JPH0256029A - 汎用レジスタ切換方式 - Google Patents

汎用レジスタ切換方式

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JPH0256029A
JPH0256029A JP20567488A JP20567488A JPH0256029A JP H0256029 A JPH0256029 A JP H0256029A JP 20567488 A JP20567488 A JP 20567488A JP 20567488 A JP20567488 A JP 20567488A JP H0256029 A JPH0256029 A JP H0256029A
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Tsuyoshi Mori
森 強
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概  要〕 マシン命令で指示される汎用レジスタの切換方式に関し
、 汎用レジスタセットのハードウェア量を最小にし、しか
も領域の変更を高速に行うことが可能な汎用レジスタ切
換方式を提供することを目的とし、主記憶装置から読み
出される命令を解読し、かつデータを入力し、演算した
後、汎用レジスタにセットあるいは前記主記憶装置に転
送することによって処理する中央演算装置において、複
数のモードに対応する複数の領域から構成され、前記各
領域がマシン命令で指示できるレジスタを有する第1の
汎用レジスタセット手段と、前記第1の汎用レジスタセ
ット手段を含む論理分割以外の論理分割内にあり、前記
第1の汎用レジスタセット手段の各領域のレジスタ数に
対応する領域を存し、その各レジスタをマシン命令で指
定できる第2の汎用レジスタセット手段と、前記第1の
汎用レジスタセット手段の各領域を指定し、各モードに
対応した上位アドレスビットをセットするレジスタ群選
択レジスタ手段と、前記第1の汎用レジスタセット手段
の各領域内のレジスタを指定するレジスタ指定信号及び
前記第2の汎用レジスタセット手段の各汎用レジスタセ
ットのレジスタを指定するレジスタ指定信号を含むマシ
ン命令をセットできる命令レジスタ手段と、モード変更
時において、前記レジスタ群選択レジスタ手段の内容を
変更するとともに前記第1の汎用レジスタセット手段の
対応する領域からデータを読み出し、読み出されたデー
タを前記論理分割にある他の論理回路をバイパスし前記
第2の汎用レジスタセット手段の各汎用レジスタセット
に転送する制御手段とを有するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、情報処理装置の中央演算装置の構成に関し、
更に詳しくはマシン命令で指示される汎用レジスタの切
換方式に関する。
汎用計算機やミニコンピユータ等の中央演算装置におい
ては、命令レジスタにセットされた命令のOPコードは
命令デコーダ部によって解読され、A L U (Ar
ithmetic Lagic Unit)を制御し、
ALUに入力するオペランドのソース及びディスティネ
ーションとALUのファンクション等ヲ制御する。AL
Uに与えられるオペランドは汎用レジスタに格納され、
汎用レジスタを参照するアドレスは主に命令レジスタの
アドレス部のレジスタ指定によって行われる。高機能な
汎用計算機では、この汎用レジスタは複数用意され、マ
シン命令で指示できる汎用レジスタをモードによって切
り換えることによってタスク切り換えを高速に行ってい
る。また、一般に、命令のアドレス部にセットされる論
理アドレスは主記憶装置を直接アクセスするための絶対
アドレスへ変換される。このとき、汎用レジスタと変換
用の加算器から成るレジスタALU (RALU)が使
用される。すなわち、このアドレス演算用RALUはデ
ータ演算用のRALUとは別に用意され、データ演算用
RALUで演算をしながら、次のアドレスの生成を行う
。このように汎用レジスタは多目的に使われるようにな
り、そのため、汎用レジスタの組が複数用意され、ある
時期にはマシン命令で使用できる汎用レジスタの組を選
択しながら使用されている。このとき、いずれの組を用
いるかはモードの指定によって行う。CPUが1つのL
SIで構成できず、複数のLSIで構成される場合には
、各LSI上の汎用レジスタをどのように構成し、どの
ように利用するかという問題があり、この問題は一般に
、コストパーホーマンスが向上する方向で考慮する必要
がある。
〔従来の技術〕
第6図は従来のCPUの構成図である。CPUはLSI
I、LSI2、LSI3の複数のチップで構成され、主
記憶装置のメモリ6から命令とデータを読み出し、処理
した後、同じメモリ6にその結果を格納するものである
。同図においてLSllは命令解読部で命令レジスタ7
と命令解読用のデコーダ8を有する。LSI2は論理ア
ドレスから絶対アドレスに変換するためのアドレス演算
用のRALUである。その内部は汎用レジスタセット1
4,15、アダー4及び出力レジスタ5より構成される
。LSI3は数値データを扱うRALUで汎用レジスタ
セット13、レジスタ9、レジスタ10、ALUII及
びレジスタ12より構成される。メモリ6から読みださ
れた命令は命令レジスタ7にセットされ、セットされた
命令のOPコードはデコーダ8により解読される。解読
された結果のマイクロ命令によってALUIIのファン
クシコン及びALUIIに入力されるソースオペランド
の選択及びALUIIの結果に対するディスティネーシ
ョンが決定される。ALUIIに入力するオペランドは
主に汎用レジスタセット13の読み出しデータまたはメ
モリ6の読み出しデータであり、ALUIIで演算され
た結果はレジスタ12を介して汎用レジスタセット13
に再び格納される。あるいはレジスタ12にセットされ
た出力データはメモリ6に転送され、書き込まれる。ま
たは、アドレス計算用のLSI2に入力され、汎用レジ
スタセット14または汎用レジスタセット15にセット
される。LST2のRALUは汎用レジスタセット14
.15の出力をアダー4で計算し、その出力がレジスタ
5にセットされる。レジスタ5の出力は主記憶装置であ
るメモIJ 6の絶対アドレスとなる。
このような複数のLSIで構成されるCPUでは、その
CPUの機能は分割されたLSI上に割り当てられる。
この従来の方式ではLSI2の汎用レジスタセット14
.15及びLSI3の汎用レジスタセット13は全く、
同一の構造であり、論理的には1つのものが複数のLS
Iのそれぞれに割り当てられている。即ち、汎用レジス
タセラ)13.14.15はどんなタスクに対しても同
様な動作を行い、最大個数のレジスタを有する。
レジスタセットのどこのレジスタを用いるかは命令レジ
スタ7のアドレス部に含まれるレジスタ指定部によって
指定される。従って汎用レジスタセラ)13,14、及
び15の内容は常に同じデータが含まれ、ALUIIの
出力の数値データはアドレス計算用の汎用レジスタセッ
ト14及び15にも書き込まれる。また、アドレス計算
用のアドレスデータは汎用レジスタセット14及び15
ばかりでなく、汎用レジスタセット13にも書き込まれ
ることになる。
第7図は従来の汎用レジスタセットの構成図である。同
図において1からnまで合計n個のレジスタが汎用レジ
スタを構成する最大レジスタの数であり、汎用レジスタ
セット13,14、及び15のいずれの場合もレジスタ
番号1からnまでのすべてのレジスタを持つ。そしてマ
シン命令で指示できる汎用レジスタはモードによって切
り換えられる。すなわち、CPU内にある全レジスタ1
〜nのうちマシン命令で指示できるレジスタの組はA、
C,B或いはNのように限定され、AからNのいずれの
組を用いるかはモードによって切換えられる。このよう
にして、主記憶メモリへの転送を行わずにタスクの切換
えを高速に行っている。
〔発明が解決しようとする課題] 従って、この従来の方式では、タスクの切換えに対応す
るレジスタ領域の選択は汎用レジスタセットに同時に入
力するアドレス情報を換えるだけで行なえるので高速と
なるが、複数のLSIに同一のしかも最大個数のレジス
タ群からなる汎用レジスタを設置する必要があり、ハー
ドウェアの量が増加するという問題点が生じていた。そ
こで、従来では、ハードウェア量の増加を防ぐためにL
SI上のそれぞれの汎用レジスタセットにマシン命令で
指示できる最大数のレジスタのみを設け、残すの分はロ
ーカルメモリ或いは主記憶メモリ上に格納し、モード変
更時にそれらを入れ換える方法が取られるが、この場合
にはモード変換が低速になるという問題点が生じていた
本発明は、汎用レジスタセットのハードウェア量を最小
にし、しかも領域の変更を高速に行うことを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の構成図である。
中央演算装置は主記憶装置24から読み出される命令を
解読し、かつデータを入力し、演算した後、汎用レジス
タにセットあるいは前記主記憶装置24に転送すること
によって処理する。第1の汎用レジスタセット手段17
は、複数のモードに対応する複数の領域から構成され、
各領域がマシン命令で指示できる最大数のレジスタを有
する。
第2の汎用レジスタセット手段19は、第1の汎用レジ
スタセット手段17を含む論理分割以外の論理分割内に
あり、第1の汎用レジスタセットの各領域のレジスタ数
の領域を有し、その各レジスタ番号をマシン命令のみで
指定できる。レジスタ群選択レジスタ手段20は、第1
の汎用レジスタセットの各領域を指定し、各モードに対
応した上位アドレスビットをセットする。命令レジスタ
21は、第1の汎用レジスタセットの各領域内のレジス
タを指定するレジスタ指定信号及び第2の汎用レジスタ
セット群の各汎用レジスタセットのすべてのレジスタを
指定するレジスタ指定信号を含むマシン命令をセットで
きる。制御手段23は、モード変更時において、レジス
タ群選択レジスタの内容を変更するとともに第1の汎用
レジスタセットの対応する領域を先頭アドレスからその
領域の最終アドレスまで順番にデータを読み出し、読み
出されたデータを前記論理分割にある他の論理回路をバ
イパスし第1の汎用レジスタセットから直接第2の汎用
レジスタセットの各汎用レジスタセットに同時に転送す
ることを可能とする。そして、モードの切り換え時に第
1の汎用レジスタセット手段17の特定な領域から他の
第2の汎用レジスタセット手段19のすべてに対し汎用
レジスタのデータを転送することを特徴とする。
〔作   用〕
本発明では、1つの総括汎用レジスタセットのみを最大
個数のレジスタ群からなるもので構成し、他のマシン命
令指定汎用レジスタセットはマシン命令で使用できる汎
用レジスタの最大数のみとする。そして、マシン命令で
の指示あるいは割り込み等の動作によってモードが切り
換えられた場合にそのモード変換時に総括汎用レジスタ
セットの一部をマシン命令指定汎用レジスタセットにデ
ータ転送することにより汎用レジスタの高速化と容量の
最適化を図る。
〔実  施  例〕
第2図は本発明の構成の実施例図である。
同図において第1図と同じものは同じ記号で示され、2
1はLSIに含まれる命令レジスタで、OPコードと3
つのレジスタ指定部R1,R2゜R3から構成される。
LS I 18は、アドレス計算部で、LS116は数
値計算部のRALU部である。LS116において、2
6はALU、17は総括汎用レジスタセット、27,2
9,30゜31はレジスタ、28はインクリメンタ、2
5゜32はマルチプレクサ、20はレジスタ群選択レジ
スタである。
一方、LS I 1 Bは、アドレス計算用のRALU
であって、19Aと19Bはマシン命令指定汎用レジス
タセット、33は加算器、34と35はレジスタ、36
と37はインクリメンタ、38と39はマルチプレクサ
である。数値計算用のRALUであるLS I 16内
の総括汎用レジスタセラ)17はタスクに必要なすべて
のレジスタ群を含み、最大個数のレジスタから構成され
る。
第3図は総括汎用レジスタセットの構成図である。
例えば、レジスタは0から31まで32個の最大個数の
レジスタ群から構成され、モードに対応、して領域がA
、B、C,Dに別れている。A、B、C。
Dの4つの領域を指定するアドレスの上位ビットはレジ
スタ群選択レジスタ20によってモードの切り換え時に
セットされる。各領域中の8個のレジスタの指定は命令
レジスタ21のアドレス部のR1の3ビツトによって指
定され、連続する8個のレジスタの読み出し或いは書き
込みの制御はレジスタ27とインクリメンタ2日からな
るアドレスカラン、り部によって行われる。総括汎用レ
ジスタセット17から読み出された内容はレジスタ29
にセットされ、第1のオペランドとしてALU26に与
えられる。また、主記憶装置24から読み出されたデー
タは入力レジスタ30にセットされ、第2のオペランド
としてALU26に与えれる。ALU26の結果は出力
レジスタ31にセットされる。マルチプレクサ25はこ
の出力39と総括汎用レジスタセット17から読み出さ
れる出力40を選択することが可能なものである。選択
された結果41はマシン命令指定汎用レジスタセット1
9Aまたは19Bに、あるいは総括汎用レジスタセット
17のいずれかのレジスタにセットされる。モードはタ
スクの違いあるいは割り込みレベル等の違いによって異
なり、各モードに対応するA、B、C,Dの領域はレジ
スタ群選択レジスタ20にセットされる2ビツトの上位
アドレスで指定される。また、各領域内の8個のレジス
タの指定は下位3ビツトで指示されるこれは、例えば、
命令レジスタ21のR1の3ビツトによっていずれか1
つのレジスタが指定される。
一方、LSllBのアドレス計算用のRALUにおいて
マシン命令指定汎用レジスタセット19A、19B及び
レジスタ群選択レジスタ20は総括汎用レジスタセット
17よりも容量の少ないものであり、モード内で指定さ
れる8個のレジスタのみを含むものである。従っ゛て命
令レジスタ21のR2及びR3は3ビツトであり、R2
の3ビツトによってマシン命令指定汎用レジスタセット
19Aのアミレスが指定され、R3の3ビツトによって
マシン命令指定汎用レジスタセット19Bのアドレスが
指定される。即ち、マシン命令はレジスタ転送命令であ
れば、オペコードOPとレジスタ指定部で構成され、そ
のレジスタ指定部のR1゜R2,R3はそれぞれ3ビツ
トで構成され、いずれもモード切り換え後の各モードに
対応する8個のレジスタを指定できるものである。
マシン命令の実行時において、命令レジスタ21にセッ
トされたレジスタ指定部R2及びR3の各3ビツトはマ
シン命令指定汎用レジスタ19A及び19Bのアドレス
を指定し、読み出されたアドレスデータは加算器33で
加算され、アドレスレジスタ42にセットされる。これ
は絶対アドレスであるから主記憶装置24をアクセスし
、読み出された内容がデータであればそれはデータレジ
スタ30にセットされる。
一方、マシン命令のR1の3ビツトはマルチプレクサ3
2を介して総括汎用レジスタセット17の下位アドレス
ビットとなる。上位アドレスビットはレジスタ群選択レ
ジスタ20の値によって決定され、モード指定に対応し
た領域A−Dのいずれか1つの領域群が選択される0選
択された領域の中でR1によって指定されるレジスタの
内容が総括汎用レジスタセット17から読み出され、レ
ジスタ29にセットされる。その後データレジスタ29
及び30の値がALU26によって演算され、出力デー
タレジスタ31にセットされる。出力データレジスタ3
1の値はマシン命令のOPコ−ドの種類によってマルチ
プレクサ25を介して総括汎用レジスタセット17に戻
されるか、主記憶装置24にストアされるか、あるいは
マシン命令指定汎用レジスタセット19A、19Bに入
力されるかが、決定される。データレジスタ31の値が
総括汎用レジスタセット17.マシン命令指定汎用レジ
スタセット19A、19Bに転送される場合には総括汎
用レジスタセット17.マシン命令指定汎用レジスタセ
ラ)19A、19Bに対するライトイネーブルはオン状
態である。この動作が特定なモードに対する実行過程で
、総括汎用レジスタセット17の領域A、B、C,Dの
中のいずれか1つの領域が利用される。
モード変更に伴って指示するべき汎用レジスタ群を変更
する場合には、レジスタ群選択レジスタ20のモード指
定信号を変更する必要がある。この場合にはl/ジスタ
群変更命令で領域A、 B、  C。
またはDに対応するアドレス上位ビットをレジスタ群選
択レジスタ20にセットする。モードが変更されれば、
アドレス計算に必要なモード対応の汎用レジスタ内容を
マシン命令指定汎用レジスタ19A及び19F3にセッ
トする必要がある。すなわち、その要求される内容は総
括汎用レジスタセット17のモードに対応する領域にの
みあるので、モード変更時にその内容を読み出し、マシ
ン命令指定汎用レジスタ19A及び19Bに転送する必
要がある。この転送用のルートが信号線40であり、こ
のモード変更時に総括汎用レジスタセット17の出力内
容をマルチプレクサ25で選択する。
すなわちモード変更時には、そのモードに対応する領域
のレジスタ群の内容をすべて信号線40を介してマシン
命令指定汎用レジスタ19A及び19Bに転送すること
になる。この転送は領域内のレジスタを8個順番に指定
する。モードに対応する領域の0番目から7番目までの
8個のレジスタを順番に読み出すアドレスカウンタはイ
ンクリメンタ28とレジスタ27で構成されている。即
ちレジスタ27から読み出された内容はインクリメンタ
28で+1され、ふたたびレジスタ27にセットされる
ため、インクリメンタ28とレジスタ27はアドレスカ
ウンタとして働く。このアドレスカウンタの出力はマル
チプレクサ32を介して総括汎用レジスタセット17の
下位アドレスの3ビツトに与えられる。順番に読み出さ
れた内容は信号線40.41を介してマシン命令指定汎
用レジスタ19A及び19Bに格納される。そのときの
書き込みアドレスは同様にインクリメントされる必要が
ある。そのためのアドレスカウンタは、インクリメンタ
36.37とレジスタ34.35である。レジスタ27
.34及び35はモード変換の直後においては0にセッ
トされ、マルチプレクサ32.38及び39はそれぞれ
レジスタ27゜34及び35の出力を選択する。そして
各アドレスカウンタをカウントアツプすることにより、
指定されたモードに対応する領域内の8個のレジスタの
内容が総括汎用レジスタセット17から順に読み出され
、マシン命令指定汎用レジスタセット19A及び19B
にそれぞれ書き込まれる。
すなわち、レジスタ27で指定される総括汎用レジスタ
セット17の領域内容が読み出され、信号線40,41
を介して、マシン命令指定汎用し、ジスタ19Aのレジ
スタ34で指定されるアドレスに書き込まれ、それと同
時にマシン命令措定汎用レジスタ19Bのレジスタ35
で指定されるアドレスにセットされる。次にインクリメ
ンタ28を介してレジスタ27の内容が+1され、それ
と同時にレジスタ34の内容がインクリメンタ36によ
って+1され、レジスタ35の内容がインクリメンタ3
7によって+1される。そして再度総括汎用レジスタセ
ット17の値を読み出し、マシン命令指定汎用レジスタ
セラ)19A及び19Bへ転送する。これを8回繰り返
すことによって、総括汎用レジスタセット17の新しく
指示されたレジスタ群の8個のレジスタの値がマシン命
令指定汎用レジスタセット19A及び19Bの中に書き
込まれる。この転送は汎用レジスタ間のレジスタ間転送
であるから非常に高速である。しかもマシン命令指定汎
用レジスタ19A及び19Bは総括汎用レジスタセット
17の174の大きさですみ、極めてハード量が小さく
なる。
すなわち、本発明では総括汎用レジスタセット17は全
てのタスクを実行するのに必要なすべてのレジスタ群の
最大値を有し、すなわち同時に管理される複数のタスク
で使用するレジスタ群を保持するものである。すなわち
、総括汎用レジスタセット17は、そのタスクで使用さ
れる汎用レジスタのみを保持するのではなく、マシン命
令指定汎用レジスタセット19A及び19Bが1つのタ
スクで使用するものも保持する。一方、マシン命令指定
汎用レジスタセット19A及び19Bの容量はマシン命
令のアドレス部にある各レジスタ指定のビットに対応し
た小容量のメモリで、マシン命令で指示できる汎用レジ
スタの最大数のみで構成することが可能となる。すなわ
ち本発明では、命令レジスタのアドレス部は非常に少な
いビット数で構成することができ、かつ多様なタスク変
更に対する切り換えが高速、かつハードウェア量が少な
く、極めてコストパーフォーマンスの高い汎用レジスタ
が構成される。
第4図は本発明の汎用レジスタの内容を書き換える際の
動作を示すタイムチャートである。第5図は汎用レジス
タの内容を書き換える際の動作に対応する各汎用レジス
タセットの内容を示す実施例図である。
第5図において総括汎用レジスタセット17は0から3
1番地の合計32個のレジスタがあり、マシン命令指定
レジスタセット19A及び19Bは8個のレジスタから
構成される。第5図の上側はレジスタ群選択レジスタ群
20が領域Aに対応するビットを含む場合の各汎用レジ
スタセットの内容であり、下側の図はレジスタ群選択レ
ジスタ20がBの領域を指すビットである場合の各汎用
レジスタセットの内容を示すものである。総括汎用レジ
スタセット17の各領域は第3図に示されるようにOか
ら7番地が領域A、8番地から15番地が領域B、16
番地から23番地がC124番地から31番地が領域り
に対応する。レジスタ群選択レジスタ20がAである場
合には、レジスタセットは0番地から7番地までの8個
のレジスタ群から読み出され、その内容がマシン命令汎
用レジスタセット19A及び19Bに転送されるので、
この状態ではマシン命令指定汎用レジスタセット19A
、19Bは領域Aに対応する0番地から7番地の内容が
格納されている。
今、このような状態からモードが変わり、そのモードに
対応してレジスタ群選択レジスタ20の内容が領域Bを
指すものとなる。このとき、本発明では総括汎用レジス
タセット17の領域Bすなわち、8番地から15番地ま
での各レジスタはマシン命令指定汎用レジスタセット1
9A及び19Bに転送される。すなわち、レジスタ群選
択レジスタ20の内容は領域Bの先頭アドレスを指し、
領域B内の8番地から15番地の内容は順番にアドレス
カウントによってマシン命令指定汎用レジスタセット1
9A及び19Bに転送されることになる。
第4図のタイムチャートでは、1から10までのクロッ
ク周期が示され、クロック周期■から■においてモード
変化があり、レジスタ群選択レジスタ20の内容がAか
らBに変化したことを示している。従って、クロック周
期■においてはレジスタ群選択レジスタ20の内容はA
であり、総括汎用レジスタセット17は0番地から7番
地までの内容が指定される。同様にその内容と同じもの
がマシン命令指定汎用レジスタセット19A及び19B
に格納されている。このような状態からクロック周期■
にうつるとレジスタ群選択レジスタ20の内容がBに変
わり、それと同時にカウンタレジスタであるレジスタ2
7,34.35の内容が0となる。レジスタ群選択レジ
スタ20がBを差し、レジスタ27の内容がOであるか
ら、総括汎用レジスタセット17の読み出しデータはレ
ジスタ群選択レジスタ20で指定されるBの内容すなわ
ち8番地の内容が読み出されることになる。この読み出
された8番地の内容が同じクロック周期■において信号
線40.41を介してマシン命令指定汎用レジスタセッ
ト19A、19Bの登録データとして入力される。その
マシン命令指定汎用レジスタセット19A、19Bにお
いてもライトイネーブル信号がクロック周期の終わりに
イネーブル状態、即ちローレベルとなる。このことによ
リ、その8番地の読み出しデータはマシン命令指定汎用
レジスタセット19A、19Bの0番地に書き込まれる
。そしてクロック周期■に移ると、レジスタ27がイン
クリメンタ28により、+1され総括汎用レジスタセラ
1−17の読み出しデータがカウントアツプされ9番地
の内容となる。この9番地の内容がマシン命令指定汎用
レジスタセット19A及び19Bに与えられる。このと
きレジスタ34と35はそれぞれインクリメンタ36゜
37によってインクリメントされているので、共に1番
地にその9番地の内容が古き込まれる。後は同様な動作
であり、クロック周期■ではレジスタ27が2となり、
総括汎用レジスタセット17の読み出しデータは10番
地の内容となり、マシン命令指定汎用レジスタセット1
9A及び19Bの2番地に書き込まれる。クロック周期
■においては総括汎用レジスタセット17の領域Bの3
番目の内容すなわち11番地がマシン命令指定汎用レジ
スタ19A及び19Bの3番地に書き込まれる。
クロック周期■では総括汎用レジスタセット17の12
番地の内容がマシン命令指定汎用レジスタ19A及び1
9Bの4番地に書き込まれ、クロック周期■においては
総括汎用レジスタセット17の13番地の内容が、マシ
ン命令指定汎用レジスタセラ)19A及び19Bの5番
地に書き込まれ、クロック周期■においては総括汎用レ
ジスタセット17の14番地の内容が、マシン命令指定
汎用レジスタセット19A及び19Bの6番地に書き込
まれる。そして最後に総括汎用レジスタセット17の1
5番地の内容がマシン命令指定汎用レジスタセラ)19
A及び19Bの7番地の内容に書き込まれる。従ってモ
ードAからモードBに変更した場合、総括汎用レジスタ
セット17のうちモードBで指示される汎用レジスタ番
号のレジスタの値が順次マルチプレクサ25を通してマ
シン命令指定汎用レジスタセット19A及び19Bに書
き込まれる。
〔発明の効果〕
本発明では複数のLSIに分割された汎用レジスタセッ
トの中の1つがすべてのタスクに対して最大個数のレジ
スタを含み、他の汎用レジスタセットはマシン命令で指
定できる汎用レジスタの最大数のみを有することになる
。そのため、本発明では汎用レジスタセットの容量を減
少させることが可能で、しかもモード変更時にはレジス
タ間のみの転送で汎用レジスフ内容が高速にコピーされ
るので、汎用レジスタの高度な有効利用を図ることが可
能となり、従って、命令のレジスタ指定部は少ないビッ
トで構成することが可能でタスク切り換えに対する汎用
レジスタの最適化を図ることが可能となる。
作に対応する各汎用レジスタセットの内容を示す実施例
図、 第6図は従来のCPUの構成図、 第7図は従来の汎用レジスタセットの構成図である。
16゜ l 7 ・ 19 ・ 20 ・ 21 ・ 23 ・ 24 ・ ・・・論理分割、 第1の汎用レジスタセット手段、 第2の汎用レジスタセット郡手段、 レジスタ群選択レジスタ、 命令レジスタ、 制御手段、 主記憶装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、 第2図は本発明の構成の実施例図、 第3図は総括汎用レジスタセットの構成図、第4図は本
発明の汎用レジスタの内容を書き換える際の動作を示す
タイムチャート、 第5図は汎用レジスタの内容を書き換える際め動特許出
廓人 富士通株式会社 閣括汎用しジスタ已ットの本4$、図 第 図 f逆来のシ几用しジズタヒーノトめ、F4/3.図第7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)主記憶装置(24)から読み出される命令を解読し
    、かつデータを入力し、演算した後、汎用レジスタにセ
    ットあるいは前記主記憶装置(24)に転送することに
    よって処理する中央演算装置において、 複数のモードに対応する複数の領域から構成され、前記
    各領域がマシン命令で指示できるレジスタを有する第1
    の汎用レジスタセット手段(17)と、 前記第1の汎用レジスタセット手段(17)を含む論理
    分割(16)以外の論理分割(18)内にあり、前記第
    1の汎用レジスタセット手段(17)の各領域のレジス
    タ数に対応する領域を有し、その各レジスタをマシン命
    令で指定できる第2の汎用レジスタセット手段(19)
    と、 前記第1の汎用レジスタセット手段(17)の各領域を
    指定し、各モードに対応した上位アドレスビットをセッ
    トするレジスタ群選択レジスタ手段(20)と、 前記第1の汎用レジスタセット手段(17)の各領域内
    のレジスタを指定するレジスタ指定信号及び前記第2の
    汎用レジスタセット手段(19)の各汎用レジスタセッ
    トのレジスタを指定するレジスタ指定信号を含むマシン
    命令をセットできる命令レジスタ手段(21)と、 モード変更時において、前記レジスタ群選択レジスタ手
    段(20)の内容を変更するとともに前記第1の汎用レ
    ジスタセット手段(17)の対応する領域からデータを
    読み出し、読み出されたデータを前記論理分割(16)
    にある他の論理回路をバイパス(22)し前記第2の汎
    用レジスタセット手段(19)の各汎用レジスタセット
    に転送する制御手段(23)とを有することを特徴とす
    る汎用レジスタ切換方式。 2)前記制御手段(23)は、前記第1の汎用レジスタ
    セット手段(17)のアドレス部にあり、各領域のレジ
    スタを順番に指定するアドレスカウンタと、 前記第2の各汎用レジスタセット手段(19)の各アド
    レス部にあり、各第2の汎用レジスタセット手段(19
    )のアドレスを順に指示するアドレスカウンタを有し、 前記第1の汎用レジスタセット手段(17)の読み出し
    データを選択し、選択された読み出しデータを前記第2
    の汎用レジスタセット手段(19)に転送する選択手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の汎用レジスタ
    切換方式。 3)前記第1の汎用レジスタセット手段(17)と前記
    第2の汎用レジスタセット手段(19)はそれぞれ異な
    るチップ上に存在することを特徴とする請求項1記載の
    汎用レジスタ切換方式。 4)前記第1の汎用レジスタセット手段(17)には主
    として数値または論理データ及びアドレス情報が格納さ
    れ、前記第2の汎用レジスタセット手段(19)は前記
    第1の汎用レジスタセット手段(17)より小さい容量
    を有し主として主記憶装置(24)のアドレス情報が格
    納されることを特徴とする請求項1記載の汎用レジスタ
    切換方式。
JP20567488A 1988-08-20 1988-08-20 汎用レジスタ切換方式 Pending JPH0256029A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5340490A (en) * 1993-07-14 1994-08-23 Alliedsignal Inc. Azeotrope-like compositions of trifluoromethane and carbon dioxide or hexafluoroethane and carbon dioxide
JP2009505187A (ja) * 2005-08-08 2009-02-05 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 少なくとも2つの命令実行部を備えたコンピュータシステムにおいてレジスタセットの切り替えにより初期状態を設定する方法および装置

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JP2009505187A (ja) * 2005-08-08 2009-02-05 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 少なくとも2つの命令実行部を備えたコンピュータシステムにおいてレジスタセットの切り替えにより初期状態を設定する方法および装置

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