JPH042759Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH042759Y2
JPH042759Y2 JP1986139159U JP13915986U JPH042759Y2 JP H042759 Y2 JPH042759 Y2 JP H042759Y2 JP 1986139159 U JP1986139159 U JP 1986139159U JP 13915986 U JP13915986 U JP 13915986U JP H042759 Y2 JPH042759 Y2 JP H042759Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
safety fence
robot
conveyor
safety
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986139159U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6344744U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986139159U priority Critical patent/JPH042759Y2/ja
Publication of JPS6344744U publication Critical patent/JPS6344744U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH042759Y2 publication Critical patent/JPH042759Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動組付けラインの安全装置に関す
るものである。
(従来技術) 自動車組立ライン等におけるように、コンベア
によつて搬送されてくるワーク(例えば、自動車
のボデイ)に、ロボツトの作動により所定部品
(例えば、ドアー)を組み付けるような場合、通
常ロボツトの周囲を安全柵で囲つて作業者がロボ
ツトに接近し得ないようにされている。しかしな
がら、前記安全柵には、ワーク搬送用のコンベア
が通過するための開口部が必要なところから、該
開口部からロボツト作動中に安全柵内に作業者が
入つてロボツトに接近するおそれがあり、重大な
事故発生につながるおそれがあつた。
そこで、従来から安全柵内への作業者の侵入が
あつた時には、ロボツトを停止して作業者の安全
を期すことが提案されてきている。例えば、特開
昭59−159498号公報記載の如く、安全柵の開口部
に内外二重の光電スイツチを設け、これら光電ス
イツチが外側から内側の順で作動した時のみ作業
者の安全柵内への侵入とマイクロコンピユータで
判定して、機械(換言すれば、ロボツト)を停止
させるようにしたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公知例の如く、二重の光電スイツチを使用
する場合、安全柵内への作業者の侵入を確実に検
知して、機械を停止せしめることはできるが、マ
イクロコンピユータ、ラツチ回路、制御トランジ
スタ等の比較的高価な部品が必要となるため、装
置のコストアツプにつながるという問題が生じ
る。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
極めて簡易な構成によつて、安全柵内に作業者が
侵入した時のみに、ロボツトを停止できるように
することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するための手段と
して、ワークを搬送するコンベアと、該コンベア
によつて搬送されたワークに所定部品の組付けを
行うロボツトと、該ロボツトの周囲に設けられ、
前記コンベアの通過部分が開口された安全柵と、
該安全柵の開口部に設けられ、該開口部における
物体の通過を検知して前記ロボツトを停止する如
く作用する光電スイツチとを備えた自動組付けラ
インの安全装置において、前記安全柵の開口部に
ワークが位置する時にはこれを前記コンベアに設
けられたワーク搬送位置検知手段で検出して前記
光電スイツチを強制的に開く如く作用する制御手
段を付設している。
(作用) 本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
即ち、安全柵の開口部をワークが通過する時に
は、コンベアに設けられたワーク搬送位置検知手
段からの出力信号によつて光電スイツチが強制的
に開かれるため、光電スイツチが作動することな
く、ワーク通過が許容されるとともに、ワークが
通過していない時には、前記光電スイツチが作動
可能状態となつているため、前記開口部から作業
者が安全柵内に侵入すると、これを光電スイツチ
が検知して、ロボツトが非常停止せしめられるの
である。従つて、安全柵内に侵入した作業者の安
全が確保されるのである。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の好適な
実施例を説明する。
本実施例の自動組付けラインLにおいては、ス
ラツトコンベア1上をハンガー15によつて懸架
された状態でワークである自動車のボデイ2が搬
送され、この搬送中のボデイ2に対してロボツト
3,3の作動により所定部品(例えば、ドアー
4)を組み付ける如く構成されている。符号A,
B,Cは、自動組付けラインLの適所に設けられ
た組付ステーシヨンである。
前記各ロボツト3は、前記自動組付けラインL
に平行な方向に移動可能なように案内軌条7上を
走行する台車6上に搭載されており、その外側に
は、被組付部品であるドアー4,4……をストツ
クしておく4個づつのパレツト8,8……が設け
られている。前記各台車6上においてロボツト3
の自動組付けラインL方向両側には、前記パレツ
ト8からドアー4を引き出して仮置きするための
仮置き台9,9と該仮置き台9,9に仮置かれた
ドアー4をクランプし且つドアー4のヒンジ(図
示省略)を位置決めする治具10,10とが設け
られている。符号11はドアー4をホデイ2に組
み付ける際に使用されるナツトランナである。
前記ロボツト3,3の周囲には、該ロボツト
3,3への作業者等の接近を阻止するための安全
柵5が設けられている。
該安全柵5は、前記パレツト8,8……の自動
組付けラインL上流側を囲繞する入り口側固定式
安全柵5aと、前記パレツト8,8……の自動組
付けラインL下流側を囲繞し且つスラツトコンベ
ア1の通過を許容する開口部12を有する出口側
固定式安全柵5bと、前記パレツト8,8……の
うち上流側あるいは下流側に位置する2個のパレ
ツト8,8の内側を囲繞し且つ自動組付けライン
Lと平行な方向に移動自在とされた移動式安全柵
5c,5cとからなつている。なお、前記移動式
安全柵5cは、ドアー4,4……がストツクされ
ていない側の2個のパレツト8,8と対応する位
置に常時留め置かれており、ドアー4,4……が
ストツクされている側の2個のパレツト8,8
は、それ自体が安全柵として作用するようになつ
ている。符号13は移動式安全柵5cを移動させ
るための駆動源である。
前記出口側固定式安全柵5bの開口部12に
は、該開口部12を物体が通過する時これを検知
して前記ロボツト3,3を停止させる如く作用す
る光電スイツチ14,14,14が上下3段に設
けられている。
該各光電スイツチ14は、発光素子14aと受
光素子14bとで構成されており、発光素子14
aから発信された光が両素子14a,14b間を
通過する物体によつてさえぎられて受光素子14
bに受光されない時ON状態とされ、ロボツト
3,3を非常停止させる如く作用する。
一方、前記スラツトコンベア1は、組付ステー
シヨン間(本実施例の場合、A,B,C間)を15
区間P1〜P15に区画して、ハンガー15(換言す
れば、ボデイ2)が各区間P1〜P15を通過する毎
に信号を出力するようにされている(第2図参
照)。これらの区間P1〜P15は、本来隣合うハンガ
ー15,15間の間隔保持および組付ステーシヨ
ン近くにおけるコンベアの減速あるいは増速のた
めに設けられているものである。これら各区間
P1〜P15をハンガー15が通過した時の出力信号
は、マイクロコンピユータからなる制御手段16
に逐次入力されるようになつている。
該制御手段16は、ハンガー15に懸架された
ボデイ2の前端が安全柵5の開口部12の直前に
さしかかる時(換言すれば、ハンガー15が区間
P7を通過する時)、前記光電スイツチ14を強制
的に開く(即ち、不作動状態となす)とともに、
ハンガー15に懸架されたボデイ2の後端が安全
柵5の開口部12の直後に位置するまで進んだ時
(換言すれば、ハンガー15が区間P11を通過する
時)、前記光電スイツチ14を閉じる(即ち、作
動可能状態となす)如く作用する。即ち、前記区
間P1〜P15が、実用新案登録請求の範囲における
ワーク搬出位置検知手段として作用するものであ
る。
なお、本実施例においては、安全柵5の開口部
12および該開口部12の外側近傍に、安全マツ
ト17,17を敷設して、作業者等が該安全マツ
ト17,17を踏んだ時、ロボツト3,3を非常
停止させるようにしているが、これらの安全マツ
ト17,17は、必ずしも必要としない。
ついで、第3図図示のフローチヤートを参照し
て、図示の実施例にかかる自動組付けラインの安
全装置の作用を説明する。
通常運転状態においては、ロボツト3,3は、
組付ステーシヨンBにおいて自動組付けラインL
上を搬送されるボデイ2(即ち、ワーク)に対し
て被組付部品であるドアー4を組み付ける作動を
なしており、前記組付ステーシヨンBにおいてド
アー4の組付を完了されたボデイ2は、ハンガー
15に懸架されてスラツトコンベア1上を安全柵
5外の組付ステーシヨンCへ搬出される。この時
点においては、ロボツト3,3が作動されるとと
もに、光電スイツチ14も作動可能状態とされて
いる(ステツプS1およびステツプS2)。この時、
ハンガー15に懸架されたボデイ2の前端が安全
柵5の開口部12の直前にさしかかると、即ち、
ハンガー15がスラツトコンベア1の区間P7
通過すると(ステツプS3)、制御手段16の作用
により光電スイツチ14が不作動状態とされ(ス
テツプS4)、その後ハンガー15に懸架されたボ
デイ2の後端が安全柵5の開口部12を通過する
と、即ち、ハンガー15がスラツトコンベア1の
区間P11を通過すると(ステツプS5)、ステツプS2
の直前にリターンされる。つまり、ハンガー15
に懸架されたボデイ2が安全柵5の開口部12を
通過している時には、光電スイツチ14が不作動
状態とされて、ハンガー15の通過が許容される
こととなるのである。なお、安全柵5の開口部1
2をハンガー15に懸架されたボデイ2が通過し
ている時には、前記開口部12には作業者等を通
すだけの空間的余裕は形成されない。一方、前記
ステツプS3において、ハンガー15に懸架された
ボデイ2が安全柵5の開口部12にさしかかつて
いない時点において、該安全柵開口部12を作業
者等が通ると(ステツプS6)、これを光電スイツ
チ14が検知してロボツト3,3の作動が非常停
止される(ステツプS7)。従つて、安全柵5内に
入つた作業者等の安全が確保されることとなるの
である。
上記した如く、本実施例によれば、安全柵5の
開口部12を、ハンガー15に懸架されたボデイ
2が通過している時には、これを光電スイツチ1
4が検知せず、ボデイ2の通過を許容するととも
に、前記開口部12をハンガー15が通つていな
い時点において、作業者等がこの開口部12から
安全柵5内に入ると、これを光電スイツチ14が
検知してロボツト3,3が非常停止されるのであ
る。
なお、本考案は、図示の実施例に限定されるも
のではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、ワークを搬送す
るコンベアと、該コンベアによつて搬送されたワ
ークに所定部品の組付けを行うロボツトと、該ロ
ボツトの周囲に設けられ、前記コンベアの通過部
分が開口された安全柵と、該安全柵の開口部に設
けられ、該開口部における物体の通過を検知して
前記ロボツトを停止する如く作用する光電スイツ
チとを備えた自動組付けラインの安全装置におい
て、安全柵の開口部をワークが通過する時には、
コンベアに設けられたワーク搬送位置検知手段か
らの出力信号によつて光電スイツチが強制的に開
かれて、光電スイツチが不作動状態とされ、ワー
ク通過が許容されるとともに、ワークが通過して
いない時には、前記光電スイツチが作動可能状態
となつて、前記開口部から作業者が安全柵内に侵
入すると、これを光電スイツチが検知して、ロボ
ツトを非常停止させるようにしているので、コン
ベアに既設されているワーク搬送位置検知手段を
利用した極めて簡易な構造の装置で、安全柵から
搬出されるワークと安全柵内に侵入する作業者と
を区別し、安全柵からのワークの通過は許容する
一方、安全柵内へ侵入した作業者の安全が確保さ
れるという実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる自動組付けラ
インの安全装置を示す平面図、第2図は第1図の
要部側面図、第3図は本考案の実施例にかかる自
動組付けラインの安全装置の作用を説明するため
のフローチヤートである。 1……コンベア、2……ワーク(ボデイ)、3
……ロボツト、4……部品(ドアー)、5……安
全柵、12……開口部、14……光電スイツチ、
16……制御手段、P1〜P15……ワーク搬送位置
検知手段(区間)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークを搬送するコンベアと、該コンベアによ
    つて搬送されたワークに所定部品の組付けを行う
    ロボツトと、該ロボツトの周囲に設けられ、前記
    コンベアの通過部分が開口された安全柵と、該安
    全柵の開口部に設けられ、該開口部における物体
    の通過を検知して前記ロボツトを停止する如く作
    用する光電スイツチとを備えており、前記安全柵
    の開口部にワークが位置する時にはこれを前記コ
    ンベアに設けられたワーク搬送位置検知手段で検
    出して前記光電スイツチを強制的に開く如く作用
    する制御手段が付設されていることを特徴とする
    自動組付けラインの安全装置。
JP1986139159U 1986-09-09 1986-09-09 Expired JPH042759Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986139159U JPH042759Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986139159U JPH042759Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6344744U JPS6344744U (ja) 1988-03-25
JPH042759Y2 true JPH042759Y2 (ja) 1992-01-30

Family

ID=31044797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986139159U Expired JPH042759Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH042759Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010133503A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Omron Corp 安全システム、ミューティングセンサ装置およびセーフティセンサ装置
JP5888105B2 (ja) * 2012-05-16 2016-03-16 マツダ株式会社 物品の作業ライン
DE102013213223A1 (de) * 2013-07-05 2015-01-08 Torsten Hösker Überflurfördereinrichtung mit Sicherungselement

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58217285A (ja) * 1982-02-16 1983-12-17 デイフラクト リミテツド 加工対象物の自動組立方法及びその装置
JPS59159498A (ja) * 1983-02-28 1984-09-10 日産自動車株式会社 機械の自動停止装置
JPS6152496A (ja) * 1984-08-20 1986-03-15 株式会社理研オプテック 安全装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58217285A (ja) * 1982-02-16 1983-12-17 デイフラクト リミテツド 加工対象物の自動組立方法及びその装置
JPS59159498A (ja) * 1983-02-28 1984-09-10 日産自動車株式会社 機械の自動停止装置
JPS6152496A (ja) * 1984-08-20 1986-03-15 株式会社理研オプテック 安全装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6344744U (ja) 1988-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH042759Y2 (ja)
KR20190141086A (ko) 물품 반송 설비
ITMI20000309A1 (it) Abbassatore con azionatore capace di movimento combinato di azionamento di un blocco e di supporto
KR101432201B1 (ko) 보안검색용 수하물 이송장치 및 이를 이용한 수하물의 이송방법
JPS63109963A (ja) 自己推進パレットによる蓄積コンベア
TWM637696U (zh) 配送管制裝置
JPS6368391A (ja) 自動組付けラインの安全装置
JP4716101B2 (ja) 物品搬送設備
JPH0715959U (ja) 車両寸法検知器付き立体駐車装置
KR20080025463A (ko) 반도체 제조 장치의 자동 반송 장치
JP4003494B2 (ja) 搬送システム
JP3581020B2 (ja) 乗客コンベア
JP2970406B2 (ja) 機械式駐車装置の安全装置
JPH0559839A (ja) 立体駐車装置内の人検出装置
JP2010023939A (ja) 荷物検出装置及び荷物検出方法
JP2678885B2 (ja) 走行搬送装置における走行台車の渋滞防止装置
JPH06282328A (ja) コイル端垂れ下りの自動検知制御装置
JP2860755B2 (ja) 走行搬送車用レールの分岐路における安全装置
JP2887755B1 (ja) ターンテーブル及び機械式駐車装置
JPH07330144A (ja) 移載通信装置
JPS62185604A (ja) 2台の移動装置間の干渉防止装置
JPH053518U (ja) 機械式駐車設備の車両乗入れ部用検出装置
JPH07334241A (ja) 搬送装置の走行停止装置
JP2017030938A (ja) 荷物用エレベータ
JPH0736864Y2 (ja) 索道のローディングゲート