JPH02235698A - Icカードおよびその製造方法 - Google Patents

Icカードおよびその製造方法

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JPH02235698A
JPH02235698A JP1056637A JP5663789A JPH02235698A JP H02235698 A JPH02235698 A JP H02235698A JP 1056637 A JP1056637 A JP 1056637A JP 5663789 A JP5663789 A JP 5663789A JP H02235698 A JPH02235698 A JP H02235698A
Authority
JP
Japan
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card
resin
module
substrate
module body
Prior art date
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Pending
Application number
JP1056637A
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English (en)
Inventor
Shojiro Kotai
小鯛 正二郎
Katsunori Ochi
越智 克則
Fumiaki Baba
文明 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はICカードおよびICカードの製造方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来のICカードは第3図に示すように構成されている
第3図は従来のICカードの一部を拡大して示す断面図
で、同図(a)はICが外側接続端子側に搭載されたI
Cカードを示し、同図(b)はICが外部接続端子の反
対側に搭載されたICカードを示す。これらの図におい
て、■は機能部品としてのIC等の集積回路、2は前記
集積回路1を搭載するためのモジュール基板で、このモ
ジュール基板2は配線回路2aが形成された回路基板2
bと、外部装置(図示せず)に接続される端子2cおよ
びこの端子2cと前記配線回路2aとを接続するスルー
ホール2dが設けられ、前記回路基板2b上に貼り合わ
された端子基板2eとから構成されている。また、前記
回路基板2bおよび端子基板2eはガラス繊維強化プリ
ント配線板からなり、端子20が所定位置まで突出され
るように厚み寸法に応じてIN構造あるいは2゜層以上
の貼り合せ構造が採用されている。
なお、上述したように2層以上の貼り合せ構造を採用す
る際にも外部接続用端子2cと配線回路2aとの接続は
スルーホール2dによって行われる。前記集積回路1は
、上述したモジュール基板2の配線回路2aに接続部3
を介して電気的に接続されている。このようにモジュー
ル基板2上に集積回路1を搭載することによってICカ
ード用モジュールが形成される。4は前記集積回路1等
を外部環境から保護するためのカード基体で、このカー
ド基体4は熱可塑性樹脂などによって一体に形成されて
おり、前記ICカード用モジュールは端子2Cが外部に
露出された状態でこのカード基体4内に埋設されている
このように構成されたICカードを組立てるには、先ず
、配線回路2aが形成された回路基板2b上に端子基板
2eを貼り合せ、この端子基板2eの端子2cと前記配
線回路2aとをスルーホール2dを介して接続させる。
そして、このモジュール基板2上に集積回路lを搭載し
た後、端子2cを外部に露出させた状態でカード基体4
内に埋設する。このようにして組立てが終了する。この
ICカードにおいては、外部装置(図示せず)に装着さ
れることによって端子2Cが外部装置に接続され、集積
回路1への情報の授受が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、従来のICカードにおいては、モジュール基
板2を構成する回路基板2b .端子基板2eの材質が
カード基体4の材質と異なるため、完成されたICカー
ドが両者の熱膨張率の差によって反ってしまう場合があ
った。また、モジュール基板2が積層構造であるために
スルーホール2dを形成しなければならず製造作業が煩
雑となり生産効率が低くなるばかりか、モジュール基板
2の形状は再現性が低くなり寸法にばらつきが生じ易い
さらにまた、モジュール基板2の角部によってカード基
体4に応力が集中されやすいという問題もあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るICカ一ドは、半導体装置搭載用モジュー
ル本体を樹脂によって一体に成形し、かつ前記モジュー
ル本体が埋設されるカード基体を、前記モジュール本体
成形用樹脂と熱膨張係数の略等しい樹脂によって成形し
たものである。また、本発明に係るICカードの製造方
法は、半導体装置搭載用モジュール本体を樹脂によって
一体に成形し、次いで、このモジュール本体に外部接続
用端子および配線回路を設け、半導体装置を搭載した後
、前記モジュール本体をICカード基体用成形金型内に
装着させ、この金型内にモジュール本体成形用樹脂と熱
膨張係数の略等しい樹脂を充填するものである。
〔作 用〕
モジュール本体を樹脂で一体成形することによって、モ
ジュール本体の構造を簡略化することができ、モジュー
ル本体とカード基体との熱膨張係数が略等しいから熱応
力による反りを防止することができる. 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図によって
詳細に説明する。
第1図は本発明に係るICカードを示す図で、同図(a
)はICカードの背面図、同図(b)は(a)図中1−
I線断面図を示し、第2図は未発明に係るICカードの
要部を拡大して示す断面図である。
これらの図において前記第3図で説明したものと同一も
しくは同等部材については同一符号を付し、ここにおい
て詳細な説明は省略する。これらの図において、1)は
モジュール基板で、このモジュール基板1)は集積回路
1搭載用平坦部を有する薄板状に形成された機能部品搭
載部12と、この機能部品搭載部12より厚く形成され
、傾斜面13aが形成された連結部13を介して前記機
能部品搭載部12に一連に設けられた接続端子部l4と
から構成されており、合成樹脂によって一体に成形され
ている。
このモジュール基板1)を成形する樹脂としては、本実
施例ではサーモト口ビック液晶ボリマー(ポリプラスチ
ックス社製,ベクトラC− 1 3 0)が使用されて
いる。15は外部装置(図示せず)に接続される接続端
子、16は配線回路で、これらは無電解めっき,エッチ
ングあるいは電気めっき等によってプリント配線されて
おり、前記モジュール基板1)における機能部品搭載部
l2の上面,連結部13の傾斜面13aおよび接続端子
部14の上面に沿って一連に形成されている。すなわち
、モジュール基板1)上に配線回路16を形成すること
によって、スルーホール(図示せず)を使用しなくとも
接続端子15と集積回路1の接続部3との高低差を克服
することができるから、モジュール基板1)の製造作業
が簡略化され工程短縮をはかることができる。
l7はカード基体で、このカード基体17は前記モジュ
ール基板1)と同質の合成樹脂(サーモト口ピック液晶
ポリマー)によって形成されており、前記モジュール基
坂1lは接続端子15が外部に露出された状態でこのカ
ード基体17中に一体的に埋設されている。
次に、このように構成されたIcカードの製造方法につ
いて説明する。先ず、上述した樹脂(サーモトロビック
液晶ボリマー)によってモジュール基板1)を所定形状
に成形する。成形方法としては射出成形法など様々な方
法が考えられる。成形後のモジュール基板1)に接続端
子15,配線回路16等を形成した後、集積回路1を接
続部3を介して前記配線回路16上の所定位置に搭載す
る。このようにしてICカード用モジュールが完成され
る。
次いで、前記モジュールを射出成形機の金型(図示せず
)内の所定位置に装着させ、この金型内にサーモト口ピ
ック液晶ボリマーを充填する。この際、モジュール基板
1)は接続端子15がカード基体l7の外部に露出され
るように金型内に装着される。
そして、樹脂が硬化した後、カード基体17を金型から
離型させることによってICカードの組立てが終了され
ることになる。
したがって、モジュール基板1)とカード基体17とを
同材質の樹脂によって成形することができるため、両者
の熱膨張率の差による反りの発生を抑えることができ、
しかも、使用環境の温度差に対しても非常に安定したI
Cカードを得ることができ信軌性の高いICカードが得
られる。また、モジュール基仮1)を樹脂で一体成形す
ることによって、従来のプリント基板に較べて形状を任
意に設定することができる.このことは、モジュール基
板1)とカード基体17との境界部へ応力が集中するの
を阻止することができるように角部を丸みをもって形成
したり、スルーホール等の構造が複雑な接続方法を採用
せずとも接続端子15と集積回路1用接続部3との間の
高低差を克服することができるように、モジュール基板
1)の部品搭載部12と接続端子部14との間に傾斜部
分を形成したりできるばかりか、モジュール基板1)の
寸法が一定されることになり再現性を向上することがで
きる.なお、本実施例ではモジュール基板1)およびカ
ード基体17をサーモト口ビック液晶ボリマーによって
形成した例を示したが、本発明はこのような限定にとら
われることなく、例えばモジュール基板1)を無機質粉
末充填不飽和ボリエステルコンパウンドを用いて形成し
、カード基体17をガラス繊維強化不飽和ポリエステル
シ一トモールディングコンパウンドによって形成しても
よく、上記実施例と同等の効果が得られる。また、モジ
ュール基板1)とカード基体l7を成形するための樹脂
は、両者の熱膨張率を近づける組合わせを自由に選定す
ることができ、耐熱性,汎用性などICカードの使用目
的,使用環境に応じて自由に適用することができる。さ
らにまた、モジュール基板1)とカード基体17の成形
用樹脂は、上記実施例では熱可塑性樹脂どうし、あるい
は熱硬化性樹脂どうしを組合わせた例を示したが、熱膨
張率が近似する樹脂どうしであれば熱可塑性樹脂と熱硬
化性樹脂との組合わせでもよ《、組合わせは自由である
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係るICカードは、半導体
装置搭載用モジュール本体を樹脂によって一体に成形し
、かつ前記モジュール本体が埋設されるカード基体を、
前記モジュール本体成形用樹脂と熱膨張係数の略等しい
樹脂によって成形したものであり、また、本発明に係る
ICカードの製造方法は、半導体装置搭載用モジュール
本体を樹脂によって一体に成形し、次いで、このモジュ
ール本体に外部接続用端子および配線回路を設け、半導
体装置を搭載した後、前記モジュール本体をICカード
基体用成形金型内に装着させ、この金型内にモジュール
本体成形用樹脂と熱膨張係数の略等しい樹脂を充填する
ため、モジュール本体を樹脂で一体成形することによっ
て、モジュール本体の構造を簡略化することができ、か
つモジュール本体とカード基体との熱膨張係数が略等し
いから熱応力による反りを防止することができる。した
がって、信鯨性の高いICカードを生産効率よく製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るICカードを示す図で、同図(a
)はICカードの背面図、同図(b)は(a)図中I−
I線断面図を示し、第2図は本発明に係るICカードの
要部を拡大して示す断面図である。 第3図は従来のICカードの一部を拡大して示す断面図
で、同図(a)はICが外側接続端子側に搭載されたI
Cカードを示し、同図(b)はICが外部接続端子の反
対側に搭載されたICカードを示す. 1・・・・集積回路、1)・・・・モジュール基板、1
2・・・・機能部品搭載部、13a・・・・傾斜面、1
4・・・・接続端子部、15・・・・接続端子、16・
・・・配線回路、17・・・・カード基体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 半導体装置搭載用モジュール本体を樹脂によっ
    て一体に成形し、かつ前記モジュール本体が埋設される
    カード基体を、前記モジュール本体成形用樹脂と熱膨張
    係数の略等しい樹脂によって成形したことを特徴とする
    ICカード。
  2. (2) 半導体装置搭載用モジュール本体を樹脂によっ
    て一体に成形し、次いで、このモジュール本体に外部接
    続用端子および配線回路を設け、半導体装置を搭載した
    後、前記モジュール本体をICカード基体用成形金型内
    に装着させ、この金型内にモジュール本体成形用樹脂と
    熱膨張係数の略等しい樹脂を充填することを特徴とする
    ICカードの製造方法。
JP1056637A 1989-03-08 1989-03-08 Icカードおよびその製造方法 Pending JPH02235698A (ja)

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JP1056637A JPH02235698A (ja) 1989-03-08 1989-03-08 Icカードおよびその製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2663783A1 (fr) * 1990-05-10 1991-12-27 Mitsubishi Electric Corp Procede de montage d'un circuit integre sur un support mince.
JPH05314495A (ja) * 1992-05-12 1993-11-26 Sanyo Electric Co Ltd 光検出器取付装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2663783A1 (fr) * 1990-05-10 1991-12-27 Mitsubishi Electric Corp Procede de montage d'un circuit integre sur un support mince.
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