JPH0278723A - V型エンジンのブローバイガス還流装置 - Google Patents
V型エンジンのブローバイガス還流装置Info
- Publication number
- JPH0278723A JPH0278723A JP63230737A JP23073788A JPH0278723A JP H0278723 A JPH0278723 A JP H0278723A JP 63230737 A JP63230737 A JP 63230737A JP 23073788 A JP23073788 A JP 23073788A JP H0278723 A JPH0278723 A JP H0278723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blow
- cylinder
- passage
- bulkheads
- fresh air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 abstract description 12
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 abstract 2
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010955 niobium Substances 0.000 description 1
- GUCVJGMIXFAOAE-UHFFFAOYSA-N niobium atom Chemical compound [Nb] GUCVJGMIXFAOAE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M13/00—Crankcase ventilating or breathing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1824—Number of cylinders six
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はV型エンジンのブローバイガス還流装置に関す
る。
る。
(従来技術)
エンノンのクランク室に溜まるブローバイガスを吸気系
に還流するブローバイガス還流装置において、クランク
室とシリンダヘッド上部のロッカアーム室を連通するブ
ローバイガス通路は、一般にオイルリターン通路を兼ね
たものとして形成されることが多い。しかし、V型エン
ジンの場合には、左右バンクがシリンダ軸方向にオフセ
ットしており、両端部のデッドボリュームが活用出来る
ということで、例えば、特開昭62−170715号公
報に記載されているように、このデッドボリューム部を
利用してオイルリターン通路とは別に独立したブローバ
イガス通路を形成した例も知られている。このようにオ
イル通路とブローバイガス通路とをそれぞれ独立に設け
ることによって、オイルリターン性能を向上させること
ができるとともに、ブローバイガス中へのオイルの混入
を少なくすることができる。
に還流するブローバイガス還流装置において、クランク
室とシリンダヘッド上部のロッカアーム室を連通するブ
ローバイガス通路は、一般にオイルリターン通路を兼ね
たものとして形成されることが多い。しかし、V型エン
ジンの場合には、左右バンクがシリンダ軸方向にオフセ
ットしており、両端部のデッドボリュームが活用出来る
ということで、例えば、特開昭62−170715号公
報に記載されているように、このデッドボリューム部を
利用してオイルリターン通路とは別に独立したブローバ
イガス通路を形成した例も知られている。このようにオ
イル通路とブローバイガス通路とをそれぞれ独立に設け
ることによって、オイルリターン性能を向上させること
ができるとともに、ブローバイガス中へのオイルの混入
を少なくすることができる。
ところで、V型エンジンの場合に、エンジンの爆発荷重
やピストンの慣性力はクランク軸を介し左右から斜め方
向に主軸受部に加わるため、主軸受キャップを含むシリ
ンダブロック下部の剛性は十分高いことが要求される。
やピストンの慣性力はクランク軸を介し左右から斜め方
向に主軸受部に加わるため、主軸受キャップを含むシリ
ンダブロック下部の剛性は十分高いことが要求される。
そこで、各主軸受キャップの下方に補強用のバルクヘッ
ドを設け、これらバルクヘッドを一体に連結することが
提案されている。
ドを設け、これらバルクヘッドを一体に連結することが
提案されている。
しかしながら、このようにV型エンジンの各主軸受キャ
ップ下方にバルクヘッドを設けると、クランク室がこれ
らバルクヘッドによって仕切られてしまうために、クラ
ンク室の換気が悪くなる。
ップ下方にバルクヘッドを設けると、クランク室がこれ
らバルクヘッドによって仕切られてしまうために、クラ
ンク室の換気が悪くなる。
V型エンジンの場合は、上記のようにシリンダ列方向端
部にシリンダオフセットによるデッドボリュームがあり
、そこを利用してブローバイガス通路を形成することが
できるが、このようにシリンダ列方向端部にブローバイ
ガス通路を設けても、バルクヘッドがあると、シリンダ
列方向の流れが悪くなるためにクランク室全体を旨く換
気することができず、滞留したブローバイガスとの接触
によってオイルが劣化するといった問題が生ずる。また
、とくに、ブローバイガス還流のための新気導入通路を
シリンダ列方向の端部に設けた場合、車両の発進時や旋
回時にオイルパン内のオイルが揺動して、新気導入通路
の開口部を塞ぎやすく、そのため、換気機能が十分に働
かなくなるといった問題も生ずる。
部にシリンダオフセットによるデッドボリュームがあり
、そこを利用してブローバイガス通路を形成することが
できるが、このようにシリンダ列方向端部にブローバイ
ガス通路を設けても、バルクヘッドがあると、シリンダ
列方向の流れが悪くなるためにクランク室全体を旨く換
気することができず、滞留したブローバイガスとの接触
によってオイルが劣化するといった問題が生ずる。また
、とくに、ブローバイガス還流のための新気導入通路を
シリンダ列方向の端部に設けた場合、車両の発進時や旋
回時にオイルパン内のオイルが揺動して、新気導入通路
の開口部を塞ぎやすく、そのため、換気機能が十分に働
かなくなるといった問題も生ずる。
(発明の目的)
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、V
型エンジンのクランク室全体の換気を確保してオイルと
ブローバイガスの接触を最小限に抑え、また、オイルリ
ターン性能を向上させることのできるブローバイガス還
流装置を得ることを目的とする。
型エンジンのクランク室全体の換気を確保してオイルと
ブローバイガスの接触を最小限に抑え、また、オイルリ
ターン性能を向上させることのできるブローバイガス還
流装置を得ることを目的とする。
また、本発明は、バルクヘッドによって主軸受キャップ
等の剛性を確保しつつ、十分なりランク室換気機能を確
保することを目的とする。
等の剛性を確保しつつ、十分なりランク室換気機能を確
保することを目的とする。
さらに、本発明は、とくにシリンダ列方向の換気機能を
高めることを目的とする。
高めることを目的とする。
(発明の構成)
上記目的を達成するため、本発明に係るV型エンジンの
ブローバイガス還流装置は、各主軸受キャップの下方に
補強用のバルクヘッドを形成し、これらバルクヘッドを
一体に連結するとともに、シリンダブロックのシリンダ
列方向両端部にオイルリターン通路およびブローバイガ
ス排出通路を配設し、シリンダ列方向中央に新気導入通
路を配設している。
ブローバイガス還流装置は、各主軸受キャップの下方に
補強用のバルクヘッドを形成し、これらバルクヘッドを
一体に連結するとともに、シリンダブロックのシリンダ
列方向両端部にオイルリターン通路およびブローバイガ
ス排出通路を配設し、シリンダ列方向中央に新気導入通
路を配設している。
また、本発明に係るV型エンジンのブローバイガス還流
装置は、新気導入通路を左右各バンクのシリンダボア間
外方に設け、ブローバイガス排出通路を左右バンク間の
シリンダ列方向端部および中央部に設けるとともに、シ
リンダ列方向端部の前記ブローバイガス排出通路をシリ
ンダオフセットによるデッドボリューム側に傾斜させ、
その通路面積を前記中央部のブローバイガス排出通路の
通路面積より大きくしている。
装置は、新気導入通路を左右各バンクのシリンダボア間
外方に設け、ブローバイガス排出通路を左右バンク間の
シリンダ列方向端部および中央部に設けるとともに、シ
リンダ列方向端部の前記ブローバイガス排出通路をシリ
ンダオフセットによるデッドボリューム側に傾斜させ、
その通路面積を前記中央部のブローバイガス排出通路の
通路面積より大きくしている。
(作用)
主軸受キャップには、エンジンの爆発荷重やピストンの
慣性力がクランク軸を介し左右から斜め方向に加わるが
、各主軸受キャップは下方に補強用のバルクヘッドが形
成され、それらが一体に連結されていることにより、加
振力に対し高い剛性を有する。
慣性力がクランク軸を介し左右から斜め方向に加わるが
、各主軸受キャップは下方に補強用のバルクヘッドが形
成され、それらが一体に連結されていることにより、加
振力に対し高い剛性を有する。
また、バルクヘッドに、よってクランク室は仕切られた
形となるが、中央部からクランク室に導入された新気が
左右シリンダ列方向に流れ、ブローバイガスを両端部の
ブローバイガス排出通路から押し出すので、クランク室
全体の換気が良好に行われる。
形となるが、中央部からクランク室に導入された新気が
左右シリンダ列方向に流れ、ブローバイガスを両端部の
ブローバイガス排出通路から押し出すので、クランク室
全体の換気が良好に行われる。
新気導入通路は左右各バンクのシリンダボア間外方のス
ペースを利用して設けることができ、また、ブローバイ
ガス排出通路は左右バンク間のスペースに設け、とくに
シリンダ列方向端部のブローバイガス排出通路は、シリ
ンダオフセットによるデッドボリューム側に傾斜させる
ことによって通路面積を大きくすることができる。そし
て、このように両端部のブローバイガス排出通路が大き
くされることで、両端部側へ向けての新気の流れかP1
発になり、その結果、クランク室全体の換気が促進され
る。
ペースを利用して設けることができ、また、ブローバイ
ガス排出通路は左右バンク間のスペースに設け、とくに
シリンダ列方向端部のブローバイガス排出通路は、シリ
ンダオフセットによるデッドボリューム側に傾斜させる
ことによって通路面積を大きくすることができる。そし
て、このように両端部のブローバイガス排出通路が大き
くされることで、両端部側へ向けての新気の流れかP1
発になり、その結果、クランク室全体の換気が促進され
る。
オイルリターン通路はシリンダ列端部に位置するため、
車両の発進あるいは旋回の際のオイルの絡動によってオ
イルリターン性能が向上する。また、新気導入通路は中
央部に位置するため、オイルの揺動?こよって塞がれは
恐れはなく、常に良好なりランク室換気機能が維持され
る。
車両の発進あるいは旋回の際のオイルの絡動によってオ
イルリターン性能が向上する。また、新気導入通路は中
央部に位置するため、オイルの揺動?こよって塞がれは
恐れはなく、常に良好なりランク室換気機能が維持され
る。
(実施例)
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図はV型6気筒エンジンに適用した本発
明の一実施例を示すらのである。
明の一実施例を示すらのである。
この実施例において、シリンダブロックlは、■型に配
置さ稍た左右二つのバンク2.3を有し、フロント側(
第1図の左側)から見て左に位置する第1バンク2には
第1気筒1第3気筒および第5気筒の各シリンダボア4
.5.6か形成され、右側の第2バンク4には第2気筒
、第4気筒お上び第6気筒の各シリンダボア7.8.9
が形成されている。第1バンク2のシリンダボア4,5
゜6と第2バンク3のシリンダボア7.8.9は、シリ
ンダ列方向に所定量オフセットしていて、第1図から明
らかなように、第しくンク2のリア側(ミッション連結
側)端部と第2バンク3のフロント側端部がそれぞれデ
ッドボリュームとなっている。
置さ稍た左右二つのバンク2.3を有し、フロント側(
第1図の左側)から見て左に位置する第1バンク2には
第1気筒1第3気筒および第5気筒の各シリンダボア4
.5.6か形成され、右側の第2バンク4には第2気筒
、第4気筒お上び第6気筒の各シリンダボア7.8.9
が形成されている。第1バンク2のシリンダボア4,5
゜6と第2バンク3のシリンダボア7.8.9は、シリ
ンダ列方向に所定量オフセットしていて、第1図から明
らかなように、第しくンク2のリア側(ミッション連結
側)端部と第2バンク3のフロント側端部がそれぞれデ
ッドボリュームとなっている。
第2図に示すように、各シリンダボア4〜9に組み込ま
れたビス)・ンIOは、コンロッド11を介しクランク
軸12に連結されている。そして。
れたビス)・ンIOは、コンロッド11を介しクランク
軸12に連結されている。そして。
クランクンヤフト12はシリンダブロック1下端の両端
部および各ボア間に形成された各主軸受部13に装着さ
れ、各主軸受キャップ14によって支承されている。各
主軸受キャップ14には、F方に補強用バルクヘッド1
5が一体的に結合され、これら各バルクヘッド15の側
面を連結して内部にクランク室を形成する側壁I6と、
各バルクヘプトI5の底部を連結する底壁17とでaア
ブロック18が構成されている。ロアブc′Jツク18
の」−記底壁17は、クランク軸12のバランサやコネ
クティングロッド11の回転軌跡に沿った円弧状形状に
形成されてい°ζ、バルクヘッド15間の各底壁17の
中央には、略矩形の開口19が設けられている。ロアブ
ロック18はシリンダブロック(アッパーブロック)l
下端にボルトで固定され、下端にはオイルパン20が取
り付けられる。
部および各ボア間に形成された各主軸受部13に装着さ
れ、各主軸受キャップ14によって支承されている。各
主軸受キャップ14には、F方に補強用バルクヘッド1
5が一体的に結合され、これら各バルクヘッド15の側
面を連結して内部にクランク室を形成する側壁I6と、
各バルクヘプトI5の底部を連結する底壁17とでaア
ブロック18が構成されている。ロアブc′Jツク18
の」−記底壁17は、クランク軸12のバランサやコネ
クティングロッド11の回転軌跡に沿った円弧状形状に
形成されてい°ζ、バルクヘッド15間の各底壁17の
中央には、略矩形の開口19が設けられている。ロアブ
ロック18はシリンダブロック(アッパーブロック)l
下端にボルトで固定され、下端にはオイルパン20が取
り付けられる。
シリンダブロックlには第1バンク2のリア側端部と第
2バンク3のフロント側端部に、それぞれ一対のオイル
リターン通路21a、21b;22a、22bが設けら
れている。そして、左側第1バンク2の第3.第5気筒
のシリンダボア5゜6間外方と、右側第2バンク3の第
2.第4気筒のシリンダボア7.8間外方には、ブロー
バイガス還流のための新気導入通路23.24が設けら
れている。これら新気導入通路23.24は、第2図に
示すようにロアブロック18の側壁16を貫通して上記
底壁I7の下方に開口する。また、シリンダブロック1
の左右各バンク2.3のシリンダボア間内方には、オイ
ルギヤラリ25を避けた位置に各2個のブローバイガス
排出通路26゜27:28.29か設けられ、バンク間
の両端部には、それより通路面積の大きい各−個のブロ
ーバイガス排出通路30.31が設けられている。
2バンク3のフロント側端部に、それぞれ一対のオイル
リターン通路21a、21b;22a、22bが設けら
れている。そして、左側第1バンク2の第3.第5気筒
のシリンダボア5゜6間外方と、右側第2バンク3の第
2.第4気筒のシリンダボア7.8間外方には、ブロー
バイガス還流のための新気導入通路23.24が設けら
れている。これら新気導入通路23.24は、第2図に
示すようにロアブロック18の側壁16を貫通して上記
底壁I7の下方に開口する。また、シリンダブロック1
の左右各バンク2.3のシリンダボア間内方には、オイ
ルギヤラリ25を避けた位置に各2個のブローバイガス
排出通路26゜27:28.29か設けられ、バンク間
の両端部には、それより通路面積の大きい各−個のブロ
ーバイガス排出通路30.31が設けられている。
両端部のブローバイガス排出通路30.31は、第3図
に示すように左右バンクのシリンダボアセ・トによるデ
ッドボリューム側に傾斜させることによって大きな通路
面積を確保できる。
に示すように左右バンクのシリンダボアセ・トによるデ
ッドボリューム側に傾斜させることによって大きな通路
面積を確保できる。
各ブローバイガス排出通路26〜31の上端は、左右バ
ンク2.3間の上部中央に形成された共通のブローバイ
排出室32に開口する。
ンク2.3間の上部中央に形成された共通のブローバイ
排出室32に開口する。
シリンダ列方向中央の底部に開口する新気導入通路23
.24から流入する新気は、オイルパン20の油面上を
掃気しながらシリンダ列方向両端部に向かって流れ、ま
た、上記底壁17中央の開口19を介して、各バルクヘ
ッド15によって三つに仕切られたクランク室内に流れ
る。そして、この新気によって押し出される形で各ブロ
ーバイガス排出通路26〜3Iからブローバイガスが排
出される。バルクヘッド15には左右一対ずつ換気穴3
3,34が設けられ、これら換気穴33゜34および上
記開口19によってクランク室全体が連通し、また、と
くにシリンダ列方向端部のブローバイガス排出通路の通
路面積が大きいことによって、シリンダ列方向の流れが
活発となり、クランク室およびオイルパンの油面上の換
気がくまなく行われる。
.24から流入する新気は、オイルパン20の油面上を
掃気しながらシリンダ列方向両端部に向かって流れ、ま
た、上記底壁17中央の開口19を介して、各バルクヘ
ッド15によって三つに仕切られたクランク室内に流れ
る。そして、この新気によって押し出される形で各ブロ
ーバイガス排出通路26〜3Iからブローバイガスが排
出される。バルクヘッド15には左右一対ずつ換気穴3
3,34が設けられ、これら換気穴33゜34および上
記開口19によってクランク室全体が連通し、また、と
くにシリンダ列方向端部のブローバイガス排出通路の通
路面積が大きいことによって、シリンダ列方向の流れが
活発となり、クランク室およびオイルパンの油面上の換
気がくまなく行われる。
(発明の効果)
本発明は以上のように構成されているので、バルクヘッ
ドを設けることで、左右から斜め方向に加わるV型エン
ジン特宵の荷重に対して主軸受キャップ等の剛性を確保
できるとともに、このバルクヘッドによる換気低下を十
分に補い、かつ、オイルリターン性能を向上させること
ができる。
ドを設けることで、左右から斜め方向に加わるV型エン
ジン特宵の荷重に対して主軸受キャップ等の剛性を確保
できるとともに、このバルクヘッドによる換気低下を十
分に補い、かつ、オイルリターン性能を向上させること
ができる。
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図は第1図の
A−A断面図、第3図は同実施例の一部側面図である。 lニジリンダブロック(アッパーブロック)、2:第1
バンク、3:第2バンク、4〜9ニジリンダボア、I4
:主軸受キャップ、15:バルクヘッド、18二ロアブ
ロツク、20ニオイルパン、21a、21b、22a、
22bニオイルリタ一ン通路、23.24・新気導入通
路、26〜3Iニブロ一バイガス排出通路。 代理人 弁理士 進 藤 純 − 第゛1図 第2図
A−A断面図、第3図は同実施例の一部側面図である。 lニジリンダブロック(アッパーブロック)、2:第1
バンク、3:第2バンク、4〜9ニジリンダボア、I4
:主軸受キャップ、15:バルクヘッド、18二ロアブ
ロツク、20ニオイルパン、21a、21b、22a、
22bニオイルリタ一ン通路、23.24・新気導入通
路、26〜3Iニブロ一バイガス排出通路。 代理人 弁理士 進 藤 純 − 第゛1図 第2図
Claims (2)
- (1)各主軸受キャップの下方に補強用のバルクヘッド
を形成し、これらバルクヘッドを一体に連結するととも
に、シリンダブロックのシリンダ列方向両端部にオイル
リターン通路およびブローバイガス排出通路を配設し、
シリンダ列方向中央に新気導入通路を配設したことを特
徴とするV型エンジンのブローバイガス還流装置。 - (2)新気導入通路を左右各バンクのシリンダボア間外
方に設け、ブローバイガス排出通路を左右バンク間のシ
リンダ列方向端部および中央部に設けるとともに、シリ
ンダ列方向端部の前記ブローバイガス排出通路をシリン
ダオフセットによるデッドボリューム側に傾斜させ、そ
の通路面積を前記中央部のブローバイガス排出通路の通
路面積より大きくしたことを特徴とするV型エンジンの
ブローバイガス還流装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63230737A JP2678294B2 (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | V型エンジンのブローバイガス還流装置 |
US07/406,341 US4947812A (en) | 1988-09-13 | 1989-09-13 | Positive crankcase ventilation system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63230737A JP2678294B2 (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | V型エンジンのブローバイガス還流装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0278723A true JPH0278723A (ja) | 1990-03-19 |
JP2678294B2 JP2678294B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=16912512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63230737A Expired - Fee Related JP2678294B2 (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | V型エンジンのブローバイガス還流装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4947812A (ja) |
JP (1) | JP2678294B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030072026A (ko) * | 2002-03-05 | 2003-09-13 | 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 | 자동차 내연기관의 블로바이가스 통로와 드레인홀 구조 |
JP2007198232A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のクランクシャフト支持構造 |
US7966997B2 (en) | 2006-07-18 | 2011-06-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Oil collecting structure of blow-by gas recirculation system and oil collecting device having the structure |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2647951B2 (ja) * | 1989-02-28 | 1997-08-27 | ヤマハ発動機株式会社 | 車両用エンジンのブローバイガス回収装置 |
FR2664654B1 (fr) * | 1990-07-11 | 1992-11-06 | Peugeot | Carter cylindres de moteur avec circuit d'evacuation des gaz du carter et de recyclage d'huile. |
DE4038509A1 (de) * | 1990-12-03 | 1992-06-11 | Mann & Hummel Filter | Ansaugverteiler fuer eine brennkraftmaschine |
DE4239108A1 (de) * | 1992-11-20 | 1994-05-26 | Opel Adam Ag | Vorrichtung zur Entlüftung des Kurbelgehäuses einer Brennkraftmaschine mit V-förmig angeordneten Zylindern |
US5465693A (en) * | 1994-04-28 | 1995-11-14 | Poole; Laurance L. | Motorcycle engine improvement |
US5647337A (en) * | 1996-02-21 | 1997-07-15 | Kohler Co. | Engine breather device with cooling baffle |
DE19644526C2 (de) * | 1996-10-26 | 1999-11-18 | Daimler Chrysler Ag | Entlüftungsvorrichtung für ein Kurbelgehäuse einer Brennkraftmaschine |
DE60013923T2 (de) * | 1999-02-01 | 2005-01-27 | Honda Giken Kogyo K.K. | Entlüftungsvorrichtung für ein Kurbelgehäuse mit einem Gasdurchgang zwischen Kurbelgehäuseteilen |
JP3867837B2 (ja) | 2000-12-20 | 2007-01-17 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関 |
JP3666745B2 (ja) * | 2001-11-07 | 2005-06-29 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の補機取付構造 |
DE20209794U1 (de) * | 2002-06-24 | 2003-11-06 | Dolmar Gmbh | Gemischschmierung einer Vier-Takt-Verbrennungskraftmaschine |
JP4033046B2 (ja) * | 2003-06-05 | 2008-01-16 | 三菱自動車工業株式会社 | V型エンジン |
BR0302741A (pt) * | 2003-08-06 | 2005-03-29 | Internat Engines South America | Motor de combustão interna e cabeçote de motor |
JP4469769B2 (ja) * | 2005-08-30 | 2010-05-26 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関のブローバイガス通路構造 |
AT501502B1 (de) * | 2006-06-22 | 2008-02-15 | Avl List Gmbh | Brennkraftmaschine mit zumindest zwei v-förmig angeordneten zylindern oder zylinderreihen |
US7258097B1 (en) * | 2006-08-08 | 2007-08-21 | International Engine Intellectual Property Company, Llc | Crankcase for an internal combustion engine |
CN101265853B (zh) * | 2007-03-16 | 2011-02-16 | 奇瑞汽车股份有限公司 | V型发动机缸体 |
FR2940358A1 (fr) * | 2008-12-18 | 2010-06-25 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Moteur thermique en v |
US8887703B2 (en) * | 2011-10-10 | 2014-11-18 | Ford Global Technologies, Llc | Integrated positive crankcase ventilation vent |
US9243529B2 (en) | 2012-10-02 | 2016-01-26 | Nissan Motor Co., Ltd. | Device for processing blow-by from V-type internal combustion engines |
GB2559416B (en) | 2017-02-07 | 2019-02-13 | Ford Global Tech Llc | An engine housing component with two or more oil drain ports configured to improve the ease of assembly of an engine assembly |
CN109899173B (zh) * | 2019-04-10 | 2022-06-07 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 提高机体刚度及nvh性能的v型气缸体结构 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3225478C1 (de) * | 1982-07-08 | 1983-09-29 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag, 7000 Stuttgart | Brennkraftmaschine,insbesondere fuer Kraftfahrzeuge |
US4603673A (en) * | 1984-03-03 | 1986-08-05 | Mazda Motor Corporation | Breather device in internal combustion engine |
CA1274133A (en) * | 1984-12-04 | 1990-09-18 | Koichi Fukuo | Crank case ventilation system |
JPH0435528Y2 (ja) * | 1985-10-21 | 1992-08-24 | ||
JPS62170715A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-27 | Mazda Motor Corp | V型エンジン |
US4838221A (en) * | 1987-01-21 | 1989-06-13 | Mazda Motor Corporation | Automotive engine construction |
-
1988
- 1988-09-13 JP JP63230737A patent/JP2678294B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-09-13 US US07/406,341 patent/US4947812A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030072026A (ko) * | 2002-03-05 | 2003-09-13 | 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 | 자동차 내연기관의 블로바이가스 통로와 드레인홀 구조 |
JP2007198232A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のクランクシャフト支持構造 |
JP4492548B2 (ja) * | 2006-01-25 | 2010-06-30 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関のクランクシャフト支持構造 |
US7966997B2 (en) | 2006-07-18 | 2011-06-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Oil collecting structure of blow-by gas recirculation system and oil collecting device having the structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4947812A (en) | 1990-08-14 |
JP2678294B2 (ja) | 1997-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0278723A (ja) | V型エンジンのブローバイガス還流装置 | |
JPS6325162B2 (ja) | ||
JPH079171B2 (ja) | 4サイクルエンジンのブリ−ザ装置 | |
JPH053692Y2 (ja) | ||
JPH0113795Y2 (ja) | ||
JPH07145717A (ja) | 内燃機関のクランクケース換気装置 | |
JP3734218B2 (ja) | ベアリングキャップ構造 | |
JP3959959B2 (ja) | エンジンのシリンダ通気孔構造 | |
JPS6023489Y2 (ja) | 内燃機関のオイルパン装置 | |
JPH0721850Y2 (ja) | エンジンのシリンダブロック構造 | |
JPH0748966Y2 (ja) | 内燃機関のクランクケース換気装置 | |
JP3994277B2 (ja) | 内燃機関のシリンダブロック構造 | |
JPH0447376Y2 (ja) | ||
JPH0234448Y2 (ja) | ||
JPH07116930B2 (ja) | エンジンのブロ−バイガス通路構造 | |
JP3077495B2 (ja) | 4サイクルエンジンのブリーザカバー構造 | |
JPS647209Y2 (ja) | ||
JPH0227169Y2 (ja) | ||
JP2548774Y2 (ja) | 内燃機関のシリンダブロック | |
JP2000230412A (ja) | クランクケース換気通路 | |
JPH037565Y2 (ja) | ||
JP2573943B2 (ja) | エンジンのブロツク構造 | |
JPH0452458Y2 (ja) | ||
JP2543871Y2 (ja) | 直列6気筒エンジンのシリンダボディ構造 | |
JP2653129B2 (ja) | エンジン構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |