JPH01501448A - 歯ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 歯ブラシ 本発明は、主要請求項の上位概念による歯ブラシに係わる。

歯磨きの際に歯頚領域のエナメル質並びに歯肉縁の損傷を回避するために、比較 的撓み易い、あるいは比較的柔らかい毛を有する歯ブラシが提供されているがこ の歯ブラシの全体的な清掃効果は不十分であり、あるいはまた米国特許第４，５ ２０，５２６号によればブラシヘッドと柄との間に弾性の結合部が設置され、こ の結合部は、ブラシヘッドに荷重が付与されるとブラシヘッドが、植毛ベッドに 対して垂直に位置する平面内で柄に対して変位し、特に荷重が１００〜３００、 の時的６１１１、荷重がより大きくなれば約３０°以下の角度に対応してより大 きい値だけ変位するように形成されている。垂直平面内での上記のような撓みを 可能にし、かつ特に植毛ベッドに対して平行な平面内での完全な剛性を達成する べく、ブラシヘッドと柄との間に配置される結合部は幅は変えずに厚みを減らさ れ、あるいは植毛ベッドに対して平行な平面内に位置するスリットもしくは長孔 を設けられ、それによって植毛ベッドに対して垂直な平面内での変位が可能とな る。

結合部が薄くなっている歯ブラシは、薄い部分が折れ易いので比較的長期の使用 には適しない、スリットもしくは長孔を設けられた結合部を有する歯ブラシは、 射出成形技術上従来の歯ブラシに比べ製造に比較的手間が掛かることが避けられ ず、そのうえ練り歯磨きの残りがスリット内に溜まり、１週間もすると不衛生な 堆積物となってごみの付着も招き、掃除が面倒である。そのうえ、これらの歯ブ ラシは最近の歯磨き法に適さない。

最近の歯科学では、ブラシヘッドの作業面を構成する毛先を歯肉縁の近傍で歯の 表面に当て、毛を歯肉縁に向かって傾斜させた状態でブラシを、振動で実質的に 極小円が描かれるように上下動させ、それによって歯間隙に堆積物が溜まるのを 防ぎ、かつ歯肉縁上皮の炎症を予防することが推奨されている。

本発明は、毛が歯肉縁に向かって傾斜した状態でもブラシヘッドへの背型付与時 の応力スパイクが補償され、従って特に上記最近の歯磨き法に適し、しかしまた Ｄｒ、　Ｂａ５ｓによる、あるいはＣｈａｒｔｅｒｓ法による振動法にも適する 歯ブラシの提供を目的とする。

この目的の達成のために、主要請求項の特徴部による歯ブラシが提供され、その 際特に適当な具体例が従属請求項に述べである。

意外にも、ブラシヘッドがあらゆる平面内で柔軟に変位することによって、特に その柔軟性が１〜２ｃｚ乃至約２０°の変位度に対応する場合、歯肉縁を刺激せ ずに＠ときわめで一様に清掃することが可能となり、また小円を描く運動の実現 が使用者に容易となり、更に右側乃至左側の犬歯領域の、右利き乃至左利きの者 にとって磨きづらい部分がより容易に、従ってまたより徹底的に磨け、このこと はそれぞれ最奥に位置する大臼歯の遠心領域にも、また特に歯石が溜まり易い、 きわめて麿きづらい下顎前歯領域を含めた全歯の舌側面にし該当することが判明 した。

特に柄を好ましく形成することによって容易に実現される毛の約４５°の当接角 度によって、毛は小円を描く運動により歯間陥凹に、また溝に進入し、特に汚れ 易い歯列部分を入念に清掃するのに寄与する。

Ｄｒ、　Ｂａ５ｓにより近頃提唱されている振動法でも本発明の歯ブラシは特に 有利であり、なぜなら本発明の歯ブラシはあらゆる平面内で弾性的に変位する植 毛部によって、３００〜５００ボンドあるいはそれ以上の荷重が付与される際の 応力スパイクを補償し、きわめて一様な応力分散を実現するからである。

ブラシをその長手軸線周囲に回動させて、毛の作業面を歯肉から歯へ縦方向に回 動させる（赤−自決）ことを必要とする５ｔｉｌｌｓ＋ａｎｎ法の場合でさえ本 発明の歯ブラシは、その時々の所与の運動を補償的に行なうので有利である。

本発明による歯ブラシは、射出成形法で容易に製造され得、かつ植毛ベッドと柄 との間の結合部において耐久的に荷重を付与され得る。

本発明を、添付図面に基づき以下に詳述する０図面の第１図は本発明による歯ブ ラシの側面図であり、第２図は本発明による歯ブラシの平面図であり、第３図ａ 及び第３図すはそれぞれ本発明による歯ブラシの柄の平面■−■内の断面を示す 断面図である。

本発明の歯ブラシは、可撓性の結合部６を介して柄４と結合されたブラシヘッド ２から成る。結合部６の横断面が柄の横断面より小さく、かつ柄の横断面が好ま しくは４辺が窪んだ正方形であることによって柄４は剛性であり、その結果ブラ シヘッド２の柔軟性乃至変位α、βが弾性中間部によって実現される。変位はそ の時々の平面内で、植毛ベッド中央部が開始位置に対して有する距離として決定 される。

変位は約０．６〜２．５Ｃ瀧で、好ましくは１．０〜２．Ｏｃｚである。

第３図ａ乃至第３図すに示した柄４の特別の横断面形状は柔軟なブラシヘッドの 場合、ブラシヘッドを所望の位置に人間工学的に好ましく保持するうえで特に有 利であり、その際第３図すの横断面は毛の作業面が斜めに配置されることを可能 にするので好ましく、上記斜めの配置はＤｒ、　Ｂａ５ｓの振動法でもＳｔｉｌ １ｍａｎｎ法でも必要とされる。

別の好ましい具体例では、外側の毛束３はその他の毛束とは別の色に着色されて おり、それによって歯磨きの際特に子供に、少なくとも植毛ベッドに対して平行 に位置する平面内での変位が興味深く明示される。

国際調査報告 国際調査報告 Ｄε８７００５５４ ＳＡ　１９６２７

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．平坦な植毛ベッドに垂直に植え込まれた毛束を有するブラシヘッドと柄とか ら成る歯ブラシであって、柄はブラシヘッドと弾性的に変形され得る結合部を介 して結合されており、それによってブラシヘッドは荷重が付与されると一平面内 で植毛ベッドに対して垂直な方向に変位し、弾性結合部（６）はブラシヘッド（ ２）があらゆる平面内で３００ｇの荷重を付与されると柄（４）に関して側方へ ０．６〜２．５ｃｍ変位するように形成されていることを特徴とする歯ブラシ。
2. ２．毛の外側端部が丸み付けられていることを特徴とする請求項１に記載の歯ブ ラシ。
3. ３．植毛ベッドの外側端部に配置された毛束（３）のうちの１個以上が柄（４） 側に位置する他の毛束と別の色に着色されていることを特徴とする請求項１及び ２に記載の歯ブラシ。
4. ４．柄（４）の横断面が内側へ湾曲した４辺を有する正方形であり、この正方形 の頂点を結ぶ直線は植毛ベッド平面に対して平行及び垂直に位置し（第３図ａ） 、あるいは該平面に対して４５°の角度を成す（第３図ｂ）ことを特徴とする請 求項１から３に記載の歯ブラシ。