JPH03502797A - N‐(ヒドロキシアルキル)‐2‐不飽和アミド及び2‐アルケニルオキサゾリンの製造法 - Google Patents
N‐(ヒドロキシアルキル)‐2‐不飽和アミド及び2‐アルケニルオキサゾリンの製造法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
N−(ヒドロキシアルキル)−2−不飽和アミ)’及び2−アルケニルオキサゾ
リンの製造法
本発明は、不飽和アミドと2−アルケニルオキサゾリンの合成に関する。
2−イソプロペニルオキサプリンとその類縁体である2−ビニルオキサゾリンは
公知の化合物であり、それらの特性2合成法、及び有用性が、トマリア(To+
sa l ia)による“反応性複素環モノ?−(Reactive Hete
rocyclic Monomers)”、 2官能モノマー(2Functi
onal Mono+wers) 7l−89(R,Yocus+ 1
E、 Nyquist Ed。
1974)に説明されている。2−ビニルオキサゾリンを重合させてポリ−2−
ビニルオキサゾリンを形成させることができ、これを加水分解すると有用なイオ
ン交換樹脂となる。
デ・ベネヴイル(de 8ennev目1e)らによる3つの文献によれば、4
.4−アルキル−2−ビニルオキサゾリンと4,4−アルキル−2−イソプロペ
ニルオキサプリンは、アルキルチタネート又はアルミニウムアルコキシドの存在
下にて、アミノアルカノールとアクリル酸もしくはメタクリル酸とを反応させる
ことによって得られる。と開示されている。デ・ベネヴイルらによる“オキサジ
ン及びオキサゾリン誘導体(Oxazine and 0xazolineDe
rivatives) +米国特許第2.831,858号明細書(1958年
4月22日)”;デ・ベネヴイルらによる“オキサジン及びオキサゾリンポリマ
ー(Oxazine and 0xazoline Polymers)、米国
特許第2.897.182号明細書(1959年7月28日)”;デ・ベネヴイ
ルらによる“メチルメタクリレートとアミノアルコールのエステル交換反応、第
一級アミノアルキルメタクリレートと2−インプロペニル−4,4−ジメチルオ
キサゾリンの合成(Transesterifica−tion of Met
hyl Methacrylate with Ao+1noalcohols
、 Prepara−tion of Primary Am1noalkyl
Methacrylate and 2−1sopropenyl−4,4−
Dimethyl 0xazoline)’、 23 J、 Org、 Che
w、 1355(195B)。
これらの文献に記載の製造法では、アミノアルコールが、アミン基を有する炭素
に結合した2つのアルキル置換基を含んでいなければ目的に適わない、従って、
該製造法では4.4−ジ置換オキサゾリンだけを形成させることができる。ジ置
換オキサゾリンは、非置換オキサゾリンに比べて加水分解を起こさせにくい、該
製造法に関する説明によれば、アルカリ金属アルコキシドは該製造法に対しては
を効な触媒ではない。
1.2−ジシアノシクロブタンと2当量のアミノエタノールとを反応させ9次い
で熱分解させることによって2−ビニルオキサゾリンを形成することができる。
ということを開示している2つの文献がある。アリット(Arit)による“2
−ビニルオキサゾリンの製造法(Process for Preparing
2−Vinyl 0xazolines)。
米国特許第3.962.270号明細書(1976年6月8日)1;アリットに
よる″2−ビニルオキサゾリンの製造法(Process forPrepar
ing 2−Vinyl 0xazo1ines)+米国特許第4,045,4
47号明細書(1977年8月30日)“。
先ずプロピオン酸をエタノールアミンでアミド化し1次いで得られたアミドを触
媒の存在下で脱水することによって2−エチルオキサゾリンが合成できることも
知られている。カイザー(Kaiset)による“2−オキサゾリンの製造法(
Process forPreparing 2−0xazo1ines)、米
国特許第4.203,900号明細書(1980年5月20日)”、こうして得
られたエチルオキサゾリンが、ホルムアルデヒドとの反応により2−(1−ヒド
ロキシイソプロピル)オキサゾリンに転化される0強塩基の存在下でこの中間体
を脱水することによって、イソプロペニルオキサプリンに転化させることができ
る。
ベネヴイルらによって説明されている反応では9両方の4−位置にアルキル置換
基の無いオキサゾリンを合成する方法は得られない、他の公知の反応では、多く
の工程及び/又は高価な試剤が必要となる。要望されているのは、入手しゃすい
原料から少ない工程数でモノ置換又は非置換の2−(1−アルキルアルケニル)
オキサゾリンを形成させる簡単な製造法である。
本発明は、ビニルオキサゾリンを合成するための単純化された方法を提供する。
ある1つの1!様においては8本発明は。
N−(2−ヒドロキシアルキル)−2−アルキル−2−不飽和−アミドが形成さ
れるような条件下で。
(1) アルキル2−アルキル−2−不飽和−カルボキシレートエステルと;
(2) アミンを保持した炭素と結合している少なくとも1つの水素を含んだβ
−アミノアルカノールを:(3) 触媒量のアルカリ金属水酸化物及び/又はア
ルカリ金属アルコキシドの存在下にて;
接触させることからなる。 N−(2−ヒドロキシアルキル)−2−アルキル
−2−不飽和−アミドの製造法である。
本発明の他の態様においては、上記の手順に従い9次いで2−(1−アルキルビ
ニル)オキサゾリンが形成されるような条件下において、高温溶媒中にて、液相
中のN−(2−ヒドロキシアルキル)−2−アルキル−2−不飽和−アミドを触
媒量の弱いルイス酸と接触させる工程。
すなわち環化工程を行うことによって、4−位置に1つ以下の置換基を有する2
−(1−アルキル−1−不飽和)オキサゾリンを形成させることができる。
本発明の製造法によって得られるオキサゾリンは、トマリアによる“2官能モノ
マー、上記、 83−89″;及びデ・ベネヴイルらによる“オキサジン及びオ
キサゾリンポリマー(Oxazine andOxazoline Polym
ers)を米国特許第2,897.182号明細書(1959年7月28日)(
第104ISll第15行から)°;に記載の条件下にて重合させて有用な反応
性ポリマーを形成させることができる0本化合物はさらに、塗料、織物、繊維、
及び紙等の構成成分として、帯電防止剤として、腐食防止剤として、不織布用の
バインダーとして、そしてハロゲン化ビニル樹脂用の安定剤としても有用である
。
本発明の製造法は、2−アルキル−2−不飽和−カルボキシレートエステルの反
応を利用する0本発明を実施する際に使用するエステルにおいて、カルボキシル
基に隣接した炭素(2−位置の炭素)は、アルキル基が単結合で結合したオレフ
ィン炭素である。2−位炭素に結合したアルキル基は、好ましくは低級アルキル
であり(本明細書においては、“低級アルキル”とは約6個以下の炭素原子を存
するアルキル基を意味する):さらに好ましくはメチル、エチル、プロピル、又
はブチルであり;さらに好ましくはメチル又はエチルであり;最も好ましくはメ
チルである。
二重結合を不安定化させない限り、処理条件下にて安定である限り、そして引き
続き行われる二重結合の重合を妨げない限り、オレフィン部分における他の炭素
(3−位の炭素)にさらに基が結合してもよい、3−位の炭素に結合した基は、
好ましくはそれぞれ独立に水素又は低級アルキルである。さらに好ましくは、少
なくとも1つが水素であり、他方が水素又はアルキルである。最も好ましくは両
方とも水素である。
カルボキシル酸素に結合したアルキル部分は2反応条件下にて副反応を起こさず
にエステル交換反応を起こしうるいかなる基でもよい、第三級アルキル基はエス
テル交換を起こさせるのが困難である。従って、カルボキシル酸素に結合した炭
素は。
好ましくは第二級又は第一級炭素であり、さらに好ましくは第一級炭素である0
本アルキル基は、アルコールに転化されたときに適度な温度で蒸留除去できるよ
うな基であるのが好ましい。
本アルキル基は、好ましくは低級アルキルであり、さらに好ましくはエチル又は
メチルであり、そして最も好ましくはメチルである。
本発明において有用なエステルは、好ましくは一般式!(式中 illとR2は
3−位置の炭素に結合した基であり R3は2−位置の炭素に結合したアルキル
基であり、そしてR4はカルボキシル酸素に結合したアルキル基であり、これら
の基については前述した通りである)で表わされるエステルである。有用なエス
テルの例としては、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル。
エタクリル酸メチル、2−メチル−2−ブテン酸メチル、及びこれらの同族体が
ある。最も好ましいエステルはメタクリル酸メチルである。
本発明において有用なエステルは公知の化合物である。これらのうちには、市販
されているもの(例えばメタクリル酸メチル)もある、他のエステル又はこれら
他のエステルが誘導されるカルボン酸は1公知の方法(例えば、アルコールの存
在下でアセチレン化合物とニッケルテトラカルボニル[N1(CO)−]とを反
応させる方法)によって得られる。これらの方法については、ジョーンズ(Jo
nes)による“アセチレン化合物に関する研究(Researches on
Acetylenic Compounds) XXII’+ 1950 J
。
Che++、 Sac、 230(1950); ジョーンズによる1アセチレ
ン化合物に関する研究χXIχ”、 1951 J、 Che’ta、 So
c、 48(1951);及びジョーンズによる“アセチレン化合物に関する研
究χXχI’、 1951J、 Ches+、 Soc、 766(1950)
:等の文献に記載されている。マーチ(March)による“最新有機化学(
Advanced Organic Ches+1stry800−01; 8
35(第3版、 1985どには、他の合成経路が報告されている。
本発明において有用なエステルはβ−アミノアルカノールと反応する。β−アミ
ノアルカノールは、第一級アミンと隣接のパラフィン炭素に結合したヒドロキシ
ル基を有している。アミン基を保持した炭素(β−炭素)には、1つの水素原子
と1つのヒドロカルビル置換基が結合してもよいし、好ましくは2つの水素原子
が結合してもよい、ヒドロキシル基を保持した炭素(α−炭素)には、2つのヒ
ドロカルビル置換基が結合してもよいし、好ましくは1つの水素原子と1つのヒ
ドロカルビル置換基が結合してもよいし、さらに好ましくは2つの水素原子が結
合してもよい、最も好ましいβ−アミノアルカノールは2−アミノエタノール(
モノエタノールアミン; MEA)である、β−アミノアルカノールにおけるヒ
ドロカルビル置換基は、好ましくはアルキルであり、さらに好ましくは低級アル
キルであり。
さらに好ましくはエチル又はメチルであり、最も好ましくはメチルである。
β−アミノアルコールは、一般式■
(式中、2% 、、 R?は前述したようなパラフィン炭素に結合した水素又は
ヒドロカルビル置換基である)に適合するのが好ましい。
前述したように R?は水素であるのが好ましい R8とR6の少なくとも1つ
が水素であるのがさらに好ましく、R’−R’の全てが水素であるのが最も好ま
しい。
好ましいβ−アミノアルカノールの例としては、2−アミノエタノール、2−ア
ミノ−1−プロパツール、l−アミノ−2−プロパツール、3−アミノ−2−ブ
タノール、及びこれらの同族体がある。β−アミノアルカノールは市販されてお
り、公知の方法〔例えば、マーチによる“最新有機化学368−69(第3版1
985)”及びマクマナス(McManus)らによる“3Synth、 Co
+mm。
17? (1973) ”に記載されているようなエポキシドのアミノ化〕によ
って製造することができる。
本発明においては、エステル試剤とアミノアルカノール試剤は通常はぼ等モル量
にて使用される。一方の他方に対する過剰量は好ましくは約20モル%以下であ
り、さらに好ましくは約10モル%以下であり、最も好ましくは約等モル量であ
る。
本発明の製造法は、アルカリ金属水酸化物又はアルカリ金属アルコキシドによっ
て触媒作用を受ける。触媒は、好ましくは水酸化物又は低級アルキルアルコキシ
ドであり、さらに好ましくはメトキシド又は水酸化物である。アルカリ金属は、
好ましくはリチウム、ナトリウム、又はカリウムであり、最も好ましくはナトリ
ウム又はカリウムである。
触媒は、β−アミノアルカノールによるエステルのアミド化を触媒するに足る量
にて使用される0モル%で表示した場合の触媒の濃度は、好ましくはβ−アミノ
アルカノールの少なくとも約0.1%であり、さらに好ましくはβ−アミノアル
カノールの少なくとも約0.5%であり、最も好ましくはβ−アミノアルカノー
ルの少なくとも約5%である0モル%で表示した場合の触媒の濃度は、好ましく
はβ−アミノアルカノールの約25%以下であり、さらに好ましくはβ−アミノ
アルカノールの約10%以下である。最良の効率を得るためには、β−アミノア
ルカノールに触媒を加えてから該アルカノールをエステルと接触させることが大
切である。エステルと触媒との接触が早すぎると。
マイケル付加反応やエステル二重結合の重合が引き起こされ。
これによって選択性と収率が低下する。
さらに、公知の重合防止剤を加えるのが好ましい、この目的にはフェノチアジン
が有効である。フェノチアジンとイルガノックス” 1010 (“チバーガイ
ギー社の商標、ヒンダードフェノール重合防止剤)との組成物も有効である。ジ
ニトロ−5ec −ブチルフェノールも有効である0重合防止剤は、エチレン性
不飽和モノマー(例えば、アクリレートエステルやアクリルアミド)の重合を防
止するのに有効な条件と量にて使用しなければならない。
アミド化は、試剤が液状であって且つ反応が進行するようないかなる温度と圧力
でも行うことができる。温度は、好ましくは約0°C以上であり、さらに好まし
くは約20°C以上である。温度は、好ましくは約80°C以下であり、さらに
好ましくは約60℃以下である。温度が高すぎると、エステル又はアミドの二重
結合間に重合やマイケル付加を引き起こすことがある。圧力は重要なポイントで
はないが、はぼ大気圧であるのが好ましい、最適反応時間は反応温度によって異
なり、最大約24時間となることもある。最適反応時間は、好ましくは約2時間
以上、さらに好ましくは約4時間以上である0反応は、空気中又は不活性雰囲気
下(例えば窒素又はアルゴン雰囲気)にて行うことができる。しかしながら、あ
る種の重合防止剤はその機能を果たすのに酸素を必要とする。従って2選定され
た雰囲気下において有効な重合防止剤を選択するよう注意しなければならない。
反応により、 N−(2−ヒドロキシアルキル)−2−アルキル−2−不飽和
−アミドが得られる。N−(2−ヒドロキシアルキル)部分と2−アルキル−2
−不飽和−アミド部分の置換基は。
それぞれβ−アミノアルカノールとエステルの場合の置換基と同じである。アミ
ド生成物は、一般式■(式中I R’l R”l R’l R’+ R’l及び
R9には制限があり、好ましい実施B欅は前記した通りである)に適合するアミ
ド生成物が好ましい、好ましいアミドはN−(2−ヒドロキシエチル)メタクリ
ルアミドである。すなわち、一般式mにおいてR’+ R”+ R’+R&、及
びR′が水素であり、そしてR3がメチルである場合の化合物である。
二重結合付加物の場合とは異なり、不飽和アミドの形成に対する選択性は、好ま
しくは約50%以上、さらに好ましくは約70%以上、最も好ましくは約80%
以上である。さらにアミドの収率は、好ましくは約50%以上、さらに好ましく
は約70%以上。
最も好ましくは約80%以上である。
アミドを対応するオキサゾリンに転化する場合、アミド化工程において形成され
るアルコールは、減圧下における筒車なフラッシュ蒸留(好ましくは約40’C
以下)によって留去することができる。このあとにさらなる精製を必要としない
のが好ましい。
2−(1−フルキル−1−不飽和)−オキサゾリンを形成させるためのアミドの
環化反応は、高温溶媒の液相中においてアミドを弱いルイス酸と接触させること
によって行われる。環化反応は2−アルキルオキサゾリンを製造するための公知
の反応であって、リフト(Litt)らによる“環状アミノエーテルの製造法(
Process for the Preparation of Cycli
c Aa+ino Ethers)、米国特許第3,681.333号明細書(
1972年8月1日)”;カイザーによる“2−オキサゾリンの製造法(Pro
cess for Preparing 2−0xazolines) 、米国
特許第4 、203 、900号明細書(1980年5月20日)”;カイザー
による“有機亜鉛塩触媒を使用した2−W換−2−オキサゾリンの製造(Pre
paration of 2−3ubstituted−2−oxazolin
es with Organic Zinc 5alt Catalysts)
+米国特許第4.354.029号明細書(1982年10月12日)”:及び
アイゼンブラウン(Eisenbraun)による“N−(2−ヒドロキシエチ
ル)アミドからの2−オキサゾリンの製造(Preparation of 2
−0xazolines froa+N−(2−Hydroxyethyl)
amides) +米国特許第3.312.714号明細書(1967年4月4
日)”;等の文献に記載されている。
環化反応に対しては、公知の触媒によって触媒作用を施すことができる。好まし
い弱ルイス酸触媒は、ハロゲン化亜鉛、酢酸亜鉛、もしくは硫酸亜鉛、又はハロ
ゲン化第二鉄もしくは硫酸第二鉄(例えば、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、二塩化亜
鉛、酢酸亜鉛、又は硫酸亜鉛)である、最も好ましい触媒は塩化第二鉄である0
反応は1反応条件下において反応物に対して不活性であり、アミドと触媒の両方
を熔解することができ、そして反応条件下において液状且つ安定な状態を保持し
うるような溶媒中にて行うのが好ましい、スルホランが好ましい溶媒である。
他の溶媒としては、グリセロール、数種のグリコールエーテル類、数種のポリグ
リコール類、及びジブチルフタレート等がある。
反応は高温にて行われる0反応温度は、好ましくは約190°C以上、さらに好
ましくは約210°C以上である0反応温度は、好ましくは約250°C以下、
さらに好ましくは約230°C以下である。
反応温度は最も好ましくは約220℃である。最適温度から幾分ずれると(約1
0〜20°C)、収率が太き(変わることがある。圧力は1反応温度においてア
ミドが液体状態を保持し、しかもオキサゾリンと水が形成されるとこれらが留去
されるような圧力範囲にあるのが好ましい。最大圧力は、好ましくは約400a
uwHg。
さらに好ましくは約200o++aHg、そして最も好ましくは約170mmH
gである。最小圧力は、好ましくは約50+u+Hg、 さらに好ましくは約1
00100I1.そして最も好ましくは約150■mHgである。オキサゾリン
が速やかに留去されない場合、オキサゾリンは、高温と触媒に長時間さらされる
ことにより二重結合間にて重合するか又は付加反応を起こすことがある。
環化反応より留去されたオキサプリンと水は、公知の方法によって凝縮される。
いくつかの重合ユーティリティー(polylIlerization uti
lities)に対して、オキサゾリンと水の混合物を、オキサゾリンを重合さ
せる場合のように使用することができる。これらを分離するのが望ましい場合、
塩化メチレンを使用して抽出することによって(又は他の公知の方法によって)
、オキサゾリンを水から取り出すことができる。オキサゾリンは、β−アミノア
ルカノールの最初の量を基準として、好ましくは約65%以上の収率にて、さら
に好ましくは約70%以上の収率にて、そして最も好ましくは約75%以上の収
率にて形成される。
4−位置に1つ以下の置換基を存する2−(1−アルキル−1−不飽和)オキサ
ゾリンを製造するための本発明のプロセスの好ましい実施態様においては1本プ
ロセスは。
(a)N−(2−ヒドロキシアルキル)−2−アルキル−2−不飽和−アミドが
形成されるような条件下において。
(1)アルキル2−アルキル−2−不飽和−カルボキシレートエステルと;
(2)アミンを保持している炭素に結合した少なくとも1つの水素を存するβ−
アミノアルカノールを;(3)触媒量のアルカリ金属水酸化物及び/又はアルカ
リ金属アルコキシドの存在下にて;
接触させる第1工程、及び
(b) 2−(1−アルキルビニル)オキサゾリンが形成されるような条件下
において、高温溶媒中にて、液相中のN−(2−ヒドロキシアルキル)−2−ア
ルキル−2−不飽和−アミドを触媒量の弱いルイス酸と接触させる第2工程から
なる。
第1の好ましい実施態様においては、上記の環化プロセスは。
工程(a)においてβ−アミノアルカノール濃度の少なくとも約0.1モル%の
濃度の触媒を使用することによって行われ;工程(a)の温度が約80°C以下
であり;工程(b)のルイス酸が。
ハロゲン化亜鉛、酢酸亜鉛もしくは硫酸亜鉛、又はハロゲン化第二銖もしくは硫
酸第二鉄であり;そして工程(b)の温度と圧力は、オキサプリンと水が形成さ
れるごとに留去されるよう保持される。
第2の好ましい実施態様においては、上記第1の好ましい実施態様のプロセスが
、工程(a)のエステル上の2−位置におけるアルキル基が1〜6個の炭素原子
を有する低級アルキル基であるような、そして工程(b)の温度が約190〜2
50°Cであるような態様で行われる。
さらに他の実施態様においては、上記第2の好ましい実施態様のプロセスが、工
程(a)のアクリレートエステルがメタクリレートエステルであるという態様で
行われる。さらに他の実施M様においては、上記第2の好ましい実施USのプロ
セスが。
工程(a)のβ−アミノアルカノールにおいてアミン基を保持している炭素原子
に2つの水素原子が結合しており、そしてさらに好ましくは前記アミノアルカノ
ールが、2−アミノエタノール、2−アミノ−1−プロパツール、1−アミノ−
2−プロパツール、3−アミノ−2−ブタノール、又はこれらの同族体であると
いうJLJにて行われる。
さらに他の実施!!様においては、上記第2の好ましい実施態様のプロセスが、
工程(a)においてβ−アミノアルカノールに触媒を加えてからβ−アミノアル
カノールをエステルと接触させるという態様にて行われる。さらに他の実施態様
においては、上記第2の好ましい実施M欅のプロセスが、工程(a)において形
成されたアミドが工程(a)において形成されたアルコールの除去以外にさらに
精製を行うことなく工程(b)に送られる。というMJRにて行われる。
さらに他の好ましい実施71においては、上記第2の好ましい実施態様のプロセ
スが、工程(a)の反応が約20〜60°Cで起こり、そして工程(b)の反応
が約210〜230℃で起こる。という態様にて行われる。さらに、工程(b)
において形成されるオキサゾリンがイソプロペニルオキサゾリンであり、そして
工程(b)において蒸留のために使用される圧力が100〜200mmHgであ
るよう5工程(a)で使用される反応物はメチルメタクリレートとエタノールア
ミンであるのが好ましい、さらに好ましくは、蒸留圧力は約150〜170a+
llHgである。
本発明のプロセスにおいて形成される!換オキサゾリンは。
(式中、 R’l R”+ R’+ R’+ R”+及びR?は前述した限定と
好ましい実施態様に従う)に適合するオキサプリンである。最も好ましいオキサ
ゾリンは R3がメチルであって+ R’l R”l及びR5−R7がすべて水
素である場合のイソプロペニルオキサプリンである。
本発明のプロセスによって合成されるオキサゾリンは、公知の機能性高分子を製
造するための有用なモノマーである。トマリアによる″2官能モノマー、上記、
83−89”に説明されているように、オキサゾリンの二重結合は、公知のラ
ジカル開始剤又は高温によって重合させて、ポリアルケニルオキサゾリンを生成
させることができる。オキサゾリン環は、アルカリで加水分解して、あるいはヨ
ウ化メチルで四級化してイオン交換樹脂を形成させることができる。このような
有用性については、ファジオ(Pazio)による“2−オキサゾリンからのア
ニオンポリマーとカチオンポリマーの製造(Preparation of A
nionic andCaLionic Polymers From 2−0
xazo1ines)+米国特許第4.486,554号明細書(1984年1
2月4日)”及びファジオによる“2−オキサゾリンからのアニオンポリマーと
カチオンポリマーの製造、米国特許第4,532.303号明細書(1985年
7月30日)”に説明されている。
以下に実施例を挙げて説明するが、これら実施例は単に例証のためのものであっ
て、これらによって本明細書又は特許請求の範囲に規定の本発明の範囲が限定さ
れるものではない。
皇施皿土−N−(2−ヒドロキシエチル)メチルアクリルアミドの作製
電磁撹拌機を備えた丸底フラスコに、 61.1gのエタノールアミン、 5.
4gのナトリウムメトキシド、及び0.4gのフェノチアジンを仕込み2本内容
物を撹拌した。 100.1gのメチルメタクリレートと0.6gのイルガノッ
クス1010との混合物を、撹拌しながら滴下ロートから90分かけて添加した
。添加中、温度を40℃以下に保持した。本混合物を室温で約23時間放置した
。 Igのイルガノックス1010を加え1本部合物を、約60°Cの温度及び
8+amHgの圧力にてロータリー・エバポレーターでストリッピングした。
生成物(125g)を回収し、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、90
%がHEM^であることが判明した。 H−NMRスペクトルによれば、生成物
の約17モル%が二重結合間の付加反応を起こしており、83モル%がHEMA
であることが判明した。
!廉■l−カリウムt−ブトキシド触媒の使用によるHEMAの作製
触媒としてナトリウムメトキシドの代わりに7.7gのカリウムも一ブトキシド
を使用し、イルガノックス1010の全部(1,6g)をメチルメタクリレート
に加えたこと以外は、実施例1に記載の手順に従った。生成物(168,7g)
を回収し、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、約74%がHHMAであ
ることが判明した。
[(−NMRスペクトルの分析によれば、 HEMA対二重対合重結合付加物約
71モル%対29モル%であった。
!JJI−水酸化ナトリウム触媒の使用によるHEMAの作製水酸化ナトリウム
のベレット(2g)とエタノールアミン(61,1g)を混合し、60℃に加熱
して均一な溶液とした0本部合物を室温に冷却し、 100gのメチルメタクリ
レートを約60分かけて徐々に加えた。室温にて22時間後、 1.6gのイル
ガノックス1010と0.4gのフェノチアジンを本混合物に加えた0次いで、
減圧にてメタノールをストリフピングした。生成物(129,4g)を回収し、
内部標準法によるガスクロマトグラフィーで分析したところ、約87.4%がH
EM^であることが判明した。 H−NMRスペクトルの分析によれば、 HE
MA対二重対合重結合付加物約83%対17%であった。
1隻■土−11HMAの作製
第1表に記載のプロセスパラメーターを使用し、実施例1〜3に概略説明した手
順に従って実施した。特に明記しない限り。
重合防止剤はイルガノックス1010と0.4gのフェノチアジンであり、これ
らをメチルメタクリレートと混合した。いくつかの触媒は固体として加え(Sで
表示)、いくつかの触媒はメタノールの25%溶液として加えた。明記されてい
ない場合、触媒は固体として加えられている。二重結合付加物ではな(、IIH
MAに対する本プロセスの選択性は、 NMRによって求められる。生成物混合
物中における)IHMAのパーセントも、内部標準法によるガスクロマトグラフ
ィーによって測定することができる(ダッシュ記号はグロマトグラフィー分析を
行っていないことを示している)、得られた結果を第1表に示す。
第1表
温度 触媒 添加 添加 反応時 N)Ill
GCA工り孟圧比1 触媒 「 試M3 速度4 皿負a湿択性−h■
620 1 Na0CHff(25χ)6 MEA S
24 41 6520 1 Na0CHs(25χ)
6 聞^ F 23 82 9120 1 Na
0CHs(25χ)6 MIIA S 24 81
8620 1 Na0CIIs(25χ)6 FIEA S
24 81 9155 1 Na0CH3(25X)
6 HEMAMMA S 4 70 882540’
I Na0CHs(25χ)0.5 聞^・ S 2
0 61 9020 1 Na0CHs(S) 6
MMA” S 23 79 94”20 1 Na
0CHs(S) 6 MMA” F 18 83
9260 1 Na0CH3(S) 6 MEA
S 2 78 8820 1 Na0CHs(S)
6 聞^ F 20 82 9620 1
Na0CHs(S) 2 聞^ S 20 71
7420 1 Na0C)Is(S) 10 聞^
S 23 83 9020 1 t−BuOK
6 聞A” S 22 7720 1 Na0C
Hs(S) 6 朋A S 25 80 90
20 1 Na0C)1.(S) 6 聞^” F
12 82 95第1表(続き)
温度 触媒 添加 添加 反応時 NMRGCA
工Y 天止此″ 放課 濃度2 試遁1 速度4 間負σ 選択性5箪45
0−60’ I Na0CHs (S) 6 聞A”F
280’80 1 Na0CHs(25χ) 6 MM
A S 2 6925−60’ 1.2 Na0CR3(
25χ) 6 聞s s 4 80 912546’
1.I Na0CH3(25χ)6 MMA S 5
80 8720 1 Na0)+ 5 聞A′
″ 5 25 83 ’20 1NaOCth(25X
)Jx06 MMA S 17 83 、 −20
0.9 Na0CL(25χ)6 MMA S 23
821 モノエタノールアミン(MEA)対メチルメタクリレート(MMA
)のモル比。
’?IEA1モル当たりの触媒のモル%。
コ 試剤は、触媒と他の試剤を含んだ溶媒に加えられる。
4 添加試剤を加える速度、S−2〜4時間、 F−1〜2分。
’ N?lRにより求めた1モル%表示の、二重結合付加物に対するHEMA
の選択性。
1 アルコールを留去した後において、内部標準法GCによって求めたサンプル
中のHE門Aのパーセント。
1 反応進行中に、低い方の温度から高い方の温度に上昇。
@ 重合防止剤はフェノチアジンのみ。
9 静置すると生成物はゲル化した。
IO重合防止剤はフェノチアジンと4−t−ブチルカテコール。
0 重合防止剤は1反応後でストリフピング前に加えた。
実施例5−イソプロペニルオキサプリンの作製テフロンフルオロポリマー製の櫂
形撹拌機を備えた250+ml容量のジャケット付き樹脂ポットに、直径1イン
チで長さ18インチの減圧ジャケット付きカラム、冷却器、及び蒸留光は器を取
りつけた。反応は、オイルの温度を読み取る熱電対による温度制御を行いつつ、
高温オイルユニットにより加熱して行った。
反応器に、スルホラン溶媒とルイス酸触媒を仕込んだ、撹拌しながら反応器を1
20°Cに加熱して、系から水分を取り除いた。
系の圧力を下げ2反応器を所望の反応温度にした。ある種の二重結合付加物を含
有したHEMAの供給物(実施例4に記載のプロセスから得られる)を、 II
EMA供給物対供給物持溶媒比が達成されるまで、特定の速度で系中にポンプ送
りした。 l(HMAがすべて加え終わるまで、そしてイソプロペニルオキサゾ
リンと水が反応器から留出しなくなるまで3反応を継続した。留出物を回収し、
内部標準ガスクロマドグラフィー法により分析した。可変のプロセスパラメータ
ーと得られた結果を第■表に示す。
第■表
)IE?lA 温度 供給速度 触媒/ 供給物/ P1二
厩 m山(山り溶媒り懇[−憇ム 収率32、.4 ZnCIg 2
10 0.68 0.060 1.75 160−70 60.
62.4 ZnC112200,680,0611,75150−7067
,54ZnCIz 240 0.92 0.138 2.63
325 57.03 ZnC112200,470,1311,
75150−7071,12,4ZnCIz 220 0.43
0.131 1..75 150−70 74.25 ZnCIz
220 0.46 0.126 1.75 150−70
70.010 ZnC1g 220 0.51 0.14
2 1.75 150−70 75.52.4 ZnCIx 2
20 0.58 0.136 7.00 150−70 66.
65 PeCl5 220 0.91 0.140 7.6
5 150−70 65.63旺MA供給物における1モルの二重結合付加
物に対するHEMAのモル比。
!重量比。
1供給物が100χのHHMAであるとして収率を算出することによって得られ
る。
メチルメタクリレートとエタノールアミンからのおよその収率。
実施1i−N−(2−ヒドロキシ−1−プロピル)−2−エチル−2−ブテンア
ミドの作製
メチルメタクリレートの代わりに143gのエチル2−エチル−2−ブテノエー
ト、エタノールアミンの代わりに51gの1−アミノ−2−プロパツール、そし
てカリウムt−ブトキシドの代わりに4gのナトリウムメトキシドを使用して、
実施例3に記載の手順を繰り返した。主要量のN−(2−ヒドロキシ−1−プロ
ピル)−2−エチル−2−ブテンアミドを含んだ生成物が回収された。
補正書の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
特許庁長官 植 松 敏 殿1、特許出願の表示
PCT/US89100523
2、発明の名称
N−(ヒドロキシアルキル)−2−不飽和アミド及び2−アルケニルオキサゾリ
ンの製造法
3、特許出願人
住 所 アメリカ合衆国ミシガン州48640. ミドランド。
アボット・ロード、ダウ・センター 2030名 称 ザ・ダウ・ケミカル・
カンパニー5、補正書の提出日
平成 2年 1月16日
6、添付書類の目録
(1) 補正書の翻訳文 1通請−にJし」【−匝
1、(1) アルキル2−アルキル−2−不飽和−カルボキシレートエステル
と;
(2) 第一級アミン基と隣接のパラフィン炭素原子に結合したヒドロキシル基
を有し、第一級アミン部分に結合した炭素原子にさらに少なくとも1つの水素原
子が結合している。
β−アミノアルカノールを:
(3) 触媒量のアルカリ金属水酸化物及び/又はアルカリ金属アルコキシドの
存在下で;
接触させることを特徴とし、このときN−(2−ヒドロキシアルキル)−2−ア
ルキル−2−不飽和−アミドが形成されるよう。
触媒の濃度がβ−アミノアルカノールの濃度の少なくとも約0.1モル%であり
、そして接触温度が約80’C未満である。N−(2−ヒドロキシアルキル)−
2−アルキル−2−不飽和−アミドの製造法。
2、 前記エステルの2−位の炭素に結合しているアルキル基が1〜6個の炭素
原子を有する低級アルキル基である。請求の範囲第1項に記載の製造法。
3、 前記エステルがメタクリレートエステルである。請求の範囲第2項に記載
の製造法。
4、 前記β−アミノアルカノールにお°いて、アミン基を保持している炭素原
子に2つの水素原子が結合している。請求の範囲第1項に記載の製造法。
5、 前記β−アミノアルカノールが、2−アミノエタノール、2−アミノ−1
−プロパツール、1−アミノ−2−プロパツール、3−アミノ−2−ブタノール
、又はこれらの同族体である。請求の範囲第1項に記載の製造法。
6、 前記β−アミノアルカノールを前記エステルと接触させる前に、前記触媒
を前記β−アミノアルカノールに加える。
請求の範囲第1項に記載の製造法。
7、 約20°C〜約60°Cの温度で反応が起こる。請求の範囲第1項に記載
の製造法。
8、(a)(1) アルキル2−アルキル−2−不飽和一カルボキシレートエ
ステルと;
(2) 第一級アミン基と隣接のパラフィン炭素原子に結合したヒドロキシル基
を有し、第一級アミン部分に結合した炭素原子にさらに少なくとも1つの水素原
子が結合している。β−アミノアルカノールを;
(3) 触媒量のアルカリ金属水酸化物及び/又はアルカリ金属アルコキシドの
存在下で;
接触させること、このとき工程(a)における触媒の濃度がβ−アミノアルカノ
ールの濃度の少なくとも約0.1モル%であり、そして工程(a)の温度が約s
o’c未満である;及び(b) 2−(1−アルキルビニル)オキサゾリンが
形成されるよう、高温溶媒中にて、液相中の前記N−(2−ヒドロキシアルキル
)−2−アルキル−2−不飽和−アミドを触媒量の弱いルイス酸と接触させるこ
と;
を特徴とする。4−位に1つ以下の置換基をもつ2−(1−アルキル−1−不飽
和)オキサゾリンの製造法。
9、 工程(b)のルイス酸が、ハロゲン化亜鉛、酢酸亜鉛もしくは硫酸亜鉛、
又はハロゲン化第二鉄もしくは硫酸第二鉄であり;そして工程(b)の温度と圧
力は、オキサゾリンと水が形成されると直ちに留去されるような温度と圧力であ
る:請求の範囲第8項に記載の製造法。
国際調査報告
1m11+l1laH島1^661cNl@Tl〜’rfllcQOノM(T+
lAI$+Jl−ofi&l knDlo””” ”PCrAIS89/[X1
523
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.N−(2−ヒドロキシアルキル)−2−アルキル−2−不飽和−アミドが形 成されるような条件下にて,(1) アルキル2−アルキル−2−不飽和−カル ボキシレートエステルと; (2) アミンを保持している炭素に結合した少なくとも1つの水素を有するβ −アミノアルカノールを;(3) 触媒量のアルカリ金属水酸化物及び/又はア ルカリ金属アルコキシドの存在下で; 接触させる工程を含んでなる,N−(2−ヒドロキシアルキル)−2−アルキル −2−不飽和−アミドの製造法。 2.触媒の濃度がβ−アミノアルカノールの濃度の少なくとも約0.1モル%で あり.そして温度が約80℃未満である,請求の範囲第1項に記載の製造法。 3.前記エステルの2−位の炭素に結合しているアルキル基が1〜6個の炭素原 子を有する低級アルキル基である,請求の範囲第2項に記載の製造法。 4.前記エステルがメタクリレートエステルである,請求の範囲第3項に記載の 製造法。 5.前記β−アミノアルカノールにおいて,アミン基を保持している炭素原子に 2つの水素原子が結合している,請求の範囲第2項に記載の製造法。 6.前記β−アミノアルカノールが,2−アミノエタノール,2−アミノ−1− プロパノール.1−アミノ−2−プロパノール,3−アミノ−2−ブタノール, 又はこれらの同族体である,請求の範囲第2項に記載の製造法。 7.前記β−アミノアルカノールを前記エステルと接触させる前に,前記触媒を 前記β−アミノアルカノールに加える,請求の範囲第2項に記載の製造法。 8.約20℃〜約60℃の温度で反応が起こる,請求の範囲第2項に記載の製造 法。 9.(a)H−(2−ヒドロキシアルキル)−2−アルキル−2−不飽和−アミ ドが形成されるような条件下で,(1) アルキル2−アルキル−2−不飽和− カルボキシレートエステルと; (2) アミンを保持している炭素に結合した少なくとも1つの水素を有するβ −アミノアルカノールを;(3) 触媒量のアルカリ金属水酸化物及び/又はア ルカリ金属アルコキシドの存在下で; 接触させる工程;及び (b) 2−(1−アルキルビニル)オキサゾリンが形成されるような条件下で ,高温溶媒中にて,液相中の前記N−(2−ヒドロキシアルキル)−2−アルキ ル−2−不飽和−アミドを触媒量の弱いルイス酸と接触させる工程;を含んでな る,4−位に1つ以下の置換基をもつ2−(1−アルキル−1−不飽和)オキサ ゾリンの製造法。 10.工程(a)における触媒の濃度がβ−アミノアルカノールの濃度の少なく とも約0.1モル%であり;工程(a)の温度が約80℃未満であり;工程(b )のルイス酸が,ハロゲン化亜鉛,酢酸亜鉛もしくは硫酸亜鉛,又はハロゲン化 第二鉄もしくは硫酸第二鉄であり;そして工程(b)における温度と圧力は,オ キサゾリンと水が形成されると直ちに留去されるような温度と圧力である;請求 の範囲第12項に記載の製造法。
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