JPH0440007A - 温度補償装置と温度補償用データの作成方法 - Google Patents

温度補償装置と温度補償用データの作成方法

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JPH0440007A
JPH0440007A JP2148224A JP14822490A JPH0440007A JP H0440007 A JPH0440007 A JP H0440007A JP 2148224 A JP2148224 A JP 2148224A JP 14822490 A JP14822490 A JP 14822490A JP H0440007 A JPH0440007 A JP H0440007A
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JP
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temperature
temperature compensation
converter
signal
gain
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JP2148224A
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Yasuo Nagaishi
長石 康男
Tomonori Shiomi
智則 塩見
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、温度により利得が変化する、例えば受信装置
等の温度補償対象装置の利得を温度補償するための温度
補償装置及び温度補償用データの作成方法に関するもの
である。
従来の技術 近年の電子機器の高性能化に伴い、その温度特性にも厳
しい性能が求められており、上記受信装置においても例
外ではない。従来の温度補償においてはアナログ回路に
よる補償が行われており、従来の温度補償装置を受信装
置に適用した例を第5図に示す。
この温度補償装置107は、受信装置104の出力側に
、受信装置104の出力信号を減衰又は増幅する可変利
得器105を備え、受信装置104の周りに設けた温度
センサ101にて測定された温度信号を、直流オフセッ
ト値と利得を可変できるように構成した増幅袋f102
へ与え、この増幅装置102にて増幅された信号にて前
記可変利得器105の利得を調整するように構成されて
いる。なお、図中103は受信装置104の入力端子で
あり、106は受信装置104の出力端子である。
ところで、上記増幅装置102における直流オフセット
値と利得の調整については、受信袋W104の利得が、
例えば第6図の直線201に示すように温度に対してほ
ぼ直線的に変動する場合、温度補償袋W107全体の温
度に対する利得の変化が、直線201とは逆の傾きを持
つ直線202になるようにしている。具体的には、受信
装置104を使用する温度範囲において全ての温度で、
受信装置f104の利得と、温度補償装置107全体の
利得との比が、一定の利得値に一致するようにしている
。よって、受信装置104の利得変動を補償でき、入力
端子103と出力端子106間の利得を直線203に示
すように温度に対して不変となし得る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の場合には、温度補償装置107全
体の温度に対する利得変化の設定に際し、受信装置10
4の温度に対する利得変動、温度センサ101の温度に
対する出力電圧、及び可変利得器105の変換利得特性
をあらかじめ個別に測定する必要があると共に、その測
定値に基づいて直線202が直線201と符号が逆の傾
きを持つ特性になるように増幅装置102の直流オフセ
ット値と利得を調整する必要があり、その調整に手間取
り不便であった。また、測定回数、調整箇所が増加する
こと、およびそれによりコストが増大することがあると
いう難点があった。
加えて、精度よい補償を行うためには、温度センサ10
1、増幅装置102、可変利得器105、受信装置10
4の各特性に線形性が要求され、これを達成させるため
に各回路が複雑化し、また、各特性の線形性からの誤差
はそのまま温度補償の誤差となって現われるという問題
点も有していた。
なお、このような問題は、上述した受信装置に限らず、
温度補償を必要とする他の電子機器においても同様に生
している。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、直流
オフセット値や利得の調整を不要にできると共に、測定
回数、調整箇所の減少化やコストの低廉化が図れ、しか
も非線形特性でも高精度に利得を補償できる温度補償装
置及び温度補償用デ−タの作成方法を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明は、温度により利得
が変化する温度補償対象装置の利得を温度補償するため
の温度補償装置において、前記温度補償対象装置が置か
れた雰囲気温度を測定しその温度に対応したアナログ値
を出力する温度センサと、温度センサから入力した信号
をディジタル信号に変換し出力するA/D変換器と、A
/D変換器から入力した信号に基づいて該当する温度補
償用データを出力するメモリ装置と、温度補償対象装置
の入出力端子間に設けられ、メモリ装置から入力した信
号に基づいて、温度補償対象装置の利得を温度補償する
可変利得器とを具備することを特徴とする。
前記メモリ装置は、温度補償対象装置の使用温度の全範
囲にわたりA/D変換器から出力される全ディジタル信
号についての温度補償用データを格納部に有し、A/D
変換器からの入力信号に応じた温度補償用データを選択
して出力するようにしてもよい。或いは、温度補償対象
装置の使用温度の全範囲にわたりA/D変換器から出力
される全ディジタル信号のうちの一部の代表信号につい
て温度補償用データを格納部に格納すると共に、データ
補間回路を備えた構成とし、このデータ補間回路がA/
D変換器からの温度信号を受けて温度補償用データを補
間し、前記温度信号についての温度補償用データを求め
るようにしてもよい。
更に、温度補償用データの作成については、前記温度補
償装置における温度センサ、A/D変換器及び可変利得
器、並びに温度補償対象装置を夫々同一温度に保持して
温度補償対象装置に規定電力を供給し、温度補償対象装
置の出力端子からの出力電力を読み取りつつ可変利得器
へ温度補償用制御信号を与え、前記出力電力が所定の電
力となるようにし、そのときの温度補償用制御信号と、
A/D変換器からディジタル信号として出力された温度
を関連して求めることを、温度を変えて繰り返し行って
温度補償用データを作成する。
作用 本発明は上記した構成によって、温度センサにて測定さ
れた温度信号が、A/D変換器を介してメモリ装置へ与
えられると、メモリ装置が温度センサにて測定された温
度についての温度補償用データを出力し、このデータを
入力した可変利得器が温度補償対象装置の利得を温度補
償することとなる。
また、メモリ装置が、その格納部に、温度補償対象装置
の使用温度の全範囲にわたりA/D変換器から出力され
る全ディジタル信号ついての温度補償用データを格納す
る場合には、A/D変換器から出力されたディジタル信
号に基づき温度補償用データを選択し出力する。又、デ
ータ補間回路を備えたものである場合、温度センサにて
測定された温度信号が、A/D変換器を介してデータ補
間回路に与えられると、データ補間回路が温度補償用デ
ータを補間し、温度センサにて測定された温度に関する
温度補償用データを求めて出力し、このデータを入力し
た可変利得器が温度補償対象装置の利得を温度補償する
更に、温度補償用データの作成にあたっては、温度補償
装置における温度センサ、A/D変換器及び可変利得器
、並びに温度補償対象装置を夫々、温度補償対象装置が
使用される温度範囲内の成る温度に保持すると、実際の
使用環境下に置かれた状態となり、その状態で温度補償
対象装置に規定電力を供給し、温度補償対象装置の出力
端子からの出力電力を読み取りつつ可変利得器へ温度補
償用制御信号を与え、前記出力電力が所定の電力となる
ようにし、そのときの温度補償用制御信号と、A/D変
換器からディジタル信号として出力された温度を求める
と、測定値がそのまま、その温度での温度補償用データ
として使用でき、これを各温度で繰り返し行うと必要な
温度範囲の温度補償用データを作成できることとなる。
実施例 以下、本発明に係る温度補償装置について図面に基づき
説明する。
第1図は、本発明に係る温度補償装置を受信袋W6に適
用した場合を示すブロック図である。この温度補償装置
FBは、温度補償対象装置である受信装置6の近傍に設
置され、受信装置6の周りの雰囲気温度を測定してその
温度に対応したアナログ値を出力する温度センサ1と、
温度センサ1の出力を入力してディジタル値に変換し出
力するA/D変換器2と、A/D変換器2の出力に基づ
いて該当する温度補償用データを求めて出力するメモリ
装置3と、メモリ装置3の出力を入力してアナログ値に
変換し出力するD/A変換器41及びD/A変換器41
の出力により減衰量を可変できる可変減衰器42からな
る可変利得器4を備えており、可変減衰器42は、受信
袋W6の出力側に設けられている。なお、図中5.7は
、受信装置6の入力端子、出力端子である。
前記温度センサ1は、例えばサーミスタ温度センサ等か
らなり、その雰囲気温度に対応した電圧信号等のアナロ
グ値をA/D変換器2へ出力する。
このA/D変換器2は、例えば逐次比較形A/D変換器
等からなり、温度センサ1から入力したアナログ信号を
ディジタル値に変換し、これをメモリ装置3に出力する
。なお、A/D変換器2は、上記逐次比較形A/D変換
器に限らず、他の回路構成のものを使用してもよい。
メモリ装置3は、アドレス毎に対応したデータを格納す
るデータ格納部32と、データ補間回路31とを有し、
そのデータ格納部32には、受信装置6を使用する環境
温度の全範囲にわたって、A/D変換器2から出力され
る全ディジタル信号のうちの一部である代表温度につい
ての温度補償用データが格納されている。この温度補償
用データとしては、例えば動作温度が一40°C〜+6
0°Cの場合、−40°C1−20°C10°Cl2O
°C140°C160°Cの6点程度について格納して
おくとよい。
そして、データ補間回路31は、A/D変換器2から入
力したディジタル信号に基づいて後述する補間処理を行
って、該当する温度についての温度補償用データを求め
て可変利得器4に出力する。
D/A変換器41は、例えば並列形D/A変換器等から
なり、メモリ装置3から出力された温度補償用データ(
ディジタル信号)を入力すると、これを電圧信号等のア
ナログ値に変換して可変減衰器42へ出力する。なお、
D/A変換器41は、上記並列形D/A変換器に限らず
、他の回路構成のものを使用してもよい。
上記可変減衰器42は、例えば第2図に示すように構成
したPINアッテネータ等を使用している。このPIN
アッテネータは、制御電圧■、を変化させると、PIN
ダイオードDI、抵抗Rbを通して流れるDlの順方向
のバイアス電流IFIが変化し、これによりPINダイ
オードD1の高周波抵抗rtllも変化してb点の電位
■5が変化するようになしであると共に、この変化によ
り、固定の電圧V ecが印加されるPINダイオード
D2D3を流れる順方向バイアス電流IF2が変化して
、PMNダイオードDz、DiO高周波抵抗rd2.r
d3も変化するように構成され、入出力インピーダンス
を一定に保持した状態で減衰量を変えることができるよ
うになっている。よって、制御電圧VsにD/A変換器
41からの出力信号を用いると、受信装置6からの出力
信号の利得を調整できる。なお、可変減衰器42として
は、減衰させることが可能な上記PINアッテネータに
限らず、減衰又は増幅させることが可能な他の回路構成
のものを使用してもよい。
ところで、上記温度補償用データは、次のようにして設
定している。第3図に示すように、前記メモリ装置3の
代わりに、温度補償用データを作成する制御装置13を
設け、この制御装置13を除く温度補償装置8の各機器
と受信装置6を、恒温槽21内に収納して一定温度に保
持する。温度としては、上述した−40 ”C,−20
°C20°Cl2O°C140”C,60°Cのうちの
一つとするとよい。そして、定温度になると、入力端子
5で規定の入力電力が得られる状態で受信装置6に電力
を信号源19にて与え、出力端子7からの出力電力を、
電力(パワー)を検出するパワーメータ20で読みとり
、その電圧信号を制御装置13へ入力する。
そして、制御装置113は、可変減衰器42の減衰量を
決めるための温度補償制御信号のレベルを変化させて、
可変利得器4へ与え、パワーメータ20からの出力電力
と、信号源19での入力電力との比率、つまり入力端子
5から出力端子7までの利得が、第6図の直線203上
に合致する状態になった時点で、制御装置113はその
温度補償制御信号を温度補償用データとし、また、その
データのアドレス用信号として、温度センサ1から出力
されA/D変換器2でディジタル量に変換された温度信
号を保存する。
上述した操作を、上記−40°C,−20°C10°C
l2O°C140”C160°Cのうちの他のすべての
温度について行い、各温度における温度補償用データを
作成する。そして、このデータを、例えばROMライタ
ー等を用いてメモリ装置3に記憶させ、その後、制御装
置130代わりにメモリ装置3を取付け、第1図に示す
回路構成としである。なお、このようにすると、前記メ
モリ装置に設定する温度補償用制御データを1回の測定
で作成することができ、従来例に比較して測定回数を大
幅に削減することが出来る。
次に、このようにして構成された温度補償装置8による
温度補償内容について説明する。入力端子5から受信装
置6へ所定の信号が入力されているとき、温度センサ1
は、受信装W6の近傍の雰囲気温度を測定し、その測定
信号をA/D変換器2へ与えてディジタル値に変換して
、その信号をメモリ装置3のデータ補間回路31に入力
する。
データ補間回路31は、A/D変換器2から信号が与え
られると、与えられた信号に基づきメモリ装置3のデー
タ格納部32に格納しである代表的な温度補償用データ
のうちから、例えば2つ読出して直線補間処理を行う。
具体的には、温度センサ1で測定した温度tが、メモリ
装置32に格納しである代表温度T、≦t<Tzの範囲
にあるとし、各代表温度T I、 T 2に於ける温度
補償用データがそれぞれに1、K2であるとすると、温
度tに於ける温度補償用データkを下式にて求める。
k=に+  + (t  T+  )(Kz   K+
  )/(’rz −T+  ) このようにして求めた温度補償用データには、可変利得
器4のD/A変換器41へ与えられ、ここでアナログ値
に変換され、可変減衰器42はそのアナログ値に変換さ
れた温度補償用データに基づき減衰量を決定し、受信装
置6からの出力信号をその減衰量で減衰させる。よって
、受信装置6が温度変化により利得の変動を生じても、
受信装置6の入力端子5と出力端子7の間での利得の温
度変動を補償できる。
しかる後、受信装置6の周りの雰囲気温度が変化すると
、温度センサ1はその温度を測定する。
これにより、上述した温度補償が同様に行われる。
このことは、温度が変わる都度、上記温度補償制御が繰
り返し行われる。これにより、受信装置6の利得が温度
により変化しても、受信装置6から出力された信号を、
利得変化が起きなかった状態のものとすることができる
なお、上記実施例では動作温度が一40″C〜+60°
Cの場合、−40°C,−20°C10°Cl2O°C
140℃、60°Cの6点程度について温度補償用デー
タを格納するようにしているが、動作温度としては上記
範囲を越えた範囲の場合には、それに応じた温度範囲で
温度補償用データを作成する必要がある。また、20°
Cおきに温度補償用データを作成する必要はなく、恒温
槽にて温度を正確にコントロールできる温度ピンチ、例
えば5°Cピッ千程度又はそれ以下で温度補償用データ
を作成するのが、より高精度で制御できるので好ましい
第4図は本発明の他の実施例を示すブロック図である。
この実施例においては、第1図の構成と異なりメモリ装
置3がデータ格納部だけを備え、上記データ補間回路3
1を備えないものとしである。このメモリ装置3には、
受信装置6の使用温度の全範囲、例えば−40°C〜+
60°Cの全範囲にねたりA/D変換器2から出力され
る全ディジタル信号についての温度補償用データが記憶
されている。このデータの作成は、次のようにして行う
とよい。
上述した制御装置13へ温度センサ1から入力される温
度信号をアドレスtとして用いると共に、上述した代表
温度を、1..12・・・L、、−1,t、。
(n:正の整数)とし、そのときの温度補償用データを
に、、に、−に、l 、に、とすると、この測定値に基
づき図示しないコンピュータにより、A/D変換器2か
ら出力されるディジタル信号のピッチル毎に、前記アド
レスtと温度補償用データkを下式により算出する。
t、<titI、の場合: に=kJ+1XA A= Hcj+i −に、 ) / (tj、+−tJ
)但し、jは1≦j≦n−1の範囲にある正の整数、i
はt、〜tJ。1の間におけるピッチP毎のアドレスt
の順位である。
なお、tl以下又は1.、以上の場合には、次のように
行う。
t1≧tの場合: k = k 1r X B B= (kz −に+ )/ (tz −t+ )1、
、≦tの場合: に=に、l+1XC C= (k、−に、、−+ )/ (tn −tn−1
)このようにして求めたアドレスと温度補償用データは
、上述したROMライター等を用いてメモリ装置3に記
憶させである。
かかるメモリ装置3がA/D変換器2から出力されたデ
ィジタル信号を入力すると、その信号をアドレスとして
該当する温度補償用データを選択して可変利得器4へ出
力し、可変利得器4はこれにより温度補償を行う。
しかる後、温度が変化すると温度センサ1の出力値がそ
れに従って変化し、メモリ装置3により最適な可変利得
器4の利得を決定する。これを繰り返すことにより、受
信装置6の利得の温度変動が常時補償される。
なお、上述した補間処理に前後各1点を使用する線形補
間を用いたが、補間処理はこれに限るものではなく、温
度センサや可変利得器などの非線形特性を補償するため
の非線形補間を用いてもよい。
また、第1図、第4図に示す実施例において可変利得器
4にD/A変換器41を設けるようにしているが、可変
利得器4をディジタル信号にて動作させるように構成し
た場合は、D/A変換器41を省略してもよい。
そして、また、上記実施例では受信装置の出力側で温度
補償を行うようにしているが、本発明はこれに限らず、
受信装置の入力側で温度補償を行うようにしても実施で
きる。
更に、上記実施例では受信装置の温度補償を行う場合を
例に挙げているが、本発明はこれに限らず、温度補償を
必要とする他の電子機器にも同様に適用できることは勿
論である。
発明の効果 以上のように本発明は、温度センサにて測定された温度
信号が、A/D変換器を介してメモリ装置へ直接に与え
られると、メモリ装置が温度センサにて測定された温度
についての温度補償用データを求め、このデータを入力
した可変利得器が温度補償対象装置の利得を温度補償す
るので、温度センサ、可変利得器の利得に非線形特性が
あってもメモリ装置により両者の間に容易に非線形性を
与えることが可能であり、精度のよい温度補償を行うこ
とができる。また、温度補償用データの作成において、
本発明方法を使用すると、測定値をそのまま使用するこ
とが可能となり、よって、従来では必要であった直流オ
フセント値と利得の調整を不要にでき、更にメモリ装置
にデータ補間回路を付加した構成を取ることにより、メ
モリ装置の容量を小さくできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る温度補償装置の一実施例を示すブ
ロック図、第2図はその装置に備わった可変減衰器を示
す構成図、第3図はその温度補償装置に設定する温度補
償用データの作成回路のブロック図、第4図は本発明の
他の実施例を示すブロック図、第5図は従来の温度補償
装置のブロック図、第6図は受信装置、可変利得器の温
度利得特性図である。 1・・・温度センサ、2・・・A/D変換器、3・・・
メモリ装置、31・・・データ補間装置、32・・・デ
ータ格柄部、4・・・可変利得器、41・・・D/A変
換器、42・・・可変減衰器、6・・・受信装置、8・
・・温度補償装置、13・・・制御装置、19・・・信
号源、20・・・パワーメータ、201・・・受信装置
の温度利得特性、202・・・温度補償装置の温度利得
特性、203・・・受信装置の温度補償後の特性。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)温度により利得が変化する温度補償対象装置の利
    得を温度補償するための温度補償装置において、前記温
    度補償対象装置が置かれる雰囲気温度を測定しその温度
    に対応したアナログ値を出力する温度センサと、 温度センサから入力した信号をディジタル信号に変換し
    出力するA/D変換器と、 A/D変換器から入力した信号に基づいて該当する温度
    補償用データを出力するメモリ装置と、温度補償対象装
    置の入出力端子間に設けられ、メモリ装置から入力した
    信号に基づいて、温度補償対象装置の利得を温度補償す
    る可変利得器とを具備することを特徴とする温度補償装
    置。
  2. (2)前記メモリ装置は、温度補償対象装置の使用温度
    の全範囲にわたりA/D変換器から出力される全ディジ
    タル信号についての温度補償用データを格納部に有し、
    A/D変換器からの入力信号に応じた温度補償用データ
    を選択して出力することを特徴とする請求項1記載の温
    度補償装置。
  3. (3)前記メモリ装置は、温度補償対象装置の使用温度
    の全範囲にわたりA/D変換器から出力される全ディジ
    タル信号のうちの一部である代表信号についての温度補
    償用データを格納部に格納していると共に、データ補間
    回路を備えており、このデータ補間回路がA/D変換器
    からの温度信号に基づき、その温度を範囲内とする2つ
    の代表温度に関する温度補償用データを定めて補間し、
    前記温度信号についての温度補償用データを求めるよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の温度補償装置。
  4. (4)温度補償対象装置が置かれた雰囲気温度を測定し
    その温度に対応したアナログ値を出力する温度センサと
    、温度センサから入力した信号をディジタル信号に変換
    し出力するA/D変換器と、A/D変換器から入力した
    信号に基づいて該当する温度補償用データを出力するメ
    モリ装置と、温度補償対象装置の入出力端子間に設けて
    あり、メモリ装置から入力した信号に基づいて、温度補
    償対象装置の利得を温度補償する可変利得器とを具備す
    る温度補償装置における温度補償用データの作成方法で
    あって、 前記温度センサ、A/D変換器及び可変利得器、並びに
    温度補償対象装置を夫々同一温度に保持して温度補償対
    象装置に規定電力を供給し、 温度補償対象装置の出力端子からの出力電力を読み取り
    つつ可変利得器へ温度補償用制御信号を与え、前記出力
    電力が所定の電力となるようにし、そのときの温度補償
    用制御信号と、A/D変換器からディジタル信号として
    出力された温度を関連して求めることを、温度を変えて
    繰り返し行うことを特徴とする温度補償用データの作成
    方法
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