JPH022928B2 - - Google Patents

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JPH022928B2
JPH022928B2 JP7115083A JP7115083A JPH022928B2 JP H022928 B2 JPH022928 B2 JP H022928B2 JP 7115083 A JP7115083 A JP 7115083A JP 7115083 A JP7115083 A JP 7115083A JP H022928 B2 JPH022928 B2 JP H022928B2
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JP
Japan
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polishing
belt
endless
steel strip
polished
Prior art date
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JP7115083A
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English (en)
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JPS59197524A (ja
Inventor
Hiroyuki Sato
Keiichi Tachibana
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP7115083A priority Critical patent/JPS59197524A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/02Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
    • C21D8/0205Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips of ferrous alloys

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Heat Treatment Of Steel (AREA)
  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は耐汚染性に優れたステンレス鋼帯の製
造法に関する。 ステンレス鋼帯の研摩仕上げとしてはNo.3,No.
4,No.7等従来より種々のものがあるが、外観的
には研摩面が微細で均一なものが良好とされてい
る。しかしこのような研摩仕上げステンレス鋼帯
を例えばシンクトツプ材の如く清潔さを必要とす
る部材に使用する場合には、外観のほか種々の食
物が付着しても容易に除去でき、かつ除去後は付
着跡が目立たないことが必要とされる。 しかしながら従来のNo.3やNo.4仕上げのものを
シンクトツプ材などに使用した場合、表面粗度が
大きいため、布や洗剤などで拭つたのでは付着物
が研摩目中に汚れとして残つてしまい、容易に除
去できないものであつた。このような問題を解決
するにはNo.7仕上げのもののように表面粗度の小
さいものを使用すればよいのであるが、No.7仕上
げのものは光沢があるため、付着物が少しでも残
存すると汚れが目立ちやすいという問題があつ
た。 本発明は従来の研摩仕上げステンレス鋼帯が耐
汚染上このように種々問題を有していた点に鑑
み、このような問題のない研摩仕上げステンレス
鋼帯の製造法を提供するものである。 本発明の製造法は工業的には冷間圧延の次に研
摩を行い、その後光輝焼鈍、調質圧延を順次行
う。従来研摩は調質圧延後に行うのが一般的であ
つたが、本発明の場合は調質圧延前に行う。これ
は研摩面を調質圧延することにより研摩凸部の大
きなものを押しつぶし研摩面を均一にするためで
ある。また従来の研摩仕上げステンレス鋼帯の製
造の場合、冷間圧延後焼鈍酸洗を行つていたが、
本発明の場合はこれに代えて光輝焼鈍を行い、し
かもこの光輝焼鈍を研摩の次に行う。これは本発
明の製造法において焼鈍酸洗を行うと研摩目が細
かいから研摩目がくずれ、均一な外観とならず、
かつ光輝焼鈍後研摩を行うと研摩目が粗くなる。
即ち冷間圧延直後の方が、加工硬化し表面が硬く
研摩した時、細かい目となるからである。 本発明における研摩は複数のベルト研摩機を設
置した研摩ラインに鋼帯を通板させて行う。そし
てこの研摩に際してはまず第1段階として#120
〜#320の砥粒付エンドレスベルトを取付けた研
摩機2〜4台にて研摩して表面調整を行い、次に
第2段階として#320〜#400の砥粒付エンドレス
コルクベルトを取付けた研摩機2台以上にて研摩
して研摩目を形成する。ここでエンドレスコルク
ベルトとは第1図に断面を示すようにベルト基材
1の上に接着剤2でもつてコルク粒3が接着さ
れ、さらにこの接着剤2およびコルク粒3の上に
砥材4が接着されたものである。 本発明の場合上記のように第1段階において
#120〜#320の砥粒付きエンドレスベルトを使用
するのは#120より粗い番手の砥粒付きベルトを
使用すると後に#320〜#400の砥粒付きエンドレ
スベルトで研摩しても粗い研摩目が残つてしま
い、また#320より細かい番手のベルトを使用す
ると鋼帯表面の地肌を全部除去するのに多数のベ
ルト研摩機を必要とするからである。ベルト研摩
機の台数は上記粒度のエンドレスベルトを使用し
ても地肌全部を除去するのに1台では無理で、2
台以上必要とする。しかし4台あれば表面疵など
が存在していても除去できるので最高4台で十分
である。 一方第2段階において#320〜#400の砥粒付き
エンドレスコルクベルトを使用するのは砥粒が
#320より粗いもののものを使用すると研摩目が
粗くなつて、付着物の除去が困難となり、また
#400より細いものを使用すると光沢が高くなつ
て付着物の除去跡が目立つからである。またベル
ト研摩機2台以上で研摩するのは1台では柔かい
研摩目の表面を得ることができないからである。
通常柔かい研摩目を得るには2台で十分で、3台
使用すればさらに良好な研摩目が得られるが、コ
スト高となる。 以上の第1段階および第2段階の研摩における
通板速度はともに10〜50m/分で、またベルト周
速は900〜2100m/分で行うのが好ましい。通板
速度およびベルト周速がこれらより速いと研摩目
の長さが短くなり過ぎ、外観上良好でなくなり、
逆に遅いと研摩目の長さが長くなり過ぎ、やはり
外観上良好でなくなるととももに、生産性も低下
し、コスト高となる。 第2図は研摩ラインにおける研摩方法の一実施
例を示したもので、鋼帯5のコイル6をペイオフ
リール7にセツトし、ここより鋼帯5を送出す。
ペイオフリール7より送出した鋼帯5はレベラー
8で形状を矯正した後溶接機9で先行鋼帯と接続
し、ベルト研摩機へと通板させる。 研摩に際しては入側の4台のベルト研摩機10
a,10b,10cおよび10dに#120〜#320
の砥粒付きエンドレスベルト11a,11b,1
1cおよび11dを取付け、これらを回転させな
がら研摩する。そして次のベルト研摩機10eお
よび10fには#320〜#400の砥粒付きエンドレ
スコルクベルト12aおよび12bを取付けて研
摩する。なお図中13はブレーカロール、14は
鋼帯5をベンデングさせるビリーロール、15お
よび16はエンドレスベルト11a〜11dまた
はエンドレスコルクベルト12a,12bを張設
して回転させるコンタクトロールおよびアイドル
ロールである。 以上のようにして研摩した後鋼帯5は層間スリ
ツプを防止するため合紙17を挿入しながらテン
シヨンリール18に巻取り、溶接部分がきたらシ
ヤー19で切断する。 研摩後の光輝焼鈍は従来の公知条件で十分であ
り、またこの光輝焼鈍後の調質圧延も従来の公知
条件、すなわち圧下率0.5〜1.5%で十分である。
このようにして製造された鋼帯を通常の剪断設備
を通板し鋼板としてもよい。 表1はSUS304熱延鋼帯を常法により冷間圧延
した後研摩ラインに通板して、通板速度30m/分
で通板しながら#320の砥粒付きエンドレスベル
トを取付けたベルト研摩機4台で研摩してまず表
面調整を行い、次に#400の砥粒付きエンドレス
コルクベルトを取付けたベルト研摩機2台にて研
摩して研摩目立てを行い、その後常法による光輝
焼鈍および圧下率1.0%の調質圧延し、その後更
に剪断を行つて製造した本発明材と従来の研摩仕
上げ材(改良品も含む。いずれもSUS304)とに
表2に示す種々の物質を付着させて24時間放置し
た後表面をセツケン水で1回、水道水で1回、エ
チルアルコールで2回およびアセトンで2回各洗
浄して除去し、その後汚れ跡を肉眼観察して、第
3表の基準により判定した結果を示したものであ
る。
【表】
【表】
【表】
【表】 表1より明らかな如く、本発明により製造した
ものは耐汚染性に優れている。 また第1表の本発明仕上げ材、No.7(市販材1)
仕上げ材およびNo.4仕上げ材の表面粗度はおよそ
次の通りであつた。
【表】 第3図は第1表の本発明材とNo.4仕上げ材の表
面写真を示すもので、本発明材の方が微細であ
る。 以上の如く、本発明により製造した研摩仕上げ
ステンレス鋼帯および鋼板は付着物の除去が容易
で、付着物の跡が汚れとなつて目立たない。
【図面の簡単な説明】
第1図はエンドレスコルクベルトの模式断面
図、第2図は本発明の製造法における研摩方法の
一実施例を示すものであり、第3図は実施例にお
けるステンレス鋼帯の表面顕微鏡写真であつて、
aが本発明の仕上げ材を、またbがNo.4仕上げ材
を示している。なお倍率はいずれも200倍である。 1……ベルト基材、2……接着剤、3……コル
ク粒、4……砥材、5……鋼帯、6……コイル、
7……ペイオフリール、8……レベラー、9……
溶接機、10a〜10f……ベルト研摩機、11
a〜11d……#120〜#320の砥粒付きエンドレ
スベルト、12a,12b……#320〜#400の砥
粒付きエンドレスコルクベルト、13……ブレー
カロール、14……ビリーロール、15……コン
タクトロール、16……アイドルロール、17…
…合紙、18……テンシヨンリール、19……シ
ヤー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋼帯を冷間圧延した後複数のベルト研摩機を
    設置した研摩ラインに通板して、まず第1段階と
    して#120〜#320の砥粒付エンドレスベルトを取
    付けた研摩機2〜4台にて研摩し、次に第2段階
    として#320〜#400の砥粒付エンドレスコルクベ
    ルトを取付けた研摩機2台以上にて研摩し、これ
    らの研摩完了後光輝焼鈍および調質圧延を順次行
    うことを特徴とする耐汚染性に優れた研摩仕上げ
    ステンレス鋼帯の製造法。 2 通板速度を10〜50m/分、エンドレスベルト
    およびエンドレスコルクベルトの周速を900〜
    2100m/分で研摩することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の耐汚染性に優れた研摩仕上
    げステンレス鋼帯の製造法。
JP7115083A 1983-04-22 1983-04-22 耐汚染性に優れた研摩仕上げステンレス鋼帯の製造法 Granted JPS59197524A (ja)

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JP7115083A JPS59197524A (ja) 1983-04-22 1983-04-22 耐汚染性に優れた研摩仕上げステンレス鋼帯の製造法

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JPS59197524A JPS59197524A (ja) 1984-11-09
JPH022928B2 true JPH022928B2 (ja) 1990-01-19

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JP7115083A Granted JPS59197524A (ja) 1983-04-22 1983-04-22 耐汚染性に優れた研摩仕上げステンレス鋼帯の製造法

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