JPH04212100A - 放射線増感スクリーン - Google Patents

放射線増感スクリーン

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JPH04212100A
JPH04212100A JP2810491A JP2810491A JPH04212100A JP H04212100 A JPH04212100 A JP H04212100A JP 2810491 A JP2810491 A JP 2810491A JP 2810491 A JP2810491 A JP 2810491A JP H04212100 A JPH04212100 A JP H04212100A
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resin layer
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Junji Miyahara
宮原 諄二
Akira Kitada
北田 明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線増感スクリーン
に関するものである。さらに詳しくは、本発明は、支持
体と、この支持体上に設けられた結合剤と蛍光体との組
成比が1:1〜1:25(重量比、ただし1:25は含
まない)の範囲の蛍光体含有樹脂層とから実質的に構成
されている放射線増感スクリーンに関するものである。
【0002】放射線増感スクリーンは、医療診断を目的
とするX線撮影等の医療用放射線撮影、物質の非破壊検
査を目的とする工業用放射線撮影などの種々の分野にお
ける放射線撮影において、撮影系の感度を向上させるた
めに、X線写真フィルム等の放射線写真フィルムの片面
あるいは両面に密着させるように重ね合わせて使用する
ものである。この放射線増感スクリーンは、基本構造と
して、支持体と、その片面に形成された蛍光体含有樹脂
層とからなるものである。なお、この蛍光体含有樹脂層
の支持体とは反対側の表面(支持体に面していない側の
表面)には一般に、透明な保護膜が設けられていて、蛍
光体層を化学的な変質あるいは物理的な衝撃から保護し
ている。
【0003】
【従来の技術】蛍光体含有樹脂層は、蛍光体粒子を分散
状態で含有支持する結合剤からなるものである。そして
この蛍光体含有樹脂層の支持体上への付設は、一般に以
下に説明するような常圧下での塗布方法を利用して行な
われている。すなわち、蛍光体粒子および結合剤を適当
な溶剤中で混合分散して塗布液を調製し、この塗布液を
ドクターブレード、ロールコーター、ナイフコーターな
どの塗布手段を用いて常圧下にて放射線増感スクリーン
の支持体上に直接塗布した後、塗膜から溶媒を除去する
ことによって、あるいはあらかじめ塗布液をガラス板な
どの仮支持体の上に常圧下にて塗布し、次いで塗膜から
溶媒を除去して蛍光体含有樹脂薄膜を形成させ、これを
仮支持体から剥離して放射線増感スクリーンの支持体上
に接合することによって、蛍光体含有樹脂層の支持体上
への付設が行なわれている。
【0004】蛍光体含有樹脂層中の蛍光体粒子は、X線
等の放射線によって励起された時に高輝度の発光を示す
性質を有するものである。従って、被写体を通過した放
射線の量に応じて蛍光体は高輝度の発光を示し、放射線
増感スクリーンの蛍光体含有樹脂層の表面に接するよう
にして重ね合わされ置かれた放射線写真フィルムは、こ
の蛍光体の発光によっても感光するため、比較的少ない
放射線量で写真フィルムの充分な感光を達成することが
できる。
【0005】上記のような基本構造を有する放射線増感
スクリーンについては、感度が高いこと、および画質(
鮮鋭度、粒状性等)の良好な画像を与えるものであるこ
とが望まれる。このうち、画像の鮮鋭度について、被写
体のより正確でかつ詳細な情報を得るという点から、得
られる画像の鮮鋭度の少しでも向上した放射線増感スク
リーンの開発が望まれている。
【0006】本発明は、特に鮮鋭度の向上した画像を与
える放射線増感スクリーンを提供することをその目的と
するものである。
【0007】本発明は、支持体と、この支持体上に設け
られた結合剤と蛍光体との組成比が1:1〜1:25(
重量比、ただし1:25は含まない)の範囲の蛍光体含
有樹脂層とから実質的に構成されている放射線増感スク
リーンにおいて、上記蛍光体含有樹脂層の空隙率が、通
常の常圧下での塗布方法により形成される当該組成比の
蛍光体含有樹脂層の空隙率の85%以下の値を有するこ
とを特徴とする放射線増感スクリーンにある。
【0008】本発明の放射線増感スクリーンは、(1)
支持体と、この支持体上に設けられた通常の常圧下での
塗布方法により形成された結合剤と蛍光体との組成比が
1:1〜1:25(重量比、ただし1:25は含まない
)の範囲の蛍光体含有樹脂層とから実質的に構成されて
いるシートを圧縮処理することにより、上記蛍光体含有
樹脂層の空隙率を圧縮処理以前の空隙率の85%以下と
する製造法、あるいは、 (2)通常の常圧下での塗布方法により形成された結合
剤と蛍光体との組成比が1:1〜1:25(重量比、た
だし1:25は含まない)の範囲の蛍光体含有樹脂層を
圧縮処理することにより、上記蛍光体含有樹脂層の空隙
率を圧縮処理以前の空隙率の85%以下としたのち、上
記蛍光体含有樹脂層を支持体上に付設する製造法、によ
り有利に製造することができる。
【0009】次に本発明を詳しく説明する。本発明は、
結合剤と蛍光体との組成比が1:1〜1:25(重量比
、ただし1:25は含まない)の範囲にある放射線増感
スクリーンの蛍光体含有樹脂層の空隙率を、通常の常圧
下での塗布方法により形成される当該組成比の蛍光体含
有樹脂層の空隙率よりも一定のレベル以下に減少させる
ことにより、放射線増感スクリーンの鮮鋭度の顕著な向
上、すなわち放射線増感スクリーンの使用時において放
射線写真フィルムに形成記録される画像の鮮鋭度の顕著
な向上を実現するものである。
【0010】すなわち、通常の常圧下での塗布方法によ
り支持体上に蛍光体と結合剤とからなる蛍光体含有樹脂
層(以下、単に蛍光体層と略す)を形成する際、蛍光体
層には空気が混入しやすく空隙が生じる。この空隙は、
特に蛍光体粒子の回りに生じやすい。さらに、結合剤に
対し蛍光体の含有量が増大するにつれて蛍光体粒子が密
になって蛍光体粒子間には空隙が多量生じやすくなる。
【0011】ところで、被写体を透過したX線などの放
射線が放射線増感スクリーンの蛍光体層に入射すると、
蛍光体層中の蛍光体粒子は、その透過像に応じた放射線
エネルギーを吸収して励起状態になり、その放射線とは
異なる波長を有する可視領域乃至近紫外領域の光を瞬時
に発する。この蛍光体粒子から発せられた光が写真フィ
ルムを感光し、画像形成に寄与する。一般には、蛍光体
層中に含まれる蛍光体の量が増大すれば発光量が増大し
、従って感度が向上する。一方、鮮鋭度は蛍光体層の厚
さに依存する。すなわち、蛍光体層が厚くなればなる程
蛍光体粒子から発せられた光は蛍光体層中でより拡散し
、光像はぼけた状態で写真フィルムに記録されることに
なり、得られる画像の鮮鋭度は低下する。従って、蛍光
体層を薄くすれば鮮鋭度の向上した画像が得られること
になる。
【0012】本発明者の検討によれば、結合剤と蛍光体
との組成比が1:1〜1:25(重量比、ただし1:2
5は含まない)の範囲の蛍光体含有樹脂層とから実質的
に構成されている放射線増感スクリーンにおいて、蛍光
体層の空隙率を、通常の常圧下での塗布方法により形成
される当該組成比の蛍光体含有樹脂層の空隙率の85%
以下とすることにより、蛍光体層中の蛍光体の密度を従
来の放射線増感スクリーンにおける蛍光体の密度よりも
高くし、その結果として蛍光体層の厚さを薄くして、画
像の鮮鋭度を顕著に向上させることができることが判明
した。
【0013】また、本発明の放射線増感スクリーンは、
従来の放射線増感スクリーンの蛍光体層における蛍光体
の密度よりも高密度の蛍光体層を有するものであるから
、たとえば、本発明の放射線増感スクリーンの蛍光体層
が従来の放射線増感スクリーンの蛍光体層と同一の層厚
であれば、本発明の放射線増感スクリーンの蛍光体層の
方がより多く蛍光体粒子を含有することができ、従って
本発明の放射線増感スクリーンによれば、鮮鋭度を低下
させることなく感度の向上が可能となる。すなわち、同
一鮮鋭度の比較において、本発明の放射線増感スクリー
ンは従来の放射線増感スクリーンよりも高感度である。 また逆に、同一感度の比較において、本発明の放射線増
感スクリーンは従来の放射線増感スクリーンよりも高鮮
鋭度である。
【0014】さらに、保護膜あるいは蛍光体層を着色す
ることによって、従来の放射線増感スクリーンと同一感
度、同一鮮鋭度とした本発明の放射線増感スクリーンは
、従来の放射線増感スクリーンよりも画像の粒状性が良
い。
【0015】以上述べたような好ましい特性を持った本
発明の放射線増感用スクリーンは、たとえば、次に述べ
るような方法により製造することができる。
【0016】本発明の放射線増感スクリーンにおいて、
蛍光体含有樹脂層は、基本的には蛍光体粒子を分散状態
で含有支持する結合剤からなる層である。
【0017】蛍光体粒子についてはすでに各種のものが
知られている。本発明において使用するのが好ましい放
射線増感用蛍光体粒子の例としては、次のような物質か
らなる粒子を挙げることができる。
【0018】タングステン酸塩系蛍光体(CaWO4 
、MgWO4 、CaWO4 :Pb等)、テルビウム
賦活希土類酸硫化物系蛍光体[Y2 O2 S:Tb、
Gd2 O2S:Tb、La2 O2 S:Tb、(Y
,Gd)2O2 S:Tb、(Y,Gd)2 O2 S
:Tb,Tm等]、テルビウム賦活希土類燐酸塩系蛍光
体(YPO4 :Tb、GdPO4 :Tb、LaPO
4 :Tb等)、テルビウム賦活希土類オキシハロゲン
化物系蛍光体(LaOBr:Tb、LaOBr:Tb,
Tm、LaOCl:Tb、LaOCl:Tb,Tm、G
dOBr:Tb、GdOCl:Tb等)、ツリウム賦活
希土類オキシハロゲン化物系蛍光体(LaOBr:Tm
、LaOCl:Tm等)、硫酸バリウム系蛍光体[Ba
SO4 :Pb、BaSO4 :Eu2+、(Ba,S
r)SO4 :Eu2+等]、2価のユーロピウム賦活
アルカリ土類金属燐酸塩系蛍光体[Ba3 (PO4 
)2 :Eu2+、(Ba,Sr)3 (PO4 )2
 :Eu2+等]、2価ユーロピウム賦活アルカリ土類
金属弗化ハロゲン化物系蛍光体[BaFCl:Eu2+
、BaFBr:Eu2+、BaFCl:Eu2+,Tb
、BaFBr:Eu2+,Tb、BaF2 ・BaCl
2 ・KCl:Eu2+、BaF2 ・BaCl2 ・
xBaSO4 ・KCl:Eu2+、(Ba,Mg)F
2 ・BaCl2 ・KCl:Eu2+等]、沃化物系
蛍光体(CsI:Na、CsI:Tl、NaI、KI:
Tl等)、硫化物系蛍光体[ZnS:Ag、(Zn,C
d)S:Ag、(Zn,Cd)S:Cu、(Zn,Cd
)S:Cu、Al等]、燐酸ハフニウム系蛍光体(Hf
P2 O7 :Cu等)。ただし、本発明に用いる蛍光
体粒子は、これらのものに限られるものではなく、放射
線の照射により可視乃至近紫外領域の発光を示す蛍光体
の粒子であればいかなるものであってもよい。
【0019】また蛍光体層の結合剤の例としては、ゼラ
チン等の蛋白質、デキストラン等のポリサッカライド、
またはアラビアゴムのような天然高分子物質;および、
ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビニル、ニトロセルロ
ース、エチルセルロース、塩化ビニリデン・塩化ビニル
コポリマー、ポリメチルメタクリレート、塩化ビニル・
酢酸ビニルコポリマー、ポリウレタン、セルロースアセ
テートブチレート、ポリビニルアルコール、線状ポリエ
ステルなどような合成高分子物質などにより代表される
結合剤を挙げることができる。このような結合剤のなか
で特に好ましいものは、ニトロセルロース、線状ポリエ
ステル、およびニトロセルロースと線状ポリエステルと
の混合物である。
【0020】蛍光体層は、たとえば、次のような塗布方
法により支持体上に形成することができる。
【0021】まず蛍光体粒子と結合剤とを適当な溶剤に
加え、これを充分に混合して、結合剤溶液中に蛍光体粒
子が均一に分散した塗布液を調製する。
【0022】塗布液調製用の溶剤の例としては、メタノ
ール、エタノール、nープロパノール、nーブタノール
などの低級アルコール;メチレンクロライド、エチレン
クロライドなどの塩素原子含有炭化水素;アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケト
ン;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの低級脂
肪酸と低級アルコールとのエステル;ジオキサン、エチ
レングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコー
ルモノメチルエーテルなどのエーテル;及び、それらの
混合物を挙げることができる。
【0023】塗布液における結合剤と放射線増感用蛍光
体粒子との組成比は、目的とする放射線増感スクリーン
の特性、蛍光体粒子の種類などによって異なるが、1:
1乃至1:25(重量比、ただし1:25は含まない)
の範囲から選ばれ、そして特に1:8乃至1:22(重
量比)の範囲から選ぶことが好ましい。
【0024】なお、塗布液には、上記塗布液中における
蛍光体粒子の分散性を向上させるための分散剤、また、
形成後の蛍光体層中における結合剤と蛍光体粒子との間
の結合力を向上させるための可塑剤などの種々の添加剤
が混合されていてもよい。そのような目的に用いられる
分散剤の例としては、フタル酸、ステアリン酸、カプロ
ン酸、親油性界面活性剤などを挙げることができる。そ
して可塑剤の例としては、燐酸トリフェニル、燐酸トリ
クレジル、燐酸ジフェニルなどの燐酸エステル;フタル
酸ジエチル、フタル酸ジメトキシエチルなどのフタル酸
エステル;グリコール酸エチルフタリルエチル、グリコ
ール酸ブチルフタリルブチルなどのグリコール酸エステ
ル;そして、トリエチレングリコールとアジピン酸との
ポリエステル、ジエチレングリコールとコハク酸とのポ
リエステルなどのポリエチレングリコールと脂肪族二塩
基酸とのポリエステルなどを挙げることができる。
【0025】上記のようにして調製された蛍光体粒子と
結合剤を含有する塗布液を、次に、支持体の表面に均一
に塗布することにより塗布液の塗膜を形成する。この塗
布操作は、通常の塗布手段、たとえばドクターブレード
、ロールコーター、ナイフコーターなどを用いることに
より行なうことができる。
【0026】ついで、形成された塗膜を徐々に加熱する
ことにより乾燥して、支持体上への蛍光体層の形成を完
了する。蛍光体層の層厚は、目的とする放射線増感スク
リーンの特性、蛍光体粒子の種類、結合剤と蛍光体粒子
との混合比などによって異なるが、通常は20μm乃至
1mmとする。ただし、この層厚は、50乃至500μ
mとするのが好ましい。
【0027】なお、蛍光体含有樹脂層は、必ずしも上記
のように支持体上に塗布液を直接塗布して形成する必要
はなく、たとえば、別に、ガラス板、金属板、プラスチ
ックシートなどのシート(仮支持体)上に塗布液を塗布
し乾燥することにより蛍光体層を形成したのち、これを
、支持体上に押圧するか、あるいは接着剤を用いるなど
して支持体と蛍光体層とを接合してもよい。
【0028】また、蛍光体含有樹脂層は、得られる放射
線増感スクリーンの粒状性を向上させる目的で着色剤に
よって着色されていてもよい。
【0029】本発明において使用する支持体は、放射線
増感スクリーンの製造のための材料として知られている
各種の材料から任意に選ぶことができる。そのような材
料の例としては、セルロースアセテート、ポリエステル
、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリイミ
ド、トリアセテート、ポリカーボネートなどのプラスチ
ック物質のフィルム、アルミニウム箔、アルミニウム合
金箔等の金属シート、通常の紙、バライタ紙、レジンコ
ート紙、二酸化チタンなどの顔料を含有するピグメント
紙、ポリビニルアルコールなどをサイジングした紙など
を挙げることができる。ただし、放射線増感スクリーン
としての特性を考慮した場合、本発明において特に好ま
しい支持体の材料はプラスチックフィルムである。この
プラスチックフィルムにはカーボンブラックなどの光吸
収性物質が練り込まれていてもよく、あるいは二酸化チ
タンなどの光反射性物質が練り込まれていてもよい。 前者は高鮮鋭度タイプの放射線増感用スクリーンに適し
た支持体であり、後者は高感度タイプの放射線増感用ス
クリーンに適した支持体である。
【0030】公知の放射線増感スクリーンにおいて、支
持体と蛍光体層の結合を強化するため、あるいは放射線
増感スクリーンとしての感度もしくは画質を向上させる
ために、蛍光体層が設けられる側の支持体表面にゼラチ
ンなどの高分子物質を塗布して接着性付与層としたり、
あるいは二酸化チタンなどの光反射性物質からなる光反
射層、もしくはカーボンブラックなどの光吸収性物質か
らなる光吸収層を設けることも行なわれている。また物
質の非破壊検査を目的とする工業用放射線撮影に用いる
放射線増感スクリーンにおいては、蛍光体層が設けられ
る側の支持体表面に、散乱放射線の除去などを目的とし
て、鉛箔、鉛合金箔、錫箔などの金属箔を設けることも
行なわれている。本発明において用いられる支持体につ
いても、これらの各種の層を設けることができる。
【0031】さらに、得られる画像の鮮鋭度を向上させ
る目的で、支持体の蛍光体層側の表面(支持体の蛍光体
層側の表面に接着性付与層、光反射層、光吸収層、ある
いは金属箔などが設けられている場合には、その表面を
意味する)に、凹凸を形成することができ、それらの構
成は所望の放射線増感スクリーンの目的、用途などに応
じて任意に選択することができる。
【0032】上記のようにして支持体上に形成された蛍
光体含有樹脂層の空隙率は、次に示す(I)式により理
論的に求めることができる。
【0033】               (a+b)ρx ρy 
V−A( aρy + bρx )Vair /V=─
─────────────────────    
−−−(I)              V[(a+
b)ρx ρy − aρy ρair − bρx 
ρair]    (ただし、V    :蛍光体層の
全体積            Vair :蛍光体層
中の空気体積            A    :蛍
光体の全重量            ρx   :蛍
光体の密度            ρy   :結合
剤の密度            ρair :空気の
密度             a    :蛍光体の
重量             b    :結合剤の
重量)
【0034】(I)式において、ρair は〜
0であるから、(I)式は近似的に次の(II)式で表
わすことができる。
【0035】               (a+b)ρx ρy 
V−A( aρy + bρx )Vair /V=─
──────────────────       
 −−−(II)                 
     V[(a+b)ρx ρy ] (ただし、
V、Vair 、A、ρx 、ρy 、 a、および 
bの定義は(I)式と同じである)
【0036】本発明において、蛍光体含有樹脂層の空隙
率は上記(II)式により計算して求めた。
【0037】一例として、テルビウム賦活酸硫化ガドリ
ニウム蛍光体および結合剤として線状ポリエステルとニ
トロセルロースとの混合物とからなる蛍光体含有樹脂層
の支持体上への形成は、上記に述べた通常の常圧下での
塗布方法により、そして具体的には例えば次のようにし
て行なわれる。
【0038】線状ポリエステルとニトロセルロースとの
混合物とテルビウム賦活酸硫化ガドリニウム蛍光体(G
d2 O2 S:Tb)の粒子とを組成比が1:20(
重量比)となるようにメチルエチルケトン中でプロペラ
ミキサーを用いて充分に混合し、粘度が30PS(25
℃)の塗布液を調製する。この塗布液をドクターブレー
ドを用いてポリエチレンテレフタレート(支持体)上に
均一に塗布したのち、乾燥器内に入れ、器内の温度を2
5℃から100℃に徐々に上昇させて塗膜の乾燥を行な
うことにより、支持体上に蛍光体含有樹脂層を形成する
【0039】このようにして形成された結合剤と蛍光体
との組成比が1:20の蛍光体含有樹脂層の空隙率は2
5.8%であった。また、結合剤および蛍光体の使用量
を変えること以外は上記と同様にして形成された、結合
剤と蛍光体との組成比が1:10の蛍光体含有樹脂層の
空隙率は、10.7%であった。
【0040】上記の蛍光体含有樹脂層は、通常の常圧下
での塗布方法により形成される蛍光体層の代表的な一例
であり、用いる結合剤、蛍光体粒子、溶剤の種類などを
変えても、得られる蛍光体層の空隙率は大きく変化する
ことはない。また、(II)式の空隙率の計算において
、塗布液に添加される添加剤は微量であるため無視する
ことができる。さらに、蛍光体層の空隙率は通常実施さ
れている塗布操作の範囲内であれば、塗布条件の変化に
もあまり影響を受けない。
【0041】従って、蛍光体含有樹脂層の空隙率を変化
させる最大の因子は、前記(II)式からも明らかなよ
うに結合剤と蛍光体との組成比[(II)式の定義から
 b:a 、重量比]である。蛍光体含有樹脂層におい
て結合剤に対する蛍光体粒子の比率が増大するほど、結
合剤中に分散する蛍光体粒子間の平均距離は短くなりそ
の間に空隙が生じやすくなる。従って、蛍光体含有樹脂
層の空隙率は蛍光体の量が増えるにつれて増加する傾向
にある。
【0042】本発明の放射線増感スクリーンの製造にお
いては、次に、蛍光体層中に混入している空気の一部を
除去などして空隙を減少させる。この空隙の減少は、た
とえば、蛍光体層を圧縮処理することにより行なわれる
【0043】蛍光体層の圧縮処理は、一般に100〜1
500kg/cm2 の範囲の圧力にて、常温〜蛍光体
層の融点付近の範囲の温度で加熱しながら行なわれる。 圧縮時間は30秒〜5分の範囲にあることが好ましい。 好ましい圧力は、100〜1000kg/cm2 であ
り、特に好ましい圧力は300〜700kg/cm2 
である。そして好ましい温度は、使用する結合剤などに
より異なるが、50〜120℃である。
【0044】本発明の圧縮処理のために使用される圧縮
装置の例としては、カレンダーロール、ホットプレスな
どの一般に知られているものを挙げることができる。た
とえば、カレンダーロールによる圧縮処理は、支持体と
蛍光体層からなるシートを、一定の温度に加熱したロー
ラーの間を一定の速度で通過させることにより行なわれ
る。また、ホットプレスによる圧縮処理は、一定の温度
に加熱した二枚の金属板の間に上記シートを固定した後
、両側から一定時間、一定の圧力をかけることにより行
なわれる。ただし、本発明に用いられる圧縮装置は、こ
れらのものに限られるものではなく、上記のようなシー
トを加熱しながら圧縮することのできるものであればい
かなるものであってもよい。
【0045】なお、たとえば、仮支持体上に形成した蛍
光体含有樹脂薄膜を圧縮処理する場合には、その薄膜を
放射線増感スクリーンの支持体上に付設する前に行なう
ことも可能である。その場合には、蛍光体含有樹脂薄膜
単独、あるいは蛍光体含有樹脂薄膜と仮支持体との複合
シートなどの形態にて圧縮処理し、次に、圧縮処理した
蛍光体含有樹脂薄膜を放射線増感スクリーンの支持体上
に付設する。
【0046】なお、通常の放射線増感スクリーンにおい
ては、支持体に接する側とは反対側の蛍光体層の表面に
、蛍光体層を物理的および化学的に保護するための透明
な保護膜が設けられている。このような透明保護膜は、
本発明の放射線増感スクリーンについても設置すること
が好ましい。
【0047】透明保護膜は、たとえば酢酸セルロース、
ニトロセルロースなどのセルロース誘導体;あるいはポ
リメチルメタクリレート、ポリビニルブチラール、ポリ
ビニルホルマール、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル
、塩化ビニル・酢酸ビニルコポリマーなどの合成高分子
物質のような透明な高分子物質を適当な溶媒に溶解して
調製した溶液を蛍光体層の表面に塗布する方法により形
成することができる。あるいはポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレン、塩化ビニリデン、ポリアミドなど
から別に形成した透明な薄膜を蛍光体層の表面に適当な
接着剤を用いて接着するなどの方法によっても形成する
ことができる。このようにして形成する透明保護膜の膜
厚は、約3乃至20μmとするのが望ましい。
【0048】透明保護膜は、得られる放射線増感スクリ
ーンの粒状性を向上させる目的で着色剤によって着色さ
れていてもよい。
【0049】以上に記載した方法によって代表される方
法により製造される本発明の放射線増感スクリーンの蛍
光体含有樹脂層(結合剤と蛍光体との組成比は1:1〜
1:25の範囲、ただし1:25は含まない)の空隙率
は、通常の常圧下での塗布方法により形成される当該組
成比の蛍光体含有樹脂層の空隙率の85%以下とされ、
また、そのようにして得た蛍光体含有樹脂層の空隙率(
絶対値)は一般に28%を越えることはない。
【0050】上記のように放射線増感スクリーンにおけ
る蛍光体含有樹脂層の空隙率を減少させることにより蛍
光体層における蛍光体の密度は高くなり、従って蛍光体
使用量が一定である場合蛍光体層は薄くなり、得られる
画像の鮮鋭度が著しく向上する。
【0051】次に本発明の実施例および比較例を記載す
る。ただし、これらの各例は本発明を制限するものでは
ない。
【0052】
【実施例】[実施例1]線状ポリエステル樹脂と硝化度
11.5%のニトロセルロースとの混合物(結合剤)と
放射線増感用のテルビウム賦活酸硫化ガドリニウム蛍光
体(Gd2 O2 S:Tb)の粒子とを1:20の重
量組成比で混合し、メチルエチルケトンを添加した後プ
ロペラミキサーを用いて充分に撹拌混合して、蛍光体粒
子が均一に分散し、かつ粘度が30PS(25℃)の塗
布液を調製した。次に、二酸化チタンを練り込んだポリ
エチレンテレフタレートシート(支持体、厚み:250
μm)をガラス板上に水平に置き、この支持体の上に塗
布液をドクターブレードを用いて均一に塗布した。塗布
後に、塗膜が形成された支持体を乾燥器内に入れ、この
乾燥器の内部の温度を25℃から100℃に徐々に上昇
させて、塗膜の乾燥を行なった。このようにして、支持
体とこの支持体上に設けられた層厚が約120μmの蛍
光層とからなるシートを得た。
【0053】次いで、支持体とこの支持体の片面に形成
された蛍光体層とからなるシートをカレンダーロールを
用いて620kg/cm2 の圧力、および100℃の
温度で圧縮した。
【0054】そして、圧縮処理をした蛍光体層の上にポ
リエチレンテレフタレートの透明フィルム(厚み:12
μm、ポリエステル系接着剤が付与されているもの)を
接着剤層側を下に向けて置いて接着することにより透明
保護膜を形成し、支持体、蛍光体層、および透明保護膜
から構成された放射線増感スクリーンを製造した。
【0055】[実施例2]実施例1で製造された支持体
とこの支持体上に設けられた蛍光体層とからなるシート
と同一のシートを、520kg/cm2の圧力および1
00℃の温度で圧縮すること以外は実施例1の方法と同
様な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、およ
び透明保護膜から構成された放射線増感スクリーンを製
造した。
【0056】[実施例3]実施例1で製造された支持体
とこの支持体上に設けられた蛍光体層とからなるシート
と同一のシートを、420kg/cm2の圧力および1
00℃の温度で圧縮すること以外は実施例1の方法と同
様な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、およ
び透明保護膜から構成された放射線増感スクリーンを製
造した。
【0057】[実施例4]実施例1で製造された支持体
とこの支持体上に設けられた蛍光体層とからなるシート
と同一のシートを、620kg/cm2の圧力および8
0℃の温度で圧縮すること以外は実施例1の方法と同様
な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、および
透明保護膜から構成された放射線増感スクリーンを製造
した。
【0058】[実施例5]実施例1で製造された支持体
とこの支持体上に設けられた蛍光体層とからなるシート
と同一のシートを、520kg/cm2の圧力および8
0℃の温度で圧縮すること以外は実施例1の方法と同様
な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、および
透明保護膜から構成された放射線増感スクリーンを製造
した。
【0059】[実施例6]実施例1で製造された支持体
とこの支持体上に設けられた蛍光体層とからなるシート
と同一のシートを、420kg/cm2の圧力および8
0℃の温度で圧縮すること以外は実施例1の方法と同様
な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、および
透明保護膜から構成された放射線増感スクリーンを製造
した。
【0060】[比較例1]実施例1で製造された支持体
とこの支持体上に設けられた蛍光体層とからなるシート
と同一のシートを圧縮しないこと以外は実施例1の方法
と同様な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、
および透明保護膜から構成された放射線増感スクリーン
を製造した。
【0061】上記のようにして製造した各々の放射線増
感スクリーンの蛍光体層の体積および重量の測定値と、
使用した蛍光体の密度(7.5g/cm3 )および結
合剤の密度(1.258g/cm3 )とから、(II
)式により蛍光体含有樹脂層の空隙率をそれぞれ計算し
て求めた。
【0062】各々の蛍光体含有樹脂層について得られた
結果を第1表に示す。
【0063】
【0064】また、上記のようにして製造した実施例1
および比較例1の放射線増感スクリーンを、次に記載す
る画像鮮鋭度試験により評価した。すなわち、放射線増
感スクリーンとX線写真フィルムとをカセッテ内で圧着
し、解像力チャートを介してX線写真撮影を行ない、で
きあがったX線写真の変調伝達関数(MTF)を測定し
た。
【0065】得られた結果をまとめて図面にグラフの形
で示す。
【0066】図面で、Aは実施例1の放射線増感スクリ
ーンにおける空間周波数とMTF値との関係、そしてB
は比較例1の放射線増感スクリーンにおける空間周波数
とMTF値との関係をそれぞれ表わしている。
【0067】また、各々の放射線増感スクリーンについ
て、得られた結果(空間周波数2サイクル/mmにおけ
るMTF値)を第2表に示す。
【0068】
【0069】[実施例7]線状ポリエステル樹脂と硝化
度11.5%のニトロセルロースとの混合物(結合剤)
と放射線増感用のテルビウム賦活酸硫化ガドリニウム蛍
光体(Gd2 O2 S:Tb)の粒子とを1:10の
重量組成比で混合すること以外は、実施例1の方法と同
様な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、およ
び透明保護膜から構成された放射線増感スクリーンを製
造した。
【0070】[実施例8]実施例7で製造された支持体
とこの支持体上に設けられた蛍光体層とからなるシート
と同一のシートを、520kg/cm2の圧力および1
00℃の温度で圧縮すること以外は、実施例7の方法と
同様な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、お
よび透明保護膜から構成された放射線増感スクリーンを
製造した。
【0071】[実施例9]実施例7で製造された支持体
とこの支持体上に設けられた蛍光体層とからなるシート
と同一のシートを、420kg/cm2の圧力および1
00℃の温度で圧縮すること以外は実施例7の方法と同
様な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、およ
び透明保護膜から構成された放射線増感スクリーンを製
造した。
【0072】[実施例10]実施例7で製造された支持
体とこの支持体上に設けられた蛍光体層とからなるシー
トと同一のシートを、620kg/cm2 の圧力およ
び80℃の温度で圧縮すること以外は実施例7の方法と
同様な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、お
よび透明保護膜から構成された放射線増感スクリーンを
製造した。
【0073】[実施例11]実施例7で製造された支持
体とこの支持体上に設けられた蛍光体層とからなるシー
トと同一のシートを、520kg/cm2 の圧力およ
び80℃の温度で圧縮すること以外は実施例7の方法と
同様な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、お
よび透明保護膜から構成された放射線増感スクリーンを
製造した。
【0074】[実施例12]実施例7で製造された支持
体とこの支持体上に設けられた蛍光体層とからなるシー
トと同一のシートを、420kg/cm2 の圧力およ
び80℃の温度で圧縮すること以外は実施例7の方法と
同様な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、お
よび透明保護膜から構成された放射線増感スクリーンを
製造した。
【0075】[比較例2]実施例7で製造された支持体
とこの支持体上に設けられた蛍光体層とからなるシート
と同一のシートを圧縮しないこと以外は実施例7の方法
と同様な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層、
および透明保護膜から構成された放射線増感スクリーン
を製造した。
【0076】上記のようにして製造した各々の放射線増
感スクリーンの蛍光体含有樹脂層の空隙率を、前記と同
様の方法によりそれぞれ計算して求めた。
【0077】各々の蛍光体含有樹脂層について得られた
結果を第3表に示す。
【0078】
【0079】また、上記のようにして製造した実施例7
および比較例2の放射線増感スクリーンを、前記の画像
鮮鋭度試験により評価した。
【0080】各々の放射線増感スクリーンについて、得
られた結果(空間周波数2サイクル/mmにおけるMT
F値)を第4表に示す。
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1】図面は、実施例1および比較例1で製造された
放射線増感スクリーンを用いて得られたX線写真の変調
伝達関数(MTF)のグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体と、この支持体上に設けられた結合
    剤と蛍光体との組成比が1:1〜1:25(重量比、た
    だし1:25は含まない)の範囲の蛍光体含有樹脂層と
    から実質的に構成されている放射線増感スクリーンにお
    いて、上記蛍光体含有樹脂層の空隙率が、通常の常圧下
    での塗布方法により形成される当該組成比の蛍光体含有
    樹脂層の空隙率の85%以下の値を有することを特徴と
    する放射線増感スクリーン。
  2. 【請求項2】蛍光体含有樹脂層の空隙率の減少が、蛍光
    体含有樹脂層を圧縮処理することによりもたらされたも
    のである請求項1に記載の放射線増感スクリーン。
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WO2022024860A1 (ja) * 2020-07-31 2022-02-03 東レ株式会社 シンチレータパネル、それを用いた放射線検出器、ラインカメラおよび放射線検査装置ならびにそれを用いたインライン検査方法および検査方法

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