JP6220094B1 - 収納袋体解袋装置及び収納袋体解袋方法 - Google Patents

収納袋体解袋装置及び収納袋体解袋方法 Download PDF

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Abstract

【課題】収納袋体を容易に切り裂き、収納された内容物の排出を確実に行うことができる解袋装置を提供すること。【解決手段】内容物を収納する収納袋体であるフレコン袋15を切断により解袋する収納袋体解袋装置11であって、搬入されたフレコン袋15を係止させて回転する回転盤17と、回転盤17を回転させる回転駆動部27と、フレコン袋15の胴部を切り裂く切断部31と、を有し、切断部31により切り裂かれるフレコン袋15を係止する回転盤17を、回転駆動部27により回転させてフレコン袋15を切断により解袋する構成である。【選択図】図3

Description

本発明は、内容物を収納する収納袋体を切断により解袋する収納袋体解袋装置及び収納袋体解袋方法に関する。
粉状物・粒状物等の他、廃材、廃棄物、汚泥、更には放射線等により汚染された土壌等の収納に広く利用されるフレキシブルコンテナバッグ(以下、「フレコン袋」と称する。)等の収納袋体は、広く保管・運搬用として利用されている。上記したフレコン袋に収納される収納された内容物の取り出しを効率的に行うために、クレーン等で吊り下げたフレコン袋の底部をカッター装置の刃部で切断する破袋装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−55876号公報
上記特許文献1に開示された破袋装置は、吊り下げられたフレコン袋に対して、上向きの刃部を備えたカッターを上昇させてフレコン袋の底部を切り裂き、次いでカッターの下降により収納された内容物の排出を行う機構である。
しかしながら、長期間収納された汚泥等の収納された内容物は、フレコン袋の底部に堅固に堆積するため、上昇するカッターによるフレコン袋底部への切り裂きが容易に行われず、収納された内容物の取り出しが困難になる場合がある。
本発明は、フレコン袋等の収納袋体を容易に切り裂き、収納された内容物の排出を確実に行うことができる解袋装置及び解袋方法の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る収納袋体解袋装置は、内容物を収納する収納袋体を切断により解袋する収納袋体解袋装置であって、搬入された前記収納袋体を係止させて回転する回転盤と、前記回転盤を回転させる回転駆動部と、前記収納袋体の胴部を切り裂く切断部と、前記回転盤を下方に向けて所定位置まで傾動させる傾動機構部と、を有し、前記回転駆動部は、前記切断部により切り裂かれる前記収納袋体を係止する前記回転盤を回転させて前記収納袋体を切断により解袋し、前記傾動機構部は、前記回転駆動部による前記回転盤の所定角度の回転後に、前記切断部により切断された前記収納袋体を吊り下げた状態で前記回転盤を前記所定位置まで傾動させる構成である。
このような構成によれば、回転盤に係止されて回転する収納袋体の胴部を切断部により切り裂き切断するので、底部を切断する場合と比べて、収納袋体から内容物を取り出す解袋を容易かつ確実に行うことができる。また、切断部が収納袋体の周囲を回転するのでなく、収納袋体を係止した回転盤が回転することで収納袋体の周囲を切断するので、装置構成の複雑化を抑えることができる。そして、回転盤を所定位置まで傾動させることで、切断により解袋された収納袋体から内容物を容易に取り出すことができる。
本発明に係る収納袋体解袋装置において、前記回転駆動部は、前記切断部による前記収納袋体の胴部の全周囲の切断となる手前の所定回転角度で前記回転盤の回転を停止させる構成とすることができる。
このような構成によれば、回転盤の回転角度は収納袋体の全周囲を切断することなく、内容物の取り出しが十分可能な範囲とすることが好ましい。切断により収納袋体が分離すると、取出した内容物に収納袋体の一部が含まれることになるので、全周囲の切断となる手前で切断を停止させ、内容物処理の分別を図るものである。
本発明に係る収納袋体解袋装置において、前記切断部は前記収納袋体を切り裂く切裂刃を備え、前記切裂刃を、前記収納袋体を切り裂く切裂き位置と、該切裂き位置から離れた退避位置との間を移動させる切裂刃移動機構部を有する構成とすることができる。
このような構成によれば、収納袋体を切り裂くときに、切断部を回転させる複雑な機構を設けることなく、切断部の切裂刃を退避位置から切裂き位置へ移動させ、そして回転盤を回転させることで切断を容易かつ確実に行うことができる。
本発明に係る収納袋体解袋装置において、前記切断部は、複数個の切裂刃を備え、前記複数個の切裂刃を回転駆動させて前記収納袋体の胴部下端を切り裂き切断する構成とすることができる。
このような構成によれば、複数個の切裂刃を回転駆動させるので、収納袋体を容易に切断により解袋することができる。このような切断部としては、例えばチェーンソー、鎌刃、鋸刃、回転刃等を備えた切断機器等が相当する。
本発明に係る収納袋体解袋装置において、前記傾動機構部は、前記切裂刃移動機構部により前記切裂刃を退避位置に移動させた後に、前記回転盤の傾動を開始させる構成とすることができる。
このような構成によれば、切り裂きによる切断が終了した後に、切裂刃を退避位置に移動させて回転盤を傾動させるので、収納袋体の内容物を効率良く取り出すことができる。
本発明に係る収納袋体解袋装置において、前記傾動機構部は、前記所定位置まで傾動させた前記回転盤から破袋された収納袋体の搬出後、更に前記回転駆動部による前記回転盤の回転開始後に、前記回転盤を傾動前の位置に復帰させる構成とすることができる。
このような構成によれば、回転盤を回転させた状態で傾動前の位置に復帰させることで、回転盤に付着した内容物を取り払うことができる。
本発明に係る収納袋体解袋装置において、前記回転盤は、前記収納袋体の底部に係止する複数個の係止具が設けられている構成とすることができる。
このような構成によれば、回転盤に複数の係止具が設けられているので、切断部による切断時においても収納袋体は回転盤と共に回転することができ、収納袋体の切り裂きによる切断を確実に行うことができる。
本発明に係る収納袋体解袋装置において、前記収納袋体は、フレキシブルコンテナバッグである構成とすることができる。
このような構成によれば、汚染土壌等を収納したフレキシブルコンテナバッグを切断により解袋して、中間保管施設に移設、保管する際に伴う収納された内容物の減容化、分別化、詰替え等を容易に行うことができる。
上記課題を解決するために、本発明に係る収納袋体解袋方法は、内容物を収納する収納袋体を切断により解袋する収納袋体解袋方法であって、搬入された前記収納袋体を回転盤に係止する第1のステップと、前記回転盤に係止された前記収納袋体の胴部を切断部により切り裂く第2のステップと、前記回転盤を回転させて前記収納袋体を切断により解袋する第3のステップと、切断された前記収納袋体を吊り下げた状態で前記回転盤を所定位置まで傾動させる第4のステップと、を有する構成である。
本発明に係る収納袋体解袋方法は、前記第3のステップにおいて、前記切断部による前記収納袋体の胴部の全周囲の切断となる手前の所定回転角度で前記回転盤の回転を停止させる構成とすることができる。
本発明に係る収納袋体解袋装置及び収納袋体解袋方法によれば、回転盤に係止されて回転する収納袋体の胴部を切断部により切り裂き切断するので、収納袋体の解袋を容易かつ確実に行うことができる。さらに、収納袋体を回転させて切断するので、装置を複雑化することなく構成できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る収納袋体解袋装置の正面図である。 図2は、図1に示す収納袋体解袋装置の平面図である。 図3は、図2のX1−X1断面図である。 図4は、図3の一部拡大図である。 図5は、図4のX2−X2矢視図である。 図6は、回転盤と切断部の平面配置図である。 図7Aは、切断部の平面図である。 図7Bは、切断部の正面図である。 図8は、図1に示す収納袋体解袋装置の配管配線系統図である。 図9は、図1に示す収納袋体解袋装置の動作手順を示すフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1乃至図3に示すように、本発明の実施形態に係る収納袋体解袋装置11は、クレーン又はバックホー(不図示)のフック12(鎖線で示す)により吊り紐13(鎖線で示す)を介して吊り下げられた収納袋体のフレコン袋15(鎖線で示す)を搬入する搬入口部であるホッパー部16と、搬入されたフレコン袋15を係止して回転する回転盤17を含む切断部31等の解袋機器を備えた装置本体部18と、解袋されたフレコン袋12から取り出される内容物を集積し、外部へ排出するための排出部21と、を有する。収納袋体解袋装置11は、上段にホッパー部16、中段に装置本体部18、下段に排出部21として構成されている。
ホッパー部16は、上下両端が開口で上端開口に向けて拡径する逆テーパ型の筒状体と該筒状体の下端に接続する円筒型の筒状体とから構成されており、上端開口がフレコン袋12の収納袋体解袋装置11への搬入(導入)口となっている。装置本体部18は、全体が円筒型の筒状体で、上端中央にホッパー部16の一部が挿入される開口が形成され、下端には排出部21に向けて開口が形成されている。装置本体部18は、ホッパー部16とボルト、ナットを含む接続具により接続され、排出部21の上端に載置して接続具により排出部21と接続固定されている。排出部21は、上部に開口を有する上枠と下部に設けた下枠と、上枠と下枠とを接続する複数の支柱が周囲に配置された形状から成り、支柱間隔の広い部分が排出口21aとなっている。排出部21には、ベルトコンベア等の搬送装置(不図示)又は集積容器等(不図示)を設けることで、解袋されたフレコン袋15の内容物の取り出しを容易にすることができる。
装置本体部18の外周面には、収納袋体解袋装置11によるフレコン袋15の解袋を操作する操作部23と、装置本体部18の内部における解袋状況を視認するための覗き窓部25(25a〜25c)が径方向所定間隔で3箇所に設けられている。操作部23は、各種操作を選択する複数の操作釦等(不図示)と、各機器の状態を示す複数の表示灯・スピーカ等(不図示)を有する。なお、操作部23によらず無線通信による遠隔操作で離れた位置から端末等により操作することも可能である。操作部23の表示灯は、正常運転が可能な待機状態であるときは緑色、正常な運転中は黄色、装置に不備や異常があるとき又は非常停止のときは赤色で表示される。赤色表示のときは、警報音を伴うようにすることができる。覗き窓部25は、透明ガラスとその周囲に設けられた金属製枠部とで構成され、装置本体部18の外周面に嵌め込まれている。
装置本体部18の内部には、フレコン袋15を係止して回転させる回転盤17と、回転盤17を回転させる回転駆動部27と、回転盤17を斜め下方に傾動させる傾動機構部28と、回転盤17に係止されたフレコン袋15を切り裂いて切断する切断部31(31a、31a、31c)とが設けられている。
回転盤17は、中心に回転軸30が設けられた円盤形状の薄板部材であり、回転軸30の下には回転軸30を通じて回転盤17を回転させる回転駆動部27が設けられている。回転盤17の上面には、放射状に周方向約60度間隔で6個の係止具33(33a〜33f)と、更に径方向外側となる、回転盤17の外周端に放射状に周方向約30度間隔で12個の側端具35(35a〜35l)とが設けられている。係止具33は、回転盤17の上面に固着された直方体の台座36と台座36の上に固着された先鋭部37とで構成されている。先鋭部37は円錐状の部材で先端が錐状となっている。搬入されたフレコン袋15は、回転盤17の上面に載置されると、底部に先鋭部37が突き刺さり、回転盤17に係止される。係止されたフレコン袋15の底部周囲は、板片部材である側端具35と当接することで、後述する回転盤17の回転動作による位置ズレが防止される。回転駆動部27は、回転盤17の中心に挿着された回転軸30と、回転軸30に直結する油圧モータ37等で構成されている。油圧モータ37は、後述するようにセンサーによる回転角度の検出によって、回転盤17を所定角度回転させることができる。
傾動機構部28は、上述したように、切断により解袋されたフレコン袋15から内容物を排出部21に落下させるべく、回転盤17を傾動軸39a、39bを中心に回転させ、下方の所定位置に傾動させる機構である。傾動機構部28は、回転盤17を支持する二本のアーム38a、38bと、二本のアーム38a、38を傾動させる2個の油圧シリンダ41a、41bを有する。傾動開始から所定位置(所定角度)まで傾動した後、当該所定位置に約5乃至10秒程度停止し、フレコン袋15からの内容物を十分に排出させる。停止時間はタイマーの設定により任意に選択することができる。
次に、図4乃至図7Bを参照して、回転盤17、回転駆動部27、傾動機構部28、及び切断部31について説明する。水平方向に平行に延びる、傾動機構部28の二本のアーム38a、38bの基端側には油圧シリンダ41a、41bがそれぞれ接続され、先端側には円盤状の基台42が設置されている。基台42の上には所定の間隙を設けて回転盤17が、基台42と同心円状となるように配置されている。基台42と回転盤17とは、その中心部に回転軸30及び油圧モータ37を含む回転駆動部27が設けられている。更に、基台42と回転盤17との間には放射状に径方向約60度間隔で6個の回転軸受43(43a〜43f)が設けられている。回転駆動部27より回転駆動する回転盤17は、回転軸受43を介して基台42上を回転することができる。また、回転盤17の下面端部には、放射状に径方向15度間隔で24個の回転検知用金属片45(45a〜45x)が設けられている。回転角度の検出センサー(不図示)が回転検知用金属片45の検出個数により回転盤17の回転角度を検出することができる。また、傾動機構部28の油圧シリンダ41a、41bのシリンダロッドの伸縮によりアーム38a、38bの傾動が傾動軸39a、39bを中心にして行われ、回転盤17が水平状態と下向きの傾動状態とを繰り返すことができる。
切断部31(31a〜31c)は、回転盤17の少し上、すなわち切裂刃49がフレコン袋15の胴部下端付近に位置する高さで、装置本体部18の内周面に径方向約120度の間隔で3個設置されている。切断部31は、鎖状の切裂刃(ソーチェーン)49(49a〜49c)を備えたチェーンソー47(47a〜47c:チェーンソー:chainsaw、以下適宜「CS」と略称する。)と、チェーンソー47を回動可能に支持する回動軸48(48a〜48c)と、シリンダロッド50(50a〜50b)の伸縮によりチェーンソー47を退避位置(図6で実線で示す)と切裂き位置(図6で鎖線で示す)とに回動させる切裂刃移動機構部である油圧シリンダ51(51a〜51c)と、で構成される。CS47は、例えばフレコン袋15の切断時に、切断が不可能な内容物に接触すると、退避方向に向けて回動するように設置されている。切裂刃49の損傷を防止するためである。
次に、図8を参照して、収納袋体解袋装置11の配管・配線系統について説明する(図1〜図7を適宜参照)。収納袋体解袋装置11は、回転盤17及び切断部31の動力源となる加圧された作動油を供給する外部の油圧供給装置(油圧タンク及びポンプ)61と接続している。収納袋体解袋装置11は、回転盤17を回転駆動させる油圧モータ37と、油圧モータ37への作動油の供給を開閉制御する電磁弁63とを備えている。そして、操作部23の釦操作等に基づいて、制御部(制御盤)65の電磁弁63の開閉制御により、油圧モータ37が回転盤17の回転、停止、回転速度の調整を行う。制御部65は、操作部23からの操作指示、後述する回転角度検出部67等のセンサーからの検出値等に基づいて電磁弁63等の開閉制御を行うもので、例えば、CPU、RAM、制御プログラム等を記憶する各種メモリ等から形成されている。更に、収納袋体解袋装置11は、回転盤17を傾動動作させる油圧シリンダ41a、41bと、両シリンダへの作動油の供給を開閉制御する電磁弁66とを備えている。上記同様に、制御部65の電磁弁66の開閉制御により、油圧シリンダ41a、41bが回転盤17を所定傾動位置と元の所定位置(水平位置)との間の傾動動作を行う。また、収納袋体解袋装置11は、回転盤17の回転角度の検出を行う回転角度検出部67を備えている。回転角度検出部67は、回転角度の検出センサー(不図示)により、上述した回転検知用金属片45(45a〜45x)の検出個数により回転盤17の回転角度を検出する構成となっている。なお、傾動角度を検出する傾動角度検出センサー(不図示)も備えている。
更に、収納袋体解袋装置11は、切断部31(31a〜31c)のCS47(47a〜47c)の作動位置を切裂き位置(図6の鎖線で示す位置)と待機位置(図6の実線で示す位置)とに回動させる油圧シリンダ51a〜51cと、油圧シリンダ51a〜51cへの作動油の供給を開閉制御する電磁弁68、69とを備えている。操作部23における操作に基づいて、制御部65の電磁弁68、69の開閉制御により、油圧シリンダ51a〜51cの伸縮動作を制御する。具体的には、電磁弁68が油圧シリンダ51a(切断部31a)を、電磁弁69が油圧シリンダ51b、51c(切断部31b、31c)をそれぞれ制御している。更に、収納袋体解袋装置11は、切断部31(31a〜31c)のCS47(47a〜47c)の切裂刃(ソーチェーン)49(49a〜49c)を駆動させる油圧モータ53a〜53cと、油圧モータ53a〜53cへの作動油の供給を開閉制御する電磁弁71とを備えている。操作部23における操作に基づいて、制御部65の電磁弁71の開閉制御により、油圧モータ53a〜53cの回転動作を制御する。本実施形態における配管・配線系統は一例にすぎず、例えば、油圧シリンダ毎に、油圧モータ毎に電磁弁を設けて個々に作動油の供給を制御することもできる。さらに、油圧を動力源としているが、これに限定するものではない。電動機により回転駆動、伸縮制御してもよい。
次に、本実施形態に係る収納袋体解袋装置11の動作について、図9を参照して説明する。収納袋体解袋装置11の主電源をON状態にすると、制御部65は、各センサー(不図示)等による検出に異常がないときは、操作部の緑色の表示灯(不図示)を点灯する(異常時は赤色の表示灯、装置が作動中は黄色の表示灯が点灯する)。緑色の表示灯の点灯を確認した後に、操作者は、内容物を収納したフレコン袋15(図面等で適宜「FC袋」と略称する。)の吊り紐13をクレーン又はバックホー等のフック12で吊り下げ、収納袋体解袋装置11のホッパー部16の上端開口から内部に搬入し、回転盤17の上に着座させる(S11:図1〜図3参照)。回転盤17への着座により、フレコン袋15の底部に係止具33(33a〜33f)の先鋭部37が突き刺さり、フレコン袋15は回転盤17上に係止する。また、フレコン袋15の底部周囲は、回転盤17の周縁部に設けた側端具35(35a〜35l)により回転盤17上での振れが防止される。
フレコン袋15の着座を確認すると、フレコン袋15を吊り下げた状態を維持したままで、操作者は、操作部23の運転開始釦を押して運転を開始させると、切断部31(31a〜31c)の切裂刃(ソーチェーン)49(49a〜49c)が退避位置(図6の実線で示す位置)で作動を開始する(S12)。具体的には、操作部23の操作により制御部65が、電磁弁71を開き油圧モータ53a〜53cを駆動させて、CS47a〜47cの切裂刃49a〜49cを作動させる。
次に、制御部65は、電磁弁68、69を開き油圧シリンダ51a〜51cを伸長させ、回動軸48a〜48cを中心にしてCS47a〜47cを切裂き位置(図6の鎖線で示す位置)に回動させる(S13)。このとき、フレコン袋15の胴部下端にCS47a〜47cの切裂刃49a〜49cが切裂き、挿入する。そして、制御部65は、電磁弁63を開き油圧モータ37を駆動させて回転盤17を回転させる(S14)。制御部65は、CS47a〜47cの位置をセンサー(不図示)で検出する。回転盤17の回転により、フレコン袋15の胴部下端は、切裂刃49a〜49cにより周方向に向けて切断が開始される。上述したように、3個の切断部31a〜31cは、120度の間隔で放射状に配置されており、フレコン袋15の切断開始位置も120度の間隔で放射状に位置している。
制御部65は、回転角度検出部67により回転盤17の回転角度が30度となったことを検出した時に、CS47(47a〜47c)のうちの1台、例えばCS47aを退避位置に移動させる(S15)。具体的には、制御部65は、電磁弁68の制御により油圧シリンダ51aを作動させてCS47aを切裂き位置から退避位置へ後退させることによる。その後、制御部65は、回転角度検出部67が回転盤17の回転角度が回転開始から120度となったことを検出した時に、電磁弁63の制御により油圧モータを停止させ、回転盤17の回転を停止させる(S16)。回転盤17の回転を停止した後、制御部65は、切裂き位置にあるCS47bとCS47cとを、電磁弁69の制御により油圧シリンダ51b、51cを作動させて退避位置へ後退させ、更に電磁弁71の制御により油圧モータ53a〜53cを停止させ、CS47a〜47cの作動を停止させる(S17)。なお、制御部65は、CS47a〜47cの位置をセンサー(不図示)で検出することができる。上記CS47a〜47cによるフレコン袋15の胴部下端の切断に際して、CS47aが回転開始から30度回転の時に、切裂き位置から退避位置へ後退したので、フレコン袋15の胴部下端は周方向に270度切断(30+120×2=270(度))されたことになり、胴部下端の周方向90度分は切残しが生じることになる。
制御部65は、CS47a〜47cの作動停止の例えば約2秒後に、電磁弁66の制御により油圧シリンダ41a、41bを作動させ、傾動軸39a、39bを中心にしてアーム38a、38bを下方に回転させて回転盤17を所定角度傾動させる(S18)。この回転盤17の傾動により、クレーン又はバックホー等により吊り下げ状態にあるフレコン袋15は、胴部下端の切断部分が開放され、内容物が排出部21に向けて排出される。フレコン袋15からの内容物の排出を十分に行うために、回転盤17を所定角度傾動状態に維持する時間をタイマーで設定しておく。例えば、排出のために概ね5〜10秒程度、回転盤17を所定角度傾動状態に維持させる。排出が完了した後、クレーン又はバックホー等によりフレコン袋15を吊り上げて、ホッパー部16の上端開口から搬出する(S19)。このとき、フレコン袋15の胴部下端の切断は、周方向約270度であることから90度分の切り残しがあり、フレコン袋15は一体化されているので、排出された内容物にフレコン袋15の切断片が混じることがなく、内容物とフレコン袋15とは分別することができる。
操作部23の解袋終了釦の操作に基づいて、制御部65は、電磁弁63の制御により油圧モータ37を作動させ、回転盤17を回転させる共に、電磁弁66の制御により油圧シリンダ41a、41bを作動させて回転盤17を傾動位置から元の位置(当初の水平位置)に復帰させる(S20)。回転盤17の回転により残留又は付着した内容物を落下させ、除去することができる。回転盤17が元の位置に復帰した後、回転を停止させる。このとき、運転中に点灯していた黄色の表示灯が消え、再運転可能な緑色の表示灯が点灯する。操作者は、フレコン袋15の解袋の続行をするときは(S21のYES)、フレコン袋15をホッパー部16から搬入することができ、解袋を終了するときは(S21のNO)終了となる。
上記したように、本実施形態では、フレコン袋の底部ではなく、比較的切断が容易な胴部下端を切断するので、底部堆積した内容物も排出が容易となる。さらに、胴部下端の全周囲を切断せずに、一部を切り残すので、排出した内容物にフレコン袋の切断片が混入することを防止できる。また、フレコン袋をクレーン又はバックホー等で吊り下げた状態のまま解袋することができるので、内容物を排出したフレコン袋15を容易に搬出することができる。また、本実施形態では、フレコン袋の解袋用の切断部として3台のチェーンソーを使用しているが、これに限定するものではない。例えば、1台のチェーンソーでも、2台でも良く、更に4台以上でも良い。いずれもフレコン袋の切断に際しては、切裂き位置で作動中のチェーンソーに対して、フレコン袋を係止する回転盤を回転させてフレコン袋の胴部を切断する点、胴部の全周囲を切断せずに一部を残す点は共通する。切断部をフレコン袋の周囲を移動させて切断するのではなく、回転盤の回転によりフレコン袋の胴部周囲を切断するので、機構が複雑とならない。また胴部の一部を切り残すので、フレコン袋の切断片が内容物に混入することを防止することができる点も共通する。本実施形態に係る収納袋体解袋装置は、クレーン又はバックホー等で吊り下げたフレコン袋を、屋外又は屋内のいずれにおいても、吊り下げた状態で切断により解袋し、内容物の排出後にフレコン袋を吊り上げて回収することができる装置である。また、切断部を構成するチェーンソーの代わりに、鎌状刃、鋸刃、円盤状の回転刃等の切断具、レーザーを用いた切断装置等であっても良い。油圧モータ、油圧シリンダの代わりに電動モータ等の電動機を使用しても良い。
本実施形態では、切断による解袋の対象をフレコン袋として説明したが、フレコン袋に限定されず、穀物等の原料袋等の収納袋体を含むものである。また、フレコン袋に収納されるものとして、例えば、原発事故の放射線により汚染された土壌、残材、植物等が該当する。フレコン袋に収納されたこれらの内容物を中間保管施設に移設・保管する際に伴う減容化、フレコン袋の老朽化による詰替えにおける内容物の取り出しにおける破袋のために、本実施形態に係る収納袋体破袋装置を使用することができる。また、フレコン袋等の収納袋体に収納されるのは、上記に限定されず、例えば、セメント、石灰、米、麦、大豆等の穀類、紛体、汚泥等も含まれ、内容物の取り出しとして解袋する場合に広く利用することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態及び各部の変形例を説明したが、この実施形態や各部の変形例は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述したこれら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明に含まれる。
本発明によれば、回転盤に係止されて回転する収納袋体の胴部を切断部により切り裂き切断するので、収納袋体の解袋を容易かつ確実に行うことができるという効果を奏し、内容物を収納する収納袋体を切断により解袋する収納袋体解袋装置及び収納袋体解袋方法として有用である。
11 収納袋体破袋装置
15 フレコン袋(フレキシブルコンテナバッグ)
16 ホッパー部
17 回転盤
18 装置本体部
21 排出部
23 操作部
27 回転機構部
28 傾動機構部
25a〜25c 覗き窓部
31a〜31c 切断部
33a〜33f 係止具
35a〜35l 側端具
37 油圧モータ
38a、38b アーム
41a、41b 油圧シリンダ
42 基台
47a〜47c チェーンソー
49a〜49c 切裂刃(ソーチェーン)
51a〜51c 油圧シリンダ
53a〜53c 油圧モータ

Claims (10)

  1. 内容物を収納する収納袋体を切断により解袋する収納袋体解袋装置であって、
    搬入された前記収納袋体を係止させて回転する回転盤と、
    前記回転盤を回転させる回転駆動部と、
    前記収納袋体の胴部を切り裂く切断部と、
    前記回転盤を下方に向けて所定位置まで傾動させる傾動機構部と、を有し、
    前記回転駆動部は、前記切断部により切り裂かれる前記収納袋体を係止する前記回転盤を回転させて前記収納袋体を切断により解袋し、
    前記傾動機構部は、前記回転駆動部による前記回転盤の所定角度の回転後に、前記切断部により切断された前記収納袋体を吊り下げた状態で前記回転盤を前記所定位置まで傾動させる収納袋体解袋装置。
  2. 前記回転駆動部は、前記切断部による前記収納袋体の胴部の全周囲の切断となる手前の所定回転角度で前記回転盤の回転を停止させる請求項1に記載の収納袋体解袋装置。
  3. 前記切断部は前記収納袋体を切り裂く切裂刃を備え、前記切裂刃を、前記収納袋体を切り裂く切裂き位置と、該切裂き位置から離れた退避位置との間を移動させる切裂刃移動機構部を有する請求項1又は2に記載の収納袋体解袋装置。
  4. 前記切断部は、複数個の切裂刃を備え、前記複数個の切裂刃を回転駆動させて前記収納袋体の胴部下端を切り裂き切断する請求項3に記載の収納袋体解袋装置。
  5. 前記傾動機構部は、前記切裂刃移動機構部により前記切裂刃を退避位置に移動させた後に、前記回転盤の傾動を開始させる請求項3又は4に記載の収納袋体解袋装置。
  6. 前記傾動機構部は、前記所定位置まで傾動させた前記回転盤から破袋された収納袋体の搬出後、更に前記回転駆動部による前記回転盤の回転開始後に、前記回転盤を傾動前の位置に復帰させる請求項1乃至5のいずれかに記載の収納袋体解袋装置。
  7. 前記回転盤は、前記収納袋体の底部に係止する複数個の係止具が設けられている請求項1乃至のいずれかに記載の収納袋体解袋装置。
  8. 前記収納袋体は、フレキシブルコンテナバッグである請求項1乃至のいずれかに記載の収納袋体解袋装置。
  9. 内容物を収納する収納袋体を切断により解袋する収納袋体解袋方法であって、
    搬入された前記収納袋体を回転盤に係止する第1のステップと、
    前記回転盤に係止された前記収納袋体の胴部を切断部により切り裂く第2のステップと、
    前記回転盤を回転させて前記収納袋体を切断により解袋する第3のステップと、
    切断された前記収納袋体を吊り下げた状態で前記回転盤を所定位置まで傾動させる第4のステップと、
    を有する収納袋体解袋方法。
  10. 前記第3のステップにおいて、前記切断部による前記収納袋体の胴部の全周囲の切断となる手前の所定回転角度で前記回転盤の回転を停止させる請求項に記載の収納袋体解袋方法。
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