JPH0320892Y2 - - Google Patents

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JPH0320892Y2
JPH0320892Y2 JP1982170946U JP17094682U JPH0320892Y2 JP H0320892 Y2 JPH0320892 Y2 JP H0320892Y2 JP 1982170946 U JP1982170946 U JP 1982170946U JP 17094682 U JP17094682 U JP 17094682U JP H0320892 Y2 JPH0320892 Y2 JP H0320892Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案はテープレコーダーに関し、特に録音動
作と再生動作とを切換える録音再生切換回路に係
る。
(ロ) 背景技術 テープレコーダーは磁気テープに信号を録音す
る録音機能と磁気テープに録音されている信号を
再生する再生機能を備えている。斯かる両機能を
備えたテープレコーダー特にカセツトと呼ばれる
テープを使用するカセツト式テープレコーダー
は、磁気ヘツドとして録音動作と再生動作とを行
なう録音再生兼用磁気ヘツドを使用したものが一
般的である。斯かる録音再生兼用磁気ヘツドを使
用したテープレコーダーでは録音動作と再生動作
とを切換える録音再生切換スイツチとして多回路
のスイツチを使用していたが最近では録音動作と
再生動作とを回路数の少ないスイツチを使用して
電子的に切換えるようにしたものが開発されてい
る。
(ハ) 考案の目的 本考案は、録音動作と再生動作とを電子的に切
換えるようにした録音再生切換回路に適した切換
回路を提供しようとするものである。
(ニ) 考案の実施例 図示した回路は、本考案の録音再生切換回路の
一実施例である。同図において、1は録音動作時
録音ヘツドとして動作すると共に再生動作時再生
ヘツドとして動作する録音再生兼用磁気ヘツド、
2は再生用増幅回路、録音用増幅回路、主増幅回
路及びマイクロフオン用増幅回路等が組込まれて
いるテープレコーダー回路であり、録音信号が入
力される入力端子3及び再生信号又はモニター信
号が出力される出力端子4を備ている。5は通常
図示した再生位置にあり、録音操作によつて反対
側である録音位置に切換えられる第1録音再生切
換スイツチであり、再生側端子5P、録音側端子
R、切換摺動子5S及び電源線路6に接続されて
いる共通端子5Cを備えている。7は前記第1録
音再生切換スイツチ5の切換に伴なつて制御信号
を出力し、前テープレコーダー回路2の信号路を
再生動作のための状態及び録音動作のための状態
に切換える第1録音再生切換回路である。8は前
記第1録音再生切換スイツチ5と連動して切換え
られる第2録音再生切換スイツチであり、再生側
端子8P、録音側端子8R、切換摺動子8S及び電
源線路6に接続されている共通端子8Cを備えて
いる。前記第2録音再生切換スイツチ8は切換操
作によつて切換摺動子8Sが再生位置から録音位
置また録音位置から再生位置に変位する途中にお
いて該切換摺動子8Sにより再生側端子8P、録音
側端子8R及び共通端子8Cが短絡されるスイツチ
即ちシヨーテイング型のスイツチである。9は、
前記テープレコーダー回路2を構成する再生用増
幅回路、録音用増幅回路、マイクロフオン用増幅
回路及び主増幅回路の動作・不動作を制御し再生
動作のための状態及び録音動作のための状態に切
換える第2録音再生切換回路、10は該第2録音
再生切換回路9の切換動作を制御するスイツチン
グトランジスターであり、非導通状態にあるとき
再生動作のための状態となし、導通状態にあると
き録音動作のための状態に切換える作用を有して
いる。11は前記第2録音再生切換スイツチ8の
録音側端子8Rと接地間に接続されている時定数
回路であり、第1抵抗12、第2抵抗13及びコ
ンデンサー14より構成されていると共に該コン
デンサー14の充電電圧が抵抗15を通して前記
スイツチングトランジスター10のベースに印加
されるように接続されている。16はベースが抵
抗17を介して前記第2録音再生切換スイツチ8
の再生側端子8Pに接続されていると共にエミツ
タが接地されている制御トランジスターであり、
そのコレクタは前記時定数回路11を構成する第
1抵抗12及び第2抵抗13の接続点Aに接続さ
れている。
以上の如く、本考案は構成されており、次に動
作について説明する。まず第1録音再生切換スイ
ツチ5及び第2録音再生切換スイツチ8が図示し
た再生位置にある場合について説明する。前記第
1録音再生切換スイツチ5が再生位置にある状態
では第1録音再生切換回路7からの制御信号によ
つて前記テープレコーダー回路2の信号路は再生
動作のための状態にある。また前記第2録音再生
切換スイツチ8が再生位置にある状態では時定数
回路11を構成するコンデンサー14に充電電流
が供給されないので該コンデンサー14の充電電
圧によつて制御されるスイツチングトランジスタ
ー10は非導通状態にある。従つて第2録音再生
切換回路9からの制御信号によつてテープレコー
ダー回路2を構成する増幅回路は再生動作を行な
うための状態にある。録音再生兼用磁気ヘツド1
によつて再生された再生信号は再生用増幅回路及
び主増幅回路によつて増幅された後出力端子4に
出力される。従つて使用者は前記出力端子4に接
続されるスピーカー等によつて再生信号を聴取す
ることが出来る。
以上の如く再生動作は行なわれるが次に第1録
音再生切換スイツチ5及び第2録音再生切換スイ
ツチ8が図示した状態の反対側である録音位置に
ある場合について説明する。前記第1録音再生切
換スイツチ5が録音位置にある状態では第1録音
再生切換回路7からの制御信号によつてテープレ
コーダー回路2の信号路は録音動作のための状態
にある。また前記第2録音再生切換スイツチ8が
録音位置にある状態では、時定数回路11を構成
するコンデンサー14に録音側端子8Rを通して
充電電流が流れるので該コンデンサー14は充電
された状態にある。前記コンデンサー14が充電
された状態にあるときその充電電圧によつて制御
されるスイツチングトランジスター10は導通状
態にある。従つて第2録音再生切換回路9からの
制御信号によつてテープレコーダー回路2を構成
する増幅回路は録音動作を行なうための状態にあ
る。入力端子3に入力されたマイクロフオン(図
示せず)からの録音信号はマイクロフオン用増幅
回路及び録音用増幅回路によつて増幅された後バ
イアス発振回路(図示せず)からのバイアス信号
と共に録音再生兼用磁気ヘツド1に印加されて磁
気テープに録音される。
以上の如く本実施例における再生動作及び録音
動作は行なわれるが次に録音操作に伴なう切換動
作について説明する。図示した状態より使用者が
録音操作をすると第1録音再生切換スイツチ5及
び第2録音再生切換スイツチ8が録音側へ切換え
られるが第2録音再生切換スイツチ8はその切換
途中の状態で切換摺動子8Sにより再生側端子8
、録音側端子8R及び共通端子8Cは短絡された
状態になる。斯かる短絡された状態では時定数回
11に録音側端子8Rを通して電源が供給され
るが制御トランジスター16のベースに再生側端
子8Pを通してバイアス電流が供給され該制御ト
ランジスター16が導通状態にあるため、接続点
Aが接地された状態にありコンデンサー14に充
電電流が流れることはない。従つてスイツチング
トランジスター10は非導通状態にあり、第2録
音再生切換回路8による録音動作状態への切換は
行なわれることはない。斯かる切換途中の状態よ
り更に切換動作が行なわれると第2録音再生切換
スイツチ8の切換摺動子8Sが録音側端子8R側へ
移動し、再生側端子8Pと共通端子8Cとの短絡状
態が解除される。その結果導通状態にあつた前記
制御トランジスター16が非導通状態に反転し、
その反転に伴なつて時定数回路11を構成するコ
ンデンサー14の充電動作が開始される。所定時
間経過すると前記コンデンサー14の充電電位が
所定の電位まで上昇し、非導通状態にあつたスイ
ツチングトランジスター10が導通状態に反転す
る。前記スイツチングトランジスター10が導通
状態に反転すると第2録音再生切換回路9によつ
てテープレコーダー回路2の増幅回路が録音動作
のための状態になる。以上に説明したように再生
状態より録音操作を行なつた場合の動作は行なわ
れるが第2録音再生切換スイツチ8が切換の途中
の状態にあるときには制御トランジスター16の
導通によつてテープレコーダー回路2を構成する
増幅回路の録音動作状態への切換動作が阻止さ
れ、該第2録音再生切換スイツチ8が録音側に切
換えられた後の所定時間後テープレコーダー回路
2は録音動作状態に切換えられるので、使用者が
録音釦を再生位置と録音位置との間に長時間押圧
保持しても第1録音再生切換スイツチ5による信
号路の録音状態への切換えが行なわれた後増幅回
路の録音状態への切換が行なわれることになる。
このように信号路を切換えた後増幅回路の状態を
録音状態に切換えるようにしたので切換時に発生
する雑音が磁気テープに録音されることを極力抑
えることが出来る。また録音動作を解除する場合
には録音釦を操作するのではなく停止用釦を操作
することによつて録音釦のロツクを解除するよう
にテープレコーダーは一般に構成されているため
第2録音再生切換スイツチ8が切換の途中の状態
に保持されることはなく、再生状態への切換は速
やかに行なわれる。
(ホ) 考案の応用例 本実施例ではスイツチングトランジスター10
及び制御トランジスター16としてNPN型のト
ランジスターを使用したがPNP型のトランジス
ターを使用することは勿論のこと他のスイツチン
グ素子等を使用して構成することも出来る。
(ヘ) 効果 本考案の録音再生切換回路は、録音操作時手動
操作力によつて再生位置より録音位置に切換えら
れる録音再生切換スイツチとしてその切換の途中
にて再生側端子と録音側端子とが短絡されるシヨ
ーテイング型のスイツチを使用し、そのスイツチ
の切換特性を利用して録音釦の切換操作時間の長
短に関係なく増幅回路の録音動作状態への切換動
作を信号路の切換動作が行なわれた後に行なうよ
うにしたので雑音による影響を極力抑えることが
出来るという特徴を有している。それ故本考案は
録音再生の切換動作を電子的に行なうように構成
されたテープレコーダーに実施した場合に非常に
大きな効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図示した回路は本考案の録音再生切換回路の一
実施例である。 主な図番の説明、1……録音再生兼用磁気ヘツ
ド、2……テープレコーダー回路、5……第1録
音再生切換スイツチ、7……第1録音再生切換回
路、8……第2録音再生切換スイツチ、9……第
2録音再生切換回路、10……スイツチングトラ
ンジスター、11……時定数回路、16……制御
トランジスター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 録音動作と再生動作とを電子的に切換えるよう
    に構成されたテープレコーダーにおいて、録音操
    作時手動操作力によつて再生位置より録音位置に
    切換えられると共にテープレコーダー回路の信号
    路を再生動作状態より録音動作状態に切換える第
    1録音再生切換スイツチと、該第1録音再生切換
    スイツチと連動して切換えられると共にその切換
    途中において再生側端子と録音側端子とが短絡さ
    れるシヨーテイング型の第2録音再生切換スイツ
    チと、該第2録音再生切換スイツチが録音位置に
    あるとき充電されるコンデンサーを含む時定数回
    路と、前記コンデンサーの充電電位が所定値以上
    に上昇したとき前記テープレコーダー回路の増幅
    回路を再生動作状態より録音動作状態に切換える
    切換回路と、前記第2録音再生切換スイツチが再
    生位置にあるとき及び再生側端子と録音側端子と
    が短絡された状態にあるとき導通状態にあると共
    に前記時定数回路を構成するコンデンサーの充電
    動作を阻止する制御トランジスターとより成り、
    録音操作時前記テープレコーダー回路の信号路を
    再生動作状態より録音動作状態に切換えた後テー
    プレコーダー回路の増幅回路を再生動作状態より
    録音動作状態に切換えるようにしたことを特徴と
    するテープレコーダーの録音再生切換回路。
JP17094682U 1982-11-10 1982-11-10 テ−プレコ−ダ−の録音再生切換回路 Granted JPS5974511U (ja)

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JP17094682U JPS5974511U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 テ−プレコ−ダ−の録音再生切換回路

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JP17094682U JPS5974511U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 テ−プレコ−ダ−の録音再生切換回路

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Publication Number Publication Date
JPS5974511U JPS5974511U (ja) 1984-05-21
JPH0320892Y2 true JPH0320892Y2 (ja) 1991-05-07

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5470020A (en) * 1977-11-15 1979-06-05 Toshiba Corp Switching circuit of tape recorder

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5470020A (en) * 1977-11-15 1979-06-05 Toshiba Corp Switching circuit of tape recorder

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