JP2583404Y2 - 物品保管棚の入出庫口のトレー昇降装置 - Google Patents
物品保管棚の入出庫口のトレー昇降装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、物品保管棚内を昇降し
てトレーを搬送する昇降テーブルからトレーを受取る段
と昇降テーブルにトレーを引渡す段とを有する物品保管
棚の入出庫口の内側でトレーを昇降させるための昇降装
置に関する。
てトレーを搬送する昇降テーブルからトレーを受取る段
と昇降テーブルにトレーを引渡す段とを有する物品保管
棚の入出庫口の内側でトレーを昇降させるための昇降装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、物品保管棚（図示省略）の一例と
して、棚と、棚に沿って昇降する昇降テーブルとを有す
るものがある。棚は、トレーに積載された物品をトレー
ごと保管する棚段と、作業員が手を差し入れてトレーに
物品を出し入れする入出庫口と、この入出庫口の近くで
物品の出し入れが行なわれているトレーを積載する入出
庫段とを有している。昇降テーブルは、トレーを入出庫
段から受取り、所望の棚段まで昇降搬送し、その棚段に
送り込む入庫動作と、逆に、棚段からトレーを受取り、
昇降し、入出庫段へ送り込む出庫動作とを行なうように
なっている。この場合、昇降テーブルは、作業員によっ
てトレーに物品の出し入れが行なわれている間に、入出
庫段のところで待機していなければならない。このた
め、物品保管棚の出し入れの効率が悪いという問題点を
有している。
して、棚と、棚に沿って昇降する昇降テーブルとを有す
るものがある。棚は、トレーに積載された物品をトレー
ごと保管する棚段と、作業員が手を差し入れてトレーに
物品を出し入れする入出庫口と、この入出庫口の近くで
物品の出し入れが行なわれているトレーを積載する入出
庫段とを有している。昇降テーブルは、トレーを入出庫
段から受取り、所望の棚段まで昇降搬送し、その棚段に
送り込む入庫動作と、逆に、棚段からトレーを受取り、
昇降し、入出庫段へ送り込む出庫動作とを行なうように
なっている。この場合、昇降テーブルは、作業員によっ
てトレーに物品の出し入れが行なわれている間に、入出
庫段のところで待機していなければならない。このた
め、物品保管棚の出し入れの効率が悪いという問題点を
有している。
【０００３】そこで、このような問題点に対処するもの
として、入出庫段の近くにトレーを仮置きする固定の仮
置き棚段を設け、入出庫段上のトレーに物品の出し入れ
が行なわれている間に、次のトレーを仮置き棚段に搬入
する方法が考えられる。
として、入出庫段の近くにトレーを仮置きする固定の仮
置き棚段を設け、入出庫段上のトレーに物品の出し入れ
が行なわれている間に、次のトレーを仮置き棚段に搬入
する方法が考えられる。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような仮
置き棚段を設けると、入出庫段と、仮置き棚段との間で
行なわれるトレーの出し入れ順序が煩雑になるという別
の問題点が生じる。
置き棚段を設けると、入出庫段と、仮置き棚段との間で
行なわれるトレーの出し入れ順序が煩雑になるという別
の問題点が生じる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、第１に、トレ
ーに積載された物品を前記トレーごと保管する棚段と前
記トレーに物品を出し入れする入出庫口とを具えた棚
と、前記入出庫口で前記トレーの移載を行い且つ前記入
出庫口と前記棚段との間で前記棚に沿って前記トレーを
昇降搬送する昇降テーブルとを有する物品保管棚におい
て、前記入出庫口の両脇で前記棚に沿って上下方向に循
環移動する一対のチェーン又はベルトと、前記各チェー
ン又はベルトに所定の間隔をおいて取付けられた複数の
トレー支持手段とを有し、前記トレー支持手段は、前記
一対のチェーン又はベルト上のトレー支持手段同士で対
向するように取付けられ、且つ、循環方向で隣合う前記
トレー支持手段の内一方のトレー支持手段が前記入出庫
口に昇降したとき他方のトレー支持手段が前記一方のト
レー支持手段の真上又は真下に来るように取付けられて
いる装置により、第２に、トレーに積載された物品を前
記トレーごと保管する棚段と前記トレーに物品を出し入
れする入出庫口とを具えた棚と、前記入出庫口で前記ト
レーの移載を行い且つ前記入出庫口と前記棚段との間で
前記棚に沿って前記トレーを昇降搬送する昇降テーブル
とを有する物品保管棚において、上下方向に間隔をおい
た一体の複数のトレー支持手段と、複数の前記トレー支
持手段を昇降させて前記トレー支持手段を前記入出庫口
に対向させるトレー昇降手段とを有する装置により、第
３に、トレーに積載された物品を前記トレーごと保管す
る棚段と前記トレーに物品を出し入れする入出庫口とを
具えた棚と、前記入出庫口で前記トレーの移載を行い且
つ前記入出庫口と前記棚段との間で前記棚に沿って前記
トレーを昇降搬送する昇降テーブルとを有する物品保管
棚において、前記トレーを両脇から支持するように前記
入出庫口に対向して前記棚に上下方向に回動自在に設け
られ所定の位置より下方への回動が規制された一対のト
レー支持手段と、前記一対のトレー支持手段の下方で前
記昇降テーブルからトレーを受取り当該トレーを前記一
対のトレー支持手段まで上昇させるトレー上昇手段とを
有する装置により、前記の課題を解決した。
ーに積載された物品を前記トレーごと保管する棚段と前
記トレーに物品を出し入れする入出庫口とを具えた棚
と、前記入出庫口で前記トレーの移載を行い且つ前記入
出庫口と前記棚段との間で前記棚に沿って前記トレーを
昇降搬送する昇降テーブルとを有する物品保管棚におい
て、前記入出庫口の両脇で前記棚に沿って上下方向に循
環移動する一対のチェーン又はベルトと、前記各チェー
ン又はベルトに所定の間隔をおいて取付けられた複数の
トレー支持手段とを有し、前記トレー支持手段は、前記
一対のチェーン又はベルト上のトレー支持手段同士で対
向するように取付けられ、且つ、循環方向で隣合う前記
トレー支持手段の内一方のトレー支持手段が前記入出庫
口に昇降したとき他方のトレー支持手段が前記一方のト
レー支持手段の真上又は真下に来るように取付けられて
いる装置により、第２に、トレーに積載された物品を前
記トレーごと保管する棚段と前記トレーに物品を出し入
れする入出庫口とを具えた棚と、前記入出庫口で前記ト
レーの移載を行い且つ前記入出庫口と前記棚段との間で
前記棚に沿って前記トレーを昇降搬送する昇降テーブル
とを有する物品保管棚において、上下方向に間隔をおい
た一体の複数のトレー支持手段と、複数の前記トレー支
持手段を昇降させて前記トレー支持手段を前記入出庫口
に対向させるトレー昇降手段とを有する装置により、第
３に、トレーに積載された物品を前記トレーごと保管す
る棚段と前記トレーに物品を出し入れする入出庫口とを
具えた棚と、前記入出庫口で前記トレーの移載を行い且
つ前記入出庫口と前記棚段との間で前記棚に沿って前記
トレーを昇降搬送する昇降テーブルとを有する物品保管
棚において、前記トレーを両脇から支持するように前記
入出庫口に対向して前記棚に上下方向に回動自在に設け
られ所定の位置より下方への回動が規制された一対のト
レー支持手段と、前記一対のトレー支持手段の下方で前
記昇降テーブルからトレーを受取り当該トレーを前記一
対のトレー支持手段まで上昇させるトレー上昇手段とを
有する装置により、前記の課題を解決した。
【０００６】
【作用】第１の装置は、第１のトレー支持手段が入出庫
口に停止しているとき、第２のトレー支持手段は第１の
トレー支持手段の真上又は真下に停止している（以下、
真下に停止する場合についてのみ説明する。）。昇降テ
ーブルは、棚段から取出した第２のトレーを入出庫口の
下方の第２のトレー支持手段に搬入した後、上昇して、
第１のトレー支持手段から第１のトレーを搬出する。そ
の後、昇降テーブルは、その第１のトレーを所望の棚段
へ昇降搬送し、他の棚段から第３のトレーを取出す。
口に停止しているとき、第２のトレー支持手段は第１の
トレー支持手段の真上又は真下に停止している（以下、
真下に停止する場合についてのみ説明する。）。昇降テ
ーブルは、棚段から取出した第２のトレーを入出庫口の
下方の第２のトレー支持手段に搬入した後、上昇して、
第１のトレー支持手段から第１のトレーを搬出する。そ
の後、昇降テーブルは、その第１のトレーを所望の棚段
へ昇降搬送し、他の棚段から第３のトレーを取出す。
【０００７】昇降テーブルが入出庫口から離れている間
に、チェーンは循環移動し、第２のトレー支持手段を入
出庫口に上昇させる。同時に、第１のトレー支持手段は
入出庫口から離れ、第３のトレー支持手段が第２のトレ
ー支持手段の真下に廻り込む。第２のトレー支持手段上
の第２のトレーには、作業員によって物品の出し入れが
行なわれる。第２のトレーに物品の出し入れが行なわれ
ている間に、昇降テーブルは第３のトレー支持手段に第
３のトレーを搬入する。
に、チェーンは循環移動し、第２のトレー支持手段を入
出庫口に上昇させる。同時に、第１のトレー支持手段は
入出庫口から離れ、第３のトレー支持手段が第２のトレ
ー支持手段の真下に廻り込む。第２のトレー支持手段上
の第２のトレーには、作業員によって物品の出し入れが
行なわれる。第２のトレーに物品の出し入れが行なわれ
ている間に、昇降テーブルは第３のトレー支持手段に第
３のトレーを搬入する。
【０００８】第２の装置は、上段のトレー支持手段と下
段のトレー支持手段とが、トレー昇降手段によって、交
互に入出庫口に停止するようになっている。先ず、上段
のトレー支持手段が入出庫口に対向しているものとす
る。昇降テーブルは、下段のトレー支持手段に第２のト
レーを搬入し、上昇して、上段のトレー支持手段から第
１のトレーを搬出する。その後、昇降テーブルは、その
第１のトレーを所望の棚段へ昇降搬送し、他の棚段から
第３のトレーを取出す。昇降テーブルが入出庫口から離
れている間に、上、下段のトレー支持手段は一体に上昇
して、下段のトレー支持手段が入出庫口に対向し、第２
のトレーに対して物品の出し入れが行なわれる。
段のトレー支持手段とが、トレー昇降手段によって、交
互に入出庫口に停止するようになっている。先ず、上段
のトレー支持手段が入出庫口に対向しているものとす
る。昇降テーブルは、下段のトレー支持手段に第２のト
レーを搬入し、上昇して、上段のトレー支持手段から第
１のトレーを搬出する。その後、昇降テーブルは、その
第１のトレーを所望の棚段へ昇降搬送し、他の棚段から
第３のトレーを取出す。昇降テーブルが入出庫口から離
れている間に、上、下段のトレー支持手段は一体に上昇
して、下段のトレー支持手段が入出庫口に対向し、第２
のトレーに対して物品の出し入れが行なわれる。
【０００９】第３のトレーを搬入した後の昇降テーブル
は、下降して、物品の出し入れが終了した第２のトレー
を下段のトレー支持手段から搬出する。その後、昇降テ
ーブルは、第２のトレーを棚段へと搬送し、第４のトレ
ーを取出す。この間に、上、下段のトレー支持手段は、
下降し、上段のトレー支持手段が入出庫口に対向し、第
３のトレーに対して物品の出し入れが行なわれる。
は、下降して、物品の出し入れが終了した第２のトレー
を下段のトレー支持手段から搬出する。その後、昇降テ
ーブルは、第２のトレーを棚段へと搬送し、第４のトレ
ーを取出す。この間に、上、下段のトレー支持手段は、
下降し、上段のトレー支持手段が入出庫口に対向し、第
３のトレーに対して物品の出し入れが行なわれる。
【００１０】第３の装置の昇降テーブルは、トレー上昇
手段に第２のトレーを搬入し、上昇して、トレー支持手
段から第１のトレーを搬出する。その後、昇降テーブル
は、その第１のトレーを所望の棚段へ昇降搬送し、他の
棚段から第３のトレーを取出す。昇降テーブルが入出庫
口から離れている間に、トレー上昇手段は、第２のトレ
ーを上昇させ、トレー支持手段を一旦上方へ押し上げて
回動させた後に、下降する。トレー上昇手段の下降中
に、トレー支持手段は、元の位置に戻り、トレー上昇手
段上の第２のトレーを受け止める。その後、作業員によ
って、第２のトレーに物品の出し入れが行なわれる。こ
の間に、昇降テーブルは、下降したトレー上昇手段に第
３のトレーを搬入する。
手段に第２のトレーを搬入し、上昇して、トレー支持手
段から第１のトレーを搬出する。その後、昇降テーブル
は、その第１のトレーを所望の棚段へ昇降搬送し、他の
棚段から第３のトレーを取出す。昇降テーブルが入出庫
口から離れている間に、トレー上昇手段は、第２のトレ
ーを上昇させ、トレー支持手段を一旦上方へ押し上げて
回動させた後に、下降する。トレー上昇手段の下降中
に、トレー支持手段は、元の位置に戻り、トレー上昇手
段上の第２のトレーを受け止める。その後、作業員によ
って、第２のトレーに物品の出し入れが行なわれる。こ
の間に、昇降テーブルは、下降したトレー上昇手段に第
３のトレーを搬入する。
【００１１】第３のトレーを搬入した後の昇降テーブル
は、上昇して、物品の出し入れが終了した第２のトレー
をトレー支持手段から取出し、棚段へと搬送していき、
第４のトレーを取出す。このように、物品保管棚は、ト
レーに対する物品の出し入れと、棚に対するトレーの出
し入れとを同時に行なう。
は、上昇して、物品の出し入れが終了した第２のトレー
をトレー支持手段から取出し、棚段へと搬送していき、
第４のトレーを取出す。このように、物品保管棚は、ト
レーに対する物品の出し入れと、棚に対するトレーの出
し入れとを同時に行なう。
【００１２】
【実施例】以下、本考案の実施例を図１乃至図１０に基
づいて説明する。トレー昇降装置２０が組込まれた物品
保管棚１０（図１参照）は、互いに平行に設置された一
対の棚１１，１２と、モータ１３によって循環移動させ
られるチェーン１４と、このチェーン１４によって一対
の棚１１，１２間を昇降する昇降テーブル１５とによっ
て構成されている。一対の棚１１，１２には、コンテナ
（物品）Ｗを載せたトレー１６を保管する複数の棚段１
７が設けられている。物品保管棚１０に保管されるコン
テナＷは、トレー１６に積載されて保管される。トレー
１６は物品保管棚１０の内部のみで使用され、外部に取
出されるようなことは殆どない。
づいて説明する。トレー昇降装置２０が組込まれた物品
保管棚１０（図１参照）は、互いに平行に設置された一
対の棚１１，１２と、モータ１３によって循環移動させ
られるチェーン１４と、このチェーン１４によって一対
の棚１１，１２間を昇降する昇降テーブル１５とによっ
て構成されている。一対の棚１１，１２には、コンテナ
（物品）Ｗを載せたトレー１６を保管する複数の棚段１
７が設けられている。物品保管棚１０に保管されるコン
テナＷは、トレー１６に積載されて保管される。トレー
１６は物品保管棚１０の内部のみで使用され、外部に取
出されるようなことは殆どない。
【００１３】トレー１６は、昇降テーブル１５と、後述
するトレー支持手段とによって、物品保管棚１０内を循
環移動するようになっている。その循環経路は、棚段１
７、昇降テーブル１５、入出庫口１８の下方、入出庫口
１８、昇降テーブル１５、棚段１７である。片方の棚１
２には、棚段１７の他に、入出庫口１８が設けられてい
る。入出庫口１８は、作業員が手を差し入れ、トレー昇
降装置２０上のトレー１６にコンテナＷを出し入れする
口である。
するトレー支持手段とによって、物品保管棚１０内を循
環移動するようになっている。その循環経路は、棚段１
７、昇降テーブル１５、入出庫口１８の下方、入出庫口
１８、昇降テーブル１５、棚段１７である。片方の棚１
２には、棚段１７の他に、入出庫口１８が設けられてい
る。入出庫口１８は、作業員が手を差し入れ、トレー昇
降装置２０上のトレー１６にコンテナＷを出し入れする
口である。
【００１４】昇降テーブル１５は、コンテナＷが収納さ
れたトレー１６をトレー昇降装置２０から受取り、所望
の棚段１７まで昇降搬送し、その棚段１７に送り込む入
庫動作と、逆に、棚段１７からトレー１６を受取り、昇
降し、トレー昇降装置２０へ送り込む出庫動作とを行な
うようになっている。
れたトレー１６をトレー昇降装置２０から受取り、所望
の棚段１７まで昇降搬送し、その棚段１７に送り込む入
庫動作と、逆に、棚段１７からトレー１６を受取り、昇
降し、トレー昇降装置２０へ送り込む出庫動作とを行な
うようになっている。
【００１５】トレー昇降装置２０（図２、図３参照）
は、従来の物品保管棚の入出庫段に相当する場所に組込
まれており、主に、４本のチェーン２１，２２，２３，
２４（２３は図示省略）と、８本のトレー支持手段２
５，２５，２６，２６，２７，２７，２８，２８とで構
成されている。棚１２の支柱３１と支柱３２の間と、支
柱３３（図示省略）と支柱３４の間とには、回転軸３
５，３６，３７，３８が設けられている。各回転軸３
５，３６，３７，３８は、コンテナＷを出し入れする方
向（図２矢印Ａ方向）に配設されている。
は、従来の物品保管棚の入出庫段に相当する場所に組込
まれており、主に、４本のチェーン２１，２２，２３，
２４（２３は図示省略）と、８本のトレー支持手段２
５，２５，２６，２６，２７，２７，２８，２８とで構
成されている。棚１２の支柱３１と支柱３２の間と、支
柱３３（図示省略）と支柱３４の間とには、回転軸３
５，３６，３７，３８が設けられている。各回転軸３
５，３６，３７，３８は、コンテナＷを出し入れする方
向（図２矢印Ａ方向）に配設されている。
【００１６】各回転軸３５，３６，３７，３８の両端近
くにはスプロケット４１，４１，４２，４２，４３，４
３，４４，４４（一方の４３，４４は図示省略）が一体
に取付けられている。スプロケットは全部で８個設けら
れている。８個のスプロケットの内、上下方向で対向す
るスプロケット４１，４２及び４３，４４同士には、チ
ェーン２１，２２及び２３，２４が掛け渡されている。
すなわち、各チェーン２１，２２，２３，２４は、棚の
４本の支柱３１，３２，３３，３４の近くを上下方向に
循環移動するようになっている。
くにはスプロケット４１，４１，４２，４２，４３，４
３，４４，４４（一方の４３，４４は図示省略）が一体
に取付けられている。スプロケットは全部で８個設けら
れている。８個のスプロケットの内、上下方向で対向す
るスプロケット４１，４２及び４３，４４同士には、チ
ェーン２１，２２及び２３，２４が掛け渡されている。
すなわち、各チェーン２１，２２，２３，２４は、棚の
４本の支柱３１，３２，３３，３４の近くを上下方向に
循環移動するようになっている。
【００１７】チェーン２１とチェーン２２の間と、チェ
ーン２３とチェーン２４の間とには、各々４つ、都合８
つのトレー支持手段２５，２６，２７，２８，２５，２
６，２７，２８がブラケット３０によって取付けられて
いる。各トレー支持手段は各回転軸３５，３６，３７，
３８と平行に取付けられている。トレー支持手段は、断
面Ｌ字状の長尺部材であり、上面にはトレーの出し入れ
を円滑にする公知のローラコンベヤ２９が取付けられて
いる。チェーン２１，２２に設けられたトレー支持手段
２５，２６，２７，２８は、チェーン２３，２４に設け
られたトレー支持手段２５，２６，２７，２８と対向す
るようになっている（図３において、同一符号のトレー
支持手段同士が対向する。）。又、循環方向で隣合うト
レー支持手段２５，２６の内、一方のトレー支持手段２
５が入出庫口１８に上昇したとき、他方のトレー支持手
段２６は一方のトレー支持手段２５の真下に来るように
なっている。
ーン２３とチェーン２４の間とには、各々４つ、都合８
つのトレー支持手段２５，２６，２７，２８，２５，２
６，２７，２８がブラケット３０によって取付けられて
いる。各トレー支持手段は各回転軸３５，３６，３７，
３８と平行に取付けられている。トレー支持手段は、断
面Ｌ字状の長尺部材であり、上面にはトレーの出し入れ
を円滑にする公知のローラコンベヤ２９が取付けられて
いる。チェーン２１，２２に設けられたトレー支持手段
２５，２６，２７，２８は、チェーン２３，２４に設け
られたトレー支持手段２５，２６，２７，２８と対向す
るようになっている（図３において、同一符号のトレー
支持手段同士が対向する。）。又、循環方向で隣合うト
レー支持手段２５，２６の内、一方のトレー支持手段２
５が入出庫口１８に上昇したとき、他方のトレー支持手
段２６は一方のトレー支持手段２５の真下に来るように
なっている。
【００１８】回転軸３６には、駆動スプロケット４５が
取付けられている。駆動スプロケット４５と床Ｆに設置
されたモータ４６との間に駆動チェーン４７が掛け渡さ
れている。
取付けられている。駆動スプロケット４５と床Ｆに設置
されたモータ４６との間に駆動チェーン４７が掛け渡さ
れている。
【００１９】次に動作を説明する。昇降テーブル１５
（図１参照）は、第２のトレー支持手段２６，２６（図
２、図３参照）に第２のトレー１６２を搬入した後、上
昇して、第１のトレー支持手段２５，２５から第１のト
レー１６１を搬出する。その後、昇降テーブル１５は、
その第１のトレー１６１を所望の棚段１７へと昇降搬送
して行き、他の棚段１７から他の第３のトレー（図示省
略）を取出す。この間に、第２のトレー支持手段２６，
２６が入出庫口１８に上昇し、第３のトレー支持手段２
７，２７が第２のトレー支持手段２６，２６の真下に廻
り込み、作業員によって第２のトレー１６２に対してコ
ンテナの出し入れが行なわれる。第２のトレー１６２に
コンテナの出し入れが行なわれている間に、昇降テーブ
ル１５は第３のトレー支持手段２７，２７に第３のトレ
ーを搬入する。その後、昇降テーブル１５は、上昇し、
第２のトレー１６２を受取って棚段１７へ搬送する。
（図１参照）は、第２のトレー支持手段２６，２６（図
２、図３参照）に第２のトレー１６２を搬入した後、上
昇して、第１のトレー支持手段２５，２５から第１のト
レー１６１を搬出する。その後、昇降テーブル１５は、
その第１のトレー１６１を所望の棚段１７へと昇降搬送
して行き、他の棚段１７から他の第３のトレー（図示省
略）を取出す。この間に、第２のトレー支持手段２６，
２６が入出庫口１８に上昇し、第３のトレー支持手段２
７，２７が第２のトレー支持手段２６，２６の真下に廻
り込み、作業員によって第２のトレー１６２に対してコ
ンテナの出し入れが行なわれる。第２のトレー１６２に
コンテナの出し入れが行なわれている間に、昇降テーブ
ル１５は第３のトレー支持手段２７，２７に第３のトレ
ーを搬入する。その後、昇降テーブル１５は、上昇し、
第２のトレー１６２を受取って棚段１７へ搬送する。
【００２０】このように、入出庫口１８に停止するトレ
ー支持手段は、昇降テーブル１５へトレーを移載するト
レー搬出専用の棚段となり、入出庫口１８の下方で停止
するトレー支持手段は、昇降テーブル１５からトレーを
受取るトレー搬入専用の棚段となる。又、トレー昇降装
置２０によって、トレーに対してのコンテナの出し入れ
と、棚に対してのトレーの出し入れとが同時に行なえる
ようになっている。さらに、トレー昇降装置２０は、ト
レー支持手段が入出庫口１８の下方から上昇してくるよ
うになっているが、一方の回転軸３６，３８を他方の回
転軸３５，３７の上方に設け、トレー支持手段が入出庫
口１８の上方から下降してくるようにしてもよい。
ー支持手段は、昇降テーブル１５へトレーを移載するト
レー搬出専用の棚段となり、入出庫口１８の下方で停止
するトレー支持手段は、昇降テーブル１５からトレーを
受取るトレー搬入専用の棚段となる。又、トレー昇降装
置２０によって、トレーに対してのコンテナの出し入れ
と、棚に対してのトレーの出し入れとが同時に行なえる
ようになっている。さらに、トレー昇降装置２０は、ト
レー支持手段が入出庫口１８の下方から上昇してくるよ
うになっているが、一方の回転軸３６，３８を他方の回
転軸３５，３７の上方に設け、トレー支持手段が入出庫
口１８の上方から下降してくるようにしてもよい。
【００２１】次に、他のトレー昇降装置について図４乃
至図６に基づいて説明する。トレー昇降装置１２０は、
主に、上下方向に間隔をおいた一体の２つのトレー支持
手段６１，６２と、このトレー支持手段６１，６２を昇
降させて２つのトレー支持手段６１，６２を入出庫口１
８に交互に対向させる公知の電動シリンダー（トレー昇
降手段）６３とで構成されている。
至図６に基づいて説明する。トレー昇降装置１２０は、
主に、上下方向に間隔をおいた一体の２つのトレー支持
手段６１，６２と、このトレー支持手段６１，６２を昇
降させて２つのトレー支持手段６１，６２を入出庫口１
８に交互に対向させる公知の電動シリンダー（トレー昇
降手段）６３とで構成されている。
【００２２】各トレー支持手段６１，６２は、平面形状
が矩形の枠になっており、コンテナ（図示省略）を出し
入れする方向（図４において矢印Ｂ方向）の両脇には、
断面Ｌ字状のガイドレール６４，６４，６５，６５が固
定されている。レール上には公知のローラコンベヤ６６
が設置されている。各トレー支持手段６１，６２は４本
の連結梁６７で連結され一体化されている。各トレー支
持手段６１，６２の４角には、棚１２の支柱３１，３
２，３３，３４に沿ってトレー支持手段６１，６２の昇
降を案内するローラ６８が回転自在に取付けられてい
る。電動シリンダー６３はモータ６９によってピストン
７０が出没昇降するようになている。なお、この物品保
管棚における昇降テーブル１５（図１参照）は補助支柱
３９（図４参照）を昇降するようになっている。
が矩形の枠になっており、コンテナ（図示省略）を出し
入れする方向（図４において矢印Ｂ方向）の両脇には、
断面Ｌ字状のガイドレール６４，６４，６５，６５が固
定されている。レール上には公知のローラコンベヤ６６
が設置されている。各トレー支持手段６１，６２は４本
の連結梁６７で連結され一体化されている。各トレー支
持手段６１，６２の４角には、棚１２の支柱３１，３
２，３３，３４に沿ってトレー支持手段６１，６２の昇
降を案内するローラ６８が回転自在に取付けられてい
る。電動シリンダー６３はモータ６９によってピストン
７０が出没昇降するようになている。なお、この物品保
管棚における昇降テーブル１５（図１参照）は補助支柱
３９（図４参照）を昇降するようになっている。
【００２３】次に、トレー昇降装置１２０の動作を説明
する。先ず、上段のトレー支持手段６１が入出庫口１８
に対向しているものとする（図４参照）。昇降テーブル
１５は、下段のトレー支持手段６２に第２のトレー１６
２を搬入し、上昇して、上段のトレー支持手段６１から
第１のトレー１６１を搬出した後に、その第１のトレー
１６１を所望の棚段１７へと昇降搬送して行き、他の棚
段から他の第３のトレー（図示省略）を取出す。この間
に、上、下段のトレー支持手段６１，６２は一体に上昇
して（図６参照）、下段のトレー支持手段６２が入出庫
口１８に対向し、作業員によって、第２のトレー１６２
に対しコンテナの出し入れが行なわれる。第２のトレー
１６２にコンテナの出し入れが行なわれている間に、昇
降テーブル１５は上段のトレー支持手段６１に第３のト
レー（図参照）を搬入する。
する。先ず、上段のトレー支持手段６１が入出庫口１８
に対向しているものとする（図４参照）。昇降テーブル
１５は、下段のトレー支持手段６２に第２のトレー１６
２を搬入し、上昇して、上段のトレー支持手段６１から
第１のトレー１６１を搬出した後に、その第１のトレー
１６１を所望の棚段１７へと昇降搬送して行き、他の棚
段から他の第３のトレー（図示省略）を取出す。この間
に、上、下段のトレー支持手段６１，６２は一体に上昇
して（図６参照）、下段のトレー支持手段６２が入出庫
口１８に対向し、作業員によって、第２のトレー１６２
に対しコンテナの出し入れが行なわれる。第２のトレー
１６２にコンテナの出し入れが行なわれている間に、昇
降テーブル１５は上段のトレー支持手段６１に第３のト
レー（図参照）を搬入する。
【００２４】その後、昇降テーブル１５は、下降して、
コンテナの出し入れが終了した第２のトレー１６２を下
段のトレー支持手段６２から取出し、棚段１７へと搬送
していき、第４のトレー（図示省略）を取出す。この間
に、上、下段のトレー支持手段６１，６２は、下降し、
上段のトレー支持手段６１が入出庫口１８に対向して、
第３のトレー（図示省略）に対してコンテナの出し入れ
が行なわれる。このように、トレー昇降装置１２０によ
って、トレーに対してのコンテナの出し入れと、棚１２
に対してのトレーの出し入れとが同時に行なえるように
なっている。
コンテナの出し入れが終了した第２のトレー１６２を下
段のトレー支持手段６２から取出し、棚段１７へと搬送
していき、第４のトレー（図示省略）を取出す。この間
に、上、下段のトレー支持手段６１，６２は、下降し、
上段のトレー支持手段６１が入出庫口１８に対向して、
第３のトレー（図示省略）に対してコンテナの出し入れ
が行なわれる。このように、トレー昇降装置１２０によ
って、トレーに対してのコンテナの出し入れと、棚１２
に対してのトレーの出し入れとが同時に行なえるように
なっている。
【００２５】さらに、他の実施例のトレー昇降装置につ
いて図７乃至図１０に基づいて説明する。トレー昇降装
置２２０は、主に、一対のトレー支持手段８１，８１と
トレー上昇手段８２とで構成されている。各トレー支持
手段８１，８１は、断面Ｌ字状の長尺部材のガイドレー
ル９１，９１を有しており、互いに向き合っている。ガ
イドレール９１，９１の上面には公知のローラコンベヤ
８４が設置されている。各トレー支持手段８１，８１
は、支柱３１と支柱３２の間と、支柱３３と支柱３４の
間とに渡すようにしてブラケット８３を介して上下方向
に回動自在に設けられている。ブラケット８３は、支軸
９０によって支柱に上下方向に回動自在に設けられ、且
つ、ピン８５（図１０参照）によって、ローラコンベヤ
８４が水平状態より下方へは回動しないように回動規制
されている。
いて図７乃至図１０に基づいて説明する。トレー昇降装
置２２０は、主に、一対のトレー支持手段８１，８１と
トレー上昇手段８２とで構成されている。各トレー支持
手段８１，８１は、断面Ｌ字状の長尺部材のガイドレー
ル９１，９１を有しており、互いに向き合っている。ガ
イドレール９１，９１の上面には公知のローラコンベヤ
８４が設置されている。各トレー支持手段８１，８１
は、支柱３１と支柱３２の間と、支柱３３と支柱３４の
間とに渡すようにしてブラケット８３を介して上下方向
に回動自在に設けられている。ブラケット８３は、支軸
９０によって支柱に上下方向に回動自在に設けられ、且
つ、ピン８５（図１０参照）によって、ローラコンベヤ
８４が水平状態より下方へは回動しないように回動規制
されている。
【００２６】トレー上昇手段８２は、昇降フレーム８６
と、公知の電動シリンダー８７とで構成されている。昇
降フレーム８６は、平面形状が矩形の枠になっており、
コンテナを出し入れする方向（図７において矢印Ｃ方
向）の両脇には、公知のローラコンベヤ８８，８８が設
置されている。昇降フレーム８６の４角には、ローラ８
９が回転自在に設けられている。
と、公知の電動シリンダー８７とで構成されている。昇
降フレーム８６は、平面形状が矩形の枠になっており、
コンテナを出し入れする方向（図７において矢印Ｃ方
向）の両脇には、公知のローラコンベヤ８８，８８が設
置されている。昇降フレーム８６の４角には、ローラ８
９が回転自在に設けられている。
【００２７】次に、トレー昇降装置２２０の動作を説明
する。昇降テーブル１５は、昇降フレーム８６に第２の
トレー１６２を搬入し、上昇して、昇降フレーム８６か
ら第１のトレー１６１を搬出する。その後、昇降テーブ
ル１５は、その第１のトレー１６１を所望の棚段１７へ
と昇降搬送して行き、他の棚段１７から他の第３のトレ
ー（図示省略）を取出す。この間に、電動シリンダー８
７は、昇降フレーム８６を第２のトレー１６２と共に、
上昇させ、第２のトレー１６２でトレー支持手段８１，
８１を一旦上方へ押し上げて回動させた後に、昇降フレ
ーム８６を下降させる。トレー支持手段８１，８１は、
一旦上方へ向いた後に、元の位置に下降し、下降中のト
レー上昇手段８２上の第２のトレー１６２を受け止め
る。第２のトレー１６２にコンテナの出し入れが行なわ
れている間に、昇降テーブル１５は、昇降フレーム８６
上に第３のトレーを搬入する。
する。昇降テーブル１５は、昇降フレーム８６に第２の
トレー１６２を搬入し、上昇して、昇降フレーム８６か
ら第１のトレー１６１を搬出する。その後、昇降テーブ
ル１５は、その第１のトレー１６１を所望の棚段１７へ
と昇降搬送して行き、他の棚段１７から他の第３のトレ
ー（図示省略）を取出す。この間に、電動シリンダー８
７は、昇降フレーム８６を第２のトレー１６２と共に、
上昇させ、第２のトレー１６２でトレー支持手段８１，
８１を一旦上方へ押し上げて回動させた後に、昇降フレ
ーム８６を下降させる。トレー支持手段８１，８１は、
一旦上方へ向いた後に、元の位置に下降し、下降中のト
レー上昇手段８２上の第２のトレー１６２を受け止め
る。第２のトレー１６２にコンテナの出し入れが行なわ
れている間に、昇降テーブル１５は、昇降フレーム８６
上に第３のトレーを搬入する。
【００２８】昇降テーブル１５は、上昇して、コンテナ
の出し入れが終了した第２のトレー１６２をトレー支持
手段８１，８１から取出し、棚段１７へと搬送してい
き、第４のトレー（図示省略）を取出す。このように、
トレー昇降装置２２０によって、トレーに対するコンテ
ナの出し入れと、棚に対するトレーの出し入れとが同時
に行なわれる。
の出し入れが終了した第２のトレー１６２をトレー支持
手段８１，８１から取出し、棚段１７へと搬送してい
き、第４のトレー（図示省略）を取出す。このように、
トレー昇降装置２２０によって、トレーに対するコンテ
ナの出し入れと、棚に対するトレーの出し入れとが同時
に行なわれる。
【００２９】
【考案の効果】請求項１，２，３のトレー昇降装置は、
昇降テーブルが棚に対してトレーの出し入れを行なって
いる間に、入出庫口へ別のトレーを昇降させ、昇降テー
ブルが搬送してくる次のトレーを受け入れることができ
るようになっているため、物品の出し入れ作業の能率を
向上させることができる。
昇降テーブルが棚に対してトレーの出し入れを行なって
いる間に、入出庫口へ別のトレーを昇降させ、昇降テー
ブルが搬送してくる次のトレーを受け入れることができ
るようになっているため、物品の出し入れ作業の能率を
向上させることができる。
【図１】本考案のトレー昇降装置が組込まれた物品保管
棚の全体正面図である。
棚の全体正面図である。
【図２】図１のトレー昇降装置の正面図であり、且つ、
図３中２−２矢視断面図である。
図３中２−２矢視断面図である。
【図３】図２中３−３矢視断面図である。
【図４】他の実施例のトレー昇降装置の正面図である。
【図５】図４中５−５矢視断面図である。
【図６】図４のトレー昇降装置において、トレー支持手
段が上昇した状態の正面図である。
段が上昇した状態の正面図である。
【図７】他の実施例のトレー昇降装置の正面図である。
【図８】図７中８−８矢視断面図である。
【図９】トレー上昇手段の昇降フレームが上昇した状態
の図である。
の図である。
【図１０】図９の部分拡大図である。
Ｗ コンテナ（物品） １０ 物品保管棚 １２ 棚 １５ 昇降テーブル １６ トレー １７ 棚段 １８ 入出庫口 ２０，１２０，２２０ トレー昇降装置 ２１，２２，２３，２４ チェーン ２５，２６，２７，２８，６１，８１ トレー支持手段 ６３ 電動シリンダー（トレー昇降手段） ８２ トレー上昇手段
Claims (3)
- 【請求項１】 トレーに積載された物品を前記トレーご
と保管する棚段と前記トレーに物品を出し入れする入出
庫口とを具えた棚と、前記入出庫口で前記トレーの移載
を行い且つ前記入出庫口と前記棚段との間で前記棚に沿
って前記トレーを昇降搬送する昇降テーブルとを有する
物品保管棚において、前記入出庫口の両脇で前記棚に沿
って上下方向に循環移動する一対のチェーン又はベルト
と、各前記チェーン又はベルトに所定の間隔をおいて取
付けられた複数のトレー支持手段とを有し、前記トレー
支持手段は、異なる前記一対のチェーン又はベルト上の
トレー支持手段同士で対向するように取付けられ、且
つ、循環方向で隣合う前記トレー支持手段の内一方のト
レー支持手段が前記入出庫口に昇降したとき他方のトレ
ー支持手段が前記一方のトレー支持手段の真上又は真下
に来るように取付けられていることを特徴とする、物品
保管棚の入出庫口のトレー昇降装置。 - 【請求項２】 トレーに積載された物品を前記トレーご
と保管する棚段と前記トレーに物品を出し入れする入出
庫口とを具えた棚と、前記入出庫口で前記トレーの移載
を行い且つ前記入出庫口と前記棚段との間で前記棚に沿
って前記トレーを昇降搬送する昇降テーブルとを有する
物品保管棚において、上下方向に間隔をおいた一体の複
数のトレー支持手段と、複数の前記トレー支持手段を昇
降させて前記トレー支持手段を前記入出庫口に対向させ
るトレー昇降手段とを有することを特徴とする、物品保
管棚の入出庫口のトレー昇降装置。 - 【請求項３】 トレーに積載された物品を前記トレーご
と保管する棚段と前記トレーに物品を出し入れする入出
庫口とを具えた棚と、前記入出庫口で前記トレーの移載
を行い且つ前記入出庫口と前記棚段との間で前記棚に沿
って前記トレーを昇降搬送する昇降テーブルとを有する
物品保管棚において、前記トレーを両脇から支持するよ
うに前記入出庫口に対向して前記棚に上下方向に回動自
在に設けられ所定の位置より下方への回動が規制された
一対のトレー支持手段と、前記一対のトレー支持手段の
下方で前記昇降テーブルからトレーを受取り当該トレー
を前記一対のトレー支持手段まで上昇させるトレー上昇
手段とを有することを特徴とする、物品保管棚の入出庫
口のトレー昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5492992U JP2583404Y2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 物品保管棚の入出庫口のトレー昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5492992U JP2583404Y2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 物品保管棚の入出庫口のトレー昇降装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610209U JPH0610209U (ja) | 1994-02-08 |
| JP2583404Y2 true JP2583404Y2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=12984318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5492992U Expired - Fee Related JP2583404Y2 (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 物品保管棚の入出庫口のトレー昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583404Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4795827B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2011-10-19 | 日本輸送機株式会社 | リフター |
-
1992
- 1992-07-14 JP JP5492992U patent/JP2583404Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0610209U (ja) | 1994-02-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |