JPH0314704A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JPH0314704A
JPH0314704A JP1147500A JP14750089A JPH0314704A JP H0314704 A JPH0314704 A JP H0314704A JP 1147500 A JP1147500 A JP 1147500A JP 14750089 A JP14750089 A JP 14750089A JP H0314704 A JPH0314704 A JP H0314704A
Authority
JP
Japan
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tire
sipe
sipes
tread
circumferential direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP1147500A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuan Ban Doan
ドァン クァン バン
Hiroyuki Inukai
犬飼 寛幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication of JPH0314704A publication Critical patent/JPH0314704A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は特に平滑な路面で加速時に発生する不快な高
周波数騒音(シズル音)を低減化した空気入りタイヤに
関する。
[従来の技術] 乗用車用の空気入りタイヤには、タイヤ踏而に、周方向
の主溝と横方向の副溝の他に、2111111程度以下
の幅の細い切り込み溝、いわゆるサイプを形戊したもの
がある。これはサイブを入れることにより、タイヤの排
水性、操縦性、耐摩耗性及び乗心地などの諸特性を向上
させようとする点にある。
一方、このようなサイプを有するタイヤを用いて、滑ら
かな路面を走行する時、特に加速時に、1〜10KHz
程度の高周波数騒音、いわゆるシズル音が発生すること
が知られており、特に前輪駆動車では騒音が大きく、不
怯感を起こすことがあった。この高周波数音は、タイヤ
転勤時に、サイブと踏面間に封入された空気が圧縮され
て、それが排出されることによって発生することが知ら
れている。
従来、このためにサイプ量を少なくする等の対策が考え
られたが、サイプ量を少なくすると今度は排水性、操縦
性等の元来のタイヤ性能自体が低下し、因って従来のか
かる方策は必ずしも十分な解決手段であるとはいえなか
った。
この発明の目的は、サイプによるタイヤ性能の改良効果
を保持したまま、高周波数音を低減することができる空
気入りタイヤを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 高周波数音が発生するのは、既述の如く、タイヤ転動時
にサイブと踏面間に封入された空気が圧縮、排出される
点にある。そこでこの発明では、このサイプ内に封じ込
まれた空気が圧縮されにくく、かつ排出するときには徐
々になされたとき高周波数騒音の発生が抑止されるとの
知見を得て、以下の発明をなしたのである。
すなわちこの発明は、タイヤ踏面に主溝と副満を設け、
さらに細い切り込み溝、いわゆるサイブを設けた空気入
りタイヤにおいて、前記サイプはタイヤ周方向に対して
の角度で示されるサイプ角がO〜55°であって、かつ
サイプ深さが部分的に浅くなったことを特徴とするもの
である。
[作用] 従って、トレッド模様のブロックは、サイプが設けられ
ていてもそのサイプ角度がO〜55゜に設定されている
ので、タイヤ周方向に対しての剪断剛性の低下は少なく
、因ってタイヤ回動中にサイプで区画された部分の動き
を抑制することができ、サイプの両壁が相互に接触しに
くくなるので、溝およびサイプ内に封じ込まれた空気は
圧縮されに<<、一方1・レッドの任意部分が接地状態
になろうとするとき、トレッドの中心がまず接地して順
次外に向って接地し、サイプ内の空気は横方向へ押し出
されるように流れる。接地部が離脱するときは、サイブ
内に圧縮された空気は上記の接地して圧縮を受けるとき
とは反対方向に空気が流れるとともに、トレッドの接地
状態の離脱端とサイプのなす角が合致しにくいので、サ
イプ中に包み込まれた空気が瞬時ではなく、徐々に排出
され、サイプ内の空気圧縮度合を小さくすることができ
る。
またサイプ深さが部分的に浅くなった構成が採用されて
いるので、浅くなった部分がサイプの狭隘化に抵抗し、
空間的にサイプの溝壁が接触しにくくなり、タイヤ回動
中のサイプの動きが構造的に規制される。
因ってこれらの相乗作用により、転勤時、特に加速時に
、サイプから排出される際に生じる高周波数の騒音の発
生を低減することができる。
なおこのサイプ深さを部分的に浅くするにあたっては、
特に限定されないが、上記のサイプの狭隘化の抵抗と、
内部空気の排出防止栓の作用をさせるため、好ましくは
サイプの開端部を浅くすることが好適である。またサイ
プ寸法が比較的長い場合はサイプの開端部及び中間部を
浅くすることが望ましい。また浅くする部分の深さh1
についても特に限定されないが、主溝深さh。の50%
以下の範囲とすることが好ましく、この場合はタイヤ性
能と高周波数音の発生防止の両作用を良好に発揮する。
また長さ11も格別限られるものではないが、サイプの
全長l。の50%以下とすることが望ましい。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例に係る空気入りタイヤのト
レッドパターン及びサイプの断面図で、1はタイヤ踏面
に形成された上溝、2は副溝で、主溝1から細い切り込
み溝のサイプ3がタイヤ周方向に対して約45″のサイ
プ角度θで形成されている。このサイプ3は、第2図に
示す如<、一方が主満1に続く開端部4となっており、
この開端部4は深さhl=3mmで、艮さl..−6.
51Tlmにわたって上げ底状の浅構部をなしている。
主満1の深さh。は8mII11長さ1。は16mmで
ある。
次にこのサイプ3を有する、タイヤサイズ{85/60
Rl4 、リムサイズ5−1/2x 14、空気圧2.
0kg/C一のラジアルタイヤを試作し、前輪駆動車に
装着して、平滑な路面上を80km/hの速度で走行し
たときの車内音を計測した。
比較のため、第3図及び第4図に示す如く、サイプ5の
開端部6に浅満部を有しない従来のサイプ深さが一定の
タイヤも試作し、同試験条件で車内音を計測した。なお
この比較タイヤは、タイヤサイズ、リムサイズ及び空気
圧、さらには1・レッドパターンなどのいずれもが上記
実施利と同じであるが、サイプ5はタイヤ周方向に対し
て90″の角度で形成している。
これらの測定結果は第5図に示す通りである。
図中、実線は本発明タイヤの車内音レベル、点線は比較
タイヤのラベルをそれぞれ示している。
この第5図より高周波数の領域Sにおける騒音レベルは
本発明のタイヤが明らかに低くなっている。しかも本実
施例のタイヤは、排水性、操縦性、耐摩耗性等の他のタ
イヤ性能も従来タイヤと殆ど同一で変わらなかった。
ところでこの発明は上記実施例に限定されないことはい
うまでもない。
例えば既述した様に、サイプ7は、第6図に示す如く、
浅溝となる開端部8、8が隣接する両主溝1、1のいず
れにも形戊され、かつ中間部9にも形成されたものも採
用できる。
[発明の効果] 以上の如くこの発明は、サイプを一定のサイプ角度で形
成するとともに、サイプ深さを部分的に浅くする構戊と
したことにより、平滑な路面を走行する時、特に加速時
に生じる不快な高周波数騒音を低減することができ、し
かも排水性、操縦性、耐摩耗性等の他のタイヤ性能も悪
化することがないため、当該技術分野に資するところが
きわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る空気入りタイヤのト
レッドパターン及びサイプを示す断面図、第2図は同実
施例に係るサイプの縦断面図、第3図は比較タイヤに係
るトレッドパターン及びサイブを示す断面図、第4図は
同サイプの縦断面図、第5図は実施例及び比較例の騒音
計測結果を示すグラフ、第6図はこの発明の他実施例を
示すサイプの縦断面図である。 1・・・主溝      2・・・副溝3、7・・・サ
イプ   4、8・・・開端部9・・・中間部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイヤ踏面に主溝と副溝を設け、さらにサイプを
    設けた空気入りタイヤにおいて、前記サイプはタイヤ周
    方向に対して0〜55゜のサイプ角度を持ち、かつサイ
    プ深さを部分的に浅くしたことを特徴とする空気入りタ
    イヤ。
  2. (2)サイプ深さを開端部又は開端部及び中間部におい
    て浅くした請求項1記載の空気入りタイヤ。
JP1147500A 1989-06-09 1989-06-09 空気入りタイヤ Pending JPH0314704A (ja)

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