JPH05192851A - 自走作業台車およびこれを用いた製造ライン - Google Patents

自走作業台車およびこれを用いた製造ライン

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JPH05192851A
JPH05192851A JP773492A JP773492A JPH05192851A JP H05192851 A JPH05192851 A JP H05192851A JP 773492 A JP773492 A JP 773492A JP 773492 A JP773492 A JP 773492A JP H05192851 A JPH05192851 A JP H05192851A
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propelled work
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Akihiko Shiozaki
明彦 塩崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性の向上および製造工場内におけるスペ
ースの有効利用を図る。 【構成】 自走作業台車10は製品を作るための作業台
200を有し、かつ製品の部品を搭載する部品搭載部3
00を備えたことを特徴とする。製造ラインは、自走作
業台車10を1つの走行経路501上に複数台配置し、
この1つの走行経路中に、少なくとも、自走作業台車の
部品搭載部300に部品を搭載する配膳工程と、この配
膳工程により搭載された部品を用いて製品を作る製造工
程とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自走作業台車およびこれ
を用いた製造ラインに関する。特に、作業性の向上およ
び工場内におけるスペースの有効利用を図ることのでき
る自走作業台車およびこれを用いた製造ラインに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自走作業台車を用いた製造ライン
の一例として組立ラインを図25に示す。
【0003】同図において、1は部品搭載部を有する部
品搭載用自走車であり、第1の走行経路2に沿って走行
する。この部品搭載用自走車1は、その部品搭載部に、
製品1つを組み立てるのに必要な部品が配膳工程におい
て搭載され、その後、組立工程に進んで作業者Pがいる
各作業場所3a〜3fで停止し、再び配膳工程に戻るよ
うになっている。
【0004】4は製品を組み立てるための作業台4aを
有する自走作業台車であり、第2の走行経路5に沿って
走行する。この自走作業台車4は、組立工程において、
部品搭載用自走車1と対をなし、同期して走行する。
【0005】各作業場所3a〜3fにいる作業者Pは、
部品搭載用自走車1から必要な部品を取り出し、これを
自走作業台車4上で組み立てる。
【0006】このような組立ラインによると、部品搭載
用自走車1および自走作業台車4が作業場所3a〜3f
を経るにしたがって自走作業台車4上で順次製品が組み
立てられ、最後の作業場所3fで完成された製品(半製
品を含む)はそのまま自走作業台車4によって所定の場
所に搬送される。部品搭載用自走車1は、最後の作業場
所3fで部品が空になり配膳工程へ戻る(以上、自動化
技術、1991年第23巻第1号第99ページ)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の自
走作業台車を用いた組立ラインには次のような問題があ
った。
【0008】すなわち、部品搭載用自走車1と自走作業
台車4とが作業者Pを間にして停止することとなるた
め、部品搭載用自走車1から部品を取り出して自走作業
台車4上で組み立て作業を行なう際、作業者は反転歩行
しなければならず、作業性が良くなかった。
【0009】また、部品搭載用自走車1の走行経路2と
自走作業台車4の走行経路5とを別々に設けなければな
らないため、組み立て工場内の省スペース化を図ること
が困難であった。
【0010】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、作業性の向上および製造工場内におけるスペース
の有効利用を図ることのできる自走作業台車およびこれ
を用いた製造ラインを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の自走作業台車は、製品を作るための作業台を
有する自走作業台車であって、前記製品の部品を搭載す
る部品搭載部を備えたことを特徴とする。
【0012】また、本発明の製造ラインは、上記部品搭
載部を備えた自走作業台車を1つの走行経路上に複数台
配置し、この走行経路中に、少なくとも、自走作業台車
の部品搭載部に部品を搭載する配膳工程と、この配膳工
程により搭載された部品を用いて製品を作る製造工程と
を設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用効果を奏する。
【0014】すなわち、本発明の自走作業台車によれ
ば、自走作業台車自体が部品搭載部を備えているので、
作業者が、部品を取り出して作業台上で組立作業等を行
なう際、反転歩行する必要がなく、したがって作業性が
向上する。
【0015】また、本発明の製造ラインよれば、自走作
業台車の走行経路を1つ設ければ足りるので、工場内に
おけるスペースの有効利用が可能になる。
【0016】さらに、従来の組立ラインにおいては、部
品搭載用自走車1と自走作業台車4とを同期させるため
の手段が必要であったが、本発明によれば、自走作業台
車自体が部品搭載部を備えているので、従来必要とされ
たような同期手段が不要になるという効果が得られる。
【0017】さらにまた、従来の組立ラインにおいて
は、製品組立時に不良品が発生したような場合、部品搭
載用自走車1と自走作業台車4とを一対として計2台を
ラインから取り除かなければならなかったが、本発明に
よれば、自走作業台車自体が部品搭載部を備えているの
で、1台取り除けば足りるという効果が得られる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0019】図1は本発明に係る自走作業台車の一実施
例を前方から見た斜視図、図2は後方から見た斜視図、
図3は一部省略平面図、図4は図3における一部省略I
V−IV視図、図5は図3における一部省略V−V視
図、図6は制御系のブロック図である。
【0020】これらの図に示すように、本実施例の自走
作業台車10は、走行車100と、製品を作る(加工あ
るいは組み立てる等)ための作業台200と、製品の部
品を搭載する部品搭載部300と、これら各部の制御を
司る制御部400とからなっている。
【0021】先ず、走行車100について説明する。
【0022】走行車100は、フレーム110に取り付
けられた操舵機能付き走行装置120(図4、5参照)
と、床面に設けられた走行経路表示テープ(走行経路)
501を検出する走行経路センサー130とを備え、操
作部140に設けられたスタートスイッチボタン141
のONで走行し、ストップスイッチボタン142のON
で停止するようになっている。121は駆動輪、101
はフレーム110に取り付けられた前輪(従動輪)、1
02は後輪(従動輪)である。後輪102は、その外側
がガードプレート103で覆われている。ガードプレー
ト103は、図3〜5に示すように、後輪102をその
側方から前後に亘って覆い、下端103aは床面502
の近くまで伸びていて、作業者の足が後輪102によっ
て轢かれるのを防止している。
【0023】131は前方に向けて3個設けられた障害
物センサーであり、人や物の障害物を検知すると、制御
部400を介して走行装置120のモーター122(図
6参照)を停止させるようになっている。132は接触
センサーであり、安全性を二重に確保するために設けら
れている。これに物が触れると走行装置120のモータ
ー122が停止するようになっている。133は斜め前
方に向けて左右に2個設けられた受光器、134は後方
に向けて左右に2個設けられた投光器である。これら受
光器133および投光器134は、比較的急なカーブに
おいて走行車が、前方にいる走行車に追突するのを防止
する目的で設けられたもので、後方にいる走行車のいず
れか一方の受光器133が前方にいる走行車のいずれか
一方の投光器134からの光を受けると、走行装置12
0のモーター122が停止するようになっている。
【0024】410は自走作業台車全体の電源となるバ
ッテリー、420はバッテリー410を充電するための
充電器、421は充電器用コードリール、150はこれ
らのカバーである。図2において、422は充電器用プ
ラグ、423は充電器用電源スイッチ、411はバッテ
リーモニターである。図7〜9に示すように、充電器用
プラグ422は、これを、カバー150に設けられた、
プラグ422よりも大きな開口151にカバー150の
内側から通し、プラグ422よりも小さな開口152a
が設けられた受け板152のスリット152bにコード
421を通した後、受け板152をカバー150に固定
することによって取り付けられている。開口152aの
縁部は、プラグを傷つけないように、丸く面取152c
されている。
【0025】次に、部品搭載部300について説明す
る。
【0026】部品搭載部300は、走行車のフレーム1
10に取り付けられたラック310と、このラック31
0に設けられた2つの引出し320とを備え、ラック3
10の天板311および引出し320,320に、製品
1台分の部品を搭載することができるようになってい
る。
【0027】図4において、111はラック取付用のボ
ルト穴であり、ラック310はフレーム110に対して
前後方向に3段階で位置調整可能に取り付けることがで
きるようになっている。また、315は上側の引出しを
取り付けるためのボルト穴であり、上側の引出しは、こ
れに収納される部品の大きさに応じて上下4段階に取り
付け高さが調整できるようになっている。
【0028】天板311上には、部品をそのまま載置す
ることもできるし、仮想線で示すように、予め部品を収
納したバケットB1,B2を搭載することもできる。3
30はバケットの受け枠であり、図3に示すように、横
方向の受け枠331,331と、前後方向の受け枠33
2,333とからなっている。いずれも断面L字形であ
って、横方向の受け枠331,331および前側の受け
枠332は天板311に固定されているが、後側の受け
枠333は、図10に示すように長穴333aを有して
おり、バケットの大きさに応じて前後方向の取り付け位
置を調整できるようになっている。また、図11(a)
に示すように、バケットB1,B2にはフック15が設
けられており、部品が空になったときにはフック15に
よってバケットを受け枠333に掛けることができるよ
うになっている。このように構成すると、空になったバ
ケットが邪魔にならない。特に、天板311上にバケッ
トを上下に複数段積み重ねて搭載し、上にあるバケット
から空になるように部品を収納した場合に有益である。
【0029】引出し320は、図12に示すように、ス
ライドレール321を介してラック310に取り付けら
れており、走行車の進行方向に対して左右両側(図3の
矢印aおよびb方向)に引出すことができるようになっ
ている。
【0030】340は、ラック310に収納された引出
し320を保持するためのラッチ機構、350は、引出
し320がラック310に収納されている場合にのみ走
行車100の走行を許すインターロック機構である。
【0031】ラッチ機構340は、ラック310の梁部
材311にブラケット312によって取り付けられたボ
ールプランジャー341と、引出し320にブラケット
322を介して固定されたストッパーブロック342と
からなり、引出し320がラック310内に完全に収納
されると、ボールプランジャー341のボール341a
とストッパーブロック342に形成されている縦溝34
2aとが係合(クリック)して、走行中に引出しがラッ
ク310から突出するのを防止するようになっている。
【0032】インターロック機構350は、ラック31
0の梁部材313にブラケット314によって取り付け
られ、制御部400に接続されている近接スイッチ35
1と、引出し320がラック310内に完全に収納され
たときに近接スイッチ351と対向するような引出し3
20の位置に固定されたドグ352(図13参照)とか
らなり、近接スイッチ351がドグ352を検知してい
るときにのみ、制御部400を介して走行装置120の
モーター122の駆動を許すようになっている。したが
って、引出し320がラック310内に完全に収納され
ていない状態でスタートスイッチボタン141をONし
ても走行車100は走行せず、また、なんらかの理由に
より走行中に引出し320が多少でもラック310から
突出すると、走行車100はただちに停止する。
【0033】なお、ラック310の前面上部にはフック
316が設けられており、これに電動ドライバー等の電
動工具11を掛けることができるようになっている。
【0034】次に、作業台200について説明する。
【0035】本実施例の作業台200は、図4に示すよ
うに、昇降装置210と、回転機構230と、作業用テ
ーブル240とを備えている。
【0036】昇降装置210は、図14,15にも示す
ように、走行車のフレーム110上に取り付けられたベ
ースプレート211と、このベースプレート211上に
取り付けられた4本のサポート212と、このサポート
212上に取り付けられたトッププレート213と、ベ
ースプレートおよびサポートに後述するようにして取り
付けられたパワーシリンダ214と、このパワーシリン
ダのロッド214aに取り付けられた昇降プレート21
5とを備えており、この昇降プレート215上に回転機
構230を介して作業用テーブル240が取り付けられ
ている。
【0037】パワーシリンダ214は、図14に示すよ
うに、その基部214bがベースプレート211に取り
付けられ、図15,16に示すように、シリンダ部21
4cが、直交する2本のターンバックル216によって
2本のサポート212に指示されている。217は、タ
ーンバックルの端部216aを固定するための自在バン
ドである。このように、パワーシリンダ214を2本の
直交するターンバックル216を用いて支持することに
より、パワーシリンダー214の鉛直度を調整し易くな
り、作業用テーブル240上に重たい製品が載せられて
も円滑な昇降動が得られることとなる。
【0038】昇降プレート215には、4本のスライド
シャフト218が取り付けられており、これらスライド
シャフト218がそれぞれトッププレート213に設け
られているスライドブッシュ219に挿通されているこ
とにより、昇降プレート215の昇降動がガイドされる
ようになっている。
【0039】4本あるスライドシャフト218の内の1
本に、図17,18に示すように、遮蔽片221aの設
けられたカラー221が取り付けられており、遮蔽片2
21aによって光が遮られることによりOFFするフォ
トセンサー222a〜222eが遮蔽片221aの移動
経路に沿って上下方向に設けられている。223は、フ
ォトセンサーの取付用ブラケットである。フォトセンサ
ー222a〜222eは、図6に示すように、制御部4
00に接続されており、そのON/OFF信号を制御部
に送出する。
【0040】一方、制御部400には、フォトセンサー
222a〜222eに対応したテーブル高さ選択スイッ
チ224a〜224eが接続されている。これらのテー
ブル高さ選択スイッチ224a〜224eは、ライト付
きの押しボタンスイッチであり、走行車の操作部140
(図1参照)に配置されている。その拡大図を図19に
示す。同図において、スイッチの上に付されている「7
00」〜「900」の数字は、そのスイッチをONした
ときに得られる作業用テーブル240の床面からの高さ
を表示している。これらのテーブル高さ選択スイッチ2
24a〜224eは、その一つが押下されてONする
と、他のスイッチが押下されてONするまで、ライトが
点燈し、現在どの高さが選択されているのかが一目で分
るようになっている。
【0041】このような昇降装置は、例えば今、図18
(a)に示すように、昇降プレート215が最下位にあ
ってフォトセンサー222aがOFFであると、それを
制御部400が現在位置として記憶している。その後、
例えば、テーブル高さ選択スイッチ224cが押下され
ると、制御部400は、現在位置より2つ上位の位置が
選択されたと判断し、パワーシリンダー214のモータ
ー214mを、フォトセンサー222cがOFFとなる
まで(2つ目のOFF信号が入るまで)正転させる。パ
ワーシリンダーの作動による昇降プレート215の上昇
に伴う遮蔽片221aの上動により、フォトセンサー2
22cがOFFになると、制御部400はモーター21
4mを停止させるとともに、フォトセンサー222cの
位置を現在位置として記憶し直す。さらに、その後、例
えば、高さ選択スイッチ224bが押下されると、制御
部400は、現在位置より1つ下位の位置が選択された
と判断し、モーター214mを、フォトセンサー222
bがOFFとなるまで(1つ目のOFF信号が入るま
で)逆転させる。遮蔽片221aの下動により、フォト
センサー222bがOFFになると、モーター214m
を停止させるとともに、フォトセンサー222bの位置
を現在位置として記憶し直す。なお、なんらかの原因に
より、遮蔽片221aが多少(例えば数mm)フォトセ
ンサーを通過してしまったとしても、制御部400は最
後にOFF信号の入ったフォトセンサーの位置を現在位
置として記憶するようになっているので上記作動に問題
は生じない。
【0042】このようにして、いずれのテーブル高さ選
択ボタンが押されてもそれに対応して昇降装置が作動
し、所望のテーブル高さが得られるようになっている。
【0043】回転機構230は、図3、図4、および図
14に示すように、昇降装置の昇降プレート215に回
転可能に取り付けられたターンテーブル231と、ラッ
チ機構250と、ブレーキ装置260とを備えている。
【0044】ターンテーブル231は、図3に示すよう
に、角が面取された平面視正方形のもので、図14に示
すように、その中心部にボルト234で固定された軸2
32が昇降プレート215に設けられた軸受233によ
って回転可能に支持されている。235は、昇降プレー
ト215上4ヶ所に設けられたコロボールであり、ター
ンテーブル231を下方から支持している。236は受
けリングであり、コロボール235との当接部における
摩耗を防止する目的でターンテーブル231の下面に設
けられている。
【0045】ラッチ機構250は、図14および図20
に示すように、昇降プレート215にブラケット251
によって取り付けられたボールプランジャー252と、
後述するブレーキ装置のためのリング261に固定され
たブラケット253に2つのナット254で取り付けら
れたボールプランジャー受け255とからなっている。
ボールプランジャー受け255には、ボールプランジャ
ー252のボールと係合(クリック)する縦溝255a
が形成されている。ボールプランジャー252は、ター
ンテーブル231の回転中心Oに関して対称となるよう
に2ヶ所に設けられており、ボールプランジャー受け2
55は90度おきに計4ヶ所に設けられている(図1
4,20ではそれぞれ1つのみ図示)。したがって、タ
ーンテーブル231を回転させると90度おきにクリッ
クする。なお、ボールプランジャー受け255は、その
軸255bにねじが形成されており、前記2つのナット
254を操作することによって、ターンテーブル231
の回転中心Oからの距離を微調整することができるよう
になっている。このような構成としたのは、ボールプラ
ンジャー用のブラケット251が固定されるリング26
1の真円度の誤差を吸収するためである。ブラケット2
51には軸255bが自由に挿通される丸穴が形成され
ている。
【0046】ブレーキ装置260は、図20,21に示
すように、ターンテーブル231の回転を任意の位置
(前記クリック位置を含む)で固定するためのもので、
ターンテーブル231に固定された断面L字形のリング
261と、このリング261の外周面に当接可能な2つ
のパッド262a,262bと、これらのパッドをリン
グ261に押し付けあるいは解除するリンク機構263
とからなっている。リンク機構263は、図22にも示
すように、昇降プレート215にブラケット264を介
して固定されたフレーム265と、このフレーム265
にピン266aで回動可能に取り付けられたレバー26
6と、フレームのロッドガイド265aに摺動可能に設
けられたロッド267と、ロッド267とレバー266
とを連結しているリンク268と、フレーム265とレ
バー266とを連結しているリンク269とからなり、
ロッド267の先端に設けられたストッパーブラケット
267aに前記パッド262a,262bが取り付けら
れている。レバー266には、その下方にハンドル26
6bが設けられている。
【0047】このようなブレーキ装置によれば、ハンド
ル266bを持ってレバー266を図20および図22
の仮想線で示すように回動させると、ロッド267が後
退してパッド262a,262bがリング261から離
れ、ターンテーブル231の回転が可能となる。また、
レバー266を実線で示すように回動させると、ロッド
267が前進してパッド262a,262bがリング2
61に押し付けられ、ターンテーブル231が固定され
る。ここで、パッドは262a,262bの2つが設け
られているので、図20の矢印aに示す方向にターンテ
ーブル231を回転させようとすると一方のパッド26
2aがリング261に食い込むようにしてより強くリン
グ261に押し付けられ、逆に矢印bに示す方向にター
ンテーブル231を回転させようとすると他方のパッド
262bがリング261に食い込むようにしてより強く
リング261に押し付けられることとなり、ターンテー
ブル231は確実に固定される。
【0048】作業用テーブル240は、図23に示すよ
うに、前記ターンテーブル231と同様、角が面取され
た平面視正方形をなしており、底部の2ヶ所に設けられ
た穴241を、ターンテーブル231上に2つ設けられ
ているピン237(図3,4参照)に嵌め合わせること
で、ターンテーブル231上に取り外し可能に載置され
るようになっている。作業用テーブル240をターンテ
ーブル231上に取り付けた状態で回転させると、穴2
41とピン237とが係合しているので容易にターンテ
ーブル231も回転する。図23において、242は穴
241の補強部材であり、同図(c)に示すようにテー
パ242cが設けられていて、ピン237に嵌め込み易
いようになっている。243は取っ手を形成する凹部で
あり、244はその補強金具である。
【0049】次に、以上のような自走作業台車を用いた
製造ラインの一実施例として組立ラインについて図24
を参照して説明する。
【0050】この組立ラインは、上述した自走作業台車
10を1つの走行経路501上に複数台配置し、この走
行経路中に、図示のように、配膳工程と、予備組立工程
と、組立工程とを設けてある。自走作業台車10は矢印
A方向に走行する。図中a〜fは予備組立工程以降の作
業場所を示している。組立工程はaからdまでであり、
製品は作業場所dで完成する。作業場所e,fは製品を
試験するためのものである。
【0051】配膳工程では、自走作業台車10の部品搭
載部300に部品を搭載する。部品に応じて、これを引
出し320に収納し、あるいは必要に応じてバケットB
1,B2を用い、天板311上に載置する。510は、
搭載すべき部品が収納されている棚である。
【0052】予備組立工程では、後のメカ組立工程およ
び完成品組立工程における作業の円滑化を図るために必
要な予備組立を行なう。
【0053】組立工程において、各作業場所a〜fにい
る作業者は、それぞれ定められた作業を行なうが、その
動作について、作業場所a,b(以下、単にa,bとも
いう)を例にとって自走作業台車10(以下、単に台車
ともいう)の作動とともに説明する。
【0054】aの作業者は、先ず、台車10が走行して
きたならば、台車のストップスイッチボタン142(図
1参照)を押して台車を止める。次いで、組立に必要な
部品を部品搭載部300から取り出し、作業台200上
で組立作業を行なう。必要な部品は台車10自体の部品
搭載部300から取り出すことができるので、取り出し
作業が容易で効率的である。組立作業は、作業用テーブ
ル240がブレーキ装置260で固定されているので、
安全、確実に行なうことができる。この際、必要に応じ
て電動工具11を使用することができる。作業が完了し
たならば、必要に応じ、次の作業場所bの作業者のため
に、所定のテーブル高さ選択スイッチをONするととも
に、スタートスイッチボタン141をONする。例え
ば、aにおいて作業のし易いテーブル高さが「700」
であり、bにおいて作業のし易いテーブル高さが「80
0」であるならば、テーブル高さ選択スイッチ224c
(図19参照)をONするとともに、スタートスイッチ
ボタン141をONする。すると、台車10がbに向か
って走行を開始するとともに、走行過程において作業用
テーブル240が「800」まで上昇する。このよう
に、aの作業者が次の作業者のために、所定のテーブル
高さ選択スイッチをONしてやると、走行過程において
作業用テーブル240が上昇(または下降)するので、
bの作業者は作業用テーブル240が上昇(または下
降)するのを待つことなく自分の作業に取り掛かること
ができ、作業効率が向上する。なお、作業場所aに置け
るテーブル高さの選択は、予備組立工程における最終作
業者によってなされる。
【0055】bの作業者は、aの作業者の場合と同様
に、先ず、台車10が走行してきたならば、台車のスト
ップスイッチボタン142を押して台車を止め、組立に
必要な部品を部品搭載部300から取り出して作業台2
00上で組立作業を行なう。この際、作業者と製品との
位置関係が、作業場所aにおける位置関係と異なってい
た方が作業し易い場合には、ブレーキ装置のハンドル2
66bを操作してブレーキを解除し、作業用テーブル2
40を回転させて所望の位置関係を得ることができる。
このように作業用テーブル240が回転するので、製品
を持ち上げて動かす等の必要がなく、特に製品が重たい
場合に有効である。また、製品が重たい場合でも、その
荷重はターンテーブル231を介してコロボール235
で受けられており、しかも作業用テーブル240には取
っ手243が設けられているので、容易に回転させるこ
とができる。作業用テーブル240は、角が面取されて
いるので、回転させる際これが邪魔にならない。なお、
作業用テーブルを回転させた後は、再びブレーキをかけ
て固定した状態で組立作業を行なう。
【0056】作業が完了したならば、aの作業者の場合
と同様に、必要に応じ、次の作業場所cの作業者のため
に、所定のテーブル高さ選択スイッチをONするととも
に、スタートボタン141をONする。
【0057】以降、作業場所fまで同様である。
【0058】作業場所eで所定の試験が行なわれた後、
作業場所fでは、製品を恒温槽520に入れて温度特性
の試験を行なう。製品を恒温槽520に入れるに際して
はパレットが必要であるが、本実施例の作業用テーブル
240はこのパレットを兼ねている。作業用テーブル2
40は、ターンテーブル231から取り外すことができ
るので、作業者は作業用テーブル240を取り外し、そ
のまま恒温槽520に入れれば良い。
【0059】作業場所fで作業用テーブル240が製品
とともに取り外された台車10は、恒温槽520内での
試験が終了した製品が取り除かれた作業用テーブル24
0が代わりに搭載されて配膳工程に戻る。
【0060】なお、図24において、503は、出荷ラ
インの経路であり、恒温槽520から取り出された製品
を搬送するためのものである。
【0061】以上説明したように、本実施例の自走作業
台車10によれば、自走作業台車自体が部品搭載部30
0を備えているので、作業者が、部品を取り出して作業
台200上で組立作業等を行なう際、反転歩行する必要
がなく、したがって作業性が向上する。
【0062】また、本実施例の組立ラインよれば、自走
作業台車の走行経路501を1つ設ければ足りるので、
工場内におけるスペースの有効利用が可能になる。
【0063】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0064】例えば、 作業台には、必ずしも昇降装置や回転機構を設ける必
要はない。製品を作るための台があれば良い。また、作
業用テーブル240は取り外し可能となってなくても良
い。
【0065】部品搭載部は、部品を搭載することがで
きるものであればよく、必ずしも引出し320や受け枠
330は必要ではない。したがってバケットのフック1
5も必須のものではない。逆に、フック15を設ける代
わりに、図11(b)に示すようにバケットBを入れる
ポケット16を設けても良い。
【0066】上記実施例では、自走作業台車の走行制
御を、スイッチボタン141,142の操作で行なうよ
うにしたが、図24に示すように、送受信機能付きのコ
ントローラー530を設けるとともに、図1に示すよう
に自走作業台車10には受信器17および送信器18を
設け、コントローラー530から工場内天井の適所に設
けたアンテナ(図示せず)を介して一定時間間隔でスタ
ート信号を発し、組立工程中にある自走作業台車を全て
同時に走行開始させるようにしても良い。この場合、各
作業場所a〜fには停止マークを設け、これを読取って
自走作業台車が停止するようにする。また、自走作業台
車の操作部140(図1参照)には、ストップスイッチ
ボタン142とは別に非常停止用ボタン142aを設
け、トラブル発生時にこれを押すと、送信器18からコ
ントローラー530に向けて非常停止信号が発せられ、
これを受信したコントローラから停止信号を送出して全
ての台車を停止させるようにする。
【0067】製造ラインの一例として上記実施例では
組立ラインを示したが、加工ライン等にも適用可能であ
る。
【0068】電動工具11は、台車10に設けず、天
井から吊してもかまわない。
【0069】上記実施例では、部品搭載部300に製
品1台分の部品を搭載する場合について説明したが、製
品が比較的小さい場合には、複数個分の部品を搭載し
て、作業用テーブル240上で同時に複数個の製品を組
立ることもできる。
【0070】
【発明の効果】本発明は上記の構成としたので、次のよ
うな作用効果を奏する。
【0071】すなわち、本発明の自走作業台車によれ
ば、自走作業台車自体が部品搭載部を備えているので、
作業者が、部品を取り出して作業台上で組立作業等を行
なう際、反転歩行する必要がなく、したがって作業性が
向上する。
【0072】また、本発明の製造ラインよれば、自走作
業台車の走行経路を1つ設ければ足りるので、工場内に
おけるスペースの有効利用が可能になる。
【0073】さらに、従来の組立ラインにおいては、部
品搭載用自走車1と自走作業台車4とを同期させるため
の手段が必要であったが、本発明によれば、自走作業台
車自体が部品搭載部を備えているので、従来必要とされ
たような同期手段が不要になるという効果が得られる。
【0074】さらにまた、従来の組立ラインにおいて
は、製品組立時に不良品が発生したような場合、部品搭
載用自走車1と自走作業台車4とを一対として計2台を
ラインから取り除かなければならなかったが、本発明に
よれば、自走作業台車自体が部品搭載部を備えているの
で、1台取り除けば足りるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自走作業台車の一実施例を前方か
ら見た斜視図。
【図2】同じく後方から見た斜視図。
【図3】同じく一部省略平面図。
【図4】図3における一部省略IV−IV視図。
【図5】図3における一部省略V−V視図。
【図6】制御系のブロック図。
【図7】充電器用差し込みプラグの取付部の断面図。
【図8】受け板の平面図。
【図9】図8におけるIX−IX断面図。
【図10】(a)は後側の受け枠の平面図、(b)は正
面図。
【図11】(a)(b)いずれも台車後部の概略部分正
面図。
【図12】引出しの取り付け構造を示す部分省略正断面
図。
【図13】(a)ドグの正面図、(b)は側面図。
【図14】作業台の昇降装置および回転機構を示す部分
省略称面図。
【図15】パワーシリンダーの支持構造を示す概略平面
図。
【図16】図15におけるB−B拡大視図。
【図17】昇降装置の各部レイアウトを示す平面図。
【図18】(a)は図17におけるaーa視図、(b)
は遮蔽片付カラーの平面図と正面図とを同時に示した
図。
【図19】テーブル高さ選択スイッチを示すレイアウト
図。
【図20】ブレーキ装置を示す平面図。
【図21】同じく正面図。
【図22】同じくリンク機構を示す図。
【図23】(a)は作業用テーブルの平面図、(b)は
正面図、(c)は(a)におけるcーc断面図。
【図24】本発明の製造ラインの一実施例を示す平面
図。
【図25】従来技術の説明図。
【符号の説明】
10 自走作業台車 200 作業台 240 作業用テーブル 300 部品搭載部 320 引出し 501 走行経路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品を作るための作業台を有する自走作
    業台車であって、前記製品の部品を搭載する部品搭載部
    を備えたことを特徴とする自走作業台車。
  2. 【請求項2】 前記部品搭載部には部品を収納する引出
    しが設けられ、この引出しが、自走作業台車の進行方向
    に対して左右両側に引出し可能に構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の自走作業台車。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の自走作業台車を
    1つの走行経路上に複数台配置し、この走行経路中に、
    少なくとも、自走作業台車の部品搭載部に部品を搭載す
    る配膳工程と、この配膳工程により搭載された部品を用
    いて製品を作る製造工程とを設けたことを特徴とする自
    走作業台車を用いた製造ライン。
JP773492A 1992-01-20 1992-01-20 自走作業台車およびこれを用いた製造ライン Pending JPH05192851A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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