JPH0559839A - 立体駐車装置内の人検出装置 - Google Patents

立体駐車装置内の人検出装置

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JPH0559839A
JPH0559839A JP21882491A JP21882491A JPH0559839A JP H0559839 A JPH0559839 A JP H0559839A JP 21882491 A JP21882491 A JP 21882491A JP 21882491 A JP21882491 A JP 21882491A JP H0559839 A JPH0559839 A JP H0559839A
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JP
Japan
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floor
vehicle
detectors
driver
moving body
Prior art date
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Pending
Application number
JP21882491A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kurita
憲一 栗田
Ryuichi Iwata
龍一 岩田
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Co Ltd filed Critical Furukawa Co Ltd
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Publication of JPH0559839A publication Critical patent/JPH0559839A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】立体駐車装置の入出庫床内の人の存否を確実に
検出する。 【構成】格納機構を備えた立体駐車装置1の入出庫床2
に、乗降デッキ11に車両4の進行方向と平行に複数の
ビームBを形成する光線遮断式検出器PH3,PH4
と、入出庫床2内の動体の存在を検出可能な動体検出器
SE1,SE2とを配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体駐車装置の入出庫
床に人が存在するか否かを検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータやゴンドラ等の格納機構を備
えた立体駐車装置では、ドライバーが車両を入出庫床に
乗入れ、下車して駐車装置外へ退出した後、格納機構を
駆動して車両を格納する。格納機構を駆動するとき、ド
ライバーが退出していないと危険であるので、ドライバ
ーが駐車装置外へ退出したか否か安全を確認する必要が
ある。そこで、従来、図4に示すように、立体駐車装置
1の入出庫床2の入口3附近に、車両4の進行方向に対
して略直角な方向へ水平なビームBを形成する2組の光
線遮断式検出器PH1,PH2を、所定距離車両の進行
方向に離隔して配置した検出装置が用いられていた。こ
の検出装置では、図5に示すように、2組の検出器PH
1,PH2がビームBを同時に遮断されて動作したと
き、車両4の通過として検出し、検出器PH1,PH2
がビームBを別々に時間をおいて遮断されて動作したと
きドライバーが通過したものとして検出するようになっ
ていた。即ち、これは、入出庫床2内へは、車両4とこ
れを運転するドライバーのみが入ることを前提とし、検
出器PH1,PH2の同時動作で車両4の進入を検出し
た後、検出器PH1,PH2が順次動作すればドライバ
ーが退出したものと見なし、安全と判断して格納機構を
駆動させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】駐車装置の入出庫床内
へ車両を乗入れるときにはドライバー1人だけが入るよ
うに、掲示等で警告しているが、実際には、警告を看過
し、又は無視して同乗者が一緒に入出庫床内まで入って
しまう場合がある。このような場合、従来の検出装置で
は入った人間全員の退出確認ができず、最初の一人が退
出した時点で、格納機構が駆動される惧れがあり、安全
が確保されない。
【0004】また、車両乗入れ後ドライバーが大きな荷
物を持って退出すると2組の検出器が同時に動作するこ
とがあり、この場合は人間の退出として検出されないた
め、格納機構が起動しない。さらに、乗り入れ後ドライ
バーがトランク内の荷物の積卸しを行ったり、一旦退出
後忘れ物を取りに戻ったりすると誤認され故障として処
理される場合が生ずる。
【0005】しかも、2組の検出器間に所定の距離を確
保しなければならず、大きい設置面積が必要となる。こ
の発明は、立体駐車装置の人検出装置における上記問題
を解決するものであって、入出庫床内の人の存否を確実
に検出することができ、立体駐車装置の安全性を向上さ
せ、また、設置面積を小さくすることのできる立体駐車
装置内の人検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では、立体駐車
装置の入出庫床に、乗降デッキ上に車両の進行方向と平
行に複数のビーム(光線)を形成する光線遮断式検出器
と、入出庫床内の動体の存在を検出可能な動体検出器と
を配置して、上記課題を解決している。
【0007】
【作用】ドライバーが車両を入出庫床に乗入れると、動
体検出器がONとなりその進入を検出する。ドライバー
が車両を停止させ、乗降デッキ上に降車すると、乗降デ
ッキ上のビーム(光線)が遮断され、光遮断式検出器が
ONとなってドライバーの降車を検出する。ドライバー
が乗降デッキを離れると、光線遮断式検出器はOFFと
なるが、ドライバーが入出庫床内にいる間は動体検出器
がONとなっており、格納機構は駆動されない。ドライ
バーが入出庫床から退出すると動体検出器もOFFとな
り、格納機構が駆動される。ドライバーと一緒に同乗者
が入出庫床に入った場合は、同乗者も検出されるため、
全員が入出庫床から退出するまで格納機構が駆動される
惧れはない。また、ドライバーが大きな荷物を持ってい
ても、誤認は生じないため、格納機構は正常に作動でき
る。
【0008】
【実施例】図1は、格納機構としてエレベータを備えた
立体駐車装置の全体構成を示す正面図、図2及び図3
は、本発明の人検出装置の検出器の配置の一例を示す入
出庫床の平面図及び正面図である。ここで、立体駐車装
置1は、車両4を積載したパレット5が格納される複数
階の駐車室6と、各階の駐車室6へパレット5を搬送格
納するための格納機構であるエレベータ7とを備えてい
る。駐車室6の両側部には、パレット5の車輪8を支持
する受梁9が設けられている。エレベータ7は、パレッ
ト5を搭載する昇降台10とエレベータ駆動装置(図示
略)とで構成されている。
【0009】入出庫床2には、エレベータ7の昇降台1
0が着床する位置の両側に、ドライバーが車両に乗降す
るための乗降デッキ11と、この乗降デッキ11上に車
両4の進行方向と平行に複数のビームBを形成する光線
遮断式検出器PH3,PH4が設置されている。また、
入出庫床2の天井12には、動体検出器SE1,SE2
が入出庫床2内全域に亘り、動体を検出可能な位置に配
置されている。
【0010】光線遮断式検出器PH3,PH4は光電管
を備えており、乗降デッキ11上に形成された複数のビ
ームBの何れか1つでも遮光されると動作する。なお、
光線遮断式検出器PH3,PH4は可視光線以外の例え
ば赤外線等を使用するものであっても差支えない。動体
検出器SE1,SE2は、移動熱源を検出する赤外線セ
ンサであり、入出庫床2内の全域を監視しどこかに人が
いればその存在を検出可能である。ねずみ等の小動物で
は作動しないようになっている。
【0011】ドライバーが入口3から車両4を入出庫床
2に乗入れると、動体検出器SE1,SE2がONとな
りその進入を検出する。ドライバーがパレット5上に車
両4を停止させ乗降デッキ11上に降車すると乗降デッ
キ11上のビームBが遮断され光線遮断式検出器PH
3,PH4の何れかがONとなってドライバーの降車を
検出する。ドライバーが乗降デッキ11を離れると光線
遮断式検出器PH3,PH4はOFFとなるが動体検出
器SE1,SE2がONとなっており、エレベータ7は
駆動されない。ドライバーが入出庫床2から退出する
と、動体検出器SE1,SE2がOFFとなってエレベ
ータ7が駆動可能となる。
【0012】若し、同乗者が入出庫床2内に入った場合
には、同乗者も全て退出するまで動体検出器SE1,S
E2はOFFとならず、エレベータ7は駆動されない。
入出庫床2内に人がいるとき、誤って他の利用者が、エ
レベータ7を運転しようとしても、動体検出器SE1,
SE2がONとなっているためエレベータ7は起動せ
ず、内部に人がいることを知らせる注意表示が出され
る。
【0013】ドライバーが大きな荷物を持ち出したり、
トランク内の荷物の積卸しを行ったりしても、人が入出
庫床2内にいる間は、動体検出器SE1,SE2がON
となっており、入出庫床2から全員退出すると動体検出
器SE1,SE2がOFFとなるため人の存否の誤認は
生じない。エレベータ7の運転開始後、昇降台10が入
出庫床2内にあるときは、昇降台10が動体としてSE
1,SE2に検出されるが、その検出信号は無視される
ようになっており、更に光線遮断式検出器PH3,PH
4の何れかが作動すると、エレベータは緊急停止を行
う。
【0014】昇降台10が入出庫床2の天井12より上
方へ移動した後は、光線遮断式検出器PH3,PH4の
作動により、警報を出すようになっている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の立体駐車
装置内の人検出装置は、ドライバー以外の人が入出庫床
内に入ったり、ドライバーが大きな荷物を運んだり、ト
ランクの荷物の積卸しを行ったりしても、入出庫床内の
人の存否を確実に検出でき、立体駐車装置の安全性が向
上する。また、立体駐車装置の設置面積を小さくするこ
とができ、設備コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】エレベータを備えた立体駐車装置の正面図であ
る。
【図2】人検出装置の検出器の配置の一例を示す入出庫
床の平面図である。
【図3】人検出装置の検出器の配置の一例を示す入出庫
床の正面図である。
【図4】従来の立体駐車装置の人検出装置の説明図であ
る。
【図5】従来の人検出装置の作動状態を説明するグラフ
である。
【符号の説明】
1 立体駐車装置 2 入出庫床 4 車両 5 パレット 6 駐車室 7 エレベータ 10 昇降台 11 乗降デッキ PH3 光線遮断式検出器 PH4 光線遮断式検出器 SE1 動体検出器 SE2 動体検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納機構を備えた立体駐車装置におい
    て、乗降デッキ上に車両の進行方向と平行に複数のビー
    ムを形成する光線遮断式検出器と、入出庫床内の動体を
    検出可能な動体検出器とを、入出庫床に配置したことを
    特徴とする立体駐車装置内の人検出装置。
JP21882491A 1991-08-29 1991-08-29 立体駐車装置内の人検出装置 Pending JPH0559839A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21882491A JPH0559839A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 立体駐車装置内の人検出装置

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JPH0559839A true JPH0559839A (ja) 1993-03-09

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ID=16725927

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JP21882491A Pending JPH0559839A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 立体駐車装置内の人検出装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005200892A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Shinmaywa Engineerings Ltd 立体駐車場の場内監視システム
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010710