JPH01502811A - 物品の搬送路を制御する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 物品の搬送路を制御する装置 この発明は物品の搬送路を制御する装置に関するものである。物品は第一ベルト 上で搬送され、方向転換手段によって第二コンベアベルトに方向転換され、第二 コンベアは並列関係を以て配置される。

方向転換手段は制御機構によって制御される。この装置により例えば、ある特性 を持つ物品の搬送を特定の第二コンベアベルト上で継続することができる。方向 転換手段の制御により物品を第二コンベアベルト上に実質上均一に分布すること もできる。

このような装置はＥＰ−Ａ３１１１号の第１３図から知られている・ここでは物 品はスパイラルコンベアによって方向転換手段の壁及び第二コンベアベルトを横 切る傾斜路に沿って搬送される。各方向転換手段を偏向操作又は後退させること により、物体が特定の第二コンベアベルト上に送り出され、搬送される。このス パイラルコンベアを使用するには物品をスクリューのピンチに対応する距離を置 いて後続させる必要がある。コンベアスクリューから第二コンベアベルトに受け 渡されるとき、物品の移動路が突然変更され、これによって第二コンベアベルト の速度が制限される。方向転換手段がスパイラルコンベアとは異なる第二コンベ アベルトの搬送方向に配列され、物品を送るにはこれを上方向に引き上げなけれ ばならないという構造上の欠点がある。特に飲料のボトルの場合、その首部分が 部分的に後退した方向転換手段に引っ掛かり、ボトルが転倒する恐れがある。

ＤＥ−Ａ１５４ｇ２８５号明細書には物品を選別する装置が記載され、ここでは 物品が第一コンベアベルトから星型車及びサクションノズルによって引き抜かれ 、特定の第二コンベアベルト上に受ケ渡される。このシステムの場合、足型車に よって、そして物品が第二コンベアベルト上に受け渡されるとき、搬送方向が突 然変化するということによって運転速度が制限される。

ＤＥ−Ａ２３５８１８５号明細書から知られている装置では、物品は第一コンベ アベルト上でブツシャによって横方向に迂回し、ブツシャは第一コンベアととも に移動し、リンク装置によって横方向に伸長する。物品はその後第一コンベアベ ルトを越えて延びる種々の長さのガイドレールによって、種々の第二コンベアベ ルト上に搬送される。したがって、付属ブツシャ及びリンク装置によって運転速 度が制限される。さらに第一コンベアベルトの搬送方向に大きいスペースが要求 される。物品を選別するにはこれらを最少銀の距離の間隔を置いて配置すること も必要である。

この発明の目的は第二コンベアベルトの搬送方向のスペースが殆ど要求されず、 非常に高い搬送速度を得ることができるようにした物品の搬送路を制御する装置 を提供することにある。

この目的は第一コンベアベルトが第二コンベアベルトを斜めに横切って延び、第 一コンベアベルトは十分薄く、物品を第一コンベアベルトから第二コンベアベル トにスライドさせることができ、その転倒の恐れがないということ、及び方向転 換手段が第一コンベアベルトに対し第二コンベアベルトの搬送方向の反対側に配 置され、方向転換手段は後退した状態では物品が第一コンベアベルト上で前方間 に移動することを許容し、第二コンベアベルトの搬送方向に伸長することができ るということによって達成される。

第一コンベアベルトを形成するベルトは、スチール又はプラスチックからなるも のであってもよい、それは０．１から０．５ｍ＋ｍまでの厚さを持つスチールベ ルトであることが好ましい０例えば飲料を収容したボトルを方向転換手段によっ てスチールベルトがら第二コンベアベルト上に容易に移し変えることができる。

−ｍ的に複数の第二コンベアベルトが設けられ、特性によって選別されたボトル を種々の他の処理手段に搬送することができる。しかしながら特に広幅の単一の 第二ベルトだけを使用し、方向転換された物質が特性によって選別され、第二ベ ルトの幅方向の異なった位置に配置されるようにすることも可能である。複数の 第二コンベアベルトが使用される場合、これらは通常のリンクチェーンコンベア ベルトであることが好ましい、単一の第二コンベアベルトだけが使用される場合 、広幅のスチールベルトが適当である。以下、複数の第二コンベアベルトを有す る実施例を説明する。しかしながら、これに代えて単一の、特に広幅の第二コン ベアベルトを使用してもよいのは理解されるべきである。

第−及び第二コンベアベルトの速度が高い程、前記コンベアベルト間の角度を小 さくすべきである。しかしながら、飲料を収容したボトルであっても、４５度の 角度において、例えばｌ　ｍ／ｓｅｃの、非常に高い速度を得ることができると いうことは驚異的である。

第一コンベアベルトはエンドレスの進路に沿って案内されたベルトであることが 好ましく、第二コンベアベルトの上方に距離をおいて復帰することが好ましい、 これは構造上の理由で適当であり、他の第二コンベアベルトはベルトによって包 囲されるからである。プラスチック、例えば飲料を収容したボトルが複数の第二 コンベアベルト付近で先行搬送手段から第一コンベアベルトに受け渡されること が好ましい。

方向転換手段については、これを単シリンダエジェクタ、ブツシャ、送風ノズル 、回動フラップから高価なブツシャ又は方向転換セグメントからなるＥＰ−Ａ３ １１１号明細書に記載されている転てつ器などの複雑なシステムまでのこれまで に知られているシステムから選定することができる。

接近して順次搬送される安定性の低い物品、例えば飲料を収容したボトルの場合 、ＥＰ−Ａ３１１１号明細書に記載されているセグメントからなる転てつ器が適 当であり、方向転換セグメントが伸張しているとき、方向転換曲線によって第一 コンベアベルトから第二コンベアベルトへの一定の円滑な受け渡し作用が得られ る。

搬送される物品の安定性及び使用されるコンベアベルトのスライド特性により、 方向転換セグメントによって形成される方向転換曲線の終端を第二コンベア手段 の搬送方向に不正確に位置させ、これを幅広（構成することも可能である。この 場合、方向転換セグメントの数を減少させることができ、最後の方向転換セグメ ントを交互に伸張させることにより、方向転換曲線を狭くしたり広くしたりし、 これによって物品を第二コンベアベルト上に分布することも可能である。第二コ ンベアベルトの速度が第一コンベアベルトのそれより低いとき、それは特に注意 すべきである。伸長長さ又は放出力を変化させることができるブツシャによって 物品を第二コンベアベルト上に分布させることもできる。

ＥＰ−Ｂ　１９１１７号明細書及びその第３図及び第４図に記載されているよう に、複数の個々に伸長させることができるセグメントからなる方向転換装置の場 合、１回の方向転換操作に使用するセグメントの数を変化させることによって、 方向転換の衝撃の強さを変化させることができる０例えば１個の方向転換エレメ ントに付属する１０個の方向転換セグメントの内の７個の方向転換セグメントだ けが伸長する場合、すべての１０個の方向転換セグメントが動作している状態よ りも、方向転換の衝撃度が弱く、方向転換の角度は小さい。

方向転換手段として送風ノズルを使用すると、動作する送風ノズルの数又はその 強さを変化させることによって同様の作用を得ることができる。方向転換フラッ プ（ＤＥ−Ａ２７２８４７８号）を使用するとき、方向転換フラップを種々に回 動させることによって同様の作用を得ることができる。この場合、この発明の装 置は、単一の方向転換手段をいくつかの、例えば３本の第二コンベアベルトと関 連させることが可能であり、複数の伸長する方向転換セグメントを有する方向転 換手段を使用すると、それは物品を搬送する３本の第二のコンベアベルトの内の １本に使用される方向転換セグメントの数によって決定される。

この発明の装置の場合、非常に高い運転速度を得ることができ、物品を第一コン ベアベルトから比較的狭い曲線を以て第二コンベアベルトに方向転換することが できるということは驚異的である。

物品が第一コンベアベルトからそれと平行に延びる第二コンベアベルトに転換さ れる方向転換手段と比較すると、運転速度は特に高い、平行に延びる第−及び第 二コンベアベルトの場合、物品は“Ｓ”曲線に沿って、すなわち左周り進路及び 右周り進路に沿って方向転換され、その後、２つのコンベアベルト間のスペース と対応スる距離だけずれた平行進路に沿って元の方向に移動するということがそ の理由である。このような“Ｓ”進路に沿って移動するとき、飲料を収容したボ トルが転倒する恐れは特に大きい、これに対し、この発明の装置の場合、第一コ ンベアベルトから第二コンベアベルトへの物品の方向転換は、単一の方向に湾曲 する単一の円滑な湾曲進路上でなされる。

物品を第一コンベアベルト上で位置決めし、その重心が第一コンベアベルトの縁 の上方に配置されるようにすると、安定性のない物品が転倒する恐れはさらに減 少する。物品は第一コンベアベルト上テ第二コンヘアベルトの移動方向に移し変 えられ、第一コンベアベルト上で安全に直立した状態に保たれる。物品を第二コ ンベアベルトの移動方向に移し変えるとき、物品が第二コンベアベルトと接触す るようにするには方向転換手段の比較的小さい方向転換衝撃度が要求されるだけ である。この状態が生ずると物品が第一コンベアベルトから排出され、第二コン ベアベルトによって搬送される。

次に発明の実施例が図面を参照して説明されており、第１図は搬送路制御手段の 平面図であり、第２図は方向転換手段としての送風ノズルを有する第１図と同様 の搬送路制御手段を示し、 第３図は第１コンベアベルトのガイドを示す。

以下、飲料のボトルを選別する装置の実施例によって、この発明の詳細な説明す る。しかしながらこの発明は他の物品、例えば小包、罐詰などを選別する装置に 使用することもできる。

第１図の実施例では、飲料を収容したボトル（１）が選別される物品である。ボ トル（１１は第一コンベア（２１上で搬送される。第一コンベアベルト（２）は ０．３ｍｍの厚さのエンドレスのスチールベルトによって形成されており、これ は閉進路に沿って２個のロール（７）に係合されている（第３図）。

第一コンベアベルト（２）はおよそ４５度の角度を以て複数の第二コンベアベル ト（３）上を斜めにスライドし、第二コンベアベルト（３）は平行の並列関係を 以て配置されている。ボトル（１）が選別され、各ボトルは選定された１本の第 二コンベアベルト（３）に方向転換され、その後、前記ベルトによって搬送され る。第二コンベアベルト（３）は飲料ヲ収容したボトルの搬送に一般的に使用さ れているリンクチェーンコンベアベルトである。

方向転換手段（４）は複数の、個々に伸長する方向転換セグメン）（１４）から なり、伸長したとき、これはボトル＋１１を第一コンベアベルト（２肋１ら１本 の第二コンベアベルト（３）に移し変える。伸長したとき、方向転換セグメント （１４）の前端は連続的に湾曲する方向転換面（８）を形成し、これはボトル（ １）を円滑に徐々に方向転換させる。２本の第二コンベアベルト（３）に対し１ 個の方向転換手段（４）が設けられている。

方向転換操作においてすべての方向転換セグメント（１４）を使用すると、方向 転換作用が強く、ボトルは第二コンベアベル）　（３ａ）に方向転換される。最 後の２個の方向転換セグメン）　（１４）が動作しないと　−き、ボトル（１１ は第二コンベアベルト（３ｂ）に方向転換される。ボトル（１１カ第一コンヘア ベルト（２）から押し出され、第二コンベアベルト（３）上に載置されたとき、 第二コンベアベルト（３）によってそれが第１図の右方向に搬送される。方向転 換面（８）が対摩擦コーティングで被覆されており、ボトル（１１は方向転換さ れるだけであり、殆ど減速されないようにすることが好ましい、第一コンベアベ ルト（２）の速度が第二コンベアベルト（３）の速度の１倍と２倍の間の範囲内 であるとき、最も高い運転速度が得られる。

方向転換手段（４）及びその方向転換面（８）は、第一コンベアベルト（２）の 全幅に渡って延びる必要はない、特に高い政道速度では、ボトル＋１１が第二コ ンベアベルト（３）の方向に押し出されるようにすれば十分である。

ｌ　ｍ／ｓｅｃの高い搬送速度では、例えばボトルをその慣性によって第一コン ベアベルト（２）から第二コンベアベルト（３）に移動させる衝撃度であれば十 分である。　０．７１容量及びおよそ７αの直径の標準ボトルの場合、政道速度 が１閣八ｅｃであり、第一コンベアベルト（２）の幅が１５１であるとき、伸長 した状態の方向転換手段（４）が第一コンベアベルト（２）の幅の半分に渡って 横切るようにすれば十分である。ボトル（１１が第一コンベアベルト（２）のほ ぼ中央に直立するとき、それは３゜５ｃｍだけ方向転換され、十分強い押圧力を 受け、慣性によって残りの７．５ｃの距離を移動し、１本の第二コンベア（３） 上に載置される。

この搬送位相においてボトル（１）は自動的にい（らか減速されるため、第一コ ンベアベルト（２）の速度を第二コンベア速度（３）のそれよりモ高くし、第二 コンベアベルト（３）上に載置されたときボトル（１）が正確に第二コンベアベ ルト（３）の速度を持つようにすることが好ましい。

第二コンベアベルト（３）の外側において、第一コンベアベルト（２）が多数の ロール又は滑り軸受けによって真向されている（第３図）。

第一コンベアベルト（２）として薄いスチールベルトが使用されているとき、滑 り軸受けは合成樹脂、例えばＰＴＦＥで成形されていることが好ましい０作業者 が負傷する恐れがないようにするため、スチールベルトのエツジがガイド手段で 被覆されるか、又は付加的格子によって遮蔽される。スチールベルトは第二コン ベアベルト（３）の面の上方に配置された横方向ロール（７）上に延び、１方向 に延びるスチールベルトの下側部分が第一コンベアベルト（２）として作用し、 そりの部分は前記面の上方にロール（７）の直径と対応する距離を置いて移動す る。第一コンベアベルト（２）は望ましい長さのものであればよい、それは慣用 的コンベアベルト、例えばリンクチェーンコンベアとは異なる構造のものである ため、短い長さのものであることが好ましく、複数の第二コンベアベルト（３） と比較すると、ロール（７）は小さい距離を以て配置される。

図面に示される実施例では、先行椴送手段は、通常のリンクチェーンコンベア（ ９）であり、その先端は第一コンベアベルト（２）の始端と平行に短い距ｆｌ（ １１）をもって延び、これと直接並列されている。

前記距離内においてボトルｆｉｌが簡単なレール（１ｏ）によってリンクチェー ンコラベア（９）から第一コンベアベルト（２）に移し変えられる。

第二コンベアベルトのでこぼこ、すなわち突出部分が第一コンベアベルト（２） と接触するため、２本のコンベアベルト（３）の殿送方向と反対側の第一コンベ アベルト（２）のエツジが特に大きい摩耗を受ける。

したがってこの第一コンベアベルト（２）のエツジがレール（１２）によって保 護されており、レール（１２）は複数の第二コンベアベルト（３）の全幅に渡っ て延び、上方から２Ｑｌの幅を以て第一コンベアベルト（２）の前記エツジの下 方に、ガイドエツジ舌片状に延びている。第二コンベアベルト（３）上のでこぼ こ又は小さい物体がレール（１２）によって下方向に押し下げられるか、又は第 一コンベアベルト（２）のリムが上方向に付勢されたレール（１２）によって持 ち上げられ、少なくとも第一コンベアベルト（２）のリムは損傷から保護される 。このような物体又はでこぼこが第一コンベアベルト（２）の下側を通過すると 、第一コンベアベルト（２）に引っ掻き傷及び局部摩耗が生じるが、第一コンベ アベルト（２）は選別装置の運転が中断される程には損傷しない。

第１図は８本の第二コンベアベルト（３）を示す、３個の転換手段（４）がフレ ーム（１３）に保持されている。適宜な手段により、方向転換手段（４）は、フ レーム（１３）に対し変位することができるよう保持されている。さらにフレー ム（１３）全体を手動輪（１３）によって第一コンベアベルト（２）と直角の方 向にスライドさせることができる。方向転換手段（４）はそれぞれ２本の第二コ ンベアベルト（３）に関連する。固定方向転換曲線（１６）により、転換手段（ ４）によって第二コンベアベルト（３）に方向転換されていないボトルが最後の 第二コンベアベルト（３）に方向転換される。

第２図は、方向転換手段（４）が送風ノズル（６）を有する第１図と同様の実施 例を示す、各方向転換手段（４）の送風ノズル（６）の強さ及び数を制御するこ とにより、ボトル＋１１が異なった第二コンベアベルト（３）に方向転換される 。ＥＰ−Ａ２９６１４号から知られているように、経験から得られたデータに基 づき、方向転換されるボトルの位置又は速度又はその重量によって送風ノズル（ ６）が制御される。

ｍａａｉ＊ｓ告 国際調査報告　ＥＰ　８８００２８３

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．物品（１）を搬送する第一コンベアベルト（２）と、前記物品（１）の搬送 を継続する１本又はそれ以上の第二コンベアベルト（３）と、前記物品（１）を 前記第一コンベアベルト（２）から前記第二コンベアベルト（３）に方向転換す る１個又はそれ以上の方向転換手段（４）と、前記方向転換手段（４）を制御す る手段とからなる物品（１）の搬送路を制御する装置において、前記第一コンベ アベルト（２）は前記第二コンベアベルト（３）を斜めに横切って延び、その上 に載置されており、前記第一コンベアベルト（２）は薄いベルトからなり、前記 物品（１）を前記第一コンベアベルト（２）から前記第二コンベアベルト（３） にスライドさせることができ、その転倒の恐れがなく、前記方向転換手段（４） は前記第一コンベアベルト（２）に対し前記第二コンベアベルト（３）の搬送方 向の反対側に配置されていることを特徴とする装置。
2. ２．前記第一コンベアベルト（２）は、０．１から０．５ｍｍまでの厚さを持つ スチールベルトであることを特徴とする第１請求項に記載の装置。
3. ３．前記第一コンベアベルト（２）は、前記第二コンベアベルト（３）に対し３ ０度から４０度の角度を以て配置されていることを特徴とする第１請求項又は第 ２請求項に記載の装置。
4. ４．前記第一コンベアベルト（２）はエンドレスであり、閉進路に沿って案内さ れており、前記第二コンベアベルト（３）の上方に間隔を置いて帰還することを 特徴とする第一請求項ないし第３請求項のいずれかに記載の装置。
5. ５．前記方向転換手段（４）は個々に後退及び伸長することができるセグメント （５）からなり、後退した状態では前記物品（１）が前記第一コンベアベルト（ ２）上を進行することを許容し、前記第二コンベアベルト（３）の方向に伸長す るようにしたことを特徴とする第１請求項ないし第４請求項のいずれかに記載の 装置。
6. ６．前記方向転換手段は１個又はそれ以上の送風ノズルからなることを特徴とす る第１請求項ないし第５請求項のいずれかに記載の装置。