JP2523939Y2 - 自動車のモール構造 - Google Patents

自動車のモール構造

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JP2523939Y2
JP2523939Y2 JP1989123745U JP12374589U JP2523939Y2 JP 2523939 Y2 JP2523939 Y2 JP 2523939Y2 JP 1989123745 U JP1989123745 U JP 1989123745U JP 12374589 U JP12374589 U JP 12374589U JP 2523939 Y2 JP2523939 Y2 JP 2523939Y2
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JP
Japan
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panel
attached
molding
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rear window
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晴美 岡崎
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動車のモール構造に関するものであ
る。
従来の技術 自動車のモールの中には例えば車体パネルとリヤウイ
ンドウガラスとの間のパーティング部を塞ぐ形式のもの
があり、車体パネルとリヤウインドウガラス面とのフラ
ッシュサーフェス化を図る上で重要な部品となってい
る。
ところで、近年車体の部品をいくつかまとめて一体化
し、この一体化したサブアッセンブリを組み立てる組立
形態(以下モジュール化という)が採用されている中
で、上記リヤウインドウガラス等をモールと一体化する
ことが要望されている。パーティングモールとしては、
例えば実開昭57-122414号公報に示されたものがある。
考案が解決しようとする課題 例えばリヤウインドウガラスとその周縁に取付けられ
るモールとを一体化したとしても、このモールはリヤウ
インドウガラスに隣接するルーフパネル等の他のパネル
材との整合性を図らなければならない上、リヤサイドガ
ラスとの整合性をも確保しなければならず、モジュール
化が困難であるという問題がある。
そこで、この考案は隣接する3枚のパネル材の周縁に
取付けられるモールをパネル材とユニット化することが
可能となると共に組立作業性が良好で、かつ、品質の向
上を図ることができる自動車のモール構造を提供するも
のである。
課題を解決するための手段 ルーフパネルとリヤウインドウガラスとリヤサイドガ
ラスの3枚のパネル材を車体に取付けるにあたり、第1
番目にルーフパネルとリヤサイドガラスの一方を、次い
で第2番目にはリヤウインドウガラスを、第3番目には
上記ルーフパネルとリヤサイドガラスの他方を取付ける
ようにし、これら各パネル材のパーティング部に取付け
られる自動車のモール構造であって、第2番目に取付け
られるリヤウインドウガラスの周縁に一体成形されたモ
ール本体を設け、このモール本体に、第1番目に取付け
られたパネル材と第3番目に取付けられるパネル材との
パーティング部を塞ぐ延長部を設け、この延長部に第1
番目のパネル材と第3番目のパネル材の端末を隠蔽する
頭部を形成すると共に、第3番目のパネル材を受容する
パネル受入部を形成した。
作用 第1番目に取付けられたパネル材にモール本体が取付
けられた第2番目のパネル材であるリヤウインドウガラ
スを取付けて、第1番目に取付けられたパネル材と第2
番目に取付けられるリヤウインドウガラスとの整合性を
図り、かつモール本体に取付けられたモールの延長部に
より第3番目に取付けられるパネル材と第1番目に取付
けられたパネル材との整合性を図る。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面と共に説明する。
第1〜5図において、自動車のルーフパネル1はガラ
スで形成してあり、ルーフパネル1とリヤウインドウガ
ラス2とリヤサイドガラス3とのパーティング部Pには
樹脂製のモール4を嵌着してある。尚ルーフパネル1、
リヤウインドウガラス2及びリヤサイドガラス3で3枚
のパネル材が構成されている。
ここで、第1番目にルーフパネル1を車体パネルに取
付け、第2番目にリヤウインドウガラス2を、第3番目
にリヤサイドガラス3を各々車体パネルに取付けるよう
になっている。
モール4は、第2図に示すようにモール本体4aと延長
部4bとで構成してあり、モール本体4aはリヤウインドウ
ガラス2の周縁に一体成形してある。したがって、この
モール本体4aにより、リヤウインドウガラス2とルーフ
パネル1とのパーティング部P及びリヤウインドウガラ
ス2とリヤサイドパネル3とのパーティング部Pを塞ぐ
ようになっている。
モール4の延長部4bはモール本体4aと一体成形してあ
り、モール本体4aから延出してリヤサイドドア5のドア
ガラス6とリヤサイドガラス3との境界部分に至り、ル
ーフパネル1とリヤサイドガラス3とのパーティング部
Pを塞ぐようになっている。
また、モール4のモール本体4aは第5図に示すように
車体パネルに当接する基部4Aと、ルーフパネル1,リヤウ
インドウガラス2あるいはリヤサイドガラス3を受け入
れる一対のパネル受入部4Bと、パーティング部Pにまた
がる一方側が他方側よりも長い頭部4Cを備えている。
尚、短い側の頭部4Cの突出長は例えばリヤサイドガラス
3の端末がかくれ、かつ取付けの際に支障をきたさない
ような長さlに設定してある。
一方、モール4の延長部4bは第5図に鎖線で示すよう
に頭部4Cの突出長の長い側のパネル受入部4Bをカットし
てある。
尚、モール4は基部4Aの底面に、両面テープ7等を取
付けて車体パネルに固定するが、この基部4Aに部分的に
スペーサを挿入して車体パネルの凹凸によるモール4の
波打ち(特に延長部4bに生じ易い)を防止している。
次に、上記モール4を取付ける手順を説明する。
先ず、第1番目にルーフパネル1を接着剤8によっ
て、例えば第4図のルーフサイドレール9等の車体パネ
ルに取付ける。
次いで、予めモール4を一体成形したリヤウインドウ
ガラス2を第2番目に、例えば第3図に示すリヤピラー
10等の車体パネルに接着剤8により取付ける。
このとき、モール4の基部4Aがスペーサとして機能す
るため、リヤウインドウガラス2はルーフパネル1と面
方向及びパーティング部Pの幅方向で整合して取付ける
ことができ、モール4の頭部4Cにより両者間のパーティ
ング部Pは塞がれる。
このとき、モール4の延長部4bの頭部4Cはルーフパネ
ル1に密接する。
そして、第3番目にリヤサイドガラス3を上記モール
4のパネル当接部4Bに差し込んで車体パネルに接着剤8
により取付ける。
したがって、ルーフパネル1とリヤウインドウガラス
2とリヤサイドガラス3は各パーティング部Pをモール
4によって塞がれ、かつ整合した状態で取付けられるの
である。
このように、第1番目に取付けたフードパネル1に対
し、モール4を一体成形したリヤウインドウガラス2
を、モール4を介して第2番目に取付け、更にモール本
体4a及び延長部4bを基準にしてリヤサイドガラス3を取
付けることで、フードパネル1とリヤウインドウガラス
2とリヤサイドガラス3との面方向の整合性パーティン
グ部Pの間隔を簡単かつ正確に設定できるのである。
尚、この考案は上記実施例に限られるものではなく、
ルーフパネルはガラス製に限らず鋼板製のものでも良
い。
考案の効果 以上説明してきたようにこの考案によれば、1番目に
取り付けられたパネル材にモール本体が取り付けられた
第2番目のパネル材であるリヤウインドウガラスを取り
付け、両パネル材の面方向で整合性とパーティング部の
間隔を正確に確保し、第2番目に取り付けたリヤウイン
ドウガラスに一体成形されたモール本体及び延長部によ
り第3番目に取り付けられるパネル材を正確に取り付け
ることができるため、取付作業性が著しく向上し、車体
外観品質の向上を図ることができると共に、部品点数の
減少によるコストダウンを図ることができないという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は自動車の斜視
図、第2図はモールの斜視図、第3図は第1図のIII部
拡大図、第4図は第1図のIV-IV線に沿う断面図、第5
図はモールの端面図である。 1……ルーフパネル、2……リヤウインドウガラス、3
……リヤサイドガラス、4a……モール本体、4b……延長
部、4B……パネル受入部、4C……頭部、P……パーティ
ング部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフパネルとリヤウインドウガラスとリ
    ヤサイドガラスの3枚のパネル材を車体に取付けるにあ
    たり、第1番目にルーフパネルとリヤサイドガラスの一
    方を、次いで第2番目にはリヤウインドウガラスを、第
    3番目には上記ルーフパネルとリヤサイドガラスの他方
    を取付けるようにし、これら各パネル材のパーティング
    部に取付けられる自動車のモール構造であって、第2番
    目に取付けられるリヤウインドウガラスの周縁に一体成
    形されたモール本体を設け、このモール本体に、第1番
    目に取付けられたパネル材と第3番目に取付けられるパ
    ネル材とのパーティング部を塞ぐ延長部を設け、この延
    長部に第1番目のパネル材と第3番目のパネル材の端末
    を隠蔽する頭部を形成すると共に、第3番目のパネル材
    を受容するパネル受入部を形成したことを特徴とする自
    動車のモール構造。
JP1989123745U 1989-10-23 1989-10-23 自動車のモール構造 Expired - Lifetime JP2523939Y2 (ja)

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JPH0363415U JPH0363415U (ja) 1991-06-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CA1237746A (en) * 1983-12-12 1988-06-07 Sheller Globe Corp ALL URETHANE HINGE PAD MOLDED PARCLOSE AND DEVICE AND METHOD OF FABRICATION THEREOF
JPS61229637A (ja) * 1985-04-03 1986-10-13 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車におけるウエザストリツプ

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JPH0363415U (ja) 1991-06-20

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