可能であり、かつ該クラッチ部位の区域に傘歯車装置の
形の中間伝動装置４２，４３を有し、該中間伝動装置は
水平同期軸３８の部分軸３９，４０における回転方向を
変化するためのものである。
れている。該ウェブ輪転印刷機は付加的な折り機３７
と、第２階層の印刷ユニット４，５，６のための水平同
期軸３８を装備している。前記水平同期軸３８は、それ
ぞれ１基の印刷ユニット４，５，６を隣の印刷ユニット
と連結する部分軸３９，４０，４１に分割されている。
該部分軸３９，４０，４１は、傘歯車伝動装置として構
成された動力取出しユニット１７，１８，１９において
公知のように互いに連結可能である。水平同期軸３８も
やはり印刷ユニット４，５，６の間で空圧式又は電気機
械式に作動可能なクラッチ６６，６７によって断ち接ぎ
可能であり、かつ該クラッチ部位の区域に傘歯車装置の
形の中間伝動装置４２，４３を有し、該中間伝動装置は
水平同期軸３８の部分軸３９，４０における回転方向を
変化するためのものである。
【００１６】本発明の駆動装置のこの変化実施態様によ
って、垂直方向スプリッティングが可能になり、要する
に図３及び図４に示したように同時に両折り機７，３７
の方に向かって２階層型構造のウェブ輪転印刷機の印刷
ユニット１〜６間でウェブを対角線方向に案内すること
が可能になる。図３では第１のウェブ６８は印刷ユニッ
ト１へ走行し、該印刷ユニットから垂直方向に印刷ユニ
ット４を経て折り機３７へ走行する。同時に第２のウェ
ブ６９は印刷ユニット５へ直行して走行し、そこから折
り機３７へ走行する。第３のウェブ７０は印刷ユニット
２から対角線方向に印刷ユニット６を経て折り機３７へ
走行するのに対して、第４のウェブ７１は通常のように
印刷ユニット３から折り機７へ走行する。
って、垂直方向スプリッティングが可能になり、要する
に図３及び図４に示したように同時に両折り機７，３７
の方に向かって２階層型構造のウェブ輪転印刷機の印刷
ユニット１〜６間でウェブを対角線方向に案内すること
が可能になる。図３では第１のウェブ６８は印刷ユニッ
ト１へ走行し、該印刷ユニットから垂直方向に印刷ユニ
ット４を経て折り機３７へ走行する。同時に第２のウェ
ブ６９は印刷ユニット５へ直行して走行し、そこから折
り機３７へ走行する。第３のウェブ７０は印刷ユニット
２から対角線方向に印刷ユニット６を経て折り機３７へ
走行するのに対して、第４のウェブ７１は通常のように
印刷ユニット３から折り機７へ走行する。
【００１７】図４には図３とは全く異なった生産プロセ
スが示されている。第１のウェブ６８及び第２のウェブ
６９走行経路は、図３に示した走行経路と全く同様で不
変であるのに対して、第３のウェブ７０は印刷ユニット
２から折り機７へ走行し、第４のウェブ７１は印刷ユニ
ット３から垂直方向に印刷ユニット６を経て折り機７へ
導かれる。
スが示されている。第１のウェブ６８及び第２のウェブ
６９走行経路は、図３に示した走行経路と全く同様で不
変であるのに対して、第３のウェブ７０は印刷ユニット
２から折り機７へ走行し、第４のウェブ７１は印刷ユニ
ット３から垂直方向に印刷ユニット６を経て折り機７へ
導かれる。
【００１８】前記の階層型構造のウェブ輪転印刷機のた
めの本発明の駆動装置を用いて、図５に示したような列
型構造のウェブ輪転印刷機の駆動を実施することができ
るのは勿論である。４基の印刷ユニット４４，４５，４
６，４７及び１基の折り機４８は夫々１基の駆動モータ
４９，５０，５１，５２により夫々１基の動力取出しユ
ニット５３，５４，５５，５６を介して各印刷胴２０に
作用すると共に、すでに述べたように水平軸５７を介し
てウェブ輪転印刷機のすべての印刷ユニットを１つの印
刷ユニット複合体として連結可能である。駆動される印
刷胴は版胴であってもゴム胴であってもよい。
めの本発明の駆動装置を用いて、図５に示したような列
型構造のウェブ輪転印刷機の駆動を実施することができ
るのは勿論である。４基の印刷ユニット４４，４５，４
６，４７及び１基の折り機４８は夫々１基の駆動モータ
４９，５０，５１，５２により夫々１基の動力取出しユ
ニット５３，５４，５５，５６を介して各印刷胴２０に
作用すると共に、すでに述べたように水平軸５７を介し
てウェブ輪転印刷機のすべての印刷ユニットを１つの印
刷ユニット複合体として連結可能である。駆動される印
刷胴は版胴であってもゴム胴であってもよい。
【００１９】図６では、印刷ユニットの単独駆動以外に
印刷ユニット４４〜４７の対駆動も可能であることが示
されている。印刷ユニット４５と４７だけが夫々独自の
駆動モータ５０，５２を有し、この駆動モータは、複数
基の印刷ユニット４４と４５及び４６と４７を同時駆動
するのに充分な容量に設計されている。
印刷ユニット４４〜４７の対駆動も可能であることが示
されている。印刷ユニット４５と４７だけが夫々独自の
駆動モータ５０，５２を有し、この駆動モータは、複数
基の印刷ユニット４４と４５及び４６と４７を同時駆動
するのに充分な容量に設計されている。
【００２０】図７に符号８で例示したすべての印刷ユニ
ット１〜６のための駆動モータは駆動ベルト３１を介し
て印刷胴２０の駆動歯車２５に作用し、この場合駆動歯
車２５の動力伝達は、該駆動歯車と共通の軸に装着され
た歯車５８によって行なわれ、該歯車は、印刷胴２０の
軸５９上に装着されている歯車６０と噛み合っている。
ット１〜６のための駆動モータは駆動ベルト３１を介し
て印刷胴２０の駆動歯車２５に作用し、この場合駆動歯
車２５の動力伝達は、該駆動歯車と共通の軸に装着され
た歯車５８によって行なわれ、該歯車は、印刷胴２０の
軸５９上に装着されている歯車６０と噛み合っている。
【００２１】各印刷ユニット１〜６は、手動式又は自動
式に位置決め装置７３，７４によって空圧式又は電磁式
の確動クラッチ７２と同期軸２１〜２４を介して見当正
しく互いに連結されて１つの印刷ユニット複合体を形成
することができる。確動クラッチは過負荷防止機構とし
ても役立てることができる。
式に位置決め装置７３，７４によって空圧式又は電磁式
の確動クラッチ７２と同期軸２１〜２４を介して見当正
しく互いに連結されて１つの印刷ユニット複合体を形成
することができる。確動クラッチは過負荷防止機構とし
ても役立てることができる。
【００２２】階層型構造のウェブ輪転印刷機において印
刷ユニット１〜６及び該印刷ユニット内に組込まれた垂
直軸２２〜２４に駆動モータ８〜１３を直接配設したこ
とによって、印刷ユニット１〜６の外部に従来位置して
いた傘歯車伝動装置の必要は全くなくなり、これによっ
て見当合せ誤差の著しい減少が得られる。
刷ユニット１〜６及び該印刷ユニット内に組込まれた垂
直軸２２〜２４に駆動モータ８〜１３を直接配設したこ
とによって、印刷ユニット１〜６の外部に従来位置して
いた傘歯車伝動装置の必要は全くなくなり、これによっ
て見当合せ誤差の著しい減少が得られる。
【図１】本発明による２階層型構造のウェブ輪転印刷機
の側面図である。
の側面図である。
【図２】本発明の別の態様によるウェブ輪転印刷機の側
面図である。
面図である。
【図３】図２に示したウェブ輪転機並びに１つのウェブ
ガイド態様の側面図である。
ガイド態様の側面図である。
【図４】図２に示したウェブ輪転機並びに異なったウェ
ブガイド態様の側面図である。
ブガイド態様の側面図である。
【図５】本発明による列型構造のウェブ輪転機の側面図
である。
である。
【図６】印刷ユニットを対駆動する列型構造のウェブ輪
転印刷機の側面図である。
転印刷機の側面図である。
【図７】駆動モータによる印刷胴の駆動機構の概略図で
ある。
ある。
１，２，３，４，５，６ 印刷ユニット、 ７ 折
り機、 ８，９，１０，１１，１２，１３ 駆動モー
タ、 １４，１５，１６，１７，１８，１９動力取出し
ユニット、 ２０ 印刷胴、 ２１ 水平軸、 ２
２，２３，２４ 垂直軸、 ２５，２６，２７，２
８，２９，３０ 駆動歯車、 ３１，３２，３３，３
４，３５，３６ 駆動ベルト、 ３７ 折り機、
３８水平同期軸、 ３９，４０，４１ 部分軸、 ４
２，４３ 中間伝動装置、 ４４，４５，４６，４７
印刷ユニット、 ４８ 折り機、 ４９，５０，
５１，５２ 駆動モータ、 ５３，５４，５５，５６
動力取出しユニット、 ５７ 水平軸、 ５８
歯車、 ５９ 印刷胴の軸、 ６０歯車、 ６１，
６２，６３，６４，６５，６６，６７ 空圧式又は電
気機械式のクラッチ、 ６８，６９，７０，７１ ウ
ェブ、 ７２ 空圧式又は電磁式の確動クラッチ、
７３，７４ 位置決め装置
り機、 ８，９，１０，１１，１２，１３ 駆動モー
タ、 １４，１５，１６，１７，１８，１９動力取出し
ユニット、 ２０ 印刷胴、 ２１ 水平軸、 ２
２，２３，２４ 垂直軸、 ２５，２６，２７，２
８，２９，３０ 駆動歯車、 ３１，３２，３３，３
４，３５，３６ 駆動ベルト、 ３７ 折り機、
３８水平同期軸、 ３９，４０，４１ 部分軸、 ４
２，４３ 中間伝動装置、 ４４，４５，４６，４７
印刷ユニット、 ４８ 折り機、 ４９，５０，
５１，５２ 駆動モータ、 ５３，５４，５５，５６
動力取出しユニット、 ５７ 水平軸、 ５８
歯車、 ５９ 印刷胴の軸、 ６０歯車、 ６１，
６２，６３，６４，６５，６６，６７ 空圧式又は電
気機械式のクラッチ、 ６８，６９，７０，７１ ウ
ェブ、 ７２ 空圧式又は電磁式の確動クラッチ、
７３，７４ 位置決め装置
Claims (7)
- 【請求項１】 各印刷ユニットが所属の駆動モータ、動
力取出しユニット及び軸によって個々に駆動可能であり
かつ協調印刷作業のために前記印刷ユニットが互いに連
結されて１つの印刷ユニット複合体を形成することがで
きる形式の列型構造又は階層型構造のウェブ輪転印刷機
用の駆動装置において、各印刷ユニット（１〜６；４４
〜４７）の１本の印刷胴（２０）には夫々、１基の独自
の駆動モータ（８〜１３；４９〜５２）と１基の動力取
出しユニット（１４〜１９；５３〜５６）が直接配設さ
れており、しかも各動力取出しユニット（１４〜１９；
５３〜５６）が、列型構造のウェブ輪転印刷機の水平軸
（５７）に連結可能かつ印刷ユニット複合体を同期化す
るための水平軸（２１，３８）及び垂直軸（２２，２
３，２４）に連結可能であり、かつ、前記印刷ユニット
複合体には無関係に印刷ユニットを調整するために連結
解除可能であることを特徴とする、ウェブ輪転印刷機用
の駆動装置。 - 【請求項２】 動力取出しユニット（１４〜１９；５３
〜５６）が傘歯車伝動装置として構成されており、しか
も、所属の駆動モータ（８〜１３；４９〜５２）により
駆動される各印刷胴（２０）の駆動歯車（２５〜３０）
によって動力を、列型構造のウェブ輪転印刷機の水平軸
（５７）の夫々１つの連結可能な傘歯車に又は階層型構
造のウェブ輪転印刷機の水平軸（２１，３８）及び垂直
軸（２２〜２４）の夫々１つの連結可能な傘歯車に、伝
達できるように構成されている、請求項１記載の駆動装
置。 - 【請求項３】 各駆動モータ（８〜１３；４９〜５２）
が直接配設されている印刷胴（２０）が版胴である、請
求項１又は２記載の駆動装置。 - 【請求項４】 各駆動モータ（８〜１３；４９〜５２）
が直接配設されている印刷胴（２０）がゴム胴である、
請求項１又は２記載の駆動装置。 - 【請求項５】 水平軸（２１，３８，５７）も垂直軸
（２２〜２４）も共にクラッチ（６１〜６７）によって
分割可能である、請求項１から４までのいずれか１項記
載の駆動装置。 - 【請求項６】 各印刷ユニット（１〜６；４４〜４７）
が、複数基の印刷ユニットを駆動するのに充分な容量の
駆動モータ（８〜１３；４９〜５２）を装備している、
請求項１から５までのいずれか１項記載の駆動装置。 - 【請求項７】 駆動モータ（８〜１３；４９〜５２）
が、駆動すべき印刷胴（２０）の駆動歯車（２５〜３
０）に対して夫々１つの駆動ベルト（３１〜３６）によ
って作用する、請求項１から６までのいずれか１項記載
の駆動装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4127321A DE4127321C2 (de) | 1991-08-17 | 1991-08-17 | Antrieb für eine Rollen-Rotationsdruckmaschine |
| DE4127321.4 | 1991-08-17 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05193092A true JPH05193092A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=6438570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4216984A Pending JPH05193092A (ja) | 1991-08-17 | 1992-08-14 | ウェブ輪転印刷機用の駆動装置 |
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| JP (1) | JPH05193092A (ja) |
| DE (2) | DE4127321C2 (ja) |
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- 1992-08-14 JP JP4216984A patent/JPH05193092A/ja active Pending
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