JPH0263319A - 入力バッファ - Google Patents

入力バッファ

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JPH0263319A
JPH0263319A JP63216732A JP21673288A JPH0263319A JP H0263319 A JPH0263319 A JP H0263319A JP 63216732 A JP63216732 A JP 63216732A JP 21673288 A JP21673288 A JP 21673288A JP H0263319 A JPH0263319 A JP H0263319A
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fet
enhancement
input
depletion
gate
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Kiyoshi Kajii
清 梶井
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
    • H03K19/018507Interface arrangements
    • H03K19/018535Interface arrangements of Schottky barrier type [MESFET]
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術        (第14〜23図)発明が
解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 本発明の第1実施例  (第1〜8図)本発明の第2実
施例  (第9〜13図)〔概要〕 入力バッファに関し、 サイドゲート効果による闇値の変動を抑えることができ
、デイプリージョンFETおよびエンハンスメントFE
Tの闇値変化に強く、かつAC特性に優れた大力バッフ
ァを提供することを目的とし、 所定の高電位側電源に、第1の負荷(71)を接続し、
該第1の負荷(71)と所定の低電位側電源との間に第
1のエンハンスメントF ET (59) ヲ接続し、
該第1のエンハンスメントFET(59)のゲートは入
力端子に接続するとともに、所定の高電位側電源に、第
2の負荷(72)を接続し、第2の負荷(72)には第
2のエンハンスメントFET (60)を接続し、該第
2のエンハンスメントFET(60)のソースは該第1
のエンハンスメントFET(59)のドレインに、該第
2のエンハンスメン)FET(60)のゲートは該入力
端子にそれぞれ接続するようにした反転回路(52,8
2)と、該第2のエンハンスメントFET(60)のド
レインに接続されたレベル変換回路(23)と、を備え
たことを特徴とする入力バッファを構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は入力バッファに係り、詳しくはECLの論理レ
ベルをGaAs集積回路等の論理レベルに変換してバッ
ファリングを行う入力バッファに関する。
一般に、高速の論理ICとして用いられる素子にはバイ
ポーラECL、n−MO3,GaAsME S  F 
ET(GaAs metal semiconduct
er F ET) 、HEMT(High Elect
ron Mobility Transi−3ter)
等があり、この中で特に広く用いられているものとして
はSiのバイポーラECLがある。
ECLで使われる論理レベル(電圧レベル)とECL以
外(例えば、GaAs  MES  FET。
HEMT)の論理レベルとでは一般的に論理レベルが異
なっており、同一のシステム内でこのような異種のデバ
イスを用いる場合には電圧レベルのコンパチビリティ(
整合性)を確保する必要がある。
現在、コンピュータの高速演算部には、ECLが使用さ
れている。このため、一部分をMESFETやHEMT
で置き換えようとする際、ECL互換の入出力回路が必
要となってくる。但し、ECL互換をとる場合にはME
S  FETやHEMTにサイドゲート効果があるため
、サイドゲート効果を抑え、なおかつ闇値のバラツキに
対して特性があまり変化せず動作余裕度の高い回路が求
められる。本発明は、このような要求に対して有効な回
路となっている。
〔従来の技術〕
GaAs集積回路の論理ゲートは消費電力、遅延時間、
集積規模、電源電圧、論理振幅、動作周波数、製作条件
、歩留りなどの条件から最も適したものが選択される。
Gaps  IC化には大集積化、低電力化の面からみ
てFETが優れており、主にショットキー接合ゲートを
用いたGaAsMES  FETやHBMTが開発の中
心となっている。論理回路の基本構造としては種々ある
が、エンハンスメントFET(ノーマリオフ)と負荷抵
抗としてのデイブレジョンFETとで構成するD CF
 L (direct coupled F E T 
logic )が集積密度の点から優れている。DCF
Lの特徴は回路構成が簡単で小面積、低消費電力、高速
なことであり、将来のLS I/VLS I用のゲート
として期待されている。
従来のこの種のECL互換の入力バッファとしては、例
えば第14〜23図に示すような3つの入出力回路があ
る。以下、各回路を順に説明する。
第14.15図に示す入力バッファはデバイスを2つ用
いてレベルシフトを行い、その後インバータによって信
号を反転して内部回路に信号を与えるものである。第1
4図において、1は入出力回路であり、入出力回路1は
レベルシフト回路2およびインバータ3により構成され
ている。レベルシフト回路2はデイプリージョンFET
4.5からなり、デイプリージョンFET4.5は直列
に接続され、デイプリージョンFET5のソース−ゲー
トは結線されている。また、デイプリージョンFET4
のドレインは接地測定電源に接続され、デイプリージョ
ンFET5のソースは−3,6■のマイナス測定電源に
接続されている。インバータ3はデイプリージョンFE
T6、エンハンスメントFET7からなり、デイ・プリ
ージョンFET6およびエンハンスメントFET7は直
列に接続されるとともに、デイプリージョンFET6の
ドレインは接地測定電源に接続され、エンハンスメント
FET7のソースは一2■のマイナス測定電源に接続さ
れている。また、デイプリージョンFET4のソースは
エンハンスメントFET7のゲートに接続されており、
デイプリージョンFET4のゲートに印加されたECL
レベルの入力信号をレベルシフト回路2でレベルシフト
し、インバータ3で反転させて図示しない内部回路に出
力する。
なお、デイプリージョンFET4.5のゲート幅(FE
TOサイズ)を変えることによりシフト量を調整したり
、デイプリージョンFET6、エンハンスメントFET
7のゲート幅を調整することにより電流を多(とってバ
ンファリングの機能を持たせることができる。しかし、
この回路(入出力回路1)には以下のような2つの欠点
i)、Ii)がある。
1)デイプリージョンFETの闇値のずれレベルシフト
部がデイプリージョンFET4.5で構成されているた
め、デイプリージョンFET4.5の闇値がずれると、
入出力回路1の入出力特性の伝達特性がずれる。例えば
、ソース−ゲート間を短絡したデイプリージョンFET
5で定電流的に−3,6■に引き込む際、デイプリージ
ョンFET4.5の闇値がずれると、デイプリージョン
FET5のソース−ゲート間のレベルシフト電圧VSC
がずれてしまう。また、当然ながらデイプリージョンF
ET6の闇値電圧がずれると、インバータ3の特性もず
れる。このことを第15図を用いて説明する。第15図
は入出力回路1の伝達特性を示す図であり、横軸は入力
V+H,1帖は出力v outを示し、エンハンスメン
トFET7の閾値VTEを固定< v rt=o、2s
) シ、デイプリージョンFET4.5.6の閾値■ア
。をVTD−0,3〜−〇、8と0.I Vづつ振った
(ずらした)場合を示している。同図から明らかなよう
に、入出力回路1はデイプリージョンFETの闇値にず
れに対して非常にセンシティブな特性になっており、デ
イプリージョンのバラツキに非常に依存する。
11)サイドゲート効果 レベルシフト回路2の電源として−3,6■が印加され
ているため、デイプリージョンFET4の閾値がサイド
ゲート効果によって変化する。このため、サイドゲート
効果の効き方によって設計値と回路特性がずれてしまう
。第16図に示すデイプリージョンFET4の構造図(
HEMT構造)を用いてサイドゲート効果を説明する。
第16図において、11はGaAs基板、12はGaA
s基板上に所定の超薄膜を層状にエピタキシャル成長さ
せたGaAsエピタキシャル層、12′はAlGaAs
エピタキシャル層、13〜15はデイプリージョンFE
T4のソース、ゲート、ドレイン電極、16はGaAs
エピタキシャルJiJ12に設けられたアイソレーショ
ン、17は電圧−3,6■が印加される電極である。こ
のような構造では電極17の電界が図中矢印で示すよう
にアイソレーション16を超えてゲート14側に逃げて
しまい、それによってゲート14のポテンシャルが影響
を受は闇値Vthが変わるサイドゲート効果が発生ずる
。これは、GaAs基板とエピタキシャル層との界面に
生ずる準位に電子がトラップされ、ポテンシャル変化が
起こるためであるといわれている。例えば、第17図に
示すように縦軸にAJT(IはデイプリージョンFET
4のソース−ドレイン間を流れる電m)をとり、横軸に
デイプリージョンFET4のソース−ゲート電圧V、。
をとると、略2乗特性として立ち上がることになり、こ
のときの閾値■いはリニアに伸びる部分を同図破線に示
すように外挿し、横軸との交点として表わされる。とこ
ろが、サイドゲート効果によってこの特性がシフトする
と、外挿して得られる闇値も■い+Δ■ずれてくること
なり、回路特性が全く違うものとなってしまう。このよ
うに、−3,6Vという大きな電圧を用いるとサイドゲ
ート効果によって闇値が変化する不具合が生じる。なお
、第16図に示す距離りを大きくとれば、サイドゲート
効果は減少させることができるが、集積回路においてこ
の距離りを大きくとることは集積化、高密度化を図るう
えで別命的な欠点となる。サイドゲート効果は)IEM
T等を集積化させる上で非常なネックになっている。
そこで本出願人は電圧源の−3,6vを取り除きサイド
ゲート効果を軽減させるものとして第18図に示すよう
な回路を案出した。第18図において、21は入出力回
路であり、入出力回路21は入力信号の反転処理を行う
ためのインバータ22およびインバニタ22の出力のレ
ベルシフトを行うためのレベルシフト回路(レベル変換
回路)23により構成される。インバータ22はデイプ
リージョンFET24〜26、エンハンスメントFET
27.28により構成されており、デイプリージョンF
ET24〜26のゲート−ドレイン間はそれぞれ結線さ
れ、デイプリージョンFET24〜26およびエンハン
スメントFET27は直列に接続される。エンハンスメ
ントFET27のソースはエンハンスメントFET28
のゲートに接続されるとともに、エンハンスメントFE
T27のドレインはエンハンスメントFET28のドレ
インに接続されており、エンハンスメントFET27.
28はダーリントン接続となっている。
方、レベルシフト回路23はエンハンスメントFET2
9(第3のエンハンスメントFET)およびデイプリー
ジョンFET(第3のデイプリージョンFET)30か
らなり、デイプ’J −、:> ヨ7 F E T2O
のソース−ゲート間は結線されている。デイプリージョ
ンFET24のドレインおよびエンハンスメントFET
29のドレインは接地測定電源に接続され、エンハンス
人ントFET28およびデイプリージョンFET30は
ソースを共通にして一2■のマイナス測定電源に接続さ
れている。したがって、インバータ22はエンハンスメ
ントFET27の闇値ヨリ高い電圧がエンハンスメント
FET27のゲートに入力されると、エンハンスメント
FET27はONして、エンハンスメントFE728の
ゲートに電圧が印加され、エンハンスメントFET28
の闇値より高くなると、エンハンスメントFE728は
ONする。すなわち、インバータ22は基本的にはエン
ハンスメントFET27およびエンハンスメントFET
28の闇値の足し算により反転動作が決定される。また
1、デイプリージョンFET24〜26はそれぞれゲー
ト−ソース間を結線しているが、この結線方法がポイン
トの1つであるから第19.20図を用いて詳述する。
まず、第19図(a)に示すようにデイプリージョンF
 E Ta2のゲート−ソース間をつないだ場合を考え
てみる。この場合の電流−電圧(rsn  Vso)特
性は同図(b)に示すようになり、デイプリージョンF
ET31の飽和領域(定電流領域)を利用することがで
きる。ところが、このデイプリージョンF E Ta2
の闇値がずれると、同図(b)に示すように特性がずれ
ることになり、飽和領域を用いて電流を制御するデイプ
リージョンFET31だと闇値のずれによる電流のずれ
はかなり大きなものとなる(なお、前述の第14図で述
べたデイプリージョンFET5の闇値のずれも同様なも
のである)。これに対して、第20図(a)に示すよう
にデイプリージョンFE732のゲート−ドレイン間を
結線すると上記のようなずれは生じない。すなわち、同
図(a)中に示すようにデイプリージョンFET32の
ドレイン、ゲート、ソースの各電圧を■。、■0、■、
とし、闇値電圧をVいとすると、ソース−ドレイン間電
圧VOS、ゲート−ソース間電圧VSSには第0式のよ
うな関係がある。
VGS  Vth>VDS  ・・・・・・■第■弐中
、Vthはマイナス電位であり、デイプリージョンFE
T32ではVGSとV。とは全く同じ電位であるから、
第0式は必ず左辺の方が大きくなる。このことはデイプ
リージョンFET32の非飽和領域を使用していること
を意味し、第■弐のように示される。
1so=2 K  ((VGS  Vth)  ’Vo
s)  V。。
=2K  (Vos  Vth:l  Vos=K(V
os  2Vい)■8.      ・・・・・・■但
し、■8.:ディプリーションFET32のソース−ド
レイン間電流 に:定数 非飽和領域を使用によりデイプリージョンFET32の
闇値に多少のずれが生じても電流ISOのずれは極めて
小さいものとなる。
デイプリージョンFET32のゲート−ドレイン間を結
線すると上記のような効果が得られることが判明した。
そこで、第18図に示す入出力回路21で実際にシュミ
レーションを行ってみた結果を第21図に示す。第21
図は入出力回路21の伝達特性を示す図であり、エンハ
ンスメントFET27.28.29の閾値VTEを固定
(Tア、=0.25) L、デイプリージョンFET2
4〜26.30の閾値VtOをVTD=0.3〜−0.
8と0.I Vづつ振った場合を示している。第21図
の伝達特性から明らかなようにデイプリージョンFET
の闇値のずれに対して強い入出力伝達特性となっている
。また、負電源も−3,6■を取り除いて一2■となっ
ており、−3,6Vより小さいため前述したサイドゲー
ト効果による影響も少ない回路構成となっている。しか
し、この回路(入出力回路21)には次のような2つの
問題点i)、ii)があることが判明した。
1)エンハンスメントFETの闇値のずれエンハンスメ
ントFETであるエンハンスメントFET27とエンハ
ンスメントFET28とをダーリントン接続しているた
め、エンハンスメントFETの闇値のずれの2倍が伝達
特性の論理闇値のずれに効き、エンハンスメントのバラ
ツキに対して弱い。第22図は入出力回路21の伝達特
性を示す図であり、デイプリージョンFET24〜26
.30の閾値VTDを固定(■アD=−0.5 ) L
、エンハンスメントFET27.28.29の閾値■ア
。をVTE=0.15〜0.3と0.05Vづつ振った
場合を示している。同図に示すように入出力回路21は
エンハンスメントPETのずれに対して弱い欠点がある
1i)AC動作に弱い 第18図に示すA点での電位が不確定でAC動作に弱い
さらに従来例を示す回路として第23図に示す差動型の
ものがある。第23図において、33は差動型入出力回
路であり、差動型入出力回路33はレベルシフト部34
.35、差動部36、リファレンス部37により構成さ
れている。34.35は第14図に示した入出力回路l
のレベルシフト回路2と同様の結線がなされており、レ
ベルシフト部34はデイプリージョンFET38.39
により構成され、レベルシフト部35はデイプリージョ
ンFET40.41により構成される。デイプリージョ
ンFET38のゲートには差動型入出力回路33の入力
信号が入力され、デイプリージョンFET40のゲート
にはリファレンス部37からのリファレンス電圧が人力
される。差動部36は一対のデイプリージョンFET4
2.43、−対のエンハンスメントF E T44.4
5およびソースゲートを短絡したデイプリージョンFE
T46によ1’l+!成され、エンハンスメントFET
44.45のソースを共通にしてエンハンスメントFE
T46に接続されている。したがって、エンハンスメン
トFET44にはレベルシフト部34によりレベルシフ
ト後の入力信号が入力され、エンハンスメントFET4
5にはリファレンス部37からのリファレンス電圧をレ
ベルシフト部35によりレベルシフトしたリファレンス
電圧が入力されて差動部36の論理スレンショルドとし
ている。リファレンス部37はデイプリージョンFET
47.48により構成れ、デイプリージョンFET47
.48のゲート−ソース間はそれぞれ結線されている。
上記レベルシフト部34.35および差動部36には−
3,6■の負電源が接続され、リファレンス部37には
一2■の負電源が接続される。したがって、この回路は
第14図で述べた入出力回路1のレベルシフト回路2の
デイプリーシヨンのずれに加えて、リファレンス部37
のリファレンス電圧がデイプリージョンFET47.4
8の闇値のずれによって変化し、差動部36の論理スレ
ッショルドに影響を与える欠点がある。また、前述した
ように、−3,6V電源を使用しているためサイドゲー
ト効果が現れてしまう。実験の結果では入出力回路1よ
りもサイドゲート効果に対してセンシティブである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の入カバソファにあって
は、前述した理由により次のような問題点があった。
(I)デイプリージョンFETの闇値のずれにより伝達
特性が変化する。
(n)大きな負電源によるサイドゲート効果によって闇
値が変動する。
(I[)エンハンスメントFETの闇値のずれにより伝
達特性が変化する。
(IV)AC特性に問題がある。
そこで第1および第2の発明は、サイドゲート効果によ
る闇値の変動を抑えることができ、デイプリージョンF
ETおよびエンハンスメントFETの闇値変化に強く、
かつAC特性に優れた大カバソファを提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による入力バッファは上記目的達成のため、所定
の高電位側電源に、第1の負荷(71)を接続し、該第
1の負荷(71)と所定の低電位側電源との間に第1の
エンハンスメントFET(59)を接続し、該第1のエ
ンハンスメントFET(59)のゲートは入力端子に接
続するとともに、所定の高電位側電源に、第2の負荷(
72)を接続し、第2の負荷(72)には第2のエンハ
ンスメントFET (60) ヲ接続し、該第2のエン
ハンスメン)FET(60)のソースは該第1のエンハ
ンスメントFET(59)のドレインに、該第2のエン
ハンスメントFET(60)のゲートは該入力端子にそ
れぞれ接続するようにした反転回路(52,82)と該
第2のエンハンスメントFET(60)のドレインに接
続されたレベル変換回路(23)と、を備えたことを特
徴とする大力バッファと、を備えた構成としている。
また、本発明では上記構成に加えて、前記第1のエンハ
ンスメントFETのゲートと前記入力端子との間にゲー
ト−ソース間を同電位にした第4のデイプリージョンF
ETを直列に接続して挿入し、かつ、該第4のデイプリ
ージョンFETと並列に所定のキャパシタンスを接続す
るようにしてもよい。
〔作用〕
本発明では、第1の負荷に第1のエンハンスメン)FE
Tが直列に接続されるとともに、該第1のエンハンスメ
ントFETのゲートは入力端子に接続される。また、第
2の負荷に第2のエンハンスメントFETが直列に接続
されるとともに、該第2のエンハンスメントFETのソ
ースは第1のエンハンスメントFETのドレインに、8
亥第2のエンハンスメントFETのゲートは該入力端子
にそれぞれ接続されている。
したがって、デイプリージョンFETおよびエンハンス
メントFETの闇値がずれても入出力の伝達特性が変化
せず、小さな負電源が使用できるからサイドゲート効果
の闇値変化によって伝達特性がずれ難い。また、第1、
第2のエンハンスメントFETをダーリントン接続して
いないから、AC特性も優れている。
なお、前記第1のエンハンスメントFETのゲートと前
記入力端子との間にゲート−ソース間を同電位にした第
4のデイプリージョンFETが直列に接続され、かつ、
該第4のデイプリージョンFETと並列に所定のキャパ
シタンスが接続されると、第1のエンハンスメントFE
Tの入力電流が抑制されて伝達特性のlowレベルが下
げられ、出力回路から見た負荷およびマージンが向上す
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例に基づいて説明する。
第1〜8図は本発明に係る入カバソファの一実施例を示
す図であり、集積化したECL互換の入出力回路に適用
した例である。本実施例の説明にあたり、前述の第18
図に示す入力バッファと同一構成部分には同一番号を付
して説明を省略する。
第1図において、51はECL互換の入出力回路であり
、入出力回路(入カバソファ)51はインバータ(反転
回路)52およびレベルシフト回路(レベル変換回路)
23により構成される。インバータ52はデイプリージ
ョンFET53〜58、エンハンスメントFET59.
60により構成されており、デイプリージョンFET5
3〜58のゲート−ドレイン間はそれぞれ結線されてい
る。デイプリージョンFET53のドレインは接地測定
電源(所定の高電位側電源)に接続されるとともに、デ
イプリージョンFET(第1のデイプリージョンFET
)53〜55およびエンハンスメントFET(第1のエ
ンハンスメントFET)59は直列に接続され、エンハ
ンスメントFET59のソースは一2■のマイナス測定
電源(所定の低電位側電源)に接続される。エンハンス
メントFET59のゲートには入出力回路51の入力端
子61が接続されており、入力端子61にはECLレベ
ルの入力信号が入力される。また、デイプリージョンF
ET56のドレインは接地測定電源に接続されるととも
に、デイプリージョンFET(第2のデイプリージョン
FET)56〜58およびエンハンスメントFET(第
2のエンハンスメントFET)60は直列に接続され、
エンハンスメントFET60のソースはエンハンスメン
トFET59のドレインに接続され、エンハンスメント
FET60のゲートはエンハンスメントFET59のゲ
ート(入出力回路51の入力端子61)に接続される。
一方、エンハンスメントFET60のトレイン(デイプ
リージョンFET58のソース)はエンハンスメントF
ET29のゲートに接続されており、インバータ52で
反転処理された入力信号はレベルシフト回路23でレベ
ルシフトされて出力端子62から出力される。
以上の構成において、同図中71.72で示す回路部分
(第1の負荷、第2の負荷)はデイプリージョンFET
の闇値のずれに対して回路特性を一定に保つため接続方
法であり、73に示す回路部分はエンハンスメントFE
Tの闇値のずれに対して論理闇値がずれないようにする
接続方法である。
デイプリージョンFETがショットギーゲートFETの
場合には71.72のようにそれぞれ3個直列に接続す
るのがよい。また、負電源として一2■電源を使用する
ことによってサイドゲート効果を防いでいる。以下、各
回路部分について具体的な作用と効果を詳述す′る。
1MK各71.’7−gjこ一社一結饗μ艮うリlれれ
デイプリージョンFET53〜58のゲート−ドレイン
間を短絡しである。これはデイプリージョンFET53
〜58の線形領域を使用することによって、素子特性の
バラツキを抑えたものであり、第18図に示すデイプリ
ージョンFET24〜26と同様の作用効果を得るため
の結線方法である。この原理については第18〜20図
において既に説明済みであるから、ここでの説明は省略
する。第2.3図はデイプリージョンFET53〜58
の飽和領域を使用したものと線形領域を使用したものと
の比較を示すための図であり、第2図はその飽和領域の
電流−電圧(IDS  V。、)特性を、第3図はその
線型領域の電流−電圧(Ios  V。、)特性を示し
、第2.3図共デイプリージョンFET53〜58の閾
値を振っている。第2.3図に示すようにデイプリージ
ョンFET53〜58の閾値の変動に対して線形の領域
の方が明らかに素子特性の変動が少ないことがわかる。
何4[鏝ζ丞すIU析決 この結線方法はエンハンスメントFETのM(aのバラ
ツキに対して入出力の伝達特性があまり変化しないよう
にしたものであり、本実施例で初めて開示するものであ
る。第1図の73に示す回路が、エンハンスメンl−F
 E Tの闇値に強い理由ヲ第4図を用いて説明する。
簡単に考えるために、第1図に示す回路の第1の負荷7
1、第2の負荷72をそれぞれ抵抗負荷Rに置き換え、
その抵抗負荷Rを流れる電流をそれぞれI、、I2とし
、電源電圧を2■シフトアツプし、入力電圧をVIN、
出力電圧をV。Uアとして第1図の回路71〜73のみ
を考える。初段のエンハンスメントFET59の特性を
第5図に示し、次段のエンハンスメントFET60の特
性を第6図に示す。ここで、エンハンスメントFET5
9は負荷直線と非飽和の領域で交わり、エンハンスメン
トFET60は、飽和Rff 域で交わっているものと
する。
いま、エンハンスメントFET59のドレインとエンハ
ンスメントFET60のソース間の電圧ヲ■Sとすると
、It、I++Iz、I2は次式■〜■で示される。
され(ΔVだけ入力電圧が増え)、第4図に示すV S
 % V outがVs’、V out′になったとす
ると、It 、It +l、 、1gもそれぞれI。
I、’十I、    I、’と変化し、次式■〜[相]
で但し、第0式において、II+I!はエンハンスメン
トFET59に流れる電流で決まるから、エンハンスメ
ントFET59の特性で決定されることになる。このエ
ンハンスメントFET59の特性は飽和、非飽和2種類
あるが、第0式では非飽和の式を用いている。また、電
流■2はエンハンスメントFET60を流れるから、エ
ンハンスメントFET60の特性で決定され、ここでは
第0式に示すように飽和の式を用いている。
次に、エンハンスメントFET59とエンハンスメン)
FET60の閾値■アが■ア→V、+Δ■にずれたとす
る(ここでは、エンハンスメントFETの闇値だけがず
れたと考えている)。このとき、簡略化のために、−V
INにVIN+ΔVの電圧が印加簡略化する前は(V 
IN+ΔV−(V、+AV))として示されるものであ
って、Δ■が相殺された形となっている。第[相]式中
、(VIN  Vs’)も同様に(V+N+ΔV−(V
s’+ΔV))のΔ■が相殺されたものである。ここで
、上記第0〜0式を第■〜[相]式と比較してみると両
者は全く同し形状の式であり第■〜■式に表わされるV
sと■0LITの関係は、第■〜[相]式に表わされる
Vs’とV 0LIT′の関係と同一である。すなわち
、閾値■1がΔVずれた時に入力にΔVずれた電圧を印
加すれば、ずれなかったときと同一のVsSVoutが
得られるということである。これは、エンハンスメント
FET60が非飽和の場合でも同様である。
第1図に示す入出力回路51で実際にシュミレーション
を行った結果を第7.8図に示す。第7図はデイプリー
ジョンFETの闇値がずれた場合の伝達特性を示し、第
8図はエンハンスメントFETの闇値がずれたときの伝
達特性を示す。第7図はエンハンスメントFET59.
60.29ノ閾値VTEを固定(T、、−0,25) 
L、デイプリージョンFET53〜58.30の閾値■
、。をVto=  0.3〜−0.8と0.I Vづつ
振った場合を示している。また、第8図はデイプリージ
ョンFET53〜58の閾値TTDを固定(Tto=−
0,5) L、エンハンスメントFET59.60.2
9の閾値■ア、をVTE=0.15〜0.3と0.05
Vづつ振った場合を示している。第8図かられかるよう
に閾値VTEがΔV=0.05V変化すると、伝達特性
が0.05V右へ平行移動していることがわかる。第2
2図と第8図を比較すれば、明らかに入出力回路51は
エンハンスメントFET59.60.30の閾値のずれ
に対して回路特性の変化が少ないことが読みとれる。す
なわち、前記第18図に示した入出力回路21は2Δ■
ずれているのに対し、第1図に示す入出力回路51はΔ
■のみである。一般に、FETを2つ用いればそれがシ
リーズに接続されている限りは桁上げで決めると2Δ■
ずれることになるが、入出力回路51のものは2つのエ
ンハンスメントFET59.60を用いて桁上げで決め
ているにも拘らず2Δ■ずれることはなく、Δ■のずれ
で済み、入出力回路21のものに比べて半分のずれで済
む。このことは上述した式(第■〜[相]式)からも第
8図からも実証された。
したがって、本実施例では負電源として一2■を用いて
いるため、サイドゲート効果による闇値の変動を抑える
ことができ、また、回路71.72によりデイプリージ
ョンFETの闇値変化に強い伝達特性を得ることができ
ることに加え、回路73によりエンハンスメントFET
の闇値変化に強い伝達特性を得ることができる。さらに
、エンハンスメントFETで論理闇値を設定しているの
で、設定値通りのものが製造し易い。
以上述べた入出力回路51は従来の回路で生じていた不
具合(デイプリージョンFETの闇値のずれ、サイドゲ
ート効果、エンハンスメントFETの闇値のずれ、AC
特性の悪化)を適切に解決することができる点で優れた
入カバソファとなっているが、入出力回路51の入力端
子にECLのHレベルである一〇、8 Vがかかったと
き、入力段のエンハンスメントFET59のゲート−ソ
ース間にかかる電圧は1.2■となりショットキーゲー
トに電流が多量に流れるため、伝達特性のlowレベル
が上がってしまうことがある。この点に鑑みて上記実施
例の入カバソファを更に改良した別の実施例を以下に説
明する。
第9〜13図は本発明に係る入力バッファの第2実施例
を示す図である。本実施例の説明にあたり、本発明の第
1実施例として示した第1図の入出力回路51と同一構
成部分には同一番号を付して説明を省略する。第9図に
おいて、81はECL互換の入出力回路であり、入出力
回路(入力バッファ)81はインパ゛−夕82およびレ
ベルシフト回路23により構成される。インバータ(反
転回路)82はデイプリージョンFET53〜58.8
3、エンハンスメントFET59.60およびキャパシ
タンス84により構成されており、デイプリージョンF
ET53〜58およびエンハンスメントFET59.6
0は第1の発明の一実施例として示した第1図の入出力
回路51と全(同様の結線がなされている。また、電源
電圧も同様なものが使用される。エンハンスメントFE
T59のゲートと入力端子61の間にはデイプリージョ
ンFET(第4のデイプリージョンFET)83のゲー
ト−ソース間を同電位にしたものが直列に接続され、か
つ、デイプリージョンドET83と並列にキャパシタン
ス84が接続されている。デイプリージョンFET83
およびキャパシタンス84は回路91を構成し、入出力
回路81は前記入出力回路51に回路91を付加した回
路構成となっている。
次に作用を説明するが、最初に回路91を設けない回路
(すなわち、入出力回路51のみ)の特徴と本発明の基
本原理を述べる。
第1図の入出力回路51は入力にECLのHレベルであ
るV =−0,8が印加されたときに、エンハンスメン
トFET59のゲート−ソース間が1.2■となり、こ
のショットキーゲートの順方向立ち上がり電圧(クラン
プ電圧)を超えてしまい、多大の電流がゲートに流れ込
む。このため、エンハンスメンl−FET59の抵抗R
sによって伝達特性の1o−特性が上がり第7図のB′
点のようになる。
また、入力電流が大きすぎるために、外部の回路が入出
力回路81を駆動するための電流がかなり喰われてしま
うので負荷として重くなってしまう。
したがって、入力電流をある程度で止めることが必要と
なる。入力電流をある程度で止め、第7図B′点より右
側のio−レベルを下げるようにすればマージンとして
も増加させることができる。
これらの現象を防ぐために、第9図に示すようにエンハ
ンスメントFET59の前段にデイプリージョンFET
83として飽和負荷のFETを接続すると、飽和のFE
Tは第10図に示すように定電流的な特性であるから、
同図から明らかなように、デイプリージョンFET83
はデイプリージョンFET83のソース−ドレイン間に
電圧がかかっても■。以上の電流は流れず、電流を制限
する役割を担う。このため、ゲートに電流が流れすぎる
のを防ぎ、lo−レベルが上がるのを抑制することがで
きる。第11図は第1図の入出力回路51にデイプリー
ジョンFET83を付加した場合の伝達特性を示してい
る。第11図から明らかなように第7図B′点と比べ明
らかにlowレベルが下がっていることがわかる。とこ
ろが、この回路はデイプリージョンFET83によって
入力電流をリミットしてしまったので、エンハンスメン
トFET59とエンハンスメントFET60のゲートキ
ャパシタンスを充電するための時間が長くなってしまい
、そのために、第12図に示すように入力信号として矩
形波を入力したとき矩形波の追随が闇値を振ると遅くな
って追随しなくなってしまう。そこで、このようなAC
特性を向上させるために、第9図のキャパシタンス84
のようにデイプリージョンFET83に並列にキャパシ
タンスを取付け、AC的な電流が流れるようにし、充放
電時の速度を速めている。第13図はキャパシタンス8
4を取り付けた場合のパルス応答を示している。なお、
レイアウト上適当と思われるキャパシタンスを選んでい
るので、第13図に示すように若干の追随の遅れが生じ
る特性となっているが、キャパシタンス84の特性を選
べば完全に追随させることも可能になる。また、本実施
例ではキャパシタンスとしてキャパシタンス84を用い
ているが、キャパシタンスを有する素子であれば他の素
子でもよく、例えば逆バイアスのダイオードでもよい。
斬作説皿 まず、入ツノ電圧がエンハンスメントFET59の闇値
よりも低い場合を考える。このとき、エンハンスメント
FET59はOFF、エンハンスメントFET60もO
FFであり、第9図ニ示すVmには0■に近い電位が現
れる。この電圧は、レベルシャフト回路23によってレ
ベルシフトされ、■oLITとなる。このとき、はぼ1
■程度にレベルシフトするようにしておくと、内部のD
CFL回路とマツチングさせることができる。次に、入
力電圧を少しづつ高くしてゆき、エンハンスメントFE
T59が丁度スイッチする程度の入力電圧を印加すると
、エンハンスメントFET59ばON状態になり、エン
ハンスメントFET59のドレインにVsの電圧が生じ
る。このとき、エンハンスメントFET60のゲート−
ソース間にはvl)l−Vsの電圧がかかるので、エン
ハンスメントFET60はスイッチせず■工には略OV
に近い電位が現れ、■oはレベルシフトされて■。U7
電位となる。ここまでの特性は第11図ではA点に相当
する。そして、より高い電圧を入力に印加するとエンハ
ンスメン)FET59とエンハンスメントFET60と
がスイッチし、VMにはDCFL回路のlowレベルよ
りエンハンスメントFET59と60にかかる電圧骨だ
けl。
譬レベルが高い電圧がでる。これをエンハンスメントF
ET29によってレベルシフトし、DCEL回路のIO
−レベルに戻す。この特性は、第11図ではB点で示さ
れる。但し、A点ではエンハンスメントFET59のケ
ート−ソース間には電流が流れていないため、デイプリ
ージョンFET83にかがる電圧は第1O図のA点(す
なわち、OV)となり、このときの伝達特性はデイプリ
ージョンFET83をつなげないときと同じである。し
かし、B点になると、エンハンスメントFET59のゲ
ート−ソース間に電圧がかかり電流が流れようとする。
ところが、デイプリージョンFET83があるため、電
流が制限されデイプリージョンFET83とエンハンス
メントFET59で入力電圧が分圧される。
このときは第10図ではB点にあたる。
したがって、本実施例では以下に述べる効果を得ること
ができる。
(I)デイプリージョンFET、エンハンスメントFE
Tの闇値のずれに強い回路特性を得ることができる。
(II)AC特性を安定させることができる。
(I[)サイドゲート効果を抑制することができる。
(TV)回路の入力端子を抑えて伝達特性のlo−レベ
ル特性を下げることができ、他チップの出力回路から見
た負荷を軽くすることができる。このことは動作マージ
ンの増加にもつながる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、サイドゲート効果による闇値の変動を
抑えることができ、デイプリージョンFETおよびエン
ハンスメントFETの闇値1化に強く、かつAC特性に
優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は本発明に係る人力バンファの第1実施例を
示す図であり、 第1図はその回路図、 第2図はそのFETの飽和負荷におけるl5O−VSO
特性図、 第3図はそのFETの非飽和負荷におけるIs。 VSD特性図、 第4図はその回路の略形式図、 第5図はそのエンハンスメントFET59のl5O−■
5.特性図、 第6図はそのエンハンスメントFET60のI SO−
■3.特性図、 第7図はその入出力伝達特性図、 第8図はその入出力伝達特性図、 第9〜13図は本発明に係る入力バッファの第2実施例
を示す図であり、 第9図はその回路図、 第10図はそのデイプリージョンFET83のISD■
、。特性図、 第11図はその人出力伝達特性図、 第12図はそのキャパシタンス84がない場合のAC特
性図、 第13図はそのキャパシタンス84がある場合のAC特
性図、 第14〜23図は従来の入力バッファを示す図であり、 第14図はその回路図、 第15図はその入出力伝達特性図、 第16図はそのサイト′ゲート効果を説明するための図
、 第17図はそのV〒−V56特性図、 第18図はその回路図、 第19図はそのゲート−ソース間を短絡したデイプリー
ジョンFETの説明図、 第20図はそのゲート−ソース間を短絡したデイプリー
ジョンFETの説明図、 第21図はその入出力伝達特性図、 第22図はその入出力伝達特性図、 第23図はその回路図である。 23・・・・・・レベルシフト回路(レベル変換回路)
、29・・・・・・エンハンスメントFET(第3(7
)エンハンスメントFET)、 30・・・・・・デイプリージョンFET(第3のデイ
プリージョンFET)、 51.81・・・・・・入出力回路(入力ハノファ)、
52.82・・・・・・インバータ(反転回路)、53
〜55・・・・・・デイプリージョンFET(第1のデ
イプリージョンF E ’1’ )、56〜58・・・
・・・デイプリージョンFET(第2のデイプリージョ
ンFET)、 59・・・・・・エンハンスメントFET(第1のエン
ハンスメントFET)、 60・・・・・・エンハンスメントFET(第2のエン
ハンスメントFET)、 61・・・・・・入力端子、 62・・・・・・出力端子、 71・・・・・・第1の負荷、 72・・・・・・第2の負荷、 83・・・・・・デイプリージョンFET(第4のデイ
プリージョンFET)、 84・・・・・・キャパシタンス。 代 理 人 弁理士  井 桁 貞 )ノ゛ Vs。 第1実胞例のFETの非飽和負荷におけるI!D  v
sb特性図第3図 味 第1実施例の回路図 第1図 派 第 図 第 図 従来のサイドゲート効果を説明するための図第 図 従来の斤−VSG特性図 第 図 従来の回路図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定の高電位側電源に、第1の負荷(71)を接続し、 該第1の負荷(71)と所定の低電位側電源との間に第
    1のエンハンスメントFET(59)を接続し、該第1
    のエンハンスメントFET(59)のゲートは入力端子
    に接続するとともに、 所定の高電位側電源に、第2の負荷(72)を接続し、 該第2の負荷(72)には第2のエンハンスメントFE
    T(60)を接続し、該第2のエンハンスメントFET
    (60)のソースは該第1のエンハンスメントFET(
    59)のドレインに、該第2のエンハンスメントFET
    (60)のゲートは該入力端子にそれぞれ接続するよう
    にした反転回路(52、82)と、 該第2のエンハンスメントFET(60)のドレインに
    接続されたレベル変換回路(23)と、を備えたことを
    特徴とする入力バッファ。
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