JPH06282328A - コイル端垂れ下りの自動検知制御装置 - Google Patents
コイル端垂れ下りの自動検知制御装置Info
- Publication number
- JPH06282328A JPH06282328A JP5093601A JP9360193A JPH06282328A JP H06282328 A JPH06282328 A JP H06282328A JP 5093601 A JP5093601 A JP 5093601A JP 9360193 A JP9360193 A JP 9360193A JP H06282328 A JPH06282328 A JP H06282328A
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- Japan
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- coil
- truck
- skid
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- carrier
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定スキッド上のコイル端垂れ下りをコイル
搬送台車自身によりコイルの持上直前段階で自動検知で
き、確実にコイルと台車各部との衝突を回避できるコイ
ル端垂れ下りの自動検知制御装置を提供する。 【構成】 コイル搬送台車１の昇降スキッド１０長手方
向延長線上の台車１上の位置に設けられ、固定スキッド
１１上のコイル１２のコイル端垂れ下り部１２ａを検出
する接触型コイル端検知手段１３と、コイル搬送台車１
上又は同台車１外に設けられ、接触型コイル端検知手段
１３による接触検知信号によりコイル搬送台車１を緊急
停止し運転指示待ち状態にする制御装置とを具えてい
る。
搬送台車自身によりコイルの持上直前段階で自動検知で
き、確実にコイルと台車各部との衝突を回避できるコイ
ル端垂れ下りの自動検知制御装置を提供する。 【構成】 コイル搬送台車１の昇降スキッド１０長手方
向延長線上の台車１上の位置に設けられ、固定スキッド
１１上のコイル１２のコイル端垂れ下り部１２ａを検出
する接触型コイル端検知手段１３と、コイル搬送台車１
上又は同台車１外に設けられ、接触型コイル端検知手段
１３による接触検知信号によりコイル搬送台車１を緊急
停止し運転指示待ち状態にする制御装置とを具えてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル搬送台車と固定
スキッド上に置かれたコイルの端の垂れ下り部との予期
しない衝突を回避するためのコイル端垂れ下りの自動検
知制御装置に関する。
スキッド上に置かれたコイルの端の垂れ下り部との予期
しない衝突を回避するためのコイル端垂れ下りの自動検
知制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】製鉄所等において、工場，コイル置場，
積出場等に設けたコイル支持用の固定スキッドと、この
固定スキッドの下を走行し固定スキッド上のコイルを取
上げ他の場所の固定スキッド上へ搬送する軌道走行型の
コイル搬送台車とが使用されている。固定スキッド上に
コイルが置かれるとき、コイルの端がスキッドの中央の
すき間部に面して置かれた場合に、コイルを止めている
バンドが切れ裸コイルの端がスキッドのすき間部に垂れ
下りを生じることがある。この状態でコイル搬送台車が
コイルを受取りに固定スキッドの下に入ると、コイル搬
送台車上のコイル受け部がコイル端垂れ下り部に板の幅
方向から衝突してコイル取上げができず、また衝突によ
りコイルと台車の両方に損傷を生じる。このような固定
スキッド上でのコイル端の垂れ下りは１月に何回かずつ
発生し、従来は現場作業者が目視でコイル端垂れ下りの
発生を監視し台車との衝突を回避しているが、確実な衝
突の回避は難しく、またこれがコイル搬送台車の運転の
自動化の妨げとなっている。
積出場等に設けたコイル支持用の固定スキッドと、この
固定スキッドの下を走行し固定スキッド上のコイルを取
上げ他の場所の固定スキッド上へ搬送する軌道走行型の
コイル搬送台車とが使用されている。固定スキッド上に
コイルが置かれるとき、コイルの端がスキッドの中央の
すき間部に面して置かれた場合に、コイルを止めている
バンドが切れ裸コイルの端がスキッドのすき間部に垂れ
下りを生じることがある。この状態でコイル搬送台車が
コイルを受取りに固定スキッドの下に入ると、コイル搬
送台車上のコイル受け部がコイル端垂れ下り部に板の幅
方向から衝突してコイル取上げができず、また衝突によ
りコイルと台車の両方に損傷を生じる。このような固定
スキッド上でのコイル端の垂れ下りは１月に何回かずつ
発生し、従来は現場作業者が目視でコイル端垂れ下りの
発生を監視し台車との衝突を回避しているが、確実な衝
突の回避は難しく、またこれがコイル搬送台車の運転の
自動化の妨げとなっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、固定スキッド上のコイ
ル端垂れ下りをコイル搬送台車自身によりコイルの持上
直前段階で自動検知でき、確実にコイルと台車各部との
衝突を回避し、コイル搬送台車の自動化を容易ならしめ
ることができるコイル端垂れ下りの自動検知制御装置を
提供することを目的とする。
事情に鑑みて提案されたもので、固定スキッド上のコイ
ル端垂れ下りをコイル搬送台車自身によりコイルの持上
直前段階で自動検知でき、確実にコイルと台車各部との
衝突を回避し、コイル搬送台車の自動化を容易ならしめ
ることができるコイル端垂れ下りの自動検知制御装置を
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、コ
イル搬送台車の昇降スキッド長手方向延長線の台車上の
位置に設けられ固定スキッド上のコイル端垂れ下りを検
出する接触型検知手段と、上記コイル搬送台車上又は同
台車外に設けられ上記接触型検知手段による接触検知信
号により上記コイル搬送台車を緊急停止し運転指示待ち
状態にする制御装置とを具えたことを特徴とする。
イル搬送台車の昇降スキッド長手方向延長線の台車上の
位置に設けられ固定スキッド上のコイル端垂れ下りを検
出する接触型検知手段と、上記コイル搬送台車上又は同
台車外に設けられ上記接触型検知手段による接触検知信
号により上記コイル搬送台車を緊急停止し運転指示待ち
状態にする制御装置とを具えたことを特徴とする。
【０００５】
【作用】本発明コイル端垂れ下りの自動検知制御装置に
おいては、接触型検知手段は、コイル搬送台車のコイル
受けスキッド部が移動し通過する断面軌跡内に固定スキ
ッドのすき間から垂れ下るコイル端を接触検知し、接触
の有無の信号をコイル搬送台車又は台車外の制御装置へ
伝える。制御装置は、受入れた接触検知手段からの信号
を判別部で識別し、コイル端垂れ下りなしの時は自動又
は手動運転制御部を介し運転を継続させ、コイル端垂れ
下りが検知された時は緊急停止制御部を介しコイル搬送
台車の走行を停止し、またアラームを発信させ、コイル
搬送台車を運転指示待ち状態に保持させる制御を行う。
コイル搬送台車の緊急停止はアラームを通じて関係部所
へ伝わり、緊急停止原因の排除が行われ、コイル搬送台
車への適切な運転指示が行われる。
おいては、接触型検知手段は、コイル搬送台車のコイル
受けスキッド部が移動し通過する断面軌跡内に固定スキ
ッドのすき間から垂れ下るコイル端を接触検知し、接触
の有無の信号をコイル搬送台車又は台車外の制御装置へ
伝える。制御装置は、受入れた接触検知手段からの信号
を判別部で識別し、コイル端垂れ下りなしの時は自動又
は手動運転制御部を介し運転を継続させ、コイル端垂れ
下りが検知された時は緊急停止制御部を介しコイル搬送
台車の走行を停止し、またアラームを発信させ、コイル
搬送台車を運転指示待ち状態に保持させる制御を行う。
コイル搬送台車の緊急停止はアラームを通じて関係部所
へ伝わり、緊急停止原因の排除が行われ、コイル搬送台
車への適切な運転指示が行われる。
【０００６】
【実施例】本発明コイル端垂れ下りの自動検知制御装置
の一実施例を図面について説明すると、図１は本自動検
知制御装置を有するコイル搬送台車の側面図、図２は図
１のII−IIに沿った端面図、図３は接触型コイル端検知
手段の作動状態の側面図、図４は制御装置の構成を示す
ブロック図、図５は本自動検知制御装置の運転作動のフ
ロー図、図６は接触型コイル端検知手段の他の実施形の
斜視図である。
の一実施例を図面について説明すると、図１は本自動検
知制御装置を有するコイル搬送台車の側面図、図２は図
１のII−IIに沿った端面図、図３は接触型コイル端検知
手段の作動状態の側面図、図４は制御装置の構成を示す
ブロック図、図５は本自動検知制御装置の運転作動のフ
ロー図、図６は接触型コイル端検知手段の他の実施形の
斜視図である。
【０００７】図１，図２において、１はコイル搬送台
車、２は車輪３で軌道４上に乗る台車フレーム、５，６
は台車フレーム２の前後部に設けられた走行モーターと
油圧ユニット、７は台車フレーム２上の油圧シリンダー
８で上下される昇降台、１０は昇降台７上に設けた昇降
スキッドである。１１はコイル搬送台車１が通り抜け可
能な地上の固定スキッド、１２は固定スキッド１１上に
載るコイル、１３，１３はコイル搬送台車１上の降下状
態の昇降スキッド１０の長手方向延長線上の台車両端位
置に支柱１４を介して取付けた接触型コイル端検知手段
である。この接触型コイル端検知手段１３は、昇降スキ
ッド１０の断面形と一致させるように支柱１４上に取付
けた１対のリミットスイッチ１５，１５のスイッチレバ
ー先端間にスキッド１０上面に沿う形状に接続した線状
接触部１６で構成し、空荷移動時のコイル搬送台車１の
昇降スキッド１０の断面延長軌跡内に交叉して入るコイ
ル端垂れ下り部１２ａを上記線状接触部１６で捉え、リ
ミットスイッチ１５，１５を作動させるようにしてい
る。図１において固定スキッド１１に対しコイル搬送台
車１が左側又は右側から進入するとき、同台車１の進行
方向の前側の接触型コイル端検知手段１３がそれぞれコ
イル端垂れ下り部１２ａの有無を検出する。
車、２は車輪３で軌道４上に乗る台車フレーム、５，６
は台車フレーム２の前後部に設けられた走行モーターと
油圧ユニット、７は台車フレーム２上の油圧シリンダー
８で上下される昇降台、１０は昇降台７上に設けた昇降
スキッドである。１１はコイル搬送台車１が通り抜け可
能な地上の固定スキッド、１２は固定スキッド１１上に
載るコイル、１３，１３はコイル搬送台車１上の降下状
態の昇降スキッド１０の長手方向延長線上の台車両端位
置に支柱１４を介して取付けた接触型コイル端検知手段
である。この接触型コイル端検知手段１３は、昇降スキ
ッド１０の断面形と一致させるように支柱１４上に取付
けた１対のリミットスイッチ１５，１５のスイッチレバ
ー先端間にスキッド１０上面に沿う形状に接続した線状
接触部１６で構成し、空荷移動時のコイル搬送台車１の
昇降スキッド１０の断面延長軌跡内に交叉して入るコイ
ル端垂れ下り部１２ａを上記線状接触部１６で捉え、リ
ミットスイッチ１５，１５を作動させるようにしてい
る。図１において固定スキッド１１に対しコイル搬送台
車１が左側又は右側から進入するとき、同台車１の進行
方向の前側の接触型コイル端検知手段１３がそれぞれコ
イル端垂れ下り部１２ａの有無を検出する。
【０００８】図３について、固定スキッド１１内にコイ
ル搬送台車１が左側から進入する場合の接触型コイル端
検知手段１３の作動を説明すると、台車進行方向の前側
の接触型コイル端検知手段１３がコイル１２の下部に進
入し、接触型コイル端検知手段１３の線状接触部１６が
コイル端垂れ下り部１２ａに接して進むと、リミットス
イッチ１５のスイッチレバーは鎖線で示すように線状接
触部１６を介し後方へ倒れてスイッチ作動し、その信号
がコイル搬送台車１の制御装置へ送られる。なお接触型
コイル端検知手段１３は、図６で示されるように、支柱
１４に回動可能に支持した板状又は枠状接触部１６′と
それに応動するリミットスイッチ１５′で構成する等、
任意の他の構成を用いることが可能である。
ル搬送台車１が左側から進入する場合の接触型コイル端
検知手段１３の作動を説明すると、台車進行方向の前側
の接触型コイル端検知手段１３がコイル１２の下部に進
入し、接触型コイル端検知手段１３の線状接触部１６が
コイル端垂れ下り部１２ａに接して進むと、リミットス
イッチ１５のスイッチレバーは鎖線で示すように線状接
触部１６を介し後方へ倒れてスイッチ作動し、その信号
がコイル搬送台車１の制御装置へ送られる。なお接触型
コイル端検知手段１３は、図６で示されるように、支柱
１４に回動可能に支持した板状又は枠状接触部１６′と
それに応動するリミットスイッチ１５′で構成する等、
任意の他の構成を用いることが可能である。
【０００９】次に接触型コイル端検知手段１３と共に設
ける制御装置の構成を、図４について説明すると、制御
装置２０は、コイル搬送台車１上又は多数の台車１を一
括制御する制御室に設けられ、これは、接触型コイル端
検知手段１３から送られる信号からコイル端垂れ下り部
１２ａの有無を識別する判別部２１と、判別部２１によ
る垂れ下り部なし信号で走行モーター５を継続運転する
制御部２２と、判別部２１によるコイル端垂れ下り部あ
り信号で走行モーター５を緊急自動停止し、運転指示待
ち状態に制御する制御部２３で構成される。制御部２３
では緊急自動停止と同時に関係部所へのアラーム発信を
行わせる。
ける制御装置の構成を、図４について説明すると、制御
装置２０は、コイル搬送台車１上又は多数の台車１を一
括制御する制御室に設けられ、これは、接触型コイル端
検知手段１３から送られる信号からコイル端垂れ下り部
１２ａの有無を識別する判別部２１と、判別部２１によ
る垂れ下り部なし信号で走行モーター５を継続運転する
制御部２２と、判別部２１によるコイル端垂れ下り部あ
り信号で走行モーター５を緊急自動停止し、運転指示待
ち状態に制御する制御部２３で構成される。制御部２３
では緊急自動停止と同時に関係部所へのアラーム発信を
行わせる。
【００１０】このようなコイル端垂れ下りの自動検知制
御装置の運転作動を図５を参照して説明する。コイル搬
送台車１が運転に入ると同時に、接触型コイル端検知手
段１３から制御装置２０への信号入力が開始される。空
のコイル搬送台車１が固定スキッド１１に入り、前端部
の接触型コイル端検知手段１３がコイル端垂れ下りを検
知しない時は、リミットスイッチ１５は作動せず検出な
しを制御装置２０へ伝え、判別部２１で識別され、それ
によって制御装置２０は制御部２２を通し、コイル搬送
台車１の固定スキッド１１中心部への位置合わせ停止、
昇降スキッド１０の上昇によるコイル１２の持上げ、コ
イル搬送台車１の走行、搬送先固定スキッド１１への位
置合わせ停止、昇降スキッド１０の下降によるコイル１
２の固定スキッド１１への渡し、コイル搬送台車１の走
行の順に継続運転が繰返される。
御装置の運転作動を図５を参照して説明する。コイル搬
送台車１が運転に入ると同時に、接触型コイル端検知手
段１３から制御装置２０への信号入力が開始される。空
のコイル搬送台車１が固定スキッド１１に入り、前端部
の接触型コイル端検知手段１３がコイル端垂れ下りを検
知しない時は、リミットスイッチ１５は作動せず検出な
しを制御装置２０へ伝え、判別部２１で識別され、それ
によって制御装置２０は制御部２２を通し、コイル搬送
台車１の固定スキッド１１中心部への位置合わせ停止、
昇降スキッド１０の上昇によるコイル１２の持上げ、コ
イル搬送台車１の走行、搬送先固定スキッド１１への位
置合わせ停止、昇降スキッド１０の下降によるコイル１
２の固定スキッド１１への渡し、コイル搬送台車１の走
行の順に継続運転が繰返される。
【００１１】一方、空のコイル搬送台車１が固定スキッ
ド１１へ入り、前端部の接触型コイル端検知手段１３が
線状接触部１６を介しコイル端垂れ下りを検知した時に
は、リミットスイッチ１５が作動して検出信号を制御装
置２０へ伝え、判別部２１により識別され、それにより
制御装置２０は制御部２３を通じコイル搬送台車１を緊
急自動停止させ、運転指示待機状態を保持させる。この
緊急自動停止により、コイル端垂れ下り部１２ａはコイ
ル搬送台車１の昇降スキッド１０との間に距離をおいて
停止し、また台車上の各種の他のセンサー，備品等への
接触や衝突を確実に予防することができる。緊急自動停
止と共に制御部２３からの制御で発せられるアラームに
より、台車緊急停止現場で、原因の解除すなわち固定ス
キッド１１のコイル端垂れ下り部１２ａを横向きにする
コイル１２の置き換えなどにより、コイル端の垂れ下り
を解消し、それから継続運転に戻し指示して、再び通常
運転を継続させることができる。その結果、固定スキッ
ド１１上のコイル端の垂れ下りは、作業者の目視観察に
頼ることなく、コイル搬送台車１自身によりコイル１２
の持上げ直前に自動検出し、確実にコイル１２と台車各
部との衝突を回避することが可能になる。
ド１１へ入り、前端部の接触型コイル端検知手段１３が
線状接触部１６を介しコイル端垂れ下りを検知した時に
は、リミットスイッチ１５が作動して検出信号を制御装
置２０へ伝え、判別部２１により識別され、それにより
制御装置２０は制御部２３を通じコイル搬送台車１を緊
急自動停止させ、運転指示待機状態を保持させる。この
緊急自動停止により、コイル端垂れ下り部１２ａはコイ
ル搬送台車１の昇降スキッド１０との間に距離をおいて
停止し、また台車上の各種の他のセンサー，備品等への
接触や衝突を確実に予防することができる。緊急自動停
止と共に制御部２３からの制御で発せられるアラームに
より、台車緊急停止現場で、原因の解除すなわち固定ス
キッド１１のコイル端垂れ下り部１２ａを横向きにする
コイル１２の置き換えなどにより、コイル端の垂れ下り
を解消し、それから継続運転に戻し指示して、再び通常
運転を継続させることができる。その結果、固定スキッ
ド１１上のコイル端の垂れ下りは、作業者の目視観察に
頼ることなく、コイル搬送台車１自身によりコイル１２
の持上げ直前に自動検出し、確実にコイル１２と台車各
部との衝突を回避することが可能になる。
【００１２】
【発明の効果】要するに本発明によれば、コイル搬送台
車の昇降スキッド長手方向延長線の台車上の位置に設け
られ固定スキッド上のコイル端垂れ下りを検出する接触
型検知手段と、上記コイル搬送台車上又は同台車外に設
けられ上記接触型検知手段による接触検知信号により上
記コイル搬送台車を緊急停止し運転指示待ち状態にする
制御装置とを具えたことにより、固定スキッド上のコイ
ル端垂れ下りをコイル搬送台車自身によりコイルの持上
直前段階で自動検知でき、確実にコイルと台車各部との
衝突を回避し、コイル搬送台車の自動化を容易ならしめ
ることができるコイル端垂れ下りの自動検知制御装置を
得るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
車の昇降スキッド長手方向延長線の台車上の位置に設け
られ固定スキッド上のコイル端垂れ下りを検出する接触
型検知手段と、上記コイル搬送台車上又は同台車外に設
けられ上記接触型検知手段による接触検知信号により上
記コイル搬送台車を緊急停止し運転指示待ち状態にする
制御装置とを具えたことにより、固定スキッド上のコイ
ル端垂れ下りをコイル搬送台車自身によりコイルの持上
直前段階で自動検知でき、確実にコイルと台車各部との
衝突を回避し、コイル搬送台車の自動化を容易ならしめ
ることができるコイル端垂れ下りの自動検知制御装置を
得るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図１】本発明コイル端垂れ下りの自動検知制御装置の
一実施例を有するコイル搬送台車の側面図である。
一実施例を有するコイル搬送台車の側面図である。
【図２】図１のII−IIに沿った端面図である。
【図３】接触型コイル端検知手段の作動状態の側面図で
ある。
ある。
【図４】制御装置の構成を示すブロック図である。
【図５】本自動検知制御装置の運転作動のフロー図であ
る。
る。
【図６】接触型コイル端検知手段の他の実施形の斜視図
である。
である。
１ コイル搬送台車 10 昇降スキッド 11 固定スキッド 12 コイル 12ａ コイル端垂れ下り部 13 接触型コイル端検知手段 15 , 15 ′ リミットスイッチ 16 線状接触部 16′ 板，枠状接触部 20 制御装置 21 判別部 22 継続運転制御部 23 緊急停止制御部
Claims (1)
- 【請求項１】 コイル搬送台車の昇降スキッド長手方向
延長線の台車上の位置に設けられ固定スキッド上のコイ
ル端垂れ下りを検出する接触型検知手段と、上記コイル
搬送台車上又は同台車外に設けられ上記接触型検知手段
による接触検知信号により上記コイル搬送台車を緊急停
止し運転指示待ち状態にする制御装置とを具えたことを
特徴とするコイル端垂れ下りの自動検知制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5093601A JPH06282328A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | コイル端垂れ下りの自動検知制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5093601A JPH06282328A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | コイル端垂れ下りの自動検知制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06282328A true JPH06282328A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=14086848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5093601A Withdrawn JPH06282328A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | コイル端垂れ下りの自動検知制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06282328A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08123999A (ja) * | 1994-10-28 | 1996-05-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動機群管理システム |
| KR20120081608A (ko) * | 2009-09-29 | 2012-07-19 | 크라운 이큅먼트 코포레이션 | 차대 관리 시스템과 함께 사용 가능한 충돌 감지 |
| US10013815B2 (en) | 2006-12-13 | 2018-07-03 | Crown Equipment Corporation | Information system for industrial vehicles |
| US11225404B2 (en) | 2006-12-13 | 2022-01-18 | Crown Equipment Corporation | Information system for industrial vehicles |
| US11947361B2 (en) | 2006-12-13 | 2024-04-02 | Crown Equipment Corporation | Fleet management system |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP5093601A patent/JPH06282328A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08123999A (ja) * | 1994-10-28 | 1996-05-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動機群管理システム |
| US10013815B2 (en) | 2006-12-13 | 2018-07-03 | Crown Equipment Corporation | Information system for industrial vehicles |
| US10600256B2 (en) | 2006-12-13 | 2020-03-24 | Crown Equipment Corporation | Impact sensing usable with fleet management system |
| US11225404B2 (en) | 2006-12-13 | 2022-01-18 | Crown Equipment Corporation | Information system for industrial vehicles |
| US11823502B2 (en) | 2006-12-13 | 2023-11-21 | Crown Equipment Corporation | Impact sensing usable with fleet management system |
| US11947361B2 (en) | 2006-12-13 | 2024-04-02 | Crown Equipment Corporation | Fleet management system |
| KR20120081608A (ko) * | 2009-09-29 | 2012-07-19 | 크라운 이큅먼트 코포레이션 | 차대 관리 시스템과 함께 사용 가능한 충돌 감지 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |