JPH05390Y2 - - Google Patents

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JPH05390Y2
JPH05390Y2 JP7308184U JP7308184U JPH05390Y2 JP H05390 Y2 JPH05390 Y2 JP H05390Y2 JP 7308184 U JP7308184 U JP 7308184U JP 7308184 U JP7308184 U JP 7308184U JP H05390 Y2 JPH05390 Y2 JP H05390Y2
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JP
Japan
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support shaft
cylindrical portion
grip
ruler
protractor
Prior art date
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JP7308184U
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JPS60184696U (ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、トラツクタイプ製図機等において定
規等を移動又は回転操作する操作部となる製図ヘ
ツドに関する。
〈背景技術とその問題点〉 従来より、第1図に示す如き製図ヘツドが知ら
れている。この製図ヘツドは、図板面の任意の位
置に移動自在な固定板50に円筒状の支軸51を
立設し、上記支軸51上には分度盤52が取付け
固定された円盤状の分度盤受け部材53がネジ5
4により一体的に取付けられている。
上記支軸51の外径は下端側から上端側まで同
径に形成され、上記支軸51の外周部にはグリツ
プ部55の中心に形成した円筒部56の内周部が
嵌合されている。上記グリツプ部には上記分度盤
52の外周位置に該分度盤52と同心状にバーニ
ア57が配置されるとともに定規等が一体に取付
けられる。
そして、上記グリツプ部55の軸回り方向の回
転操作によつて、上記バーニア57の目盛りを分
度盤52の所定目盛に合わせることにより、定規
等を図板面において任意の角度に設定し得るよう
になつている。
ところで、上記製図ヘツドにおいて、上記支軸
51を含め固定板50全体、及び上記円筒部56
を含めグリツプ部55全体が合成樹脂により形成
されているものにあつては、グリツプ部55の回
転操作時の摩擦熱又は環境温度の変化により、上
記支軸51及び/又は円筒部56が膨張及び/又
は収縮し、上記支軸51と円筒部56の嵌合部分
に隙間が生じ、グリツプ部55を安定した状態で
回転操作することができず、定規等を正確な角度
をもつて図板面に設置することが困難なものとな
る。
〈考案の目的〉 そこで、本考案はこのような従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、グリツプ部を常に安定
した状態で回転操作し得るようにし、定規等を正
確な角度をもつて図板面に設置し得るようにする
ことを目的とする。
〈考案の概要〉 本考案は、上記目的を達成するために、図板面
の任意の位置に移動自在な固定部材に円錐台形の
支軸を立設するとともに、定規等が一体的に取付
けられるグリツプ部の中心に設けた円周部が逆円
錐台形をなす筒部を上記支軸に回転自在に嵌合
し、上記固定部材とグリツプ部との間に上記筒部
を上記支軸に嵌合する方向に弾発付勢するバネ部
材を設けてなることを特徴とするものである。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
具体的に説明する。
第2図は本考案をトラツクタイプ製図機に適用
した例を示す縦断側面図である。この製図ヘツド
は固定板1を有してなる。上記固定板1は図板面
に沿つて移動自在なレール体内に組込まれている
キヤリツジにヒンジ部100を介して取付けら
れ、図板面の任意の位置に移動自在に支持され
る。
上記固定板1上には円錐台形の支軸2が突設さ
れている。上記支軸2を含め固定板1全体は合成
樹脂により一体形成され、上記支軸2は中空状に
形成されている。上記支軸2の外周部の下端寄り
の位置には環状段部3が形成され、上記支軸2の
外周部の上記段部3から上端までは勾配5°に形成
されている。
上記支軸2の上部の中央にはテーパ孔4が軸方
向に貫通形成され、上記テーパ孔4には円環状の
分度盤5が表面に取付けられた円盤状の分度盤受
け部材6の裏面中央に突設した逆円錐台形の中空
軸部7が嵌合され、さらに上記該軸部7は座金8
を介してネジ9により、上記支軸2に同軸状に固
定されている。上記軸部7を逆円錐台形に形成
し、上記テーパ孔4に嵌合させることにより、上
記支軸2と軸部7の同軸度は高精度なものとな
る。
また、上記支軸2の外周部には定規、テンプレ
ート等が一体的に組付られるグリツプ部10の中
心に形成した逆円錐台形の筒部11の内周部が嵌
合されている。上記筒部11を含めグリツプ部1
0全体は合成樹脂により一体成形され、上記筒部
11の内周部の上端から下端まで勾配5°に形成さ
れている。
上記グリツプ部10において上記分度盤5の外
周部に臨む位置には円環状のバーニア12が上記
分度盤5と同一平面をなすように取付けられてい
る。
また、上記軸部7には上記筒部11の上端に載
置されるように座金13が嵌挿されており、この
座金13と上記分度盤受け部材6との間にはスラ
ストベアリング14を介して上記筒部11を上記
支軸2に嵌合する方向(第1図中下方向)に弾発
付勢する圧縮コイルバネ15が介在されている。
このように、上記実施例によればグリツプ部1
0の回転時に発生する摩擦熱又は環境温度の変化
により、上記支軸2及び/又は筒部11が膨張及
び/又は収縮し、上記支軸2と筒部11との嵌合
部にはめ合い寸法誤差が生じても、上記筒部11
に作用する上記圧縮コイルバネ15の弾発力によ
り、上記誤差を吸収し、上記支軸2と筒部11を
密接嵌合状態に置くことができ、グリツプ部10
を常に安定した状態で回転操作することができ
る。したがつて、定規等を正確な角度をもつて図
板面に設置することができる。
また、上記圧縮コイルバネ15をスラストベア
リング14を介してグリツプ部10に係合させた
ことにより、上記グリツプ部10の円滑な回転操
作を保障することができる。
なお、本考案は上記支軸2及び筒部11がアル
ミニユウム合金等により形成され、上記支軸2と
筒部11の嵌合部の寸法精度が荒くなつていて
も、上記支軸2と筒部11を確実に密接嵌合する
ことができ、上記支軸2及び筒部11の製造加工
が容易なものとなる。
〈考案の効果〉 このように、本考案によれば、固定部材の支軸
及びこの支軸に嵌合されるグリツプ部の筒部が、
例えば合成樹脂により形成され、グリツプ部の回
転時に発生する摩擦熱又は環境温度の変化によ
り、上記支軸及び/又は筒部が膨張及び/又は収
縮し、上記支軸と筒部との嵌合部にはめ合い寸法
誤差が生じても、上記筒部に作用するバネ部材の
弾発力により、上記誤差を吸収し、上記支軸と筒
部を密接嵌合状態に置くことができ、グリツプ部
を常に安定した状態で回転操作することができ
る。したがつて、定規等を正確な角度をもつて図
板面に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す縦断側面図、第2図は本
考案の一実施例を示す縦断側面図である。 1……固定板、2……支軸、6……分度盤受け
部材、10……グリツプ部、11……筒部、15
……圧縮コイルバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 図板面の任意の位置に移動自在な固定部材に円
    錐台形の支軸を立設するとともに、定規等が一体
    的に取付けられるグリツプ部の中心に設けた円周
    部が逆円錐台形をなす筒部を上記支軸に回転自在
    に嵌合し、上記固定部材とグリツプ部との間に上
    記筒部を上記支軸に嵌合する方向に弾発付勢する
    バネ部材を設けてなる製図ヘツド。
JP7308184U 1984-05-21 1984-05-21 製図ヘツド Granted JPS60184696U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7308184U JPS60184696U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 製図ヘツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7308184U JPS60184696U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 製図ヘツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60184696U JPS60184696U (ja) 1985-12-07
JPH05390Y2 true JPH05390Y2 (ja) 1993-01-07

Family

ID=30612104

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7308184U Granted JPS60184696U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 製図ヘツド

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JPS60184696U (ja) 1985-12-07

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