JPH0512218B2 - - Google Patents
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- JPH0512218B2 JPH0512218B2 JP14165386A JP14165386A JPH0512218B2 JP H0512218 B2 JPH0512218 B2 JP H0512218B2 JP 14165386 A JP14165386 A JP 14165386A JP 14165386 A JP14165386 A JP 14165386A JP H0512218 B2 JPH0512218 B2 JP H0512218B2
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- Japan
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- resin
- polyethylene terephthalate
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Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、ポリエチレンテレフタレート樹脂製
瓶及びその製造方法に関する。
瓶及びその製造方法に関する。
(ロ) 従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点 ポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶は、包装
用瓶の製造材料として透明度が高く、延伸吹込成
形により強度が高まると共に硝子瓶に比べて軽
量、安全、廉価等の特徴を有し広く利用されてい
る。
点 ポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶は、包装
用瓶の製造材料として透明度が高く、延伸吹込成
形により強度が高まると共に硝子瓶に比べて軽
量、安全、廉価等の特徴を有し広く利用されてい
る。
しかしながら、ポリエチレンテレフタレートは
熱に弱く、熱液を充填したり、充填後加熱殺菌し
たりすると、瓶の変形や収縮を招いたり、瓶口部
や瓶口部に形成されたフランジの変形を招いたり
することがあり、特に、瓶口部やフラングの変形
は液漏れを惹起したり、充填後キヤツピング時に
フランジの支持が不可となるので由々しき問題で
ある。このような熱変形の対策として、耐熱性の
優れた樹脂を使用し瓶を成形すればよいが、一般
にこの種樹脂は高価で瓶製造コストが高くなり、
又、用途も限られる。
熱に弱く、熱液を充填したり、充填後加熱殺菌し
たりすると、瓶の変形や収縮を招いたり、瓶口部
や瓶口部に形成されたフランジの変形を招いたり
することがあり、特に、瓶口部やフラングの変形
は液漏れを惹起したり、充填後キヤツピング時に
フランジの支持が不可となるので由々しき問題で
ある。このような熱変形の対策として、耐熱性の
優れた樹脂を使用し瓶を成形すればよいが、一般
にこの種樹脂は高価で瓶製造コストが高くなり、
又、用途も限られる。
そこで、比較的安価なポリエチレンテレフタレ
ート樹脂を主として用い、これに耐熱性の優れた
樹脂を積層して使用することが提案されている。
ート樹脂を主として用い、これに耐熱性の優れた
樹脂を積層して使用することが提案されている。
前記例の一つとして、単一の金型キヤビテイに
１回の型締動作で２種の熱可塑性樹脂をタイミン
グをずらして射出し、多層構造の中空予備成形体
（プリフオーム）を成形し、この中空予備成形体
を吹込成形（ブロー成形）して多層構造の合成樹
脂製瓶を製造する方法がある。即ち、まず、第１
の樹脂を微量射出した後、第１の樹脂と共に第２
の樹脂を同時に射出し、最後に第１の樹脂を少量
射出して、外表面層と内表面層が第１の樹脂で中
間層が第２の樹脂の３層構造の中空予備成形体を
成形し、この中空成形体を吹込成形して多層合成
樹脂製瓶を製造する方法であり、中間層を形成す
る第２の樹脂として耐熱性樹脂を使用すれば、耐
熱性の優れた合成樹脂製瓶が得られる。
１回の型締動作で２種の熱可塑性樹脂をタイミン
グをずらして射出し、多層構造の中空予備成形体
（プリフオーム）を成形し、この中空予備成形体
を吹込成形（ブロー成形）して多層構造の合成樹
脂製瓶を製造する方法がある。即ち、まず、第１
の樹脂を微量射出した後、第１の樹脂と共に第２
の樹脂を同時に射出し、最後に第１の樹脂を少量
射出して、外表面層と内表面層が第１の樹脂で中
間層が第２の樹脂の３層構造の中空予備成形体を
成形し、この中空成形体を吹込成形して多層合成
樹脂製瓶を製造する方法であり、中間層を形成す
る第２の樹脂として耐熱性樹脂を使用すれば、耐
熱性の優れた合成樹脂製瓶が得られる。
もつとも、このようにして形成された耐熱性を
有する３層構造の合成樹脂製瓶であつても、熱液
の充填等の時に、瓶口部の変形を起こし液漏れを
生じさせたり、フランジの変形を起こし、キヤピ
ツング時に支持不能となることがある。瓶胴部の
多少の変形は商品価値に影響を及ぼさなく、又、
瓶胴部の大きな変形は商品出荷前に選別抜き取り
が可能なのに比べて、瓶口部の変形は、多少であ
つても上記の問題を生ずることが多く、又、蓋締
めすると瓶口部の変形を見過しがちで、出荷後に
液漏れのためケース内の全商品を駄目にする結果
をもたらすので、全く好ましくない。
有する３層構造の合成樹脂製瓶であつても、熱液
の充填等の時に、瓶口部の変形を起こし液漏れを
生じさせたり、フランジの変形を起こし、キヤピ
ツング時に支持不能となることがある。瓶胴部の
多少の変形は商品価値に影響を及ぼさなく、又、
瓶胴部の大きな変形は商品出荷前に選別抜き取り
が可能なのに比べて、瓶口部の変形は、多少であ
つても上記の問題を生ずることが多く、又、蓋締
めすると瓶口部の変形を見過しがちで、出荷後に
液漏れのためケース内の全商品を駄目にする結果
をもたらすので、全く好ましくない。
従つて、包装用瓶の材料として、ポリエチレン
テレフタレート樹脂を使用する場合、ポリエチレ
ンフタレート樹脂の耐熱性の低さを補う必要があ
る。即ち、フランジが形成された瓶口部分が熱液
充填時に変形しないように、耐熱性を強化する必
要がある。
テレフタレート樹脂を使用する場合、ポリエチレ
ンフタレート樹脂の耐熱性の低さを補う必要があ
る。即ち、フランジが形成された瓶口部分が熱液
充填時に変形しないように、耐熱性を強化する必
要がある。
瓶又は瓶口部に耐熱性を付与する他の方法とし
て、中空予備成形体又は吹込成形後の瓶を加熱し
て樹脂を結晶化（白化）して耐熱性を付与する方
法がある。しかし、加熱により寸法変形を生ずる
ことがあり、又、加熱工程の付与によるコストが
掛かり、この方法も好ましくない。
て、中空予備成形体又は吹込成形後の瓶を加熱し
て樹脂を結晶化（白化）して耐熱性を付与する方
法がある。しかし、加熱により寸法変形を生ずる
ことがあり、又、加熱工程の付与によるコストが
掛かり、この方法も好ましくない。
本発明は、フランジが形成された瓶口部および
胴部の熱変形を防止する目的でなされたものであ
る。
胴部の熱変形を防止する目的でなされたものであ
る。
(ハ) 問題点を解決するための手段
上記目的を達成する本発明のポリエチレンテレ
フタレート樹脂性瓶は、熱液充填後キヤツピング
時に瓶を支えるフランジが形成された瓶口部と胴
部を有するポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶
であり、瓶口部を、外表面層から内表面層までを
５層以上の樹脂層の構造にし、外表面層と内表面
層を耐熱性樹脂層とし、外表面層と内表面層に挟
まれた３層以上の部分をポリエチレンテレフタレ
ート樹脂層で耐熱性樹脂層を挟んだ層構造とし、
胴部を外表面層と内表面層をポリエチレンテレフ
タレート樹脂層に、中間層を耐熱性樹脂層の３層
構造としたポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶
であり、金型キヤビテイに、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂を最初に射出し、次にポリエチレン
テレフタレート樹脂の射出を中断し、ポリエチレ
ンテレフタレート樹脂より耐熱性の優れた耐熱性
樹脂を射出し、この耐熱性樹脂を金型との接触に
より冷却しつつあるポリエチレンテレフタレート
樹脂中を通過させ、その後、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂と耐熱性樹脂を同時に射出して、熱
液充填後、キヤツピング時に瓶を支えるフランジ
が形成された瓶口部と胴部を有するポリエチレン
テレフタレート樹脂製瓶であり、瓶口部を、外表
面層から内表面層までを５層以上の樹脂層の構造
にし、外表面層と内表面層を耐熱性樹脂層とし、
外表面層と内表面層に挟まれた３層以上の部分を
ポリエチレンテレフタレート樹脂層で耐熱性樹脂
層を挟んだ層構造とし、胴部を外表面層と内表面
層をポリエチレンテレフタレート樹脂層に、中間
層を耐熱性樹脂層の３層構造としたポリエチレン
テレフタレート樹脂製瓶の中空予備成形体を射出
成形し、次いでこの中空予備成形体を吹込成形し
て製造される。
フタレート樹脂性瓶は、熱液充填後キヤツピング
時に瓶を支えるフランジが形成された瓶口部と胴
部を有するポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶
であり、瓶口部を、外表面層から内表面層までを
５層以上の樹脂層の構造にし、外表面層と内表面
層を耐熱性樹脂層とし、外表面層と内表面層に挟
まれた３層以上の部分をポリエチレンテレフタレ
ート樹脂層で耐熱性樹脂層を挟んだ層構造とし、
胴部を外表面層と内表面層をポリエチレンテレフ
タレート樹脂層に、中間層を耐熱性樹脂層の３層
構造としたポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶
であり、金型キヤビテイに、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂を最初に射出し、次にポリエチレン
テレフタレート樹脂の射出を中断し、ポリエチレ
ンテレフタレート樹脂より耐熱性の優れた耐熱性
樹脂を射出し、この耐熱性樹脂を金型との接触に
より冷却しつつあるポリエチレンテレフタレート
樹脂中を通過させ、その後、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂と耐熱性樹脂を同時に射出して、熱
液充填後、キヤツピング時に瓶を支えるフランジ
が形成された瓶口部と胴部を有するポリエチレン
テレフタレート樹脂製瓶であり、瓶口部を、外表
面層から内表面層までを５層以上の樹脂層の構造
にし、外表面層と内表面層を耐熱性樹脂層とし、
外表面層と内表面層に挟まれた３層以上の部分を
ポリエチレンテレフタレート樹脂層で耐熱性樹脂
層を挟んだ層構造とし、胴部を外表面層と内表面
層をポリエチレンテレフタレート樹脂層に、中間
層を耐熱性樹脂層の３層構造としたポリエチレン
テレフタレート樹脂製瓶の中空予備成形体を射出
成形し、次いでこの中空予備成形体を吹込成形し
て製造される。
次に、添附の図面に従い、本発明のポリエチレ
ンテレフタレート樹脂製瓶とその製造方法の一例
を説明する。
ンテレフタレート樹脂製瓶とその製造方法の一例
を説明する。
第１図に示されるように、金型キヤビテイ１に
ゲート２より第１のポリエチレンテレフタレート
樹脂３の溶融体を射出注入した後、射出を中断す
る。次いで、第１のポリエチレンテレフタレート
樹脂３より耐熱性の優れた第２の熱可塑性合成樹
脂４の溶融体を射出注入し、第２図に示されるよ
うに、第２の樹脂を金型との接触により冷却しつ
つある第１のポリエチレンテレフタレート樹脂３
の中を通過させる。
ゲート２より第１のポリエチレンテレフタレート
樹脂３の溶融体を射出注入した後、射出を中断す
る。次いで、第１のポリエチレンテレフタレート
樹脂３より耐熱性の優れた第２の熱可塑性合成樹
脂４の溶融体を射出注入し、第２図に示されるよ
うに、第２の樹脂を金型との接触により冷却しつ
つある第１のポリエチレンテレフタレート樹脂３
の中を通過させる。
その後、第１のポリエチレンテレフタレート樹
脂３と第２の樹脂４を同時に（第３図の例）射出
注入して、第３図に示されるようにポリエチレン
テレフタレート樹脂製瓶の中空予備成形体５を得
る。
脂３と第２の樹脂４を同時に（第３図の例）射出
注入して、第３図に示されるようにポリエチレン
テレフタレート樹脂製瓶の中空予備成形体５を得
る。
次に、この中空予備成形体５を、吹込成形、即
ち、大きな型キヤビテイを有する金型キヤビテイ
内で、ガス圧により金型キヤビテイに一致するよ
うに膨脹させ、第４図に示されるポリエチレンテ
レフタレート樹脂製瓶６を得る。この瓶６のフラ
ンジが形成された口部７の積層構造は、第４図に
示されるように５層構造で、内表面層と外表面層
が耐熱性を有する第２の樹脂４で形成され、内層
が第１のポリエチレンテレフタレート樹脂３、第
２の樹脂４、第１のポリエチレンテレフタレート
樹脂３の順に形成されている。又、瓶６の胴部６
は、３層構造であり、口部７の内表面層と外表面
層間にはさまれた内層部分の構造と同一となつて
いる。
ち、大きな型キヤビテイを有する金型キヤビテイ
内で、ガス圧により金型キヤビテイに一致するよ
うに膨脹させ、第４図に示されるポリエチレンテ
レフタレート樹脂製瓶６を得る。この瓶６のフラ
ンジが形成された口部７の積層構造は、第４図に
示されるように５層構造で、内表面層と外表面層
が耐熱性を有する第２の樹脂４で形成され、内層
が第１のポリエチレンテレフタレート樹脂３、第
２の樹脂４、第１のポリエチレンテレフタレート
樹脂３の順に形成されている。又、瓶６の胴部６
は、３層構造であり、口部７の内表面層と外表面
層間にはさまれた内層部分の構造と同一となつて
いる。
(ニ) 実施例
以下に、本発明の実施例を示す。
長さ131mm、外形25mm、平均厚さ４mmの中空予
備成形体の金型キヤビテイに、まず第１の樹脂と
してポリエチレンテレフタレート（PET）を2.8
秒間射出し、0.1秒間射出を中断した後、第２の
樹脂として耐熱性を有する。主としてフタル酸、
エチレングリコール及びビスフエノールＡより脱
水重合により作られる。「Ｕポリマー（Ｕ−
8400）」（ユニチカ(株)製）を0.1秒間射出した後、
第１の樹脂であるポリエチレンテレフタレート
（PET）を10秒間射出し、10秒間冷却して中空予
備成形体を得る。この中空予備成形体を延伸吹込
成形（延伸ブロー成形）し、内容量１リツトルの
ポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶を製造し
た。
備成形体の金型キヤビテイに、まず第１の樹脂と
してポリエチレンテレフタレート（PET）を2.8
秒間射出し、0.1秒間射出を中断した後、第２の
樹脂として耐熱性を有する。主としてフタル酸、
エチレングリコール及びビスフエノールＡより脱
水重合により作られる。「Ｕポリマー（Ｕ−
8400）」（ユニチカ(株)製）を0.1秒間射出した後、
第１の樹脂であるポリエチレンテレフタレート
（PET）を10秒間射出し、10秒間冷却して中空予
備成形体を得る。この中空予備成形体を延伸吹込
成形（延伸ブロー成形）し、内容量１リツトルの
ポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶を製造し
た。
この瓶のフランジが形成された口部は、内表面
層と外表面層が第２の樹脂で形成され、内層が第
１の樹脂、第２の樹脂、第１の樹脂の順に形成さ
れた５層構造であり、胴部は上記口部の内層と同
じく、第１の樹脂、第２の樹脂、第１の樹脂の順
に形成された３層構造で、下記の条件で熱液の充
填を行つたが、液漏れは全くなく、その口部は優
れた耐熱性を示した。
層と外表面層が第２の樹脂で形成され、内層が第
１の樹脂、第２の樹脂、第１の樹脂の順に形成さ
れた５層構造であり、胴部は上記口部の内層と同
じく、第１の樹脂、第２の樹脂、第１の樹脂の順
に形成された３層構造で、下記の条件で熱液の充
填を行つたが、液漏れは全くなく、その口部は優
れた耐熱性を示した。
充填条件
充填熱液の温度 90℃
キヤツピング アルミキヤツプを使用
キヤツプをした瓶を３分間横に倒した状態で放
置し、次に正立させて５分間放置し、室温の水を
シヤワーして冷却する。
置し、次に正立させて５分間放置し、室温の水を
シヤワーして冷却する。
(ホ) 作用及び効果
本発明のポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶
は、上述のようにその瓶口部を、外表面層と内表
面層を耐熱性樹脂で形成した５層以上の又その胴
部を中間層を耐熱性樹脂で形成した３層の積層構
造にしたので、熱液を充填しても寸法変形を防止
でき、液もれを生じることなく、又キヤツピング
時支障なく支持で来るのでその実用性は高い。
は、上述のようにその瓶口部を、外表面層と内表
面層を耐熱性樹脂で形成した５層以上の又その胴
部を中間層を耐熱性樹脂で形成した３層の積層構
造にしたので、熱液を充填しても寸法変形を防止
でき、液もれを生じることなく、又キヤツピング
時支障なく支持で来るのでその実用性は高い。
第１図乃第３図は合成樹脂製瓶の製造方法の一
例の説明図、第４図は本発明のポリエチレンテレ
フタレート樹脂製瓶の一例の断面図である。 １……型キヤビテイ、２……ゲート、３……第
１の樹脂、４……第２の樹脂、５……中空予備成
形体、６……瓶、７……瓶口部。
例の説明図、第４図は本発明のポリエチレンテレ
フタレート樹脂製瓶の一例の断面図である。 １……型キヤビテイ、２……ゲート、３……第
１の樹脂、４……第２の樹脂、５……中空予備成
形体、６……瓶、７……瓶口部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 熱液充填後キヤツピング時に瓶を支えるフラ
ンジが形成された瓶口部と胴部を有するポリエチ
レンテレフタレート樹脂製瓶であり、瓶口部を、
外表面層から内表面層までを５層以上の樹脂層の
構造にし、外表面層と内表面層を耐熱性樹脂層と
し、外表面層と内表面層に挟まれた３層以上の部
分をポリエチレンテレフタレート樹脂層で耐熱性
樹脂層を挟んだ層構造とし、胴部を外表面層と内
表面層をポリエチレンテレフタレート樹脂層に、
中間層を耐熱性樹脂層の３層構造としたポリエチ
レンテレフタレート樹脂製瓶。 ２ 金型キヤビテイに、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂を最初に射出し、次にポリエチレンテレ
フタレート樹脂の射出を中断し、ポリエチレンテ
レフタレート樹脂より耐熱性の優れた耐熱性樹脂
を射出し、この耐熱性樹脂を金型との接触により
冷却しつつあるポリエチレンテレフタレート樹脂
中を通過させ、その後、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂と耐熱性樹脂を同時に射出して、熱液充
填後キヤツピング時に瓶を支えるフランジが形成
された瓶口部と胴部を有するポリエチレンテレフ
タレート樹脂製瓶であり、瓶口部を、外表面層か
ら内表面層までを５層以上の樹脂層の構造にし、
外表面層と内表面層を耐熱性樹脂層とし、外表面
層と内表面層に挟まれた３層以上の部分をポリエ
チレンテレフタレート樹脂層で耐熱性樹脂層を挟
んだ層構造とし、胴部を外表面層と内表面層をポ
リエチレンテレフタレート樹脂層に、中間層を耐
熱性樹脂層の３層構造としたポリエチレンテレフ
タレート樹脂製瓶の中空予備成形体を射出成形
し、次いでこの中空予備成形体を吹込成形して、
前記ポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶を製造
する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61141653A JPS6355A (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | ポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61141653A JPS6355A (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | ポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6355A JPS6355A (ja) | 1988-01-05 |
| JPH0512218B2 true JPH0512218B2 (ja) | 1993-02-17 |
Family
ID=15297049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61141653A Granted JPS6355A (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | ポリエチレンテレフタレート樹脂製瓶及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6355A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9224581B2 (en) | 2010-02-08 | 2015-12-29 | Roth & Rau Ag | Parallel plate reactor for uniform thin film deposition with reduced tool foot-print |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59101798U (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-09 | 九州日立マクセル株式会社 | 多機能便器 |
| US4696865A (en) * | 1984-04-20 | 1987-09-29 | Monsanto Company | Hollow copolyamide article |
| US4721654A (en) * | 1984-04-20 | 1988-01-26 | Monsanto Company | Hollow, molecularly oriented copolyamide article |
| JP2577232B2 (ja) * | 1987-02-27 | 1997-01-29 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | 合成樹脂容器の首部耐熱構造 |
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