JPH0441367A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JPH0441367A
JPH0441367A JP14588190A JP14588190A JPH0441367A JP H0441367 A JPH0441367 A JP H0441367A JP 14588190 A JP14588190 A JP 14588190A JP 14588190 A JP14588190 A JP 14588190A JP H0441367 A JPH0441367 A JP H0441367A
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sheets
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conveying
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Tomoaki Koyanagi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、シート搬送装置に係り、詳しくは両面及び多
重に画像形成をする画像形成装置における中間トレイか
らの再給紙機構に関する。
(ロ)従来の技術 従来、両面画像形成装置においては、一般に第1面画像
形成済のシートを収納する中間トレイを備え、第1面へ
の画像形成終了後中間トレイ内に積載されたシートをそ
こから1枚1枚分離して送り出し、再び画像形成部へ搬
送して第2面への画像形成を行ワていた。かかる両面画
像形成を行うにあたり重要な点は、シートの搬送を適正
に行い得るか否かというシート搬送の信頼性である。特
に第1面画像形成済のシートを中間トレイ内から1枚1
枚分離して送り出す再給紙動作における信頼性が問題で
ある。
第11図に、従来の両面・多重画像形成装置の一例を示
す0図においてlは画像形成装置本体、2は原稿を載置
する原稿台、3は原稿の像を担持する感光ドラム、4,
5,6.7は原稿の像を感光ドラム3上に結んで静電潜
像を形成するためのミラー 8は結像レンズである。
また、9は感光ドラム3に形成されたトナー像をシート
Pに転写させる転写電極である。
カセット10内に収容されたシートPは給紙ローラ11
により取り出され、レジストローラ12により感光ドラ
ム3の画像と同期した所定のタイミングで送り出され、
転写電極9により第1面にトナー像が形成された後定着
器13によりトナー像は定着される。第1面に画像か形
成されたシートPの同し面に再度画像を重ね合せて形成
する場合は切換ガイド14によってシートPを搬送路1
5に導き、中間トレイ16に収納させる。また第1面の
反対側の第2面に画像を形成する場合は切換ガイド14
によってシートPを搬送路17に導き、排出ローラ18
によりシートPを途中まで排出した後排出ローラ18を
逆転させ切換ガイド19によりシート後端を搬送路20
に導き、中間トレイ16に収納させる。
次に、再度、第1面又は第2面複写時には、この中間ト
レイ16内から第1面複写済のシートPが1枚づつ再給
紙されて、画像形成部へ搬送され、その第2面に複写が
行われる。ここで、第1面に複写が行われた後中間トレ
イ16内に積載されたシートPは、その複写されたトナ
ー像の定着のために定着器13を通過することにより、
その被複写面(第1面)にシリコンオイルが付着してい
たり、定着に際し加えられた熱や圧力により端部笠に反
り(カール)が発生していたりする場合かある。このた
めに、中間トレイ内からの再給紙に際して、重送やジャ
ムの発生するおそれかある。
第12図はかかる信頼性を高めるように構成された両面
画像形成装置の一例を示す0本従来例は、中間トレイ1
6内に用紙を1枚載置する毎に中間トレイ16に載置さ
れたシートPの束全体を少しづつ搬送ローラ対21で搬
送し、シートPを1枚ごとに少しづつずれた階段状に積
載するように構成されたちのである。
このように階段状に積載されたシート群は第1面の画像
形成動作終了後にローラ対22の方向へまとめて搬送さ
れ、最下部のシートPが、ローラ対21を離れると同時
にローラ対21を停止することにより、このときローラ
対22にくわえ込まれている最下部のシートPのみを、
ローラ対22によって搬送し、第2面目の動作を行うも
のである0本従来例に尖ると、最給紙時における重送防
止性能を向上させることか可能となる。
なお、両面に画像を形成するために、片面に画像の形成
されたシートPを階段状に積載して再給紙する技術は特
開昭58−178373号公報、特公昭53−1874
4号公報等に記載されている。
しかし、上記従来例において再給紙する最下位のシート
Pのみがローラ対22によって挟持され、かつローラ対
21から離れ、他のシートPの束はローラ対21のみに
よって挟持されているという状態を作らなければならな
い、そのためにはローラ対21と22との間の距離をシ
ートPの長さよりもわずかに短い長さに設定する必要が
ある。
即ち、第13図(a)のような場合には、ローラ対22
に最先のシートP工と2枚目のシートP2とが押圧され
て互に摺擦することはない、しかし、シート長さの長い
シートPを分離する場合、第13図(b)のように、ロ
ーラ対22に複数のシートPが挟持される状態になる。
従って最先のシートP1を搬出し、2枚目のシー522
以上のシート束をローラ対21により挟持して、停止し
ている場合には、第14図(a)に示すように、最先の
シートP1は搬出し、2枚目のシー522以上のシート
束が停止している。また、2枚目のシー522以上のシ
ート束を逆送する場合には第14図(b)に示すように
、互に最先のシートP1と2番目のシートP2とが互に
逆方向に移動しながら摺擦する。そして、例えば多重複
写で、第14図(a)の場合には、第15図(a)に示
すように、図中斜線で示す範囲のシートP1の上面に二
枚口のシートP2のニップ部下面のトナーか付着すると
共に、二枚口のシートP2から剥離する。また、第14
図(b)の場合には、第15図(b)の示すように、第
2枚目のシートP2の斜線を付した部分の下面のトナー
が剥離され、最先のシートP、の上面にトナーが付着す
ることにより汚れが発生する。
この画像の剥離やシートの汚れを防止するために、第1
6図に示すように、シート搬送路16のローラ対21と
22との間に出没するフラッパ23を設け、破線で示す
シート束退避位置ににおいて、最先のシートP1を除い
たシート束を退避路24へ退避させることにより、シー
トPの長さにかかわらず、最先のシートP1は独立して
、ローラ対22により、シート間が摺擦することなく、
搬出する提案がなされている。
しかし、この提案では、特にシートP 1. P 2の
厚さが薄い場合、最先のシートP1のみを通して、2枚
目のシートP2以外をフラッパ23の先端で分離するこ
とか難しく、フラッパ23の先端に引掛ってジャムを起
す場合がある。即ち、シートPの先端の状態やシートP
のカール等に左右されることがあり、分離の確実性を期
すことが難しいという問題がある。
そこで、フラッパ23の分離位置に位置するタイミング
を制御し、更に、フラッパ23の分離位1の近傍のシー
ト搬送路に第17図に示すように凹部33aを設けるこ
とにより、最先のシートP1を押し下げることにより、
確実に分離して、安定したシート搬送性を有するシート
搬送装置の提案があった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記提案例では、シートPの束を搬送す
る速度(複写機に適用した場合においては画像形成のた
めの速度)か速い場合に、シートPの束から最先のシー
トP、を分離する分離性能か不安定となる欠点かあった
そこて、本発明は、最先のシートとその他のシートの束
とを分離して、その他のシートの束を退避路へ導く切換
手段へ搬送されるシートの束の搬送速度を遅くする、も
しくは切換手段に最先のシートと2番目のシートの間か
到達したときに、シートの束の搬送を一時停止すること
により、シートの分離を確実に安定させると共に、階段
状積載するシート間のずれ量を少なくしてシート積載量
を増大できるシート搬送装置を提供することを目的とす
るものである。
(:)課題を解決するための手段 本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであって、
例えば第1図、第2図及び第5図を参照して示すと、シ
ート(P)を搬入するシート搬入手段(27)と、搬入
された前記シート(P)を正逆方向に所要量搬送し、所
定量(I2)づつずらして積載すると共に、積載された
シート(P)の束を搬送するシート搬送手段(30a、
30b)と、搬送された該シート(P)の束の最先のシ
ート(PI)を搬出するシート搬出手段(34a。
34b)と、該シート搬出手段(34a、34b)と前
記シート搬送手段(30a、30b)との間に位置して
順方向に搬送されているシート(P)の束を退避させる
退避搬送路(24)と、該退避搬送路(24)へシート
(P)の束を導く第1の位置と該シートの束を退避させ
ない第2の位置とをとることが可能な切換手段(23)
と、前記シート(P)の束の最先のシート(P8)の先
端が該切換手段(23)の先端に到達してから2番目の
シート(P2)か到着するまでの間に前記第2の位置か
ら第1の位置へ前記切換手段(23)を移動させるよう
に制御する制御手段(39)と、を有するシート搬送装
置において、前記退避搬送路(24)へ前記シート(P
)の束を搬送するときの前記シート搬送手段(30a、
30b)の速度を通常のシート搬送速度よりも遅くした
ことを特徴とする。
また、前記シート(P)の束の最先のシート(Pl)の
先端と2番目のシート(P2)との間が前記切換手段の
位置に到達したときに、前記切換手段(24)が第2の
位置から第1の位置へ移動するまでの間、前記シート搬
送手段(30a。
30b)が−時停止するようにしたことを特徴とする。
(ネ)作用 以上の構成に基づき、シート(P)をシート搬入手段(
27)により搬入し、搬入されたシートをシート搬送手
段(30a、30b)により正逆方向に所定量搬送し、
所定量(I2)づつずらして積載し、シートCP)の束
を形成した後に、シート(P)の束をシート搬送手段(
30a、30b)によりシート拳出手段(34a、34
b)へ搬送する。ここで、制御手段(39)の指示によ
り、搬送されているシート(P)の束の最先のシート(
P、)の先端が到着し、2枚目のシート(P2)が到着
していない時点に、切換手段(23)が第1の位置に移
動して、シート(P)の束の最先のシート(P、)を除
く他のシート(P)の束を退避搬送路(24)へ退避さ
せ、最先のシー)−(PL ’)をシート搬出手段(3
4a、34b)により搬出する。前記シート搬送手段(
30a、30b)によりシート(P)の束を前記切換手
段(23)へ搬送する速度を通常のシート搬送速度より
も遅くする。
また、前記シート(P)の束の最先のシート(P□)の
先端と2番目のシート(P、)の間が前記切換手段(2
3)の位置に到着したときに、前記切換手段(23)が
第2の位置から第1の位置へ移動するまでの間、前記シ
ート搬送手段(30a、30b)を−時停止する。
なお、前記カッコ内の符号は例示であって、何等構成を
限定するものではない。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に沿って説明する。
第1図は、本発明を適用した画像形成装置であり、異な
る色による両面及び多重複写をする複写装置を示す。
第1図において、第12図に示す従来例と共通の構成、
作用をする部材については同符号を付して説明を省略す
る。
従って、搬送路15.20の合流する搬送路25からレ
ジストローラ12まての部分を第1図及び第2図を参照
して説明する。
前記搬送路25の下流端にシートPの先端を検知するセ
ンサ26が設けられ、このセンサ26の少し上流側に搬
送ローラ対27か設けられている。また、搬送路25の
上ガイド28が斜下方に延設されると共に、この上ガイ
ド28の下方にほぼ水平な下ガイド29が対向して設け
られ、この下ガイド29の上面とほぼ同一面上にニップ
部を有するゴム製の駆勲ローラ30aが設けられ、摩擦
係数が小さい樹脂性の従動ローラ30bが駆動ローラ3
0aの上方に対向して、上下移動可能に設けられて、板
ばね31により下方に付勢されている。
また、ローラ対30a、30bの右側に上下ガイド28
.29と同様な上ガイド32、下ガイド33が設けられ
、この両ガイド32.33の右側にほぼ下ガイド33の
上面と同一面にニップ部を有するローラ対34a、34
bが設けられ、ローラ34aは固設された軸に軸支され
、ローラ34bは上下動自在に板ばね37により下方に
付勢され、ローラ34aに圧接するようになっている。
そして、このローラ対34a、34bの右側に平坦面か
ら上方に湾曲した上下ガイド35.36が、下ガイド3
6の上面がローラ対34a、34bのニップ部とほぼ同
一面になるように設けられている。
また、前記上ガイド32のローラ対34a、34b寄り
に分岐ガイド24が斜め上方に設けられ、この分岐ガイ
ド24の基端部にフラッパ23が軸23aに枢支されて
いる。
そして、下ガイド33にはフラッパ23が下降した位置
の近傍に凹部33aが形成されている。
そして、第2図(b)に示すように、フラッパ23の底
面23aは凹部33aの底面から高さhの間隙があり、
かつ下ガイド板33の表面よりも少しの高さhlだけ下
方に位置するようになっている。
また、下ガイド33の凹部33aの上流側にシートPを
検知するセンサ38が取付けられている。
そして、前記ローラ対27の駆動ローラ、ローラ30a
、34aが夫々ステッピングモータ27m、30m、3
4mにギヤ列等を介して連結されており、これ等モータ
27 m 、 30 m 、 34 mの信号回路が制
御部39に接続され、更に制御部39に複写枚数、両面
モード、多重モート、コピースタート等を指示するキー
ボード40と、シートサイズ検出装置41とが夫々接続
されている。
なお、フラッパ23はソレノイド23sに連結されてお
り、ソレノイド23sの信号回路が制御部39に接続さ
れている。
また、ローラ30a、34aは摩擦係数の大きいゴム等
よりなり、ローラ30b、34bは摩擦係数が小さい樹
脂等よりなる。
次に本実施例の作用を説明する。
先ず、下ガイド29.33 (再給紙通路)に複数のシ
ートPの束を収納する動作を第3図のフローチャードを
参照して説明する。
キーボード40により両面又は多重の複写モードが設定
され、コピースタートが指示されると、前述した通りカ
セット10よりシートPが取り出され、感光ドラム3に
より片面に画像が形成されたシートPかステップS1で
回転を開始したローラ27まて送られて来る。第3図の
ステップS2にてセンサ26によりシートPの先端が検
知されてからシート先端がローラ30a、30bのニッ
プに達してループを形成し、先端を揃えるまでに必要な
所定時間t、経過後(ステップS3)、モータ30mを
スタートさせる(ステップS4)。
そしてシートの後端をローラ対27およびガイド25か
ら抜くためにシートPがローラ対30a。
30bに挟持されてからあらかしめ設定された所定距離
搬送する必要な所定時間tまたけモータ30mを回転さ
せ(ステップS5.第4図)、t2経過後モータ30m
を逆転させ(ステップSe)、tiよりも短い所定時間
t2−△tだけ逆転させた後にモータ30mを停止する
(ステップS7,8)。モータ30mの逆転によりシー
トPはローラ対30a、30bによって逆方向に搬送さ
れ、シートPの先端はローラ対30a、30bのニップ
部から所定距離ρたけ下流側に位置する(第5図)。シ
ートの後端はガイド29上を案内されてローラ対27の
下側に入り込む。
なお、ローラ対の回転は制御部39からモータ30mに
送るパルスの数によっても制御できる。
すなわちシートP先端がローラ対30a、30bのニッ
プに達してからシートPを所定距離たけ搬送するのに必
要なモータ30mの回転角に対応する数だけのパルスを
送ることによっても同様にローラ対30a、30bを制
御できる。
次にステップS9に8いて設定枚数の積載が終了したか
否かを判断し、終了していない場合はステップS2にも
どる。そして次のシートPが搬送され、ローラ対30a
、30bに到達すると、ローラ対30a、30bは1枚
目のシートPを挟持したまま前回と全く同じ作動をし、
2枚目のシートPの先端なローラ30a、30bのニッ
プ部より12だけ下流側に位置させる。この際、1枚目
のシートPは2枚目のシートPといっしょに搬送され、
1枚目のシートP、の先端は2枚目のシートP2の先端
よりさらにf2だけ下流側に位置する。
これにより2枚のシートP2は距離I2だけずれた状態
で重ねられる。この動作を設定枚数のシートPに対し行
うことで、第6図の如く順次シートを距離ρだけずらし
た状態で積み重ねることができる。そして、モータ27
mは停止する(ステップ5IO)。
これらの過程において、ローラ対30a、30bにシー
トPを突き当てる際に、搬送路中に突出しているのはす
べり性のよい樹脂性のローラ30bであるため、シート
Pの先端はスムーズにローラ対30a、30bのニップ
に入り込むことが可能である。
次に積載されたシートPを両面または多重複写の2回目
の画像形成のために再給紙する場合の作動について第7
図(a)に示すフローチャートに基づいて説明する。
キーボード40によりスタートが指示されるとモータ3
0m、34mの回転が開始される。但し、モータ30m
は通常の画像形成速度よりも遅速度で回転し、積載され
たシートPの束がローラ対34a、34bへ送られる(
ステップS11゜12)。モータ30mの回転が開始さ
れてから、最先のシートP1の先端がセンサ38に検知
され(ステップ513)、第6図に示す凹部33aの底
部33bに到達するのに必要な所定時間t、経過後、フ
ラッパ23が作動する(この底部33bはフラッパ23
が最先のシートP8のみに係合する位置とする)(ステ
ップ814.15)。
そして、第8図に示すように、フラッパ23が最先のシ
ートP0を凹部33aの方向に押し下げて、導き、フラ
ッパ23は第2図(b)に示すように下ガイド33より
も高さり、たけ低いために、2枚目のシートP、及びそ
れより上方のシートPはコシの力で直進し、フラッパ2
3に掬い上げられ分離される。なお、最先のシートPI
もフラッパ23と凹部33aとの間の充分な隙間を自分
のコシの力で前進する。
フラッパ23が作動した後、モータ30mを通常の画像
形成速度に戻し、シートPの束を搬送する(ステップ8
16)。
最先のシートP1の後端が第9図に示すように、ローラ
対30a、30bを離れるに必要なt4時間が経過する
と、モータ30mが逆転する(ステップSL7.18)
、最先のシートP、はローラ対34a、34bにより下
流に搬出され、1、時間か経過すると、第2枚目のシー
トP2及び上方のシートPの束はローラ対30a、30
bにより逆送されて元の位置に戻り、モータ30mは停
止と共にフラッパ23は第6図に示す位置に戻る(ステ
ップS19,20)。
更に、時間t6か経過後に、モータ34mは停止され、
最先のシートP1はレジストローラ12に搬送され、次
の画像形成か行なわれる(ステップS21.22)。
そして、設定枚数の再給紙か終了したか否かを(ステッ
プ523)により判断して、終了していない場合には(
ステップ511)に戻る。
かかる構成においては、ローラ対30a、30bと34
a、34bとの間の間隔をシートPの長さに応じて変化
させなくても、異なったサイズのシートPを階段状に積
載し、確実に分離して給送できると共に、シートP、、
P、間の摺擦を起すこともなく、汚れることもない。即
ち、シートPを階段的に積載する場合、第3図のフロー
チャート(ステップS5)の時間t、と(ステップS7
)の時間t2−△tをシートPの搬送方向の長さに応じ
て変えればよい。シートPの後端をローラ対27とガイ
ド?5から抜くためには、長いシートPはどt、を長く
すればよい。同様に1.−ΔtもシートPの長さに応じ
て設定すれば異なったサイズのシートPを長さρづつず
らして積載てきる。第7図(a)のフローチャートのt
4t s  t sをシートPの長さに応じて変える。
t4は最先のシートP1の後端かローラ対30a、30
bから抜くための時間であるから長いシートPはど長く
設定する。時間1.は最先のシー)Pt以外のシートP
を元に戻す時間であり、長いシートPはど長くなる。
シートPのサイズはシートサイズ検出装置41で検知し
、検知したサイズに応じて、1゜ta、ta−△t、t
4.ts時間を制御部39で算出する。シートサイズ検
出装置41は、例えば公知のカセットからサイズを検出
するタイプでもよい。センサをシートPか通過する時間
により検出するものでもよい。
次に、他の実施例を第7図(b)に示すフローチャート
を参照して説明する。
第7図(a)のフローチャートに基づいた前記実施例の
ステップS14、即ちt3時間が経過したときに、モー
タ30mを一時停止し、シートの束を止め(ステップa
)、フラッパ23て最先のシー)’ P rの先端を押
し下げた(ステップb)後に、モータ30mを駆動させ
る。
即ち、シートPの束を止めて、最先のシートPtを分離
するので、分離の確実さが大幅に増大する。
次に、更に他の実施例を第10図を参照して説明する。
上記実施例においては、階段状にシートPを積載する場
合に最下位のシートPを最先のシートP、としたが、第
5図に示す長さβを−βになるようにすると、最上のシ
ートPが最先のシートPIとなる。そのためには、第1
0図に示すように、下ガイド29の左側にローラ対42
を設けて、ローラ対30a、30bが搬送できない長さ
−Ωを搬送する。そして、上ガイド32に凹部32aを
設け、分岐ガイド24、フラッパ23を下方に配設する
かくすることに、積載したシートPを逆順に再給紙して
画像形成することかできる。
また、効果については前記実施例と同様である。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、シート搬送路に退
避搬送路を設け、シートの束の最先のシートか該退避搬
送路に到着したときに、切換手段により最先のシートを
除く他のシートの束を該退避搬送路に退避させるときに
、前記シートの束の搬送速度を通常の速度より遅くする
または一時停止させるのて、最先のシートと他のシート
の束との分離を確実にして、安定したシートの搬送性を
得ることがてきる。また、分離を確実にできるため、シ
ートの束の階段状積載のズレ量を少なくすることかでき
、この結果、同一のシート搬送路の長さに対して、シー
トの積載量を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシート搬送装置を実施した複写機の縦
断正面図、第2図(a)はそのシート搬送装置の縦断正
面図、第2図(b)はフラッパと搬送路との関係を示す
拡大正面図、第3図はそのシート積載時のフローチャー
ト、第4図、第5図、第6図はその中間段階の状態を示
す縦断正面図、第7図(a)はそのシート搬出のフロー
チャート、第7図(b)は他の実施例のシート搬出のフ
ローチャート、第8図、第9図はシート搬送の中間段階
を示す縦断正面図、第10図は更に、他の実施例を示す
縦断正面図、第11図、第12図は夫々異なる従来の複
写機の縦断正面図、第13図(a)は短いシートに対す
る搬送ローラの正しい配置を示す正面図、第13区(b
)は第13図(a)と同じローラ配室に対して、長いシ
ートに対し不具合が起ることを示す正面図、第14図(
a) 、 (b)はシートが摺擦する状態を示す正面図
、第15図(a)(b)は第14図(a) 、 (b)
の夫々対応するシート汚れ発生の状態を示す正面図、第
16図、第17図は退避搬送路に関する従来の異る提案
例を夫々示す正面図である。 23・・・切換手段(フラッパ)   24・・・退避
搬送路(分岐ガイド)   27・・・シート搬入手段
(ローラ対)、   30a、30b−シート搬送手段
(ローラ対)     34a、34b・・・シート搬
出手段(ローラ対)、39・・・制御手段(制御部)f
2・・・所定量   P・・・シート、Pc”・・最先
のシート   Pt・・・2番目のシート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シートを搬入するシート搬入手段と、 搬入された前記シートを正逆方向に所要量 搬送し、所定量づつずらして積載すると共 に、積載されたシートの束を搬送するシート搬送手段と
    、 搬送された該シートの束の最先のシートを 搬出するシート搬出手段と、 該シート搬出手段と前記シート搬送手段と の間に位置して順方向に搬送されているシートの束を退
    避させる退避搬送路と、 該退避搬送路へシートの束を導く第1の位 置と該シートの束を退避させない第2の位置とをとるこ
    とが可能な切換手段と、 前記シートの束の最先のシートの先端が該 切換手段の先端に到達してから2番目のシートが到着す
    るまでの間に前記第2の位置から第1の位置へ前記切換
    手段を移動させるように制御する制御手段と、 を有するシート搬送装置において、 前記退避搬送路へ前記シートの束を搬送す るときの前記シート搬送手段の速度を通常のシート搬送
    速度よりも遅くしたことを特徴とするシート搬送装置。 2、シートを搬入するシート搬入手段と、 搬入された前記シートを正逆方向に所要量 搬送し、所定量づつずらして積載すると共 に、積載されたシートの束を搬送するシート搬送手段と
    、搬送された該シートの束の最先のシートを搬出するシ
    ート搬出手段と、 該シート搬出手段と前記シート搬送手段と の間に位置して順方向に搬送されているシートの束を退
    避させる退避搬送路と、 該退避搬送路へシートの束を導く第1の位 置と該シートの束を退避させない第2の位置とをとるこ
    とが可能な切換手段と、 前記シートの束の最先のシートの先端が該 切換手段の先端に到達してから2番目のシートが到着す
    るまでの間に前記第2の位置から第1の位置へ前記切換
    手段を移動させるように制御する制御手段と、 を有するシート搬送装置において、 前記シートの束の最先のシートの先端と2 番目のシートとの間が前記切換手段の位置に到達したと
    きに、前記切換手段が第2の位置から第1の位置へ移動
    するまでの間、前記シート搬送手段が一時停止するよう
    にしたことを特徴とするシート搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003103071A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Maruto Hasegawa Kosakusho:Kk 握り鋏

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