JPH0335641Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0335641Y2 JPH0335641Y2 JP1984114398U JP11439884U JPH0335641Y2 JP H0335641 Y2 JPH0335641 Y2 JP H0335641Y2 JP 1984114398 U JP1984114398 U JP 1984114398U JP 11439884 U JP11439884 U JP 11439884U JP H0335641 Y2 JPH0335641 Y2 JP H0335641Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear corner
- interior
- tip
- interior parts
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 16
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の技術分野》
この考案は、自動車用内装部品の接合構造の改
良に関する。
良に関する。
《従来技術とその問題点》
一般に、自動車用内装部品は、自動車のインナ
ーパネルの各曲面形状に合せて形成された複数の
内装部品をその接合面に沿つて重ね合せるかある
いは突合せることによつて一体に組み上げられ
る。
ーパネルの各曲面形状に合せて形成された複数の
内装部品をその接合面に沿つて重ね合せるかある
いは突合せることによつて一体に組み上げられ
る。
第４図はそれら内装部品の１つであるリヤコー
ナ１およびその接合構造を示すもので、このリヤ
コーナ１はリヤパーテイシヨンウインド用の開口
１ａを形成するとともに、上面に縁飾材２，２と
接合される連設部１ｂ，１ｂを形成したものであ
る。
ナ１およびその接合構造を示すもので、このリヤ
コーナ１はリヤパーテイシヨンウインド用の開口
１ａを形成するとともに、上面に縁飾材２，２と
接合される連設部１ｂ，１ｂを形成したものであ
る。
そして、このリヤコーナ１において前記連設部
１ｂ，１ｂには縁飾材２，２の端部がこれと重ね
合わされるようにして取り付けられる。
１ｂ，１ｂには縁飾材２，２の端部がこれと重ね
合わされるようにして取り付けられる。
しかしながら、このような構造を持つた内装部
品の接合構造においては、特にその連設部１ｂ，
１ｂと縁飾材２，２の端部同士の接合面が、第５
図に示すように縁飾材２の上端縁２ａがリヤコー
ナ１の下面に当接することによりリヤコーナ１の
先端１ｃが上方に持ち上げられ、結果的にリヤコ
ーナ１と縁飾材２との接合部に間隙が生じ、室内
外観を著しく損うという不具合があつた。
品の接合構造においては、特にその連設部１ｂ，
１ｂと縁飾材２，２の端部同士の接合面が、第５
図に示すように縁飾材２の上端縁２ａがリヤコー
ナ１の下面に当接することによりリヤコーナ１の
先端１ｃが上方に持ち上げられ、結果的にリヤコ
ーナ１と縁飾材２との接合部に間隙が生じ、室内
外観を著しく損うという不具合があつた。
さらに、このような内装部品同士の重ね合せ接
合おいて、両者の間に間隙を生じないで確実にフ
イツトさせるには、これらの内装部品の寸法公差
および車体パネルへの取付公差を非常に厳密に管
理する必要があるが、実際にはこれらの管理が難
しく、上述のように内装部品の接合部に間隙が生
じるのは避けられなかつた。
合おいて、両者の間に間隙を生じないで確実にフ
イツトさせるには、これらの内装部品の寸法公差
および車体パネルへの取付公差を非常に厳密に管
理する必要があるが、実際にはこれらの管理が難
しく、上述のように内装部品の接合部に間隙が生
じるのは避けられなかつた。
《考案の目的》
この考案は内装部品間に間隙を生じないで、内
装部品同士を確実にフイツトさせ、もつて車室内
の美観向上を図つた内装部品の接合構造を提供す
ることを目的とする。
装部品同士を確実にフイツトさせ、もつて車室内
の美観向上を図つた内装部品の接合構造を提供す
ることを目的とする。
《考案の構成と効果》
前記目的を達成させるために、本考案では、合
成樹脂成形体からなる内装部品同士を重ね合わせ
て接合する自動車用内装部品の接合構造におい
て、上側に位置する内装部品の重ね合せ面に凹部
を形成し、上側の内装部品の先端部分を薄肉部と
して、弾性を付与するとともに、下側に位置する
内装部品の先端を上記凹部内に収容したことを特
徴とする。
成樹脂成形体からなる内装部品同士を重ね合わせ
て接合する自動車用内装部品の接合構造におい
て、上側に位置する内装部品の重ね合せ面に凹部
を形成し、上側の内装部品の先端部分を薄肉部と
して、弾性を付与するとともに、下側に位置する
内装部品の先端を上記凹部内に収容したことを特
徴とする。
前記構成によれば、内装部品同士を重ね合せて
接合する場合、下側の内装部品の先端が上側に位
置する内装部品の内周面すなわち重ね合せ面に形
成した凹部内に挿入され、上側の内装部品の下面
を押圧することがないので、上側の内装部品の先
端が上方向に持ち上げられず、内装部品の接合部
分に間隙が生じない。
接合する場合、下側の内装部品の先端が上側に位
置する内装部品の内周面すなわち重ね合せ面に形
成した凹部内に挿入され、上側の内装部品の下面
を押圧することがないので、上側の内装部品の先
端が上方向に持ち上げられず、内装部品の接合部
分に間隙が生じない。
従つて接合部に生じる間隙がもたらす美観の低
下を確実に防止でき、意匠効果の向上を図ること
ができる。
下を確実に防止でき、意匠効果の向上を図ること
ができる。
加えて、上側の内装部品の重ね合せ面に形成さ
れた凹部により上側の内装部品先端は弾性作用を
有し、下側の内装部品の外周面からこの上側の内
装部品先端が押圧されても、容易に追従すること
ができ、内装部品同士の接合構造において、内装
部品の寸法公差やパネルへの取付公差等がさほど
厳密に管理されなくても、確実なフイツト性が得
られるという特有の効果を有する。
れた凹部により上側の内装部品先端は弾性作用を
有し、下側の内装部品の外周面からこの上側の内
装部品先端が押圧されても、容易に追従すること
ができ、内装部品同士の接合構造において、内装
部品の寸法公差やパネルへの取付公差等がさほど
厳密に管理されなくても、確実なフイツト性が得
られるという特有の効果を有する。
《実施例の説明》
第１図乃至第３図はこの考案をリヤコーナと縁
飾材との接合部に適用した場合を示すものであ
る。
飾材との接合部に適用した場合を示すものであ
る。
なお、各図において従来と同一部品名称につい
ては同一符号を付してその説明を省略する。
ては同一符号を付してその説明を省略する。
第１図に示すように、リヤコーナ１の連設部１
ｂと縁飾材２との重ね合せ部において、上側に位
置するリヤコーナ１の重ね合せ面１ｄ（内周面）
には凹部１０が形成され、この凹部１０内に縁飾
材２の先端２ａが入り込むことにより、縁飾材２
の先端２ａがリヤコーナ１の重ね合せ面１ｄを押
圧することがなく、よつてリヤコーナ１の先端１
ｃが上方向に持ち上げられリヤコーナ１と縁飾材
２との間に間隙が生じるという不具合が解消され
る。
ｂと縁飾材２との重ね合せ部において、上側に位
置するリヤコーナ１の重ね合せ面１ｄ（内周面）
には凹部１０が形成され、この凹部１０内に縁飾
材２の先端２ａが入り込むことにより、縁飾材２
の先端２ａがリヤコーナ１の重ね合せ面１ｄを押
圧することがなく、よつてリヤコーナ１の先端１
ｃが上方向に持ち上げられリヤコーナ１と縁飾材
２との間に間隙が生じるという不具合が解消され
る。
さらに、上記凹部によりリヤコーナ１の接合部
は薄肉化されているため、リヤコーナ１の先端１
ｃは弾性作用を有し、第２図に示すように取付の
バラツキにより縁飾材２から外力が加わつてもリ
ヤコーナ１の先端１ｃが矢印方向に容易に追従す
るので、リヤコーナ１と縁飾材２とを確実にフイ
ツトすることが可能となる。
は薄肉化されているため、リヤコーナ１の先端１
ｃは弾性作用を有し、第２図に示すように取付の
バラツキにより縁飾材２から外力が加わつてもリ
ヤコーナ１の先端１ｃが矢印方向に容易に追従す
るので、リヤコーナ１と縁飾材２とを確実にフイ
ツトすることが可能となる。
次に別の実施例を第３図にて示す。
本実施例は、リヤコーナ１′と縁飾材２′との接
合面が面一に設定される仕様に関するもので、こ
の仕様では、特にリヤコーナ１′と縁飾材２′との
間に間隙が生じると、乗員側から見たとき、いた
つて体裁の悪いものとなる。
合面が面一に設定される仕様に関するもので、こ
の仕様では、特にリヤコーナ１′と縁飾材２′との
間に間隙が生じると、乗員側から見たとき、いた
つて体裁の悪いものとなる。
そこで、この場合も、前述の実施例と同様に、
リヤコーナ１′の重ね合せ面に形成された凹部１
０′により、縁飾材２′の先端２′ａがリヤコーナ
１′裏面に接触しないので、リヤコーナ１′の先端
１a′が持ち上げられる、リヤコーナ１′と縁飾材
２′との接合面は乗員側から見たとき、面一にフ
イツトされているので、体裁のよい、外観上好ま
しい接合構造を提供することが可能となる。
リヤコーナ１′の重ね合せ面に形成された凹部１
０′により、縁飾材２′の先端２′ａがリヤコーナ
１′裏面に接触しないので、リヤコーナ１′の先端
１a′が持ち上げられる、リヤコーナ１′と縁飾材
２′との接合面は乗員側から見たとき、面一にフ
イツトされているので、体裁のよい、外観上好ま
しい接合構造を提供することが可能となる。
第１図は本考案に係る接合構造を示す部分拡大
断面図、第２図は同じく本考案に係る接合構造を
示す部分拡大断面図、第３図は本考案に係る接合
構造の別の実施例を示す部分拡大断面図、第４図
はリヤコーナを中心とする内装部品間の接合構造
を示す分解斜視図、第５図は同リヤコーナの矢視
Ａ部分における従来の接合構造を示す部分拡大断
面図である。 １……リヤコーナ、２……縁飾材、１０……凹
部。
断面図、第２図は同じく本考案に係る接合構造を
示す部分拡大断面図、第３図は本考案に係る接合
構造の別の実施例を示す部分拡大断面図、第４図
はリヤコーナを中心とする内装部品間の接合構造
を示す分解斜視図、第５図は同リヤコーナの矢視
Ａ部分における従来の接合構造を示す部分拡大断
面図である。 １……リヤコーナ、２……縁飾材、１０……凹
部。
Claims (1)
- 合成樹脂成形体からなる内装部品同士を重ね合
せて接合する自動車用内装部品の接合構造におい
て、上側に位置する内装部品の重ね合せ面に凹部
を形成し、上側の内装部品の先端部分を薄肉部と
して弾性を付与するとともに、下側に位置する内
装部品の先端を上記凹部内に収容したことを特徴
とする自動車用内装部品の接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11439884U JPS6129955U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 自動車用内装部品の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11439884U JPS6129955U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 自動車用内装部品の接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6129955U JPS6129955U (ja) | 1986-02-22 |
| JPH0335641Y2 true JPH0335641Y2 (ja) | 1991-07-29 |
Family
ID=30673418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11439884U Granted JPS6129955U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 自動車用内装部品の接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6129955U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01163451A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-27 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | ガス機関の排気浄化装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5615109U (ja) * | 1979-07-11 | 1981-02-09 | ||
| JPS5649233A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-02 | Nissan Motor Co Ltd | Structure of panel-pad opening and manufacture thereof |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP11439884U patent/JPS6129955U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5615109U (ja) * | 1979-07-11 | 1981-02-09 | ||
| JPS5649233A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-02 | Nissan Motor Co Ltd | Structure of panel-pad opening and manufacture thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6129955U (ja) | 1986-02-22 |
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