JPH0294140A - 両面光ディスク - Google Patents

両面光ディスク

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JPH0294140A
JPH0294140A JP63248098A JP24809888A JPH0294140A JP H0294140 A JPH0294140 A JP H0294140A JP 63248098 A JP63248098 A JP 63248098A JP 24809888 A JP24809888 A JP 24809888A JP H0294140 A JPH0294140 A JP H0294140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
adhesive
sided optical
double
viscosity
Prior art date
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Pending
Application number
JP63248098A
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English (en)
Inventor
Minoru Kawasaki
実 川崎
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は片面に溝及びまたは信号用ピットが形成された
2枚のディスクを、溝及びまたは信号用ピットが形成さ
れた面を内側にした状態で接合してなる両面光ディスク
に係り、特にその接合手段の改良に関するものである。
(従来技術) 両面光ディスクは、ディスクの両面に溝及びまたは信号
用ピットを形成したものであり、従来から種々のタイプ
のものか提案されている。
第3図は特開昭62−75947号公報に提案された両
面光ディスクの断面図であり、この両面光ディスクは一
対のディスクを張り合わせて構成されている。前記ディ
スクは、溝及びまたは信号用ピットを形成した記録層2
を片面に設けた透明な第1の基材4と、記録層を持たな
い透明な第2の基材6とを、記録層2を内側にし、かつ
基材4゜6間に間隔材8,10で空気層11を形成した
状態で、張り合わせるか、又は記録層2と第2の基材6
とを保3祠を介して張り合わせて構成されており、前記
ディスクは基材6,6間において接着剤12で張り合わ
せられている。
この両面光ディスクは以上のように構成したので、ディ
スクの段階で検査をして良品のみ取り出して組み合わせ
ることができ、従って完成品の歩留りを高めることがで
きるものである。また、この両面光ディスクは2枚のデ
ィスクを張り合わせて構成されているので、その強度を
高め、反りや面離れを小さくすることができるものであ
る。
第4図は特開昭61−151853号公報に提案された
両面光ディスクの断面図であり、この両面光ディスクは
、溝及びまたは信号用ピット14の形成された合成樹脂
よりなる基板16と、基板16の信号用ピット14の形
成された面に設けられた反射膜18と、反射膜18上に
設けられた保護膜20とからなる2枚のディスクを、保
護膜20.20間で嫌気性硬化型接着剤22により接着
してなるものである。
反射膜18はAΩ蒸着膜からなり、保護膜20はuv硬
化型アクリル系樹脂からなる。嫌気性硬化型の接着剤2
2は空気を遮断すると重合が進むタイプの接着剤であり
、嫌気性硬化型接着剤(例えば、東亜合成化学工業(株
)製「アロンタイトR(登録商標)」)、嫌気併用uv
硬化型接着剤(例えば、スリーボンド(株)製rTB3
060(登録商標」)などがある。
この両面光ディスクは、上記のように構成したので、製
品の製造が常温で短時間にでき、熱歪やその他の応力も
殆ど加わらず、基板の反り等も発生しないし、また接着
剤の塗付面も侵されず、信号ピット形状を高精度に保持
することができるものである。
第5図は特開昭61−120357号公報に提案された
両面光ディスクの断面図であり、この両面光ディスクは
、透明基体24上の成形層26上に記録用層28を形成
して一対のディスクとし、いずれか一方または両方のデ
ィスクの記録層28上に一官能ビニルモノマを含有する
放射線硬化性接着剤を塗付、硬化させて接着層30とし
、各記録層28.28を向い合わせた状態で上記両ディ
スクを貼り合わせてなるものである。 成形層26には
、透明基体24上にフォトポリマー(紫外線硬化樹脂)
を塗布し、PP法を用いて溝及びまたはピットを成形す
る。記録用層28は成形層26上にBi、In、Te、
AΩ、Snなどの金属を蒸着して形成する。接着層30
は例えば−官能ビニルモノマを含有する紫外線硬化性接
着剤をスピンコード等によって塗付し、紫外線を照射し
て形成する。
この両面光ディスクは、上記のように構成することによ
って、従来の工程より一工程を削減でき、製造コスト面
で有利で、また工程毎に蓄積される誤差からくる特性の
低下、工程毎のごくわずかなほこりの混入の蓄積による
特性の低下等を防止できるものである。
第6図は特開昭61−66239号公報に提案された両
面光ディスクの断面図であり、この両面光ディスクは、
透明基板32の一方の面上に成形層34を形成し、成形
層34上に金属記録膜36を形成し、金属記録膜36上
に光硬化性樹脂層38を形成し、更に光硬化性樹脂層3
8上にプラスチックフィルム層40を形成してディスク
とし、前記ディスクを2枚、プラスチックフィルム層4
0を内側にし、接着剤層42で積層一体化した構造にな
っている。
成形層34にはPP法を用いて、溝及びまたは信号用ピ
ットを成形する。金属記録膜36は成形層34上に蒸着
して積層形成する。プラスチックフィルム40は記録層
を保護するためのものであり、光硬化性樹脂層38上に
紫外線で貼る。ディスクはプラスチックフィルム層40
の面が向い合う状態で、低温硬化型接着剤及び常温もし
くは120℃以下で粘着性を発現する樹脂を用いて、貼
り合せる。
この両面光ディスクは、上記のように構成することによ
って、従来例に比較して初期および対湿試験後のエラー
発生が少ない。すなわち、本発明の光ディスクは、製造
時の気泡や異物、傷ツキなどがないため、初期的に高品
質か可能であり、かつ、高温高湿状態下での悪影響も最
少限に押えることができるものである。
第7図は特開昭61−50232号公報に提案された光
ディスクの断面図であり、この両面光ディスクは、金属
記録膜44を形成した透明な成形基板46と片面に接着
剤層48を形成したプラスチックフィルム50とを、金
属記録膜44と接着剤層48とが互いに接し合うように
貼り合わせたものである。
接着剤層48の接着剤としては、例えば光硬化樹脂、ホ
ットメルト型接着剤、高性能粘着剤、速硬化エポキシ樹
脂、ウレタン樹脂、速硬化型アクリル系接着剤、不飽和
ポリエステル樹脂、紫外線硬化型接着剤が使用されてい
る。
この光ディスクは、成形基板46の金属記録膜44表面
を保護する皮膜として柔軟性の大きいプラスチックフィ
ルム50を使用したので、気泡の発生や剥離欠陥が生じ
ることなく、かつ基板の反りも生じ難いものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の光ディスクでは、ディスクの接着に
溶剤を使用した接着剤、例えばゴムを有機溶剤に溶解し
た接着剤を使用した場合は、成形基板や金属薄膜か有機
溶剤によって侵されるし、ホットメルト系接着剤やUV
硬化系接着剤を使用した場合は、加えた熱や紫外線照射
の際の熱によって金属薄膜か侵されたり基板等に反りか
発生するので、接着剤を使用する場合は必ず保護膜を設
けなければならないという問題点があった。
また、エポキシ樹脂系接着剤やウレタン樹脂系接着剤は
硬化するのに非常に時間がかかり、常温では24時間以
上もかかり、このような接着剤を使用した場合は生産性
が非常に悪くなるし、粘着剤を使用した場合は2枚のデ
ィスクを長期にわたって保持できず、耐候性に劣るとい
う問題点があった。
更に、速硬化タイプのUV硬化系接着剤をディスクの接
着に使用した場合は、貼り合わせにより歪みが発生し、
光ディスクに反りが発生するという問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、溝及び又は信号用ピットが形成された透明基板上に
金属薄膜層を形成してなる一対の構成円盤からなり、こ
れら一対の構成円盤を前記金属薄膜が互に対向するよう
に接着剤を介して一体に接合してなる両面光ディスクに
おいて、前記接着剤にノボラック型エポキシ樹脂又はポ
リグリコール系可塑性エポキシ樹脂を主成分とする低粘
度速硬化エポキシ樹脂接着剤を配したことを特徴とする
両面光ディスクを提供しようとするものである。
[実施例コ 第1図は本発明になる両面磁気ディスク51の第1実施
例を示す断面図であり、以下同図を用いて説明する。
同図において、51は溝及びまたはピットが形成された
一対の透明基板であり、アクリル樹脂、ポリカーボネイ
ト樹脂又はガラス等からなり、PP法またはインジェク
ション等の成形法により形成されている。
52は前記溝及びピット面に形成された金属薄膜であり
、Aρからなる金属反射膜やTe、Bi。
Ta等からなる金属またその合金等からなる金属記録膜
が使用されている。
53は本発明の要部であるノボラック型エポキシ樹脂又
はポリグリコール系可塑性エポキシ樹脂を主成分とする
低粘度速硬化エポキシ樹脂接着であり、前記一対の透明
基板51.51に形成された金属薄膜52.52間にこ
の接着剤を介在させることによりこれら一対の透明基板
51.51を一体に接合し、両面光ディスク50を形成
している。
この低粘度、速硬化エポキシ樹脂接着剤53は粘度10
00−1500cps /20℃、硬化時間20〜50
分/20℃と低粘度で速硬化タイプのエポキシ樹脂であ
り、この接着剤はスピンナー等により、同心円状に樹脂
を垂して塗布し、その」二に貼り合せるディスクを載せ
、プレス等により圧力を加えて接着する。上述の様に、
この接着剤53は溶剤を使用しないので基板等を侵さな
い。
また、硬化時の発熱も極力押えであるため、硬化後の歪
も極めて少ない。また、耐熱性、耐候性にもすぐれてお
り、加水分解等も称ぜすディスクに悪影響を及ぼさない
。しかも、量産性、低コストにも優れている。
次に上記の接着剤53の使用例を次に挙げる。
(イ) ALTECOEPOXY−FX600 (、株
)アルフッ技研2液混合型で常温速硬化型、耐熱性、耐
候性に優れている。
主 剤:ブレンドの多官能型ノボラックエポキシ樹脂、
反応性希釈剤として モノエポキシ使用 硬化剤:変性脂肪族ポリアミン 混合比: 1.00 : 39 粘  度 :  1 000  cps/20°C硬化
時間:20分/20℃ (ロ) ALTECOEPOXY−PX700 (株)
アルファ技研2液混合型で常温速硬化型、耐熱性、耐候
性に優れている。
主 剤:ポリグリコール系可塑性エポキシ樹脂、反応性
希釈剤としてモノエ ポキシ使用 硬化剤:変性脂肪族ポリアミン 混合比:100:40 粘  度 :  1 000  cps/20℃硬化時
間=50分/20°C (ハ)ダイアボンドDE419(株)ノガヮヶミカル 2液温合型で常温速硬化型、耐熱性、耐候性に優れてい
る。
主 剤:フェノールノボラックエポキシ樹脂、反応性希
釈剤としてモノエポ キシ使用 硬化剤:脂肪族チオエステル 混合比:100:60 1 ] 粘  度 :  ]  000〜1 500  cps
/20℃硬化時間:20分/20℃ 第2図は本発明になる、両面光ディスク60の第2実施
例を示す断面図であるが、第1図に示す第1実施例と略
同−構成のため、同一構成要素には同符号を付し異なる
点のみを説明する。
異なる点は、金属薄膜52の上に変性アクリル樹脂を主
成分とする保護膜61をスピンナー等をコーティングし
たのち、溶剤を蒸発させることにより硬化させ、保護膜
61.61間に本発明の要部である接着剤53を介して
2枚の透明アクリル板51.51を一体に接合した例で
ある。
この保護コート膜6]として、例えばケミシル4X18
2 (株)ケミテックスが使用されるが、これは変性ア
クリル樹脂を主成分とし、有機溶剤、硬化架橋剤を含有
している。粘度は12cps/20℃である。第1表は
従来例で説明した両面光ディスクと本発明になる両面光
ディスクとの耐熱、耐候性テスト結果をまとめた表であ
り、第2表は資料内容を示す。
テスト条件は、第1表上段に示す様に、温度、湿度及び
時間を定め、各資料毎にディスクのハガレ、金属薄膜の
腐蝕状態を調べたが、その結果、本発明になる両面光デ
ィスクは、第1実施、第2実施例とも従来例に比較して
、ディスクのはがれも金属薄膜の腐蝕もみられず良好な
接着状態を保つことが確認された。
(発明の効果) 上述の様に本発明になる第1実施例の両面光ディスクに
よれば、溝及び又は信号用ビットか形成された透明基板
上に金属薄膜層を形成してなる一対の構成円盤からなり
、これら一対の構成円盤を前記金属薄膜が互に対向する
ように接着剤を介して一体に接合してなる両面光ディス
クにおいて、前記接着剤にノボラック型エポキシ樹脂又
はポリグリコール系可塑性エポキシ樹脂を主成分とする
低粘度速硬化エポキシ樹脂接着剤を配したことを特徴と
する両面光ディスクを用いたため、溶剤等を使用せず、
発熱が少ないため、基板や金属薄膜を侵すことがないた
め、保護膜を特に必せず、また、低粘度、常温速硬化性
のため生産性に優れており、コスト的に有利となる。ま
た、硬化剤を使用しているため歪みが発生ぜず、ディス
クの反り等が発生しない。
また、第1実施例、第2実施例とも耐熱性、耐湿性、疎
水性にすぐれているため加水分解等の化学反応を起すこ
とがなく、信頼性の高い両面光ディスクの提供を可能と
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる両面光ディスクの第1実施例を示
す断面図、第2図は本発明になる両面光ディスクの2実
施例を示す断面図、第3図〜第7図は従来の両面光ディ
スクの断面図である。 50.60・・・両面光ディスク、51・・・透明基板
、52・・・接着剤、61・・・保護膜。 特許出願人  日本ビクター株式会社 代表者 垣木邦夫 符開平 Z ソ414υ(b)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溝及び又は信号用ピットが形成された透明基板上
    に金属薄膜層を形成してなる一対の構成円盤からなり、
    これら一対の構成円盤を前記金属薄膜が互に対向するよ
    うに接着剤を介して一体に接合してなる両面光ディスク
    において、前記接着剤にノボラック型エポキシ樹脂又は
    ポリグリコール系可塑性エポキシ樹脂を主成分とする低
    粘度速硬化エポキシ樹脂接着剤を配したことを特徴とす
    る両面光ディスク。
  2. (2)溝及び又は信号用ピットが形成された透明基板上
    に金属薄膜を形成すると共にこの金属薄膜上に合成樹脂
    からなる保護膜を形成してなる一対の構成円盤からなり
    、これら一対の構成円盤を前記保護膜が互に対向する様
    に接着剤を介して一体に接合してなる両面光ディスクに
    おいて、前記接着剤ノボラック型エポキシ樹脂又はポリ
    グリコール系可塑性エポキシ樹脂を主成分とする低粘度
    速硬化エポキシ樹脂接着剤を配すると共に、前記保護膜
    に変性アクリル樹脂を配したことを特徴とする両面光デ
    ィスク。
JP63248098A 1988-09-30 1988-09-30 両面光ディスク Pending JPH0294140A (ja)

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