JPH04176621A - 射出成形金型のエジェクタプレートのロック装置 - Google Patents

射出成形金型のエジェクタプレートのロック装置

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JPH04176621A
JPH04176621A JP30396890A JP30396890A JPH04176621A JP H04176621 A JPH04176621 A JP H04176621A JP 30396890 A JP30396890 A JP 30396890A JP 30396890 A JP30396890 A JP 30396890A JP H04176621 A JPH04176621 A JP H04176621A
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plate
locking
locking member
mold
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/2602Mould construction elements
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、簡易な構成で確実に作動する、射出成形金
型のエジェクタプレートのロック装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 射出成形金型によって、例えばアンダーカットを持つ製
品等を形成する場合には、型開きの際に二枚のエジェク
タプレートを所定前進位置まで一体的に結合しておいて
、製品と入子とを一緒に可動側型板から押し出し、その
後二枚のエジェクタプレートを分離させて一枚だけさら
に前進移動させることにより製品と入子とを分離させる
場合があり、かかる場合に用いられるエジェクタプレー
トのロック装置としては従来、例えば第8図に断面で示
す如きものかある。
このロック装置1は、部分円筒状の凹部2aか両側に形
成された突部2bを有するロックプレート2と、ロック
ボディ3とがらなり、ロックボディ3は、その中央部に
形成された、ロックプレート2の突部2bを収容する孔
3a内に出没可能に、一対のローラ4を具えるとともに
、それらのローラ4を孔3a内に突出するように常時付
勢する一対のスプリング5を具えている。
第9図〜第11図は、上記ロック装置1を具える射出成
形金型の作動状態を示し、図中6は可動側取り付け板、
7は側面に上記ロックボディ3を固着された後側エジェ
クタプレート、8は側面に上記ロックプレート2を固着
された前側エジェクタプレート、9は可動側取り付け板
6に対する後側エジェクタプレート7の離間方向への前
進移動を所定前進位置以後規制する、先端ネジ部よりも
太い所定長さの軸部を持つストリッパボルト、10は射
出成形装置の押し出しロッドをそれぞれ示す。
この射出成形金型にあっては、第9図(a)に示す型締
め状態では、同図(b)に示すように、ロックプレート
2の突部2bがロックボディ3の孔3a内に挿入され、
その突部2bの両側の凹部2aか、スプリング5で゛抑
圧された一対のローラ4と掛合して、同図(a)に示す
ように、後側エジェクタプレート7と前側エジェクタプ
レート8とを一体的に結合している。
そしてその状態から、第1θ図(a)に示すように型開
きとともに押し出しロッド10か図ては右方へ進出する
ことにより、その先端て押圧された前側エジェクタプレ
ート8か図示しない可動側型板に接近する方向へ前進移
動すると、同図(b)に示すように、上記ロック装置l
てその前側エジェクタプレート8に結合された後側エジ
ェクタプレート7が、ストリッパボルト9の頭部か可動
側取り付け板6の座ぐり孔底に当接してその後側エジェ
クタプレート7の前進移動を規制するまて、前側エジェ
クタプレート8と一緒に前進移動する。
しかして、第11図(a)に示すようにストリッパボル
ト9の頭部か上記塵ぐり孔底に当接して後側エジェクタ
プレート7のさらなる前進移動を規制した後は、同図(
b)に示すように、押し出しロッド10の押圧力て、ロ
ックプレート2の突部2bが、一対のローラ4をスプリ
ング5に抗して押し戻しながら、ロックボディ3の孔3
a内から抜き出されることにより、上記ロック装置lか
後側エジェクタプレート7から前側エジェクタプレート
8を解放し、同図(a)に示すように、前側エジェクタ
プレート8だけかさらに前進移動する。
一方、型開き状態からの型締めの際には、押し出しロッ
ドlOの後退に伴い、図示しないリターンピンで押し戻
されて後退移動する前側エジェクタプレート8が、ロッ
クプレート2の突部2bをロックボディ3の孔3a内に
挿入し、その突部2bと一対のローラ4との当接により
後側エジェクタプレート7が押圧されて、可動側取り付
け板6に対する接近方向へ後退移動する。
そして、後側エジェクタプレート7が可動側取り付け板
6に当接すると、ロックプレート2の突部2bが、一対
のローラ4をスプリング5に抗して押し戻しながら、ロ
ックボディ3の孔3a内に完全に収容され、その突部2
bの両側の凹部2aが再びローラ4と掛合して、第9図
(a)に示すように後側エジェクタプレート7と前側エ
ジェクタプレート8とを一体的に結合する。
第12図は従来のロック装置の他の例を示す断面図であ
り、この例のロック装置11は、固定側取り付け板6の
側面に固着されるリリースパー12と、後側エジェクタ
プレート7の側面に固着されるスライドホルダ13と、
前側エジェクタプレート8の側面に固着されるカムホル
ダ14とを具えてなる。
ここで、スライドホルダ13は、リリースパー12を挿
通される孔13a内に出没可能に、−個のスライド爪1
5を具えるとともに、そのスライド爪15を孔13a内
に突出するように常時付勢する一本のスプリング16を
具えている。
またカムホルダ14は、リリースパー12を挿通される
孔14a内のピンでカムプレート17を揺動可能に支持
するとともに、そのカムプレート17を上記スライド爪
14から離脱する方向へ揺動するように常時付勢するボ
ールプランジャ18を具えており、そのボールプランジ
ャ18は第13図に示すように、外周面に雄ねじを形成
された筒状をなし、その内部に、一端部から外部へ出没
可能にポール18aを具えるとともに、そのポール18
aを常時外方へ向けて付勢するスプリング18bを具え
ている。
このロック装置11を具える射出成形金型にあっては、
第12図(a)に示すように、型開きとともに前側エジ
ェクタプレート8が図示しない押し出しロッドで押圧さ
れて図示しない可動側型板に接近する方向(図では右方
)へ前進移動すると、後側エジェクタプレート7の前進
移動が図示しないストリッパボルトで規制されるまでの
間は、スライドホルダ13の孔13a内に挿通されたリ
リースパー12か、カムホルダ14に支持されたカムプ
レート17をスライド爪15に掛合する位置に拘束する
ことにより、上記ロック装置11かその前側エジェクタ
プレート8に後側エジェクタプレート7を結合し続け、
これによって後側エジェクタプレート7が、前側エジェ
クタプレート8と一緒に前進移動する。
しかして、後側エジェクタプレート7のさらなる前進移
動か規制されると、それと同時にここでは、第12図(
b)に示すように、リリースパー12かカムプレート1
7の揺動を許容するとともにボールプランジャ18かカ
ムプレート17をスライド爪15から離脱する方向へ揺
動させることにより、上記ロック装置11か後側エジェ
クタプレート7がら前側エジェクタプレート8を解放し
、その後は同図(b)に示すように、前側エジェクタプ
レート8だけかさらに前進移動する。
一方、型開き状態からの型締めの際には、図示しないリ
ターンピンて押し戻されて前側エジェクタプレート8か
後退移動することにより、カムプレート17か、リリー
スパー12に当接して、スライド爪15に向かって揺動
され、そのカムプレート17の先端部と突出しているス
ライド爪15との当接により後側エジェクタプレート7
か押圧されて、可動側取り付け板6に対する接近方向へ
後退移動する。
そして、後側エジェクタプレート7が可動側取り付け板
6に当接すると、カムプレート17が、スライド爪15
をスプリング16に抗して押し戻しながら、スライドホ
ルダ13の孔13a内に収容され、そのカムプレート1
7が再びスライド爪15と掛合して、第9図(a)に示
すように後側エジェクタプレート7と前側エジェクタプ
レート8とを一体的に結合する。
(発明が解決しようとする課題) ところで上記従来のロック装置1.11は、いずれも、
スプリング5,18bの弾性力で二枚のエジェクタプレ
ート7.8の結合を解除するものであり、−方、射出成
形金型は通常、高温下で使用され、その高温下ではクリ
ープによりスプリングのへたり(塑性変形)か生じ易く
なる。
これかため上記従来のロック装置1,11では、スプリ
ング5,18bがへたって解除作動か不確実になるとい
う問題があった。
この発明は、かかる課題を簡易な構成で有利に解決した
ロック装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明の射出成形金型のエジェクタプレートのロック
装置は、前側エジェクタプレートの側面に突設されたロ
ックピンと、後側エジェクタプレートの側面に揺動可能
に支持され、その揺動により前記ロックピンに対し溝部
を掛脱させるロック部材と、可動側型板に固定され、そ
の可動側型板へ向かう前記後側エジェクタプレートの前
進移動に基づき前記ロック部材と当接して、そのロック
部材を前記溝部から前記ロックピンか離脱する方向へ揺
動させる解放側カム部材と、可動側取り付け板に固定さ
れ、その可動側取り付け板へ向かう前記後側エジェクタ
プレートの後退移動に基づき前記ロック部材と当接して
、そのロック部材を前記溝部と前記ロックピンとが掛合
する方向へ揺動させる掛止側カム部材と、を具えてなる
ことを特徴とするものである。
(作用) かかるロック装置を具える射出成形金型にあっては、型
開きとともに前側エジェクタプレートが可動側型板に接
近する方向へ前進移動すると、後側エジェクタプレート
の前進移動かストリッパボルト等の規制手段で規制され
るまでの間は、掛止側カム部材か、後側エジェクタプレ
ートの側面に支持されたロック部材をその溝部が前側エ
ジェクタブレートの側面に突設されたロックピンと掛合
する位置に拘束することにより、上記ロック装置か前側
エジェクタプレートに後側エジェクタプレートを結合し
続け、これによって後側エジェクタプレートが、前側エ
ジェクタプレートと一緒に前進移動する。
しかして、後側エジェクタプレートのさらなる前進移動
が規制手段で規制されると、それと同時に、掛止側カム
部材がロック部材の揺動を許容するとともに解放側カム
部材がロック部材をその溝部からロックピンが離脱する
方向へ揺動させることにより、上記ロック装置が後側エ
ジェクタプレートから前側エジェクタプレートを解放し
、その後は前側エジェクタプレートだけがさらに前進移
動する。
一方、型開き状態からの型締めの際には、前側エジェク
タプレートが後退移動することにより後側エジェクタプ
レートに当接して、後側エジェクタプレートも可動側取
り付け板へ向かって後退移動すると、上記と逆に、解放
側カム部材がロック部材の揺動を許容するとともに掛止
側カム部材かロック部材をその溝部がロックピンと掛合
する方向へ揺動させることにより、上記ロック装置か後
側エジェクタプレートを前側エジェクタプレートに再び
結合する。
そして、その後は後側エジェクタプレートか可動側取り
付け板に当接するまで両エジェクタプレートが一緒に後
退する。
従って、この発明のロック装置によれば、ロック部材を
、スプリングの弾性力によらず、解放側カム部材と掛止
側カム部材とて、確動カムの如く揺動させて、ロック部
材の溝部をロックピンに対し確実に掛脱させるので、簡
易な構成で確実に両エジェクタプレートの結合を解除す
ることができる。
(実施例) 以下に、この発明の実施例を図面に基つき詳細に説明す
る。
第1図(a)は、この発明の射出成形金型のエジェクタ
プレートのロック装置の一実施例を射出成形金型への装
着状態で示す断面図、同図(b)はその実施例の装置を
示す側面図であり、図中従来例と同様の部分はそれと同
一の符号にて示す。
すなわち、ここにおける射出成形金型は、第2図に示す
如き、アンダーカットとなる孔19aを持つ突部19b
がある平板状の製品19を形成するためのものであり、
可動側取り付け板6と、その可動側取り付け板6にスペ
ーサブロック20を介して固定された可動側型板21と
を具えるとともに、それら可動側取り付け板6と可動側
型板21との間に延在するよう固定された図示しないガ
イドピンによってそれらの板6.21間で各々水平に進
退移動可能なように支持された後側エジェクタプレート
7および前側エジェクタプレート8と、可動側取り付け
板6に対する後側エジェクタプレート7の離間方向(図
では右方)への前進移動を所定前進位置以後規制する、
先端ネジ部よりも太い所定長さの軸部を持つストリッパ
ボルト9とを具え、さらに、固定側取り付け板22と、
その固定側取り付け板22に固定された固定側型板23
とを具えている。
そして、上記可動側型板21には製品19の孔19aを
形成するための入子24が進退移動可能に嵌め込まれ、
また前側エジェクタプレート8には、各々可動側型板2
1に進退移動可能に挿通されたエジェクタピン25とリ
ターンピン26との端部か固定され、さらに後側エジェ
クタプレート7には、可動側型板21と前側エジェクタ
プレート8とに進退移動可能に挿通された結合ピン27
を介して上記入子24が固定されている。
なお、図中lOは、可動側取り付け板6および後側エジ
ェクタプレート7を貫通して前側エジェクタプレート8
に当接し得る、射出成形装置の押し出しロッドを示す。
かかる射出成形金型に装着されたこの実施例のロック装
置28は、第3図に分解斜視図で示すとともに第4図に
拡大図で示すように、前側エジェクタプレート8の側面
に突設されたロックピン29と、後側エジェクタプレー
ト7の側面にストリッパポルト30を介して揺動可能に
支持されたロックブレー)31およびそこから突出する
被駆動ピン32からなるロック部材33と、可動側型板
21にボルト34を介して固定された、解放側カム部材
としての解放側カムブロック35と、可動側取り付け板
6にボルト36を介して固定された、掛止側カム部材と
しての掛止側カムブロック37と、を具えてなる。
ここで、ロック部材33はそのロックプレート31の側
部に溝部31aを有しており、その溝部31aは、前側
エジェクタプレート8と後側エジェクタプレート7とが
密接した状態でロック部材33が図では時計方向へ第4
図に示す所定掛合姿勢まで揺動するとロックピン29に
対し掛合し、ロック部材33か上記掛合姿勢から図ては
反時計方向へ所定離脱姿 2勢まで揺動するとロックピ
ン29に対し離脱する。
またここで、解放側カムブロック35は、可動側型板2
1に向かう後側エジェクタプレート7の前進移動に基づ
き上記掛合姿勢のロック部材33か前進移動すると上記
被駆動ピン32に当接する位置に斜面35aを有すると
ともに、上記離脱姿勢のロック部材33が前進移動する
と上記被駆動ピン32の外周面に摺接する位置に側面3
5bを有している。
この一方、掛止側カムブロック37は、可動側取り付け
板6に向かう後側エジェクタプレート7の後退移動に基
つき上記離脱姿勢のロック部材33が後退移動するとロ
ックプレート31の上記溝部31aと対抗する側の側面
31bに当接する位置に斜面37aを有するとともに、
上記掛合姿勢のロック部材33か後退移動するとロック
プレート31の上記側面31bに摺接する位置に側面3
7bを有している。
かかるロック装置28を具える射出成形金型にあっては
、第1図に示す型締め状態では、第4図に拡大して示す
ように、ロック部材33が、ロックプレート31の側面
31bと掛止側カムブロック37の側面37bとの密接
により上記掛合姿勢に維持されて、ロック装置28か、
後側エジェクタプレート7と前側エジェクタプレート8
とを一体的に結合している。
そして型開きの際には、上記の状態から、第5図(a)
に示すように可動側取り付け板6が型開きのため図では
左方へ後退移動し、先ず、製品19のスプル一部が固定
側型板23から抜き出されて、製品19と入子24との
押し出しか可能となり、この段階では、第5図(b)に
示すようにロック部材33は、未だ掛合姿勢に維持され
ている。
次いて、第6図(a)に示すように押し出しロッド10
か図ては右方へ進出することにより、その先端て押圧さ
れた前側エジェクタプレート8か可動側型板21に接近
する方向へ前進移動すると、後側エジェクタプレート7
の前進移動がストリッパホルト9の頭部と可動側取り付
け板6の座ぐり孔底との当接て規制されるまでの間は、
ロック部材33か、ロックプレート31の側面31bと
掛止側カムブロック37の側面37bとの摺接により上
記掛合姿勢を維持されて、上記ロック装置28か前側エ
ジェクタプレート8に後側エジェクタプレート7を確実
に結合し続ける。従ってこの間は、後側エジェクタプレ
ート7か前側エジェクタプレート8と一緒に前進移動し
、このことにて、エジェクタピン25か製品19を可動
側型板21のキャビティ内から押し出すとともに、入子
24がその製品19の孔19aと嵌合したまま可動側型
板21から進出する。
しかして、後側エジェクタプレート7のさらなる前進移
動かストリッパボルト9で規制されると、それと実質上
同時に、同図(b)に示すように、掛止側カムブロック
37がロックプレート31の側面31bから外れてロッ
ク部材33の揺動を許容するとともに、解放側カムブロ
ック35かその斜面35aと被駆動ピン32との当接て
ロック部材33を上記離脱姿勢へ向けて揺動させること
により、上記ロック装置28が、後側エジェクタプレー
ト7から前側エジェクタプレート8を解放し、その後は
、第7図(b)に示すように、解放側カムブロック35
か、その側面35bと被駆動ピン32の外周面との摺接
によりロック部材33を離脱姿勢に維持して、後述する
型締めの際に前側エジェクタプレート8の後退移動によ
ってロックピン29がロックプレート31の溝部31a
内に入るようにする。従って、前側エジェクタプレート
8の解放後は、同図(a)に示すように、後側エジェク
タプレート7か停止して前側エジェクタプレート8だけ
がさらに前進移動し、このことにて、エジェクタピン2
5か、製品19を入子24から外して型外へ排出する。
一方、型開き状態からの型締めの際には、押し出しロッ
ド10の後退に伴い、リターンピン26かその先端と固
定側型板23との当接によって押し戻されることにて、
前側エジェクタプレート8が後退移動して後側エジェク
タプレート7に当接し、これによって後側エジェクタプ
レート7も前側エジェクタプレート8と一緒に可動側取
り付け板6へ向かって後退移動すると、上記と逆に、被
駆動ピン32が解放側カムブロック35の側面35bか
ら外れて解放側カムブロック35かロック部材の揺動を
許容するとともに、掛止側カムブロック37かその斜面
37aとロックプレート31の側面31bとの当接でロ
ック部材33を掛合姿勢へ向けて揺動させることにより
、上記ロック装置28か、後側エジェクタプレート7を
前側エジェクタプレート8に再び結合する。
なお、前側エジェクタプレート8か後側エジェクタプレ
ート7に当接するまで後退移動する間、後側エジェクタ
プレート7は、後退移動する押し出しロッド10と後側
エジェクタプレート7との摺接や、前側エジェクタプレ
ート8と結合ピン27との摺接により後退付勢されるか
、その付勢力は通常、後側エジェクタプレート7と前記
図示しないガイドピンとの密な摺接による保持力よりも
充分小さいので、後側エジェクタプレート7はその間上
記前進限位置に保持される。
そしてその後は、後側エジェクタプレート7か可動側取
り付け板6に当接するまて両エジェクタプレート7.8
か一緒に後退し、その間、ロック部材33か、ロックプ
レート31の側面31bと掛止側カムブロック37の側
面37bとの摺接により上記掛合姿勢を維持されて、上
記ロック装置28か前側エジェクタプレート8に後側エ
ジェクタプレート7を確実に結合し続ける。
従って、この実施例のロック装置28によれば、ロック
部材33を、スプリングの弾性力によらず、解放側カム
ブロック35と掛止側カムブロック37とで、確動カム
の如く揺動させて、ロック部材33の溝部31aをロッ
クピン29に対し確実に掛脱させるのて、簡易な構成で
確実に両エジェクタプレート7.8の結合を解除するこ
とができる。
以上、図示例に基づき説明したか、この発明は上述の例
に限定されるものでなく、例えば、補助的に、後側エジ
ェクタプレート7を前進限位置に保持する保持手段、例
えば後側エジェクタプレート7と可動側取り付け板6と
の間に介装されて後側エジェクタプレート7を前進方向
へ付勢するスプリングや、前側エジェクタプレート8の
側面に固定されて解放側カムブロック35と同様に被駆
動ピン32の外周面と摺接し、前側エジェクタプレー、
 ト8が後側エジェクタプレート7に当接するまでロッ
ク部材33を上記離脱姿勢に維持するとともにその当接
時にロック部材33を解放する他のカム部材等をさらに
設けても良い。
(発明の効果) かくしてこの発明のロック装置によれば、ロック部材を
、スプリングの弾性力によらず、解放側カム部材と掛止
側カム部材とで、確動カムの如く揺動させて、ロック部
材の溝部をロックピンに対し確実に掛脱させるので、簡
易な構成で確実に前側エジェクタプレートと後側エジェ
クタプレートとの結合を解除することがモきる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)はこの発明の射出成形金型の
エジェクタプレートのロック装置の一実施例を射出成形
金型への装着状態で示す断面図および側面図、 第2図は上記射出成形金型で形成する製品を示す斜視図
、 第3図は上記実施例の装置の構成を示す分解斜視図、 第4図は上記実施例の装置を上記射出成形金型の型締め
状態で拡大して示す側面図、 第5図乃至第7図は上記実施例の装置およびそれを具え
る上記射出成形金型の作動をそれぞれ異なる状態で示す
作動説明図、 第8図は従来のロック装置を示す断面図、第9図乃至第
11図は上記従来装置およびそれを具える射出成形金型
の作動をそれぞれ異なる状態て示す作動説明図、 第12図(a)〜(c)は他の従来のロック装置および
それを具える射出成形金型の作動をそれぞれ異なる状態
で示す作動説明図、 第13図は上記他の従来装置で用いられているボールプ
ランジャを示す断面図である。 6・・・可動側取り付け板 7・・・後側エジェクタプレート 8・・・前側エジェクタプレート 21・・・可動側型板    28・・・ロック装置2
9・・・ロックピン    31a・・・溝部33・・
・ロック部材    35・・・解放側カムブロック3
7・・・掛止側カムブロック 第1図 (a) (b) 第2図 qh 第4図 第5図 (b) 第6図 (a) (b) 第7図 (a) (b) 第9図 (a) (b) 両川図 (a) (b) 第11図 (a) (b) @12図 (a) (b) 第13図 手  続  補  正  書(方式) %式% 1、事件の表示 平成 2年特許願第 303968  号2、発明の名
称 射出成形金型のエジェクタプレートのロック装置3、補
正をする者 事件との関係  特許比願人 (399)日産自動車株式会社 4、代理人 6、補正の対象  明細書の「図面の簡単な説明」の欄
■、明細書第23頁第2行の「第12図(a)〜(C)
を「第12図(a)〜(b)」に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、前側エジエクタプレート(8)の側面に突設された
    ロックピン(29)と、 後側エジェクタプレート(7)の側面に揺動可能に支持
    され、その揺動により前記ロックピンに対し溝部(31
    a)を掛脱させるロック部材(33)と、可動側型板(
    21)に固定され、その可動側型板へ向かう前記後側エ
    ジェクタプレートの前進移動に基づき前記ロック部材と
    当接して、そのロック部材を前記溝部から前記ロックピ
    ンが離脱する方向へ揺動させる解放側カム部材(35)
    と、可動側取り付け板(6)に固定され、その可動側取
    り付け板へ向かう前記後側エジェクタプレートの後退移
    動に基づき前記ロック部材と当接して、そのロック部材
    を前記溝部と前記ロックピンとが掛合する方向へ揺動さ
    せる掛止側カム部材(37)と、を具えてなる、射出成
    形金型のエジェクタプレートのロック装置。
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