JPH0457728A - フレキシブルコンテナバッグ開袋機 - Google Patents

フレキシブルコンテナバッグ開袋機

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JPH0457728A
JPH0457728A JP15667490A JP15667490A JPH0457728A JP H0457728 A JPH0457728 A JP H0457728A JP 15667490 A JP15667490 A JP 15667490A JP 15667490 A JP15667490 A JP 15667490A JP H0457728 A JPH0457728 A JP H0457728A
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container bag
bag
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Katsuhiko Warigai
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フレキシブルコンテナバッグ開袋機に係り、
さらに詳細には、可どう性を有する袋体内にたとえばセ
メント、タルク、炭酸カルシウム。
ベントナイトなどの粉体を充填して遠隔地に輸送し、こ
れを現地で開袋する場合に用いて好適なフレキシブルコ
ンテナバッグ開袋機に関する。
〔従来の技術〕
各種樹脂製袋など、いわゆる可どう性を有する袋状のフ
レキシブルコンテナバッグ(以下、フレコンバッグと称
する)内にセメント、タルクなどの粉体を充てんして遠
隔地に輸送することが従来からおこなわれている。
そして、フレコンバッグの利点とするところは、使い捨
て式とは云え可どう性を有するが故に、輸送現地で開袋
後かさ張らず、粉体を取り出した後の容器の処分が非常
に楽である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来、フレコンバッグからセメントなど
の粉体を取り出す開袋作業は特に密閉空間でおこなわれ
ていないのが実状であり、したがってこの開袋作業に長
期間たずされっていると、粉塵の吸い込みによって肺の
組織内に繊維増殖性変化をおこし、心肺機能の低下をき
たす、いわゆる塵肺疾患という職業病が発生するおそれ
があるばかりでなく、周囲環境をも汚染して粉塵公害を
発生するという問題もあった。
本発明は1以上の点を考慮してなされたものであって、
その目的とするところは、可どう性を有するが故に開袋
後かさ張らず、粉体を取り出した後の処分が非常に楽な
フレコンバッグの開袋作業。
すなわちフレコンバッグからセメントなどの粉体を取り
出す開袋作業に際し、この種作業にたとえ長期間たずさ
れっていても、塵肺疾患を生じるおそれがなく、しかも
周囲環境を汚染して粉塵公害を発生するという問題をも
同時に解決してクリーンな作業環境を確保することので
きるフレコンバッグ開袋機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は、上部開口部を除いて密閉構造とした開袋機
ケーシングと、前記開袋機ケーシングの上部開口部に取
り付けられ、かつその上部にセットされているフレコン
バッグの下降動作にともない当該フレコンバッグの側面
に密着した状態で拡張する伸縮自在なキャンバスシヤツ
ターと、前記開袋機ケーシング内を負圧にするブロワ−
と、前記開袋機ケーシング内に位置して、キャンバスシ
ャッター方向から降下してくるプレコンバッグを載置す
るテーブルと、前記テーブル上に仮置きされたフレコン
バッグを、その周壁に接ぎ代を残してカットするカッタ
ーと、前記カッターの切断作用によりフレコンバッグか
ら落下する粉体を系外に移送するフィーダーとを具備す
ることによって達成される。
〔作用〕
しかして、前記構成よりなる本発明によれば、セメント
などの粉体が充てんされているフレコンバッグの開袋作
業に先立ち、開袋されるべきフレコンバッグは、クレー
ンやホイストなどの適宜手段により吊り上げられて、開
袋機ケーシングの上部、さらに具体的には、開袋機ケー
シングの上部開口部に取り付けられているキャンバスシ
ヤツターを通過する。
そして、フレコンバッグの下降動作にともない、伸縮自
在なキャンバスシヤツターは、前記フレコンバッグの側
面に密着した状態で拡張し、フレコンバッグを開袋機ケ
ーシング内のテーブル上に載置する。
テーブル上にフレコンバッグが仮置きされると、カッタ
ーが動作し、前記テーブル上に載置されているフレコン
バッグの周壁は接ぎ代を残してカットされる。
一方、カッターの切断作用により、フレコンバッグから
落下したセメントなどの充てん物は、フィーダーによっ
て所定の系外へと移送されるものであって、本発明によ
れば、フレコンバッグの開袋作業は全て、開袋機ケーシ
ングとその上部開口部に取り付けられたキャンバスシヤ
ツター、すなわちフレコンバッグの下降動作にともなう
当該フレコンバッグの側面に密着した状態で拡張する伸
縮自在なキャンバスシヤツター間の密閉空間でおこなわ
れる。
〔実施例〕
以下1本発明を、図面の一実施例にもとづいて説明する
と、第1図は本発明に係るプレコンバッグ開袋機の全体
構成説明図、第2図(a)〜(e)は第1図に示す開袋
機の動作説明図である。
フレコンバッグ開袋機の全体構成を示す第1図において
、1は上部開口部を除いて密閉構造とした開袋機ケーシ
ングであり、この開袋機ケーシング1は1本体ケーシン
グ1aおよび上部ケーシング1bにより構成されている
2は上部ケーシング1bの上端開口部に設けられたフレ
コンバッグインナーガイドを示し、内部にセメントなど
の粉体を充てんしたフレコンバッグ(第2図に符号30
で示す)は、前記インナーガイド2を介して開袋機ケー
シング1内に案内される。
3はフレコンバッグインナーガイド2の直下に位置して
取り付けられたキャンバスシヤツターであり、このキャ
ンバスシヤツター3は、以下のように構成されている。
すなわち、3aはキャンバスシヤツター3の外枠を構成
する鋼製リング、3bはキャンバスシヤツター3の内枠
を構成する、弾性を有するゴムリングを示し、前記鋼製
リング3aとゴムリング3bとの間に位置して、たとえ
ばポリエステル系の樹脂シート3cが張設されている。
しかして、前記したキャンバスシヤツター3の中央部開
口寸法(第1図の符号D1)、すなわち弾性を有するゴ
ムリング3bの開口部内径D□は、−例としてフレコン
バッグ30の径(第2図(b)に符号D2で示す)の5
0〜110%の範囲で伸縮自在に構成されており、フリ
ーの状態では、第2図(a)に示すように、5o%の最
小径を保持している。
したがって、前記したフレコンバッグ30の下降動作に
ともない、伸縮自在なキャンバスシヤツター3は、第2
図(b)に示すように、前記フレコンバッグ30の側面
に密着した状態で拡張し、フレコンバッグ3oを開袋機
ケーシング1内のテーブル4上に載置する。
5はテーブル4上の中央部に設けられたフレコンバッグ
センシングバーである。
なお、図示実施例において、前記テーブル4は、エアー
シリンダー7に連結されたリンク機構8の動作により、
第1図の鎖線および第2図(d)の実線に示すごとく、
中心軸9を境にして下方に傾動する2枚のバタフライテ
ーブル部材4aおよび4bによって構成されている。
一方、第1図において、カッター6aを取り付けた左右
一対のカッター装着ユニット6は、それぞれ背部に設け
られているバネ10によって前方、すなわち開袋機ケー
シング1の中心方向に付勢されている。
また、カッター装着部材6の上方先端には、ローラー1
1が取り付けられており、このローラー11は、上部ケ
ーシング1bの内胴1b−1外周に固定した板カム12
のカム面に当接している。
さらに、前記バネ10の一端を固定し、かつ車輪13を
介してカッター装着部材6を載置しているベース部材1
4の下底は、旋回リング15の上面に固定されており、
この旋回リング15は、モータ16を駆動させることに
より周方向に回転する。
すなわち、開袋機の運転停止時、カッター装着ユニット
6の上方先端に取り付けられているローラ11は、板カ
ム12の凸部(図示省略)に乗っており、カッター6a
は所定の位置に後退している。
これに対し、第2図(b)に示すように、テーブル4上
にフレコンバッグ30が載置され、第2図(Q)に示す
ように、カッター6aによりフレコンバッグ30の周壁
をカットするに際しては、前記モーター16の駆動によ
り旋回リング15、ひいては旋回リング15上にベース
部材14を介して載置されているカッター装着ユニット
6が周方向に回転し始め、これと同時に、板カム12に
当接しているローラー11は、それまで乗っていた板カ
ム12の凸部から徐々に下降し、遂には平坦な局面状の
カム面を周方向に移動するものであって、前記ローラ1
1が板カム12の凸部から徐徐に下降するとき、カッタ
ー6aには、局方向の運動と共に前進方向の運動、すな
わち開袋機ケーシング1の中心に向かう方向の運動が付
与され、この前進方向の運動により、第2図(c)に示
すように、カッター6aの先端がフレコンバッグ30の
周壁を突き破ることになり、その後、カッター68の周
方向への移動により、フレコンバッグ30の周壁は、前
記カッター68の周方向への移動距離に応じた所定長が
切断される。
そして、カッター68によってフレコンバッグ30の所
定長が切断されたとき、前記ローラ11は、再び板カム
12の凸部に乗り上げ、したがってこのとき、カッター
6aには周方向の運動と共に後退方向の運動、すなわち
開袋機ケーシング1の中心と反対方向の運動が付与され
るものであって、カッター6aの前進、後退時、当該カ
ッター68はフレコンバッグ30の周壁に接触するもの
ではないから、フレコンバッグ30の周壁には部分的に
接ぎ代が残されることになり、その結果、フレコンバッ
グ30の切断片が排出粉体中に混入するのを防止するこ
とができる。
17はフレコンバッグ30から本体ケーシング1a内に
排出された粉体の有無を検出するレベルスイッチ、18
はフレコンバッグ30から本体ケーシング1a内に落下
した粉体を系外に移送するスクリューフィーダー、19
は一端が本体ケーシングla内に臨み、他端が集塵ボッ
クス20に接続されている集塵ダクト、22は前記集塵
ボックス20とスクリューフィーダー18間を接続する
管路21の途中に設けたロータリーバルブ、23は集塵
ボックス20に隣接したバックフィルター24はパック
フィルター23に取り付けたターボブロワ−を示してい
る。
また、LSIはカッター68の引込み状態を検出するリ
ミットスイッチ、LS2はテーブル4上の中央部に設け
られているセンシングバー5部分でのフレコンバッグ3
0の有無を検出するリミットスイッチで、このリミット
スイッチLS2は、センシングバー5上にフレコンバッ
グ30が載置されることにより作動する。
すなわち、センシングバー5上にフレコンバッグ30が
載置された場合、当該センシングバー5は、その下方に
設けられている圧縮バネ25に抗して若干下降するよう
構成されており、このときリミットスイッチLS2が作
動してセンシングバー5上におけるフレコンバッグ30
の存在を検出する。
LS3はバタフライテーブル部材4aおよび4bの閉状
態を検出するリミットスイッチ、LS4はフレコンバッ
グセンシングバー7に連結されたリンク機構8に連動し
て前記バタフライテーブル部材4aおよび4bの開状態
を検出するリミットスイッチである。
第1図中、26は開袋機のトップカバーを示し、このト
ップカバー26は、開袋機の不使用時、開袋機ケーシン
グ1の上部に設けられているフレコンバッグインナーガ
イド2の開口部を被覆する。
また、27はエアーシリンダー7に対する圧縮空気供給
源、28は前記圧縮空気供給源27とエアーシリンダー
7間を接続する管路29の途中に設けた圧縮空気供給バ
ルブを示している。
次に、前記構成よりなるフレコンバッグ開袋機の運転に
ついて説明すると、まず、系外輸送機の能力に合わせて
スクリューフィーダー18の能力を設定する。
続いて、エアーシリンダー7の圧縮空気供給バルブ28
を全開にして、所定圧力に達しているかを確認する。
そして、トップカバー26を外し、開袋機に対するフレ
コンバッグ30の投入を可能な状態とする。
また、スクリューフィーダー18.集塵系のターボブロ
ワ−24を順次起動する。
なお、フレコンバッグ30の投入を可能とする表示ラン
プ(図示せず)は、以下の各条件を全て満足したときに
点灯する。
すなわち、 (1)前記したスクリューフィーダー18.集塵系ロー
タリーバルブ22.ターボブロワ−24全てのオン状態
検出。
(2)カッター6aの引込み状態検出。すなわち、リミ
ットスイッチLSIのオン状態検出。
(3)テーブル4部分におけるフレコンバッグ30の無
検出。すなわち、リミットスイッチLS2のオフ状態検
出。
(4)バタフライテーブル4aおよび4bの閉状態検出
。すなわち、リミットスイッチLS3のオン状態検出、
ならびにリミットスイッチLS4のオフ状態検出。
(5)開袋機ケーシング1内における粉体の無検出。す
なわち、レベルスイッチ17のオフ状態検出。
一方、フレコンバッグ30の投入を不可能とする表示ラ
ンプ(図示せず)は、前記(1)〜(5)と逆の条件を
1つでも満たすと点灯する。
すなわち、 (1)前記したスクリューフィーダー18.集塵系ロー
タリーバルブ22.ターボブロワ−24のいずれかのオ
フ状態検出。
(2)カッター6aの引込み状態無検出。すなわち、リ
ミットスイッチLSIのオフ状態検出。
(3)テーブル4部分におけるフレコンバッグ30の検
出。すなわち、リミットスイッチLS2のオン状態検出
(4)バタフライテーブル4aおよび4bの開状態検出
、すなわち、リミットスイッチLS3のオフ状態検出、
ならびにリミットスイッチLS4のオン状態検出。
(5)開袋機ケーシング1内における粉体の検出。
すなわち、レベルスイッチ17のオン状態検出。
そして、フレコンバッグ30の投入を可能とする表示ラ
ンプが点灯していることを確認したならば、作業者は、
開袋すべきフレコンバッグ30をクレーンやホイストな
どの適宜手段により吊り上げるものであって、その後、
前記フレコンバッグ30は、インナーガイド2を介して
キャンバスシヤツター3を通過する。
なお、フレコンバッグ3oの径が極端に小さい場合を考
慮して、あらかじめ/JX径用のインナーガイドケース
を用意し、これを前記インナーガイド2の内側にセット
するようにしてもよい。
そして、前記のごとく、フレコンバッグ3oを通過せし
めたキャンバスシヤツター3は、フレコンバッグ30の
側面に密着した状態で拡張し、方、キャンバスシヤツタ
ー3を通過したフレコンバッグ30は、テーブル4上の
中央部に設けられているバッグセンシングバー5の上部
に載置されるものであって、センシングバー5の上部に
フレコンバッグ30が載置されたことは、前記センシン
グバー5の下方に設けられている圧縮バネ25に抗して
当該センシングバー5が若干下降し、リミットスイッチ
LS2が作動することによって検出される。
また、このとき、開袋ケーシング1内は、ターボブロワ
−24によって負圧に維持されている。
ところで、フレコンバッグ30をバッグセンシングバー
5上にセツティングした後も、当該フレコンバッグ30
の上部を吊っている吊り具を外すことなく、そのままに
しておくと、開袋後空袋となったフレコンバッグ30の
回収に便利である。
また、図示実施例に示すごとく、バッグセンシングバー
5の側面形状を、上方に鋭角部を有するデルタ形とすれ
ば、当該センシングバー5上に載置されたフレコンバッ
グ30の喰込みを良好にして、その載置状態を安定的な
らしめることができる。
しかして、前記のごとく、リミットスイッチLS2がフ
レコンバッグ30を検出すると1次には、カッター68
によりフレコンバッグ30の周壁を切断する。
すなわち、第2図(b)に示すように、テーブル4上に
フレコンバッグ30が載置され、第2図(C)に示すよ
うに、カッター68によりフレコンバッグ30の周壁を
カットするに際しては、前記モーター16の駆動により
旋回リング15.ひいては旋回リング15上にベース部
材14を介して載置されているカッター装着ユニット6
が周方向に回転し始め、これと同時に、板カム12に当
接しているローラー11は、それまで乗っていた板カム
12の凸部から徐々に下降し、遂には平坦な局面状のカ
ム面を周方向に移動するものであって、前記ローラ11
が板カム12の凸部から徐々に下降するとき、カッター
6aには、周方向の運動と共に前進方向の運動、すなわ
ち開袋機ケーシング1の中心に向かう方向の運動が付与
され、この前進方向の運動により、第2図(c)に示す
ように、カッター6aの先端がフレコンバッグ30の周
壁を突き破ることになり、その後、カッター6aの周方
向への移動により、プレコンバッグ30の周壁は、前記
カッター6aの周方向への移動距離に応じた所定長が切
断される。
そして、カッター6aによってフレコンバッグ30の所
定長が切断されたとき、前記ローラ11は、再び板カム
12の凸部に乗り上げ、したがってこのとき、カッター
6aには周方向の運動と共に後退方向の運動、すなわち
開袋機ケーシング1の中心と反対方向の運動が付与され
るものであって、カッター68の前進、後退時、当該カ
ッター6aはフレコンバッグ30の周壁に接触するもの
ではないから、フレコンバッグ30の周壁には部分的に
接ぎ代が残されることになり、その結果。
フレコンバッグ30の切断片が排出粉体中に混入するの
を防止することができる。
なお、既述のごとく、フレコンバッグセンシングバー5
の側面形状を、上方に鋭角部を有するデルタ形とすれば
、当該センシングバー5上に載置されたフレコンバッグ
30の喰込みを良好にして、その載置状態を安定的なら
しめることができることに加えて、開袋動作時、カッタ
ー68による回転力をフレコンバッグ30が受けても、
前記噴込作用により、フレコンバッグ3oがみだりに移
動するものではなく、カッター68による切断作業を安
定的におこなうことができる。
また、図示実施例に示すごとく、カッター68を複数個
(図示実施例の場合、左右一対の2個)設けた場合は、
前記複数個のカッター68をいずれも両刃式とし、かつ
前記複数個のカッター6aの動きを反復運動式(図示実
施例に示すように左右一対のカッター6aを2個備えた
場合は、約180度の反復運動式)とすれば、その往動
作で1つのフレコンバッグ30を開袋し、続く復動作で
次に投入されるフレコンバッグ30を開袋することがで
き、カッター68が1個の場合に較べて開袋時間の短縮
化をはかることができ、作業性にすぐれている。
さらに、長さの異なるカッター68をあらかじめ数種類
揃えておき、適宜長さのカッター68を選択的に使用す
れば、たとえ1台の開袋機で複数サイズのフレコンバッ
グ30を取り扱う場合であっても、これに十分対応する
ことができる。
さらに、フレコンバッグ30の材質が相異することによ
ってバッグ切断時の接ぎ代長を変更する必要が生じた場
合は、これまた複数種類の接ぎ代長に対応した板カム1
2をあらかじめ用意しておけばよい。
そして、カッター68によるフレコンバッグ30の切断
が完了し、このカッター6aの引込みをリミットスイッ
チLSIが検出すると、リンク機構8の動作により、2
枚のバタフライテーブル部材4aおよび4bは、第1図
の鎖線および第2図(d)の実線に示すごとく、中心軸
9を境にして下方に傾動する。
また、これと同時にフレコンバッグ3oの切断部分がゆ
るやかに開き、前記フレコンバッグ30内に充てんされ
ている粉体の排出が開始される。
そして、前記粉体の排出が進行すると、フレコンバッグ
30は充てん物を失い、縮み始めるが、これに追従して
キャンバスシヤツター3の内径も小さくなり、またこの
とき、開袋機ケーシング1内は、ターボブロワ−24に
よって負圧に維持されているため、開袋機外への発塵を
効果的に防止することができる。
なお、図示実施例に示すごとく、テーブル4を、下方に
傾動する2枚にバタフライテーブル部材4aおよび4b
によって構成すると、前記バタフライテーブル部材4a
および4bのシュート作用によって粉体の自由落下現象
を阻止し1機内発塵を少なくすることができる。
また、前記バタフライテーブル部材4aおよび4bの傾
動角度を調節することにより、フレコンバッグ30から
排出される粉体の単位時間当りの量を調整することがで
き、その傾動格度が大きければ大きい程(すなわち、バ
タフライテーブル部材4aおよび4bの傾動角度が水平
状態に近ければ近い程)、単位時間当リフレコンバッグ
30から排出される粉体の量を少なくすることができ、
これまた機内発塵を抑える上で効果的である。
さらに、図示実施例に示すごとく、フレコンバッグセン
シングバー5の側面形状を、上方に鋭角部を有するデル
タ形とすれば、当該センシングバー5上に載置されたフ
レコンバッグ30の咳込みを良好にして、その載置状態
を安定的ならしめることができるとともに、開袋動作時
、カッター6aによる回転力をフレコンバッグ30が受
けても、前記噴込作用により、フレコンバッグ30がみ
だりに移動するものではなく、カッター6aによる切断
作業を安定的におこなうことができることに加えて、フ
レコンバッグ30からの粉体排出完了間際に際し、当該
バッグ30内における粉体残量をできるだけ少なくする
ことができる。
そして、フレコンバッグ30から排出された粉体は、バ
タフライテーブル部材4aおよび4bの下方に設置され
たスクリューフィーダー18によってすみやかに系外に
移送されるものであり、なおこのとき、開袋機ケーシン
グ1内における浮遊粉塵は、ターボブロワ−24の吸り
1作用により、集塵ダクト19を経て集塵ボックス20
に捕集され、管路21の途中に設けられているロータリ
ーバルブ22を経てスクリューフィーダー18側に回収
されるものであって、レベルスイッチ17が動作すると
、エアーシリンダー7が動作してバタフライテーブル部
材4aおよび4bを閉じ、この状態をリミットスイッチ
LS3が検出して1次のフレコンバッグ30の投入に備
える。
〔発明の効果〕
本発明は以上のごときであり、図示実施例の説明からも
明らかなように1本発明によれば、フレコンバッグの開
袋作業は全て、開袋機ケーシングとその上部開口部に取
り付けられたキャンバスシヤツター、すなわちフレコン
バッグの下降動作にともなう当該フレコンバッグの側面
に密着した状態で拡張する伸縮自在なキャンバスシヤツ
ター間の密閉空間内でおこなわれる。
したがって、本発明によれば、可どう性を有するが故に
開袋後かさ張らず、粉体を取り出した後の処分が非常に
楽なフレコンバッグの開袋作業、すなわちフレコンバッ
グからセメントなどの粉体を取り出す開袋作業に際し、
この種作業にたとえ長期間たずされっていても、塵肺疾
患を生じるおそれがなく、しかも周囲環境を汚染して粉
塵公害を発生するという問題をも同時に解決してクリー
ンな作業環境を確保することのできるフレコンバッグ開
袋機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るフレキシブルコンテナバッグ開袋機
の一実施例を示し、第1図はその全体構成説明図、第2
図(a)〜(e)は第1図に示す開袋機の動作説明図で
ある。 1・・・開袋機ケーシング、3・・・キャンバスシヤツ
ター、4・・・テーブル、6・・・カッター装着ユニッ
ト、6a・・・カッター、18・・・スクリューフィー
ダー30・・・フレキシブルコンテナバッグ。 第2図 30・フレキノプルコ/テナバノグ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上部開口部を除いて密閉構造とした開袋機ケーシン
    グと、 前記開袋機ケーシングの上部開口部に取り付けられ、か
    つその上部にセットされているフレキシブルコンテナバ
    ッグの下降動作にともない当該コンテナバッグの側面に
    密着した状態で拡張する伸縮自在なキャンバスシヤツタ
    ーと、前記開袋機ケーシング内を負圧にするブロワーと
    、 前記開袋機ケーシング内に位置して、キャンバスシャッ
    ター方向から降下してくるフレキシブルコンテナバッグ
    を載置するテーブルと、前記テーブル上に仮置きされた
    フレキシブルコンテナバッグを、その周壁に接ぎ代を残
    してカットするカッターと、 前記カッターの切断作用によりフレキシブルコンテナバ
    ッグから落下する粉体を系外に移送するフィーダーとを
    具備してなることを特徴とするフレキシブルコンテナバ
    ッグ開袋機。
JP15667490A 1990-06-15 1990-06-15 フレキシブルコンテナバッグ開袋機 Expired - Lifetime JPH0714724B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15667490A JPH0714724B2 (ja) 1990-06-15 1990-06-15 フレキシブルコンテナバッグ開袋機

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JP15667490A JPH0714724B2 (ja) 1990-06-15 1990-06-15 フレキシブルコンテナバッグ開袋機

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Publication Number Publication Date
JPH0457728A true JPH0457728A (ja) 1992-02-25
JPH0714724B2 JPH0714724B2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=15632835

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JP15667490A Expired - Lifetime JPH0714724B2 (ja) 1990-06-15 1990-06-15 フレキシブルコンテナバッグ開袋機

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5433577A (en) * 1994-05-11 1995-07-18 Magnificent Machinery, Inc. Refuse bag opener
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JP2007190782A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Iwami Kaihatsu Kk セメントホッパー
JP2017105473A (ja) * 2015-11-12 2017-06-15 日本国土開発株式会社 コンテナバッグの解袋装置
JP6220094B1 (ja) * 2017-04-20 2017-10-25 近江機工株式会社 収納袋体解袋装置及び収納袋体解袋方法

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