JPH033057Y2 - - Google Patents

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JPH033057Y2
JPH033057Y2 JP19059784U JP19059784U JPH033057Y2 JP H033057 Y2 JPH033057 Y2 JP H033057Y2 JP 19059784 U JP19059784 U JP 19059784U JP 19059784 U JP19059784 U JP 19059784U JP H033057 Y2 JPH033057 Y2 JP H033057Y2
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JP
Japan
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plate
plate portion
door trim
substrate
plate part
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JP19059784U
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JPS61104260U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用ドアの内張り用装飾品である
ドアトリムに関する。
〔従来技術〕
一般に、ドアトリムは合成樹脂を射出成形する
ことにより形成された基板とこの基板を覆蓋する
織布、その他の表皮材とからなり、第2図に示す
ようにドアの一側に沿う所定形状に形成されてい
る。第8図は従来のドアトリムの縦断面が示され
ているが、同図は第2図の矢印−線方向の断
面に対応するもので、当該ドアトリムは基板1の
表面を表皮材2により覆蓋してなるものである。
また、基板1の上半分の表面のみを表皮材2によ
り覆蓋する場合には第9図に示すように、基板1
を上下2枚のプレート1a,1bに分割して上方
プレート1aの表面に表皮材2を貼着し、その下
端ボス部1cを下方プレート1bの嵌合穴1dに
嵌合して熱カシメ等の手段にて一体化している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため、後者のドアトリムにおいては、上下
両プレート1a,1b用の成形金型が必要である
とともに、両プレート1a,1bを一体化した後
ドアに組付けなければならないため、組立作業が
煩雑である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこれらの問題に対処すべく、所定形状
の第1のプレート部および第2のプレート部とこ
の第2のプレート部の一端を前記第1のプレート
部の下端よりわずか上方の位置にて下方へ屈折可
能に連結する可撓性連結部とを一体的に備えた合
成樹脂製の基板と、前記第1のプレート部の表面
を覆蓋する表皮材とからなり、この表皮材の下端
部が前記第1のプレート部の下端部にて裏面側へ
折返えされかつ前記第2のプレート部が前記連結
部にて下方へ屈折されていて、前記表皮材の折返
し部が前記両プレート部にて挟持されている車両
用ドアトリムを案出した。
〔考案の作用・効果〕
このように、本考案に係る基板は第1のプレー
ト部、第2のプレート部および連結部が一体のも
のであるから、かかる基板の成形には1種類の成
形金型しか必要とせず、また第2のプレート部を
屈折させるだけでトリムの所定形状が得られるの
で、従来のごとく両プレートの一体化作業を要せ
ずドアへの組付作業性が向上する。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に基づいて説明するに、第
1図には本考案の第1実施例に係るドアトリムが
示されている。同図は第2図の矢印−線方向
の断面に対応するもので、当該ドアトリム10は
基板11と表皮材たる織布12とにより構成され
ている。
基板11は上方の第1プレート部11a、下方
の第2プレート部11bおよびこれら両プレート
部11a,11bを互に連結する可撓性の連結部
11cからなる合成樹脂製のもので、これら各部
11a,11b,11cは一体的に成形されてい
る。かかる基板11の成形直後の状態は、第3図
および第4図に示すように断面略L字形を呈して
いて、第1プレート部11aは垂直状にありその
下端よりわずか上方の位置に連結部11cを介し
て第2プレート部11bが水平状に延びている。
また、連結部11cは両プレート部11a,11
bの肉厚より薄い肉厚に形成されていて、当該部
は下方に開口するスリツト状凹所となつている。
かかる基板11においては、この状態で第1プ
レート部11aの表面に織布12が貼着されてい
て、織布12の上端部は第1プレート部11aの
上端部にてその裏面側に折返されかつその下端部
は第1プレート部11aの下端部にてその裏面側
に折返されている。この第4図に示す状態から、
第2プレート部11bを連結部11cを基点とし
て下方へ屈折することによりドアトリム10が形
成されており、この状態において第2プレート部
11bは垂直下方へ延びその上端部と第1プレー
ト部11aの下端部とにより織布12の下端折返
し部12aが挟持されている。
かかる構成のドアトリム10においては、両プ
レート部11a,11bおよび連結部11cが一
体的に成形されているものであるから、基板11
の成形には1種類の成形金型しか必要としない。
また、基板11においては第2プレート部11b
を屈折するのみで、従来のごとく両プレートを一
体化させる必要がないため、ドアトリム10のド
アへの組付作業が向上する。
第5図〜第7図には、本考案の第2実施例に係
るドアトリム20が示されている。このドアトリ
ム20の基板21においては、その上方のプレー
ト部21aと下方のプレート部21bとの分割が
水平状ではなくプレート部21aの中央部が下方
へ突出する特殊な形状になされており、プレート
部21aに対するプレート部21bの連結部21
cはこれらプレート部21a,21bの前後両端
部の2箇所になつている。すなわち、基板21は
プレート部21bの屈折前の状態の第5図の−
線、−線に対応する部分の断面である第6
図および第7図に示すように、プレート部21b
はその前後両端にて連結部21cによりプレート
部21aに連結し、その他の部分は離間してい
る。なお、その他の構成は第1実施例のドアトリ
ム10と同様で、これと同様の作用効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係るドアトリム
の第2図矢印−線方向の縦断面図、第2図は
同トリムの斜視図、第3図は同トリムを構成する
基板の屈折前における縦断面図、第4図は同基板
に織布を貼着した状態の縦断面図、第5図は本考
案の第2実施例に係るドアトリムの斜視図、第6
図は同トリムを構成する基板の屈折前における第
5図の矢印−線方向の縦断面図、第7図は同
矢印−線方向の縦断面図、第8図および第9
図は従来のドアトリムの2例を示す第1図に対応
する縦断面図である。 符号の説明、10,20……ドアトリム、1
1,21……基板、11a,21a……上方のプ
レート部、11b,21b……下方のプレート
部、11c,21c……連結部、12……織布。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定形状の第1のプレート部および第2のプレ
    ート部とこの第2のプレート部の一端を前記第1
    のプレート部の下端よりわずか上方の位置にて下
    方へ屈折可能に連結する可撓性連結部とを一体的
    に備えた合成樹脂製の基板と、前記第1のプレー
    ト部の表面を覆蓋する表皮材とからなり、この表
    皮材の下端部が前記第1のプレート部の下端部に
    て裏面側へ折返えされかつ前記第2のプレート部
    が前記連結部にて下方へ屈折されていて、前記表
    皮材の折返し部が前記両プレート部にて挟持され
    ている車両用ドアトリム。
JP19059784U 1984-12-14 1984-12-14 Expired JPH033057Y2 (ja)

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JP19059784U JPH033057Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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JPS61104260U JPS61104260U (ja) 1986-07-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0727218Y2 (ja) * 1990-09-03 1995-06-21 河西工業株式会社 自動車用内装部品

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JPS61104260U (ja) 1986-07-02

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