JPH0311686Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0311686Y2
JPH0311686Y2 JP6215083U JP6215083U JPH0311686Y2 JP H0311686 Y2 JPH0311686 Y2 JP H0311686Y2 JP 6215083 U JP6215083 U JP 6215083U JP 6215083 U JP6215083 U JP 6215083U JP H0311686 Y2 JPH0311686 Y2 JP H0311686Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
mounting
ring
measuring device
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6215083U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59168110U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6215083U priority Critical patent/JPS59168110U/ja
Publication of JPS59168110U publication Critical patent/JPS59168110U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0311686Y2 publication Critical patent/JPH0311686Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はプランジヤ型の測尺装置の、特にその
スピンドル先端の取付構造の改良に関する。
背景技術とその問題点 プランジヤ型の測尺装置とは周知の如く第1図
に示すように、そのスケール部を固定側に、スピ
ンドル先端を可動側に、またはその逆に取付け、
相互の移動量を測定するものである。図中1はス
ケール部、11はスピンドル、15は移動量を測
定しようとする物体の取付面にスピンドル先端を
固定するためのブラケツトで、スピンドル11が
スケール部1に対して矢印3の方向に移動すると
き、スケール部1の中でヘツド(図示せず)によ
り検出される信号はケーブル4を通つて外部に取
り出される。
このような型の測尺装置においては、その本来
の精度を維持する上でスピンドルの走行に対する
平行度の狂い、およびスピンドル先端の固定時に
加わる半径方向の力、いわゆる芯ずれが生じない
ことが要求される。このため取付穴の位置精度等
が要求され、従来の装置ではこの取付に長時間を
要し調整が難しかつた。
考案の目的 本考案の目的はスピンドル先端の取付を容易に
し、しかも平行度の狂いおよび芯ずれが生じない
スピンドル取付構造のプランジヤ型測尺装置を提
供することである。
考案の概要 上記目的を達成するために、本考案によるプラ
ンジヤ型測尺装置は、該装置のスピンドル先端を
割り付き軸受により回転自在にブラケツトに挿入
し、該ブラケツトを楔機構を介して所定取付面に
取り付け、上記楔機構は取付面に垂直な方向の取
付高さを調整可能になつていることを特徴とす
る。
以下に、図面を参照しながら、実施例を用いて
本考案を一層詳細に説明するが、それらは例示に
過ぎず、本考案の枠を越えることなしにいろいろ
な変形や改良があり得ることは勿論である。
実施例 第2図aおよびbは本考案によるプランジヤ型
測尺装置のスピンドルの先端部のそれぞれ縦断面
図および横断面図である。
スピンドル11の先端に外面に球面を持つリン
グ12がナツト13で固定されている。リング外
周球面部は割り14′を持つ軸受14の内面に整
合している。リング12は軸受14に対してあら
ゆる方向に回転自在である。軸受14はブラケツ
ト15に挿入されている。一方、ブラケツト15
には2個の取付孔があいていて、そこにカラー1
6は、テーパー割りリング17、テーパー・リン
グ18が入つている。これらの部品は取付孔内径
に対し若干の隙間を有し、長手方向には可動であ
る。
これを機械の取付部分2に取り付ける。取付部
分2の取付面にあたる取付ネジ穴に2本のボルト
19で交互に締め付ける。これによりまずカラー
16が取付面に当り、テーパー割りリング17が
テーパー・リング18の楔効果により外に向つて
広がる。最終的には取付穴に対し完全に一体とな
るとともに、軸受14がスピンドル11に向つて
押し付けられ、リング12の球面部と軸受14の
間の隙間が無くなり、固定状態となる。ここで、
ボルト19による締め付けは、締め付け方向と直
角方向に行なわれ、またリング12は周囲から均
一に締められるため、スピンドル11に対し取付
による変形力を与えることがない。
以上の機構を用いれば、取付面をブラケツト1
5の間の隙間はカラー16と、テーパー割りリン
グ17とテーパー・リング18の楔機構で吸収さ
れ、取付面とブラケツト15の平行度の誤差はリ
ング12と軸受14の球面部での回転で吸収され
る。また、取付部分2の取付ネジ穴のスピンドル
11に対する位置の誤差はボルト19と取付孔の
間の隙間の範囲で調整可能である。
なお、以上はボルトによる取付と球面部の固定
を同時に行なう構造であるが、これらを分離し、
独立して固定する構造としてもよい。この場合、
球面部の固定は第3図に示すように、軸受14を
軸に垂直な方向に二つに分割し、これをネジ・リ
ング20を使つて軸方向にブラケツト15に設け
られた肩部21に押し付けることによつて、リン
グ12を介してスピンドル11をブラケツト15
に固定することもできる。ブラケツト15は前記
実施例におけると同様にして取付部分2に固定さ
れる。
楔部の固定強度を上げるためにテーパー割りリ
ング17の外面にローレツトを施こせば、ブラケ
ツト15に設けられた取付孔との間の摩擦力を高
くすることができる。
考案の効果 以上説明した通り、本考案によれば、スピンド
ルは固定前にはあらゆる方向の自由度を持つてい
るので、取付が容易で、取付による誤差が減少す
る。また、固定後にはスピンドルは取付部分に完
全に固定されるから、バツクラツシユの原因とな
らない。
【図面の簡単な説明】
第1図はプランジヤ型測尺装置の側面図、第2
図aおよびbは本考案によるプランジヤ型測尺装
置の一実施例におけるスピンドルの先端部のそれ
ぞれ縦断面図および横断面図、第3図は本考案の
他の一つの実施の態様によるプランジヤ型測尺装
置のスピンドルの先端部の縦断面である。 1……スケール部、2……取付部分、3……取
付部分の移動方向を表わす矢印、4……ケーブ
ル、11……スピンドル、12……リング、13
……ナツト、14……軸受、14′……割り、1
5……ブラケツト、16……カラー、17……テ
ーパー割りリング、18……テーパー・リング、
19……ボルト、20……ネジ・リング、21…
…ブラケツトに設けられた肩部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スピンドル先端部を取付部の取付面に固定する
    プランジヤ型測尺装置において、前記スピンドル
    先端部が、ブラケツトに、締付けにより固定状態
    とすることのできる割り付き球面軸受を介して保
    持され、前記ブラケツトに設けたボルト取付孔
    に、ボルトを囲むテーパ・リングと、それを囲む
    テーパー割りリングとが設けられていることを特
    徴とするプランジヤ型測尺装置。
JP6215083U 1983-04-27 1983-04-27 プランジヤ型測尺装置 Granted JPS59168110U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6215083U JPS59168110U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 プランジヤ型測尺装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6215083U JPS59168110U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 プランジヤ型測尺装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59168110U JPS59168110U (ja) 1984-11-10
JPH0311686Y2 true JPH0311686Y2 (ja) 1991-03-20

Family

ID=30192350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6215083U Granted JPS59168110U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 プランジヤ型測尺装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59168110U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59168110U (ja) 1984-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001132811A (ja) ボールねじおよびそれを具備する電動パワーステアリング装置
JPS6195206A (ja) 位置測定装置
JPH0311686Y2 (ja)
JPH0477226A (ja) 射出成形機
JPH0224366Y2 (ja)
JPH0247446Y2 (ja)
JPS647584B2 (ja)
JP2596213Y2 (ja) 研削砥石の芯出し調整機構
JPH05390Y2 (ja)
JPH079726Y2 (ja) 速度センサ用回転部材の取付装置
JPH0431538Y2 (ja)
JPH0449538Y2 (ja)
JPH0436403Y2 (ja)
JPH065075Y2 (ja) 回転体心振れ測定用治具
JPH022603U (ja)
JPS599767B2 (ja) 軸に対する回転体の固定装置
JPS598013Y2 (ja) 回転体固定具
JPH079229Y2 (ja) テープガイド装置
JPH0135789Y2 (ja)
JPH0141933Y2 (ja)
JPH0410136Y2 (ja)
JPS63167170A (ja) 移動テ−ブル
JPS6349088Y2 (ja)
JPS6238321Y2 (ja)
JPH0538097A (ja) ロータリエンコーダ付き回転機