JP3313451B2 - 輪転印刷機の並列同期運転方法及びその装置 - Google Patents

輪転印刷機の並列同期運転方法及びその装置

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JP3313451B2 JP11563793A JP11563793A JP3313451B2 JP 3313451 B2 JP3313451 B2 JP 3313451B2 JP 11563793 A JP11563793 A JP 11563793A JP 11563793 A JP11563793 A JP 11563793A JP 3313451 B2 JP3313451 B2 JP 3313451B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F33/00Indicating, counting, warning, control or safety devices
    • B41F33/0009Central control units

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば2台の輪転印刷
機を並列同期運転させるに際し、各輪転印刷機の版胴の
回転位相を合わせるための位相合せを自動化する方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、輪
転印刷機は、図4に示すように、ウェブの供給、紙継
ぎ、張力調整のためのスプライサ・インフィード1、単
色刷又は多色刷を行なう例えば4段の印刷ユニット2、
ドライヤ4、冷却のためのクーリング・ドラッグ5を有
し、更に図4では2段の第1、第2折機6を有する構成
であり、モータ3により、ラインシャフトを介してスプ
ライサ・インフィード1、印刷ユニット2、クーリング
・ドラッグ5、第1、第2折機6が駆動されるようにな
っている。
【0003】ここにおいて、印刷ユニット2とドライヤ
4との間のラインシャフトには、原動クラッチ7が備え
られると共に、第1、第2折機6にも折機クラッチ7F
が備えられている。この原動クラッチ7は始動の調整を
しつつ緩動回転で投入されるものであり、折機クラッチ
7Fは更に印刷ユニット2の版胴との位相合せのための
タイミングを取って投入されるものである。
【0004】この後者の折機クラッチ7Fのタイミング
については、モータ3の原動軸の2回転につき版胴が1
回転するので、原動クラッチ7の投入後原動軸の2回転
を1パルスで検出するリミットスイッチ等の検出器8の
パルス出力に合わせて折機クラッチ7Fを入れるように
しており、原動軸1回転について版胴の回転位置に二つ
の状態(180°回転位置か360°回転位置かのいず
れかの状態)があるので、折機6の投入時に版胴が半回
転ずれた状態で折機クラッチ7Fをつながないようにし
ている。実際上、原動クラッチ7の検出器8のパルス出
力と折機クラッチ7Fの検出器8Fのパルス出力とを操
作盤12上のランプにて表示して同時に点燈する場合を
位相が合った状態として検出している。
【0005】さて、このような輪転印刷機にあっては、
複数台、例えば2台を並列に配置して同期運転させ、一
方の印刷機の折機に印刷物を導くといういわゆる並列同
期運転方法が採用され得る。すなわち、一方の主機であ
る輪転印刷機(以下A機という)と他方の副機である輪
転印刷機(以下B機という)とを、新たなラインシャフ
トやクラッチにて連結し、具体的にはA機とB機とのそ
れぞれの各クーリングドラッグ5と折機6との間をライ
ンシャフトや同期運転用のクラッチにて接続し、A機と
B機との同期を採り、A機、B機、双方にて印刷された
ウェブを例えばA機の折機6に導いて折りたたむように
するものである。
【0006】したがって、A機とB機との並列同期運転
にあっては、前述したようにA機における原動クラッチ
7の投入及び版胴の回転との位相を合わせた折機クラッ
チ7Fの投入を行なうのみならず、B機における版胴の
回転に係る原動クラッチ7の投入を行なったうえで、B
機の版胴とA機の版胴や折機との間でタイミングを合わ
せるようにする必要がある。
【0007】従来では、A機とB機との連結に当って
は、緩動運転中でのA機の原動クラッチ7及び折機クラ
ッチ7Fの投入と、B機の原動クラッチ7の投入との後
機械を止め、A機、B機の版胴どうしの位相を合わせ又
はB機の版胴とA機の折機6との位相を合わせるよう
に、タイミングを図りながらA機とB機とを連結するラ
インシャフトに備えられる同期運転用のクラッチを手動
にて接続したり、あるいはA機、B機それぞれの操作盤
上にて個別にタイミングを図りながら同期運転用の電磁
クラッチを接続することで、連結を行なっていた。
【0008】しかしながら、このA機とB機とのタイミ
ングをみながら同期運転用の個々のクラッチを手動に
て、あるいはそれぞれの操作盤上にて、接続する操作
は、意外と面倒であり、オペレータの負担となってい
る。
【0009】本発明では、オペレータの負担を軽減し簡
単な操作で正確な位相合せを可能とした輪転印刷機の並
列同期運転方法とその装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は (1)輪転印刷機A機と輪転印刷機B機にそれぞれ折機
が備えられ、通常の印刷時には輪転印刷機A機と輪転印
刷機B機でそれぞれ個別に印刷及び折りを行うことがで
きる一方、輪転印刷機A機と輪転印刷機B機でそれぞれ
印刷された印刷物を輪転印刷機A機と輪転印刷機B機の
何れか一方の折機で重ねて折ることができる二つの輪転
印刷機において、上記輪転印刷機A機の駆動系をつなぐ
クラッチをタイミングをとりつつ接続し、ついで上記
転印刷機B機の駆動系をつなぐクラッチを接続し、同期
運転操作盤上の操作にて上記輪転印刷機A機又は輪転印
刷機B機を緩動回転にて運転しつつ上記輪転印刷機A機
輪転印刷機B機とを連結する同期運転用クラッチの投
入タイミング位置を検出してこのクラッチを接続したこ
とを特徴とし、また、 (2)上記輪転印刷機の並列同期運転方法において、先
ず輪転印刷機B機のみ緩動回転にて運転させた後輪転印
刷機B機とその駆動系をつなぐ同期運転用クラッチが投
入されると輪転印刷機B機が自動停止され、次いで輪転
印刷機A機を緩動回転にて運転させた後輪転印刷機A機
とその駆動系をつなぐ同期運転用クラッチの投入タイミ
ング位置にて輪転印刷機A機を自動停止させ、次いで輪
転印刷機B機のみ緩動回転で運転させた後輪転印刷機A
機とその駆動系をつなぐ同期運転用クラッチの投入タイ
ミング位置を検知して当該同期運転用クラッチが接続さ
れることを特徴とし、また、 (3)上記輪転印刷機の並列同期運転方法において、輪
転印刷機B機からのウェブを輪転印刷機A機の折機に案
内するための案内駆動ロールと、該案内駆動ロールを駆
動連結するための同期運転用クラッチが設けられ、同期
運転時に当該同期運転用クラッチが接続されることを特
徴とし、また、 (4)上記輪転印刷機の並列同期運転方法において、輪
転印刷機B機とその駆動系をつなぐ同期運転用クラッチ
が投入されるとクラッチランプが点滅し、更に、輪転印
刷機A機とその駆動系をつなぐ同期運転用クラッチが接
続されるとクラッチランプが点灯することを特徴とし、
また、 (5)輪転印刷機A機と輪転印刷機B機にそれぞれ折機
が備えられ、通常の印刷時には輪転印刷機A機と輪転印
刷機B機でそれぞれ個別に印刷及び折りを行うことがで
きる一方、輪転印刷機A機と輪転印刷機B機でそれぞれ
印刷された印刷物を輪転印刷機A機と輪転印刷機B機の
何れか一方の折機で重ねて折ることができる二つの輪転
印刷機において、上記 輪転印刷機A機の駆動系をつなぐ
クラッチと、上記輪転印刷機B機の駆動系をつなぐクラ
ッチと、上記輪転印刷機A機と輪転印刷機B機との駆動
系をつなぐ同期運転用クラッチと、上記輪転印刷機A機
と上記輪転印刷機B機との相互のタイミングを検出しつ
つ上記同期運転クラッチを接続する同期運転操作盤
と、を有することを特徴とする。
【0011】
【作用】オペレータの負担を軽減し簡単な操作により輪
転印刷機のA機とB機とを同期運転状態に置くために、
A機単独での原動クラッチと折機クラッチとの接続、B
機単独での原動クラッチの接続を同期運転操作盤にて検
出可能とし、この操作盤の管理下にてA機とB機と位相
合わせして同期運転クラッチを接続し同期運転可能とし
たものである。
【0012】
【実施例】図1〜図3を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、並列同期運転を行なう主・副2台の輪転
印刷機A機、B機を示している。この両A機B機はそれ
ぞれ独立して運転可能であり、A機では図4と同様、ス
プライサ・インフィード1A、4段の印刷ユニット2
A、モータ3A、原動クラッチ7A、ドライヤ4A、ク
ーリング・ドラッグ5A、2台の折機6A、及び折機ク
ラッチ7FAを備え、更に運転状態やクラッチ操作等の
指令や表示のための単独運転用操作盤12Aを備えてい
る。
【0013】同様にB機でも、スプライサ・インフィー
ド1B、印刷ユニット2B、モータ3B、原動クラッチ
7B、ドライヤ4B、クーリング・ドラッグ5B、1台
の折機6B、折機クラッチ7FBを備え、単独運転用操
作盤12Bを更に備えている。
【0014】そして、AB機共、原動クラッチ7A,7
B、折機クラッチ7FA,7FBは、各々リミットスイ
ッチ等の検出器8A,8B,8FA,8FBが備えら
れ、これら検出器は、各クラッチの入切と共に接続タイ
ミングである回転位相をも検出している。すなわち、軸
回転を検出することによりクラッチ「入」が検出でき、
原動クラッチ7A,7B及び折機クラッチ7FA,7F
Bの投入にて印刷ユニットの版胴に対する位相が検出さ
れ得る。この後者については、前述したようにモータ3
A,3Bの原動軸2回転に対し版胴1回転という関係が
定まっており、版胴の0°又は半回転後(180°)の
位置を原動軸の回転位置に対応させておけば、その原動
軸の回転位置での原動クラッチ7A,7Bの結合あるい
は折機クラッチ7FA,7FBの結合にて版胴の0°又
は180°を特定できることになる。なお、各クラッチ
7A,7B,7FA,7FBは、回転方向につき1か所
のみにて結合するかみ合いクラッチが好ましく、この場
合、クラッチが入った状態で駆動側と従動側とのライン
シャフトの回転位置関係は固定的状態に置かれるが、版
胴の回転位置は0°か180°かいずれかとなる。した
がって、原動クラッチ7A,7B、折機クラッチ7F
A,7FBの投入は版胴の0°か180°かの回転位置
に合致させることができ、各操作盤12A,12Bにて
クラッチ入切のタイミングをとれば版胴に対する各クラ
ッチや折機6A,6Bの位相は合致することになる。
【0015】図1において、A機B機の同期運転のため
には、A機B機間をつなぐ新たなラインシャフト9L及
び同期運転用クラッチ10X,10Y,10Z、更には
同期運転操作盤13が備えられる。そして、これら同期
運転用クラッチ10X,10Y,10Zの入切を検出す
るために検出機11X,11Y,11Zが備えられてい
る。なお、同期運転用クラッチ10YはA機とラインシ
ャフト9L、同期運転用クラッチ10ZはB機とライン
シャフト9Lをそれぞれ入切するものであり、同期運転
クラッチ10Xは同期運転時にB機からのウェブを折機
6Aに案内するための案内駆動ロール(図示省略)を入
切するものである。
【0016】上述の図1に示すA機とB機とを並列同期
運転させるについては、図2に示すフローによる方法を
採る。すなわち、図2において(1S)A機操作盤12
Aの操作によってA機を極めて低速の緩動回転で運転し
原動クラッチ7A及び折機クラッチ7FAを前述の如く
タイミングをとって接続する。詳細には、原動クラッチ
7A及び折機クラッチ7FAを接続し、緩動回転で運転
し、検出器8A、8FAの出力を検出する。両方の検出
器8F,8FAの出力が同時にオン状態となった場合に
は、位相が合った事になり、同時にオン状態とならない
場合には緩動回転のままで、一度原動クラッチ7Aを切
離し一定時間後再度原動クラッチ7Aを接続する事によ
りA機側のクラッチ7A,7FAのタイミングを合わせ
て接続している。
【0017】一方、(2S)B機操作盤12Bの操作に
よりB機を緩動回転にて運転し原動クラッチ7Bを接続
する。こうして、A機B機それぞれの緩動回転にてクラ
ッチ接続後は、クラッチ7A,7FAの位相が合致しク
ラッチ7Bが投入状態となるので機械を停止させてお
く。このことは、オペレータの接触事故等予期しない事
故を生じさせないことにもつながる。
【0018】ついで、(3S)A機、B機の単独の操作
から離れて新たに備えた同期運転操作盤13による操作
に移り、この操作盤13の同期運転操作用プッシュボタ
ン(P/B)オンにより、同期運転用クラッチ10Xが
投入され10Zが投入阻止解除(投入準備)状態に置か
れる。
【0019】次に、(4S)同期運転操作盤13上での
操作により機械を回転させるとB機のみ緩動回転にて運
転され、同期運転用クラッチ10Zが投入されると検出
器11Zの出力によりB機が自動停止すると共に同期運
転操作盤13上のクラッチランプが点滅を開始する。こ
の点滅はクラッチ10Zが投入して同期運転準備状態を
表示するものである。
【0020】次に、(5S)A機操作盤12Aの操作に
よりA機を緩動回転にて運転させ、同期運転用クラッチ
10Yの投入タイミング位置を検出器8A,8FAにて
検知しA機を自動停止させる。そして(6S)同期運転
操作盤13の同期運転クラッチ用プッシュボタンP/B
のオンにより同期運転操作盤13上にて機械を運転させ
ると、(7S)B機のみ緩動回転で運転され、同期運転
用クラッチ10Yの投入タイミング位置を検出器8Bに
より検知してクラッチ10Yが接続され、(8S)同期
運転操作盤13上のクラッチランプが点滅より点灯に変
わる。この結果、(9S)同期運転操作盤13によるA
機、B機の並列同期運転が可能となる。この状態では、
各操作盤12A,12Bによる単独操作は不可能とな
る。
【0021】なお、上記実施例のうち、(5S)でB機
操作盤12Bの操作によりB機を緩動回転にて運転さ
せ、同期運転用クラッチ10Yの投入タイミング位置を
検出器8Bにて検知し、B機を自動停止させ、(6S)
で同期運転操作盤13の同期運転クラッチ用プッシュボ
タンP/Bのオンにより同期運転操作盤13上にて機械
を運転させると、(7S)A機のみ緩動回転で運転さ
れ、同期運転用クラッチ10Yの投入タイミング位置を
検出器8A,8FAにより検知してクラッチ10Yが接
続されるようにしても良い。
【0022】また、上述にて個別に述べてきたように検
出器8A,8FA,8Bは、クラッチ7A,7FA,7
Bの入切とそのタイミングを検出するものであるが、検
出器11X,11Y,11Zは入切のみを検出するもの
である。また、原動クラッチ7A,7B、折機クラッチ
7FA,7FB同期運転用クラッチ10Y,10Zは、
一か所で接続するかみ合いクラッチを用いるのが都合が
良い。本例ではA機を主機としてB機よりウェブをA機
の折機に排紙する例を示しており、このため同期運転に
当り折機6B、折機クラッチ7FB、検出器8FBは使
用しない。
【0023】上述の図2に示す動作は、A機とB機とを
単独運転させる既存の設備を同期運転用に改良したもの
であるが、図3に示すように同期運転用操作盤による同
期運転を予めメインの動作として設備を施す場合には、
(10S)同期運転用操作盤13上でのプッシュボタン
P/Bオンの指令動作により、(1S)A機の原動クラ
ッチ7A折機クラッチ7FAの投入、(2S)B機の原
動クラッチ7Bの投入、(4S)B機を緩動回転で運転
させて同期運転用クラッチ10Zを投入すると共に同期
運転操作盤13のクラッチランプを点滅させ、(5S)
A機を緩動回転で運転させて同期運転用クラッチ10Y
のタイミング位置を検知してA機を停止、(7S)B機
を緩動回転にて運転させて同期運転用クラッチ10Yの
入タイミング位置を検知してクラッチ10Yを投入し、
(8S)クラッチランプを点灯させ、(9S)同期運転
操作可としても良い。
【0024】なお、上記実施例のうち、(5S)でB機
を緩動回転で運転させて同期運転用クラッチ10Yのタ
イミング位置を検知してB機を停止、(7S)A機を緩
動回転にて運転させて同期運転用クラッチ10Yの入タ
イミング位置を検知してクラッチ10Yを投入するよう
にしても良い。
【0025】また、上述のうち同期運転用クラッチ10
Zを設けず、B機とラインシャフト9Lとが常に接続さ
れた状態又は同期運転用クラッチ10Yを設けず、A機
とラインシャフト9Lとが常に連結された状態となるよ
うにしても、同期運転操作が容易に達成される。
【0026】このように本実施例では、従来のようにA
機B機のクラッチ位相合せにオペレータによる面倒な操
作を必要とせず、入切の確認作業を行なう必要は全くな
く、同期運転に必要なクラッチのタイミングや入切を同
期運転用操作盤の制御下に置くことができて、操作の容
易性、安全性ならびに時間の節約が図れる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のようにA機、B機のクラッチ位相合せに多くの時間
を要し、入切の確認を行なう作業は全く必要なくなり、
操作の複雑化や安全面での不安、多くの時間の浪費を無
くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の並列同期運転システムの構成図。
【図2】同期運転操作の一例の動作フローチャート。
【図3】同期運転操作の変形例の動作フローチャート。
【図4】輪転印刷機単独運転の場合の構成図。
【符号の説明】
3,3A,3B モータ 6,6A,6B 折機 7,7A,7B 原動クラッチ 7F,7FA,7FB 折機クラッチ 8,8A,8B,8F,8FA,8FB,11X,11
Y,11Z 検出器 10X,10Y,10Z 同期運転用クラッチ 12A A機操作盤 12B B機操作盤 13 同期運転操作盤

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪転印刷機A機と輪転印刷機B機にそれ
    ぞれ折機が備えられ、通常の印刷時には輪転印刷機A機
    と輪転印刷機B機でそれぞれ個別に印刷及び折りを行う
    ことができる一方、輪転印刷機A機と輪転印刷機B機で
    それぞれ印刷された印刷物を輪転印刷機A機と輪転印刷
    機B機の何れか一方の折機で重ねて折ることができる二
    つの輪転印刷機において、 上記 輪転印刷機A機の駆動系をつなぐクラッチをタイミ
    ングをとりつつ接続し、 ついで上記輪転印刷機B機の駆動系をつなぐクラッチを
    接続し、 同期運転操作盤上の操作にて上記輪転印刷機A機又は
    転印刷機B機を緩動回転にて運転しつつ上記輪転印刷機
    A機と輪転印刷機B機とを連結する同期運転用クラッチ
    の投入タイミング位置を検出してこのクラッチを接続し
    た、ことを特徴とする 輪転印刷機の並列同期運転方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の輪転印刷機の並列同期運
    転方法において、 先ず輪転印刷機B機のみ緩動回転にて運転させた後輪転
    印刷機B機とその駆動系をつなぐ同期運転用クラッチが
    投入されると輪転印刷機B機が自動停止され、次いで輪
    転印刷機A機を緩動回転にて運転させた後輪転印刷機A
    機とその駆動系をつなぐ同期運転用クラッチの投入タイ
    ミング位置にて輪転印刷機A機を自動停止させ、次いで
    輪転印刷機B機のみ緩動回転で運転させた後輪転印刷機
    A機とその駆動系をつなぐ同期運転用クラッチの投入タ
    イミング位置を検知して当該同期運転用クラッチが接続
    されることを特徴とする輪転印刷機の並列同期運転方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の輪転印刷機の並列同期運
    転方法において、 輪転印刷機B機からのウェブを輪転印刷機A機の折機に
    案内するための案内駆動ロールと、該案内駆動ロールを
    駆動連結するための同期運転用クラッチが設けられ、同
    期運転時に当該同期運転用クラッチが接続されることを
    特徴とする輪転印刷機の並列同期運転方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の輪転印刷機の並列同期運
    転方法において、 輪転印刷機B機とその駆動系をつなぐ同期運転用クラッ
    チが投入されるとクラッチランプが点滅し、更に、輪転
    印刷機A機とその駆動系をつなぐ同期運転用ク ラッチが
    接続されるとクラッチランプが点灯することを特徴とす
    る輪転印刷機の並列同期運転方法。
  5. 【請求項5】 輪転印刷機A機と輪転印刷機B機にそれ
    ぞれ折機が備えられ、通常の印刷時には輪転印刷機A機
    と輪転印刷機B機でそれぞれ個別に印刷及び折りを行う
    ことができる一方、輪転印刷機A機と輪転印刷機B機で
    それぞれ印刷された印刷物を輪転印刷機A機と輪転印刷
    機B機の何れか一方の折機で重ねて折ることができる二
    つの輪転印刷機において、上記輪転印刷機A機の駆動系
    をつなぐクラッチと、上記輪転印刷機B機の駆動系をつ
    なぐクラッチと、上記輪転印刷機A機と輪転印刷機B機
    との駆動系をつなぐ同期運転用クラッチと、上記輪転印
    刷機A機と上記輪転印刷機B機との相互のタイミングを
    検出しつつ上記同期運転クラッチを接続する同期運転
    操作盤と、を有する輪転印刷機の並列同期運転装置。
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