JPH0516793U - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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JPH0516793U
JPH0516793U JP7380191U JP7380191U JPH0516793U JP H0516793 U JPH0516793 U JP H0516793U JP 7380191 U JP7380191 U JP 7380191U JP 7380191 U JP7380191 U JP 7380191U JP H0516793 U JPH0516793 U JP H0516793U
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JP
Japan
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underframe
load
parallel links
pressure cylinder
fluid pressure
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Pending
Application number
JP7380191U
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English (en)
Inventor
敏光 高柳
Original Assignee
ポツカマシン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 基枠7上に複数本の平行リンク9を介して台
枠10を常に水平を保つように支持すると共に、該台枠
10を昇降させる流体圧シリンダ11を設け、該台枠1
0の上昇至端で前記各平行リンク9が垂直に起立するよ
うに設定してなる。 【効果】 簡単な構成であるので、製作コストがかから
ず、故障のおそれもなく容易に製作できる。台枠10が
上昇しきったとき各平行リンク9が垂直に起立するので
荷重が流体圧シリンダ11にほとんど掛からなくなり、
従って長時間台枠を下降させることなく安定してその状
態を保持でき、安全に荷物を移送できるようになる。さ
らには真直に上昇または下降する従来の昇降装置よりも
広い用途に応じられ使い勝手が良くなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、荷積み或いは荷降ろしのために荷物を昇降させる装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
テーブル上に乗せた重量物を水平を維持して上下動させるのに従来から水平テ ーブルをX字状に枢着してなる一対の支脚によって支持させ、例えば油圧シリン ダの作動により該支脚を開閉動させ水平テーブルを上下させるように構成された X形リフターが従来から使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに従来のX形リフターは、両X脚の一端に転子を設け該転子が転動する レールを基台上およびテーブルに設けねばならないなど構造が複雑であるのでコ ストダウンが難しく、また、重量物を上昇しきった状態でその高さを保持させる のに油圧シリンダから作動油が一切抜けないようにする必要があり、そのために 構造をさらに複雑なものにするという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の昇降装置は上記課題を解決しようとするもので、基枠上に複数本の平 行リンクを介して台枠を常に水平を保つように支持すると共に、該台枠を昇降さ せる流体圧シリンダを設け、該台枠の上昇至端で前記角平行リンクが垂直に起立 するように設定してなることを特徴とする。
【0005】
【作用】
平行リンクの回転により台枠は水平を保ちつつ円弧状の軌跡を描いて上昇しそ の上昇至端では該各平行リンクが垂直に起立するので、台枠の荷重は平行リンク に負荷し流体圧シリンダにはその荷重が直接かからないようにできる。
【0006】
【実施例】
次に図と共に本考案の一実施例を説明する。この実施例はローラーコンベヤに よつて矢印の方向に搬入されて来た荷物A(この場合、多数個の缶入コーヒーを 詰めたバスケット)をこの昇降装置によって上昇させると共に水平に押送してこ れを室2(この場合、滅菌室)に装入しようとするものである。
【0007】 ローラーコンベヤ1はフレーム4上に多数本のローラ3,3…が平行に軸支さ れ該各ローラは駆動源(図示せず)に連繋され回転駆動する。5は支軸6に枢支 された可動ストッパで該可動ストッパ5は流体圧シリンダ30の作動でローラー コンベヤ1の搬送面上に出没動するように設けられており、荷物Aが該可動スト ッパ5に衝突することでこれを所定位置で停止させる。
【0008】 7はこの昇降装置の基枠で、該基枠7の上面4個所に軸受片8を設け該軸受片 8に夫々平行リンク9を前記ローラーコンベヤ1と直交する面内で揺動自在なる ように枢支し、該平行リンク9の他端は台枠10の下面に相対して設けられた軸 受片10に夫々枢支し、該平行リンク9によつて台枠10が基枠7上に常に水平 を保って支持されるようにする。
【0009】 11は基枠7中に止着片12を介して枢着された流体圧シリンダで、該流体圧 シリンダ11のピストン軸先端を台枠10の一部にピン31をもって枢着してい る。
【0010】 台枠10はビーム13が2本平行に組合わされてなり、該両ビーム13の一端 にはスプロケット14が軸受15に夫々軸支され、他端には軸受16に回転軸1 7を支持し該回転軸17にスプロケット18を固着している。該スプロケット1 4,18間に無端チエン19を夫々巻掛している。20は該両無端チエン19間 に架設した背板で、該背板20上に一対のプッシャ21を固設している。
【0011】 22は台枠10の一端部上に付設された据付台23上に固設したモータで、該 モータ22の回転軸に固設されたスプロケット24と前記回転軸17の一端に固 設されたスプロケット25に無端状の伝導チエン26を巻掛し、該モータ22の 駆動により回転軸17が回転することで無端チエン19が循回動し、該無端チエ ン19の循回動につれて前記背板20,プッシャ21が進退動するようになって いる。なお、27は背板20の下面に設けられた転子で、該転子27をビーム1 3の内側面に設けられたガイドレール28に転動させることにより該背板20を ビーム13に沿って移動し得るようにしている。
【0012】 このように構成された昇降装置では、流体圧シリンダ11のピストン軸を伸長 作動させることにより台枠10は押圧され各平行リンク9が矢印で示したように 旋回し起立してゆくことによって台枠10は円弧状の軌跡を描いて上昇し、その 無端チエン19上に荷物Aが支持され該台枠10の上昇至端では各平行リンク9 は垂直に起立することにより荷物Aを室2の高さに合致するまで上昇せられる。
【0013】 そこでモータ22の駆動で無端チエン19を矢印の方向に循回することにより 荷物Aを室2中に向けて移送し、プッシャ21にて該荷物Aの後端を押圧させる 。こうして荷物Aを室2中に完全に装入できたところで、無端チエン19を反転 させプッシャ21を後退させて該室2の扉を閉じる。そして流体圧シリンダ11 のピストン軸を収縮させることにより台枠10を元どおり下降させ、次の荷物A がローラーコンベヤ1にて搬入されて来るのを待期する。
【0014】 このようにこの昇降装置は、台枠10が複数の平行リンク9によって水平に支 持され円弧状の軌跡を描いて上昇および下降する。このため例示した室2の開口 縁にステップ板29、或いは扉等があっても邪魔になることなく荷物Aを昇降さ せることができる。この点、従来の垂直に昇降する装置ではこれらの物が邪魔に なり設定が困難となる。
【0008】
【考案の効果】 このように本考案の昇降装置は、基枠上に複数本の平行リンクにより台枠を支 持した簡単な構成であるので、製作コストがかからず、故障のおそれもなく容易 に製作できる利点があると共に、台枠が上昇しきったとき各平行リンクが垂直に 起立するので荷重が流体圧シリンダにほとんど掛からなくなり、従って長時間台 枠を下降させることなく安定してその状態を保持でき、安全に荷物を移送できる ようになる。さらには真直に上昇または下降する従来の昇降装置よりも広い用途 に応じられ使い勝手が良くなるなど種々の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の昇降装置の一実施例を示した正面図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】図1の平面図。
【符号の説明】
A 荷物 1 ローラーコンベヤ 7 基枠 9 平行リンク 10 台枠 11 流体圧シリンダ 14 スプロケット 18 スプロケット 19 無端チエン 21 プッシャ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基枠上に複数本の平行リンクを介して台
    枠を常に水平を保つように支持すると共に、該台枠を昇
    降させる流体圧シリンダを設け、該台枠の上昇至端で前
    記各平行リンクが垂直に起立するように設定してなるこ
    とを特徴とした昇降装置。
  2. 【請求項2】 台枠に荷物移送用のコンベアを設けてな
    る請求項1に記載の昇降装置。
JP7380191U 1991-08-20 1991-08-20 昇降装置 Pending JPH0516793U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7380191U JPH0516793U (ja) 1991-08-20 1991-08-20 昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7380191U JPH0516793U (ja) 1991-08-20 1991-08-20 昇降装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0516793U true JPH0516793U (ja) 1993-03-02

Family

ID=13528644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7380191U Pending JPH0516793U (ja) 1991-08-20 1991-08-20 昇降装置

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JP (1) JPH0516793U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009084960A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Kiyoshi Kato 段差対応移動補助装置
JP2011084370A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Daifuku Co Ltd 物品搬送設備

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6448717A (en) * 1987-08-12 1989-02-23 Yoshida Sharyo Kiki Kk Method and device for transportation using pallet
JPH022400B2 (ja) * 1985-02-15 1990-01-17 Teac Corp
JPH0248398A (ja) * 1988-08-04 1990-02-19 Takeshi Hayashi リフトスォーク式荷役装置

Patent Citations (3)

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