JPH0369704A - 人工芝生 - Google Patents

人工芝生

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Publication number
JPH0369704A
JPH0369704A JP1204453A JP20445389A JPH0369704A JP H0369704 A JPH0369704 A JP H0369704A JP 1204453 A JP1204453 A JP 1204453A JP 20445389 A JP20445389 A JP 20445389A JP H0369704 A JPH0369704 A JP H0369704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
artificial lawn
cut
denier
sand
piles
Prior art date
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Pending
Application number
JP1204453A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Ishikawa
石川 良夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Chemical Co Ltd filed Critical Otsuka Chemical Co Ltd
Priority to JP1204453A priority Critical patent/JPH0369704A/ja
Publication of JPH0369704A publication Critical patent/JPH0369704A/ja
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  • Road Paving Structures (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、合成樹脂製フィラメントが地組織表面に多数
のカットパイルを形成するように植設され、地組織上の
フィラメント間に砂層が設けられた人工芝生に関する。
従来の技術及びその問題点 地組織上に多数のカットパイルが形成された人工芝生は
、その用途に応じて種々提案されている。
近年、テニス、野球、サッカー、ラグビー等のスポーツ
を行うコート又はグラウンドを形成するための人工芝生
として、第3図に示すように、片撚されたスプリットヤ
ーン(帯状シートに多数の長手方向に延びる切目を設け
たもの)が地組織(22)に植設されてカットパイル(
23)が形成されたものが多用されている。この人工芝
生(21)は、多数のカットパイルを有′した人工芝生
本体を、地表面(G)に置いて適宜固定し、カットパイ
ル(23)のスプリットヤーン間に砂が入れられて地組
織表面上に砂層(24)が設けられ、カットパイル(2
3)の先端部だけが表面に現れた状態とされる。
この人工芝生(21)のカットパイル(23)は、上記
したように片撚されたスプリットヤーンの植設に基づき
形成されている(第4図参照)。
このスプリットヤーンは、1本で多数の枝分かれした先
端部を形成できるという利点を有するが、枝分かれ部は
、スプリットを介しての拡がりが比較的小さいため、撚
により同心状に重ね合わされた枝分かれ部相互間の拡が
りを大きくして、パイル先端部の拡がりを得る必要があ
った。従って、拡がりを満足なものとして自然芝の如き
美観を得るには、比較的長尺(約19mm以上)のカッ
トパイル(23)を形成せざるを得なかった。このため
、カットパイル(23)間及びカットパイル(23)内
に入れるべき砂を多量に要し、また十分な拡がりを得ら
れないため、砂を入れ難いという問題があった。更に、
カットパイル(23)が長尺であり且つ砂層(24)が
厚いため、人工芝生本体及び砂の双方の11′I量が大
きく、該人工芝生(21)の貼り替えに手間及び労力を
要するという問題もあった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、カットパイルの
織製方向に現れ得る方向性を現出させることがなく、ま
た砂層を設けるための砂入れを容易なものとし、しかも
コート又はグラウンド等の施工及び貼り替えを簡便且つ
安価に行うことができ、更に自然芝の如き美観を得るこ
とができる人工芝生を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明の上記目的は、繊度250デニール〜600デニ
ールの扁平状モノフィラメントが、総繊度2000デニ
ール〜5000デニールとなるように束ねられた状態で
、多数のカットパイルを地組織表面に形成するように植
設され、前記カットパイルの先端部だけが表面に現れる
ように、前記地組織表面上に砂層が設けられていること
を特徴とする人工芝生により達成される。
前記カットパイルは、そのパイル長が10+ai〜17
mmの範囲内にあるのが好ましい。
また、前記扁平状モノフィラメントの束は、1/8イン
チ〜5/32インチの間隔をおいた運針列を形成するよ
うに前記地組織に植設され、各運針列には、1インチ当
たりに4〜12のカットパイルが設けられているのが好
ましい。
本明細書において、扁平状モノフィラメントとしては、
従来から人工芝生に使用されてきたものが広い範囲で使
用でき、例えばナイロン樹脂、ポリプロピレン樹脂、塩
化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂等を例示でき、好まし
いものとしてポリプロピレン樹脂を挙げることができる
実施例 以下に、本発明の実施例を、添付図面を参照しつつ説明
する。
第1図は、本発明の1実施例にかかる人工芝生を示す。
この人工芝生(1)は、複数本の扁平状モノフィラメン
ト(2)が、下撚及び上撚されて束ねられた状態で地組
織(4)表面に多数のカットパイル(3)を形成するよ
うに植設されている。
地組織(4)の裏面には、バッキング処理が施されてお
り、カットパイル(3)の抜落ちを防止する樹脂層(5
)が形成されている。このように構成された人工芝生(
1)の本体は、例えばコート又はグラウンドを形成すべ
き地表面(G)に敷かれて適宜固定され、更にカットパ
イル(3)の先端部だけが表面に現れるように地組織(
4)上に砂(6′)が入れられて砂層(6)が設けられ
ることにより、本発明人工芝生として完成される。
扁平状モノフィラメント(2)としては、繊度250デ
ニール〜600デニールのものを要し、繊度300デニ
ール〜500デニールのものを使用するのが好ましい。
扁平状モノフィラメント(2)は、その繊度が250デ
ニ一ル未満では剛性が低くなり過ぎてカットパイルが倒
伏し易くなリ、また繊度が600デニールを超えると、
各カットパイルの剛性が強過ぎて織製時に現れる特定の
方向への傾きが残存しがちとなり、これにより人工芝生
に方向性が現れ、好ましくない。この扁平状モノフィラ
メント(2)は、その厚さが0゜08111111〜0
.14mmであるのが好ましく、より好ましくは0. 
09mm 〜0. 13mmである。上記厚さが、0.
08mm未満では弾力性に欠は倒伏し易く、更に摩損し
易く、0.14mmを超えると、剛性が高くなり過ぎて
上記の方向性が現出する虞がある。通常用いられる扁平
状モノフィラメント(2)は、その扁平比が0.14〜
0.19であり、0.15〜0.18であるのが好まし
い。
扁平状モノフィラメント(2)の小束は、1m当たり4
0ツイスト〜150ツイスト、好ましくは60ツイスト
〜100ツイストの下撚が施され、該下撚がなされたフ
ィラメントの束が、更に1m当たり25ツイスト〜10
0ツイスト、好ましくは40ツイスト〜70ツイストの
上撚がなされ、運針列を地組織(4)に形作るように植
設されて多数のカットパイル(3)を形成する。束ねら
れて上撚がなされたモノフィラメント(2)の総繊度は
、2000デニール〜5000デニールの範囲内とされ
、3000デニール〜4000デニールであるのが好ま
しい。上記総繊度が、2000デニ一ル未満では、カッ
トパイル(3)のボリューム感に欠け、これにより人工
芝生に運針列毎の筋目が現れ、5000デニールを超え
ると、カットパイル(3)を形成するモノフィラメント
が密になり過ぎて砂が入り難くなり、好ましくない。
地組織(4)に形成される上記運針列の間隔は、これが
1/8インチ未満では、地組織(4)表面に形成される
カットパイル(3)が密になり過ぎて砂を入れ難くなり
、5/32インチを超えると、上記したと同様に、人工
芝生に方向性が現出する。
従って、上記運針列間隔は、1/8インチ〜5/32イ
ンチとされる。また、運針列の各々において、該運針列
の長手方向に形成されるカットパイル(3)の数は、上
記したと同様の理由から、1インチ当たりに通常4〜1
2、好ましくは6〜10である。
本発明人工芝生のカットパイル(3)は、第2図に示す
ように、該カットパイル(3)をモノフィラメント(2
)で構成しているため、パイルの基端部から個々のモノ
フィラメントが独立して拡がり、パイル長が短尺であっ
ても、その先端側へ十分な拡がりを与えられる。しかし
ながら、パイル長が、10mm未満という極めて短尺な
場合は、やはりカットパイル先端の十分な拡がりを得ら
れず、17mmを超えると、地組織(4)表面に設けら
れる砂層(6)が厚く重くなり、よってカットパイル(
3)は、そのパイル長が、従来に比してかなり短尺の1
0 mm 〜17 mob、好ましくは12mm〜16
+nmとされる。本発明人工芝生(1)は、そのカット
パイル(3)が上記のように短尺に形成されていても、
その織製方向に現れ得る方向性が見られず、更に砂層(
6)を設けることにより、自然芝の如き美観を得ること
もできる。更にまた、砂層(6)を設けるための砂入れ
もモノフィラメントの十分な拡がりに基づき簡便に行う
ことができ、砂(6′)の量も少量でよい。このため、
本発明人工芝生(1)はその重量が軽減され、コート又
はグラウンド等の施工及び貼り替えに手間及び労力を要
しない。また、カットパイル(3)が短尺に形成され、
砂層(6)を薄くすることができるため、例えばテニス
ボール等に対する反発係数を高くできるという利点も得
られる。
発明の効果 以上から明らかなように、本発明人工芝生においては、
つぎの効果を得ることができる。
即ち、繊度250デニール〜600デニールの扁平状モ
ノフィラメントによりカットパイルを構成しているので
、各モノフィラメントは、パイルの基端部から個々に独
立して大きく拡がり、地組織表面に形成されるカットパ
イルのパイル長を短尺にしても、適度な弾力性及び起立
性、並びにこれらに基づく良好な使用感が保証される。
また、これにより砂層を薄くすることができ、人工芝生
全体の重量を軽減することが可能となり、人工芝生を用
いたコート又はグラウンド等の施工及び貼り替えを、簡
便且つ安価に行い得る。更にまた、上記扁平状モノフィ
ラメントの複数本を、総繊度2000デニール〜500
0デニールとなるように束ねた状態で、地組織表面に多
数のカットパイルが形成されるように植設したので、カ
ットパイルの織製方向に現れ得る方向性を現出させるこ
とがなく、また砂層を設けるための砂入れを容易なもの
とする。更に、カットパイルの先端部だけが表面に現れ
るように、地組織表面上に砂層を設けたので、自然芝の
如き美観を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例にかかる人工芝生を示す縦断
面図、第2図はそのカットパイルの1伊11を拡大して
示す斜視図、第3図は従来の人工芝生の1例を示す縦断
面図、第4図はそのカットパイルの1例を示す斜視図で
ある。 (1)・・・・・・人工芝生 (2)・・・・・・扁平状モノフィラメント(3)・・
・・・・カットパイル (4)・・・・・・地組織 (6)・・・・・・砂層 (以 上) 第3図 32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊度250デニール〜600デニールの扁平状モ
    ノフィラメントが、総繊度2000デニール〜5000
    デニールとなるように束ねられた状態で、多数のカット
    パイルを地組織表面に形成するように植設され、前記カ
    ットパイルの先端部だけが表面に現れるように、前記地
    組織表面上に砂層が設けられていることを特徴とする人
    工芝生。
  2. (2)前記カットパイルのパイル長が、10mm〜17
    mmであることを特徴とする請求項1記載の人工芝生。
JP1204453A 1989-08-07 1989-08-07 人工芝生 Pending JPH0369704A (ja)

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JP1204453A JPH0369704A (ja) 1989-08-07 1989-08-07 人工芝生

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JP1204453A JPH0369704A (ja) 1989-08-07 1989-08-07 人工芝生

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JPH0369704A true JPH0369704A (ja) 1991-03-26

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ID=16490783

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266081A (ja) * 2000-02-14 2006-10-05 Southwest Recreational Industries Inc 人工芝システム
US7189445B2 (en) 2003-12-12 2007-03-13 Generalsports Turf, Llc Synthetic sports turf having improved playability and wearability
JP2008538229A (ja) * 2005-02-28 2008-10-16 テン・ケイト・ティオロン・ビイ・ヴイ 人工芝生システム
US8329265B2 (en) 2004-06-16 2012-12-11 Astroturf, Llc Transition synthetic sports turf

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JP4903726B2 (ja) * 2005-02-28 2012-03-28 テン・ケイト・ティオロン・ビイ・ヴイ 人工芝生システム

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