JPS599767B2 - 軸に対する回転体の固定装置 - Google Patents

軸に対する回転体の固定装置

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Publication number
JPS599767B2
JPS599767B2 JP52103209A JP10320977A JPS599767B2 JP S599767 B2 JPS599767 B2 JP S599767B2 JP 52103209 A JP52103209 A JP 52103209A JP 10320977 A JP10320977 A JP 10320977A JP S599767 B2 JPS599767 B2 JP S599767B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
rotating body
tightening
tightening nut
fitting
Prior art date
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Expired
Application number
JP52103209A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5438462A (en
Inventor
健志 鳥海
完 臣永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
Priority to JP52103209A priority Critical patent/JPS599767B2/ja
Publication of JPS5438462A publication Critical patent/JPS5438462A/ja
Publication of JPS599767B2 publication Critical patent/JPS599767B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は軸に対する回転体の固定装置に関するもので
ある。
軸に対して回転体を固定する場合、例えばVTRのキャ
プスタン軸端部に回転速度検出のだめの回転円板あるい
は回転ヘッドを固定する場合などのように、特に小径か
つ精密に仕上げられた軸に対して回転体を固定する場合
には、一般に、スラスト方向からの締付けナットによる
締着が用いられているが、締付けナットの加工精度不良
があると締付けナットの締着により軸が曲りを生ずるた
め、これに応じて回転体と軸との相対角度が不正規とな
り、回転体を軸に対して直角な角度に固定することが困
難となる欠点を生ずるものであった。
すなわち、前記した締付けナットによる締着について説
明すると、第1図に示されているように、軸101の軸
端に肩部102を介して嵌合軸端103を形成し、かつ
、との嵌合軸部103の延長上におねじ105を刻設し
たねじ軸部104を設けたうえ、回転円板または回転ヘ
ッド等の回転体106における嵌合軸部103の外径よ
りわずかに大きい内径を有する嵌合穴部107を、嵌合
軸部103に一方の端縁108を突き当て遊びの少ない
状態として嵌合させると共に、締付けナット110のめ
ねじ111をねじ軸部104のおねじ105に螺合させ
たうえ、この締付けナット110の締付け面112が回
転体106の他方の端縁109に対し押圧状態となるま
で締付けナット110を締着するようにしている。
しかし乍らこのような従来の固定装置では、締付ナット
110のめねじ111と締付け面112との直角度が正
確でないときには、締付け面112と端縁109との間
の押圧力が、ねじ軸部104を中心とする円周上の各方
向において不均等となり、この不均等な押圧力によって
、最も強度の弱い部分、すなわち、比較的小径の嵌合軸
部103あるいは、ねじ軸部104が曲げられてしまい
、軸101の延長方向と回転体106の回転面とが直角
とならず、第2図に誇張して示す状態と々る。
この発明はこのような従来の実情に鑑み、特に高精度の
加工を必要とすることなく、微調整機構を設けることに
より、回転体を軸に対して直角に固定しようとするもの
であって、締付けナットの締付け面に対して、螺進退に
より出没調整し得るようにした少なくとも3個の押ねじ
を、同心円上にほソ等角間隔で締付けナットに螺合させ
たものである。
以下この発明の実施例につき、第3図ないし第5図を参
照して詳細に説明する。
第3図はこの発明のー★施例を適用した軸に対する回転
体の固定状態を示す断面図、第4図は同上平面図であっ
て、これら第3図および第4図においては、前記従来例
と同様に、軸1の軸端には、肩部2を介して嵌合軸部3
とおねじ5を刻設したねじ軸部4とが形成してあり、か
つ、回転体旦には嵌合軸部3へ嵌合させる嵌合軸部3の
外径よりわずかに大きい内径の嵌合穴部7が形成してあ
ると共に、端縁8,9が形成してある。
一方、めねじ11を刻設のうえ締付け面12を備えた締
付けナット10には、めねじ11と平行もしくはほぼ平
行に締付け面12に向けて、かつ、同心田上に等角間隔
により3個のねじ孔13を形成し、これら各なじ孔13
には各々押ねじ14を螺合させている。
従って、この実施例においても前記従来例と同様に、軸
1の嵌合軸部3に回転体旦の嵌合穴部7を、一方の端縁
8が肩部2に押当するものとして嵌合させ、かつ、締付
けナット10のめねじ11をねじ軸部4のおねじ5に螺
合させたうえ、この締付けナット10の締付け面12が
他方の端縁9に対し抑圧状態となるまで締付けナット1
0を締付けることによって締着作用を得ることができる
ここにおいて、締付けナット10のめねじ11と締付け
面12との直角度が不良であれば、この締付けナット1
0の締付けに伴なって、締付け面12と取付け部材6の
端縁9との間には、第3図に符号15により示す隙間を
生ずるが、この発明では、締付けナット10に螺合され
ているところの、隙間15を生じた部分の押ねじ14あ
るいは隙間15を生じた部分に近い個々の押ねじ14を
螺進させ、押ねじ14の先端部を締付け面12から端縁
9に突き当るまで突出させることにより、この隙間15
を埋めることができる。
したがって、この操作により、締付けナット10の締付
け面12による端縁9への不均等な押圧力が補正され、
この不均等な抑圧による嵌合軸部3あるいはねじ軸部4
の曲りを防止することができる。
なお、前記締付けナット10の締付けにより、各軸部3
あるいは4がすでに曲がってしまった場合でも、曲げら
れた側にある押ねじ14を螺進させることにより、各軸
部3あるいは4の曲がりを簡単に修正することができる
たソし、前記押ねじ14の個数は、多ければ効果的では
あるが、実用上、押圧力を均衡させるためには、少なく
とも3個以上乃至6個以内程度で充分となる。
また、前記回転体6が、例えばアルミニウム合金などの
ように軟かい材質の場合には、第5図に示したように、
前記押ねじ14の先端部が端縁9内に陥没するのを避け
るため、比較的硬い材質のスペーサ16を介在させれば
好適である。
,以上詳述したようにこの発明によれば、軸の嵌合軸部
に回転体の嵌合穴部を嵌合させ、かつ、嵌合軸部から突
設したねじ軸部に締付けナットを螺合して締着固定する
場合、締付けナットの締付け面に対して、螺進退操作に
より出没調整し得るようにした少なくとも3個の押ねじ
を、ほぼ同心田上にかつほぼ等角間隔で締付けナットに
螺合させているため、締付けナットの製作に際し、特に
高精度加工を施すことなく、押ねじの螺進退操作により
軸の曲がりを簡単に防止し、あるいは修正し得ると共に
、締着力を均衡させることが容易となり、かつ、安価に
固定装置を提供できるなどの利点を有し、特に小径軸に
対する回転体の固定上効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の固定装置による軸に対する回転体の固定
状態を示す断面図、第2図は同上軸曲りを生じた状態を
誇張して示す断面図、第3図以降はこの発明の実施例を
示し、第3図は軸に対する回転体の固定状態を示す断面
図、第4図は同上平面図、第5図は同上他の実施例を示
す断面図である。 1・・・・・・軸、2・・・・・・肩部、3・・・・・
・嵌合軸部、4・・・・・・ねじ軸部、5・・・・・・
おねじ、旦・・・・・・回転体、7・・・・・・嵌合穴
部、8,9・・・・・・端縁、10・・・・・・締付け
ナット、11・・・・・・めねじ、12・・・・・・締
付け面、13・・・・・・ねじ孔、14・・・・・・押
ねし、16・・・・・・スペーサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軸に形成した嵌合軸部に回転体の嵌合穴部を嵌合さ
    せると共に、嵌合軸部の延長上に設けたねじ軸部に締付
    けナットを螺合して前記回転体を締着固定する装置にお
    いて、前記締付けナットの締付け面に対して、螺進退操
    作により出没調整し得るようにした少なくとも3個の押
    ねじをほぼ同心円上にほぼ等角間隔で前記締付けナット
    に螺合させたことを特徴とする軸に対する回転体の固定
    装置。
JP52103209A 1977-08-30 1977-08-30 軸に対する回転体の固定装置 Expired JPS599767B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52103209A JPS599767B2 (ja) 1977-08-30 1977-08-30 軸に対する回転体の固定装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP52103209A JPS599767B2 (ja) 1977-08-30 1977-08-30 軸に対する回転体の固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5438462A JPS5438462A (en) 1979-03-23
JPS599767B2 true JPS599767B2 (ja) 1984-03-05

Family

ID=14348112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52103209A Expired JPS599767B2 (ja) 1977-08-30 1977-08-30 軸に対する回転体の固定装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744452B2 (ja) * 1986-03-31 1995-05-15 アンリツ株式会社 クロツク再生回路
JP2002276616A (ja) * 2001-03-22 2002-09-25 Kayaba Ind Co Ltd ロック機構
JP6934161B2 (ja) * 2017-02-24 2021-09-15 ボルトエンジニア株式会社 締結構造

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JPS5438462A (en) 1979-03-23

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