JPH02504588A - ウロキナーゼ化合物の回収 - Google Patents

ウロキナーゼ化合物の回収

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ウロキナーゼ化合物の回収 〔技術分野〕 本発明はクロマトグラフィー樹脂を用いる培養培地または細胞抽出物のごとき溶 液からの酵素的に活性なウロキナーゼおよびプロウロキナーゼの回収法に関する 。本発明は本来免疫グロブリンを選択的に結合する為に開発された樹脂の一種が プロウロキナーゼおよびウロキナーゼを結合し、および選択的に溶出でき、およ びそれ故プロウロキナーゼおよびウロキナーゼを含む溶液からこれらのタンパク 質の商業的大規模精・製に有用であることが発見されたことに基づいている。
〔背景技術〕
ウロキナーゼは致死的となりうる血栓症を破壊するカスケード*楕を開始する為 の有用な繊維素溶解剤である。ウロキナーゼは約32,000−34,000ダ ルトンの分子量およびwgタンパク質当り約250,000 CTA単位の比活 性を持っ二鎖糖タンパク質である。それは酵素的に不活性なプロウロキナーゼの 酵素的に活性な切断生成物である。プロウロキナーゼは約45.000−55  、000ダルトンの分子量を持つ単鎖糖タンパク質である。ウロキナーゼと異っ てプロウロキナーゼは活性ではないが、血栓部位に特異的である。プラスミンが その部位でプロウロキナーゼを酵素的に活性なウロキナーゼへ切断する。
両方の型が尿から多くの方法で単離されている。1つの方法ではウロキナーゼ含 有沈殿の形成を起こす試薬(例えばベントナイトまたは他のゲイ酸アルミニウム )で尿を処理し、次に沈殿からウロキナーゼを溶出する。他の方法では尿を吸着 剤と接触させ、続いて吸着剤から溶出する。この目的に使用される既知の吸着物 質としては例えば炭酸カルシウム、硫酸バリウム。
酸化アルミニウム、リン酸カルシウム、水酸化亜鉛、活性炭素および水和ケイ酸 アルミニウムが挙げられる0種々の陽イオン交換樹脂もまたこの目的に有用であ る(例えば、U S2,983,647゜U S 2,989,440) 。
例えばDEAEセルロース樹脂またはメタクリル−カルボン酸型の架橋デキスト ランゲルを使用する排他クロマトグラフィー法も実施されてきた(例えば、U  S3,256,158)。そのような方法においては樹脂は不純物タンパク質お よび発熱物質を結合し、ウロキナーゼを溶液に残している。
より最近、珪藻土、アガロース、セルロース、コラーゲンおよび他の吸着剤のご とき水不溶性固体支持物に結合または接着したウロキナーゼに親和性を持つ種々 の試薬を用いてアフィニティークロマトグラフ法が実行されている。親和性試薬 には塩基性アミノ酸、アグマチン、アプロチニン、グアニジンおよびアデニンの 誘導体、フィブリンおよび多くの他者の中でウロキナーゼを認識する抗体が含ま れる。
種々の電気泳動的およびHPLC的手段による精製も試みられている。
臨床的に価値のある量のウロキナーゼ化合物を得る試みにおいては、これらのタ ンパク質を産生ずることが知られている細胞(例えば腎臓および肺)が丘とトロ で培養されている。それらの細胞にはヒトおよびミドリザルまたはアカゲザル胎 児および成人腎臓、成人および胎児肺、成人および胎児心臓、胎盤。
成lI、甲状腺、膵臓および尿管が含まれている。しかしながら、誘導剤(例え ば、種々のアミノ酸、サツカリド、ホルモン、フマル酸、リンゴ酸、コハク酸お よび/またはグリコール酸)を培養培地に濃厚することによる生成の増加、また はタンパク質分解および変性の減少(例えば金属キレート剤、プロナーゼおよび トリプシンインヒビターにより)の試みにもかかわらずこれらの細胞の培養培地 から得られる収量はいまだ多くない。ウロキナーゼ存在下非ヒト、混血動物に前 もって移植し繁殖させたウロキナーゼ産生リンパ球ハイブリドーマ細胞の培養に より培養細胞のウロキナーゼ産生を増加させるための更なる試みがなさilてい る(U 、 S 、4,537,852>。しかしながら、この方法は実行する のに高価で時間がかかる。
組換えDNA技術の出現により、多量のプロウロキナーゼを産生ずるように遺伝 子操作されている細胞株が開発され培養されたやこれらの細胞株には大腸菌、酵 母、バシラス(Bacillus)およびニューロスボ″′″(7)のごとき微 生物およびサルおよびヒトの腎臓細胞およびW!維芽細胞を含む哺乳類細胞株が 含まれる。発現されたプロウロキナーゼは細胞抽出物またはそれが分泌されてき た液体増殖培地から活性型で回収されなければならない。回収は本質的には尿か らの精製のために前に説明したものと同じ方法論により達成された。
培養培地からの回収は、そのような培地は典型的には多くの他の閏停ないタンパ ク質(そのいくつかはタンパク質分解活性を持っている)を含んでいるのでかな りやっかいな仕事となる。
例えば血清補給培地はプロウロキナーゼを容易に分解するプラスミンおよび他の 血清プロテアーゼを含んでいることが知られている。金属キレート剤および種々 のプロテアーゼ阻害剤の添加による保護の試みにもかかわらず、はとんどの既知 の精製法は適切にウロキナーゼ化合物を保護することができない、前に説明した ごとく、これらの予防措置はせいぜい部分的保護を与えるだけである。従って既 知の回収方法は血清を含まない溶液(それらは役に立たないが)からウロキナー ゼ化合物を単離するのに使用した場合最も効果的であり、潜在的に毒要素を導入 しているかもしれない、加えて、免疫アフィニティークロマトグラフィーを用い る精製方法は商業的要求まで規模を拡げた場合全く高価なものになるであろう。
それ故、商業量のウロキナーゼ化合物を酵素的に活性な形で産生するためにはそ れが分解される前に培地から効果的、能率的および迅速に回収する大規模精製法 が必要とされる。
従って、本発明の目的はウロキナーゼ含有溶液からウロキナーゼ化合物を単離す る迅速で単純および商業的に実行可能な方法を提供する事である。別の目的は培 養培地からウロキナーゼ化合物を精製する方法を提供することである。さらに別 の目的は、ウロキナーゼ化合物含有溶液から実質的に他の非関連タンパク質を含 んでいない未分解ウロキナーゼ化合物を回収する方法を提供することである。血 清補給培地中に存在する他のタンパク質からウロキナーゼ化合物を分離する方法 を提供するのも本発明の目的である。ウロキナーゼ化合物含有医薬処方の大規模 商業生産に有用量の未分解ウロキナーゼ化合物を回収する方法を提供するのも更 なる目的である。
〔発明の開示〕
l肌へi扛 免疫グロブリンを精製するのに使用される種類のクロマトグラフィー樹脂がプロ ウロキナーゼ−およびウロキナーゼ−含有溶液からプロウロキナーゼおよびウロ キナーゼを回収するのに有用であることが発見された(“プロウロキナーゼ、“ ウロキナーゼ”およびそれらの混合物をここでは以後“ウロキナーゼ化合物”と 称する)、特に、多陰イオン基を持つ共有結合的結合ポリマーを合むシリカ様マ トリックスが驚くべきことに溶液中の多くの他のタンパク様成分に優先してウロ キナーゼを結合し、ウロキナーゼ化合物に富んだ分画を選択的に溶出することを 可能にすることが発見された。そのようなマトリックスの単一バッチまたはクロ マトグラフィー法での使用により、゛血清を含まないおよび血清補給液体培養培 地、ウロキナーゼを合成し細胞内に蓄積している細胞の抽出物、およびアルブミ ンプロテアーゼ。
免疫グロブリンおよび種々の他のタンパク質を含むウロキナーゼ分解条件にウロ キナーゼ化合物が接触するであろう時間を最短にすることにより、ウロキナーゼ 化合物含有溶液からのウロキナーゼ化合物の回収を促進できる。それらの他のタ ンパク質からのウロキナーゼ化合物の速かな分離はウロキナーゼ化合物がその中 の分、解性要素と接触する時間を最短にする。
すべての態様において、本発明はウロキナーゼ化合物含有タンパク様成分からウ ロキナーゼ化合物を回収する方法を提供する。この方法はウロキナーゼ化合物含 有溶液を粒子状のシリカ様マトリックスと接触させ(ウロキナーゼ化合物のマト リックスへの結合の助けとなる条件下)、非結合タンパク質をマトリックスから 分離し、それから結合ウロキナーゼ化合物を放出することを含んでいる。マトリ ックスは多陰イオン基を持つ共有結合性結合ポリマーから成る。
1つの態様において、本発明は血清が補給された培地も含む培養培地からウロキ ナーゼ化合物を回収する方法を提供する。
血清はこの発明で使用される種類のマトリックスへ結合することが知られている 免疫グロブリンおよびウロキナーゼ化合物を分解する能力を持つ血清プロテアー ゼを含んでいる。しかしながら本発明で使用されるマトリックス物質は以下に説 明する選択的結合および溶出により有害なプロテアーゼ、アルブミンおよび他の タンパク質からウロキナーゼ化合物を容易に分離することを可能にする。
本発明の方法はウロキナーゼ化合物含有溶液をクロマトグラフィー技術を用いて マトリックス上を通過させることにより実施される、即ちカラム中にマトリック スを配置し、試料を詰め、洗浄し、続いて採取する。もしくはマトリックス物質 およびウロキナーゼ化合物含有溶液を一緒に混合する固相バッチ抽出技術を用い ても本方法を実施できる。
本発明のマトリックスの固体相に共有結合で結合しているポリマーは、例えばカ ルボン酸基のごときぶらさがった陰イオン基を含むポリエチレンバックボーンで ある。好適な実施態様においては、ポリマーはカルボキシル化されたポリエチレ ンイミノアルキルトリアルコジキシランを含み、最も好適にはカルボンキシル化 されたポリエチレンイミノプロピルトリメトキシシランを含む、シラン基は反応 活性でシリカマトリックス上の遊離の水酸基と共有結合的に結合するやこの実施 態様においてマトリックスは粒子状の細孔のあるガラスまたはシリカと約400 から約1800ダルトンの範囲の分子量を持つカルボキシル化ポリエチレンイミ ノプロピルトリメトキシシランボリマーとの反応生成物である。ガラスは約35 から180ミクロンの範囲の平均粒子直径を持ち、約40から1000オングス トロームの範囲の平均細孔サイズを持っているであろう、もしくはシリカは約3 から70ミクロンの範囲の平均粒子径および約50から1000オングストロー ムの平均細孔サイズを持っているであろう。
本発明の好適な態様においてはマトリックス物質はマトリックス物質ダラム当り 、約0.3から1.2ミリ当り当量のカルボキシを含んでいる。
1つの実施態様においては、本発明の接触工程は約4.0から6.0、しかし好 適には約5.6のpHで実施される。放出工程は6.0以上のpHおよび約25 0@Mまたはそれ以上のイオン強度(好適には約500mM)で実施される。放 出工程はまた約4.0より低いpHrも実施されるであろう、接触および放出の 両工程とも本発明の好適な態様においてはイプシロンアミノカプロン酸(EAC A)および界面活性剤の存在下に実施されるであろう。
本発明の方法を実施することにより、マトリックス物質と接触させたウロキナー ゼ化合物含有溶液中のウロキナーゼの90%またはそれ以上がしばしば回収でき る。
区@111に監 本発明の前記のおよび他の目的は(発明自身同様にその種々の様相)、付随する 図と一緒に以下の説明を読むとより十分に理解されよう。
図1はABxカラム上条件付け、血清補給増殖培地のクロマトグラフィーにより 得られた分画の代表的クーマシープル染色SDSポリアクリルアミドゲルである 。レーン1は低分子量標準品を含み;レーン2は未濾過出発物質を含み;レーン 3はカラムに充填した一過出発物質を含み;レーン4はフロースルーを含み;レ ーン5はwt衝液A洗浄物を含み:レーン6は20%緩衝液Bを含む緩衝液Aで の洗浄により得られる溶出物を含み;レーン7は100%緩衝液Bでの展開によ り得られる分画1溶出物を含み;レーン8は同じ100%緩衝液Bでの展開によ り得られる分画2溶出物を含み;レーン9は同じ100%緩衝液Bでの展開によ り得られる分画3溶出物を含み;レーン10は100%緩衝液C洗浄により得ら れる溶出物を含んでいる。
図2はABxカラム上条件付け、血清無しの増殖培地のクロマトグラフィーによ り得られた分画の代表的クーマシーブルー染色SDSポリアクリルアミドゲルで ある。レーン1は低分子量の標準品を含み;レーン2は未濾過出発物質;レーン 3はカラムに充填した一過出発物質を含み;レーン4はフロースルーを含み;レ ーン5は緩衝液A洗浄物を含み:レーン6は20%緩衝液Bを含む緩衝液Aによ る洗浄で得られる溶出物を含み;レーン7は100%緩衝液Bでの展開による分 画1溶出物質を含み;レーン8は同じ100%緩衝液Bでの展開による分画2溶 出物を含み;およびレーン9は100%緩衝液Cでの展開により得られる溶出物 を含んでいる。
〔発明を実施する為の最良の形態〕
ウロキナーゼ化合物含有溶液から未分解のウロキナーゼ化合物を回収する効率的 方法が考案され、それは単純、有効であり費用がかからない。
本方法は免疫グロブリンの精製および分離に以前使用されていた種類の既知の樹 脂(米国特許第4,606,825号参照)がウロキナーゼ化合物の優先的結合 、および分離された溶出に使用できるという予期されなかった発見を利用したア フィニティークロマトグラフィーおよび抽出法を使っている。簡単に記すと、本 方法はウロキナーゼ化合物含有溶液と樹脂をタンパク質結合を助ける条件下接触 させ、未結合タンパク質を樹脂から分離し、およびそれから結合ウロキナーゼ化 合物を放出させることを特徴としている。本方法はウロキナーゼ化合物を単独で または他のタンパク質との混合物として含んでいる任意の溶液からのウロキナー ゼの回収に使用できる9そのような溶液としては、例えばプロウロキナーゼを発 現するくしかしそれを分泌はしない)細胞の抽出物および血清が補給されたまた は血清を含まない培養培地が挙げられる9図1および2に示されているSDSポ リアクリルアミドゲルは血清アルブミンを含む培地の他のタンパク質構成物から ウロキナーゼ化合物をきれいに精製できる本方法の能力を示している。
精製過程に使用するのに適した分離物質の種類はシリカゲルまたはガラスピーズ から構成されるごとき粒子状シリカ様マトリックスが挙げられる。これらの成分 粒子回収法を実施するのに有用であることが知られている任意の大きさでよい。
しかしながら、約3から約70ミクロンの範囲の直径を持つシリカ粒子、および 約35から約180ミクロンの範囲の直径を持つガラスピーズが好適である。約 40ミクロンの平均粒子径が本発明の実施には最も有用である0粒子はまた多孔 性であり、シリカゲルは約50から1000オングストロームの範囲の好適な細 孔直径を持ち、ガラスピーズは約40から1000オングストロームの範囲の好 適な細孔直径を持つ。
シリカ様粒子に5陰イオン基を持つ1つまたはそれ以上のポリマーが結合してい る。好適なポリマーはカルボキシラードで誘導体化されたポリエチレンである。
ポリマーは好適にはシラン基を通してマトリックスへ結合され、それ故末端に反 応活性のシラン基を持つカルボキシル化ポリエチレンが分離マトリックスの産生 に使用される。好適なポリマーはポリエチレンイミノプロピルトリメトキシシラ ンのごときカルボキシル化ポリエチレンイミノアルキルシランである。ポリマー の分子量は一般に約300から約2,000ダルトンまたはそれ以上の範囲であ ろう。全体で負の荷電を持つ多くの異った化学側基が有用であろうが、最も好適 な陰イオン基はカルボキシラード基である。約0.3から約1.2のカルボキシ 当量を含む誘導体化マトリックス物質が本発明の方法を有効に実施するのに最も 望ましい樹脂である。
本発明に有用な現在好適なマトリックス物質はJ、A、ベーカーケミカルカンパ ニー、フィリップスバーグ、N、J、から商標B A K E RB ON D  A B xT”の名で販売されている。この物質はカルボキシル化ポリエチレ ンイミンポリマーで誘導化された40ミクロンの平均粒子径を持つシリカゲルか ら成っている。
この好適な物質の製造方法およびその構造についての更なる詳細は米国特許第4 ,540,486号に記載されており、その記載はここに参照文献として包含さ れている。
本発明の方法の接触工程は誘導体化マトリックスの荷電基が溶液と接触するよう になる任意の方法で実施されるであろう。
接触工程を実施する1つの好適な方法はウロキナーゼ含有溶液がマトリックスを 移行するおよび通り抜けるHPLCまたは伝統的な低圧液体クロマトグラフィー のごときクロマトグラフィー的分離技術を使用することである。このことは結合 の助けとなる緩衝液で(平衝緩衝液)で前もって平衡化したマトリックスをクロ マトグラフィー用カラムに前もって充填し、ウロキナーゼ含有溶液を注いでそれ を通すことにより達成できる。
他の接触工程は固相抽出法を使用し、それによるとウロキナーゼ含有溶液をマト リックスと一緒に混合し、2相混合物を形成させる。液体および固体相を分離し 、マトリックス物質を追加の平衡緩衝液中に再懸濁して無関俤に結合したタンパ ク質をそれから除去する。
両方の場合とも接触工程は溶液中誘導体化マトリックスのウロキナーゼ化合物の 結合な可能にする条件下実施しなければならない。係合はマトリックスおよびウ ロキナーゼ化合物の反対に荷電した基の引力および相互作用の結果であるらしい 。それ故、ウロキナーゼ化合物およびマトリックスの荷電された性質と保つ条件 が成功の為には重要である。そのような条件はウロキナーゼ化合物およびマトリ ックスを適したpHおよびイオン強度の溶液へさらすことにより達成されるであ ろう0例えば、プロウロキナーゼ産生細胞の培養に使用されウロキナーゼ化合物 を含んでいる増殖培地(条件付は培地)は最終pHがウロキナーゼ結合と一致す るように酸で調整される。さらに条件付は培地は細胞破片を除去するため濾過さ れ、タンパク質を凝集させない為に例えばトウィーン−80(シグマケミカルカ ンパニー)のごとき界面活性剤を補給される、結合のための好適な条件は約4. 0および約6.0の間のpHを持つ(約5.6のpHが最も好適である)溶液ま たは平衡緩衝液を使用することである。
結合タンパク質を含むマトリックスは次に洗浄しく平衡緩衝液で)無関係のタン パク質および他の夾雑物を除去する。
ウロキナーゼ放出工程はマトリックスからの結合ウロキナーゼ化合物の最も効率 良い除去を促進するためイオン強度およびpHの特異的条件下実施されねばなら ない、この工程はマトリックスに結合されているつ6キナ一ゼ化合物をその放出 を起こす溶液(即ち溶出緩衝液)にさらすことにより実施されるであろう0例え ば、その溶液を結合ウロキナーゼおよびマトリックス物質を含むカラムに注ぐか またはバルクマトリックス物質との再懸濁に使用する。模範的溶液は約6.0よ り高いpHおよび約2505Mより高いイオン強度(500+++Mのイオン強 度が好適である)を持つ溶出緩衝液である。もしくは約4.0より低いpHを持 つ緩衝液を用いてもウロキナーゼ化合物が溶出されるであろう。増加されたイオ ン強度を持つ1つ以上の溶出緩衝液もまた本発明の放出工程の間連続して使用さ れる。
接触および放出工程の成功を促進するであろう条件下が設定され、例えばプロテ アーゼ阻害剤として作用するイプシロンアミノカプロン酸(EACA)およびト ウイーンー80(シグマケミカルカンパニー)のごとき界面活性剤のウロキナー ゼ化合物含有溶液および溶出液の両方への添加などが含まれる。
本発明の方法により溶液から回収されたウロキナーゼ化合物の量は例えば免疫検 定または活性検定を含む多くの既知の検定法により決定されるであろう。
活性を測定するには、最初に不活性なプロウロキナーゼを酵素的に活性なウロキ ナーゼへ変換しなければならない。このことは例えばプラスミンのごときプロテ アーゼにより達成できる。
プロテアーゼの作用は例えばアプロチニンのごとき阻害剤により休止される。残 っているタンパク質はウロキナーゼであり、その酵素活性は例えばS−2444 のごとき発色基質を用いて分光学的に測定される。
一般的に本発明の方法は粗抽出物のウロキナーゼ活性の90%を越える回収が可 能であり、その結果溶液は非常に高い酵素活性を持っている。
以下の実施例は例示の為に示されるものであり、本発明の対象を制限するもので はない。
K1匹り この実施例においては、プロウロキナーゼが1%胎児ウシ血清(F B S)お よびIOK I単位/mlのアプロチニンを含む典型的増殖培地から抽出される や A、前処理: ヒトプロウロキナーゼを産生ずるカプセルに入れられた遺伝子工学による細胞が 増殖培地中培養される、以後“条件付け”(例えばウロキナーゼ化合物含有)培 地と称する0条件付けられた等張培地はEDTA (5餉M)およびトウィーン 80 (0,01%)で処理される。培地は6N HαでpH5,6へ滴定され 、−過して細胞破片を除去する。
B、クロマトグラフィー: 7リツトルの前処理された条件付は培地を室温にてABx(J。
T、ペイカーケミカルカンパニー、フィリプスバーグ、NJ、粒子径40ミクロ ン)を含むファルマシアにカラム(容量=41ml)上に注ぎ105cy/hr で流す、カラムを10カラム容量の平衡緩衝液A (10輸Mモリホリエタンス ルホン酸(MES)、5esMEDTAおよび0.01%トウィーン80.pH 5,6)で洗浄し、次に10カラム容量の20%溶出緩衝液B (500mM  NaoAc、5mME D T A 、0.01%トウィーン801pH7,0 )/80%緩衝液Aで洗浄する。カラム上のタンパク質は8カラム容量の100 %緩衝液Bで溶出する。カラムは続いて10カラム容量の緩衝液C(IMNaO Ae、5重M EDTA、0.01%トウィーン80.pH7,0)で洗浄する 。カラム溶出液は2SOneiのUV吸収によりモニターする。
C0電気泳動: 条件付は培地およびカラム溶出物は精製の間の異った段階でLaemmli(ネ ーシ−? −(1970)227 :680−685)の方法に従ってドデシル 硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)により 分析された。7.5%−20,0%勾配ゲルは0.25%クーマシーブルー、5 0%メタノール、10%酢酸で染色され、50%メタノール、10%酢酸で脱色 され写真に撮られた。
カラムから溶出されたプロウロキナーゼのほとんどは図1に示したごと(,10 0%溶出緩衝液Bのビーク2物質を含むカラム分画に見られた。図1はまたプロ ウロキナーゼが培養培地中の他のタンパク質からきれいに分離され精製されてい ることも示している。
D、活性検定: 培地および5DS−PAGEで分析された各々のカラム分画のウロキナーゼ活性 が以下のごとき直接ウロキナーゼ(UK)検定により分析された。プロウロキナ ーゼは酵素活性を持たないのでプラスミンの作用によりウロキナーゼ(活性)へ 変換されなければならない。
10M1の検定緩衝液(50mM )リス−Hα、pH7,5,12mM Na α。
0.1%トリトンX−100)をマイクロタイタープレート(コスタ−#279 7)の最初のウェルへ対照試薬として入れる。ウロキナーゼ標準貯蔵溶液(30 001U /ml検定緩衝液カルビオケム#672081)を検定緩衝液で更に 希釈して100.50.25.12.5および6.25TU、/mlとする。
希釈ウロキナーゼ標準品または未知試料をウェルに3重に加える。211のプラ スミン(12,5力ゼイン単位/ wl H20ヘレナ# 5303)が適当な ウェルに添加される。すべての試料はプラスミンの存在下および不在下検定され る。試料は摂氏37度で1時間インキュベートされる。プラスミンを含むプレー トに10yl/ウエルのアプロチニン(2000K I U / ml検定緩衝 液、シグマ#A 1153)を添加し:プラスミンを含まないプレートには10 11の検定緩衝液を添加する。プレートを摂氏37度で15分間インキュベート する。
90μlの1−M S −2444(ヘレナ#5281)検定緩衝液溶液を各々 のウェルに加え、プレートは2から3時間37度にてインキュベートする。プレ ートリーダー中405nmでの光学密度が読み取られる。
未知試料中のプロウロキナーゼの濃度はOD 、、5に対するウェル当りの酵素 単位から決定される。プラスミン存在下で検定された試料の活性は存在するプロ ウロキナーゼおよびウロキナーゼの活性の合計を含んでいる。与えられた試料中 のプロウロキナーゼの量はプラスミン存在下および不在下で得られた値の間の差 である。
結果は下記の表1に示されている。
前二L ウロキナーゼ活性検定 分画         容量      全体に対する%濾過前の原物質     7000.0 yI−過後の原物質    7000.Oxi          100%フロースルー     7000.Ox10洗浄          1000.Owl          020%B :A       10 00.Owl          0100%C1000,Oxi           Oカラムから活性の91.4%が回収されたU匹^ A、前処理: 本実施例ではIOK I単位/mlアプロチニンを含む典型的な血清を含まない 増殖培地からプロウロキナーゼが抽出され、実施例1に記載されたごとく前処理 およびP通された。
B、クロマトグラフィm: 6リツトルの前処理された条件付は等張培地を室温にてABx(J、T、ベーカ ーケミカルカンパニー;40ミクロン粒子直径)を含むファルマシアにカラム( 5X 2.5cm)上に充填し、カラムは107cy/hrで流す。充填後カラ ムを20カラム容量の緩衝液Aおよび10カラム容量の20%緩衝液B/So% 緩衝液Aで洗浄する。カラム上のタンパク質は6カラム容量の100%M1!! 液Bで溶出する(実施例1参照)9カラムは次に10カラム容量の100%緩衝 液Cで洗浄する。
カラム溶出液は実施例に記載したごとくUV吸収によりモニターされる。100 %緩衝液Bでの展開により2つのピークの分画が得られた。
C1電気泳動: 培地およびカラム溶出物は操作の間一般に実施例1に記載されているごと<5D S−PAGEにより分析される。大多数のウロキナーゼは図2に示したごと<1 00%緩衝液Bでカラムから溶出される。
D、活性検定: 操作の同各々の工程での培地およびカラム溶出物中に観察されるウロキナーゼの 酵素活性は上記実施例に記載されているごとき直[UK検定により分析される。
結果は下記の表2に示されている。
前二と ウロキナーゼ活性検定 分画         容量     全体に対する%濾過前の原物質     6000.Ox(!−通過後原物質    6000.0 ml         100%フロースルー     6000.0庸10洗浄100%A      1000.0 mN         O洗浄 20%B :A    49 0.0社        0100%B(分画1 )     65.OwlO ,1%100%B(分画2)    215.Ox191.0%100% C5 00,Owe         Oカラムから活性の91.1%が回収された。
KI匹l A、前処理: この実施例においてはIOK I単位/mlアプロチニンを含む典型的な血清を 含まない増殖培地からプロウロキナーゼが抽出され、実施例1に記載したごとく 前処理され?75通される。
B、クロマトグラフィー: 8リツトルの前処理された条件付は培地を室温にてABx(J。
T、ベーカーケミカルカンパニー;40ミクロン粒子直径)を含むファルマジア にカラム(5’X 2 、0ct)上に充填し、カラムは105Cν/hrで流 す。充填後、カラムを10カラム容量の緩衝液Aおよび10カラム容量の20% ff衝液B/80%緩衝液Aで洗浄する。カラム上のタンパク質は8カラム容量 の100%緩衝液B(実施例1g照)で溶出される。カラムは次に10カラム容 量の100%榎衝液Cで洗浄される。
カラム溶出液は実施例1に記載されているごとくUV吸収によりモニターする。
100%緩衝液Bによる展開により2つのピークの分画が得られた。
C1電気泳動: 操作の間培地およびカラム溶出物が一般的に実施例1に記載されたごと<5DS −PAGEにより分析された。ウロキナーゼの大多数は100%緩衝液Bにより カラムから溶出された(分画2)。
D、活性検定: 操作の間の各々の工程で培地およびカラム溶出物中に観察されるウロキナーゼの 酵素活性は前記実施例1のごとく直接UK検定により分析される。
結果は下記の表3に示されている。
轟」し ウロキナーゼ活性検定 r通前の原物質    8000.0 ml濾過後の原物質    8000. 0 al        100%フロースルー     8000.0 mI          O洗浄100%A      400.0 mI          O洗浄 20% B :A    400.Od         0 100%B(分画1)     20.O*10100%B(分画2)     300.0 ml        99.5%カラムから99.5%の活性が回 収された。
以上の実施例から評価されるごとく、全部ではないにしてもほとんどのウロキナ ーゼ関連酵素活性が本発明の方法により血清を含まないおよび血清を補給した両 方の培地から回収できる。
FIG、 1 FIG、 2 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の7第1加 平成 2年 2月り国 特許庁長官  吉 1)文 毅 殿 1、特許出願の表示 PCT/US89102290 2、発明の名称 ウロキナーゼ化合物の回収 3、特許出願人 住 所  東京都千代田区大手町二丁目2番1号平成 元年11月 1日 請求の範囲 (、)ウロキナーゼ化合物含有タンパク質溶液を粒子状のシリカ様マトリックス と前記溶液中のウロキナーゼ化合物が前記マトリックスへ結合する条件下接触さ せ、前記マトリックスは前記粒子状のシリカ様マトリックスとポリエチレンイミ ノプロビルトリメトキシシランが共有結合的に結合した反応生成物を含んでおり ; (b)前記マトリックスから非結合タンパク質を分離し;および (c)前記マトリックスからウロキナーゼ化合物を放出させる。
2、前記溶液が培養培地を含む請求の範囲第1項記載の方法。
3、前記溶液が細胞抽出液を含む請求の範囲第1項記載の方法9 4、前記接触工程がクロマトグラフィー分離技術を用いて前記マトリックス上に 前記ウロキナーゼ化合物含有溶液を通過させることを含む請求の範囲第1項記載 の方法。
5、前記接触工程が固体相抽出技術を用い、前記マトリックスおよび前記ウロキ ナーゼ含有溶液を一緒に混合して2相混合物を形成させることを含む請求の範囲 第1項記載の方法。
6、前記シリカ様マトリックスがシリカゲルおよび多孔性ガラスピーズから構成 される群より選択される粒子を含む請求の範囲第1項記載の方法。
7、前記マトリックス物質が前記マトリックス物質1グラム当り約0.3から約 1.2カルボキシルミリ当量を含む請求の範囲第1項記載の方法。
8、前記接触工程が約4.0および約6.0の間のpHで実施される請求の範囲 第1項記載の方法。
9、前記接触工程が約5.6のpHで実施される請求の範囲第8項記載の方法。
10、前記放出工程が約6.0より高いpHおよび約250ミリモルより大きな イオン強度で実施される請求の範囲第1項記載の方法。
11、前記放出工程が約500ミリモルのイオン強度で実施される請求の範囲第 10項記載の方法。
12、前記放出工程が約4.0未満のpHで実施される請求の範囲第1項記載の 方法。
13、前記接触および放出工程がイプシロンアミノカプロン酸および洗浄剤の存 在下実施される請求の範囲第1項記載の方法。
14、前記放出工程が、ウロキナーゼ化合物が前記マトリックスと接触した前記 ウロキナーゼ含有化合物溶液中の少くとも90%のウロキナーゼ化合物から構成 される分画を産生ずる請求の範囲第1項記載の方法。
国際調査報告

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ウロキナーゼ化合物および他のタンパク質の溶液からウロキナーゼ化合物を 抽出する方法で、前記方法は下記の工程(a)〜(c)より成る: (a)ウロキナーゼ化合物含有タンパク質溶液を粒子状のシリカ様マトリックス と前記溶液中のウロキナーゼ化合物が前記マトリックスに結合する条件下接触さ せ、前記マトリックスには多陰イオン基を持つ共有結合性結合ポリマーが含まれ ている; (b)前記マトリックスから非結合タンパク質を分離し;および (c)前記マトリックスからウロキナーゼ化合物を放出させる。
  2. 2.前記溶液が培養培地を含む請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.前記溶液が細胞抽出液を含む請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 4.前記接触工程がクロマトグラフィー分離技術を用い、前記マトリックス上を 前記ウロキナーゼ化合物含有溶液が通過することにより実施される請求の範囲第 1項記載の方法。
  5. 5.前記接触工程が固体相抽出技術を用い、前記マトリックスおよび前記ウロキ ナーゼ含有溶液を一緒に混合して2相混合物を形成することにより実施される請 求の範囲第1項記載の方法。
  6. 6.前記シリカ様マトリックスがシリカゲルおよび多孔性ガラスビーズから構成 される群より選択される粒子を含む請求の範囲第1項記載の方法。
  7. 7.前記ポリマーの前記陰イオン基がカルボキシラート基である請求の範囲第1 項記載の方法。
  8. 8.前記ポリマーがカルボキシル化ポリエチレンイミンシランから成る請求の範 囲第1項記載の方法。
  9. 9.前記マトリックス物質が粒子状の制御された細孔サイズのガラスとカルボキ シル化ポリエチレンイミノアルキルトリアルコキシシランとの反応生成物を含む 請求の範囲第1項記載の方法。
  10. 10.前記マトリックスが粒子状シリカとカルボキシル化ポリエチレンイミノア ルキルトリアルコキシシランとの反応生成物を含む請求の範囲第1項記載の方法 。
  11. 11.前記マトリックス物質が前記マトリックス物質1グラム当り約0.3から 約1.2カルボキシルミリ当量を含む請求の範囲第9または10項記載の方法。
  12. 12.前記接触工程が約4.0および約6.0の間のpHで実施される請求の範 囲第1項記載の方法。
  13. 13.前記接触工程が約5.6のpHで実施される請求の範囲第12項記載の方 法。
  14. 14.前記放出工程が約6.0より高いpHおよび約250ミリモルより大きな イオン強度で実施される請求の範囲第1項記載の方法。
  15. 15.前記放出工程が約500ミリモルのイオン強度で実施される請求の範囲第 14項記載の方法。
  16. 16.前記放出工程が約4.0未満のpHで実施される請求の範囲第1項記載の 方法。
  17. 17.前記接触および放出工程がイブシロンアミノカブロン酸および界面活性剤 の存在下実施される請求の範囲第1項記載の方法。
  18. 18.前記放出工程が前記マトリックスと接触した前記ウロキナーゼ化合物含有 溶液中の少くとも90%のウロキナーゼ化合物から構成されるウロキナーゼ化合 物を含有する分画を産生する請求の範囲第1項記載の方法。
  19. 19.前記マトリックス物質が制御された細孔を持つガラスおよびシリカからな る群より選択される固形物とカルボキシル化,ポリエチレンイミノプロピルトリ メトキシシランとの反応生成物を含む請求の範囲第1項記載の方法。
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