JPH0136330Y2 - - Google Patents

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JPH0136330Y2
JPH0136330Y2 JP16816983U JP16816983U JPH0136330Y2 JP H0136330 Y2 JPH0136330 Y2 JP H0136330Y2 JP 16816983 U JP16816983 U JP 16816983U JP 16816983 U JP16816983 U JP 16816983U JP H0136330 Y2 JPH0136330 Y2 JP H0136330Y2
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bolt
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angle adjuster
side plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、アンテナ方位調整装置に関し、例
えばパラボラアンテナの方位角、仰角の粗調整、
微調整を行うのに有効な調整装置に係るものであ
る。
〔考案の技術的背景〕
パラボラアンテナを支持する機構は、従来第1
図に示すような構造である。第1図において、1
1は角柱状のポールであり、このポール11の先
端部には、ポール11の3側面を囲み、その上端
には翼片14a,14bを有した、第1の金具1
4が取付けられている。第1の金具14は、取付
軸15を中心にして図示矢印(A←→B)方向へ回
動自在であり、その回動位置を固定する場合に
は、ボルト13によつてポール11に締付け固定
される。また、図示矢印A方向へ微調回動させる
場合には、ポール11を貫通したボルト12が回
転され、第1の金具14の側板(図にあらわれ
ず)を該ボルト12の先端が押圧することによつ
て微調整される。
次に第1の金具14の上面部には、取付軸17
を中心にして図示矢印(C←→D)方向へ回動可能
な平板状の第2の金具16が載置されている。取
付軸17は、第2の金具16を貫通し、第1の金
具14の翼片(図にあらわれず)に取付けられて
いる。第2の金具16を図示矢印(C←→D)方向
へ調整する場合には、ボルト18,19がゆるめ
られ、ボルト22が廻される。ボルト18,19
は、第2の金具16の長穴20,21をそれぞれ
貫通し、翼片14a,14bに設けられたねじ穴
又はナツトに螺合されている。また、ボルト22
は、第1の金具14の側板14cを回転自在に貫
通し、ナツト23に螺合されている。このナツト
23は、第2の金具16に設けられたナツト収納
部24に回転しないように保持されている。従つ
て、第2の金具16は、ボルト22が回転される
と、ナツト23からの駆動力を受けて図示矢印
(C←→D)方向へ回動することができる。ボルト
22は、第1の金具14の側板14cを貫通する
が、この側板14cに対して軸方向移動しないよ
うに、リング等により止められている。
第3の金具25は、アンテナの仰角を更に大き
く変更したい場合に利用されるもので、第2の金
具16の側板16a,16bに取付軸26,27
によつて図示矢印(E←→F)方向へ回動自在に取
付けられている。第2の金具16に対して、第3
の金具25の仰角を調整する場合には、ボルト2
8,29が取り外されて、適当なねじ穴30a,
30b,30c,…,31a,31b,31c
…)が選択され、ボルト28,29の位置で固定
される。
〔背景技術の問題点〕
上記従来のアンテナ支持装置によると、ボルト
12を回転し仰角を調整すると、第1の金具14
が図示矢印A又はB方向へ取付軸15を中心にし
て回動する。この結果、第1の金具14の翼片1
4a,14bは、必らずしも、水平を保つとは限
らず、仰角調整によつて、水平面に対して傾いた
状態となる。
このように、翼片14a,14bが水平面に対
して傾いた状態のとき、方位角を調整するために
第2の金具16を取付軸17を中心にして回動さ
せた場合、パラボラアンテナを正面からみると、
その垂直軸が傾いてしまう欠点がある。
〔考案の目的〕
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成で、ポールと独立して方向調整が
可能であり、仰角を調整した後、方位角の調整を
行つてもアンテナの垂直軸には何ら影響を与えな
いようにしたアンテナ方位調整装置を提供するこ
とを目的とする。
〔考案の概要〕
この考案は、方位角調整具42が、ボルト3
9、固定金具48と係止した方位角調整ナツト部
品49によつて駆動され、仰角調整具35が、仰
角調整ボルト37、仰角調整ナツト部38によつ
て駆動されるもので、仰角調整を行つた場合に、
方位調整水平面が影響されないようにし、アンテ
の垂直軸が常に安定した方向を向くようにしたも
のである。
〔考案の実施例〕
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第2図において、35は仰角調整具であり、
正面からみた場合ほぼコ字状で、側板35a,3
5b、天板35cを有する。垂直に起立した側板
35a,35bには、アンテナ36がボルトなど
によつて取付けられる。この仰角調整具35の天
板35cのほぼ中央には、仰角調整ボルト37が
回転自在に取付けられ、該天板35cを貫通して
いる。仰角調整ボルト37は、天板35cに対し
て回転自在であるが、軸方向へは移動しないよう
に、リングなどを利用して取付けられている。
ボルト37の先端部は、側板35a,35b間
に配設された仰角調整ナツト部品38に螺合され
る。この仰角調整ナツト部品38は、たとえば金
属平板がコ字状に折曲され、その天板部分に穴が
開設され、この穴と同軸的にナツトが溶接された
ものである。更に、仰角調整ナツト部品38の側
板38a,38bには、ボルト39が貫通され
る。このボルト39は、側板38a,38b間に
配設された方位角調整ナツト部品49に螺合され
ている。
ボルト39は、側板38a,38bに対して
は、自由回転でき、また軸方向に関しても移動自
在である。さらにボルト39の両端部は、方位角
調整具42の側板42a,42b、仰角調整金具
35の側板35a,35bをも貫通している。ボ
ルト39の両端部は側板42a,42bと35
a,35bを締付け固定することができるが、双
方対象であるから、片方のみを説明する。即ち、
ボルト39の一端部は、側板35aに湾曲して開
設された長穴43を貫通する。また、この場合、
方位角調整具42の側板42a,42bに形成さ
れた丸穴をも貫通している。ボルト39は、仰角
調整具35の側板35a及びこれと重なる方位角
調整具42の側板に対して回転自在であるが、軸
方向へ移動しないようにング等を用いて取付けら
れている。
次に、仰角調整具35の側板35a,35b
は、方位角調整具42の側板42a,42bに、
取付軸44a,44bによつて図示矢印(G←→
H)方向へ回動自在に取付けられている。
従つて、仰角調整具35が図示矢印G又はH方
向へ調整されるときには、ナツト45がゆるめら
れ、ボルト37が廻される。これによつて、ボル
ト37部で、天板35cと仰角調整ナツト部品3
8間の距離が可変され、つまり仰角調整具35の
仰角が調整される。この場合、ボルト39は、上
下方向に関しては不動の位置である。つまり、仰
角調整具35のみが、長穴43の範囲で取付軸4
4a,44bを支軸として回動される。仰角調整
位置が決まれば、ナツト45が締付けられる。こ
のナツト45は、仰角調整具35の側板35a
と、方位角調整具42の側板42aを締付けるこ
とによつて、仰角調整具35の仰角を固定するこ
とができる。
即ち、ナツト45は、第3図に示すように、側
板44aの丸穴と、側板35aの長穴43を貫通
した軸受46の外周に螺合される。軸受46は、
ボルト39を回軸自在に保持している。従つて、
ナツト45を締付ければ、側板35a,44aが
密着固定され、仰角調整具35が固定される。
次に、ボルト39が回転された場合、方位角調
整具42及びこれに取付けられている仰角調整具
35等は一体的に、取付軸47を中心にして図示
矢印(J←→K)方向へ回動することができる。
即ち、方位角調整具42は、取付軸47によつ
て、固定金具48に図示矢印(J←→K)方向へ回
動自在に取付けられている。ボルト39が回転さ
れた場合、方位角調整具42に対しては、ボルト
39と方位角調整ナツト部品49の作用で図示矢
印(J←→K)方向へ回動することができる。
即ち、第4図a,bに示すように、方位角調整
ナツト部品49は、ボルト39が螺合され、方位
角調整具42の底板42cの長穴50上に載置さ
れ、長穴50を介して下面から突出した固定金具
48の係止具48aに係合している。固定金具4
8は、ポール又は地面若しくは壁等に配置固定さ
れ不動のものである。従つてボルト39が回転さ
れると、方位角調整ナツト49は不動であるか
ら、方位角調整具42が取付軸47を中心にして
水平を保ちながら図示矢印(J←→K)方向へ回
動、つまり方位角調整を得られる。
方位角の調整が行なわれたのちは、その方位角
を保持するために、ボルト51,52が固定金具
48と方位角調整具42の底板42cとを締付け
固定する。この締付け手段は図示していないが、
底板42cにボルト51,52の先端をそれぞれ
螺合するためのナツトが溶接により固定される一
方、固定金具48には、長穴がそれぞれのボルト
51,52に対応して形成されることによつて構
成される。そして、長穴に沿つてボルト51,5
2が移動し、方位角が定まつた位置でボルトとナ
ツトによる締付けが行なわれる。
この考案は上記実施例に限定されず、第5図に
示すように、ボルト39は、更にアンテナ36の
取付片36aを貫通するように利用されても良
い。このように、ボルト39の端部が用いられる
ことによつて、ナツト45は、側板35aと側板
42aを締付けるのみならず、アンテナ36の取
付片36aをも締付けることができるので、アン
テナの取付部品数を削減することができる。
〔考案の効果〕
上記したように、この考案は簡単な構成で、ポ
ール等固定部品とは独立して仰角、方位角調整が
可能であり、仰角を調整しても従来の如く方位角
調整具の水平面が影響を受けるような不都合は解
削される。これによつて、アンテナの垂直軸は常
に安定される。アンテナとして、パラボラアンテ
ナであつても楕円形の送信アンテナもあるが、そ
の姿勢を安定にすることは、送信エリアを特定区
域とする場合に有効である。また受信アンテナで
あつても、水平偏波、垂直偏波に対する開口面を
安定化するのに、本装置は有効となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアンテナ方位角調整装置を示す
斜視図、第2図はこの考案の一実施例を示す斜視
図、第3図、第4図はそれぞれ第2図の装置の一
部断面図、第5図は、この考案の他の実施例を示
す斜視図である。 35……仰角調整具、37……仰角調整ボル
ト、38……仰角調整ナツト部品、39……ボル
ト、49……方位角調整ナツト部品、42……方
位角調整具、43……長穴、44a,44b……
取付軸、45……ナツト、46……軸受、47…
…取付軸、48……固定金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定金具に第1の取付軸を中心に水平方向へ回
    動自在に載置され、回動方向の両側の側板間に軸
    方向の移動が規制され回転自在なボルトが取付け
    られた方位角調整具と、 前記方位角調整具の底板に該方位角調整具の回
    動方向へ細長く開設された第1の長穴と、 前記第1の長穴上にその幅をまたがるように載
    置されるとともに前記第1の長穴を介して前記固
    定金具と係止し、かつ前記ボルトが螺合された方
    位角調整ナツト部品と、 前記方位角調整具の前記側板間であつて前記ボ
    ルトが回転自在となるように該ボルトに取付けら
    れた抑角調整ナツト部品と、 前記方位角調整具の底板に対して斜め方向へ起
    立するように前記仰角調整ナツト部品のねじ部に
    一端部分が螺合された仰角調整ボルトと、 前記仰角調整ボルトの他端部を軸方向移動を規
    制しながら回転自在に軸受する部分をほぼ中央に
    有した天板及び前記方位角調整具の前記側板と重
    ね合わさる側板を有した仰角調整具と、 前記仰角調整ボルトが回転されることによつて
    前記天板と前記仰角調整ナツト部品間の間隔が変
    化することに応動して前記方位角調整具と仰角調
    整具のなす仰角が変るように、前記方位角調整具
    の側板と前記仰角調整具の側板を軸止める第2の
    取付軸と、 前記仰角調整具の側板に形成され前記ボルトの
    端部を貫通させ、前記仰角調整具の回動方向に湾
    曲した第2の長穴と、 前記第2の長穴部で前記仰角調整具の側板と方
    位角調整具の側板とを締付ける手段とを具備した
    ことを特徴とするアンテナ方位調整装置。
JP16816983U 1983-10-29 1983-10-29 アンテナ方位調整装置 Granted JPS6077107U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16816983U JPS6077107U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 アンテナ方位調整装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16816983U JPS6077107U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 アンテナ方位調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS6077107U JPS6077107U (ja) 1985-05-29
JPH0136330Y2 true JPH0136330Y2 (ja) 1989-11-06

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ID=30367719

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JP16816983U Granted JPS6077107U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 アンテナ方位調整装置

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JPH0628810Y2 (ja) * 1987-10-09 1994-08-03 株式会社光電製作所 帆走船用レーダアンテナ装置

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JPS6077107U (ja) 1985-05-29

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